JPH10285390A - 画像処理装置 - Google Patents

画像処理装置

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Publication number
JPH10285390A
JPH10285390A JP9084877A JP8487797A JPH10285390A JP H10285390 A JPH10285390 A JP H10285390A JP 9084877 A JP9084877 A JP 9084877A JP 8487797 A JP8487797 A JP 8487797A JP H10285390 A JPH10285390 A JP H10285390A
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JP
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Pending
Application number
JP9084877A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuhiro Ishiguro
和宏 石黒
Kaoru Tada
薫 多田
So Hirota
創 廣田
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Minolta Co Ltd
Original Assignee
Minolta Co Ltd
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Publication date
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Priority to US09/050,905 priority patent/US6501566B1/en
Publication of JPH10285390A publication Critical patent/JPH10285390A/ja
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    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N1/00Scanning, transmission or reproduction of documents or the like, e.g. facsimile transmission; Details thereof
    • H04N1/40Picture signal circuits
    • H04N1/40087Multi-toning, i.e. converting a continuous-tone signal for reproduction with more than two discrete brightnesses or optical densities, e.g. dots of grey and black inks on white paper

Abstract

(57)【要約】 【課題】 画像データの品質を落とすことなく誤差拡散
処理を行なうことができる画像処理装置を提供する。 【解決手段】 入力された画像データに含まれる画素に
基づき濃度ヒストグラムを作成する。設定範囲内にある
濃度を有する画素から基準濃度S1,S2を算出する。
算出された基準濃度S1,S2に基づいてしきい値T1
〜T3が算出される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は画像処理装置に関
し、特に多値誤差拡散処理を用いた画像処理装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来の多値誤差拡散法を用いた画像処理
装置の分野では、たとえば特開平4−2271号公報に
示されるように、画像データを複数のしきい値と比較し
てその結果に対応した複数ビットの出力データを生成す
る技術が提案されている。
【0003】図10は、従来の多値誤差拡散処理回路の
構成を示すブロック図である。図を参照して、多値誤差
拡散処理回路は、加算器31と、階調変換器32と、減
算器33と、誤差加算マトリクス34と、誤差メモリ3
5と、アドレスカウンタ36とを備える。
【0004】加算器31は、注目画素(処理の対象とな
っている画素)の画素濃度D(8ビット)と、補正値R
とを加算し、補正後の画素濃度D′(8ビット)を出力
する。
