JPH10285390A - 画像処理装置 - Google Patents
画像処理装置Info
- Publication number
- JPH10285390A JPH10285390A JP9084877A JP8487797A JPH10285390A JP H10285390 A JPH10285390 A JP H10285390A JP 9084877 A JP9084877 A JP 9084877A JP 8487797 A JP8487797 A JP 8487797A JP H10285390 A JPH10285390 A JP H10285390A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- density
- output
- image
- value
- error diffusion
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04N—PICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
- H04N1/00—Scanning, transmission or reproduction of documents or the like, e.g. facsimile transmission; Details thereof
- H04N1/40—Picture signal circuits
- H04N1/40087—Multi-toning, i.e. converting a continuous-tone signal for reproduction with more than two discrete brightnesses or optical densities, e.g. dots of grey and black inks on white paper
Abstract
処理を行なうことができる画像処理装置を提供する。 【解決手段】 入力された画像データに含まれる画素に
基づき濃度ヒストグラムを作成する。設定範囲内にある
濃度を有する画素から基準濃度S1,S2を算出する。
算出された基準濃度S1,S2に基づいてしきい値T1
〜T3が算出される。
Description
し、特に多値誤差拡散処理を用いた画像処理装置に関す
る。
装置の分野では、たとえば特開平4−2271号公報に
示されるように、画像データを複数のしきい値と比較し
てその結果に対応した複数ビットの出力データを生成す
る技術が提案されている。
構成を示すブロック図である。図を参照して、多値誤差
拡散処理回路は、加算器31と、階調変換器32と、減
算器33と、誤差加算マトリクス34と、誤差メモリ3
5と、アドレスカウンタ36とを備える。
っている画素)の画素濃度D(8ビット)と、補正値R
とを加算し、補正後の画素濃度D′(8ビット)を出力
する。
て、多値誤差拡散処理回路に入力される画像(デジタル
データ)は、x方向0〜Xeの画素、y方向0〜Yeの
画素により構成される。図において注目画素が“*”で
示されている。加算器31には、注目画素の濃度Dが入
力される。入力される画像の中で、注目画素を走査する
ことにより、画像処理が行なわれる。
るように入力される画像の画素と同じ数の画素から構成
される。アドレスカウンタ36は、誤差メモリ35の中
の画素の、注目画素と同じ位置の画素を指示する。
ドレスカウンタ36で指示された誤差メモリ35の中の
画素の濃度(補正値R)とが加算され、図11(C)に
示されるように、補正後の画素濃度D′が出力される。
により8ビットの補正後の画素濃度D′を変換し、2ビ
ットの変換後画素濃度Pを出力する。また、階調変換器
32は、同時に誤差の演算に用いるデータセレクタ出力
Tiを出力する。データセレクタ出力Tiについては後
述する。
データセレクタ出力Tiを減算することにより、得られ
た値を誤差Eとして出力する。
メモリ35中の、注目画素の周囲の画素に分配する。誤
差メモリ35は、その誤差を各画素ごとに加算して記憶
する。
の指示するアドレスの画素の誤差を補正値Rとして出力
する。
べての画素の画素濃度Dを変換後画素濃度Pとすること
で、多値誤差拡散処理は完了する。
を示したブロック図である。図を参照して、階調変換器
32は、比較器CP1〜CP3と、比較器の出力を加算
するエンコーダENCと、しきい値の1つまたは“0”
を出力するデータセレクタSELとから構成される。
しきい値“192”とを比較し、D′≧192であれ
ば、“1”を出力する。D′<192であれば、“0”
を出力する。
しきい値“128”とを比較し、D′≧128であれ
ば、“1”を出力する。D′<128であれば、“0”
を出力する。
しきい値“64”とを比較し、D′≧64であれば、
“1”を出力する。D′<64であれば、“0”を出力
する。
3の出力を加算し、変換後画素濃度Pとして出力する。
Cが出力する変換後画素濃度Pに応じてしきい値“6
4”、“128”、“192”または“0”のいずれか
を選択してデータセレクタ出力Tiとして出力する。
後画素濃度Pと、データセレクタ出力Tiと、誤差Eと
の関係を示す図である。
れば、変換後画素濃度Pは“00”となる。このとき、
データセレクタ出力Tiは“0”となる。このため、減
