JP3224841B2 - 画像処理装置 - Google Patents

画像処理装置

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JP3224841B2
JP3224841B2 JP04356392A JP4356392A JP3224841B2 JP 3224841 B2 JP3224841 B2 JP 3224841B2 JP 04356392 A JP04356392 A JP 04356392A JP 4356392 A JP4356392 A JP 4356392A JP 3224841 B2 JP3224841 B2 JP 3224841B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、1ドットが多値の画像
信号を処理する画像処理装置に関し、特にデジタル複写
機やファクシミリ装置等の画像形成装置に好適な画像処
理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、デジタル複写機やファクシミリ
装置等のレーザビームプリンタでは、図13(a)に示
すような位相コードと図13(b)に示すようなパルス
幅コードにより多値画像を形成するように構成され、し
たがって、デジタル複写機やファクシミリ装置等の画像
形成装置ではこのレーザビームプリンタに対して図13
(c)に示すように1画素当たりパルス幅コードと位相
コードが出力される。
【0003】そして、1ドットが多値の画像信号を処理
する場合には、オペレータにより設定された濃度や画素
の空間的位置等の処理が異なるので、従来の画像処理装
置では図14や図15に示すように、ルックアップテー
ブル(LUT)102、103、106が用いられてい
る。図14に示す装置では、空間フィルタ101により
MTF補正や平滑化処理された画像データに対し、γ変
換とコード変換がそれぞれ別個のルックアップテーブル
用ROM(またはRAM)102、103により行われ
る。γ変換は複写機等のプリンタの特性を補正するとと
もに、複写機として濃度コントロールを行うためのもの
であり、オペレータが濃度を濃くしたり、淡くする場合
にテーブル102が切り替えられる。
【0004】他方、コード変換は位相データの有無にか
かわらず画素の位置(アドレス)に依存するので、コー
ド変換テーブル103に対して主走査方向用のxカウン
タ104と副走査方向用のyカウンタ105が用いられ
る。そして、このテーブル103からは位相データと階
調コードデータが読み出され、プリンタに出力される。
図15に示す装置では、上記γ変換とコード変換が1つ
のルックアップテーブル106により行われるが、動作
は同一である。
【0005】このようにプリンタに対して出力される階
調データ(および位相データ)は、図16に示すように
画像処理装置の画素クロックとプリンタの書き込みクロ
ックの画素クロックとの違いを吸収するために、バッフ
ァ107において速度変換され、翻訳回路109に出力
される。また、書き込み基本クロックがディレイ回路1
08によりパルス幅変調(PWM)信号のステップ単位
で遅延され、翻訳回路109はこの複数の遅延書き込み
クロック(図示ディレイクロック)を階調データや、x
カウンタ104とyカウンタ105の値である位相デー
タに従って適宜組み合わせ、プリンタのレーザダイオー
ド(LD)駆動信号を生成する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の画像処理装置では、ルックアップテーブルにより階
調変換を行うので、ROMやRAMの高速化や大容量化
が必要になって高価になるという問題点がある。
【0007】ここで、近年の画像処理装置におけるロジ
ック回路がゲートアレイ等により実現されることが多
く、このゲートアレイ等も設計ツールの微細化や大規模
化によりゲート単価が低下し、したがって、ルックアッ
プテーブルの代わりにロジック回路により処理を行うこ
とにより低コスト化を図ることができる。しかしなが
ら、ルックアップテーブル方式をそのままロジック回路
に置換しただけでは、ロジック回路が大規模になり、低
コスト化を図ることができない。
【0008】本発明は上記従来の問題点に鑑み、ロジッ
ク回路を用いて安価に多値データを処理することができ
る画像処理装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】第1の手段は上記目的を
達成するために、レーザダイオードの点灯パルス幅と位
相により画像を複数の階調で再現可能なレーザビームプ
リンタの階調数より多い階調数で画像を処理する画像処
理装置において、主走査方向の1ライン分を処理する間
に必要な複数の閾値データをロードするための閾値レジ
スタ部と、各ラインの処理の間に前記閾値データを前記
