JP2007056900A - アクチュエータ駆動システム - Google Patents
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Abstract
【課題】アクチュエータ駆動システムの小型化を阻害することなく、アクチュエータの振動を抑制することのできるアクチュエータ駆動システムを提供する。
【解決手段】可変動弁機構のアクチュエータ駆動システムは、コントロールシャフト35を駆動するモータアクチュエータ50と、モータアクチュエータ50を制御する電子制御装置100とを備える。モータアクチュエータ50のダイナミックダンパとして機能させるべく電子制御装置100がゴム102を介してモータアクチュエータ50に装着される。
【選択図】 図1
【解決手段】可変動弁機構のアクチュエータ駆動システムは、コントロールシャフト35を駆動するモータアクチュエータ50と、モータアクチュエータ50を制御する電子制御装置100とを備える。モータアクチュエータ50のダイナミックダンパとして機能させるべく電子制御装置100がゴム102を介してモータアクチュエータ50に装着される。
【選択図】 図1
Description
この発明は、アクチュエータ駆動システムに関する。
燃費性能の向上を図るために、内燃機関の運転状態に応じて、吸気バルブや排気バルブの最大リフト量などのバルブ特性を可変とする可変動弁機構が知られている。特許文献1に記載される可変動弁機構では、コントロールシャフトを軸方向に沿って往復移動させることにより、バルブリフト量を連続的に調節して内燃機関の負荷や燃焼状態を制御している。具体的には、コントロールシャフトはモータアクチュエータによって駆動され、モータの正転・逆転を変更することで、コントロールシャフトの移動方向が変更される。
特開2004−316464号公報
ところで、バルブ開閉反力がコントロールシャフトを介して伝わると、コントロールシャフトを駆動する部材やそれらを支持する部材には振動が生じる。このような部材の中にはモータ等振動に弱い部材もあるため、可変動弁機構の駆動性を損なうおそれがある。したがって、振動を抑制するために何らかの構成が必要となるが、そのような構成を可変動弁機構に付加した場合には、同機構の小型化が阻害されることとなる。
なお、こうした実情は、内燃機関の可変動弁機構に限らず、その他のアクチュエータ駆動システムであっても概ね共通したものとなる。
本発明は、こうした従来の実情に鑑みてなされたものであり、その目的は、アクチュエータ駆動システムの小型化を阻害することなく、アクチュエータの振動を抑制することのできるアクチュエータ駆動システムを提供することにある。
本発明は、こうした従来の実情に鑑みてなされたものであり、その目的は、アクチュエータ駆動システムの小型化を阻害することなく、アクチュエータの振動を抑制することのできるアクチュエータ駆動システムを提供することにある。
以下、上記目的を解決するための手段及びその作用効果について記載する。
請求項1に記載の発明は、被駆動部材を駆動するアクチュエータと、前記アクチュエータを制御する電子制御装置とを備えるアクチュエータ駆動システムにおいて、前記アクチュエータのダイナミックダンパとして機能させるべく前記電子制御装置が弾性部材を介して前記アクチュエータに装着されることを特徴とする。
請求項1に記載の発明は、被駆動部材を駆動するアクチュエータと、前記アクチュエータを制御する電子制御装置とを備えるアクチュエータ駆動システムにおいて、前記アクチュエータのダイナミックダンパとして機能させるべく前記電子制御装置が弾性部材を介して前記アクチュエータに装着されることを特徴とする。
同構成によれば、アクチュエータのダイナミックダンパとして機能させるべく電子制御装置が弾性部材を介してアクチュエータに装着されるため、アクチュエータの振動を抑制することができる。また、アクチュエータを制御する電子制御装置を防振部品として用いることで、防振のためにシステムの部品数を増やすことを回避することができる。その結果、アクチュエータ駆動システムの小型化を阻害することなく、アクチュエータの振動を抑制することができる。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載のアクチュエータ駆動システムにおいて、前記電子制御装置は、少なくとも二つの方向の振動を抑制するように前記アクチュエータに装着されることを特徴とする。