算器33から誤差EとしてD′−0の値が出力される。
であれば、変換後画素濃度Pは“01”となる。このと
き、データセレクタ出力Tiは“64”となる。このた
め、減算器33から誤差Eとして、D′−64の値が出
力される。
1であれば、変換後画素濃度Pは“10”となる。この
とき、データセレクタ出力Tiは“128”となる。こ
のため、減算器33から誤差EとしてD′−128の値
が出力される。
6であれば、変換後画素濃度Pは“11”となる。この
とき、データセレクタ出力Tiは“192”となる。こ
のため、減算器33から誤差EとしてD′−192の値
が出力される。
調変換により生じた誤差Eを誤差メモリ35の中の注目
画素の周辺の画素に加算する。具体的には、図14に示
される注目画素(*)の階調変換により生じた誤差Eの
1/6を、注目画素の左下と右下の誤差メモリ35中の
画素に加算する。
に加算される。これにより誤差の拡散が行なわれる。
回路を用いると、画像の出力に擬似的な階調を与えるこ
とができる。さらに、上記のように出力するデータを各
画素で複数ビットにすることにより、2値出力に比べて
出力データの階調変化が穏やかになるという利点があ
る。
多値誤差拡散処理回路は、原稿全体を決められたしきい
値で誤差拡散処理するため、画像データの品質が低下す
ることがあった。たとえば、原稿データ中に中間調濃度
の文字などの濃度が均一な中間調画像が含まれていた場
合で、その均一な濃度が予め決められたしきい値と異な
っていれば、そのデータの解像力が低下し、画像の品位
が低下してしまうのである。
の濃度の文字である場合に、誤差拡散処理が施される
と、文字部分にも誤差が重畳され、文字品位が劣化す
る。このような場合には、誤差拡散処理を施さない方が
むしろ望ましいが、たとえば文字と写真とが混在する原
稿を処理する場合などには、誤差拡散処理を施した方が
望ましい出力が得られる。
になされたもので、画像データの品質を落とすことなく
誤差拡散処理を行なうことができる画像処理装置を提供
することを第1の目的としている。
合でも中間調濃度の文字の品位を劣化させることのない
画像処理装置を提供することを第2の目的としている。
め、この発明のある局面に従うと、画像処理装置は、画
像濃度に応じて得られた多値(m値)のデジタルデータ
に、多値誤差拡散処理を行ない、n(2<n<m)値の
データを得る画像処理装置であって、多値のデジタルデ
ータの中の中間調領域を検出する第1の検出手段と、検
出された中間調領域の濃度値を検出する第2の検出手段
と、検出された濃度値から、多値誤差拡散処理に用いる
しきい値を設定する設定手段と、設定されたしきい値を
用いて、多値誤差拡散処理を行なう処理手段とを備え
る。
トグラムに基づいて設定される。さらに好ましくは、し
きい値は、検出された中間調領域の画素の基準濃度に基
づいて設定され、基準濃度は画素数基準レベルを超えた
数存在する画素の濃度であり、画素数基準レベルは、基
準濃度初期値と設定すべきしきい値の数とに基づいて設
定される。
いるしきい値が原稿データ中に含まれる中間調文字や中
間調の画像データの濃度値から設定される。これにより
中間調の文字や画像は原稿データと同じ濃度で連続的に
表現される。
であるデジタル複写機(画像処理装置)の構成を示す図
である。
プリンタ部200とから構成されている。通常は画像読
取部100で読取られた画像データがプリンタ部200
に送信され、プリンタ部200が画像を形成することに
より複写機能を達成する。
機器との接続が可能であるため、画像読取部100で読
取ったデータを外部機器に出力したり、逆に外部機器か
らの画像データをプリンタ部200に送ることにより、
画像を形成することが可能である。
より照射された原稿ガラス107上の原稿の反射光は、
3枚のミラー103a,b,cによりレンズ104に導
かれ、CCDセンサ105に結像する。
はスキャナモータ102により矢印の方向へ倍率に応じ
た速度vで駆動される。これにより原稿ガラス107上
の原稿を全面にわたって走査することができる。また、
ミラー103bと103cは露光ランプ101とミラー
103aのスキャンに伴い、速度v/2で矢印と同方向
へ駆動される。
射光は、センサ内で電気信号に変換され、画像処理部1
06により電気信号のアナログ処理、A/D変換、デジ
タル画像処理が行なわれた後、インターフェイス108
またはプリンタ部200へ送られる。
2、感光体204を中心に各エレメントが配置されてい
る。これらを中心に説明を行なう。
ェイス108から送られてきた画像データは、画像デー
タ補正部201によりγ補正などの補正処理が行なわれ
た後、露光ヘッド202に送られる。露光ヘッド202
内部では、送られてきた画像データの電気信号に応じて
レーザを発光させる。その光は、ポリゴンミラーにより
1次元走査され、ミラー対203を経て感光体204へ
到達する。
は、電子写真プロセスを行なうためのエレメントが配置
されている。感光体は図中を時計回りに回転する。これ
により各プロセスが連続的に行なわれる。
04を帯電させる。帯電された感光体はレーザ光によっ
て露光される。レーザの発光は画像データが高濃度であ
るほど明るく光るようになっている。レーザにより感光
体上の電荷は除去される。そして除去された部分は現像
器206により現像される。感光体204上に形成され
