JPH10296735A - 成形金型のベントホール開閉弁装置 - Google Patents
成形金型のベントホール開閉弁装置Info
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- JPH10296735A JPH10296735A JP9295642A JP29564297A JPH10296735A JP H10296735 A JPH10296735 A JP H10296735A JP 9295642 A JP9295642 A JP 9295642A JP 29564297 A JP29564297 A JP 29564297A JP H10296735 A JPH10296735 A JP H10296735A
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- vent
- opening
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- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29C—SHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
- B29C33/00—Moulds or cores; Details thereof or accessories therefor
- B29C33/10—Moulds or cores; Details thereof or accessories therefor with incorporated venting means
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- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29D—PRODUCING PARTICULAR ARTICLES FROM PLASTICS OR FROM SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE
- B29D30/00—Producing pneumatic or solid tyres or parts thereof
- B29D30/06—Pneumatic tyres or parts thereof (e.g. produced by casting, moulding, compression moulding, injection moulding, centrifugal casting)
- B29D30/0601—Vulcanising tyres; Vulcanising presses for tyres
- B29D30/0606—Vulcanising moulds not integral with vulcanising presses
- B29D2030/0607—Constructional features of the moulds
- B29D2030/0617—Venting devices, e.g. vent plugs or inserts
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29L—INDEXING SCHEME ASSOCIATED WITH SUBCLASS B29C, RELATING TO PARTICULAR ARTICLES
- B29L2030/00—Pneumatic or solid tyres or parts thereof
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- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
- Y10S—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10S425/00—Plastic article or earthenware shaping or treating: apparatus
