JPWO2011086702A1 - 内燃機関の可変動弁装置 - Google Patents

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Abstract

吸気バルブのリフト量およびまたは作用角を連続的に変更させることにより当該吸気バルブの動作状態を当該吸気バルブが閉弁状態に維持される弁停止状態に変更可能な可変動弁装置において、吸気バルブのリフト量およびまたは作用角が大きくなるように制御されている弁稼動状態から弁停止状態への移行に要する動作時間を好適に短縮することのできる内燃機関の可変動弁装置を提供する。第2ローラ76に接触するプロファイルを有する揺動アーム70を備える。吸気可変動弁装置(32)は、揺動アーム70の上記プロファイル上における第2ローラ76の接触位置が変化することにより、吸気バルブ(28)のリフト量および作用角が変化するように構成されている。揺動アーム(70)が有する上記プロファイルは、吸気バルブ(28)の閉じ時期が吸気下死点近傍の所定範囲内にある時に、吸気バルブ(28)の動作状態が弁停止状態へ移行するように形成されている。

Description

この発明は、内燃機関の可変動弁装置に関する。
従来、例えば特許文献1には、バルブのリフト量およびまたは作用角(以下、単に「作用角」と略する)を連続的に変更可能な可変動弁装置が開示されている。この従来の可変動弁装置は、駆動カムとバルブとの間に配置され駆動カムの回転に伴って揺動する揺動アームと、駆動カムと揺動アームとの間に配置され駆動カムの作用力を揺動アームに伝達する中間部材とを備えている。揺動アームには、駆動カムと対向する位置に、中間部材に接触するスライダー面が設けられている。更に、揺動アームには、スライダー面の先に、当該スライダー面の仮想延長線よりも落ち込んだ面で構成されるロストモーション部が設けられている。
上記のような構成によれば、バルブの作用角を連続的に変更させることでロストモーション部と接触する位置にまで中間部材が変位し、これにより、バルブが閉弁状態に維持される弁停止状態にまでバルブの動作状態を変更させることが可能となる。より具体的には、上記従来の可変動弁装置は、吸気バルブの閉じ時期が吸気上死点と吸気下死点のほぼ中間となる位置で、バルブの作用角が最小となるように構成されており、この最小作用角が得られる位置からロストロストモーション部と接触する位置にまで中間部材を移動させることにより、弁停止状態が得られるようになっている。
尚、出願人は、本発明に関連するものとして、上記の文献を含めて、以下に記載する文献を認識している。
日本特開2008−121458号公報 日本特開2007−239551号公報 日本特開2008−045460号公報 日本特許第3799944号公報 日本特表2004−521234号公報
上述した特許文献1に記載の可変動弁装置のようにバルブの作用角を連続的に変更可能な可変動弁装置では、上記弁停止状態を得るためには、バルブの作用角を連続的に変更させることにより上記弁停止状態にまでバルブの動作状態を移行させることが必要となる。フューエルカットの実行要求が出された際に触媒の温度が高い場合には、触媒に含まれる貴金属の劣化抑制のために触媒への新気流入を速やかに遮断することが好ましい。しかしながら、特に減速時にフューエルカットが要求される状況下では、エンジン回転数が高いことが多く、このため、バルブの作用角が最大作用角付近に制御されていることが多い。従って、そのような状況下でフューエルカットが実際に要求された場合に、上記従来の可変動弁装置の構成によれば、バルブの動作状態を弁停止状態に移行するために多くの時間を要する。
この発明は、上述のような課題を解決するためになされたもので、吸気バルブのリフト量およびまたは作用角を連続的に変更させることにより当該吸気バルブの動作状態を当該吸気バルブが閉弁状態に維持される弁停止状態に変更可能な可変動弁装置において、吸気バルブのリフト量およびまたは作用角が大きくなるように制御されている弁稼動状態から弁停止状態への移行に要する動作時間を好適に短縮することのできる内燃機関の可変動弁装置を提供することを目的とする。
第1の発明は、内燃機関の可変動弁装置であって、
吸気バルブのリフト量およびまたは作用角を連続的に変更させることにより当該吸気バルブの動作状態を当該吸気バルブが閉弁状態に維持される弁停止状態に変更可能な可変動弁装置であって、
前記可変動弁装置が備える相手部材に接触するプロファイルを有する可変部材を備え、
前記可変動弁装置は、前記可変部材の前記プロファイル上における前記相手部材の接触位置が変化することにより、前記吸気バルブのリフト量およびまたは作用角が変化するものであって、
前記可変部材が有する前記プロファイルは、前記吸気バルブの閉じ時期が吸気下死点近傍の所定範囲内にある時に、前記吸気バルブの動作状態が前記弁停止状態へ移行するように形成されていることを特徴とする。
また、第2の発明は、第1の発明において、
前記可変動弁装置を備える内燃機関は、前記吸気バルブの閉じ時期を吸気下死点よりも遅らせたものであって、
前記可変部材が有する前記プロファイルは、前記吸気バルブの閉じ時期が前記所定範囲内における吸気下死点よりも遅角側の時期である時に、前記吸気バルブの動作状態が前記弁停止状態へ移行するように形成されていることを特徴とする。
また、第3の発明は、第1または第2の発明において、
前記可変部材は、前記吸気バルブを駆動するカムと当該吸気バルブとの間に配置され前記カムの回転に伴って揺動する揺動部材であり、
前記相手部材は、前記カムと前記揺動部材との間に配置され前記カムの作用力を前記プロファイルを介して前記揺動部材に伝達する中間部材であり、
前記揺動部材が有する前記プロファイルは、前記吸気バルブのリフト量およびまたは作用角を所定の連続可変区間内で変化させる際に前記中間部材に接触するスライド面と、当該スライド面に対して前記揺動部材における前記揺動中心から遠い先端部に設けられ、前記吸気バルブの動作状態が前記弁停止状態である際に前記中間部材に接触するロストモーション部とを含み、
