JP2008121458A - 可変動弁装置 - Google Patents

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利之 前原
Shuichi Ezaki
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Abstract

【課題】この発明は、可変動弁装置に関し、弁の作用角を可変とする可変動弁装置において、構造の複雑化や大型化を伴うことなく、弁を閉弁状態で停止させることを目的とする。
【解決手段】揺動アーム18のスライダー面20と駆動カム14との間に配置されたスライダーローラ22を移動させることにより、弁の作用角が変化する。揺動アーム18には、スライダー面20の先に、スライダー面20の仮想延長線40よりも落ち込んだ面で構成されるロストモーション部38が形成されている。スライダーローラ22がロストモーション部38と接触するような弁停止位置へスライダーローラ22を移動させることにより、揺動アーム18が揺動してもロッカーローラと揺動カム面との接触位置が非作用面内にとどまり、弁停止状態が実現される。
【選択図】図2

Description

本発明は、可変動弁装置に関する。
内燃機関の吸気弁あるいは排気弁の作用角やリフト量を可変とする可変動弁装置が知られている。可変動弁装置のうちで、機関運転中に弁を閉弁状態で停止(休止)させる弁停止を行うことのできるものがある。弁停止は、例えば、一部の気筒を休止させる目的や、減速フューエルカット中に触媒に空気が流通するのを防止する目的、あるいは筒内にスワールを形成する目的などで行われる。
特開平8−61031号公報には、吸気弁のリフト量を段階的に可変とする可変動弁装置であって、吸気弁の弁停止を行うことのできる装置が開示されている。
特開平8−61031号公報
しかしながら、上記従来の可変動弁装置では、弁停止を行うために、例えばスプールバルブ、シンクロピストン、油圧経路等の複雑な構成やそれらを制御するシステムを設ける必要がある。このため、部品点数が多くなるとともに、信頼性を確保するためのコストも高くなる。また、動弁装置が大型化し、機関全体の体格が大きくなり易い。
この発明は、上述のような課題を解決するためになされたもので、弁の作用角を可変とする可変動弁装置において、構造の複雑化や大型化を伴うことなく、弁を閉弁状態で停止させることのできる可変動弁装置を提供することを目的とする。
第1の発明は、上記の目的を達成するため、可変動弁装置であって、
内燃機関のカム軸に設けられた駆動カムと、
前記内燃機関の吸気弁または排気弁を押圧するロッカーアームと、
前記ロッカーアームに設置されたロッカーローラと、
前記カム軸に平行な軸を中心として揺動可能に設置され、前記駆動カムの回転に伴って揺動する揺動アームと、
前記揺動アームに形成され、前記ロッカーローラに接触する揺動カム面と、
前記揺動アームの、前記駆動カムと対向する位置に形成されたスライダー面と、
前記駆動カムと前記揺動アームとの間に配置され、前記駆動カムのカムリフトを前記揺動アームに伝達する中間部材と、
前記中間部材を前記揺動アームの揺動中心に近づける方向および遠ざける方向に移動可能な中間部材移動機構と、
を備え、
前記揺動カム面は、前記揺動アームの揺動中心からの距離が一定で前記弁にリフトを与えない非作用面と、前記非作用面と連続して設けられ前記揺動アームの揺動中心からの距離が次第に大きくなるように形成された作用面とを含み、
前記中間部材が前記スライダー面と接触している場合には、前記揺動アームの揺動に伴って前記ロッカーローラと前記揺動カム面との接触位置が前記非作用面から前記作用面へ移動することにより前記弁がリフトし、
前記中間部材の位置を前記揺動アームの揺動中心から遠ざけるほど、前記弁の作用角が小さくなるように構成された可変動弁装置であって、
前記揺動アームには、前記スライダー面の先に、前記スライダー面の仮想延長線よりも落ち込んだ面で構成されるロストモーション部が形成されており、
前記中間部材が前記ロストモーション部と接触するような弁停止位置へ前記中間部材を移動させることにより、前記揺動アームが揺動しても前記ロッカーローラと前記揺動カム面との接触位置が前記非作用面内にとどまる弁停止状態となることを特徴とする。
また、第2の発明は、第1の発明において、
前記ロストモーション部は、凹面で構成されていることを特徴とする。
また、第3の発明は、第1の発明において、
前記ロストモーション部は、凸面で構成されていることを特徴とする。
また、第4の発明は、第3の発明において、