同構成によれば、電子制御装置は少なくとも二つの方向の振動を抑制するようにアクチュエータに装着されるため、アクチュエータの振動を更に抑制することができる。
請求項3に記載の発明は、請求項1又は請求項2に記載のアクチュエータ駆動システムにおいて、前記アクチュエータは、軸方向に沿って移動可能なコントロールシャフトを駆動することにより内燃機関の吸気バルブ及び排気バルブの少なくとも一方のバルブ特性を可変とするモータアクチュエータであり、前記電子制御装置は、前記モータアクチュエータの駆動を制御するものであることを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、請求項1又は請求項2に記載のアクチュエータ駆動システムにおいて、前記アクチュエータは、軸方向に沿って移動可能なコントロールシャフトを駆動することにより内燃機関の吸気バルブ及び排気バルブの少なくとも一方のバルブ特性を可変とするモータアクチュエータであり、前記電子制御装置は、前記モータアクチュエータの駆動を制御するものであることを特徴とする。
コントロールシャフトが軸方向に沿って往復駆動されることによりバルブ特性が可変とされる内燃機関の可変動弁機構では、バルブ反力がコントロールシャフトを介して伝わることにより同機構に振動が生じる。さらに、アクチュエータにモータが用いられる場合には、モータが振動に弱いため、可変動弁機構の駆動性が損なわれるおそれがある。
この点、上記構成によれば、電子制御装置がダイナミックダンパとして機能するため、可変動弁機構の振動を抑制することができる。その結果、モータアクチュエータを用いる可変動弁機構において、駆動性が損なわれることを抑制することができる。
請求項4に記載の発明は、請求項3に記載のアクチュエータ駆動システムにおいて、前記電子制御装置は、前記コントロールシャフトの軸方向に振動するように前記アクチュエータに装着されることを特徴とする。
同構成によれば、電子制御装置はコントロールシャフトの軸方向に振動するようにアクチュエータに装着されるため、バルブ反力によるコントロールシャフトの軸方向の振動を効率的に抑制することができる。
請求項5に記載の発明は、請求項3又は4に記載のアクチュエータ駆動システムにおいて、前記電子制御装置は、その内部の基板が前記コントロールシャフトの軸方向に対して垂直になるように装着されることを特徴とする。
電子制御装置内の電子素子は、端子を介して基板に実装されている。その端子は、基板に平行な方向の振動よりも、基板に垂直な方向の振動に対して強い。
この点、上記構成によれば、電子制御装置はその内部の基板がコントロールシャフトの軸方向に対して垂直になるように装着されるため、バルブ反力によるコントロールシャフトの軸方向の振動に対して基板の耐久性を高くすることができる。
この点、上記構成によれば、電子制御装置はその内部の基板がコントロールシャフトの軸方向に対して垂直になるように装着されるため、バルブ反力によるコントロールシャフトの軸方向の振動に対して基板の耐久性を高くすることができる。
以下、本発明を内燃機関の可変動弁機構のモータアクチュエータ駆動システムに適用した一実施形態について、図1〜図3を参照して説明する。
本実施形態においては、図1に示されるモータアクチュエータ50の正転・逆転を変更することによりコントロールシャフト35が軸方向に沿って往復駆動される。そして、コントロールシャフト35の駆動により、仲介駆動機構60(図2)を介して駆動される吸気弁90(図3)の最大リフト量を変更している。
本実施形態においては、図1に示されるモータアクチュエータ50の正転・逆転を変更することによりコントロールシャフト35が軸方向に沿って往復駆動される。そして、コントロールシャフト35の駆動により、仲介駆動機構60(図2)を介して駆動される吸気弁90(図3)の最大リフト量を変更している。