- Y10S425/812—Venting
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
- Heating, Cooling, Or Curing Plastics Or The Like In General (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 シンプルな構成でかつ安価にインサートベン
トを形成する。 【解決手段】 ベントホール7が設けられたベント基体
2と、ベントホール7の開閉に際し前記ベント基体2に
対して移動しうる開閉弁本体1と、ベントホール7を開
放するために前記ベント基体2に一体に形成されたバネ
手段3と、ベント基体2と開閉弁本体1との間に形成さ
れる弁座部とを具え、かつ前記ベントホール7は、成形
室内の成形材料が前記開閉弁本体1の上端面12に接触
し該開閉弁本体1を押し込むことにより閉止される。
トを形成する。 【解決手段】 ベントホール7が設けられたベント基体
2と、ベントホール7の開閉に際し前記ベント基体2に
対して移動しうる開閉弁本体1と、ベントホール7を開
放するために前記ベント基体2に一体に形成されたバネ
手段3と、ベント基体2と開閉弁本体1との間に形成さ
れる弁座部とを具え、かつ前記ベントホール7は、成形
室内の成形材料が前記開閉弁本体1の上端面12に接触
し該開閉弁本体1を押し込むことにより閉止される。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、加硫ゴム又は他の
成形物を形成するために用いられる成形金型、限定され
ることはないが特にタイヤ成形金型に好適に採用される
成形金型のベントホール開閉弁装置に関する。
成形物を形成するために用いられる成形金型、限定され
ることはないが特にタイヤ成形金型に好適に採用される
成形金型のベントホール開閉弁装置に関する。
【0002】
【従来の技術】タイヤ等のゴム製品を金型成形する際、
熱せられた金型に接触してタイヤ表面が初期に加熱され
ることにより、該タイヤ表面のゴムの粘性が下がり、金
型の内部圧力の影響の下で、ゴムの部分的な流れが発生
する。
熱せられた金型に接触してタイヤ表面が初期に加熱され
ることにより、該タイヤ表面のゴムの粘性が下がり、金
型の内部圧力の影響の下で、ゴムの部分的な流れが発生
する。
【0003】又、金型には、生タイヤのカーカスと熱せ
られた金型内面との間に滞留する空気を逃がすためのベ
ントホールが設けられ、これにより加硫タイヤの表面の
あらゆる部分が金型に接触し、金型の細部模様を完全に
刻印したタイヤが加硫成形される。
られた金型内面との間に滞留する空気を逃がすためのベ
ントホールが設けられ、これにより加硫タイヤの表面の
あらゆる部分が金型に接触し、金型の細部模様を完全に
刻印したタイヤが加硫成形される。
【0004】タイヤ成形金型のベントホールは、通常、
金型内面と直角に金型壁部を貫通する小径の孔からな
る。
金型内面と直角に金型壁部を貫通する小径の孔からな
る。
【0005】近年、最も代表的なベントホールは、金型
壁部を貫通する前記孔にチューブを差し込むことにより
形成されるいわゆる「インサートベント」である。
壁部を貫通する前記孔にチューブを差し込むことにより
形成されるいわゆる「インサートベント」である。
【0006】又、滞留した空気がベントホールから逃さ
れると、すぐにゴムが該ベントホール内に流れ始める。
しかしながら、ベントホールの直径が小さいため、ゴム
は瞬時に硬化してベントホールをふさぐ栓となり、金型
をシールする。タイヤの加硫成形が完了すると、タイヤ
表面に依然として残っているゴムの栓は、タイヤを脱型
したときにベントホールから引き抜かれる。
れると、すぐにゴムが該ベントホール内に流れ始める。
しかしながら、ベントホールの直径が小さいため、ゴム
は瞬時に硬化してベントホールをふさぐ栓となり、金型
をシールする。タイヤの加硫成形が完了すると、タイヤ
表面に依然として残っているゴムの栓は、タイヤを脱型
したときにベントホールから引き抜かれる。
【0007】このようなゴムの栓、又は通常呼ばれてい
る「スピューピップ」は、成形されたタイヤの外観を著