【0005】より具体的には、図11(A)を参照し
て、多値誤差拡散処理回路に入力される画像(デジタル
データ)は、x方向0〜Xeの画素、y方向0〜Yeの
画素により構成される。図において注目画素が“*”で
示されている。加算器31には、注目画素の濃度Dが入
力される。入力される画像の中で、注目画素を走査する
ことにより、画像処理が行なわれる。
【0006】誤差メモリ35は、図11(B)に示され
るように入力される画像の画素と同じ数の画素から構成
される。アドレスカウンタ36は、誤差メモリ35の中
の画素の、注目画素と同じ位置の画素を指示する。
【0007】加算器31では、注目画素の濃度Dと、ア
ドレスカウンタ36で指示された誤差メモリ35の中の
画素の濃度(補正値R)とが加算され、図11(C)に
示されるように、補正後の画素濃度D′が出力される。
【0008】階調変換器32は、しきい値を用いること
により8ビットの補正後の画素濃度D′を変換し、2ビ
ットの変換後画素濃度Pを出力する。また、階調変換器
32は、同時に誤差の演算に用いるデータセレクタ出力
Tiを出力する。データセレクタ出力Tiについては後
述する。
【0009】減算器33は、補正後の画素濃度D′から
データセレクタ出力Tiを減算することにより、得られ
た値を誤差Eとして出力する。
【0010】誤差加算マトリクス34は、誤差Eを誤差
メモリ35中の、注目画素の周囲の画素に分配する。誤
差メモリ35は、その誤差を各画素ごとに加算して記憶
する。
【0011】誤差メモリ35は、アドレスカウンタ36
の指示するアドレスの画素の誤差を補正値Rとして出力
する。
【0012】1枚の画像の中で、注目画素を操作し、す
べての画素の画素濃度Dを変換後画素濃度Pとすること
で、多値誤差拡散処理は完了する。
【0013】図12は、図10の階調変換器32の構成
を示したブロック図である。図を参照して、階調変換器
32は、比較器CP1〜CP3と、比較器の出力を加算
するエンコーダENCと、しきい値の1つまたは“0”
を出力するデータセレクタSELとから構成される。
【0014】比較器CP1は、補正後の画素濃度D′と
しきい値“192”とを比較し、D′≧192であれ
ば、“1”を出力する。D′<192であれば、“0”
を出力する。
【0015】比較器CP2は、補正後の画素濃度D′と
しきい値“128”とを比較し、D′≧128であれ
ば、“1”を出力する。D′<128であれば、“0”
を出力する。
【0016】比較器CP3は、補正後の画素濃度D′と
しきい値“64”とを比較し、D′≧64であれば、
“1”を出力する。D′<64であれば、“0”を出力
する。
【0017】エンコーダENCは、比較器CP1〜CP
3の出力を加算し、変換後画素濃度Pとして出力する。
【0018】データセレクタSELは、エンコーダEN
Cが出力する変換後画素濃度Pに応じてしきい値“6
4”、“128”、“192”または“0”のいずれか
を選択してデータセレクタ出力Tiとして出力する。
【0019】図13は、補正後の画素濃度D′と、変換
後画素濃度Pと、データセレクタ出力Tiと、誤差Eと
の関係を示す図である。
【0020】補正後の画素濃度D′の値が0〜63であ
れば、変換後画素濃度Pは“00”となる。このとき、
データセレクタ出力Tiは“0”となる。このため、減
算器33から誤差EとしてD′−0の値が出力される。
【0021】補正後の画素濃度D′の値が64〜127
であれば、変換後画素濃度Pは“01”となる。このと
き、データセレクタ出力Tiは“64”となる。このた
め、減算器33から誤差Eとして、D′−64の値が出
力される。
【0022】補正後の画素濃度D′の値が128〜19
1であれば、変換後画素濃度Pは“10”となる。この
とき、データセレクタ出力Tiは“128”となる。こ
のため、減算器33から誤差EとしてD′−128の値
が出力される。
【0023】補正後の画素濃度D′の値が192〜25
6であれば、変換後画素濃度Pは“11”となる。この
とき、データセレクタ出力Tiは“192”となる。こ
のため、減算器33から誤差EとしてD′−192の値
が出力される。
【0024】誤差加算マトリクス34は、注目画素の階
調変換により生じた誤差Eを誤差メモリ35の中の注目
画素の周辺の画素に加算する。具体的には、図14に示
される注目画素(*)の階調変換により生じた誤差Eの
1/6を、注目画素の左下と右下の誤差メモリ35中の
画素に加算する。
【0025】誤差Eの2/6は注目画素の右と下の画素
に加算される。これにより誤差の拡散が行なわれる。
【0026】以上のように構成された多値誤差拡散処理
回路を用いると、画像の出力に擬似的な階調を与えるこ
