JPH10289904A - 半導体素子の隔離構造の製造方法 - Google Patents

半導体素子の隔離構造の製造方法

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JPH10289904A
JPH10289904A JP10066376A JP6637698A JPH10289904A JP H10289904 A JPH10289904 A JP H10289904A JP 10066376 A JP10066376 A JP 10066376A JP 6637698 A JP6637698 A JP 6637698A JP H10289904 A JPH10289904 A JP H10289904A
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oxide film
nitride
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nitride film
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JP10066376A
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Seikan Son
正 煥 孫
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    • H01L21/76202Dielectric regions, e.g. EPIC dielectric isolation, LOCOS; Trench refilling techniques, SOI technology, use of channel stoppers using a local oxidation of silicon, e.g. LOCOS, SWAMI, SILO

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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 フィールド酸化膜の成長を効果的にブロッキ
ングしてバーズビークの形成を防止し、かつストレスの
増加を防止し得る半導体素子の隔離構造の製造方法を提
供する。 【解決手段】 半導体基板21の上面に形成する酸化膜
又は酸窒化膜の代りに、フィールド酸化膜27を形成す
るための酸化工程を行うとき、該フィールド酸化膜の成
長をブロッキングすべき部分は酸窒化膜25にて形成
し、その他の部分は酸化膜22にて形成して、バーズビ
ークの発生及びストレスを減らし得る半導体素子の隔離
構造の製造方法である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は半導体素子の隔離構
造の製造方法に係るもので、詳しくは、局部シリコン酸
化(Local Oxidation of Silicon;以下、LOCOSと
略称す)隔離構造の半導体素子を形成する時に発生する
バーズビーク(bird's beak)を減らし、ストレスを減少
し得る半導体素子の隔離構造の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、LOCOS隔離構造を有する半
導体素子においては、半導体素子のソースとドレイン間
にチャンネルを形成するとき、しきい電圧以上の電圧を
印加しなくてはならず、そのしきい電圧の大きさはゲー
ト酸化膜の厚さに比例するため、フィールド酸化膜の厚
さがゲート酸化膜の厚さよりも約10倍程度厚い場合、
フィールド酸化膜上に形成したトランジスタをターンオ
ン(turn on)するためには、作用領域上のトランジスタ
をターンオンするための電圧よりも約10倍の電圧をゲ
ートに印加しなければならない。したがって、作用領域
上のトランジスタをターンオンする電圧をフィールド酸
化膜上のトランジスタのゲートに印加してもトランジス
タはターンオンしないため、半導体素子のセルとセル間
を電気的に隔離することができる。
【0003】以下、このようなLOCOS隔離構造の半
導体素子を製造する従来の方法について図3を用いて説
明する。先ず、図3(A)に示すように、ケイ素基板1
1を酸化させパッド酸化膜12を約35nmの厚さに形成
した後、該パッド酸化膜12上に酸化防止膜である窒化
膜13を約100nmの厚さに蒸着形成する。次いで、図
3(B)に示すように、窒化膜13上に感光膜14を形
成し、該感光膜14をパターニングした後、該感光膜パ
ターン14を用いて窒化膜13とパッド酸化膜12とを
パターニングする。次いで、図3(C)に示すように、
感光膜14を除去して、基板11上の全構造物の表面を
湿式酸化法で酸化すると、窒化膜13に覆われている部
位の半導体基板11は酸化せず、覆われずに露出してい
る部位の半導体基板11表面のみが酸化して、厚さ約8
0nmのフィールド酸化膜15が成長するので、フィール
ド酸化膜15により半導体のセルとセル間の隔離構造を
構成する。
【0004】ただし、このような従来の半導体素子のL
OCOS隔離構造においては、フィールド膜15を形成
するため酸化工程を施すとき、図3(C)に示すよう
に、パッド酸化膜12はフィールド酸化膜15の成長を
効果的にブロッキングすることができず、フィールド酸
化膜15の両端部がパッド酸化膜12の下部まで浸透し
て、バースビークが形成されるという欠点があった。
【0005】したがって、近来、パッド酸化膜12を酸
窒化膜に代替形成してバースビークを減らす方法は、Y.
