JP5043592B2 - 開弁特性可変型動弁装置 - Google Patents

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Description

本発明は、運転状態に応じてバルブのリフト量などの開弁特性を変更可能とした開弁特性可変型動弁装置に関するものである。
近年、ガソリンエンジンやディーゼルエンジン等の内燃機関では、出力及び燃費の向上や有害排出ガス成分の低減等を図るべく、種々の開弁特性可変型動弁装置を搭載したものが増えている。この開弁特性可変型動弁装置としては、運転状況に応じて低速型カムと高速型カムとを切り換えるものが従来より存在するが、近年では過渡特性の更なる向上やスロットルレス化等を実現すべく、開弁特性(バルブリフトやバルブタイミング)を連続的に変化させるものも出現している。
この種の開弁特性可変型動弁装置においては、バルブの開弁特性を変更する制御部材をアクチュエータで駆動するようにしており、このアクチュエータでは、電動モータなどの駆動源の他に、その駆動力を減速する減速機構などが、ハウジング内に収容された構成となっている(特許文献1参照)。
特開2007−16726号公報
しかしながら、アクチュエータのハウジング、特に減速機構の収容部分には、ギアなどの多数の部品により複雑な構造となることから、大きな容積が必要になり、アクチュエータの大型化及び重量の増大を招くという問題がある。
また、開弁特性可変型動弁装置では、気筒の配列方向に長く延在するシャフトを介して各気筒ごとの動弁機構を連動させる構成となるが、アクチュエータをシリンダベッドの側方に配置したサイド駆動方式では、シャフトの歪みによる影響により、アクチュエータからの距離の違いに応じて、各気筒ごとの動弁機構の動作に大きなずれが生じる問題点があり、これに対して、シリンダベッドの上方で気筒の配列方向の中央部にアクチュエータを配置するセンタ駆動方式とすると、前記の問題点を改善することができる。
しかるに、このセンタ駆動方式では、アクチュエータの高さが、補機類を含めたエンジンの全高に大きな影響を及ぼすため、エンジンの全高に制限がある場合には、取付対象となるプレートに沿う向きの寸法を大きくしてでもアクチュエータの高さを低く抑えたハウジング形状とすることが望ましいが、このようにハウジング形状に大きな制約があると、設計自由度が低下して、アクチュエータの小型化及び軽量化がより一層困難になるという問題がある。
本発明は、このような従来技術の問題点を解消するべく案出されたものであり、その主な目的は、アクチュエータの小型化及び軽量化を図ることができるように構成された開弁特性可変型動弁装置を提供することにある。
このような課題を解決するために、本発明による開弁特性可変型動弁装置においては、請求項1に示すとおり、動弁室(10)内に設けられて吸気または排気を行うバルブ(2)の開弁特性を変更する制御部材(コントロールシャフト20、ギアリンク21、及びローラリンク22)と、この制御部材を駆動するアクチュエータ(14)とを有し、前記制御部材として、複数の気筒(5)ごとに設けられた気筒別制御部材(ローラリンク22)と、この気筒別制御部材を連動動作させるために気筒の配列方向に延在するコントロールシャフト(20)と、このコントロールシャフトに前記アクチュエータの駆動力を伝達するギア付き制御部材(ギアリンク21)とを有し、前記動弁室には、カムシャフト(4)を回転自在に支持すると共に前記動弁室を気筒ごとに仕切るようにカムホルダ(11)が設けられて、このカムホルダに形成された隙間に前記ギア付き制御部材が配置され、前記アクチュエータが、電動モータ(41)と、この電動モータの駆動力を多段に減速して前記ギア付き制御部材に伝達するギア機構(42)と、前記電動モータ及びギア機構を収容保持するハウジング(47)とを備え、このアクチュエータが、前記動弁室の上側を覆うように設けられたベースプレート(13)の上面において、前記コントロールシャフトの中央部で駆動力が伝達されるように気筒の配列方向の中央部に配置され、且つ、前記電動モータ及び前記ギア機構の回転軸が気筒の配列方