前記中間部材が前記弁停止位置にあるときにおいて、前記中間部材と前記ロストモーション部との接触点と前記中間部材の中心とを通る直線と、前記スライダー面が先端側に延長されていると仮想した場合の仮想スライダー面と前記中間部材との接触点と前記中間部材の中心とを通る直線とのなす角度が45°以内であることを特徴とする。
また、第5の発明は、第1乃至第4の発明の何れかにおいて、
前記内燃機関は、複数気筒を有しており、
前記弁停止状態から前記中間部材を前記揺動アームの揺動中心に近づける方向に移動させて弁駆動を再開する場合に、前記中間部材の移動開始タイミングが、前記中間部材が前記ロストモーション部から前記スライダー面へ移行したときに何れの気筒においても前記弁がリフトしないような期間内となるように、前記移動開始タイミングを制御する制御手段を更に備えることを特徴とする。
また、第6の発明は、第5の発明において、
前記制御手段は、
前記中間部材が前記ロストモーション部から前記スライダー面へ移行した場合に何れの気筒においても前記弁がリフトしないような期間を算出する算出手段と、
前記算出手段により算出された期間と、現在の機関回転速度およびクランク軸位置と、前記中間部材移動機構の作動遅れ特性とに基づいて、前記中間部材移動機構に対する駆動指令を開始すべきタイミングを特定する特定手段と、
を含むことを特徴とする。
第1の発明によれば、揺動アームのスライダー面と駆動カムとの間に配置された中間部材を揺動アームの揺動中心に近づけたり遠ざけたりすることで弁の作用角を変化させるように構成された可変動弁装置において、揺動アームのスライダー面の先に、スライダー面の仮想延長線よりも落ち込んだ面で構成されるロストモーション部が形成されている。この可変動弁装置では、中間部材がロストモーション部と接触するような弁停止位置へ中間部材を移動させることにより、駆動カムが回転しても弁が閉弁状態に維持される弁停止状態とすることができる。すなわち、第1の発明によれば、作用角を可変とする可変動弁装置において、部品点数を増大させたり、機構を複雑化・大型化させたりすることなく、弁停止状態を実現することができる。このため、コストアップを伴うことなく弁停止機能を付加することができる。また、他のアクチュエータを追加する必要もないので、制御の複雑化も抑制でき、信頼性に優れる。また、スライダー面を単純に延長することで弁停止状態を得る場合と比べ、設計が容易であるとともに、装置の小型化も図れる。
第2の発明によれば、ロストモーション部が凹面で構成されている。これにより、ロストモーション部と中間部材との接触点を凹面と凸面との接触にすることができるので、接触点の応力を軽減することができる。
第3の発明によれば、ロストモーション部が凸面で構成されている。これにより、弁停止状態から弁駆動状態へ復帰する場合のショックを軽減することができる。
第4の発明によれば、中間部材が弁停止位置にあるときにおいて、中間部材とロストモーション部との接触点と中間部材の中心とを通る直線と、スライダー面が先端側に延長されていると仮想した場合の仮想スライダー面と中間部材との接触点と中間部材の中心とを通る直線とのなす角度が45°以内とされている。これにより、弁停止状態から弁駆動状態へ復帰する場合のショックを更に軽減することができる。
第5の発明によれば、内燃機関が複数気筒を有する場合において、弁停止状態から中間部材を揺動アームの揺動中心に近づける方向に移動させて弁駆動を再開する場合に、中間部材の移動開始タイミングが、中間部材がロストモーション部からスライダー面へ移行したときに何れの気筒においても弁がリフトしないような期間内となるように制御することができる。中間部材がロストモーション部からスライダー面へ移行したときにバルブスプリングの力が揺動アームに加わるのを回避することができるので、弁駆動再開時のショックを確実に軽減することができる。
第6の発明によれば、中間部材がロストモーション部からスライダー面へ移行した場合に何れの気筒においても弁がリフトしないような期間を算出し、その算出された期間と、現在の機関回転速度およびクランク軸位置と、中間部材移動機構の作動遅れ特性とに基づいて、中間部材移動機構に対する駆動指令を開始すべきタイミングを特定することができる。これにより、中間部材がロストモーション部からスライダー面へ移行したときにバルブスプリングの力が揺動アームに加わるのを回避することができるので、弁駆動再開時のショックを確実に軽減することができる。
以下、図面を参照してこの発明の実施の形態について説明する。なお、各図において共通する要素には、同一の符号を付して、重複する説明を省略する。
実施の形態1.