閾値レジスタ部にロードするロード手段と、前記閾値レ
ジスタ部にロードされた閾値データと画像データを比較
し、1画素に対して前記レーザビームプリンタの階調数
より多い階調数の2値化信号を出力する比較手段と、前
記比較手段から出力された2値化信号により、1画素に
対する前記レーザダイオードの点灯パルス幅信号の位相
を検出する位相検出手段と、前記位相検出手段により検
出された位相により前記2値化信号の配列を変更する配
列変更手段と、配列変更手段により配列が変更された2
値化信号を前記レーザダイオードの点灯パルス幅信号に
変換する2値化信号変換手段とを備えたことを特徴とす
る。
【0010】第2の手段は、第1の手段の閾値レジスタ
部が、閾値が主走査方向の1ライン毎に繰り返してロー
ド可能なループ回路により構成され、この繰り返し周期
が可変であることを特徴とする。
【0011】
【作用】第1の手段では上記構成により、閾値レジスタ
部には主走査方向の1ライン分を処理するための閾値デ
ータのみがロードされるので、ロジック回路を用いて安
価に多値データを処理することができる。
【0012】第2の手段では、閾値レジスタ部に繰り返
してロードされる閾値の繰り返し周期が可変であるの
で、所望の値の多値データを安価なロジック回路により
処理することができる。
【0013】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を説明
する。図1は本発明に係る画像処理装置の一実施例を示
すブロック図、図2は図1の画像処理装置が用いられた
画像形成装置の原稿読み取り装置を示す概略構成図、図
3は図1の画像処理装置の全体構成を示すブロック図、
図4は図1の画像処理装置が用いられたプリンタを示す
概略構成図、図5は図1の画像処理装置の動作を説明す
るためのフローチャート、図6は図1の画像処理装置に
おける同期を説明するためのタイミングチャート、図7
は多値ディザ処理の一例を示す説明図、図8は図1の閾
値レジスタ部の一例を詳細に示すブロック図、図9は図
8のレジスタ部において1画素が16値および9値の場
合に用いられるレジスタを詳細に示すブロック図、図1
0は図8のレジスタ部において1画素が9値の場合に用
いられるレジスタを詳細に示すブロック図、図11は図
1の画信号処理部の多値データ生成回路を詳細に示すブ
ロック図、図12は図1の画信号処理部の位相およびコ
ード変換回路を詳細に示すブロック図、図13は図12
の位相およびコード変換回路の出力データを示す説明図
である。
【0014】まず、図2〜図4を参照して本実施例の画
像処理装置が用いられた画像形成装置の全体構成を説明
する。図2においてコンタクトガラス1上の原稿(図示
省略)は、光源2a、2bにより照明され、その反射光
すなわち原稿像がミラー3〜7により順次反射され、レ
ンズ8によりCCDイメージセンサ9の受光面において
結像され、CCDイメージセンサ9により光電変換され
て読み取られる。
【0015】光源2a、2bとミラー3は、コンタクト
ガラス1の下方においてコンタクトガラス1と平行に副
走査方向(図2において左右方向)に移動する走行体1
0に搭載され、ミラー4、5はこの走行体10に連動し
て1/2の速度で移動する走行体11に搭載されてい
る。主走査はCCDイメージセンサ9の固体走査により
行われ、したがって、上記光学系2a、2b〜5が副走
査方向に移動することにより原稿の全面が走査される。
なお、本実施例では読み取り密度が主、副走査方向とも
16画素/mmに設定され、最大A3サイズ(297m
m×420mm)の原稿がセンサドライバ12(図3)
の駆動により読み取られる。
【0016】このようにCCDイメージセンサ9により
16画素/mmのサンプリング密度で読み取られた画像
信号は、図3に示すように増幅器13により所定の電圧
振幅に増幅され、A/D変換回路14により1画素当た
り数階調(本実施例では256階調=8ビット)のデジ
タルデータに変換される。そして、シェーディング補正
回路15により光源2a、2bの照度ムラとCCDイメ
ージセンサ9の各素子の感度ばらつきが補正され、空間
フィルタ回路16により文字や線字の解像度を上げるた
めのMTF補正や、写真等のノイズを除去するための平
滑化処理等が施される。
【0017】そして、出力変調回路17において図4に
示すプリンタのγ特性を考慮したγ補正や、プリンタの
階調再現性を考慮した中間長表現処理が施された後、プ
リンタが画像を生成するための書き込み信号(本実施例
ではPWM信号)に対応するコードデータ(本実施例で
はPWM信号のパルス幅データと位相を示すコード)に
変換され、出力回路19を介してプリンタに出力され
る。なお、上記コードデータは加工編集回路18により
種々の加工処理や編集処理が施された後、出力回路19
を介してプリンタに出力されることもある。
【0018】図2に示す読み取り装置と図4に示すプリ