向に平行となるように配置され、前記ギア機構が、前記電動モータ側のギヤ(第1ギア51)に歯合する大径ギヤ(第2ギア52)と、前記ギア付き制御部材のギア部(25)に歯合する小径ギヤ(第3ギア53)と、前記大径ギヤ及び前記小径ギヤを同軸的且つ相対回転不能に接合するシャフト(55)とを有し、前記小径ギヤと前記シャフトとが一体形成されると共に、前記大径ギヤが圧入により前記シャフトに対して固定されて、このシャフトが軸受(56・57)を介して前記ハウジングに支持され、前記大径ギヤが、前記ハウジングから一部突出して前記ベースプレートの開口(91)を通って前記動弁室における前記カムホルダの隙間に前記ギア付き制御部材と共に収容され、且つ、前記ギア付き制御部材のギア部に所要の間隙をおいて近接配置されたものとした。
これによると、大径ギヤに歯数の多い大径のものを用いることで、大きな減速比を得ることができる。そして、大径ギヤをハウジングから突出させて動弁室に一部収容されるようにしたため、ハウジングの径方向の寸法を小さくすることができ、さらに大径ギヤを制御部材のギア部に近接配置することで、ハウジングの軸方向の寸法を小さくすることができ、これによりアクチュエータの小型化及び軽量化を図ることができる。
さらに、大径ギヤと小径ギヤとの軸方向位置を高精度に、且つ実機での組み付け状態に基づいて現実的に管理することができる。このため、制御部材のギア部を、小径ギヤに適切に歯合させると同時に、大径ギヤとの間に所要の間隙を確実に確保することができ、これにより大径ギヤと制御部材との接触を避けて円滑な動作を実現することができる。
このように本発明によれば、大径ギヤに歯数の多い大径のものを用いることで、大きな減速比を得ることができる。そして、大径ギヤをハウジングから突出させて動弁室に一部収容されるようにしたため、ハウジングの径方向の寸法を小さくすることができ、さらに大径ギヤを制御部材のギア部に近接配置することで、ハウジングの軸方向の寸法を小さくすることができ、これによりアクチュエータの小型化及び軽量化を図ることができる。
以下、本発明の実施の形態を、図面を参照しながら説明する。
図1は、本発明によるエンジンの上部を示す斜視図である。図2は、図1に示したエンジンの開弁特性可変型動弁装置を示す斜視図である。図3は、図2に示した開弁特性可変型動弁装置の動作状況を示す縦断面図である。
このエンジンは、図1に示すように、自動車に搭載される直列4気筒エンジンであり、シリンダヘッド1には、各気筒5ごとに2つずつの排気用のバルブ2を備え、このバルブ2を駆動する動弁機構として、カム3を備えたカムシャフト4と、バルブ2及びカム3間に介装されたロッカアーム6と、バルブ2を閉鎖方向に常時付勢するバルブスプリング7とが設けられている。
なお、吸気側にも、各気筒ごとに2つずつの吸気用のバルブ8が設けられると共に、このバルブを駆動する動弁装置として、図示しないが、カムシャフト、ロッカアーム、及びバルブスプリングが設けられている。
カムシャフト4は、カムホルダ11により回転自在に支持されている。このカムホルダ11は、動弁室10を各気筒5ごとに仕切るように設けられており、シリンダヘッド1の上面にボルトにて締結固定される。
このエンジンには、排気用のバルブ2のリフト量を可変制御する開弁特性可変型動弁装置が搭載されている。この開弁特性可変型動弁装置は、動弁室10の上側を覆うように設けられたベースプレート13の上面に設置されたアクチュエータ14と、このアクチュエータ14により駆動されるリンク機構とを有している。なお、同様の機構による開弁特性可変型動弁装置を吸気用のバルブ8に適用することも可能である。
開弁特性可変型動弁装置のリンク機構は、図2に示すように、横方向に延在するコントロールシャフト(制御部材)20と、カムホルダ11に回動可能に支持されると共にコントロールシャフト20を旋回可能に保持するギアリンク(制御部材)21と、コントロールシャフト20に揺動可能に保持されると共に、遊端側をカム3及びロッカアーム6間に介装されたローラリンク(制御部材)22とを有している。