たトナー像は、転写チャージャ209により用紙上に転
写される。感光体204は、その後クリーナ210で余
分なトナーの清掃がされた後、メインイレーサ211に
より再度除電され次の工程に備える。
/現像/転写/清掃の工程を1ルーチンとし、このルー
チンを繰返し行なうことにより画像形成を行なってい
る。特にフルカラー画像においてはこの処理を各現像色
ごとに4回繰返すことによりフルカラー画像が形成され
る。
は以下の順序で転写ベルトに供給され、最終出力画像を
形成する。給紙カセット群212の中にはさまざまなサ
イズの用紙がセットされている。所望のサイズの用紙は
各給紙カセットに取付けられている給紙ローラ213に
より搬送路へ供給される。搬送路へ供給された用紙は搬
送ローラ群214によりタイミングローラ217へ送ら
れる。
は、タイミングローラ217から供給された用紙に感光
体204上に形成されたトナー像を転写する。そして用
紙上にトナー像が転写されると、除電分離チャージャ2
21は、用紙の電荷を除去する。これにより感光体から
用紙が分離される。
ナー像は定着ローラ対223により加熱される。トナー
はこれにより溶かされて用紙上に定着される。その後用
紙は排紙トレイ225に排出される。
処理部106の構成を示すブロック図である。
ログ信号処理部106−01と、A/D変換部106−
02と、シェーディング補正部106−03と、変倍移
動処理部106−04と、γ補正部106−05と、M
TF補正部106−06と、誤差拡散処理部106−0
7と、符号化/復号化処理部106−08と、ラインメ
モリ106−11と、制御部106−12と、圧縮メモ
リ部300とから構成される。
電気信号は原稿の反射光に比例したアナログ信号として
出力される。
グ信号は、アナログ信号処理部106−01内でサンプ
ルホールド/増幅/クランプ調整される。
ナログ信号はデジタル信号に変換される。
ップむらを除去するシェーディング補正がシェーディン
グ補正部106−03で行なわれる。
インメモリ106−11に蓄えられ、制御部106−1
2において符号化、画像編集の際に必要なパラメータが
算出される。
変更を行なうために変倍移動処理部106−04におい
て変倍移動処理が行なわれる。
γ補正部106−05において行なわれる。
て画像のエッジ強調など、空間的な画像の補正が行なわ
れる。
6−07で誤差拡散処理が行なわれる。誤差拡散処理に
は、MTF補正部106−06から出力される画像デー
タの画素濃度Dと、制御部106−12から出力される
基準濃度Sとが用いられる。誤差拡散処理された画像デ
ータの変換後画素濃度Pが誤差拡散処理部106−07
からは出力される。
要に応じて画像を効率よく圧縮メモリ部300に蓄える
ために、画像の符号化を、または逆に圧縮メモリ部30
0から画像データを読出すときには復号化を行なう。
タ部200に送られることにより印字されたり、インタ
ーフェイス108へ送られることにより外部機器に送出
されたりする。
7の構成を示すブロック図である。図を参照して、誤差
拡散処理部106−07は、加算器41と、階調変換器
42と、減算器43と、誤差加算マトリクス44と、誤
差メモリ45と、アドレスカウンタ46とから構成され
る。
明したものと概略同一であるので、以下異なる部分のみ
について説明する。
ック図である。図を参照して、階調変換器42は、平均
値回路AVE1〜3と、比較器CP1〜3と、データセ
レクタSELと、エンコーダENCとから構成される。
レクタSELとは、基準濃度Sを入力する。基準濃度S
は、基準濃度S0〜S3から構成される。
びS1を入力し、その平均値をしきい値T1として出力
する。
びS2を入力し、その平均値をしきい値T2として出力
する。
びS3を入力し、その平均値をしきい値T3として出力
する。
る補正後の画素濃度D′としきい値T1とを比較し、
D′≧T1であれば、“1”をエンコーダENCへ出力
する。D′<T1であれば、“0”をエンコーダENC
へ出力する。
しきい値T2とを比較し、D′≧T2であれば“1”を
エンコーダENCへ出力する。D′<T2であれば
“0”をエンコーダENCへ出力する。
きい値T3とを比較し、D′≧T3であれば“1”をエ
ンコーダENCへ出力する。D′<T3であれば“0”
をエンコーダENCへ出力する。
からの出力を加算し、変換後画素濃度Pとして出力す
る。
Cの出力Pに応じて、基準濃度S0,S1,S2,S3
のうちの1つの値をデータセレクタ出力Tiとして出力
する。
入力された画像データの濃度ヒストグラムに応じて、基
準濃度S1,S2の値を変化させることを特徴としてい
る。
行される画像処理動作を示すフローチャートである。
行なわれる。ステップ♯2で、取得された原稿画像のス
キャンが行なわれ、濃度ヒストグラムが作成される。
図7において、横軸は画素の濃度値(0〜255)であ
り、縦軸はその濃度の画素の画素数である。
ムから、多値誤差拡散処理に用いるしきい値を設定する
ための画素の濃度である基準濃度が、出力階調に応じた
数だけ設定される。
タ(画素濃度)の読取りが行われる。ステップ♯5で、
ステップ♯3において設定された基準濃度からしきい値
が得られる。得られたしきい値を用いて誤差拡散処理が
行なわれる。
る。ステップ♯7で全ての画素の走査が終了したか否か
が判定される。ステップ♯7でNOであれば、ステップ