まず、図1を参照してモータアクチュエータ50の構造を説明する。
図1に示されるように、モータアクチュエータ50は、回転駆動力源としてのモータ10、減速機20及び駆動力変換伝達機構30を備えている。
図1に示されるように、モータアクチュエータ50は、回転駆動力源としてのモータ10、減速機20及び駆動力変換伝達機構30を備えている。
減速機20は、モータ10の出力軸11の駆動力を伝達するとともに、その回転速度を減速させる。出力軸11の駆動力は、順に出力ギヤ21、大径ギヤ22、小径ギヤ24へと伝達される。なお、大径ギヤ22と小径ギヤ24とは、シャフト23によって連結されている。シャフト23は、減速機20のハウジング51に回転可能に支持されている。
駆動力変換伝達機構30は、小径ギヤ24から伝達される回転駆動力をコントロールシャフト35の軸方向の駆動力に変換して伝達する。小径ギヤ24の回転駆動力はギヤ部37に伝達される。ギヤ部37には、ボールネジ部31が接続されており、ギヤ部37の回転に伴ってボールネジ部31が回転する。なお、ボールネジ部31は、ボールネジナット軸受38によって回転可能に支持されている。ボールネジナット軸受38は、内燃機関に接続する壁52の内側に固定されている。
ボールネジ部31のボールネジナット31aには、コントロールシャフト35の端部が挿入されている。コントロールシャフト35の外周にはヘリカルスプラインが形成されており、このヘリカルスプラインとボールネジナット31aの内周に形成されたネジが噛み合っている。そして、ボールネジ部31の回転に伴って、コントロールシャフト35は軸方向に往復駆動される。また、コントロールシャフト35の外面には溝34が軸方向に形成されており、この溝34に板33が摺動可能に係合している。板33は、上記壁52等の非可動部に固定されており、コントロールシャフト35の回転を防止している。
ここで、上記モータ10の出力軸11とコントロールシャフト35とは平行に配置されている。このため、コントロールシャフト35の往復移動によりその軸方向の振動が発生し、その振動によってモータ10は出力軸11の軸方向に振動することとなる。
図2に示されるように、仲介駆動機構60は、入力部62、第1出力部61、第2出力部64及びスライダギヤ66を備える。入力部62のハウジング62bは内部に軸方向に延びる空間を有し、この空間の内周面には軸方向に右ネジの螺旋状にヘリカルスプラインが形成されている。第1出力部61及び第2出力部64のハウジング61bと64bとの内部には、軸方向に延びる空間が形成されており、この内部空間の内周面には軸方向に左ネジの螺旋状にヘリカルスプラインが形成されている。また、入力部62の外周面にローラ62aが回転可能に取り付けられている。
ハウジング62b,61b,64bの内部空間には、スライダギヤ66が配置されている。ここでスライダギヤ66は略円柱状をなし、外周面中央には右ネジの螺旋状に入力用ヘリカルスプライン66aが形成されている。また、この入力用ヘリカルスプライン66aの両側に、左ネジの螺旋状に第1出力用ヘリカルスプライン66b及び第2出力用ヘリカルスプライン66cが形成されている。
スライダギヤ66の内部には軸方向に延びる貫通孔が形成されている。この貫通孔には、支持パイプ36が周方向に対して摺動可能に配置されている。更に、支持パイプ36内には、図1に一部を示すごとく軸方向に摺動可能にコントロールシャフト35が挿入されている。なお、コントロールシャフト35からは係止ピン35aが突出している。この係止ピン35aは、支持パイプ36に形成されている軸方向の長孔(図示しない)及びスライダギヤ66に円周方向に形成されている長孔を貫通している。
そして、支持パイプ36に形成された軸方向の長孔の範囲をコントロールシャフト35の係止ピン35aが軸方向に移動することで、スライダギヤ66を軸方向に移動させることができる。更に、スライダギヤ66自体は、周方向の長孔36aにて係止ピン35aに係止していることにより、軸周りについて揺動可能となっている。