図1は、本発明の実施の形態1の可変動弁装置を示す図である。以下、図1に示す可変動弁装置10は、内燃機関の吸気弁12を駆動するものとして説明するが、本発明は、排気弁を駆動する可変動弁装置にも適用可能である。
可変動弁装置10は、内燃機関のクランク軸により回転駆動されるカム軸に設けられた駆動カム14と、カム軸と平行に配置された制御軸16とを有している。駆動カム14は、図1中で時計回りに回転する。
また、可変動弁装置10は、図示を省略するが、制御軸16を所定角度範囲内で回転させることのできる制御軸駆動機構を有している。この制御軸駆動機構の構成は、特に限定されないが、例えば、制御軸16の一端側に固定されたウォームホイールと、このウォームホイールに噛み合うウォームギヤと、このウォームギヤを回転駆動するサーボモータとで構成することができる。この場合、そのサーボモータの回転方向および回転量を制御することにより、制御軸16の回転位置(回転角度)を制御することができる。
更に、可変動弁装置10は、揺動アーム(揺動カムアーム)18を有している。揺動アーム18は、制御軸16を中心として揺動可能に設置されている。揺動アーム18には、駆動カム14に対向する側に、スライダー面20が形成されている。
揺動アーム18と駆動カム14との間には、スライダーローラ22が配置されている。スライダーローラ22は、第1ローラ22aと、この第1ローラ22aより小径の第2ローラ22bとを有している。第1ローラ22aは、駆動カム14の周面と接触しており、第2ローラ22bは、揺動アーム18と接触している。第1ローラ22aおよび第2ローラ22bは、同軸上に配置され、互いに独立して回転可能になっている。
スライダーローラ22は、支持アーム24の先端部に支持されている。図1中では隠れていて表れていないが、制御軸16には図1中で下方向に突出した制御アームが設けられており、この制御アームの先端部に支持アーム24の基端部が回動可能に連結されている。これにより、制御軸16を回転させることで、スライダーローラ22を移動させることができる。すなわち、図1に示す状態から制御軸16を時計回りに回転させると、スライダーローラ22は、上記制御アームおよび支持アーム24に引っ張られて、揺動アーム18の揺動中心26(すなわち制御軸16の中心)に近づく。また、スライダーローラ22が揺動中心26に近い位置にある状態から制御軸16を反時計回りに回転させると、スライダーローラ22は、揺動中心26から遠ざかる。図1は、スライダーローラ22の位置を揺動中心26から最も遠ざけた状態を示している。
スライダー面20は、揺動アーム18の先端側から揺動中心26側に行くほど、駆動カム14の中心との間隔が徐々に狭まるような曲面(例えば円弧面)をなしている。
揺動アーム18の、スライダー面20と反対側には、揺動カム面28が形成されている。揺動カム面28は、揺動アーム18の揺動中心26からの距離が一定となるように形成された非作用面(基礎円部)28aと、この非作用面28aから続いて設けられ、揺動中心26からの距離が次第に大きくなるように形成された作用面28bとで構成されている。本実施形態では、作用面28bは、作用面中心30を中心とする円弧面で構成されているものとするが、作用面28bは円弧面でなくてもよい。
このような揺動アーム18は、図示しないロストモーションスプリングにより、図1中の反時計回りに付勢されている。この付勢力により、揺動アーム18はスライダーローラ22に押し当てられており、また、スライダーローラ22は駆動カム14に押し当てられている。
可変動弁装置10は、吸気弁12の弁軸をリフト方向へ押圧するロッカーアーム32を更に備えている。ロッカーアーム32は、図1中で揺動アーム18の下方に配置されている。ロッカーアーム32には、揺動カム面28に対向するようにロッカーローラ34が設けられている。ロッカーローラ34は、ロッカーアーム32の中間部に回転自在に取り付けられている。ロッカーアーム32の一端は、吸気弁12の弁軸端に当接されており、ロッカーアーム32の他端は、油圧式ラッシュアジャスタ36に支持されている。吸気弁12は、図示しないバルブスプリングによって、閉方向、すなわち、ロッカーアーム32を押し上げる方向に付勢されている。ロッカーローラ34は、この付勢力と油圧式ラッシュアジャスタ36とによって、揺動アーム18の揺動カム面28に押し当てられている。
このような可変動弁装置10では、駆動カム14が回転すると、駆動カム14のカムリフトがスライダーローラ22を介して揺動アーム18に伝達することにより、揺動アーム18が揺動する。
揺動アーム18には、スライダー面20の先に、スライダー面20の仮想延長線よりも落ち込んだ面で構成されるロストモーション部38が形成されている。図1に示す状態では、スライダーローラ22の第2ローラ22bは、このロストモーション部38と接触している。この状態では、後述するように、駆動カム14が回転することで揺動アーム18が揺動しても、吸気弁12が閉弁状態(ゼロリフト状態)に維持される。この状態を以下「弁停止状態」という。
