JPH10281059A - プーリー直結型容量可変型斜板式圧縮機 - Google Patents

プーリー直結型容量可変型斜板式圧縮機

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JPH10281059A
JPH10281059A JP9083802A JP8380297A JPH10281059A JP H10281059 A JPH10281059 A JP H10281059A JP 9083802 A JP9083802 A JP 9083802A JP 8380297 A JP8380297 A JP 8380297A JP H10281059 A JPH10281059 A JP H10281059A
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JP
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shaft
pulley
swash plate
cylindrical portion
variable displacement
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JP9083802A
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English (en)
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Isamu Fukai
勇 深井
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Original Assignee
Sanden Corp
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Publication date
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    • F04POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
    • F04BPOSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS
    • F04B27/00Multi-cylinder pumps specially adapted for elastic fluids and characterised by number or arrangement of cylinders
    • F04B27/08Multi-cylinder pumps specially adapted for elastic fluids and characterised by number or arrangement of cylinders having cylinders coaxial with, or parallel or inclined to, main shaft axis
    • F04B27/10Multi-cylinder pumps specially adapted for elastic fluids and characterised by number or arrangement of cylinders having cylinders coaxial with, or parallel or inclined to, main shaft axis having stationary cylinders
    • F04B27/1036Component parts, details, e.g. sealings, lubrication
    • F04B27/1054Actuating elements
    • F04B27/1063Actuating-element bearing means or driving-axis bearing means
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F04POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
    • F04BPOSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS
    • F04B27/00Multi-cylinder pumps specially adapted for elastic fluids and characterised by number or arrangement of cylinders
    • F04B27/08Multi-cylinder pumps specially adapted for elastic fluids and characterised by number or arrangement of cylinders having cylinders coaxial with, or parallel or inclined to, main shaft axis
    • F04B27/0873Component parts, e.g. sealings; Manufacturing or assembly thereof
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 低外気温時にシャフトの他端面に対向配置さ
れたスラストベアリングに焼付き等の不具合が発生する
ことの無いプーリー直結型容量可変型斜板式圧縮機を提
供すること。 【解決手段】 筒部21aを有するハウジング2と、ハ
ウジング2内に回転自在に設けられ、且つ筒部21aを
通じてその一端部を突出させたシャフト3と、シャフト
3と同軸になるように筒部21aに回転自在に装着され
たプーリー4と、プーリー4とシャフト3とを連結する