このような構成により、スライダギヤ66(コントロールシャフト35)が方向Rに移動すると、入力部と出力部とは逆の回転方向に回転するとともに入力部62のローラ62aと出力部61,64との位相差は大きくなる。一方、スライダギヤ66(コントロールシャフト35)が方向Lに移動すると、入力部62のローラ62aと出力部61,64との位相差は小さくなる。
図3は仲介駆動機構60によるバルブリフト可変態様を説明する図であり、吸気カム70の回転により吸気弁90を駆動させる動作を示している。上記仲介駆動機構60の入力部62は、吸気カムシャフト71の吸気カム70により駆動される。そして、仲介駆動機構60の第1出力部61は、ローラロッカーアーム80を介して吸気弁90を駆動する。
従って、上述したように、入力部62のローラ62aと第1出力部61との位相差は大きくなると、吸気カム70が入力部62のローラ62aを押し下げるときに、第1出力部61がローラロッカーアーム80を押し下げる距離が長くなる。その結果、吸気弁90の最大リフト量が大きくなる。一方、入力部62のローラ62aと第1出力部61との位相差は小さくなると、吸気カム70が入力部62のローラ62aを押し下げるときに、第1出力部61がローラロッカーアーム80を押し下げる距離が短くなる。その結果、吸気弁90の最大リフト量が小さくなる。
ここで、内燃機関は、運転状態によって要求される吸気量が変わるため、電子制御装置によって吸気弁90の最大リフト量を制御している。このとき、バルブ反力がコントロールシャフト35を介して伝わることとなり、アクチュエータ駆動システムにはコントロールシャフト35の軸方向の振動が生じる。
本実施形態では、図1に示すように、モータ10の駆動を制御する電子制御装置(以下、「EDU」と称する)100は、モータ10の軸方向の一端に取り付けられている。EDU100は、ハウジング101を備え、制御用の電子回路基板106がハウジング101の底面101aに装着されている。そして、電子回路基板106の表面には、端子105を介して電子素子104が装着されている。なお、本実施形態においては、EDU100は略直方体形状をしている。
EDU100は、ゴム102と金属部材103とを介してモータ10の図示右側の端部に装着されている。金属部材103は、板状の基板部103bと、これに垂直な円柱状の突起103aとを有しており、基板部103bがモータ10の軸方向端面に固定されている。突起103aの外周面及び基板部103bのEDU100側の表面にゴム102が設けられている。ゴム102は、円筒部109とその一端に形成された鍔部108とを有している。ゴム102の形状に対応するように、ハウジング101(EDU100)の中心部に円形の孔107が形成されている。この孔107の内周面は、ゴム102の円筒部109の外周面に固定されている。また、ハウジング101の基板部103b側の表面はゴム102の鍔部108の表面に固定されている。
したがって、モータ10が出力軸11の軸方向に振動すると、その振動が金属部材103及びゴム102の鍔部108を介してEDU100に伝達される。このとき、振動がEDU100に伝達される際にゴム102が変形して、EDU100がモータ10(モータアクチュエータ50)のダイナミックダンパとして機能する。また、モータ10の出力軸11に垂直な方向の振動、例えば図1において上下方向の振動は、金属部材103及びゴム102の円筒部109を介してEDU100に伝達される。このとき、振動がEDU100に伝達される際にゴム102の円筒部109が変形して、EDU100がモータ10(モータアクチュエータ50)のダイナミックダンパとして機能する。
以上説明した本実施の形態によれば、以下の作用効果を奏することができる。
(1)モータアクチュエータ50のダイナミックダンパとして機能させるべくEDU100がゴム102を介してモータ10に装着されるため、モータ10(モータアクチュエータ50)の振動を抑制することができる。また、モータ10(モータアクチュエータ50)を制御するEDU100を防振部品として用いることで、防振のためにシステムの部品数を増やすことを回避することができる。その結果、モータアクチュエータ50の駆動システムの小型化を阻害することなく、モータアクチュエータ50の振動を抑制することができる。