♯4からの処理が繰返し行なわれる。
フローチャートである。図を参照して、ステップ♯11
で、出力装置からの情報、またはユーザの任意設定によ
って出力階調数nが設定される。本実施の形態にあって
は出力階調数n=4としている。
て基準濃度初期値(図7におけるSA、SB)が算出さ
れる。基準濃度初期値は、256階調を、(n−1)等
分したときの境界に位置する濃度である。たとえば、出
力階調数n=4であれば、256階調を3等分したとき
の境界にある濃度値の85および170が基準濃度初期
値SA,SBとなる。また、基準濃度初期値から所定の
濃度範囲が、基準濃度を設定するための設定範囲とされ
る(図7参照)。
ル(図7における(1)または(2))が設定される。
画素数基準レベルとは画素数の多い少ないを判断するた
めのレベルである。画素数基準レベルを超える数存在す
る、設定範囲内の画素の濃度が基準濃度とされる。
つずつ必要である。したがって、それぞれの設定範囲に
基準濃度が1つずつあることを判定するために、ステッ
プ♯14において、画素数基準レベルを超える数存在す
る、設定範囲内の画素の濃度が何個あるかが判定され
る。この個数を以下sと示す。
れる。すなわち、出力階調数nに対し、それぞれの設定
範囲内に基準濃度が1つずつ必要であるため、s=n−
2であれば、基準濃度の設定処理を終了し、s=n−2
でなければ、ステップ♯13で画素数基準レベルを設定
し直すのである。
きい場合には、画素数基準レベルをある一定のレベルで
上げてゆく。逆に濃度の数sがn−2よりも小さい場合
には、画素数基準レベルを一定のレベルで下げていく。
のレベルが一定レベル以上となったのであれば、基準濃
度は基準濃度初期値とする。または、このような場合
に、基準濃度を設定せず2値出力を行なうことも考えら
れる。
のレベルが一定レベル以下になった場合にも同様に基準
濃度は基準濃度初期値とされるか、または入力画像は2
値出力される。
(1)から(2)の位置まで上げたときに、s=n−2
となり設定範囲内にある濃度値S1,S2が基準濃度と
される。
S2と濃度値の下限値であるS0(=0)と、濃度値の
上限値であるS3(=255)とが図4に示されるよう
に平均値回路AVE1〜3およびデータセレクタSEL
に入力される。平均値回路AVE1〜3が基準濃度の平
均を行なうことにより、しきい値T1〜T3が算出され
る。これらのしきい値T1〜T3に基づいて、補正後の
画素濃度D′が比較器CP1〜CP3により比較され、
エンコーダENCに出力される。
2が170である場合の注目画素の補正後の画素濃度
D′とエンコーダから出力される変換後画素濃度Pと、
データセレクタSELの出力Tiと減算器から出力され
る誤差Eとの関係を示した表である。
=85,S2=170,S3=255であるため、しき
い値はT1=42、T2=127、T3=212とな
る。これにより、補正後の画素濃度D′が0〜41の場
合には、変換後画素濃度Pは“00”となる。またこの
とき、データセレクタSELの出力TiとしてS0の値
である0が出力される。したがって、減算器から出力さ
れる誤差EはD′−0の値となる。
である場合には、エンコーダENCから出力される変換
後画素濃度Pは“01”となる。このとき、データセレ
クタSEL出力TiはS1の値である85となる。した
がって、減算器から出力される誤差EはD′−85の値
となる。
1である場合には、エンコーダENCから出力される変
換後画素濃度Pは“10”となる。このとき、データセ
レクタSELの出力TiはS2の値である170とな
る。したがって減算器から出力される誤差EはD′−1
70の値となる。
5である場合には、エンコーダから出力される変換後画
素濃度Pは“11”となる。このとき、データセレクタ
SELの出力TiはS3の値である255となる。した
がって減算器から出力される誤差EはD′−255の値
となる。
置の効果を説明するための図である。
度値180の一定の濃度値を持つ中間濃度データである
ものとする。図9においてAは従来の技術における通常
の多値誤差拡散処理をした場合の処理結果を示す図であ
る。
るように中間濃度を擬似的に表現しようとするため、濃
度値は170と255の間での振幅を一定周期で繰返す
ことになる。このように従来技術においては、中間濃度
は均一な濃度で出力されないと同時に、周期的なパター
ンが出力されることによりモアレが生じる。
レの発生を緩和することを目的としてランダムまたは周
期的にしきい値の量を変化させた場合の処理結果を示し
ている。この場合でもやはり、中間濃度は170、25
5、または85の間で周期的な変化として表現される。
置での出力を示した図である。本実施の形態において
は、設定範囲内に中間濃度がある場合に、その濃度に合
せてしきい値が変化する。そのため、入力された画像デ
ータと出力する画像データとの間で誤差が発生せず、結
果として図示されるように均一濃度での画像の出力が可
能となる。なお図9Cの例では基準濃度が180として
設定されている。
ータの品質を落とすことなく誤差拡散処理を行なうこと
ができる。また、誤差拡散処理を施した場合でも、中間
調濃度の画像(たとえば中間調濃度の文字など)の品位
を劣化させることがなくなる。
ては設定範囲内で基準濃度を定めることとしたが、しき
い値を設定するときにこの設定範囲を調整するようにし