前記ロストモーション部は、平面形状で形成されていることを特徴とする。
また、第4の発明は、第1または第2の発明において、
前記相手部材は、前記吸気バルブを駆動するカムと当該吸気バルブとの間に配置され前記カムの回転に伴って揺動する揺動部材であり、
前記可変部材は、前記カムとの間で前記揺動部材の体勢を規定するカム部材であり、
前記カム部材が有する前記プロファイルは、前記吸気バルブのリフト量およびまたは作用角を所定の連続可変区間内で変化させる際に前記揺動部材に接触する第1曲線部と、前記吸気バルブの動作状態が前記弁停止状態である際に前記揺動部材に接触する第2曲線部と、前記第1曲線部と前記第2曲線部との間に介在する第3曲線部とを備え、
前記第3曲線部は、前記第1曲線部と前記第2曲線部との間を滑らかに接続するように形成されていることを特徴とする。
また、第5の発明は、第1または第2の発明において、
前記可変動弁装置は、前記吸気バルブを駆動するカムと当該吸気バルブとの間に配置され前記カムの回転に伴って揺動する揺動部材を更に備え、
前記相手部材は、軸方向位置に応じて前記揺動部材の体勢を変更させる制御軸であり、
前記可変部材は、前記制御軸を軸方向に変位させるカム部材であり、
前記カム部材が有する前記プロファイルは、前記吸気バルブのリフト量およびまたは作用角を所定の連続可変区間内で変化させる際に前記揺動部材に接触する第1曲線部と、前記吸気バルブの動作状態が前記弁停止状態である際に前記揺動部材に接触する第2曲線部と、前記第1曲線部と前記第2曲線部との間に介在する第3曲線部とを備え、
前記第3曲線部は、前記第1曲線部と前記第2曲線部との間を滑らかに接続するように形成されていることを特徴とする。
第1の発明によれば、吸気バルブの閉じ時期が吸気下死点近傍の所定範囲内にある時に吸気バルブの動作状態が弁停止状態へ移行するように、可変部材が有するプロファイルが形成されている。このため、吸気バルブの閉じ時期が吸気上死点と吸気下死点のほぼ中間となる位置で弁停止状態が得られるように構成されている従来の可変動弁装置と比べ、吸気バルブのリフト量およびまたは作用角が大きくなるように制御されている弁稼動状態から弁停止状態への移行に要する動作時間を好適に短縮することが可能となる。これにより、フューエルカットの要求時に、弁停止により触媒への新気流入を速やかに遮断させることができ、触媒の劣化抑制を良好に図ることができる。
また、第2の発明によれば、遅閉じアトキンソンサイクルが適用された内燃機関に本発明の可変動弁装置が適用されている構成において、吸気バルブの閉じ時期が上記所定範囲内における吸気下死点よりも遅角側の時期である時に弁停止状態へ移行するように、可変部材のプロファイルが形成されている。このため、遅閉じアトキンソンサイクル運転を実施する内燃機関において、吸気バルブの閉じ時期がノッキング発生の懸念の高い吸気下死点近傍の時期を通過させないようにしつつ弁停止状態に移行させられる。これにより、ノッキング発生への懸念を軽減しつつ、弁停止状態に速やかに移行させられるようになる。
第3の発明によれば、ロストモーション部がスライド面の仮想延長線よりも落ち込んだ凹面で形成されている場合と比べ、弁停止状態に移行する直前の作用角が得られる弁稼動状態から弁停止状態に、より早く移行させることが可能となる。
第4または第5の発明によれば、弁稼動状態と弁停止状態との間での吸気バルブの動作状態の移行を滑らかに行えるようにすることができ、これにより、内燃機関の運転状態の急変やトルクショックの発生を良好に低減することができる。
本発明の実施の形態1における内燃機関のシステム構成を説明するための図である。 図1に示す吸気可変動弁装置の概略構成を示す図である。 図1に示す吸気可変動弁装置をカム軸(および制御軸)の軸方向(より具体的には、図2中の矢視Aの方向)から見た図である。 図1に示す吸気可変動弁装置をカム軸(および制御軸)の軸方向(より具体的には、図2中の矢視Aの方向)から見た図である。 揺動アームの先端部分を拡大した斜視図である。 本発明の実施の形態1において用いられるバルブリフト特性を、従来から用いられているバルブリフト特性と対比して説明するための図である。 バルブリフト量と制御軸の回転角との関係を、本願実施形態と従来技術との間で比較して表した図である。 本発明の実施の形態2における吸気可変動弁装置の概略構成を説明するための図である。 図8に示す吸気可変動弁装置が備える曲線ディスクのプロファイルの設定を説明するための図である。 本発明の実施の形態3における吸気可変動弁装置の概略構成を説明するための図である。 図10に示す制御軸を駆動するカム式アクチュエータの構成を説明するための図である。 図10に示す吸気可変動弁装置が備える曲線ディスクのプロファイルの設定を説明するための図である。
10、100、120 内燃機関
16 吸気通路
18 排気通路
24 燃料噴射弁
26 点火プラグ
28、106、126 吸気バルブ
30 排気バルブ
32 吸気可変動弁装置
36 触媒
40 ECU(Electronic Control Unit)
50、104、124 カム軸
52、102、122 駆動カム
54、110、130 制御軸
56 制御軸駆動機構
62、140 サーボモータ
70、112、132 揺動アーム
72 スライド面
74 第1ローラ
76 第2ローラ
78 支持アーム
80 制御アーム
82 揺動カム面
82a 非作用面
82b 作用面
84、108、128 ロッカーアーム
86 ロッカーローラ
90 仮想延長線
92 ロストモーション部
114、142 曲線ディスク
114a、142a 第1曲線部
114b、142b 第2曲線部
114c、142c 第3曲線部
134 入力部
134a カムローラ
136 揺動カム
138 カム式アクチュエータ
実施の形態1.