図1に示す弁停止状態から、制御軸16を時計回りに回転させると、スライダーローラ22が揺動中心26に近づく方向に移動する。これにより、スライダーローラ22の第2ローラ22bがスライダー面20と接触する状態となる。この状態では、駆動カム14が回転することで揺動アーム18が揺動するのに伴って、吸気弁12が開閉動作する。この状態を以下「弁駆動状態」という。
弁駆動状態において、駆動カム14がリフトしていないとき、すなわち駆動カム14の基礎円部が第1ローラ22aと接触しているときには、ロッカーローラ34は揺動カム面28の非作用面28aと接触している。これにより、吸気弁12は閉じている。そして、駆動カム14がリフトし始め、揺動アーム18が図1中の時計周りに揺動し始めると、ロッカーローラ34と揺動カム面28との接触点(以下「ロッカーローラ接触点」という)は、非作用面28aから作用面28bへ移行する。ロッカーローラ接触点が作用面28bに移行すると、ロッカーアーム32が押し下げられ、吸気弁12が開弁する。
以下に説明するように、この可変動弁装置10では、弁駆動状態において、制御軸16の回転させてスライダーローラ22を移動させることにより、吸気弁12の作用角及び最大リフト量(以下、両者を単に「作用角」という)を連続的に変化させることができる。
今、スライダーローラ22が揺動中心26に最も近い位置にあるとする。このときには、駆動カム14のカムリフトが揺動中心26に近い位置において揺動アーム18に伝達されることになるので、揺動アーム18の揺動範囲(振れ幅)が大きくなる。このため、吸気弁12の作用角は、大きくなる。また、前述したように、揺動中心26に近いほど、スライダー面20と駆動カム14の中心との距離は小さい。よって、駆動カム14がリフトしていないときの揺動アーム18の位置(以下、「揺動開始位置」という)は、スライダーローラ22が揺動中心26に近づくほど、図1中の時計回り側に移動する。このようなことから、揺動アーム18が揺動開始した後、ロッカーローラ接触点が非作用面28bに移行するまで、つまり吸気弁12がリフトし始めるまでに要する揺動アーム18の回転量は、スライダーローラ22が揺動中心26に近いほど、小さくなる。このことからも、吸気弁12の作用角は、大きくなる。
逆に、スライダーローラ22が揺動中心26から遠い位置にあるとすると、駆動カム14のカムリフトは、揺動中心26から遠い位置において揺動アーム18に伝達されることになる。このため、揺動アーム18の揺動範囲(振れ幅)が小さくなる。また、揺動アーム18が揺動開始した後、ロッカーローラ接触点が非作用面28bに移行するまでに要する揺動アーム18の回転量は、スライダーローラ22が揺動中心26から遠いほど、大きくなる。これらのことから、スライダーローラ22が揺動中心26から遠いほど、吸気弁12の作用角は小さくなる。
このようにして、可変動弁装置10では、制御軸16の回転位置を図1中の時計回り側に変位させるほど、吸気弁12の作用角を連続的に大きくすることができ、逆に、制御軸16の回転位置を図1中の反時計回り側に変位させるほど、吸気弁12の作用角を連続的に小さくすることができる。
つまり、可変動弁装置10では、スライダーローラ22が揺動アーム18の先端側に行くほど、吸気弁12の作用角が小さくなる。このため、理論上は、スライダー面20を先端側に延長して、スライダーローラ22をより先端側に移動させていけば、吸気弁12の作用角がゼロとなるような状態、つまり弁停止状態が得られることになる。
しかしながら、実際上は、スライダー面20を先端側に延長しようとして各部品の設計を行うと、揺動アーム18の先端部が薄くなって強度が不足したり、大作用角時に揺動アーム18とロッカーアーム32とが干渉するようになったり、スライダーローラ22がスライダー面20の先端まで届かなくなったりするなどの種々の問題が発生する。このため、実際上は、スライダー面20を延長することで弁停止状態を実現することは極めて困難である。
これに対し、本実施形態の可変動弁装置10では、スライダー面20の先にロストモーション部38を形成することにより、上記のような設計上の問題を生ずることなく、弁停止状態を実現可能となっている。以下、図2を参照して、具体的に説明する。
図2は、図1中のスライダーローラ22付近を拡大した図である。図2に示すように、揺動アーム18の先端部には、ロストモーション部38が形成されている。このロストモーション部38は、スライダー面20の仮想延長線(仮想延長面)40よりも落ち込んだ面(低くなった面)で構成されている。本実施形態では、このロストモーション部38は、円弧状の凹面で構成されている。図2中の二点鎖線の円は、ロストモーション部38を構成する円弧を延長したものである。なお、ロストモーション部38の形状は、円弧状に限定されるものではない。
制御軸16を反時計回りに一杯に回転させて、スライダーローラ22を揺動中心26から最大限に遠ざけると、スライダーローラ22は、スライダー面20を超えて、ロストモーション部38と接触する位置へ移動する。このときのスライダーローラ22の位置を以下「弁停止位置」という。
