JP6880817B2 - 加硫金型 - Google Patents

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Description

本発明は、ゴム材料を加硫成形するための加硫金型に関する。
例えば、下記特許文献1には、空気排出用のベント流路と、ベント流路内に固定されかつベント流路を開閉するための弁部材とを有する加硫金型が提案されている。弁部材は、バネでベント流路を開く向きに付勢された弁体を有する。この弁体は、ゴム材料に押されて弁座と当接してベント流路を閉じるまでの間、金型内の空気を排出し、成形不良等を防止することができる。
しかしながら、特許文献1の弁部材は、ベント流路が開いた状態において、弁体が、成形面よりも加硫成形の対象であるゴム材料側に突出している。このような弁部材は、弁体と弁座との間に可塑化して流動したゴムが流入し易く、ひいては、加硫初期にベント流路の詰まりを招き易い傾向があった。
特開2015−221545号公報
本発明は、以上のような実状に鑑み案出されたもので、弁部材の構造を改善することを基本として、ベント流路の詰まりを抑制し得る加硫金型を提供することを主たる目的としている。
本発明は、ゴム材料を加硫成形するための成形面を具えた加硫金型であって、一端が前記成形面で開口するベント流路と、前記ベント流路内の前記成形面側に固定されかつ前記ベント流路を開閉するための弁部材とを含み、前記弁部材は、前記成形面側に弁座を有する中心孔を具えた外筒部と、前記外筒部の前記中心孔にスライド可能に支持された弁体と、前記弁体を前記弁座から離れる向きに付勢するバネ部材とを有し、前記弁体は、前記弁座から離間して前記ベント流路を開く開状態と、前記金型内に配されたゴム材料に押されて前記弁座と当接し、前記ベント流路を閉じる閉状態とに移動可能であるとともに、前記開状態において、前記弁体は、前記成形面よりも凹んで位置することを特徴としている。
本発明の加硫金型において、前記外筒部の前記成形面側の端面は、前記成形面と滑らかに連続するのが望ましい。
本発明の加硫金型は、前記開状態において、前記弁体は、前記外筒部の前記端面よりも凹んで位置するのが望ましい。
本発明の加硫金型は、前記開状態において、前記弁体は、前記成形面から0.5〜1.0mmの深さで凹んでいるのが望ましい。
本発明の加硫金型において、前記外筒部の前記成形面側の端面は、前記成形面よりも凹んで位置するのが望ましい。
本発明の加硫金型は、前記開状態において、前記弁体の前記成形面側の頭面は、前記成形面から前記外筒部の前記端面と同じ深さで凹んで位置するのが望ましい。
本発明の加硫金型は、前記開状態において、前記弁体は、前記成形面から0.3mm以下の深さで凹んでいるのが望ましい。
本発明の加硫金型の弁部材は、成形面側に弁座を有する中心孔を具えた外筒部と、外筒部の前記中心孔にスライド可能に支持された弁体と、弁体を前記弁座から離れる向きに付勢するバネ部材とを有している。弁体は、弁座から離間してベント流路を開く開状態と、金型内に配されたゴム材料に押されて弁座と当接し、ベント流路を閉じる閉状態とに移動可能である。
このような弁部材は、加硫成形時、弁体がゴム材料に押されるまでの間、ベント流路が開いた状態を維持し、金型内の空気を、金型外部へと排出することができる。また、弁部材は、前記開状態において、弁体が、成形面よりも凹んで位置する。これにより、弁体は、ゴム材料が弁体と弁座との間に入り込む前に、ゴム材料に押されて弁座と当接することができる。従って、弁体が閉じる前のベント流路内へのゴムの流入が効果的に抑制される。
本発明の一実施形態の加硫金型の断面図である。 本実施形態の弁部材の斜視図である。 図2の弁部材の断面図である。 図3の外筒部の断面図である。 (a)は、開状態の弁体の拡大断面図であり、(b)は、閉状態の弁体の拡大断面図である。 (a)及び(b)は、加硫成形中のゴム材料と弁体との関係を示す部分拡大断面図である。 本発明の他の実施形態の弁部材の断面図である。 (a)及び(b)は、図7で示される実施形態における、加硫成形中のゴム材料と弁体との関係を示す部分拡大断面図である。
以下、本発明の実施の一形態が、図面に基づき説明される。