ローラリンク22は各気筒ごとに設けられており、ギアリンク21の回動に伴うコントロールシャフト20の旋回に応じて連動動作し、これによるローラリンク22の揺動支点の変位に応じてバルブ2のリフト量を変化させるようになっている。コントロールシャフト20はリンクホルダ30を介してカムホルダ11に旋回可能に支持されている。なお、ギアリンク21及びローラリンク22の回動中心線は互いに平行となっている。
ギアリンク21は、カムホルダ11に設けられた支軸23周りに回動するアーム部24と、このアーム部24の遊端側から周方向に円弧状に延出されて、アクチュエータ14側のギアに噛み合うギア部25とを有しており、アクチュエータ14の駆動力により回動動作する。またアーム部24の遊端側には、コントロールシャフト20を回動可能に保持するシャフトホルダ26が形成されている。
ローラリンク22は、コントロールシャフト20に嵌合して揺動支点となる基部28と、この基部28から延出された1対のアーム部29とを有している。アーム部29の先端には、カムシャフト4のカム3に転接するローラ31と、ロッカアーム6のスリッパ面に転接するローラシャフト32とを有している。
ロッカアーム6は、カムホルダ11に保持されたロッカシャフト34に回転自在に支持される基部35と、この基部35から延出された1対のアーム部36とを有しており、この1対のアーム部36にはそれぞれ、図3に示すように、バルブ2のステムエンド37を押圧するチップ部38と、その位置を調整するアジャストスクリュ39とが設けられている。
このように構成された開弁特性可変型動弁装置においては、ギアリンク21が、支軸23(図2参照)を中心にして回動するのに伴ってローラリンク22の揺動支点となるコントロールシャフト20が変位することでバルブ2のリフト量が変化し、ギアリンク21の回動角度位置(リンク角)に応じて、バルブ2のリフト量を無段階に調整することができる。
アイドル運転時等にバルブリフトを低減させる場合には、ギアリンク21を図3(A)に示す最小リフト位置(例えばリンク角=0度)とし、この場合、ローラリンク22の揺動支点となるコントロールシャフト20が、ロッカアーム6の上方に位置し、カム3によってローラ31が押し下げられても、矢印で示すようにローラシャフト32がスリッパ面33に沿って転動することで、ロッカアーム6の揺動量(すなわち、バルブ2のリフト量)が小さくなる。
一方、高負荷運転時等にバルブリフトを増大させる場合には、ギアリンク21を図3(B)に示す最大リフト位置(例えばリンク角=60度)とし、この場合、ローラリンク22の揺動支点となるコントロールシャフト20が、ロッカアーム6の側方に位置し、カム3によってローラ31が押し下げられると、スリッパ面33に沿ったローラシャフト32の転動が殆ど起こらないことから、バルブ2のリフト量が大きくなる。
図4は、図1に示したアクチュエータ14の要部断面図である。図5は、図4のV−V線で切断した断面図である。図6は、図4のVI−VI線で切断した断面図である。図7は、図1に示したアクチュエータの周辺部を示す断面図である。図8は、図7に示したギアアセンブリの分解斜視図である。
アクチュエータ14は、図4に示すように、ギアリンク21を駆動する電動モータ(駆動源)41と、この電動モータ41の運動をギアリンク21に伝達するリンク駆動用ギア機構42と、ギアリンク21の角度位置(リンク角)を検出するポジションセンサ43(図1参照)と、ギアリンク21の運動をポジションセンサ43に伝達するセンサ検出用ギア機構44とを有している。
電動モータ41は、ブラシレスモータであり、エンジンECUにおいて、運転者によるスロットルペダルの踏込量や冷却水温等、種々の運転情報に基づいて設定されたバルブ2の目標リフト量、すなわちギアリンク21の回動角度位置(リンク角)にポジションセンサ43の検出位置が一致するように電動モータ41の駆動電流が制御される。
リンク駆動用ギア機構42は、図5に示すように、電動モータ41の出力軸45に設けられた第1ギア51と、この第1ギア51に歯合する第2ギア52と、この第2ギア52に同軸的且つ相対回転不能に設けられた第3ギア53とを有しており、この第3ギア53がギアリンク21に歯合することで、電動モータ41の駆動力が2段階に減速されてギアリンク21に伝達される。