とができる。さらに、上記のように出力するデータを各
画素で複数ビットにすることにより、2値出力に比べて
出力データの階調変化が穏やかになるという利点があ
る。
【0027】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
多値誤差拡散処理回路は、原稿全体を決められたしきい
値で誤差拡散処理するため、画像データの品質が低下す
ることがあった。たとえば、原稿データ中に中間調濃度
の文字などの濃度が均一な中間調画像が含まれていた場
合で、その均一な濃度が予め決められたしきい値と異な
っていれば、そのデータの解像力が低下し、画像の品位
が低下してしまうのである。
【0028】すなわち、読取られた画像データが中間調
の濃度の文字である場合に、誤差拡散処理が施される
と、文字部分にも誤差が重畳され、文字品位が劣化す
る。このような場合には、誤差拡散処理を施さない方が
むしろ望ましいが、たとえば文字と写真とが混在する原
稿を処理する場合などには、誤差拡散処理を施した方が
望ましい出力が得られる。
【0029】この発明は、かかる問題点を解決するため
になされたもので、画像データの品質を落とすことなく
誤差拡散処理を行なうことができる画像処理装置を提供
することを第1の目的としている。
【0030】また、この発明は誤差拡散処理を施した場
合でも中間調濃度の文字の品位を劣化させることのない
画像処理装置を提供することを第2の目的としている。
【0031】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、この発明のある局面に従うと、画像処理装置は、画
像濃度に応じて得られた多値(m値)のデジタルデータ
に、多値誤差拡散処理を行ない、n(2<n<m)値の
データを得る画像処理装置であって、多値のデジタルデ
ータの中の中間調領域を検出する第1の検出手段と、検
出された中間調領域の濃度値を検出する第2の検出手段
と、検出された濃度値から、多値誤差拡散処理に用いる
しきい値を設定する設定手段と、設定されたしきい値を
用いて、多値誤差拡散処理を行なう処理手段とを備え
る。
【0032】さらに好ましくは、しきい値は、濃度ヒス
トグラムに基づいて設定される。さらに好ましくは、し
きい値は、検出された中間調領域の画素の基準濃度に基
づいて設定され、基準濃度は画素数基準レベルを超えた
数存在する画素の濃度であり、画素数基準レベルは、基
準濃度初期値と設定すべきしきい値の数とに基づいて設
定される。
【0033】この発明に従うと、多値誤差拡散処理に用
いるしきい値が原稿データ中に含まれる中間調文字や中
間調の画像データの濃度値から設定される。これにより
中間調の文字や画像は原稿データと同じ濃度で連続的に
表現される。
【0034】
【発明の実施の形態】図1は本発明の実施の形態の1つ
であるデジタル複写機(画像処理装置)の構成を示す図
である。
【0035】デジタル複写機は、画像読取部100と、
プリンタ部200とから構成されている。通常は画像読
取部100で読取られた画像データがプリンタ部200
に送信され、プリンタ部200が画像を形成することに
より複写機能を達成する。
【0036】また、インターフェイス108により外部
機器との接続が可能であるため、画像読取部100で読
取ったデータを外部機器に出力したり、逆に外部機器か
らの画像データをプリンタ部200に送ることにより、
画像を形成することが可能である。
【0037】<画像読取部100>露光ランプ101に
より照射された原稿ガラス107上の原稿の反射光は、
3枚のミラー103a,b,cによりレンズ104に導
かれ、CCDセンサ105に結像する。
【0038】また、露光ランプ101とミラー103a
はスキャナモータ102により矢印の方向へ倍率に応じ
た速度vで駆動される。これにより原稿ガラス107上
の原稿を全面にわたって走査することができる。また、
ミラー103bと103cは露光ランプ101とミラー
103aのスキャンに伴い、速度v/2で矢印と同方向
へ駆動される。
【0039】CCDセンサ105に入射された原稿の反
射光は、センサ内で電気信号に変換され、画像処理部1
06により電気信号のアナログ処理、A/D変換、デジ
タル画像処理が行なわれた後、インターフェイス108
またはプリンタ部200へ送られる。
【0040】<プリンタ部200> [露光関連]プリンタ部200には、露光ヘッド20
2、感光体204を中心に各エレメントが配置されてい
る。これらを中心に説明を行なう。
【0041】まず、画像読取部100またはインターフ
ェイス108から送られてきた画像データは、画像デー