Sambonsugi et al., SSDM '95, p.139, Oxynitride Pa
d LOCOS (ON-LOCOS) Isolation Technology for Gigabi
t DRAMs に記載されており、その方法について説明する
と次のとおりである。
【0006】先ず、ケイ素基板を500〜900℃の温
度で10分の間、NH3 /Arのガスにより窒化した
後、900℃の温度で30分の間乾式酸化すると、該基
板上に約3nmの酸窒化膜が成長し、該酸窒化膜の窒素の
濃度は窒化時の温度を調整して変化することができる。
【0007】次いで、該酸窒化膜を成長させた後、窒化
膜を蒸着形成し、該窒化膜をパターニングして乾式食刻
を施した後、上記の酸窒化膜をフッ化水素を用いて食刻
し、その後の工程は、図3に示した従来のLOCOS隔
離構造の製造方法と同様に行う。
【0008】このように酸化膜の代りに酸窒化膜を用い
ると、フィールド酸化膜を形成するため酸化工程を施す
とき、該酸窒化膜に包含した窒素成分によりオキシダン
トの拡散を防止し、該酸窒化膜がフィールド酸化膜の成
長を効果的にブロッキングするため、バースビークを減
らすことができる。
【0009】然るに、このような酸窒化膜を使用する場
合、酸化膜を使用する場合よりはバーズビークを減らす
ことができるが、フィールド酸化膜の形成過程で酸化工
程を施す時、酸化膜を使用したときよりもストレスが増
加し、漏洩電流が増加するという不都合な点があった。
このようにストレスが増加する主な原因は、酸窒化膜の
熱膨張係数が酸化膜の熱膨張係数より大きいためであ
る。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、LO
COS隔離構造の半導体素子を製造するとき発生するバ
ーズビーク及びストレスを減少し得る半導体素子の隔離
構造の製造方法を提供することである。
【0011】
【課題を解決するための手段】そして、このような目的
を達成するため、本発明に係る半導体素子の隔離構造の
製造方法は、半導体基板の上面に形成する酸化膜及び酸
窒化膜の代りに、フィールド酸化膜を形成するために酸
化工程を行うとき、上記のフィールド酸化膜の成長をブ
ロッキングすべき部分は酸窒化膜にて形成し、その他の
部分は酸化膜にて形成する。したがって、酸窒化膜の窒
素成分によりフィールド酸化膜の成長を効果的にブロッ
キングしてバーズビークの形成を防止し、その他の部分
は酸化膜にて形成するため、従来の酸窒化膜形成により
発生するストレスの増加を防止する。
【0012】すなわち、半導体素子の隔離構造の製造方
法であって、半導体基板上に第1のバリアー膜を形成す
る工程と、該第1のバリアー膜上に保護膜を形成する工
程と、フィールド酸化膜の形成領域及び第2のバリアー
膜の形成領域に相当する区域を該第1のバリアー膜及び
該保護膜から除去する工程と、該フィールド酸化膜形成
領域及び該第1のバリアー膜の間に該第2のバリアー膜
を設ける工程と、該フィールド酸化膜を形成する工程
と、半導体基板の上面の第1のバリアー膜、保護膜及び
第2のバリアー膜をそれぞれ除去する工程と、を順次行
うことを特徴とする半導体素子の隔離構造の製造方法で
ある。
【0013】さらに、該第2のバリアー膜の上面と該保
護膜の側面に囲まれた位置に第2の保護膜を設ける工程
を含むことを特徴とする半導体素子の隔離構造の製造方
法である。
【0014】第1のバリアー膜は、パッド酸化膜であ
る。保護膜は、窒化膜である。第2のバリアー膜は、酸
窒化膜である。
【0015】本発明の一の例は、半導体素子の隔離構造
の製造方法であって、半導体基板(21)上にパッド酸
化膜(22)を形成する工程と、該パッド酸化膜(2
2)上に第1窒化膜(23)を形成する工程と、それら
の第1窒化膜(23)及びパッド酸化膜(22)をそれ
ぞれパターニングする工程と、該パターニング工程によ
り露出した半導体基板(21)の上部表面に酸窒化膜
(25)を形成する工程と、第1窒化膜(23)の側面
に第2窒化膜(26)からなる側壁を形成する工程と、
半導体基板(21)上面の前記酸窒化膜(25)表面の
露出部位を除去する工程と、露出した半導体基板(2
1)の表面にフィールド酸化膜(27)を形成する工程
と、半導体基板(21)の上面の前記パッド酸化膜(2
2)、第1窒化膜(23)、第2窒化膜(26)及び酸