しく損ねるため、従来、切り取りにより取り除かれてい
る。しかし、この切り取り作業には多大の労力と時間と
がかかり、タイヤの製造コストを増大させている。
る「スピューピップ」は、成形されたタイヤの外観を著
しく損ねるため、従来、切り取りにより取り除かれてい
る。しかし、この切り取り作業には多大の労力と時間と
がかかり、タイヤの製造コストを増大させている。
【0008】又、タイヤが脱型するとき、加硫されたス
ピューピップがちぎれてベントホール内に残り、該ベン
トホールをふさぐ場合もあり、かかる際にはふさがれた
ベントホールが直ぐには確認できず、その後の成形物の
品質を低下させる原因になるという問題点も生じてい
る。
ピューピップがちぎれてベントホール内に残り、該ベン
トホールをふさぐ場合もあり、かかる際にはふさがれた
ベントホールが直ぐには確認できず、その後の成形物の
品質を低下させる原因になるという問題点も生じてい
る。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】このような問題点を解
決するために、いわゆる「スピューレスベント」が提案
されており、このスピューレスベントは、空気を逃しな
がらも閉止するように構成され、ゴムのベントホール内
への流れを防止する。
決するために、いわゆる「スピューレスベント」が提案
されており、このスピューレスベントは、空気を逃しな
がらも閉止するように構成され、ゴムのベントホール内
への流れを防止する。
【0010】米国特許第4,492,554号及び米国
特許第4,347,212号は、このようなスピューレ
スベントを例示しており、このベントは、コイルバネに
より常時は開放状態で保持され空気の通過を許容するバ
ルブを具える。このバルブは、その頭部がゴムの流動に
よりコイルバネに逆らって移動し、バルブシートに着座
することによりベントホールを閉止する。
特許第4,347,212号は、このようなスピューレ
スベントを例示しており、このベントは、コイルバネに
より常時は開放状態で保持され空気の通過を許容するバ
ルブを具える。このバルブは、その頭部がゴムの流動に
よりコイルバネに逆らって移動し、バルブシートに着座
することによりベントホールを閉止する。
【0011】しかしながら、これらのベントは、少なく
とも4つの分離した部品の組立体からなり、それ故、比
較的複雑な構成かつ高価となっており、実用性に乏し
く、広く用いられるものではない。
とも4つの分離した部品の組立体からなり、それ故、比
較的複雑な構成かつ高価となっており、実用性に乏し
く、広く用いられるものではない。
【0012】本発明は、かかる問題点を解決するために
案出されたものであって、シンプルな構成の、より安価
なスピューレスベントである成形金型のベントホール開
閉弁装置の提供を目的としている。
案出されたものであって、シンプルな構成の、より安価
なスピューレスベントである成形金型のベントホール開
閉弁装置の提供を目的としている。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明の内、請求項1記
載の発明は、成形室を有する成形金型のベントホール開
閉弁装置であって、ベントホールが設けられたベント基
体と、前記成形室を囲む金型内面に面一に位置しうる上
端面を有するとともにベントホールの開閉に際し前記ベ
ント基体に対して移動しうる開閉弁本体と、ベントホー
ルを開放するために前記ベント基体に一体に形成された
バネ手段と、ベント基体と開閉弁本体との間に形成され
る弁座部とを具えるとともに、前記ベントホールは、成
形室内の成形材料が前記開閉弁本体の前記上端面に接触
し該開閉弁本体を押し込むことにより閉止されることを
特徴とする成形金型のベントホール開閉弁装置である。
載の発明は、成形室を有する成形金型のベントホール開
閉弁装置であって、ベントホールが設けられたベント基
体と、前記成形室を囲む金型内面に面一に位置しうる上
端面を有するとともにベントホールの開閉に際し前記ベ
ント基体に対して移動しうる開閉弁本体と、ベントホー
ルを開放するために前記ベント基体に一体に形成された
バネ手段と、ベント基体と開閉弁本体との間に形成され
る弁座部とを具えるとともに、前記ベントホールは、成