スライダーローラ22を弁停止位置へ移動させるとすると、駆動カム14が回転することで揺動アーム18が揺動しても、ロッカーローラ接触点は非作用面28a内にとどまり、作用面28bには到達しないような状態となる。つまり、図1に示すように、駆動カム14のカムリフトが最大になったときにも、揺動中心26と作用面中心30とを結ぶ直線は、揺動中心26とロッカーローラ34の中心42とを結ぶ直線よりも、駆動カム14側に位置する。このため、駆動カム14が回転しても、吸気弁12は閉弁状態に維持される。
上記のような弁停止状態において、スライダーローラ22の第2ローラ22bとロストモーション部38とは、駆動カム14のカムリフトが最大のときには図2中の点Aで接触し、駆動カム14のカムリフトがゼロのときには図2中の点Bで接触する。つまり、弁停止状態で揺動アーム18が揺動すると、第2ローラ22bとロストモーション部38との接触点は、図2中の点Aと点Bとの間を移動する。
以上説明したように、可変動弁装置10によれば、作用角を可変とする機構において、部品点数を増大させたり、機構を複雑化・大型化させたりすることなく、弁停止状態を実現することができる。このため、コストアップを伴うことなく弁停止機能を付加することができる。また、他のアクチュエータを追加する必要もないので、制御の複雑化も抑制でき、信頼性に優れる。
更に、本実施形態では、ロストモーション部38を凹面で構成したことにより、第2ローラ22bとの接触点を、凹面と凸面との接触にすることができる。このため、接触点の応力を軽減することができる。
なお、上述した実施の形態1においては、スライダーローラ22が前記第1の発明における「中間部材」に、制御軸16、支持アーム24および制御アーム(図示せず)が前記第1の発明における「中間部材移動機構」に、それぞれ相当している。
実施の形態2.
次に、図3を参照して、本発明の実施の形態2について説明するが、上述した実施の形態1との相違点を中心に説明し、同様の事項については、その説明を簡略化または省略する。図3は、本発明の実施の形態2の可変動弁装置におけるスライダーローラ付近を拡大した図である。
本実施形態は、ロストモーション部の形状が異なること以外は、前述した実施の形態1と同様である。図3に示すように、本実施形態の可変動弁装置10においても、揺動アーム18には、スライダー面20より先に、スライダー面20の仮想延長線40よりも落ち込んだ面で構成されるロストモーション部44が形成されている。このロストモーション部44は、スライダー面20の先端から変曲点を経てスライダー面20と逆向きに湾曲する凸面で構成されている。
本実施形態の可変動弁装置10によれば、ロストモーション部44を設けたことにより、弁停止状態を実現することができ、実施の形態1と同様の効果が得られる。加えて、次のような効果も得られる。
弁停止状態から弁駆動状態へ復帰する場合(以下「弁駆動再開時」という)、スライダーローラ22は揺動中心26へ近づく方向、すなわち図3中の矢印の方向へ移動される。前述したように、ロストモーション部44はスライダー面20の仮想延長線40より落ち込んでいる。このため、スライダーローラ22がロストモーション部44からスライダー面20へ急激に移行する場合には、スライダーローラ22から揺動アーム18へ強い力が加わり、ショックが発生することがある。本実施形態では、ロストモーション部44を凸面で構成したことにより、このショック(以下「弁駆動再開時ショック」という)を実施の形態1よりも抑制することができるという利点がある。
弁駆動再開時ショックをより確実に抑制するためには、以下のような条件を満足するようにロストモーション部44を形成することが好ましい。図2中の力Aは、スライダーローラ22と揺動アーム18との間に実際に作用する力である。一方、図2中の力Bは、仮にロストモーション部44を設けずにスライダー面20が先端側に延長されていると仮想した場合に、スライダーローラ22と揺動アーム18との間に作用する仮想の力である。
ロストモーション部44を設けずにスライダー面20が先端側に延長されている場合には、力Bのスライダーローラ移動方向分力がほぼゼロであるので、弁駆動再開時ショックは最も小さくなる。よって、ロストモーション部44を設けた場合であっても、力Aの方向が力Bの方向に近ければ、弁駆動再開時ショックを小さくすることができる。具体的には、力Aの方向と力Bとのなす角度θが45°以下となるようにすれば、力Aのスライダーローラ移動方向分力が十分に小さくなり、弁駆動再開時ショックを十分に抑制することができる。
力Aの方向は、第2ローラ22およびロストモーション部44の接触点と、スライダーローラ22の中心とを通る直線の方向であり、力Bの方向は、スライダー面20が先端側に延長されていると仮想した場合の仮想スライダー面46と、スライダーローラ22の中心とを通る直線の方向である。よって、上記の条件を満足するためには、それらの両直線のなす角度θが45°以下になるように、ロストモーション部44を形成すればよい。
実施の形態3.