[内燃機関のシステム構成]
図1は、本発明の実施の形態1における内燃機関10のシステム構成を説明するための図である。本実施形態のシステムは、内燃機関10を備えている。内燃機関10は、吸気バルブ28の閉じ時期を吸気下死点よりも遅らせることで実現されるアトキンソンサイクル(以下、「遅閉じアトキンソンサイクル」と称する)を用いた運転を実施する内燃機関である。本発明における内燃機関の気筒数は特に限定されるものではないが、ここでは、内燃機関10は、その一例として、直列4気筒型のエンジンであるものとする。
内燃機関10の筒内には、ピストン12が設けられている。内燃機関10の筒内には、ピストン12の頂部側に燃焼室14が形成されている。燃焼室14には、吸気通路16および排気通路18が連通している。
吸気通路16の入口近傍には、吸気通路16に吸入される空気の流量に応じた信号を出力するエアフローメータ20が設けられている。エアフローメータ20の下流には、スロットルバルブ22が設けられている。スロットルバルブ22の下流には、内燃機関10の吸気ポートに燃料を噴射するための燃料噴射弁24が配置されている。また、内燃機関10が備えるシリンダヘッドには、燃焼室14の頂部から燃焼室14内に突出するように点火プラグ26が取り付けられている。吸気ポートおよび排気ポートには、それぞれ、燃焼室14と吸気通路16、或いは燃焼室14と排気通路18を導通状態または遮断状態とするための吸気バルブ28および排気バルブ30が設けられている。
吸気バルブ28および排気バルブ30は、それぞれ吸気可変動弁装置32および排気動弁装置34により駆動される。吸気可変動弁装置32の詳細な構成については、図2乃至図5を参照して後述する。また、排気通路18には、排気ガスを浄化するための触媒36が配置されている。
図1に示すシステムは、ECU(Electronic Control Unit)40を備えている。ECU40の入力には、上述したエアフローメータ20やエンジン回転数を検出するクランク角センサ42等の内燃機関10の運転状態を検出するための各種センサが接続されている。また、ECU40の出力には、上述したスロットルバルブ22、燃料噴射弁24、点火プラグ26、および吸気可変動弁装置32等の内燃機関10の運転状態を制御するための各種アクチュエータが接続されている。ECU40は、それらのセンサ出力に基づいて、内燃機関10の運転状態を制御する。
[可変動弁装置の構成]
図2は、図1に示す吸気可変動弁装置32の概略構成を示す図である。図3および図4は、それぞれ、図1に示す吸気可変動弁装置32をカム軸50(および制御軸54)の軸方向(より具体的には、図2中の矢視Aの方向)から見た図である。より具体的には、図3は、吸気バルブ28の動作状態が後述する「弁稼動状態」にある場合の図であり、図4は、吸気バルブ28の動作状態が後述する「弁停止状態」にある場合の図である。尚、図2においては、内燃機関10が備える4つの気筒のうちの2つの気筒に関する構成についてのみ示し、残りの気筒に関してはその図示を省略している。
吸気可変動弁装置32は、後述する制御軸54の回転位置に応じて、吸気バルブ28の作用角およびリフト量(以下、両者を特に区別する必要のない場合は、単に「作用角」と略する)を連続的に変更可能な装置である。更に、吸気可変動弁装置32は、吸気バルブ28の作用角を連続的に変更する(小さくする)ことにより吸気バルブ28の動作状態を吸気バルブ28が閉弁位置(ゼロリフト)に維持される弁停止状態に変更できるように構成されている。
吸気可変動弁装置32は、内燃機関10のクランク軸38により回転駆動されるカム軸50に設けられた駆動カム52と、カム軸50と平行に配置された制御軸54とを有している。駆動カム52は、図3中で反時計回りに回転する。
また、吸気可変動弁装置32は、図2に示すように、制御軸54を所定角度範囲内で回転させることのできる制御軸駆動機構56を有している。制御軸駆動機構56は、制御軸54の一端側に固定されたウォームホイール58と、このウォームホイール58に噛み合うウォームギヤ60と、このウォームギヤ60を回転駆動するサーボモータ62とを備えている。サーボモータ62は、EDU(Electrical Driver Unit)64を介して、上述したECU40に接続されている。また、ECU40には、上記クランク角センサ42に加え、カム軸50の回転角度を検知するカム角センサ66と、制御軸54の回転位置(回転角度)を検知する制御軸位置センサ68とが接続されている。このような構成によれば、サーボモータ62の回転方向および回転量を制御することにより、制御軸54の回転位置(回転角度)を制御することができる。また、吸気可変動弁装置32は、制御軸54の回転位置に応じて、吸気バルブ28の作用角を連続的に変更可能な装置であるため、制御軸位置センサ68の出力値に基づいて、吸気バルブ28の作用角およびリフト量を取得することができる。
更に、吸気可変動弁装置32は、揺動アーム(揺動カムアーム)70を有している。揺動アーム70は、制御軸54を中心として揺動可能に設置されている。揺動アーム70には、駆動カム52に対向する側に、スライド面72が形成されている。
揺動アーム70と駆動カム52との間には、第1ローラ74および第2ローラ76が配置されている。第1ローラ74は、駆動カム52の周面と接触しており、第2ローラ76は、揺動アーム70のスライド面72と接触している。これらのローラ74、76は、同軸上に配置され、互いに独立して回転可能になっている。
ローラ74、76は、支持アーム78の先端部に支持されている。制御軸54には、図3中の下方向に突出した制御アーム80が設けられており、この制御アーム80の先端部に支持アーム78の基端部が回動可能に連結されている。これにより、制御軸54を回転させることで、ローラ74、76を移動させることができる。すなわち、図4に示す状態から制御軸54を反時計回りに回転させると、ローラ74、76は、制御アーム80および支持アーム78に引っ張られて、揺動アーム70の揺動中心(すなわち制御軸54の中心)に近づく。また、ローラ74、76が揺動中心に近い位置にある状態から制御軸54を時計回りに回転させると、ローラ74、76は、当該揺動中心から遠ざかる。
図3は、ローラ74、76の位置を上記揺動中心から最も近づけた状態を示している。スライド面72は、揺動アーム70の先端側から揺動中心側に行くほど、駆動カム52の中心との間隔が徐々に狭まるような曲面(例えば円弧面)をなしている。
揺動アーム70におけるスライド面72の反対側には、揺動カム面82が形成されている。揺動カム面82は、揺動アーム70の揺動中心からの距離が一定となるように形成された非作用面(基礎円部)82aと、この非作用面82aから続いて設けられ、揺動中心からの距離が次第に大きくなるように形成された作用面82bとで構成されている。このような揺動アーム70は、図示省略するロストモーションスプリングにより、図3中の時計回りに付勢されている。この付勢力により、揺動アーム70は第2ローラ76に押し当てられており、また、第1ローラ74は駆動カム52に押し当てられている。