形室内の成形材料が前記開閉弁本体の前記上端面に接触
し該開閉弁本体を押し込むことにより閉止されることを
特徴とする成形金型のベントホール開閉弁装置である。
【0014】又、請求項2記載の発明は、前記ベント基
体が、ベントホールの閉止により、前記開閉弁本体の上
端面とともに平坦な面を形成することを特徴とする請求
項1記載の成形金型のベントホール開閉弁装置である。
体が、ベントホールの閉止により、前記開閉弁本体の上
端面とともに平坦な面を形成することを特徴とする請求
項1記載の成形金型のベントホール開閉弁装置である。
【0015】又、請求項3記載の発明は、前記ベント基
体がベントホールを有し、このベントホール内に前記開
閉弁本体が配されることを特徴とする請求項1又は2記
載の成形金型のベントホール開閉弁装置である。
体がベントホールを有し、このベントホール内に前記開
閉弁本体が配されることを特徴とする請求項1又は2記
載の成形金型のベントホール開閉弁装置である。
【0016】又、請求項4記載の発明は、前記弁座部
が、ベントホールを閉止した際に互いに着座してかみ合
う着座面を具えることを特徴とする請求項1、2又は3
記載の成形金型のベントホール開閉弁装置である。
が、ベントホールを閉止した際に互いに着座してかみ合
う着座面を具えることを特徴とする請求項1、2又は3
記載の成形金型のベントホール開閉弁装置である。
【0017】又、請求項5記載の発明は、前記ベント基
体及び開閉弁本体の前記着座面が、円錐面であることを
特徴とする請求項4記載の成形金型のベントホール開閉
弁装置である。
体及び開閉弁本体の前記着座面が、円錐面であることを
特徴とする請求項4記載の成形金型のベントホール開閉
弁装置である。
【0018】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施の形態を図面に
基づき説明する。図1(A)、(B)、(C)は、イン
サートベントである本発明の成形金型のベントホール開
閉弁装置(以下、単に開閉弁装置という)の第1の実施
形態を示し、図2は他の実施形態を示し、図3、4は、
夫々図2のA−A’、B−B’線断面図であり、図5は
タイヤ成形金型のサイドウォール部に配置された開閉弁
装置を示している。
基づき説明する。図1(A)、(B)、(C)は、イン
サートベントである本発明の成形金型のベントホール開
閉弁装置(以下、単に開閉弁装置という)の第1の実施
形態を示し、図2は他の実施形態を示し、図3、4は、
夫々図2のA−A’、B−B’線断面図であり、図5は
タイヤ成形金型のサイドウォール部に配置された開閉弁
装置を示している。
【0019】図1(A)、(B)は、夫々本発明の開閉
弁装置の縦断面図、および平面図であり、例えば図5に
示す如く、タイヤ成形金型52のサイドウォール部分5
1に位置して該開閉弁装置50が設置される。
弁装置の縦断面図、および平面図であり、例えば図5に
示す如く、タイヤ成形金型52のサイドウォール部分5
1に位置して該開閉弁装置50が設置される。
【0020】本発明の開閉弁装置は、直円筒形のチュー
ブ形状を呈するベント基体2を具える。
ブ形状を呈するベント基体2を具える。
【0021】前記ベント基体2は、その上端面4と底端
面8とを継ぐ円柱状のベントホール7が同軸に設けられ
たオープンエンドをなす。
面8とを継ぐ円柱状のベントホール7が同軸に設けられ
たオープンエンドをなす。
【0022】又、前記上端面4は、前記タイヤ成形金型
52の成形室を囲む内面53に面一に配設されるととも
に、前記底端面8は、外気の雰囲気で開口し、残留空気
の排出を容易にする通路を形成する。
52の成形室を囲む内面53に面一に配設されるととも
に、前記底端面8は、外気の雰囲気で開口し、残留空気
の排出を容易にする通路を形成する。
【0023】又、開閉弁装置は、前記ベント基体2の中
心線CLに沿ってのびる開閉弁本体1を具える。ベント
基体2は前記ベントホール7を有し、このベントホール
7内に前記開閉弁本体1が配される。
心線CLに沿ってのびる開閉弁本体1を具える。ベント
基体2は前記ベントホール7を有し、このベントホール
7内に前記開閉弁本体1が配される。
【0024】本例では、開閉弁本体1は、その上部に弁