てもよい。
範囲で異なるようにしてもよい。さらに、しきい値を設
定する条件を意図的に変える(たとえばユーザの任意設
定など)ことにより、特定濃度の画素を強調したり、出
力階調数を調整することができる。
調数を4、設定する基準濃度を2としたが、出力階調数
がnであり、設定する基準濃度がn−2であれば、この
発明を実施することができる。
写機の構成を示す図である。
図である。
すブロック図である。
である。
フローチャートである。
ンを示すフローチャートである。
データセレクタ出力Tiと、誤差Eとの関係を示した図
である。
説明するための図である。
ク図である。
力されるデータとの関係を説明するための図である。
ク図である。
と、変換後画素濃度Pと、データセレクタ出力Tiと、
誤差Eとの関係を示す図である。
る処理を説明するための図である。
Claims (3)
- 【請求項1】 画像濃度に応じて得られた多値(m値)
のデジタルデータに、多値誤差拡散処理を行ない、n
(2<n<m)値のデータを得る画像処理装置であっ
て、 前記多値のデジタルデータの中の中間調領域を検出する
第1の検出手段と、 前記検出された中間調領域の濃度値を検出する第2の検
出手段と、 前記検出された濃度値から、多値誤差拡散処理に用いる
しきい値を設定する設定手段と、 前記設定されたしきい値を用いて、多値誤差拡散処理を
行なう処理手段とを備えた、画像処理装置。 - 【請求項2】 前記しきい値は、濃度ヒストグラムに基
づいて設定される、請求項1に記載の画像処理装置。 - 【請求項3】 前記しきい値は、前記検出された中間調
領域の画素の基準濃度に基づいて設定され、 前記基準濃度は、画素数基準レベルを超えた数存在する
画素の濃度であり、 前記画素数基準レベルは、基準濃度初期値と、設定すべ
きしきい値の数とに基づいて設定される、請求項2に記
載の画像処理装置。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9084877A JPH10285390A (ja) | 1997-04-03 | 1997-04-03 | 画像処理装置 |
US09/050,905 US6501566B1 (en) | 1977-04-03 | 1998-03-31 | Image processing apparatus carrying out multi-value error diffusion process |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9084877A JPH10285390A (ja) | 1997-04-03 | 1997-04-03 | 画像処理装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10285390A true JPH10285390A (ja) | 1998-10-23 |
Family
ID=13843024
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9084877A Pending JPH10285390A (ja) | 1977-04-03 | 1997-04-03 | 画像処理装置 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US6501566B1 (ja) |
JP (1) | JPH10285390A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1416714A1 (en) * | 2002-10-31 | 2004-05-06 | Hewlett-Packard Development Company, L.P. | Translation of an input pixel value to an output pixel value using error diffusion and variable thresholds |
USRE42473E1 (en) | 2001-05-30 | 2011-06-21 | Senshin Capital, Llc | Rendering images utilizing adaptive error diffusion |
Families Citing this family (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002209105A (ja) * | 2001-01-09 | 2002-07-26 | Minolta Co Ltd | 画像処理装置および方法ならびに画像処理プログラムを記録した記録媒体 |
US6999202B2 (en) | 2001-03-27 | 2006-02-14 | Polaroid Corporation | Method for generating a halftone of a source image |
US7593135B2 (en) * | 2001-06-29 | 2009-09-22 | Eastman Kodak Company | Digital image multitoning method |