次に、図4乃至図6を参照して、本発明の実施の形態3について説明するが、上述した実施の形態との相違点を中心に説明し、同様の事項については、その説明を簡略化または省略する。
図4は、実施の形態3の可変動弁装置のシステム構成を示すブロック図である。本実施形態のシステムは、前述した実施の形態1または2の可変動弁装置10と、この可変動弁装置10の作動を制御するECU(Electronic Control Unit)50とを有している。ECU50には、可変動弁装置10の制御軸16を回転駆動するサーボモータ52と、制御軸16の回転角度を検出する制御軸回転角度センサ53と、内燃機関のクランク角を検出するクランク角センサ54とが電気的に接続されている。
また、本実施形態のシステムは、可変動弁装置10の駆動カム14が設けられたカム軸56の位相を連続的に可変とする公知の開弁位相可変機構58と、カム軸56の回転位置を検出するカム角センサ60とを更に備えている。開弁位相可変機構58によれば、吸気弁12のバルブタイミングを進角したり遅角したりすることができる。
ECU50は、所定のマップに従い、内燃機関の運転状態(機関回転速度および機関負荷)に応じて、制御軸16の回転位置を制御することにより、吸気弁12の作用角を制御する。例えば、機関負荷が大きいほど、作用角を大きくし、機関負荷が小さいほど、作用角を小さくする。
また、ECU50は、所定の運転条件下(例えば減速フューエルカット)では、吸気弁12の開閉動作が停止する前述の弁停止状態となるように、制御軸16の回転位置を制御する。
本実施形態では、上記内燃機関は、直列4気筒型であるものとする。そして、カム軸56は、その4つの気筒に共用されているものとする。図5は、その各気筒(#1〜#4気筒)の吸気弁12のリフトカーブを示す図である。図5中の小さいリフトカーブは、弁駆動状態において作用角を最小とした場合のリフトカーブであり、図5中の大きいリフトカーブは、作用角を最大とした場合のリフトカーブである。なお、本実施形態では、開弁位相可変機構58が設けられているので、各気筒のリフトカーブは図5中の左右に移動し得る。
図5に示すように、吸気弁12の作用角が最小作用角である場合には、各気筒の吸気弁12の開弁期間は重ならないので、#1〜#4気筒の何れの気筒の吸気弁12もリフトしない期間(この期間に相当するクランク角の範囲を以下「全気筒閉弁期間」という)が存在する。図5中の両端矢印で示す各期間が上記全気筒閉弁期間である。
弁停止状態から弁駆動状態へ復帰する場合(弁駆動再開時)において、スライダーローラ22がロストモーション部38または44からスライダー面20へ移行した瞬間が、全気筒閉弁期間内にあれば、その時点で、何れの気筒の吸気弁12も閉じたままとなっている。
これに対し、スライダーローラ22がロストモーション部38または44からスライダー面20へ移行した瞬間が、全気筒閉弁期間外であると、その瞬間に、何れかの気筒の吸気弁12が開くこととなる。すると、その開いた吸気弁12のバルブスプリングの力が揺動アーム18に伝達して、揺動アーム18をスライダーローラ22へ押し付けるように作用する。
前述したように、スライダーローラ22がロストモーション部38または44からスライダー面20へ急激に移行する場合には、スライダーローラ22から揺動アーム18へ強い力が加わり、ショックが発生し易い。このときに、上記のようにしてバルブスプリングの力が揺動アーム18に加わると、そのショックが更に大きくなる。
そこで、本実施形態では、弁駆動を再開する場合、スライダーローラ22が全気筒閉弁期間内にロストモーション部38または44からスライダー面20へ移行するように制御することとした。具体的には、サーボモータ52の作動遅れも考慮した上で、制御軸16の実際の駆動開始時が、全気筒閉弁期間内に入るように制御することとした。ロストモーション部38または44は短いので、制御軸16が駆動を開始すると、その直後にスライダーローラ22はロストモーション部38または44からスライダー面20へ移行する。よって、上記のように制御すれば、スライダーローラ22が全気筒閉弁期間内にロストモーション部38または44からスライダー面20へ移行するようにすることができる。