リンク駆動用の第2ギア52及び第3ギア53は、シャフト55で連結されており、このシャフト55は、軸受56・57を介してハウジング47に支持されている。
図6に示すように、センサ検出用ギア機構44は、ギアリンク21に歯合する第1ギア61と、この第1ギア61に同軸的且つ相対回転不能に設けられた第2ギア62と、この第2ギア62に歯合する第3ギア63とを有しており、この第3ギア63と一体的に、ポジションセンサ43の検出部65に係合するセンサ係合部66が回転することで、ポジションセンサ43によりギアリンク21の角度位置(リンク角)が検出される。
ポジションセンサ43は、いわゆるホールセンサであり、ハウジング内に、検出部65の回転を検出するためのホール素子、永久磁石、及び制御基板などが収容されている。
センサ検出用の第1ギア61及び第2ギア62は、シャフト68で連結されており、このシャフト68は、軸受69を介してハウジング47に支持されている。センサ検出用の第3ギア63はシャフト71の一端側に連結され、シャフト71の他端側にはセンサ係合部66が連結されており、このシャフト71は、軸受72を介してハウジング47に支持されている。
このアクチュエータ14のハウジング47は、図7に示すように、ギア51〜53・61〜63の軸線方向に分割された第1・第2・第3の3つの分割体81・82・83で構成されている。各分割体81・82・83は、アルミニウム合金などの金属材料の鋳造により製作される。
第1の分割体81には、図5に示すように、電動モータ41が収容されると共に、リンク駆動用の第2ギア52及び第3ギア53の軸受56を保持する軸受保持部85が設けられている。第1の分割体81と第2の分割体82との間に画成される空室88には、リンク駆動用の第1ギア51及び第2ギア52が収容されている。第2の分割体82には、リンク駆動用の第2ギア52及び第3ギア53の軸受57を保持する軸受保持部86が設けられており、また図6に示すように、センサ検出用の第1ギア61及び第2ギア62の軸受69を保持する軸受保持部87が設けられている。
図5に示すように、第1の分割体81と第2の分割体82との接合部分には、ベースプレート13に対向する側に開口89が開設されており、この開口89にギアリンク21が挿入されてリンク駆動用の第3ギア53に歯合する。またこの開口89から第2ギア52が突出している。さらに図6に示すように、開口89からセンサ検出用の第1ギア61が突出してギアリンク21に歯合している。
図7に示すように、ベースプレート13には、アクチュエータ14側から突出したリンク駆動用の第2ギア52、及び軸受保持部85・86を受容すると共に、ギアリンク21のギア部25をアクチュエータ14側のリンク駆動用の第3ギア53に歯合させるために、開口91が開設されている。
リンク駆動用ギア機構42では、第1・第2・第3のギア51・52・53及びギアリンク21により、電動モータ41の出力軸45からコントロールシャフト20に至るまでに2段階の減速が行われ、第2ギア52に歯数の多い大径のギアを用いることで、大きな減速比を得ることができ、さらに大径の第2ギア52をハウジング47から突出させて動弁室10に一部収容されるようにしているため、ハウジング47の径方向の寸法を小さくすることができる。
ギアリンク21は、前記のようにカムホルダ11に支持された支軸23を中心にして回動し、ギアリンク21が円滑に回動するようにカムホルダ11の側面との間に所要の遊びが設けられており、この遊びによりギアリンク21が軸方向に僅かに変位し、このギアリンク21の変位によりギアリンク21のギア部25と第2ギア52とが接触しないように、両者の軸方向の間隙Cが設定される。
またギアリンク21のギア部25は、アーム部24の遊端側から周方向に円弧状に延出されると共に(図2参照)、薄肉に形成されており、これによりハウジング47の軸方向の寸法を小さくすることができるが、ギアリンク21のギア部25は片持ち形状となるため、薄肉化と相まって製作誤差によりギア部25の軸方向位置がずれることがあり、このギア部25の製作誤差によりギアリンク21のギア部25と第2ギア52とが接触しないように、両者の軸方向の間隙Cが設定される。