タ補正部201によりγ補正などの補正処理が行なわれ
た後、露光ヘッド202に送られる。露光ヘッド202
内部では、送られてきた画像データの電気信号に応じて
レーザを発光させる。その光は、ポリゴンミラーにより
1次元走査され、ミラー対203を経て感光体204へ
到達する。
【0042】[感光体まわり]感光体204の周辺に
は、電子写真プロセスを行なうためのエレメントが配置
されている。感光体は図中を時計回りに回転する。これ
により各プロセスが連続的に行なわれる。
【0043】まず、帯電チャージャ205は、感光体2
04を帯電させる。帯電された感光体はレーザ光によっ
て露光される。レーザの発光は画像データが高濃度であ
るほど明るく光るようになっている。レーザにより感光
体上の電荷は除去される。そして除去された部分は現像
器206により現像される。感光体204上に形成され
たトナー像は、転写チャージャ209により用紙上に転
写される。感光体204は、その後クリーナ210で余
分なトナーの清掃がされた後、メインイレーサ211に
より再度除電され次の工程に備える。
【0044】電子写真プロセスではこれらの帯電/露光
/現像/転写/清掃の工程を1ルーチンとし、このルー
チンを繰返し行なうことにより画像形成を行なってい
る。特にフルカラー画像においてはこの処理を各現像色
ごとに4回繰返すことによりフルカラー画像が形成され
る。
【0045】[給紙/搬送]一方、転写される側の用紙
は以下の順序で転写ベルトに供給され、最終出力画像を
形成する。給紙カセット群212の中にはさまざまなサ
イズの用紙がセットされている。所望のサイズの用紙は
各給紙カセットに取付けられている給紙ローラ213に
より搬送路へ供給される。搬送路へ供給された用紙は搬
送ローラ群214によりタイミングローラ217へ送ら
れる。
【0046】[転写/定着]前記転写チャージャ209
は、タイミングローラ217から供給された用紙に感光
体204上に形成されたトナー像を転写する。そして用
紙上にトナー像が転写されると、除電分離チャージャ2
21は、用紙の電荷を除去する。これにより感光体から
用紙が分離される。
【0047】感光体204上から分離された用紙上のト
ナー像は定着ローラ対223により加熱される。トナー
はこれにより溶かされて用紙上に定着される。その後用
紙は排紙トレイ225に排出される。
【0048】図2は、図1のCCDセンサ105、画像
処理部106の構成を示すブロック図である。
【0049】図を参照して、画像処理部106は、アナ
ログ信号処理部106−01と、A/D変換部106−
02と、シェーディング補正部106−03と、変倍移
動処理部106−04と、γ補正部106−05と、M
TF補正部106−06と、誤差拡散処理部106−0
7と、符号化/復号化処理部106−08と、ラインメ
モリ106−11と、制御部106−12と、圧縮メモ
リ部300とから構成される。
【0050】CCDセンサ105により光電変換された
電気信号は原稿の反射光に比例したアナログ信号として
出力される。
【0051】CCDセンサ105から出力されたアナロ
グ信号は、アナログ信号処理部106−01内でサンプ
ルホールド/増幅/クランプ調整される。
【0052】そしてA/D変換部106−02によりア
ナログ信号はデジタル信号に変換される。
【0053】デジタル信号データにはその後CCDのチ
ップむらを除去するシェーディング補正がシェーディン
グ補正部106−03で行なわれる。
【0054】シェーディング補正後のデータは、一旦ラ
インメモリ106−11に蓄えられ、制御部106−1
2において符号化、画像編集の際に必要なパラメータが
算出される。
【0055】その後、出力する画像サイズや印字位置の
変更を行なうために変倍移動処理部106−04におい
て変倍移動処理が行なわれる。
【0056】その後、全体の階調特性に応じたγ補正が
γ補正部106−05において行なわれる。
【0057】さらに、MTF補正部106−06におい
て画像のエッジ強調など、空間的な画像の補正が行なわ
れる。
【0058】その後、必要に応じて誤差拡散処理部10
6−07で誤差拡散処理が行なわれる。誤差拡散処理に
は、MTF補正部106−06から出力される画像デー
タの画素濃度Dと、制御部106−12から出力される
基準濃度Sとが用いられる。誤差拡散処理された画像デ
ータの変換後画素濃度Pが誤差拡散処理部106−07
からは出力される。
【0059】符号化/復号化処理部106−08では必
要に応じて画像を効率よく圧縮メモリ部300に蓄える
ために、画像の符号化を、または逆に圧縮メモリ部30
0から画像データを読出すときには復号化を行なう。