窒化膜(25)をそれぞれ除去する工程と、を順次行う
ことを特徴とする半導体素子の隔離構造の製造方法であ
る。
【0016】また、本発明の他の例は、半導体基板(3
1)上にパッド酸化膜(32)を形成する工程と、該パ
ッド酸化膜(32)上に窒化膜(33)を形成する工程
と、該窒化膜(33)をパターニングする工程と、半導
体基板(31)の上面の前記パッド酸化膜(32)表面
の露出部位をアンダーカット状に食刻して除去する工程
と、半導体基板(31)の露出した上部表面に酸窒化膜
(35)を形成する工程と、該酸窒化膜(35)表面が
露出した半導体基板(31)の上面部位を除去する工程
と、該露出した半導体基板(31)の表面にフィールド
酸化膜(36)を形成する工程と、半導体基板(31)
の上面の前記パッド酸化膜(32)、窒化膜(33)及
び酸窒化膜(35)をそれぞれ除去する工程とを順次行
うことを特徴とする、半導体素子の隔離構造の製造方法
である。
【0017】バリアー膜とは、半導体素子のLOCOS
隔離構造の製造方法に関し、所望の場所に隔離領域を形
成する工程において、バーズピーク等の形成を防ぐバリ
アーとして働く2種以上の膜を意味する。酸化膜と酸窒
化膜との組み合わせが好ましい。
【0018】パッド酸化膜(22)及びパッド酸化膜
(32)は熱酸化を施すことにより形成することができ
る。また、その膜厚を、約50〜500Åに形成するこ
とが好ましい。その材料の一例として、二酸化ケイ素
(SiO2)が挙げられる。
【0019】第1窒化膜(23)及び窒化膜(33)
は、通常の薄膜形成法で形成することができるが、化学
的気相蒸着法(CVD法)を用いて形成することが好ま
しい。その膜厚は、約500〜3,000Åに形成する
ことが好ましい。その材料の一例として、窒化ケイ素
(Si34)が挙げられる。
【0020】酸窒化膜(25)及び酸窒化膜(35)
は、半導体基板(21)及び半導体基板(31)の露出
表面を窒化し、酸化、特に乾式酸化して形成することが
好ましい。その膜厚は、約50〜500Åに形成するこ
とが好ましい。その材料の一例として、酸窒化ケイ素
(SiOXY)が挙げられる。
【0021】側壁は、第2窒化膜(26)を蒸着した
後、それをエッチバックすることにより形成することが
できる。第2窒化膜を蒸着する厚さは、約300〜1,
000Åが好ましい。その材料の一例として、窒化ケイ
素(Si34)が挙げられる。
【0022】酸窒化膜(25)は、フッ化水素を用い、
また、食刻法を施して除去する。また、酸窒化膜(3
5)は、窒化膜(33)をマスクとして用い、湿式、又
は乾式食刻法で除去する。
【0023】フィールド酸化膜(27)及びフィールド
酸化膜(36)は、湿式酸化法で形成する。その材料の
一例として、二酸化ケイ素(SiO2)が挙げられる。
【0024】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態の例に基
づき、本発明を詳細に説明する。本発明に係る半導体素
子のLOCOS隔離構造の製造方法の第1の実施形態に
対し、図1(A)〜(H)を用いて、以下に詳細に説明
する。先ず、図1(A)に示すように、半導体基板21
上にパッド酸化膜22と第1窒化膜23とを順次形成
し、該第1窒化膜23上に感光膜24を形成した後パタ
ーニングする。パッド酸化膜22は熱酸化を施して約5
0〜500Åの厚さに形成し、第1窒化膜23はCVD
法を用いて約500〜3,000Åの厚さに形成する。
次いで、図1(B)に示すように、感光膜のパターン2
4を利用しそれらの第1窒化膜23及びパッド酸化膜2
2を反応性イオンエッチング(RIE)により乾式食刻
して、それらの第1窒化膜23及びパッド酸化膜22の
パターンを形成する。次いで、図1(C)に示すよう
に、感光膜24を除去した後、それらの第1窒化膜23
及びパッド酸化膜22を食刻して露出した半導体基板2
1の上部表面に酸窒化膜25を形成する。該酸窒化膜2
5は露出した半導体基板21の表面を窒化し乾式酸化を
施して形成するが、その厚さはパッド酸化膜22の厚さ
と同様であることが望ましい。次いで、図1(D)に示
すように、図1(C)に示した半導体基板21上の全構
造物の上面に第2窒化膜26を300〜1,000Åの
厚さに蒸着して形成する。次いで、図1(E)に示すよ
うに、第2窒化膜26を食刻して第1窒化膜23の側面