吸気可変動弁装置32は、吸気バルブ28の弁軸をリフト方向へ押圧するロッカーアーム84を更に備えている。ロッカーアーム84は、図3中で揺動アーム70の下方に配置されている。ロッカーアーム84には、揺動カム面82に対向するようにロッカーローラ86が設けられている。ロッカーローラ86は、ロッカーアーム84の中間部に回転自在に取り付けられている。ロッカーアーム84の一端は、吸気バルブ28の弁軸端に当接されており、その他端は、油圧式ラッシュアジャスタ88によって支持されている。吸気バルブ28は、図示しないバルブスプリングによって、閉方向、すなわち、ロッカーアーム84を押し上げる方向に付勢されている。ロッカーローラ86は、この付勢力と油圧式ラッシュアジャスタ88とによって、揺動アーム70の揺動カム面82に押し当てられている。このような構成によれば、駆動カム52が回転すると、駆動カム52のカムリフトがローラ74、76を介して揺動アーム70に伝達することにより、揺動アーム70が揺動する。
揺動アーム70には、スライド面72の先に、スライド面72の仮想延長線90よりも落ち込んだ面で構成されるロストモーション部92が形成されている。図5は、揺動アーム70の先端部分を拡大した斜視図である。図5に示すように、ロストモーション部92は、平面形状で形成されている。また、図4に示す状態では、第2ローラ76は、このロストモーション部92と接触している。この状態では、後述するように、駆動カム52が回転することで揺動アーム70が揺動しても、吸気バルブ28が閉弁位置に維持される弁停止状態となる。
図4に示す弁停止状態から、制御軸54を反時計回りに回転させると、ローラ74、76が揺動アーム70の揺動中心に近づく方向に移動する。これにより、第2ローラ76がスライド面72と接触する状態となる。この状態では、駆動カム52が回転することで揺動アーム70が揺動するのに伴って、吸気バルブ28が開閉動作する。この状態を以下「弁稼動状態」という。
弁稼動状態において、駆動カム52がリフトしていないとき、すなわち駆動カム52の基礎円部が第1ローラ74と接触しているときには、ロッカーローラ86は揺動カム面82の非作用面82aと接触している。これにより、吸気バルブ28は閉じている。そして、駆動カム52がリフトし始め、揺動アーム70が図3中の反時計回りに揺動し始めると、ロッカーローラ86と揺動カム面82との接触点(以下「ロッカーローラ接触点」という)は、非作用面82aから作用面82bへ移行する。ロッカーローラ接触点が作用面82bに移行すると、ロッカーアーム84が押し下げられ、吸気バルブ28が開弁する。
今、ローラ74、76が揺動アーム70の揺動中心に最も近い位置にあるとする。このときには、駆動カム52のカムリフトが揺動中心に近い位置において揺動アーム70に伝達されることになるので、揺動アーム70の揺動範囲(振れ幅)が大きくなる。このため、吸気バルブ28の作用角は、大きくなる。また、前述したように、揺動中心に近いほど、スライド面72と駆動カム52の中心との距離は小さい。よって、駆動カム52がリフトを開始する揺動アーム70の位置は、ローラ74、76が揺動中心に近づくほど、図3中の反時計回り側に移動する。このようなことから、揺動アーム70が揺動を開始した後、ロッカーローラ接触点が作用面82bに移行するまで(つまり吸気バルブ28がリフトし始めるまで)に要する揺動アーム70の回転量は、ローラ74、76が揺動中心に近いほど、小さくなる。このことからも、吸気バルブ28の作用角は、大きくなる。
逆に、ローラ74、76が揺動アーム70の揺動中心から遠い位置にあるとすると、駆動カム52のカムリフトは、揺動中心から遠い位置において揺動アーム70に伝達されることになる。このため、揺動アーム70の揺動範囲(振れ幅)が小さくなる。また、揺動アーム70が揺動を開始した後、ロッカーローラ接触点が作用面82bに移行するまでに要する揺動アーム70の回転量は、ローラ74、76が揺動中心から遠いほど、大きくなる。これらのことから、ローラ74、76が揺動中心から遠いほど、吸気バルブ28の作用角は小さくなる。
以上説明したように、吸気可変動弁装置32では、弁稼動状態において、制御軸54の回転位置を図3中の反時計回り側により大きく変位させるほど、吸気バルブ28の作用角を連続的に大きくすることができ、逆に、制御軸54の回転位置を図3中の時計回り側により大きく変位させるほど、吸気バルブ28の作用角を連続的に小さくすることができる。更に、第2ローラ76がロストモーション部92と接触する位置にまで、制御軸54の回転位置を時計回り側に大きく変位させた場合には、図4に示すように、駆動カム52の回転に伴って揺動アーム70が揺動しても、ロッカーローラ接触点は非作用面82a内に留まり、作用面82bには到達しない状態となる。これにより、吸気バルブ28の動作状態を弁停止状態に移行させることができる。
図6は、本発明の実施の形態1において用いられるバルブリフト特性を、従来から用いられているバルブリフト特性と対比して説明するための図である。より具体的には、図6(A)は、本実施形態において用いられるバルブリフト特性を示し、図6(B)は、従来から用いられているバルブリフト特性を示している。
先ず、図6(A)中に示す大作用角θ1は、遅閉じアトキンソンサイクルを用いた運転(以下、「遅閉じアトキンソンサイクル運転」と略する)を実施する際に用いられる吸気バルブ28の作用角である。大作用角θ1では、吸気通路16への吸気の吹き返しが意図的に生ずる程度にまで吸気バルブ28の閉じ時期が十分に遅角されている。このような大作用角θ1は、内燃機関10の部分負荷領域において用いられるものである。より具体的には、部分負荷領域において遅閉じアトキンソンサイクル運転を実施する際には、要求負荷および要求エンジン回転数に応じて、吸気バルブ28の閉じ時期が大作用角θ1を上限とする所定範囲内で可変されるようになっている。
次に、図6(A)中に示す大作用角θ2は、高エンジン回転数時に使用される作用角であり、内燃機関10が最高出力を発することができるように設定されたものである。この大作用角θ2は、上記の性格を有する値であるため、筒内に十分な空気量が充填されるように、吸気バルブ28の閉じ時期の進角によって上記大作用角θ1よりも小さな値に設定されている。
次に、図6(A)中に示す中作用角θ3は、低速トルクが要求された際(内燃機関10の低速域においてトルクが要求された際)に使用される作用角である。ここでは、そのような中作用角θ3として、吸気バルブ28の閉じ時期が吸気下死点よりも遅角されているものを例示している。この中作用角θ3は、吸気温度に応じて吸気バルブ28の閉じ時期が可変されることで変化する値でもある。より具体的には、吸気バルブ28の閉じ時期は、吸気温度が高い場合にはノッキングの発生が懸念されるため、遅角されるようになっており、逆に、吸気温度が低い場合には筒内に充填される空気量を増やすために吸気下死点に向けて進角されるようになっている。尚、この場合の吸気バルブ28の閉じ時期の可変範囲は、一例として、クランク角度で概ね180〜200°CA(基準は排気上死点)に設定される。
吸気可変動弁装置32では、上記大作用角θ1から上記中作用角θ3の間で、吸気バルブ28の作用角(およびリフト量)が連続的に可変されるようになっている(図3参照)。このように吸気バルブ28の作用角が可変される内燃機関10では、上述したように、上記大作用角θ1を用いた遅閉じアトキンソンサイクル運転の実施時に低速トルクが要求された場合には、上記中作用角θ3が得られるように、サーボモータ62により制御軸54が回転駆動される。そして、中作用角θ3に制御された後に、内燃機関10の負荷およびエンジン回転数の上昇に伴って、吸気バルブ28の閉じ時期の遅角により吸気バルブ28の作用角が、要求されたトルクの大きさに応じた値にまで拡大されていく。