【0060】以上のように処理された画像信号はプリン
タ部200に送られることにより印字されたり、インタ
ーフェイス108へ送られることにより外部機器に送出
されたりする。
【0061】図3は、図2の誤差拡散処理部106−0
7の構成を示すブロック図である。図を参照して、誤差
拡散処理部106−07は、加算器41と、階調変換器
42と、減算器43と、誤差加算マトリクス44と、誤
差メモリ45と、アドレスカウンタ46とから構成され
る。
【0062】それぞれのブロックの機能は、図10に説
明したものと概略同一であるので、以下異なる部分のみ
について説明する。
【0063】図4は、階調変換器42の構成を示すブロ
ック図である。図を参照して、階調変換器42は、平均
値回路AVE1〜3と、比較器CP1〜3と、データセ
レクタSELと、エンコーダENCとから構成される。
【0064】平均値回路AVE1〜3の各々とデータセ
レクタSELとは、基準濃度Sを入力する。基準濃度S
は、基準濃度S0〜S3から構成される。
【0065】平均値回路AVE1は、基準濃度S0およ
びS1を入力し、その平均値をしきい値T1として出力
する。
【0066】平均値回路AVE2は、基準濃度S1およ
びS2を入力し、その平均値をしきい値T2として出力
する。
【0067】平均値回路AVE3は、基準濃度S2およ
びS3を入力し、その平均値をしきい値T3として出力
する。
【0068】比較器CP1は、加算器41より出力され
る補正後の画素濃度D′としきい値T1とを比較し、
D′≧T1であれば、“1”をエンコーダENCへ出力
する。D′<T1であれば、“0”をエンコーダENC
へ出力する。
【0069】比較器CP2は、補正後の画素濃度D′と
しきい値T2とを比較し、D′≧T2であれば“1”を
エンコーダENCへ出力する。D′<T2であれば
“0”をエンコーダENCへ出力する。
【0070】比較器CP3は補正後の画素濃度D′とし
きい値T3とを比較し、D′≧T3であれば“1”をエ
ンコーダENCへ出力する。D′<T3であれば“0”
をエンコーダENCへ出力する。
【0071】エンコーダENCは比較器CP1〜CP3
からの出力を加算し、変換後画素濃度Pとして出力す
る。
【0072】データセレクタSELは、エンコーダEN
Cの出力Pに応じて、基準濃度S0,S1,S2,S3
のうちの1つの値をデータセレクタ出力Tiとして出力
する。
【0073】本実施の形態における画像処理装置では、
入力された画像データの濃度ヒストグラムに応じて、基
準濃度S1,S2の値を変化させることを特徴としてい
る。
【0074】図5は、本実施の形態における複写機で実
行される画像処理動作を示すフローチャートである。
【0075】図を参照して、ステップ♯1で初期設定が
行なわれる。ステップ♯2で、取得された原稿画像のス
キャンが行なわれ、濃度ヒストグラムが作成される。
【0076】図7は濃度ヒストグラムの具体例である。
図7において、横軸は画素の濃度値(0〜255)であ
り、縦軸はその濃度の画素の画素数である。
【0077】ステップ♯3で、得られた濃度ヒストグラ
ムから、多値誤差拡散処理に用いるしきい値を設定する
ための画素の濃度である基準濃度が、出力階調に応じた
数だけ設定される。
【0078】ステップ♯4で、注目画素の原稿画像デー
タ(画素濃度)の読取りが行われる。ステップ♯5で、
ステップ♯3において設定された基準濃度からしきい値
が得られる。得られたしきい値を用いて誤差拡散処理が
行なわれる。
【0079】ステップ♯6で、次の注目画素が走査され
る。ステップ♯7で全ての画素の走査が終了したか否か
が判定される。ステップ♯7でNOであれば、ステップ
♯4からの処理が繰返し行なわれる。
【0080】図6は図5の基準濃度設定処理(♯3)の
フローチャートである。図を参照して、ステップ♯11
で、出力装置からの情報、またはユーザの任意設定によ
って出力階調数nが設定される。本実施の形態にあって
は出力階調数n=4としている。
【0081】ステップ♯12で、出力階調数nに基づい
て基準濃度初期値(図7におけるSA、SB)が算出さ
れる。基準濃度初期値は、256階調を、(n−1)等
分したときの境界に位置する濃度である。たとえば、出
力階調数n=4であれば、256階調を3等分したとき
の境界にある濃度値の85および170が基準濃度初期
値SA,SBとなる。また、基準濃度初期値から所定の
濃度範囲が、基準濃度を設定するための設定範囲とされ
る(図7参照)。
【0082】ステップ♯13において、画素数基準レベ
ル(図7における(1)または(2))が設定される。
画素数基準レベルとは画素数の多い少ないを判断するた