図1には、本実施形態の加硫金型1の断面図が示されている。図1に示されるように、本実施形態の加硫金型1は、ゴム材料として、例えば、タイヤ2を加硫成形するものが示されている。但し、ゴム材料としては、タイヤ以外にも種々のものが適用され得る。本実施形態の加硫金型1は、例えば、タイヤ2のトレッド部を成形するトレッドセグメント1a、タイヤ2のサイドウォール部を成形するサイドウォールセグメント1b、及び、タイヤ2のビード部を成形するビードリング1cを含んでいる。
加硫金型1は、その内側に、タイヤ2の外面2sを成形する成形面4を具えている。未加硫のタイヤ2は、加硫金型1内で加熱されるとともに、内側から、膨張したブラダー3によって成形面4側に押圧される。これにより、タイヤの各部を構成するゴムが加硫成形される。
加硫金型1は、一端6が成形面4で開口するベント流路5を含んでいる。ベント流路5の他端7は、金型外部に連通している。ベント流路5は、加硫成形時、生タイヤ2と加硫金型1との空気を金型外部に排出し、タイヤ2と成形面4との間の空気の残留によるベア等の成形不良を抑制することができる。
ベント流路5には、弁部材10が配されている。
図2には、本実施形態の弁部材10の斜視図が示されている。図3には、本実施形態の弁部材10の断面図が示されている。図2及び図3に示されるように、弁部材10は、ベント流路5の成形面4側に固定されている。弁部材10は、外筒部11と、弁体12と、弁体12を付勢するバネ部材13とを含んでいる。
図4には、外筒部11の断面図が示されている。図4に示されるように、外筒部11は、ベント流路5の成形面4側の開口部に固定されている。外筒部11は、ベント流路5の長さ方向に貫通する中心孔15を具えている。
中心孔15は、ベント流路5の成形面4側に弁座16を有している。弁座16は、例えば、ベント流路5の他端側(図2乃至図4では下側)に向かって内径が漸減している。これにより、弁座16は、例えば、円錐状の第1テーパ面18を含んでいる。
本実施形態の中心孔15は、さらに、弁座16と成形面4側の端縁17との間の外孔部21と、弁座16の前記他端側に設けられた孔本体部22とを含んでいる。
外孔部21は、例えば、端縁17から一定の内径L1で前記他端側にのびている。成形されるゴム部材のベント流路5の跡を小さくするために、外孔部21の内径L1は、例えば、5.0mm以下であるのが望ましい。
孔本体部22は、例えば、ベント流路5の長さ方向にのびている。孔本体部22は、例えば、部分的に小さい内径を有する小径部23を含んでいる。小径部23は、例えば、外筒部11の内壁が部分的に突出した突部45で構成されている。
図3に示されるように、弁体12は、外筒部11の中心孔15にスライド可能に支持されている。弁体12は、例えば、ベント流路5の長さ方向に沿ってのびる軸部分31と、軸部分31の成形面4側に設けられた弁本体32とを有している。
軸部分31は、例えば、小径部23よりも成形面4側に配された第1部分33と、小径部23よりも前記他端側に配された第2部分34と、第1部分33と第2部分34とをつなぐ第3部分とを含んでいる。第1部分33は、例えば、孔本体部22の内径よりも僅かに小さい外径を有する。第2部分34は、小径部23よりも大きい幅を有し、弁体12が成形面4側に抜けるのを防止している。第3部分35は、小径部23の内径よりも僅かに小さい幅を有し、小径部23内を通ることができる。本実施形態の第2部分34及び第3部分35は、例えば、空気を通り易くするために、板状に構成されているのが望ましい。
弁本体32は、第1部分33の成形面側に設けられている、弁本体32は、例えば、成形面4側に配された頭面43と、頭面43から前記他端側に向かって外径が漸減する第2テーパ面44とを有する円錐状である。頭面43は、例えば、平らな円形状である。第2テーパ面44は、弁座16の第1テーパ面18と当接可能な形状で構成されている。
本実施形態のバネ部材13は、例えば、コイルバネが用いられている。バネ部材13は、例えば、外筒部11と弁体12との間に設けられ、軸部分31及び前記突部45に反発力を付与し、ひいては弁体12を弁座16から離れる向きに付勢している。
弁体12は、バネ部材13によって付勢され、無負荷の状態では、弁本体32と弁座16との間に間隙ができるように支持されている。これにより、図5(a)に示されるように、弁体12は、ベント流路5を開く開状態となる。また、弁体12は、弁本体32の頭面43が押されることにより、前記他端側にスライドする。これにより、図5(b)に示されるように、弁体12は、ベント流路5を閉じる閉状態になる。つまり弁体12は、開状態と閉状態とに移動可能である。このような弁部材10は、加硫成形時、弁体12がゴム材料に押されるまでの間、ベント流路5が開いた状態を維持し、金型内の空気を、金型外部へと排出することができる。