ガサ10を、下部に円柱状のロッド形状をなす弁軸11
を一体に具え、該弁ガサ10、弁軸11ともに前記ベン
ト基体2と同軸に配される。
ガサ10を、下部に円柱状のロッド形状をなす弁軸11
を一体に具え、該弁ガサ10、弁軸11ともに前記ベン
ト基体2と同軸に配される。
【0025】なお、前記ベント基体2と開閉弁本体1と
の間には、後述する着座面5、6からなる弁座部が形成
される。
の間には、後述する着座面5、6からなる弁座部が形成
される。
【0026】前記ベント基体2の前記上端面4の領域近
傍において、前記弁ガサ10は、下に向かって径を減じ
る円錐面からなる着座面5を有する円錐台の形状をな
し、該着座面5は、ベント基体2の上端面4の領域内部
に形成された円錐面からなる着座面6に着座して互いに
かみ合う形状を呈する。
傍において、前記弁ガサ10は、下に向かって径を減じ
る円錐面からなる着座面5を有する円錐台の形状をな
し、該着座面5は、ベント基体2の上端面4の領域内部
に形成された円錐面からなる着座面6に着座して互いに
かみ合う形状を呈する。
【0027】このように、ベント基体2及び開閉弁本体
1の前記着座面6、5は、相互に補足してかみ合う円錐
面からなるとともに、ベントホール7を閉止した際に互
いに着座してかみ合う該着座面6、5は、ベント基体2
と開閉弁本体1との間の前記弁座部を形成する。
1の前記着座面6、5は、相互に補足してかみ合う円錐
面からなるとともに、ベントホール7を閉止した際に互
いに着座してかみ合う該着座面6、5は、ベント基体2
と開閉弁本体1との間の前記弁座部を形成する。
【0028】なお、前記弁軸11の横断面の直径は、空
気を逃す通路を確保するために、前記ベントホール7の
直径よりも小さく設定されている。
気を逃す通路を確保するために、前記ベントホール7の
直径よりも小さく設定されている。
【0029】又、開閉弁装置は、ベントホール7を開放
するために前記ベント基体2に一体成形されたバネ手段
3を具える。
するために前記ベント基体2に一体成形されたバネ手段
3を具える。
【0030】前記バネ手段3は、前記ベントホール7の
内部に設けられるとともに、前記ベント基体2の前記底
端面8近傍で該ベント基体2のベントホール7を囲む内
壁面15からベントホール7の径方向内方に突出するこ
とにより、このベント基体2に一体に設けられる。
内部に設けられるとともに、前記ベント基体2の前記底
端面8近傍で該ベント基体2のベントホール7を囲む内
壁面15からベントホール7の径方向内方に突出するこ
とにより、このベント基体2に一体に設けられる。
【0031】前記バネ手段3は、前記開閉弁本体1にか
み合わされ、本例では、バネ手段3の円状をなす突出縁
が前記開閉弁本体1の弁軸11に凹設された環状の溝9
に嵌入することにより、この開閉弁本体1にかみ合う。
み合わされ、本例では、バネ手段3の円状をなす突出縁
が前記開閉弁本体1の弁軸11に凹設された環状の溝9
に嵌入することにより、この開閉弁本体1にかみ合う。
【0032】従って、バネ手段3は、前記ベント基体2
に設けられたベントホール7の内部で、開閉弁本体1
を、該ベント基体2の中心に位置させて保持する。
に設けられたベントホール7の内部で、開閉弁本体1
を、該ベント基体2の中心に位置させて保持する。
【0033】又、前記バネ手段3は、図1(A)に示す
如く、前記開閉弁本体1を標準の開放状態で保持する。
なお、この標準の開放状態では、前記開閉弁装置1の上
端面12は、前記ベント基体2の前記上端面4から盛り
上がって保持され、かつ開閉弁本体1の前記着座面5と
ベント基体2の前記着座面6とは、離間して保持され
る。
如く、前記開閉弁本体1を標準の開放状態で保持する。
なお、この標準の開放状態では、前記開閉弁装置1の上
端面12は、前記ベント基体2の前記上端面4から盛り
上がって保持され、かつ開閉弁本体1の前記着座面5と
ベント基体2の前記着座面6とは、離間して保持され
る。
【0034】この開放状態において、開閉弁装置は、前
記上端面4を底端面8に継ぐベントホール7を経て例え
ばタイヤ成形金型52の成形室から外気の雰囲気に空気
を逃がす通路を形成しうる。
記上端面4を底端面8に継ぐベントホール7を経て例え
ばタイヤ成形金型52の成形室から外気の雰囲気に空気