また、図6(A)に示すように、低速トルク要求時の中作用角θ3が得られる弁稼動状態を過ぎた位置にまで制御軸54が回転駆動された際に、吸気バルブ28の動作状態が急激に弁停止状態に移行するように、揺動アーム70のプロファイル(スライド面72とロストモーション部92)が形成されている。このような揺動アーム70のプロファイルの設定により、本実施形態では、吸気バルブ28の閉じ時期が吸気下死点近傍の所定範囲内にある時に、吸気バルブ28の動作状態が弁停止状態へ移行するように設定されている。より具体的には、揺動アーム70のプロファイルは、吸気バルブ28の閉じ時期が上記所定範囲内における吸気下死点よりも遅角側の時期である時に、吸気バルブ28の動作状態が弁停止状態へ移行するように形成されている。
一方、図6(A)に示すバルブリフト特性と対比するために参照する図6(B)に示す従来のバルブリフト特性は、吸気バルブの閉じ時期を吸気下死点に対して早めることで実現されるアトキンソンサイクル(ここでは、「早閉じアトキンソンサイクル」と称する)を用いた早閉じアトキンソンサイクル運転を実施する内燃機関に対して適用されたものである。図6(B)中における小作用角θ4は、当該早閉じアトキンソンサイクル運転を実施する際に用いられる吸気バルブ28の最小作用角である。尚、図6(B)中における大作用角θ2および中作用角θ3については、上述したものと同様である。
図6(B)に示す従来のバルブリフト特性を実現可能な可変動弁装置は、例えば、日本特開2008−121458号公報に開示されている。当該可変動弁装置では、図6(B)に示すように、小作用角θ4が得られる弁稼動状態を過ぎた位置にまで制御軸が回転駆動された際に、吸気バルブの動作状態が急激に弁停止状態に移行するように、揺動アームのプロファイルが形成されている。このような従来の構成によれば、図6(B)中に「本願実施形態との差」として示されている分だけ(すなわち、中作用角θ3と小作用角θ4との差分だけ)、本実施形態における弁停止状態への移行時期よりも進角側で弁停止状態に移行するようになる。
図7は、バルブリフト量と制御軸の回転角との関係を、本願実施形態と従来技術との間で比較して表した図である。
吸気可変動弁装置32は、内燃機関10のフューエルカットの実行要求が出された際に吸気バルブ28の動作状態が弁停止状態に移行するように制御を行う。特に減速時においてフューエルカットが要求される状況下では、エンジン回転数が高いことが多い。その結果、フューエルカットの実行要求に伴う弁停止要求は、図7に示すように、吸気バルブ28の作用角が大作用角θ2付近に制御されている際に出されることが多い。
上記のような大作用角θ2に制御されている弁稼動状態から弁停止状態への移行を行う場合、中作用角θ3を過ぎた位置において弁停止状態に急激に移行する本実施形態の構成によれば、小作用角θ4を過ぎた位置にまで作用角の変更が必要になる従来技術の構成に対し、弁停止状態に移行するまでに必要な制御軸の回転角(操作量)が小さくて済むようになる。これにより、上記移行を行う場合において、弁停止状態への移行に要する動作時間を短縮することができる。フューエルカットの実行時に触媒36の劣化抑制を図るためには、触媒36への新気流入を速やかに遮断するべく、できるだけ短い時間で弁停止状態に移行させたい。本実施形態の構成によれば、フューエルカットの要求時に現実に多く行われる大作用角θ2付近に制御されている弁稼動状態から弁停止状態への移行に要する動作時間を良好に短縮させられるので、弁停止により触媒36に新気を流入させない状態を速やかに実現できる。このため、従来技術の構成に対し、フューエルカットの要求時により早いタイミングで触媒36の劣化抑制の懸念を排除した状態としながらフューエルカットを実行に移すことが可能となる。
また、吸気バルブ28の閉じ時期が吸気下死点に近づくにつれ、内燃機関10の実圧縮比が高くなるので、ノッキングが発生し易くなる。上記従来の可変動弁装置の構成によれば、大作用角θ2に制御されている状態から弁停止状態に移行させる場合、吸気バルブの閉じ時期がノッキング発生の懸念の高い吸気下死点近傍の時期を通過したうえで、小作用角θ4を過ぎた位置にまで制御される。その結果、弁停止状態への移行中に、ノッキングが発生し易くなる(また、仮に弁停止状態への移行中に早い段階でフューエルカットが実行されている場合であっても、筒内に残留する燃料の存在によって同様にノッキングが発生し易くなる)。これに対し、本実施形態の吸気可変動弁装置32では、上述したように、吸気バルブ28の閉じ時期が吸気下死点よりも遅角側の時期にある時に、吸気バルブ28の動作状態が弁停止状態となるように揺動アーム70のプロファイルが形成されている。これにより、遅閉じアトキンソンサイクル運転を実施する内燃機関10において、吸気バルブ28の閉じ時期が吸気下死点近傍の時期を通過させないようにしつつ弁停止状態に移行させられるので、ノッキング発生への懸念を軽減しつつ、弁停止状態に速やかに移行させられるようになる。
また、本実施形態の揺動アーム70のプロファイルが有するロストモーション部92は、平面形状で形成されている。これにより、ロストモーション部がスライド面の仮想延長線よりも落ち込んだ凹面で形成されている場合と比べ、中作用角θ3が得られる弁稼動状態から弁停止状態により早く移行させることが可能となる。また、ロストモーション部92を平面形状で形成する方が、凹面形状で形成するよりも製造上の作り勝手が良くなる。尚、弁稼動状態から弁停止状態により早く移行させるという点においては、ロストモーション部の構成は、平面形状に限らず、スライド面72の先端から変曲点を経てスライド面72と逆向きに湾曲する凸面で構成されていてもよい。
また、吸気可変動弁装置32によれば、弁停止状態では、上記従来の可変動弁装置の構成に対し、ローラ74、76が揺動アーム70の揺動中心により近い位置にある状態で、ローラ74、76および揺動アーム70の動作が行われるようになる(図4参照)。これにより、揺動アーム70およびローラ74、76の慣性重量を軽減することができ、吸気可変動弁装置32の運動性が向上する。
ところで、上述した実施の形態1においては、吸気バルブ28の閉じ時期が吸気下死点よりも遅角側の時期である時に、吸気バルブ28の動作状態が弁停止状態となるように、揺動アーム70のプロファイルが形成されている構成を例に挙げて説明を行った。しかしながら、本発明における可変部材のプロファイルは、必ずしも上記のものに限定されない。すなわち、吸気バルブの閉じ時期が吸気下死点近傍の所定範囲内にある時に当該吸気バルブの動作状態が弁停止状態となるように形成されたプロファイルであればよく、例えば、吸気バルブの閉じ時期が当該所定範囲内において吸気下死点にある時または吸気下死点よりも進角側にある時に、吸気バルブの動作状態が弁停止状態となるように、可変部材のプロファイルが形成されている構成であってもよい。
尚、上述した実施の形態1においては、第2ローラ76が前記第1の発明における「相手部材」に、揺動アーム70が前記第1の発明における「可変部材」に、それぞれ相当している。
また、揺動アーム70が前記第3の発明における「揺動部材」に、第2ローラ76および第1ローラ74が前記第3の発明における「中間部材」に、それぞれ相当している。
実施の形態2.