めのレベルである。画素数基準レベルを超える数存在す
る、設定範囲内の画素の濃度が基準濃度とされる。
【0083】ここで基準濃度はそれぞれの設定範囲に1
つずつ必要である。したがって、それぞれの設定範囲に
基準濃度が1つずつあることを判定するために、ステッ
プ♯14において、画素数基準レベルを超える数存在す
る、設定範囲内の画素の濃度が何個あるかが判定され
る。この個数を以下sと示す。
【0084】そして、s=n−2であるか否かが判定さ
れる。すなわち、出力階調数nに対し、それぞれの設定
範囲内に基準濃度が1つずつ必要であるため、s=n−
2であれば、基準濃度の設定処理を終了し、s=n−2
でなければ、ステップ♯13で画素数基準レベルを設定
し直すのである。
【0085】具体的には、濃度の数sがn−2よりも大
きい場合には、画素数基準レベルをある一定のレベルで
上げてゆく。逆に濃度の数sがn−2よりも小さい場合
には、画素数基準レベルを一定のレベルで下げていく。
【0086】画素数基準レベルを上げていった結果、そ
のレベルが一定レベル以上となったのであれば、基準濃
度は基準濃度初期値とする。または、このような場合
に、基準濃度を設定せず2値出力を行なうことも考えら
れる。
【0087】画素数基準レベルを下げていった結果、そ
のレベルが一定レベル以下になった場合にも同様に基準
濃度は基準濃度初期値とされるか、または入力画像は2
値出力される。
【0088】図7においては、画素数基準レベルを
(1)から(2)の位置まで上げたときに、s=n−2
となり設定範囲内にある濃度値S1,S2が基準濃度と
される。
【0089】このようにして設定された基準濃度S1,
S2と濃度値の下限値であるS0(=0)と、濃度値の
上限値であるS3(=255)とが図4に示されるよう
に平均値回路AVE1〜3およびデータセレクタSEL
に入力される。平均値回路AVE1〜3が基準濃度の平
均を行なうことにより、しきい値T1〜T3が算出され
る。これらのしきい値T1〜T3に基づいて、補正後の
画素濃度D′が比較器CP1〜CP3により比較され、
エンコーダENCに出力される。
【0090】図8は、基準濃度S1が85、基準濃度S
2が170である場合の注目画素の補正後の画素濃度
D′とエンコーダから出力される変換後画素濃度Pと、
データセレクタSELの出力Tiと減算器から出力され
る誤差Eとの関係を示した表である。
【0091】図を参照して、基準濃度はS0=0,S1
=85,S2=170,S3=255であるため、しき
い値はT1=42、T2=127、T3=212とな
る。これにより、補正後の画素濃度D′が0〜41の場
合には、変換後画素濃度Pは“00”となる。またこの
とき、データセレクタSELの出力TiとしてS0の値
である0が出力される。したがって、減算器から出力さ
れる誤差EはD′−0の値となる。
【0092】補正後の画素濃度D′の値が42〜126
である場合には、エンコーダENCから出力される変換
後画素濃度Pは“01”となる。このとき、データセレ
クタSEL出力TiはS1の値である85となる。した
がって、減算器から出力される誤差EはD′−85の値
となる。
【0093】補正後の画素濃度D′の値が127〜21
1である場合には、エンコーダENCから出力される変
換後画素濃度Pは“10”となる。このとき、データセ
レクタSELの出力TiはS2の値である170とな
る。したがって減算器から出力される誤差EはD′−1
70の値となる。
【0094】補正後の画素濃度D′の値が212〜25
5である場合には、エンコーダから出力される変換後画
素濃度Pは“11”となる。このとき、データセレクタ
SELの出力TiはS3の値である255となる。した
がって減算器から出力される誤差EはD′−255の値
となる。
【0095】図9は、本実施の形態における画像処理装
置の効果を説明するための図である。
【0096】図を参照して、入力される画像データが濃
度値180の一定の濃度値を持つ中間濃度データである
ものとする。図9においてAは従来の技術における通常
の多値誤差拡散処理をした場合の処理結果を示す図であ
る。
【0097】通常の多値誤差拡散処理では、図に示され
るように中間濃度を擬似的に表現しようとするため、濃
度値は170と255の間での振幅を一定周期で繰返す
ことになる。このように従来技術においては、中間濃度
は均一な濃度で出力されないと同時に、周期的なパター
ンが出力されることによりモアレが生じる。
【0098】図9Bは多値誤差拡散処理において、モア
レの発生を緩和することを目的としてランダムまたは周
期的にしきい値の量を変化させた場合の処理結果を示し
ている。この場合でもやはり、中間濃度は170、25