を逃がす通路を形成しうる。
【0035】全ての残留空気が外気の雰囲気に逃される
と、成形室内の成形材料、本例ではゴム流体が開閉弁本
体1の前記上端面12に突き当たって接触し、該開閉弁
本体1を前記バネ手段3によるバネ力に抗してベント基
体2内に押し込み、前記弁ガサ10の着座面5をベント
基体2の前記着座面6に着座させ両着座面5、6を互い
にかみ合わせて前記ベントホール7を閉止する。
と、成形室内の成形材料、本例ではゴム流体が開閉弁本
体1の前記上端面12に突き当たって接触し、該開閉弁
本体1を前記バネ手段3によるバネ力に抗してベント基
体2内に押し込み、前記弁ガサ10の着座面5をベント
基体2の前記着座面6に着座させ両着座面5、6を互い
にかみ合わせて前記ベントホール7を閉止する。
【0036】この開閉弁装置のベントホール7の閉止状
態において、図1(C)に示す如く、開閉弁本体1の前
記上端面12は、タイヤ成形金型52の前記成形室を囲
む内面53に面一に位置し、かつ前記ベント基体2は、
その上端面4が、ベントホール7の閉止により前記開閉
弁本体1の上端面12とともに平坦な隙間のない面13
を形成してベントホール7内へのゴムの流れを防止す
る。
態において、図1(C)に示す如く、開閉弁本体1の前
記上端面12は、タイヤ成形金型52の前記成形室を囲
む内面53に面一に位置し、かつ前記ベント基体2は、
その上端面4が、ベントホール7の閉止により前記開閉
弁本体1の上端面12とともに平坦な隙間のない面13
を形成してベントホール7内へのゴムの流れを防止す
る。
【0037】開閉弁装置は、その後の成形工程の間ずっ
と前記閉止状態で保持されるが、成形物、本例では成形
されたタイヤが取り出されると直ぐに前記バネ手段3に
より前記開放状態に復帰する。このように、開閉弁本体
1は、ベントホール7の開閉に際し前記ベント基体2に
対して移動する。
と前記閉止状態で保持されるが、成形物、本例では成形
されたタイヤが取り出されると直ぐに前記バネ手段3に
より前記開放状態に復帰する。このように、開閉弁本体
1は、ベントホール7の開閉に際し前記ベント基体2に
対して移動する。
【0038】又、本例では、前記バネ手段3は、前記ベ
ント基体2の前記内壁面15から突出しかつ中心部に孔
部を設けたディスク状の突出体としてベント基体2に一
体に設けられる。該突出体は、ベント基体2の内壁面1
5の内周全体に亘り連続させることが出来るが、空気の
通路をより確実に確保するため、該バネ手段3に穴又は
ミシン目状の孔等の孔部を設けることが好ましい。
ント基体2の前記内壁面15から突出しかつ中心部に孔
部を設けたディスク状の突出体としてベント基体2に一
体に設けられる。該突出体は、ベント基体2の内壁面1
5の内周全体に亘り連続させることが出来るが、空気の
通路をより確実に確保するため、該バネ手段3に穴又は
ミシン目状の孔等の孔部を設けることが好ましい。
【0039】前記バネ手段3には、デザイン及び材料特
性の組み合わせにより種々の形態がある。本例では、バ
ネ手段3として、ベント基体2に一体に設けられたバネ
座金を採用しているが、適切な耐熱性と弾性とを有する
あらゆる材料を用いてベント基体2及びバネ手段3を形
成しうる。
性の組み合わせにより種々の形態がある。本例では、バ
ネ手段3として、ベント基体2に一体に設けられたバネ
座金を採用しているが、適切な耐熱性と弾性とを有する
あらゆる材料を用いてベント基体2及びバネ手段3を形
成しうる。
【0040】このような材料として、ばね鋼等の金属材
料、又はエンジニアリング熱プラスチック等のプラスチ
ック材料などが挙げられる。
料、又はエンジニアリング熱プラスチック等のプラスチ
ック材料などが挙げられる。
【0041】なお、ベント基体2及びバネ手段3を、プ
ラスチック材料、特に補強されたナイロン又はガラス補
強された硫化ポリフェニレン等のエンジニアリング熱プ
ラスチックから形成することが、通常の射出成形により
容易に該ベント基体2及びバネ手段3を一体成形しうる
観点から好ましい。
ラスチック材料、特に補強されたナイロン又はガラス補
強された硫化ポリフェニレン等のエンジニアリング熱プ
ラスチックから形成することが、通常の射出成形により