と共に、プーリー4からシャフト3に伝達される回転ト
ルクを制限するトルク制限機構5とを含むプーリー直結
型容量可変型斜板式圧縮機1において、トルク制限機構
5は、シャフト3の一端部を筒部21aから突出させる
向きにシャフト3を付勢するように構成されていること
を特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、プーリーを圧縮機
のハウジングの筒部で回転自在に支持し、プーリーとシ
ャフトとをトルク制限機構で直結したプーリー直結型容
量可変型斜板式圧縮機に属するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のプーリー直結型容量可変型斜板式
圧縮機には、図6に示すように、筒部21aを有するハ
ウジング2と、このハウジング2内に回転自在に設けら
れ、且つ筒部21aを通じてその一端部を突出させたシ
ャフト3と、このシャフト3と同軸になるように筒部2
1aに回転自在に装着されたプーリー4と、このプーリ
ー4とシャフト3とを連結すると共に、プーリー4から
シャフト3に伝達される回転トルクを制限するトルク制
限機構とを含むものがある(例えば、実開昭63−19
083号公報参照)。この例では、トルク制限機構とし
て、回転伝達板5が用いられている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来のプーリー直結型
容量可変型斜板式圧縮機は、気温によらずに、斜板式圧
縮機の駆動源が稼働していれば、稼働するように成って
いる。容量可変型斜板式圧縮機では、ハウジング内のク
ランク室圧力を制御することにより、冷房能力を制御す
るように成っており、所要冷房能力が低くて済む低外気
温時においては、クランク室圧力を高めることによって
冷房能力を低下させるように成っている。しかし、この
場合において容量可変型斜板式圧縮機の制御範囲を越え
ると、クランク室内の圧力は急激に上昇する。この状態
の時、ハウジングの筒部から突出したシャフトの一端部
をハウジング内に引き込む力がシャフトに作用するが、
この力は、従来では、例えば図7に示すように、シリン
ダブロック23の中心部に配置された位置決めナット1
9、及びシャフトの他端面に対向させて配置されたスラ
ストベアリング20により受けていた。しかしながら、
プーリー直結型容量可変型斜板式圧縮機は、上述のよう
に、気温によらずに常時稼働するので、低外気温時に上
述のスラスト方向の力が常時シャフトに作用した場合、
シャフトの他端面に対向配置されたスラストベアリング
に焼付き等の不具合が発生する虞があった。
【0004】それ故に本発明の課題は、低外気温時にシ
ャフトの他端面に対向配置されたスラストベアリングに
焼付き等の不具合が発生することの無い、或いはスラス
トベアリングを不要としたプーリー直結型容量可変型斜
板式圧縮機を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明によ
れば、筒部を有するハウジングと、該ハウジング内に回
転自在に設けられ、且つ前記筒部を通じてその一端部を
突出させたシャフトと、該シャフトと同軸になるように
前記筒部に回転自在に装着されたプーリーと、該プーリ
ーと前記シャフトとを連結すると共に、前記プーリーか
ら前記シャフトに伝達される回転トルクを制限するトル
ク制限機構とを含むプーリー直結型容量可変型斜板式圧
縮機において、前記トルク制限機構は、前記シャフトの
一端部を前記筒部から突出させる向きに前記シャフトを
付勢するように構成されていることを特徴とするプーリ
ー直結型容量可変型斜板式圧縮機が得られる。
【0006】請求項2記載の発明によれば、前記トルク
制限機構として、回転伝達板が用いられ、該回転伝達板
は、一部分が前記シャフトの一端部に固定され、他の部
分が前記プーリーに連結されて前記プーリーの回転トル
クを前記シャフトに伝達すると共に、所定値以上の回転
トルクが加わると少なくとも一部が破断するように成っ
ていることを特徴とする請求項1記載のプーリー直結型
容量可変型斜板式圧縮機が得られる。
【0007】請求項3記載の発明によれば、前記回転伝
達板は、前記シャフトに固定される固定部と、一端を前
記固定部に固定され、他端を前記プーリーに固定される
前記弾性板とを有しており、該弾性板により、前記シャ
フトの一端部を前記筒部から突出させる向きに前記シャ
フトを付勢するように構成されていることを特徴とする
請求項2記載のプーリー直結型容量可変型斜板式圧縮機
が得られる。
【0008】請求項4記載の発明によれば、前記回転伝
達板は、前記シャフトに固定される固定部と、前記シャ
フトの軸線方向に沿って延在するように前記プーリーに
穿設された貫通孔に挿抜自在に挿入される柱状部と、該
柱状部と前記固定部とを連結する連結部と、該連結部と
前記プーリーとの間に介在するように前記柱状部に巻回
されたスプリングとを有し、前記スプリングにより、前
記シャフトの一端部を前記筒部から突出させる向きに前
記シャフトを付勢するように構成されていることを特徴
とする請求項2記載のプーリー直結型容量可変型斜板式
圧縮機が得られる。
【0009】請求項5記載の発明によれば、筒部を有す
るハウジングと、該ハウジング内に回転自在に設けら
れ、且つ前記筒部を通じてその一端部を突出させたシャ
フトと、該シャフトと同軸になるように前記筒部に回転
自在に装着されたプーリーと、該プーリーと前記シャフ
トとを連結すると共に、前記プーリーから前記シャフト
に伝達される回転トルクを制限するトルク制限機構とを
含むプーリー直結型容量可変型斜板式圧縮機において、
前記トルク制限機構は、前記筒部から突出した前記シャ
フトの一端部が所定の長さまで前記筒部内に引き込んだ
所で該シャフトを係止するように構成されていることを
特徴とするプーリー直結型容量可変型斜板式圧縮機が得
られる。
【0010】請求項6記載の発明によれば、前記トルク
制限機構として、回転伝達板が用いられ、該回転伝達板
は、一部分が前記シャフトの一端部に固定され、他の部
分が前記プーリーに連結されて前記プーリーの回転トル