図3に示されるように、前記開状態において、弁体12は、成形面4よりも凹んで位置する。
図6(a)及び(b)には、加硫成形中のゴム材料Gと弁体12との関係を示す部分拡大断面図が示されている。図6(a)及び(b)に示されるように、弁体12が成形面4よりも凹んでいるため、加硫成形時、ゴム材料Gは、十分に成形面4に接触した後、さらにベント流路5の開口部8の中へ進入し、弁体12側に入り込む。このとき、ゴム材料Gは、開口部8の中央部から入り込む。このため、弁体12は、ゴム材料Gが弁体12と弁座16との間に入り込む前に、ゴム材料Gに押されて弁座16と当接することができる。従って、弁体12は、ゴム材料Gと成形面4との間の空気を十分に排出した後、閉じる。この際、ベント流路5内へのゴムの流入も効果的に抑制される。
本実施形態では、弁体12が成形面4よりも凹んでいるため、成形されるゴム材料の外面には、凹部の反転模様に相当する凸部が形成される。凸部の外径を小さくするために、図3に示されるように、外筒部11の成形面4側の端面19は、成形面4と滑らかに連続しているのが望ましい。また、開状態においても、弁体12は、勿論、外筒部11の端面19よりも凹んで位置する。
本実施形態では、開状態において、弁体12は、例えば、成形面4から0.3〜2.0mmの深さd1で凹んでいるのが望ましい。前記深さd1が0.3mmよりも小さい場合、弁体12と弁座16との間にゴムが入り込むおそれがある。前記深さ2.0mmよりも大きい場合、タイヤの外面に大きな凸部が形成されるおそれがある。このような観点から、開状態において、前記d1は、0.5〜1.0mmであるのがより望ましい。
図5(b)に示されるように、閉状態において、成形面4から頭面43までの深さd2は、例えば、1.0〜2.5mmであるのが望ましい。これにより、タイヤの外面の悪化を抑制することができる。
図7には、本発明の他の実施形態の加硫金型の弁部材10の断面図が示されている。図7において、上述した実施形態と共通する構成には、同一の符号が付されている。図7に示されるように、この実施形態では、外筒部11の成形面4側の端面19は、成形面4よりも凹んで位置している。
発明者等は、種々の実験により、外筒部11の端面19を凹ませることにより、外筒部11と弁体12との間にゴムが入り込むのをさらに抑制できることを見出した。これは、図8(a)及び(b)に示されるように、成形面4のエッジ46と外筒部11の端面19のエッジ47がベント流路の深さ方向に位置ずれすることにより、ゴム材料Gが外筒部47の端面のエッジ47と弁体12のエッジ48との間に入り込む前に、ゴム材料Gが弁体12を確実に押すことができるためと考えられる。
従って、この実施形態では、例えば、弁体12の成形面4からの深さd1をより小さくすることができ、ひいてはゴム材料に形成される凸部の高さをより小さくすることができる。
望ましい態様では、開状態において、弁体12の成形面4側の頭面43は、成形面4から外筒部11の端面19と同じ深さで凹んで位置している。さらに望ましい態様では、弁体12の頭面43の全体と、外筒部11の端面の全体とが、同じ深さで構成され、これらが同一平面上に配されている。これにより、外筒部11と弁体12との間にゴム材料が入り込むのをさらに抑制することができる。また、このような弁部材10は、製造時、弁体12が外筒部11に取り付けられ易くなり、その製造コストを低減するのに役立つ。
この実施形態では、開状態において、弁体12は、例えば、成形面4から0.3mm以下の深さで凹んでいるのが望ましい。これにより、ゴム材料の外面に形成される凸部が小さくなり、ひいては成形後のゴム材料の美観が高められる。
以上、本発明の一実施形態の加硫金型が詳細に説明されたが、本発明は、上記の具体的な実施形態に限定されることなく、種々の態様に変更して実施され得る。
実施例として、図3で示される弁部材を有する加硫金型が試作された。実施例は、成形面から弁体までの深さd1が0よりも大きい。比較例1及び2として、開状態において、弁体が成形面よりも突出している(即ち、深さd1<0である)加硫金型が試作された。各加硫金型を用いて、ベント流路の詰まりを原因とする傷が発生するまでの製造個数が測定された。テスト方法は、以下の通りである。