[実施の形態3における具体的処理]
図6は、上記の機能を実現するために本実施形態においてECU50が実行するルーチンのフローチャートである。図6に示すルーチンによれば、まず、制御軸回転角度センサ53の出力に基づいて、弁停止制御の実行中であるか否かが判別される(ステップS100)。弁停止制御を実行していない場合には、以下の制御を実施する必要はないため、今回の処理サイクルがそのまま終了される。
一方、弁停止制御の実行中である場合には、次に、クランク角センサ52およびカム角センサ60の出力に基づいて、現在の機関回転速度、クランク軸位置およびカム軸位置(カム軸位相)が検出される(ステップS110)。続いて、全気筒閉弁期間が算出される(ステップS120)。全気筒閉弁期間は、図5中の両端矢印で示す各期間であるが、前述したように、この期間は、開弁位相可変機構58の作動により、全体的に早くなったり遅くなったりする。ステップS120では、上記ステップS110で検出されたカム軸位相に基づいて、全気筒閉弁期間を算出することができる。
次いで、サーボモータ52に対する駆動指令(以下「モータ駆動指令」という)を開始すべきクランク軸位置が以下のようにして特定される(ステップS130)。サーボモータ52への駆動指令が開始されてから制御軸16が実際に回転し始めるまでの遅れ時間は、ECU50に予め記憶されている。サーボモータ52への駆動指令が開始されてから制御軸16が実際に回転し始めるまでに要するクランク軸の回転角度は、上記遅れ時間と、現在の機関回転速度とから、算出することができる。次いで、このクランク軸回転角度と、上記ステップS120で算出された全気筒閉弁期間とから、制御軸16が実際に回転し始める時点を全気筒閉弁期間内に入れることができるような、モータ駆動指令開始クランク角を算出することができる。そして、その算出されたクランク角のなかで、現在のクランク軸位置から考えて、最も早く実現することができるようなクランク軸位置が、モータ駆動指令を開始すべきクランク軸位置として特定される。
続いて、弁停止状態から弁駆動状態へ復帰する要求があるか否かが判別される(ステップS140)。そして、弁停止状態から弁駆動状態へ復帰する要求があると判別された場合には、上記ステップS130で特定されたクランク軸位置においてサーボモータ52への駆動指令が開始され、制御軸16の駆動が開始される。
以上説明した図6に示すルーチンの処理によれば、弁停止状態から弁駆動状態へ復帰する場合に、制御軸16が実際に回転を開始してスライダーローラ22が移動開始するタイミングが、全気筒閉弁期間内に入るように制御することができる。これにより、全気筒閉弁期間内に、スライダーローラ22をロストモーション部38または44からスライダー面20へ移行させることができる。よって、スライダーローラ22がロストモーション部38または44からスライダー面20へ移行したとき、何れの気筒の吸気弁12も開かないので、バルブスプリングの力が揺動アーム18へ作用することを回避することができる。このため、弁駆動再開時に、スライダーローラ22と揺動アーム18との間にバルブスプリングの力が更に加わることを防止することができ、ショックを軽減することができる。
なお、上述した実施の形態3においては、ECU50が、上記図6に示すルーチンの処理を実行することにより前記第5の発明における「制御手段」が、上記ステップS110およびS120の処理を実行することにより前記第6の発明における「算出手段」が、上記ステップS130の処理を実行することにより前記第6の発明における「特定手段」が、それぞれ実現されている。
本発明の実施の形態1の可変動弁装置を示す図である。 図1中のスライダーローラ付近を拡大した図である。 本発明の実施の形態2の可変動弁装置におけるスライダーローラ付近を拡大した図である。 本発明の実施の形態3の可変動弁装置のシステム構成を示すブロック図である。 本発明の実施の形態3の内燃機関における各気筒の吸気弁のリフトカーブを示す図である。 本発明の実施の形態3において実行されるルーチンのフローチャートである。
符号の説明
10 可変動弁装置
12 吸気弁
14 駆動カム
16 制御軸
18 揺動アーム