(1)モータアクチュエータ50のダイナミックダンパとして機能させるべくEDU100がゴム102を介してモータ10に装着されるため、モータ10(モータアクチュエータ50)の振動を抑制することができる。また、モータ10(モータアクチュエータ50)を制御するEDU100を防振部品として用いることで、防振のためにシステムの部品数を増やすことを回避することができる。その結果、モータアクチュエータ50の駆動システムの小型化を阻害することなく、モータアクチュエータ50の振動を抑制することができる。
(2)EDU100は、モータ10の出力軸11の軸方向およびそれに垂直な方向といった複数方向の振動を抑制するようにモータアクチュエータ50に装着されるため、モータアクチュエータ50の振動を更に抑制することができる。
(3)コントロールシャフト35が軸方向に沿って往復駆動されることにより吸気弁90の特性が可変とされる内燃機関の可変動弁機構では、バルブ反力がコントロールシャフト35を介して伝わることにより同機構に振動が生じる。さらに、モータアクチュエータ50に用いられるモータ10が振動に弱いため、可変動弁機構の駆動性が損なわれるおそれがある。
この点、上記構成によれば、EDU100がダイナミックダンパとして機能するため、モータ10の振動を抑制することができる。その結果、モータアクチュエータ50により駆動される可変動弁機構の駆動性が損なわれることを抑制することができる。
(4)EDU100はコントロールシャフトの軸方向に振動するようにモータ10に装着されるため、バルブ反力によるコントロールシャフト35の軸方向の振動を効率的に抑制することができる。
(5)EDU100内の電子素子104は、端子105を介して電子回路基板106に実装されている。その端子105は、電子回路基板106に平行な方向の振動よりも、電子回路基板106に垂直な方向の振動に対して強い。
この点、EDU100はその内部の電子回路基板106がコントロールシャフト35の軸方向に対して垂直になるように装着されるため、頻繁に発生するコントロールシャフト35の軸方向の振動に対して電子回路基板106の耐久性を高くすることができる。
なお、上記実施の形態は、以下のように構成を変更することができる。
・上記実施形態では、内燃機関の可変動弁機構のアクチュエータ駆動システムに本発明を適用しているが、内燃機関可変動弁機構のアクチュエータ駆動システム以外のアクチュエータ駆動システムにも本発明を適用することができる。
・上記実施形態では、内燃機関の可変動弁機構のアクチュエータ駆動システムに本発明を適用しているが、内燃機関可変動弁機構のアクチュエータ駆動システム以外のアクチュエータ駆動システムにも本発明を適用することができる。
・上記実施形態では、EDU100を複数方向の振動を抑制するように装着されているが、一つの方向の振動を抑制するように装着されてもよい。
・上記実施形態では、アクチュエータ駆動システムのアクチュエータとしてモータアクチュエータ50を用いるものを示したが、油圧式などの他のアクチュエータを用いるものに本発明を適用することもできる。同構成によれば、油圧式アクチュエータに設けられている振動に弱い装置(例えばソレノイドバルブ)の振動を抑制することができ、その振動により可変動弁機構の駆動性が損なわれることを抑制することができる。
・上記実施形態では、アクチュエータ駆動システムのアクチュエータとしてモータアクチュエータ50を用いるものを示したが、油圧式などの他のアクチュエータを用いるものに本発明を適用することもできる。同構成によれば、油圧式アクチュエータに設けられている振動に弱い装置(例えばソレノイドバルブ)の振動を抑制することができ、その振動により可変動弁機構の駆動性が損なわれることを抑制することができる。
・上記実施形態では、弾性部材としてゴム102を用いるものを示したが、バネなどの他の弾性部材を用いることもできる。
・上記実施形態では、EDU100をコントロールシャフト35の軸方向およびそれに垂直な方向に振動するようにモータアクチュエータ50に装着しているが、そのEDU100を他の方向に振動するようにモータアクチュエータ50に装着してもよい。例えば、EDU100をコントロールシャフト35の軸方向と所定角度をなす方向に振動するように装着してもよい。