リンク駆動用の第2ギア52(大径ギヤ)及び第3ギア53(小径ギヤ)とは、シャフト55を介して同軸的且つ相対回転不能に接合されてギアアセンブリ101を構成しており、このギアアセンブリ101は、図8に示すように、第3ギア53とシャフト55とが一体形成されると共に、第2ギア52が圧入によりシャフト55に対して固定されるようになっており、これにより第2ギア52と第3ギア53との軸方向位置を高精度に管理することができ、例えば実機での組み付け状態に基づいて軸方向位置の微調整を容易に行うことができる。
なお、第3ギア53とシャフト55とが一体形成されたギア付きシャフト102、及び第2ギア52は、ステンレス鋼などの金属材料からなり、ギア付きシャフト102は、棒材の切削加工の後に歯切り加工を行うなどの加工法で得ることができる。
本発明によるエンジンの上部を示す斜視図である。 図1に示したエンジンの開弁特性可変型動弁装置を示す斜視図である。 図2に示した開弁特性可変型動弁装置の動作状況を示す縦断面図である。 図1に示したアクチュエータの要部断面図である。 図4のV−V線で切断した断面図である。 図4のVI−VI線で切断した断面図である。 図1に示したアクチュエータの周辺部を示す断面図である。 図7に示したギアアセンブリの分解斜視図である。
符号の説明
2 バルブ
10 動弁室
13 ベースプレート
14 アクチュエータ
20 コントロールシャフト(制御部材)
21 ギアリンク(制御部材)
22 ローラリンク(制御部材)
25 ギア部
41 電動モータ(駆動源)
42 リンク駆動用ギア機構
43 ポジションセンサ
44 センサ検出用ギア機構
47 ハウジング
51 リンク駆動用の第1ギア
52 リンク駆動用の第2ギア(大径ギヤ)
53 リンク駆動用の第3ギア(小径ギヤ)
55 シャフト
61〜63 センサ検出用ギア
101 ギアアセンブリ

Claims (1)

  1. 動弁室内に設けられて吸気または排気を行うバルブの開弁特性を変更する制御部材と、この制御部材を駆動するアクチュエータとを有し、
    前記制御部材として、複数の気筒ごとに設けられた気筒別制御部材と、この気筒別制御部材を連動動作させるために気筒の配列方向に延在するコントロールシャフトと、このコントロールシャフトに前記アクチュエータの駆動力を伝達するギア付き制御部材とを有し、
    前記動弁室には、カムシャフトを回転自在に支持すると共に前記動弁室を気筒ごとに仕切るようにカムホルダが設けられて、このカムホルダに形成された隙間に前記ギア付き制御部材が配置され、
    前記アクチュエータが、電動モータと、この電動モータの駆動力を多段に減速して前記ギア付き制御部材に伝達するギア機構と、前記電動モータ及びギア機構を収容保持するハウジングとを備え、
    このアクチュエータが、前記動弁室の上側を覆うように設けられたベースプレートの上面において、前記コントロールシャフトの中央部で駆動力が伝達されるように気筒の配列方向の中央部に配置され、且つ、前記電動モータ及び前記ギア機構の回転軸が気筒の配列方向に平行となるように配置され、
    前記ギア機構が、前記電動モータ側のギヤに歯合する大径ギヤと、前記ギア付き制御部材のギア部に歯合する小径ギヤと、前記大径ギヤ及び前記小径ギヤを同軸的且つ相対回転不能に接合するシャフトとを有し、前記小径ギヤと前記シャフトとが一体形成されると共に、前記大径ギヤが圧入により前記シャフトに対して固定されて、このシャフトが軸受を介して前記ハウジングに支持され、
    前記大径ギヤが、前記ハウジングから一部突出して前記ベースプレートの開口を通って前記動弁室における前記カムホルダの隙間に前記ギア付き制御部材と共に収容され、且つ、前記ギア付き制御部材のギア部に所要の間隙をおいて近接配置されたことを特徴とする開弁特性可変型動弁装置。
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