20 スライダー面
22 スライダーローラ
22a 第1ローラ
22b 第2ローラ
24 支持アーム
26 揺動中心
28 揺動カム面
28a 非作用面
28b 作用面
30 作用面中心
32 ロッカーアーム
34 ロッカーローラ
36 油圧式ラッシュアジャスタ
38 ロストモーション部
40 仮想延長線
42 ロッカーローラ中心
44 ロストモーション部
46 仮想スライダー面
50 ECU

Claims (6)

  1. 内燃機関のカム軸に設けられた駆動カムと、
    前記内燃機関の吸気弁または排気弁を押圧するロッカーアームと、
    前記ロッカーアームに設置されたロッカーローラと、
    前記カム軸に平行な軸を中心として揺動可能に設置され、前記駆動カムの回転に伴って揺動する揺動アームと、
    前記揺動アームに形成され、前記ロッカーローラに接触する揺動カム面と、
    前記揺動アームの、前記駆動カムと対向する位置に形成されたスライダー面と、
    前記駆動カムと前記揺動アームとの間に配置され、前記駆動カムのカムリフトを前記揺動アームに伝達する中間部材と、
    前記中間部材を前記揺動アームの揺動中心に近づける方向および遠ざける方向に移動可能な中間部材移動機構と、
    を備え、
    前記揺動カム面は、前記揺動アームの揺動中心からの距離が一定で前記弁にリフトを与えない非作用面と、前記非作用面と連続して設けられ前記揺動アームの揺動中心からの距離が次第に大きくなるように形成された作用面とを含み、
    前記中間部材が前記スライダー面と接触している場合には、前記揺動アームの揺動に伴って前記ロッカーローラと前記揺動カム面との接触位置が前記非作用面から前記作用面へ移動することにより前記弁がリフトし、
    前記中間部材の位置を前記揺動アームの揺動中心から遠ざけるほど、前記弁の作用角が小さくなるように構成された可変動弁装置であって、
    前記揺動アームには、前記スライダー面の先に、前記スライダー面の仮想延長線よりも落ち込んだ面で構成されるロストモーション部が形成されており、
    前記中間部材が前記ロストモーション部と接触するような弁停止位置へ前記中間部材を移動させることにより、前記揺動アームが揺動しても前記ロッカーローラと前記揺動カム面との接触位置が前記非作用面内にとどまる弁停止状態となることを特徴とする可変動弁装置。
  2. 前記ロストモーション部は、凹面で構成されていることを特徴とする請求項1記載の可変動弁装置。
  3. 前記ロストモーション部は、凸面で構成されていることを特徴とする請求項1記載の可変動弁装置。
  4. 前記中間部材が前記弁停止位置にあるときにおいて、前記中間部材と前記ロストモーション部との接触点と前記中間部材の中心とを通る直線と、前記スライダー面が先端側に延長されていると仮想した場合の仮想スライダー面と前記中間部材との接触点と前記中間部材の中心とを通る直線とのなす角度が45°以内であることを特徴とする請求項3記載の可変動弁装置。
  5. 前記内燃機関は、複数気筒を有しており、
    前記弁停止状態から前記中間部材を前記揺動アームの揺動中心に近づける方向に移動させて弁駆動状態に復帰する場合に、前記中間部材の移動開始タイミングが、前記中間部材が前記ロストモーション部から前記スライダー面へ移行したときに何れの気筒においても前記弁がリフトしないような期間内となるように、前記移動開始タイミングを制御する制御手段を更に備えることを特徴とする請求項1乃至4の何れか1項記載の可変動弁装置。
  6. 前記制御手段は、
    前記中間部材が前記ロストモーション部から前記スライダー面へ移行した場合に何れの気筒においても前記弁がリフトしないような期間を算出する算出手段と、
    前記算出手段により算出された期間と、現在の機関回転速度およびクランク軸位置と、前記中間部材移動機構の作動遅れ特性とに基づいて、前記中間部材移動機構に対する駆動指令を開始すべきタイミングを特定する特定手段と、
    を含むことを特徴とする請求項5記載の可変動弁装置。
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