<傷が発生するまでの製造個数>
各加硫金型で連続してタイヤが1000個製造され、外面にベント流路の詰まりを原因とする傷が発生し始めた時点での製造個数が測定された。数値が大きい程、長時間ベント流路の詰まりを抑制できることを示す。
テストの結果が表1に示される。
Figure 0006880817
表1に示されるように、実施例では、比較例よりも前記傷の発生が効果的に抑制されていることが確認できた。
さらに、他の実施例として、図7で示される弁部材を有する加硫金型が試作された。これらの実施例では、外筒部の端面が成形面よりも凹んでおり、かつ、弁体の頭面が、外筒部の端面と同じ深さで凹んでいる。これらの加硫金型を用いて、上記同様、外面にベント流路の詰まりを原因とする傷が発生するまでの製造個数が測定された。
テストの結果が表2に示される。
Figure 0006880817
表2に示されるように、図7に示される実施例では、上述の効果を得ながら、成形面から弁体までの深さd1をより小さくできることが確認できた。
4 成形面
5 ベント流路
10 弁部材
11 外筒部
12 弁体
13 バネ部材
15 中心孔
16 弁座

Claims (5)

  1. ゴム材料を加硫成形するための成形面を具えた加硫金型であって、
    一端が前記成形面で開口するベント流路と、前記ベント流路内の前記成形面側に固定されかつ前記ベント流路を開閉するための弁部材とを含み、
    前記弁部材は、前記成形面側に弁座を有する中心孔を具えた外筒部と、前記外筒部の前記中心孔にスライド可能に支持された弁体と、前記弁体を前記弁座から離れる向きに付勢するバネ部材とを有し、
    前記弁体は、前記弁座から離間して前記ベント流路を開く開状態と、前記金型内に配されたゴム材料に押されて前記弁座と当接し、前記ベント流路を閉じる閉状態とに移動可能であるとともに、
    前記開状態において、前記弁体は、前記成形面よりも凹んで位置し、
    前記外筒部の前記成形面側の端面は、前記成形面と滑らかに連続することを特徴とする加硫金型。
  2. 前記開状態において、前記弁体は、前記外筒部の前記端面よりも凹んで位置する請求項1記載の加硫金型。
  3. ゴム材料を加硫成形するための成形面を具えた加硫金型であって、
    一端が前記成形面で開口するベント流路と、前記ベント流路内の前記成形面側に固定されかつ前記ベント流路を開閉するための弁部材とを含み、
    前記弁部材は、前記成形面側に弁座を有する中心孔を具えた外筒部と、前記外筒部の前記中心孔にスライド可能に支持された弁体と、前記弁体を前記弁座から離れる向きに付勢するバネ部材とを有し、
    前記弁体は、前記弁座から離間して前記ベント流路を開く開状態と、前記金型内に配されたゴム材料に押されて前記弁座と当接し、前記ベント流路を閉じる閉状態とに移動可能であるとともに、
    前記開状態において、前記弁体は、前記成形面から0.5〜1.0mmの深さで凹んでいることを特徴とする加硫金型。
  4. ゴム材料を加硫成形するための成形面を具えた加硫金型であって、
    一端が前記成形面で開口するベント流路と、前記ベント流路内の前記成形面側に固定されかつ前記ベント流路を開閉するための弁部材とを含み、
    前記弁部材は、前記成形面側に弁座を有する中心孔を具えた外筒部と、前記外筒部の前記中心孔にスライド可能に支持された弁体と、前記弁体を前記弁座から離れる向きに付勢するバネ部材とを有し、
    前記弁体は、前記弁座から離間して前記ベント流路を開く開状態と、前記金型内に配されたゴム材料に押されて前記弁座と当接し、前記ベント流路を閉じる閉状態とに移動可能であるとともに、
    前記開状態において、前記弁体は、前記成形面よりも凹んで位置し、
    前記外筒部の前記成形面側の端面は、前記成形面よりも凹んで位置し、
    前記開状態において、前記弁体の前記成形面側の頭面は、前記成形面から前記外筒部の前記端面と同じ深さで凹んで位置することを特徴とする加硫金型。
  5. 前記開状態において、前記弁体は、前記成形面から0.3mm以下の深さで凹んでいる請求項4記載の加硫金型。
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