に側壁を形成した後、図1(F)に示すように、フッ化
水素等を利用し、酸窒化膜25表面の露出部位を食刻し
て除去し、側壁25’を形成する。次いで、図1(G)
に示すように、半導体基板21上の全構造物の上面を湿
式酸化法で酸化させ、フィールド酸化膜27を形成した
後、最終的に図1(H)に示すように、パッド酸化膜2
2、第1窒化膜23、第2窒化膜26及び酸窒化膜25
を除去し、半導体素子のLOCOS隔離構造の製造工程
を終了する。
【0025】そして、本発明に係る半導体素子のLOC
OS隔離構造の製造方法の他の実施形態によれば、先
ず、図2(A)に示すように、半導体基板31上にパッ
ド酸化膜32と窒化膜33とを順次形成し、該窒化膜3
3上に感光膜34を形成した後、パターニングする。パ
ッド酸化膜32は熱酸化を施して約50〜500Åの厚
さに形成し、窒化膜33はCVD法を用いて約500〜
3,000Åの厚さに形成する。次いで、図2(B)に
示すように、感光膜のパターン34を用いて窒化膜33
を食刻して、該窒化膜33のパターンを形成し、パッド
酸化膜32は湿式食刻、又は乾式食刻を用いてアンダー
カット状に食刻する。次いで、図2(C)に示すよう
に、感光膜34を除去した後、それらの窒化膜33及び
パッド酸化膜32を食刻し、露出した半導体基板31の
上部表面に酸窒化膜35を形成する。該酸窒化膜35
は、露出した基板31の表面を窒化し、乾式酸化を施し
て形成するが、その厚さはパッド酸化膜32の厚さと同
様にして形成することが望ましい。次いで、図2(D)
に示すように、窒化膜33をマスクとして酸窒化膜35
を食刻し、図2(E)に示すように、基板31上の全構
造物の上面を湿式酸化法で酸化させて、フィールド酸化
膜36を形成した後、最終的に、図2(F)に示すよう
に、パッド酸化膜32、窒化膜33及び酸窒化膜35を
除去し、半導体素子のLOCOS隔離構造の製造工程を
終了する。
【0026】
【発明の効果】上記のように、本発明に係る半導体素子
のLOCOS隔離構造の製造方法においては、パッド酸
化膜又は酸窒化膜の単身の代りに、酸化膜と酸窒化膜な
どという異なる種類の膜を同時に形成して、バリアーと
して用いることにより、隔離構造を構成するようになっ
ているため、バーズビークの発生を減らし、且つ、酸窒
化膜により発生するストレスを最小に減らし得るという
効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】(A)〜(H)は、本発明に係る半導体素子の
LOCOS隔離構造の製造方法の第1実施形態を示す工
程縦断面図である。
【図2】(A)〜(F)は、本発明に係る半導体素子の
LOCOS隔離構造の製造方法の第2実施形態を示す工
程縦断面図である。
【図3】(A)〜(C)は、従来の半導体素子のLOC
OS隔離構造の製造方法を示す工程縦断面図である。
【符号の説明】
11:基板 12:パッド酸化膜 13:窒化膜 14:感光膜 15:フィールド酸化膜 21:基板 22:パッド酸化膜 23:第1窒化膜 24:感光膜 25:酸窒化膜 26:第2窒化膜 27:フィールド酸化膜 31:基板 32:パッド酸化膜 33:窒化膜 34:感光膜 35:酸窒化膜 36:フィールド酸化膜

Claims (19)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体素子の隔離構造の製造方法であっ
    て、 半導体基板上に第1のバリアー膜を形成する工程と、 該第1のバリアー膜上に保護膜を形成する工程と、 フィールド酸化膜の形成領域及び第2のバリアー膜の形
    成領域に相当する区域を該第1のバリアー膜及び該保護
    膜から除去する工程と、 該フィールド酸化膜形成領域及び該第1のバリアー膜の
    間に該第2のバリアー膜を設ける工程と、 該フィールド酸化膜を形成する工程と、 半導体基板の上面の第1のバリアー膜、保護膜及び第2
    のバリアー膜をそれぞれ除去する工程と、を順次行うこ
    とを特徴とする半導体素子の隔離構造の製造方法。
  2. 【請求項2】 半導体素子の隔離構造の製造方法であっ
    て、以下の工程:半導体基板上に第1のバリアー膜を形
    成する工程と、 該第1のバリアー膜上に保護膜を形成する工程と、 フィールド酸化膜の形成領及び第2のバリアー膜の形成