次に、図8および図9を参照して、本発明の実施の形態2について説明する。
図8は、本発明の実施の形態2における吸気可変動弁装置100の概略構成を説明するための図である。
図8に示す吸気可変動弁装置100は、主に、駆動カム102が固定されたカム軸104と、吸気バルブ106の弁軸をリフト方向へ押圧する伝達要素(以下、「ロッカーアーム」と称する)108と、本発明における制御軸として機能する調節装置(以下、「制御軸」と称する)110と、駆動カム102、ロッカーアーム108、および制御軸110という3つの部材によって挟まれるように配置された旋回レバー(以下、「揺動アーム」と称する)112とを備えている。より具体的には、揺動アーム112は、制御軸110に設けられた曲線ディスク114のプロファイルに接触するように配置されている。尚、吸気可変動弁装置100の基本構成については、例えば、日本特表2004−521234号公報において詳述されている。
図9は、図8に示す吸気可変動弁装置100が備える曲線ディスク114のプロファイルの設定を説明するための図である。
図9に示すように、曲線ディスク114のプロファイルは、吸気バルブ106の作用角を上記大作用角θ1〜中作用角θ3の間で変化させる際に揺動アーム112に接触する第1曲線部114aと、吸気バルブ106の動作状態が弁停止状態である際に揺動アーム112に接触する第2曲線部114bと、第1曲線部114aと第2曲線部114bとの間に介在する第3曲線部114cとを備えている。
より具体的には、第1曲線部114aは、第3曲線部114cからより大きく離れるに従って、制御軸110の軸中心からの距離が遠くなるように形成されており、最も離れた位置において大作用角θ1が得られるように構成されている。第2曲線部114bは、第1曲線部114aにおいて中作用角θ3を実現する位置よりも一段落ち込んだ面であって制御軸110の軸中心からの距離が変化しない円弧状の面として形成されている。そして、第3曲線部114cは、そのような第1曲線部114aと第2曲線部114bとの間を滑らかに接続するように形成されている。
以上のような構成を有する吸気可変動弁装置100では、制御軸110の曲線ディスク114の回転位置を変化させることによって揺動アーム112の体勢を変化させることで、吸気バルブ106の作用角およびリフト量を連続的に変更することができ、また、吸気バルブ106の動作状態を弁停止状態に移行させることもできる。より具体的には、揺動アーム112が第1曲線部114aと接触している状態(連続可変区間)では、制御軸110(曲線ディスク114)を図9中で反時計回りに回転させることにより、吸気バルブ106の作用角を小さくすることができる。そして、曲線ディスク114において揺動アーム112と接触する部位が第1曲線部114aから第3曲線部114cを経て第2曲線部114bに移行するようになるまで制御軸110(曲線ディスク114)を回転させることにより、連続可変区間から速度急変区間を経たうえで、吸気バルブ106の動作状態を弁停止状態に移行させることができる。
また、本実施形態においても、上述した実施の形態1と同様に、中作用角θ3を過ぎた位置において弁停止状態に急激に移行するように構成されており、中作用角θ3では、既述したように、吸気バルブ106の閉じ時期が吸気下死点よりも遅角されるようになっている。以上説明した本実施形態の吸気可変動弁装置100に構成においても、弁停止状態への移行に要する動作時間の短縮などの上述した実施の形態1と同様の効果を奏することができる。
更に、本実施形態では、第1曲線部114aと第2曲線部114bとの間を滑らかに接続するように、曲線ディスク114の第3曲線部114cが形成されている。このような構成によれば、弁稼動状態と弁停止状態との間での吸気バルブ106の動作状態の移行を滑らかに行えるようにすることができ、これにより、内燃機関10の運転状態の急変やトルクショックの発生を良好に低減することができる。
尚、上述した実施の形態2においては、揺動アーム112が前記第1の発明における「相手部材」に、制御軸110が有する曲線ディスク114が前記第1の発明における「可変部材」に、それぞれ相当している。
また、揺動アーム112が前記第4の発明における「揺動部材」に、曲線ディスク114が前記第4の発明における「カム部材」に、それぞれ相当している。
実施の形態3.