5、または85の間で周期的な変化として表現される。
【0099】図9Cは本実施の形態における画像処理装
置での出力を示した図である。本実施の形態において
は、設定範囲内に中間濃度がある場合に、その濃度に合
せてしきい値が変化する。そのため、入力された画像デ
ータと出力する画像データとの間で誤差が発生せず、結
果として図示されるように均一濃度での画像の出力が可
能となる。なお図9Cの例では基準濃度が180として
設定されている。
【0100】このように本実施の形態によると、画像デ
ータの品質を落とすことなく誤差拡散処理を行なうこと
ができる。また、誤差拡散処理を施した場合でも、中間
調濃度の画像(たとえば中間調濃度の文字など)の品位
を劣化させることがなくなる。
【0101】なお、図7において、本実施の形態におい
ては設定範囲内で基準濃度を定めることとしたが、しき
い値を設定するときにこの設定範囲を調整するようにし
てもよい。
【0102】また、画素数基準レベルをそれぞれの設定
範囲で異なるようにしてもよい。さらに、しきい値を設
定する条件を意図的に変える(たとえばユーザの任意設
定など)ことにより、特定濃度の画素を強調したり、出
力階調数を調整することができる。
【0103】さらに、本実施の形態においては、出力階
調数を4、設定する基準濃度を2としたが、出力階調数
がnであり、設定する基準濃度がn−2であれば、この
発明を実施することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の1つにおけるデジタル複
写機の構成を示す図である。
【図2】図1の画像処理部106の構成を示すブロック
図である。
【図3】図2の誤差拡散処理部106−07の構成を示
すブロック図である。
【図4】図3の階調変換器42の構成を示すブロック図
である。
【図5】図1のデジタル複写機が行なう誤差拡散処理の
フローチャートである。
【図6】図5の基準濃度設定処理(♯3)のサブルーチ
ンを示すフローチャートである。
【図7】濃度ヒストグラムの具体例を示す図である。
【図8】補正後の画素濃度D′と変換後画素濃度Pと、
データセレクタ出力Tiと、誤差Eとの関係を示した図
である。
【図9】本実施の形態におけるデジタル複写機の効果を
説明するための図である。
【図10】従来の誤差拡散処理回路の構成を示すブロッ
ク図である。
【図11】図10の加算器31に入力されるデータと出
力されるデータとの関係を説明するための図である。
【図12】図10の階調変換器32の構成を示すブロッ
ク図である。
【図13】図10の回路における補正後の画素濃度D′
と、変換後画素濃度Pと、データセレクタ出力Tiと、
誤差Eとの関係を示す図である。
【図14】図10の誤差加算マトリクス34で行なわれ
る処理を説明するための図である。
【符号の説明】
41 加算器 42 階調変換器 43 減算器 44 誤差加算マトリクス 45 誤差メモリ 46 アドレスカウンタ AVE1〜3 平均値回路 CP1〜3 比較器 SEL データセレクタ ENC エンコーダ D 画素濃度 D′ 補正後の画素濃度 Ti データセレクタ出力 P 変換後画素濃度 E 誤差 R 補正値 S 基準濃度 T1〜T3 しきい値 SA,SB 基準濃度初期値 (1)、(2) 画素数基準レベル n 出力階調数

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像濃度に応じて得られた多値(m値)
    のデジタルデータに、多値誤差拡散処理を行ない、n
    (2<n<m)値のデータを得る画像処理装置であっ
    て、 前記多値のデジタルデータの中の中間調領域を検出する
    第1の検出手段と、 前記検出された中間調領域の濃度値を検出する第2の検
    出手段と、 前記検出された濃度値から、多値誤差拡散処理に用いる
    しきい値を設定する設定手段と、 前記設定されたしきい値を用いて、多値誤差拡散処理を
    行なう処理手段とを備えた、画像処理装置。
  2. 【請求項2】 前記しきい値は、濃度ヒストグラムに基
    づいて設定される、請求項1に記載の画像処理装置。
  3. 【請求項3】 前記しきい値は、前記検出された中間調
    領域の画素の基準濃度に基づいて設定され、 前記基準濃度は、画素数基準レベルを超えた数存在する
    画素の濃度であり、 前記画素数基準レベルは、基準濃度初期値と、設定すべ
    きしきい値の数とに基づいて設定される、請求項2に記
    載の画像処理装置。
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