US7564588B2 (en) * | 2002-01-24 | 2009-07-21 | Ricoh Company, Ltd. | Image forming device, image forming method, and recording medium that provide multi-level error diffusion |
US6906736B2 (en) | 2002-02-19 | 2005-06-14 | Polaroid Corporation | Technique for printing a color image |
US7283666B2 (en) | 2003-02-27 | 2007-10-16 | Saquib Suhail S | Digital image exposure correction |
US8773685B2 (en) | 2003-07-01 | 2014-07-08 | Intellectual Ventures I Llc | High-speed digital image printing system |
JP4471813B2 (ja) * | 2004-10-29 | 2010-06-02 | 株式会社リコー | 画像処理装置、画像形成装置及びプログラム |
EP2103134B1 (en) * | 2007-01-16 | 2018-12-19 | InterDigital Madison Patent Holdings | System and method for reducing artifacts in images |
CN111556228B (zh) * | 2020-05-15 | 2022-07-22 | 展讯通信(上海)有限公司 | 镜头阴影的校正方法及系统 |
Family Cites Families (14)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63174186A (ja) | 1987-01-14 | 1988-07-18 | Canon Inc | 画像処理方法 |
US4975786A (en) * | 1987-12-28 | 1990-12-04 | Canon Kabushiki Kaisha | Image processing method and apparatus with error diffusion capability |
US5086484A (en) * | 1988-08-24 | 1992-02-04 | Canon Kabushiki Kaisha | Image processing apparatus with fixed or variable threshold |
JPH042271A (ja) | 1990-04-19 | 1992-01-07 | Ricoh Co Ltd | カラー画像形成装置 |
US5245678A (en) * | 1991-12-20 | 1993-09-14 | Xerox Corporation | Image conversion with lossy adaptive error diffusion |
US5515180A (en) * | 1992-11-24 | 1996-05-07 | Sharp Kabushiki Kaisha | Image processing device |
JP3360391B2 (ja) * | 1993-06-24 | 2002-12-24 | セイコーエプソン株式会社 | 画像処理装置および画像処理方法 |
JP3233536B2 (ja) * | 1994-09-16 | 2001-11-26 | 株式会社東芝 | 画像形成装置 |
JP3738781B2 (ja) * | 1994-11-09 | 2006-01-25 | セイコーエプソン株式会社 | 画像処理方法および画像処理装置 |
US5737453A (en) * | 1996-05-17 | 1998-04-07 | Canon Information Systems, Inc. | Enhanced error-diffusion method for color or black-and-white reproduction |
US6233360B1 (en) * | 1996-09-24 | 2001-05-15 | Xerox Corporation | Method and system for hybrid error diffusion processing of image information using adaptive white and black reference values |
US5848183A (en) * | 1996-11-21 | 1998-12-08 | Xerox Corporation | System and method for generating and utilizing histogram data from a scanned image |
JP3834901B2 (ja) * | 1996-12-27 | 2006-10-18 | ブラザー工業株式会社 | 中間調画像の2値化方法 |
JPH1188665A (ja) * | 1997-09-04 | 1999-03-30 | Minolta Co Ltd | 画像処理装置 |
-
1997