次に、図10乃至図12を参照して、本発明の実施の形態3について説明する。
図10は、本発明の実施の形態3における吸気可変動弁装置120の概略構成を説明するための図である。
図10に示す吸気可変動弁装置120は、主に、駆動カム122が固定されたカム軸124と、吸気バルブ126の弁軸をリフト方向へ押圧するロッカーアーム128と、軸方向に駆動される制御軸130と、駆動カム122の回転に伴って揺動する揺動アーム132とを備えている。より具体的には、揺動アーム132は、駆動カム122に接触するカムローラ134aを備える入力部134と、駆動カム122の作用力をロッカーアーム128に伝達する揺動カム136とを備えている。そして、後述するカム式アクチュエータ138によって制御軸130を軸方向に駆動することにより、制御軸130の軸方向位置に応じて、入力部134に対する揺動カム136の搭載角度が変化するように構成されている。尚、吸気可変動弁装置120の基本構成については、例えば、日本特許第3799944号公報において詳述されている。
図11は、図10に示す制御軸130を駆動するカム式アクチュエータ138の構成を説明するための図である。
図11に示すように、カム式アクチュエータ138は、サーボモータ140と、サーボモータ140の出力軸140aに設けられた曲線ディスク142とを備えている。上述した制御軸130の一端は、スプリング144によって曲線ディスク142のプロファイルへの接触が常に維持されるように付勢されている。スプリング144は、制御軸130に設けられたストッパー130aと制御軸130の軸受146との間に介在するように配置されている。尚、サーボモータ140と曲線ディスク142との間に減速ギヤ部を設けるようにしてもよい。
図12は、図10に示す吸気可変動弁装置120が備える曲線ディスク142のプロファイルの設定を説明するための図である。
図12に示す曲線ディスク142のプロファイルは、第1曲線部142a、第2曲線部142b、および第3曲線部142cとを備えている。尚、これらの各曲線部142a等の構成は、上記図9に示す曲線ディスク114のプロファイルの構成と同様であるため、ここではその詳細な説明を省略する。
以上のような構成を有する吸気可変動弁装置120では、サーボモータ140により曲線ディスク142を回転駆動させることによって制御軸130の軸方向位置(ストローク)を変化させることで、吸気バルブ126の作用角およびリフト量を連続的に変更することができ、また、吸気バルブ126の動作状態を弁停止状態に移行させることもできる。より具体的には、制御軸130が第1曲線部142aと接触している状態(連続可変区間)では、曲線ディスク142を図12中で時計回りに回転させることにより、吸気バルブ126の作用角を小さくすることができる。そして、曲線ディスク142において制御軸130と接触する部位が第1曲線部142aから第3曲線部142cを経て第2曲線部142bに移行するようになるまで曲線ディスク142を回転させることにより、連続可変区間から速度急変区間を経たうえで、吸気バルブ126の動作状態を弁停止状態に移行させることができる。
また、本実施形態においても、上述した実施の形態1と同様に、中作用角θ3を過ぎた位置において弁停止状態に急激に移行するように構成されており、中作用角θ3では、既述したように、吸気バルブ126の閉じ時期が吸気下死点よりも遅角されるようになっている。以上説明した本実施形態の吸気可変動弁装置120に構成においても、弁停止状態への移行に要する動作時間の短縮などの上述した実施の形態1と同様の効果を奏することができる。
更に、本実施形態では、第1曲線部142aと第2曲線部142bとの間を滑らかに接続するように、曲線ディスク142の第3曲線部142cが形成されている。このような構成によれば、弁稼動状態と弁停止状態との間での吸気バルブ126の動作状態の移行を滑らかに行えるようにすることができ、これにより、内燃機関10の運転状態の急変やトルクショックの発生を良好に低減することができる。
尚、上述した実施の形態3においては、制御軸130が前記第1の発明における「相手部材」に、曲線ディスク142が前記第1の発明における「可変部材」に、それぞれ相当している。
また、入力部134および揺動カム136を有する揺動アーム132が前記第5の発明における「揺動部材」に、曲線ディスク142が前記第5の発明における「カム部材」に、それぞれ相当している。
【0005】
材が有するプロファイルが形成されている。このため、吸気バルブの閉じ時期が吸気上死点と吸気下死点のほぼ中間となる位置で弁停止状態が得られるように構成されている従来の可変動弁装置と比べ、吸気バルブのリフト量およびまたは作用角が大きくなるように制御されている弁稼動状態から弁停止状態への移行に要する動作時間を好適に短縮することが可能となる。これにより、フューエルカットの要求時に、弁停止により触媒への新気流入を速やかに遮断させることができ、触媒の劣化抑制を良好に図ることができる。
[0013]
また、第2の発明によれば、吸気バルブの閉じ時期を吸気下死点よりも遅らせる構成を有する内燃機関に本発明の可変動弁装置が適用されている構成において、吸気バルブの閉じ時期が上記所定範囲内における吸気下死点よりも遅角側の時期である時に弁停止状態へ移行するように、可変部材のプロファイルが形成されている。このため、上記構成を有する内燃機関において、吸気バルブの閉じ時期がノッキング発生の懸念の高い吸気下死点近傍の時期を通過させないようにしつつ弁停止状態に移行させられる。これにより、ノッキング発生への懸念を軽減しつつ、弁停止状態に速やかに移行させられるようになる。
[0014]
第3の発明によれば、ロストモーション部がスライド面の仮想延長線よりも落ち込んだ凹面で形成されている場合と比べ、弁停止状態に移行する直前の作用角が得られる弁稼動状態から弁停止状態に、より早く移行させることが可能となる。
[0015]
第4または第5の発明によれば、弁稼動状態と弁停止状態との間での吸気バルブの動作状態の移行を滑らかに行えるようにすることができ、これにより、内燃機関の運転状態の急変やトルクショックの発生を良好に低減することができる。
図面の簡単な説明
[0016]
[図1]本発明の実施の形態1における内燃機関のシステム構成を説明するための図である。
[図2]図1に示す吸気可変動弁装置の概略構成を示す図である。
【0010】
度範囲内で回転させることのできる制御軸駆動機構56を有している。制御軸駆動機構56は、制御軸54の一端側に固定されたウォームホイール58と、このウォームホイール58に噛み合うウォームギヤ60と、このウォームギヤ60を回転駆動するサーボモータ62とを備えている。サーボモータ62は、EDU(Electrical Driver Unit)64を介して、上述したECU40に接続されている。また、ECU40には、上記クランク角センサ42に加え、カム軸50の回転角度を検知するカム角センサ66と、制御軸54の回転位置(回転角度)を検知する制御軸位置センサ68とが接続されている。このような構成によれば、サーボモータ62の回転方向および回転量を制御することにより、制御軸54の回転位置(回転角度)を制御することができる。また、吸気可変動弁装置32は、制御軸54の回転位置に応じて、吸気バルブ28の作用角を連続的に変更可能な装置であるため、制御軸位置センサ68の出力値に基づいて、吸気バルブ28の作用角およびリフト量を取得することができる。