容易に該ベント基体2及びバネ手段3を一体成形しうる
観点から好ましい。
【0042】又、前記開閉弁本体1は、ベント基体2及
びバネ手段3とは異なる材料から形成することも出来る
が、熱膨張を考慮すれば、該ベント基体2及びバネ手段
3と同一の材料から形成することが好ましい。
びバネ手段3とは異なる材料から形成することも出来る
が、熱膨張を考慮すれば、該ベント基体2及びバネ手段
3と同一の材料から形成することが好ましい。
【0043】さらに、開閉弁装置は、全体が、型成形さ
れうるプラスチック材料から形成されることが、用途に
適した開閉弁装置を容易に製造しうる観点から好まし
い。
れうるプラスチック材料から形成されることが、用途に
適した開閉弁装置を容易に製造しうる観点から好まし
い。
【0044】図2〜4に示される本発明の他の実施形態
では、前記弁軸11が、空気を通して外気の雰囲気に逃
すための長さ方向にのびる複数の孔又は/及び複数の縦
溝22を設けたカラー21により、ベントホール7内の
さらに中央に精度良く配される。
では、前記弁軸11が、空気を通して外気の雰囲気に逃
すための長さ方向にのびる複数の孔又は/及び複数の縦
溝22を設けたカラー21により、ベントホール7内の
さらに中央に精度良く配される。
【0045】これらの孔又は縦溝22は、図2のA−
A’線断面図である図3に示され、この孔又は縦溝を設
けたカラー21を、前記弁軸11又は前記ベント基体2
の内壁面15の何れか一方に強固に固定しかつ他方には
摺動自在に接するようにすることが、ベントホール7の
開閉に際しての開閉弁本体1の移動を確実かつ円滑にな
しうる観点から好ましい。
A’線断面図である図3に示され、この孔又は縦溝を設
けたカラー21を、前記弁軸11又は前記ベント基体2
の内壁面15の何れか一方に強固に固定しかつ他方には
摺動自在に接するようにすることが、ベントホール7の
開閉に際しての開閉弁本体1の移動を確実かつ円滑にな
しうる観点から好ましい。
【0046】さらに、この他の実施形態では、図2のB
−B’線断面図である図4に示す如く、前記バネ手段3
が複数、本例では4つの等間隔で配置された舌状のバネ
片23…からなり、各バネ片23の突出縁が図1に示し
た実施形態と同様に弁軸11に設けた環状の溝9に嵌入
される。
−B’線断面図である図4に示す如く、前記バネ手段3
が複数、本例では4つの等間隔で配置された舌状のバネ
片23…からなり、各バネ片23の突出縁が図1に示し
た実施形態と同様に弁軸11に設けた環状の溝9に嵌入
される。
【0047】このように、本発明の開閉弁装置は、一体
形成されたベント基体2及びバネ手段3、並びに開閉弁
本体1からなるシンプルな構成で安価に製造しうるとと
もに、ベントホール7内へのゴム等の成形材料の流れを
防止して該ベントホール7がふさがれるのを確実に回避
でき、ゴムを成形材料としたタイヤを成形するタイヤ成
形金型に好適に用いられる。
形成されたベント基体2及びバネ手段3、並びに開閉弁
本体1からなるシンプルな構成で安価に製造しうるとと
もに、ベントホール7内へのゴム等の成形材料の流れを
防止して該ベントホール7がふさがれるのを確実に回避
でき、ゴムを成形材料としたタイヤを成形するタイヤ成
形金型に好適に用いられる。
【0048】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、ベントホ
ールが設けられたベント基体と、ベントホールの開閉に
際し前記ベント基体に対して移動しうる開閉弁本体と、
ベントホールを開放するために前記ベント基体に一体に
形成されたバネ手段と、ベント基体と開閉弁本体との間
に形成される弁座部とを具えるため、ベントホール内へ
の成形材料、例えばゴムの流れを防止して該ベントホー
ルがふさがれるのを確実に回避しながらも、一体形成さ
れたベント基体及びバネ手段、並びに開閉弁本体からな
るシンプルな構成で安価に製造でき、特にタイヤ成形金
型に好適に採用しうる。
ールが設けられたベント基体と、ベントホールの開閉に
際し前記ベント基体に対して移動しうる開閉弁本体と、
ベントホールを開放するために前記ベント基体に一体に
形成されたバネ手段と、ベント基体と開閉弁本体との間
に形成される弁座部とを具えるため、ベントホール内へ