    領域に相当する区域を該第1のバリアー膜及び該保護膜
    から除去する工程と、 該フィールド酸化膜形成領域及び該第1のバリアー膜の
    間に該第2のバリアー膜を設ける工程と、 該フィールド酸化膜を形成する工程と、 半導体基板の上面の第1のバリアー膜、保護膜及び第2
    のバリアー膜をそれぞれ除去する工程と、を順次行い、
    さらに以下の工程:該第2のバリアー膜の上面と該保護
    膜の側面に囲まれた位置に第2の保護膜を設ける工程を
    含むことを特徴とする半導体素子の隔離構造の製造方
    法。
  3. 【請求項3】 第1のバリアー膜が、パッド酸化膜であ
    る、請求項1又は2記載の方法。
  4. 【請求項4】 保護膜が、窒化膜である、請求項1又は
    2記載の方法。
  5. 【請求項5】 第2のバリアー膜が、酸窒化膜である、
    請求項1又は2記載の方法。
  6. 【請求項6】 第2の保護膜が、窒化膜である、請求項
    2記載の方法。
  7. 【請求項7】 半導体素子の隔離構造の製造方法であっ
    て、 第1窒化膜(23)及びパッド酸化膜(22)をそれぞ
    れパターニングする工程と、 該パターニング工程により露出した半導体基板(21)
    の上部表面に酸窒化膜(25)を形成する工程と、 第1窒化膜(23)の側面に第2窒化膜(26)からな
    る側壁(26’)を形成する工程と、 半導体基板(21)上面の酸窒化膜(25)表面の露出
    部位を除去する工程と、を含むことを特徴とする、請求
    項2記載の方法。
  8. 【請求項8】 該窒化膜(33)をパターニングする工
    程と、 半導体基板(31)上面の前記パッド酸化膜(32)表
    面の露出部位をアンダーカット状に食刻して除去する工
    程と、 半導体基板(31)の露出した上部表面に酸窒化膜(3
    5)を形成する工程と、 該酸窒化膜(35)を該窒化膜(33)をパターンとし
    て除去する工程と、を含むことを特徴とする、請求項2
    記載の方法。
  9. 【請求項9】 パッド酸化膜(22)及びパッド酸化膜
    (32)を、熱酸化を施して形成することを特徴とす
    る、請求項7又は8記載の方法。
  10. 【請求項10】 パッド酸化膜(22)及びパッド酸化
    膜(32)の膜厚を、約50〜500Åに形成すること
    を特徴とする、請求項9記載の方法。
  11. 【請求項11】 第1窒化膜(23)及び窒化膜(3
    3)は、化学的気相蒸着法を用いて形成することを特徴
    とする、請求項7又は8記載の方法。
  12. 【請求項12】 第1窒化膜(23)及び窒化膜(3
    3)の膜厚を、約500〜3,000Åに形成すること
    を特徴とする、請求項11記載の方法。
  13. 【請求項13】 第1窒化膜(23)及びパッド酸化膜
    (22)のパターンは、反応性イオンエッチングを施し
    て形成することを特徴とする、請求項7記載の方法。
  14. 【請求項14】 酸窒化膜(25)及び酸窒化膜(3
    5)は、半導体基板(21)及び半導体基板(31)の
    露出表面を窒化し、乾式酸化して形成することを特徴と
    する、請求項7又は8記載の方法。
  15. 【請求項15】 酸窒化膜(25)及び(酸窒化膜3
    5)の膜厚を、約50〜500Åに形成することを特徴
    とする、請求項14記載の方法。
  16. 【請求項16】側壁は、第2窒化膜(26)を約300
    〜1,000Åの厚さに蒸着した後、それをエッチバッ
    クして形成することを特徴とする、請求項13記載の方
    法。
  17. 【請求項17】 酸窒化膜(25)は、フッ化水素を用
    い、食刻法を施して除去することを特徴とする、請求項
    7記載の方法。
  18. 【請求項18】 酸窒化膜(35)は、窒化膜(33)
    をマスクとして用い、湿式、又は乾式食刻法で除去する
    ことを特徴とする、請求項8記載の方法。
  19. 【請求項19】 フィールド酸化膜(27)及びフィー
    ルド酸化膜(36)は、湿式酸化法で形成することを特
    徴とする、請求項7又は8記載の方法。
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