[0027]
更に、吸気可変動弁装置32は、揺動アーム(揺動カムアーム)70を有している。揺動アーム70は、制御軸54を中心として揺動可能に設置されている。揺動アーム70には、駆動カム52に対向する側に、スライド面72が形成されている。
[0028]
アーム70と駆動カム52との間には、第1ローラ74および第2ローラ76が配置されている。第1ローラ74は、駆動カム52の周面と接触しており、第2ローラ76は、揺動アーム70のスライド面72と接触している。これらのローラ74、76は、同軸上に配置され、互いに独立して回転可能になっている。
[0029]
ローラ74、76は、支持アーム78の先端部に支持されている。制御軸54には、図3中の上方向に突出した制御アーム80が設けられており、この制御アーム80の先端部に支持アーム78の基端部が回動可能に連結されている。これにより、制御軸54を回転させることで、ローラ74、76を移動させることができる。すなわち、図4に示す状態から制御軸54を反時
上記のような構成によれば、バルブの作用角を連続的に変更させることでロストモーション部と接触する位置にまで中間部材が変位し、これにより、バルブが閉弁状態に維持される弁停止状態にまでバルブの動作状態を変更させることが可能となる。より具体的には、上記従来の可変動弁装置は、吸気バルブの閉じ時期が吸気上死点と吸気下死点のほぼ中間となる位置で、バルブの作用角が最小となるように構成されており、この最小作用角が得られる位置からロストモーション部と接触する位置にまで中間部材を移動させることにより、弁停止状態が得られるようになっている。
尚、出願人は、本発明に関連するものとして、上記の文献を含めて、以下に記載する文献を認識している。
また、第3の発明は、第1または第2の発明において、
前記可変部材は、前記吸気バルブを駆動するカムと当該吸気バルブとの間に配置され前記カムの回転に伴って揺動する揺動部材であり、
前記相手部材は、前記カムと前記揺動部材との間に配置され前記カムの作用力を前記プロファイルを介して前記揺動部材に伝達する中間部材であり、
前記揺動部材が有する前記プロファイルは、前記吸気バルブのリフト量およびまたは作用角を所定の連続可変区間内で変化させる際に前記中間部材に接触するスライド面と、当該スライド面に対して前記揺動部材における揺動中心から遠い先端部に設けられ、前記吸気バルブの動作状態が前記弁停止状態である際に前記中間部材に接触するロストモーション部とを含み、
前記ロストモーション部は、平面形状で形成されていることを特徴とする。

Claims (5)

  1. 吸気バルブのリフト量およびまたは作用角を連続的に変更させることにより当該吸気バルブの動作状態を当該吸気バルブが閉弁状態に維持される弁停止状態に変更可能な可変動弁装置であって、
    前記可変動弁装置が備える相手部材に接触するプロファイルを有する可変部材を備え、
    前記可変動弁装置は、前記可変部材の前記プロファイル上における前記相手部材の接触位置が変化することにより、前記吸気バルブのリフト量およびまたは作用角が変化するものであって、
    前記可変部材が有する前記プロファイルは、前記吸気バルブの閉じ時期が吸気下死点近傍の所定範囲内にある時に、前記吸気バルブの動作状態が前記弁停止状態へ移行するように形成されていることを特徴とする内燃機関の可変動弁装置。
  2. 前記可変動弁装置を備える内燃機関は、前記吸気バルブの閉じ時期を吸気下死点よりも遅らせることにより実現されるアトキンソンサイクルが適用されたものであって、
    前記可変部材が有する前記プロファイルは、前記吸気バルブの閉じ時期が前記所定範囲内における吸気下死点よりも遅角側の時期である時に、前記吸気バルブの動作状態が前記弁停止状態へ移行するように形成されていることを特徴とする請求項1記載の内燃機関の可変動弁装置。
  3. 前記可変部材は、前記吸気バルブを駆動するカムと当該吸気バルブとの間に配置され前記カムの回転に伴って揺動する揺動部材であり、
    前記相手部材は、前記カムと前記揺動部材との間に配置され前記カムの作用力を前記プロファイルを介して前記揺動部材に伝達する中間部材であり、
    前記揺動部材が有する前記プロファイルは、前記吸気バルブのリフト量およびまたは作用角を所定の連続可変区間内で変化させる際に前記中間部材に接触するスライド面と、当該スライド面に対して前記揺動部材における前記揺動中心から遠い先端部に設けられ、前記吸気バルブの動作状態が前記弁停止状態である際に前記中間部材に接触するロストモーション部とを含み、
    前記ロストモーション部は、平面形状で形成されていることを特徴とする請求項1または2記載の内燃機関の可変動弁装置。
  4. 前記相手部材は、前記吸気バルブを駆動するカムと当該吸気バルブとの間に配置され前記カムの回転に伴って揺動する揺動部材であり、
    前記可変部材は、前記カムとの間で前記揺動部材の体勢を規定するカム部材であり、
    前記カム部材が有する前記プロファイルは、前記吸気バルブのリフト量およびまたは作用角を所定の連続可変区間内で変化させる際に前記揺動部材に接触する第1曲線部と、前記吸気バルブの動作状態が前記弁停止状態である際に前記揺動部材に接触する第2曲線部と、前記第1曲線部と前記第2曲線部との間に介在する第3曲線部とを備え、
    前記第3曲線部は、前記第1曲線部と前記第2曲線部との間を滑らかに接続するように形成されていることを特徴とする請求項1または2記載の内燃機関の可変動弁装置。
  5. 前記可変動弁装置は、前記吸気バルブを駆動するカムと当該吸気バルブとの間に配置され前記カムの回転に伴って揺動する揺動部材を更に備え、
    前記相手部材は、軸方向位置に応じて前記揺動部材の体勢を変更させる制御軸であり、
    前記可変部材は、前記制御軸を軸方向に変位させるカム部材であり、
    前記カム部材が有する前記プロファイルは、前記吸気バルブのリフト量およびまたは作用角を所定の連続可変区間内で変化させる際に前記揺動部材に接触する第1曲線部と、前記吸気バルブの動作状態が前記弁停止状態である際に前記揺動部材に接触する第2曲線部と、前記第1曲線部と前記第2曲線部との間に介在する第3曲線部とを備え、
    前記第3曲線部は、前記第1曲線部と前記第2曲線部との間を滑らかに接続するように形成されていることを特徴とする請求項1または2記載の内燃機関の可変動弁装置。
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