ンタは、デジタル複写機のように一体で組み込まれる場
合があるが、機構的に分離されて電気的に接続されるこ
ともある。図4に示すプリンタは概略的に、レーザ書き
込み系と、画像再生系と給紙系等により構成されてい
る。レーザ書き込み系はレーザ出力ユニット21と、結
像レンズ22とミラー23等を有し、レーザ出力ユニッ
ト21は図示省略されているが、光源であるレーザダイ
オード(LD)と、電気モータにより高速で定回転する
多角形ミラー(ポリゴンミラー)等を備えている。
【0019】画像再生系は感光ドラム24と、帯電チャ
ージャ25と、イレーサ26と、現像ユニット27と、
分離爪30とクリーニングユニット31等を備え、電子
写真プロセスにより画像を再生する。なお、感光ドラム
24の端部近傍のレーザビームが照射される位置には、
図示省略されているが主走査同期信号MSYNCを発生
するビームセンサが設けれている。
【0020】この画像再生系の概略動作を説明すると、
感光ドラム24の周面はレーザビームの照射前に、帯電
チャージャ25により一様に高電位に帯電され、レーザ
ビームが照射された領域の電位が低下する。この場合、
レーザビームは画像データの黒または白に応じてオンま
たはオフされ、また、PWM信号の階調レベルに応じて
レーザダイオードの点灯パルス幅が制御され、感光ドラ
ム24の照射面積が制御される。したがって、感光ドラ
ム24の周面にはレーザビームの照射や照射面積に応じ
て記録画像の階調レベルに応じた電位分布すなわち静電
潜像が形成される。
【0021】この感光ドラム24の周面が現像ユニット
27を通過すると、周面上の電位分布に応じてトナーが
付着し、静電潜像がトナー像として可視化される。この
トナー像に対して同期するように、記録シート32aま
たは32bがそれぞれカセット33a、33bから給紙
ローラ37a、37b、レジストローラ38を介して送
り込まれ、トナー像が転写チャージャ28により記録シ
ート32a、32bに転写される。このようにトナー像
が転写された記録シート32aまたは32bは、分離チ
ャージャ29と分離爪30により感光ドラム24から分
離されて搬送ベルト34により搬送され、ヒータを内蔵
した定着ローラ35によりトナー像が定着され、排紙ト
レイ36上に排出される。
【0022】次に、図1、図5〜図13を参照して本実
施例に係る画像処理装置を説明する。図1に示す画像処
理装置は図3に示す出力変調回路17に対応し、また、
この実施例では図7に示すような多値ディザ処理を行う
ように構成されている。図1に示す画像処理装置は、こ
のために1つの画像を処理するために必要な閾値データ
をCPUからセットするためのRAM41と、主走査方
向の1ライン分を処理する間に必要な閾値データをRA
M41からロードするための閾値レジスタ部42と、C
PUからRAM41に対するロードとRAM41から閾
値レジスタ部42に対するロードを制御するためのコン
トロール部43と、閾値レジスタ部42において位置毎
に変化する閾値により画像データを処理する画信号処理
部44を備えている。
【0023】CPUからRAM41に対するロードは、
濃度キーにより設定濃度が変更される毎に行われ、閾値
の取り方にγ特性を持たせる。したがって、RAM41
の容量を減少することができる。
【0024】この動作を図5および図6を参照して説明
する。濃度キーにより設定濃度が変更されると(ステッ
プS1)、CPUから閾値データがRAM41にロード
され(ステップS2)、コピーが開始されると(ステッ
プS3)、図6に示すような水平同期信号LSYNCに
同期して1ライン目の閾値データがRAM41から閾値
レジスタ部42にロードされる(ステップS4)。
【0025】そして、図6に示すような画像有効期間信
号LGATEの間、画信号処理部44においてこの閾値
により画像データが処理され(ステップS5)、主走査
方向の1ライン分の処理が完了すると(ステップS
6)、次のラインの閾値データがRAM41から閾値レ
ジスタ部42にロードされる(ステップS7)。以下、
ステップS5〜S8のループにおいて1ライン毎に処理
が行われて、図7に示すようなコピー有効期間信号FL
GATEの間、原稿全面の処理が行われ、コピーが完了
すると(ステップS8)、処理を終了する。
【0026】ここで、図7(a)〜(d)にそれぞれ示
すように、主走査方向、副走査方向ともに2、4、6、
8画素を1周期として構成されている場合、主走査方向
の1ライン分を処理する間1周期分の閾値を繰り返し必
要とし、ラインが変わった時に次の1周期分の閾値を必
要とする。したがって、RAM41から閾値レジスタ部
42に対しては、そのラインで必要になる閾値だけをロ
ードし、ラインの変わり目で閾値を更新すればよい。
【0027】また、RAM41は1ラインの間に1回デ
ータ読み出されるだけであって、原稿読み取りとは無関
係であるので、低速のものを用いることができる。さら