- 1997-04-03 JP JP9084877A patent/JPH10285390A/ja active Pending
-
1998
- 1998-03-31 US US09/050,905 patent/US6501566B1/en not_active Expired - Lifetime
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
USRE42473E1 (en) | 2001-05-30 | 2011-06-21 | Senshin Capital, Llc | Rendering images utilizing adaptive error diffusion |
EP1416714A1 (en) * | 2002-10-31 | 2004-05-06 | Hewlett-Packard Development Company, L.P. | Translation of an input pixel value to an output pixel value using error diffusion and variable thresholds |
US7301674B2 (en) | 2002-10-31 | 2007-11-27 | Hewlett-Packard Development Company, L.P. | Translation of an input pixel value to an output pixel value |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
US6501566B1 (en) | 2002-12-31 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US6292268B1 (en) | Image processor and image processing method handling multilevel image data | |
JPS6244744B2 (ja) | ||
JPH10285390A (ja) | 画像処理装置 | |
JP3207067B2 (ja) | 画像形成装置 | |
US7106476B1 (en) | Image processing method, image processing apparatus, image forming method and recording medium | |
JP2000032278A (ja) | 画像処理装置 | |
JP4097114B2 (ja) | 画像処理装置、画像処理方法及び記録媒体 | |
JP3480924B2 (ja) | 画像形成方法、画像形成装置および記録媒体 | |
JP2002101298A (ja) | 領域分離装置およびそれを用いた画像処理装置、ならびに領域分離方法 | |
JPH06217115A (ja) | ハーフトーン画像再現方法 | |
JP3932158B2 (ja) | 画像形成方法、画像処理装置及び記憶媒体 | |
JP4072918B2 (ja) | 画像処理装置及び画像処理方法 | |
JP3966440B2 (ja) | 画像処理方法、画像処理装置及び記憶媒体 | |
JP3135240B2 (ja) | 画像処理装置 | |
JP3883031B2 (ja) | 画像処理装置、画像処理方法及び記憶媒体 | |
JP2001268361A (ja) | 画像処理装置及び記憶媒体 | |
JP3938457B2 (ja) | 画像処理装置及び画像処理方法 | |
JP3877416B2 (ja) | 画像処理装置及び画像処理方法 | |
JP2001128004A (ja) | 画像処理方法、画像処理装置及び記憶媒体 | |
JP3492607B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP3589966B2 (ja) | 画像処理装置および画像処理方法 | |
JP4074397B2 (ja) | 画像処理装置 | |
JP2942655B2 (ja) | 色変換回路 | |
JP4261564B2 (ja) | 画像形成方法、画像処理装置及び記憶媒体 | |
JP3224841B2 (ja) | 画像処理装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20050112 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20050329 |
|
A711 | Notification of change in applicant |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712 Effective date: 20050614 |
|
RD03 | Notification of appointment of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423 Effective date: 20050908 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20051101 |