の成形材料、例えばゴムの流れを防止して該ベントホー
ルがふさがれるのを確実に回避しながらも、一体形成さ
れたベント基体及びバネ手段、並びに開閉弁本体からな
るシンプルな構成で安価に製造でき、特にタイヤ成形金
型に好適に採用しうる。
【0049】又、請求項2記載の発明によれば、前記ベ
ント基体が、ベントホールの閉止により、前記開閉弁本
体の上端面とともに平坦な面を形成するため、外観の良
い優れた品質のタイヤ等の成形物を成形しうる。
ント基体が、ベントホールの閉止により、前記開閉弁本
体の上端面とともに平坦な面を形成するため、外観の良
い優れた品質のタイヤ等の成形物を成形しうる。
【0050】又、請求項3記載の発明によれば、前記ベ
ント基体がベントホールを有し、このベントホール内に
前記開閉弁本体が配されるため、構成の簡略化に役立
ち、かつ成形金型の製造コストを低減しうる。
ント基体がベントホールを有し、このベントホール内に
前記開閉弁本体が配されるため、構成の簡略化に役立
ち、かつ成形金型の製造コストを低減しうる。
【0051】又、請求項4記載の発明によれば、前記弁
座部が、ベントホールを閉止した際に互いに着座してか
み合う着座面を具えるため、ベントホールを確実に閉止
でき、成形物の品質を高めうる。
座部が、ベントホールを閉止した際に互いに着座してか
み合う着座面を具えるため、ベントホールを確実に閉止
でき、成形物の品質を高めうる。
【0052】又、請求項5記載の発明によれば、前記ベ
ント基体及び開閉弁本体の前記着座面を円錐面としてい
るため、両着座面をさらに確実にかみ合わせてベントホ
ールを閉止しうる。
ント基体及び開閉弁本体の前記着座面を円錐面としてい
るため、両着座面をさらに確実にかみ合わせてベントホ
ールを閉止しうる。
【図1】(A)、(B)、(C)は、本発明の成形金型
のベントホール開閉弁装置の実施形態を示す縦断面図、
平面図、作用図である。
のベントホール開閉弁装置の実施形態を示す縦断面図、
平面図、作用図である。
【図2】本発明の他の実施形態を示す縦断面図である。
【図3】図2のA−A’線断面図である。
【図4】図2のB−B’線断面図である。
【図5】本発明の成形金型のベントホール開閉弁装置が
タイヤ成形金型のサイドウォール部に配置された例を示
す断面図である。
タイヤ成形金型のサイドウォール部に配置された例を示
す断面図である。
1 開閉弁本体 2 ベント基体 3 バネ手段 5 開閉弁本体の着座面 6 ベント基体の着座面 7 ベントホール 12 開閉弁本体の上端面
Claims (5)
- 【請求項1】成形室を有する成形金型のベントホール開
閉弁装置であって、 ベントホールが設けられたベント基体(2)と、 前記成形室を囲む金型内面に面一に位置しうる上端面
(12)を有するとともにベントホールの開閉に際し前
記ベント基体(2)に対して移動しうる開閉弁本体
(1)と、 ベントホールを開放するために前記ベント基体(2)に
一体に形成されたバネ手段(3)と、 ベント基体(2)と開閉弁本体(1)との間に形成され
る弁座部とを具えるとともに、 前記ベントホールは、成形室内の成形材料が前記開閉弁
本体(1)の前記上端面(12)に接触し該開閉弁本体
(1)を押し込むことにより閉止されることを特徴とす
る成形金型のベントホール開閉弁装置。 - 【請求項2】前記ベント基体(2)は、ベントホールの
閉止により、前記開閉弁本体(1)の上端面(12)と
ともに平坦な面を形成することを特徴とする請求項1記
載の成形金型のベントホール開閉弁装置。 - 【請求項3】前記ベント基体(2)はベントホール
(7)を有し、このベントホール(7)内に前記開閉弁
本体(1)が配されることを特徴とする請求項1又は2
記載の成形金型のベントホール開閉弁装置。 - 【請求項4】前記弁座部は、ベントホールを閉止した際
に互いに着座してかみ合う着座面(6、5)を具えるこ
とを特徴とする請求項1、2又は3記載の成形金型のベ
ントホール開閉弁装置。 - 【請求項5】前記ベント基体(2)及び開閉弁本体
(1)の前記着座面(6、5)は、円錐面であることを
特徴とする請求項4記載の成形金型のベントホール開閉
弁装置。
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