に、閾値レジスタ部42は1ラインの周期分で構成する
ことができるので、大規模にはならない。ここで、閾値
レジスタ部42は多値レベル分が必要になるが、1画素
当たり9値(8分割のパルス幅)の場合には8個で構成
することができ、1画素当たり16値(15分割のパル
ス幅)の場合には15個で構成することができる。
【0028】図8は閾値レジスタ部42の一例を示す。
この閾値レジスタ部42は8個のレジスタTHCT46
と7個のレジスタTHCT4が交互に接続された合計1
5個のレジスタにより構成され、8個のレジスタTHC
T46は図9に示すように同一の構成であり、7個のレ
ジスタTHCT4は図10に示すように同一の構成であ
る。そして、1画素が16値(15分割)の場合には1
5個のレジスタTHCT46、THCT4が用いられ、
1画素が9値(8分割)の場合には8個のレジスタTH
CT46のみが用いられる。
【0029】レジスタTHCT46は図9に詳しく示す
ように、セレクタ461と、レジスタ462〜464
と、セレクタ465と、レジスタ466〜468を有す
る。セレクタ465は選択信号Sにより、主走査方向の
閾値が4画素周期の場合にはレジスタ462の出力を選
択してレジスタ466に出力し、6画素周期の場合には
レジスタ464の出力を選択してレジスタ466に出力
する。他方、レジスタTHCT4は図10に詳しく示す
ように、セレクタ401と、4画素周期分のレジスタ4
02〜405を有する。
【0030】このような構成において、1ラインの処理
が始まるまでに、1画素が16値かまたは9値、および
4画素周期かまたは9画素周期に応じた閾値がレジスタ
THCT46、THCT4にセットされる。そして、1
ラインの処理が始まると、各レジスタTHCT46、T
HCT4の出力閾値はそれぞれ、セレクタ461、40
2により選択されて画素周期に応じて巡回され、また、
ディザパターンに応じて1画素を処理する毎に図9およ
び図10に示す出力閾値T(0:7)すなわち図8に示
すレジスタTHCT46、THCT4の各出力T*H
(0:7)[*は1〜15)が変化する。したがって、
レジスタTHCT46、THCT4の閾値は、ディザパ
ターンの周期で変化する。
【0031】図1に示す画信号処理部44は図11に詳
しく示すように、15個の比較器4401〜4415を
有し、この比較器4401〜4415はそれぞれ、上記
レジスタTHCT46、THCT4の各出力T*H
(0:7)と入力画像データGD0〜GD7を同時に比
較し、GD≦T*Hの場合に「1」の2値化信号を出力
する。したがって、この比較器4401〜4415から
は15分割分の2値化データKC(0:14)が同時に
取り出され、この2値化データ群KC*によりその画素
データの多値データが決定される。なお、図11では入
力画像データGD0〜GD7が3系統で構成されている
が、1系統で構成することもできる。
【0032】画信号処理部44はまた図12に詳しく示
すように、位相選択部4416とエンコード部4417
を有する。位相選択部4416は上記2値化データKC
*の最も左の位置と最も右の位置の信号により、図13
(a)に示す位相コード(00)、(01)、(1
0)、(11)のどのパターンに該当するかを検出し、
さらにこの検出結果から上記2値化信号の配列を閾値が
小さいほうから順次並び替える。すなわち、並び替えら
れた2値化信号は、全てが「1」でない限りは「0」で
始まってある位置で「1」に変化し、以降「1」が連続
するようになり、位相選択部4416は2ビットの位相
コードPH0、PH1と、並び替えられた15ビットの
2値化信号LN0〜LN14を出力する。なお、前記図
13(a)における(00)の位相コードは1画素中で
ドットを中央から形成することを、(01)の位相コー
ドは1画素中でドットを右から形成することを、(1
0)の位相コードは1画素中でドットを左から形成する
ことを、(11)の位相コードは1画素中で非ドット部
を中央から形成することを、それぞれ表している。この
場合、図13(b)におけるパルス幅コードは非ドット
部のパルス幅Dを表す。
【0033】エンコード部4417は上記並び替えられ
た15ビットの2値化信号LN0〜LN14がどの位置
で「0」から「1」に変化するかをプライオリティエン
コーダにより検出し、図13(b)に示すような4ビッ
トのパルス幅コードTCD0〜TCD3を出力する。そ
して、この画信号処理部44はラッチ4418〜442
0により、図13(c)に示すような4ビットのパルス
幅コードPHT7〜PHT4と2ビットの位相コードP
HT1、PHT0を図3に示す出力回路19や加工編集
回路18に出力する。
【0034】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1記載の発
明は、レーザダイオードの点灯パルス幅と位相により画