・上記実施形態では、EDU100をコントロールシャフト35の軸方向およびそれに垂直な方向に振動するようにモータアクチュエータ50に装着しているが、そのEDU100を他の方向に振動するようにモータアクチュエータ50に装着してもよい。例えば、EDU100をコントロールシャフト35の軸方向と所定角度をなす方向に振動するように装着してもよい。
・上記実施形態では、EDU100をモータ10に装着しているが、EDU100をハウジング51などの他の部材に装着してもよい。
・上記実施形態では、EDU100の電子回路基板106をコントロールシャフト35の軸方向に対して垂直になるように装着しているが、その電子回路基板106をコントロールシャフト35の軸方向に対して平行になるように装着してもよい。また、電子回路基板106をコントロールシャフト35の軸方向に対して所定角度をなすように装着してもよい。
・上記実施形態では、EDU100の電子回路基板106をコントロールシャフト35の軸方向に対して垂直になるように装着しているが、その電子回路基板106をコントロールシャフト35の軸方向に対して平行になるように装着してもよい。また、電子回路基板106をコントロールシャフト35の軸方向に対して所定角度をなすように装着してもよい。
10…モータ、11…出力軸、20…減速機、21…出力ギヤ、22…大径ギヤ、23…シャフト、24…小径ギヤ、30…駆動力変換伝達機構、31…ボールネジ部、31a…ボールネジナット、33…板、34…溝、35…コントロールシャフト、35a…係止ピン、36…支持パイプ、37…ギヤ部、38…ボールネジナット軸受、50…モータアクチュエータ、51…ハウジング、52…壁、60…仲介駆動機構、61…第1出力部、61b…ハウジング、62…入力部、62a…ローラ、62b…ハウジング、64…第2出力部、64b…ハウジング、66…スライダギヤ、66a…入力用ヘリカルスプライン、66b…第1出力用ヘリカルスプライン、66c…第2出力用ヘリカルスプライン、70…吸気カム、71…吸気カムシャフト、80…ローラロッカーアーム、90…吸気弁、100…電子制御装置(EDU)、101…ハウジング、101a…底面、102…ゴム、103…金属部材、103a…突起、103b…基板部、104…電子素子、105…端子、106…電子回路基板、107…孔、108…鍔部、109…円筒部。
Claims (5)
- 被駆動部材を駆動するアクチュエータと、前記アクチュエータを制御する電子制御装置とを備えるアクチュエータ駆動システムにおいて、
前記アクチュエータのダイナミックダンパとして機能させるべく前記電子制御装置が弾性部材を介して前記アクチュエータに装着される
ことを特徴とするアクチュエータ駆動システム。 - 請求項1に記載のアクチュエータ駆動システムにおいて、
前記電子制御装置は、少なくとも二つの方向の振動を抑制するように前記アクチュエータに装着される
ことを特徴とするアクチュエータ駆動システム。 - 請求項1又は請求項2に記載のアクチュエータ駆動システムにおいて、
前記アクチュエータは、軸方向に沿って移動可能なコントロールシャフトを駆動することにより内燃機関の吸気バルブ及び排気バルブの少なくとも一方のバルブ特性を可変とするモータアクチュエータであり、
前記電子制御装置は、前記モータアクチュエータの駆動を制御するものである
ことを特徴とするアクチュエータ駆動システム。 - 請求項3に記載のアクチュエータ駆動システムにおいて、
前記電子制御装置は、前記コントロールシャフトの軸方向に振動するように前記アクチュエータに装着される
ことを特徴とするアクチュエータ駆動システム。 - 請求項3又は4に記載のアクチュエータ駆動システムにおいて、
前記電子制御装置は、その内部の基板が前記コントロールシャフトの軸方向に対して垂直になるように装着される
ことを特徴とするアクチュエータ駆動システム。
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