像を複数の階調で再現可能なレーザビームプリンタの階
調数より多い階調数で画像を処理する画像処理装置にお
いて、主走査方向の1ライン分を処理する間に必要な複
数の閾値データをロードするための閾値レジスタ部と、
各ラインの処理の間に前記閾値データを前記閾値レジス
タ部にロードするロード手段と、前記閾値レジスタ部に
ロードされた閾値データと画像データを比較し、1画素
に対して前記レーザビームプリンタの階調数より多い階
調数の2値化信号を出力する比較手段と、前記比較手段
から出力された2値化信号により、1画素に対する前記
レーザダイオードの点灯パルス幅信号の位相を検出する
位相検出手段と、前記位相検出手段により検出された位
相により前記2値化信号の配列を変更する配列変更手段
と、配列変更手段により配列が変更された2値化信号を
前記レーザダイオードの点灯パルス幅信号に変換する2
値化信号変換手段とを備えたので、閾値レジスタ部には
主走査方向の1ライン分を処理するための閾値データの
みがロードされ、したがって、ロジック回路を用いて安
価に多値データを処理することができる。
【0035】請求項2記載の発明は、請求項1記載の閾
値レジスタ部が、閾値が主走査方向の1ライン毎に繰り
返してロード可能なループ回路により構成され、この繰
り返し周期が可変であるので、所望の値の多値データを
安価なロジック回路により処理することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る画像処理装置の一実施例を示すブ
ロック図である。
【図2】図1の画像処理装置が用いられた画像形成装置
の原稿読み取り装置を示す概略構成図である。
【図3】図1の画像処理装置の全体構成を示すブロック
図である。
【図4】図1の画像処理装置が用いられたプリンタを示
す概略構成図である。
【図5】図1の画像処理装置の動作を説明するためのフ
ローチャートである。
【図6】図1の画像処理装置における同期を説明するた
めのタイミングチャートである。
【図7】多値ディザ処理の一例を示す説明図である。
【図8】図1の閾値レジスタ部の一例を詳細に示すブロ
ック図である。
【図9】図8のレジスタ部において1画素が16値およ
び9値の場合に用いられるレジスタ群を詳細に示すブロ
ック図である。
【図10】図8のレジスタ部において1画素が9値の場
合に用いられるレジスタ群を詳細に示すブロック図であ
る。
【図11】図1の画信号処理部の多値データ生成回路を
詳細に示すブロック図である。
【図12】図1の画信号処理部の位相およびコード変換
回路を詳細に示すブロック図である。
【図13】図12の位相およびコード変換回路の出力デ
ータを示す説明図である。
【図14】従来の画像処理装置を示すブロック図であ
る。
【図15】他の従来の画像処理装置を示すブロック図で
ある。
【図16】階調データをレーザダイオード駆動信号に翻
訳する回路を示すブロック図である。
【符号の説明】
41 RAM(ランダムアクセスメモリ) 42 閾値レジスタ部 43 コントロール部 44 画信号処理部 THCT46,THCT4,462〜464,466〜
468,402〜405 レジスタ 461,465,401 セレクタ 4401〜4415 比較器 4416 位相選択部 4417 エンコード部

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 レーザダイオードの点灯パルス幅と位相
    により画像を複数の階調で再現可能なレーザビームプリ
    ンタの階調数より多い階調数で画像を処理する画像処理
    装置において、 主走査方向の1ライン分を処理する間に必要な複数の閾
    値データをロードするための閾値レジスタ部と、 各ラインの処理の間に前記閾値データを前記閾値レジス
    タ部にロードするロード手段と、 前記閾値レジスタ部にロードされた閾値データと画像デ
    ータを比較し、1画素に対して前記レーザビームプリン
    タの階調数より多い階調数の2値化信号を出力する比較
    手段と、 前記比較手段から出力された2値化信号により、1画素
    に対する前記レーザダイオードの点灯パルス幅信号の位
    相を検出する位相検出手段と、 前記位相検出手段により検出された位相により前記2値
    化信号の配列を変更する配列変更手段と、 配列変更手段により配列が変更された2値化信号を前記
    レーザダイオードの点灯パルス幅信号に変換する2値化
    信号変換手段と、 を備えた画像処理装置。
  2. 【請求項2】 前記閾値レジスタ部は、閾値が主走査方
    向の1ライン毎に繰り返してロード可能なループ回路に
    より構成され、この繰り返し周期が可変であるように設
    定された請求項1記載の画像処理装置。
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