クを前記シャフトに伝達すると共に、所定値以上の回転
トルクが加わると少なくとも一部が破断するように成っ
ていることを特徴とする請求項5記載のプーリー直結型
容量可変型斜板式圧縮機が得られる。
【0011】請求項7記載の発明によれば、前記回転伝
達板は、前記シャフトに固定される固定部と、前記シャ
フトの軸線方向に沿って延在するように前記プーリーに
穿設された有底穴に挿抜自在に挿入される柱状部と、該
柱状部と前記固定部とを連結する連結部とを有し、前記
柱状部が前記有底穴に突き当たることにより、前記筒部
から突出した前記シャフトの一端部が所定の長さまで前
記筒部内に引き込んだ所で該シャフトを係止するように
構成されていることを特徴とする請求項6記載のプーリ
ー直結型容量可変型斜板式圧縮機が得られる。
【0012】請求項8記載の発明によれば、前記トルク
制限機構として、トルクリミッタが用いられ、該トルク
リミッタは、所定値以上の回転トルクが加わった時に回
動するように前記プーリーに取り付けられたアームと、
前記シャフトの一端部に固定されたボスと、該ボスに固
定され、前記シャフトの軸方向で前記アームを押さえ付
けるリング型弾性体とを有し、前記アームと前記リング
型弾性体とが、前記軸方向で係合することにより、前記
筒部から突出した前記シャフトの一端部が所定の長さま
で前記筒部内に引き込んだ所で該シャフトを係止するよ
うに構成されていることを特徴とする請求項5記載のプ
ーリー直結型容量可変型斜板式圧縮機が得られる。
【0013】
【作用】本願請求項1乃至請求項4に係る発明では、ト
ルク制限機構が、シャフトの一端部をハウジングの筒部
から突出させる向きにシャフトを付勢するように成って
いるので、このトルク制限機構の付勢力によって、クラ
ンク室圧力上昇時に生じるシャフトの一端部をハウジン
グ内に引き込む力が相殺される。
【0014】本願請求項5乃至請求項8に係る発明で
は、トルク制限機構が、ハウジングの筒部から突出した
シャフトの一端部が所定の長さまで筒部内に引き込んだ
所でこのシャフトを係止するように成っているので、ク
ランク室圧力上昇時に生じるシャフトの一端部をハウジ
ング内に引き込む力によって、シャフトの一端部がある
程度筒部内に引き込まれると、トルク制限機構がシャフ
トを係止し、シャフトの一端部は、それ以上筒状部内に
引き込まない。
【0015】
【発明の実施の形態】図1は本発明の第1の実施形態に
よるプーリー直結型容量可変型斜板式圧縮機の縦断面
図、図2は図1に示すプーリー直結型容量可変型斜板式
圧縮機の要部の正面図である。図1及び図2を参照し
て、このプーリー直結型容量可変型斜板式圧縮機1は、
ハウジング2と、シャフト3と、プーリー4と、トルク
制限機構とを含んで構成されている。
【0016】ハウジング2は、フロントハウジング21
と、ハウジング本体22と、シリンダブロック23と、
シリンダヘッド24とで構成されている。
【0017】フロントハウジング21は、略漏斗状を呈
し、円筒部21aを有している。フロントハウジング2
1の中央部には、ラジアルニードルベアリング6が配置
されており、また、円筒部21a内には、軸シール部材
7が配置されている。ハウジング本体22は、略円筒状
であり、その一端をフロントハウジング21により閉塞
されている。これにより、フロントハウジング21とシ
リンダブロック23との間にクランク室25が構成され
ている。シリンダブロック23は、ハウジング本体22
と一体に形成され、シリンダボア23aを有している。
このシリンダブロック23の中央部には中心孔23bが
形成され、この中心孔23b内には、ラジアルボールベ
アリング8が配置されている。シリンダヘッド24は、
ハウジング本体22の他端に弁板装置9を介在させて取
り付けられている。シリンダボア23a内には、ピスト
ン10が摺動自在に挿入されている。
【0018】シャフト3は、フロントハウジングに21
に設けられたラジアルニードルベアリング6とシリンダ
ブロック23の中央部に配置されたラジアルニードルベ
アリング8により、ハウジング2内に回転自在に設けら
れている。このシャフト3の一端部は、軸シール部材7
を挿通し、円筒部21aを通じてハウジング2外へ突出
している。このシャフト3には、ロータ11が固定され
ている。このロータ11とフロントハウジング21との
間には、スラストニードルベアリング12が配置されて
いる。更にこのシャフト3には、斜板13が装着されて
いる。斜板13は、傾斜角度可変にロータ11に連結さ
れている。この斜板13には、斜板13の回転を許すよ
うに揺動板14が取り付けられ、揺動板14自体は、ハ
ウジング2内に設けられた回転阻止機構15によって回
転(自転)しないように成っている。この揺動板14
は、ピストンロッド16によってピストン10に連結さ
れている。
【0019】プーリー4は、シャフト3と同軸になるよ
うに、フロントハウジング21の円筒部21aに、ラジ
アルボールベアリング17を介在させて回転自在に装着
されている。
【0020】トルク制限機構として、回転伝達板5が用
いられている。回転伝達板5は、固定部51と、弾性板
52とから成る。固定部51は、更に、筒状部51a
と、この筒状部51aの外周に形成されたフランジ部5
1bとから成り、剛性を有する材料から形成されてい
る。弾性板52は、更に、円板状部52aと、この円板
状部52aの外周から放射状に突出した突片部52bと
から成り、弾性を有する材料から形成されている。突片
部52bには、切欠き52cが形成され、この切欠き5
2cにより、回転伝達板5に所定値以上の回転トルクが
加わった時に、この部分で回転伝達板5が破断するよう
に成っている。弾性板52の円板状部52aをリベット
53によって固定部51のフランジ部51bに固定する
ことにより、固定部51と弾性板52とが一体化され、
回転伝達板5が構成される。この回転伝達板5は、シャ
フト3の一端部にナット18によって固定されている。
また、回転伝達板5の弾性板52の先端部(突片部52
b)は、リベット54によって、プーリー4に連結され
ている。この際、弾性板52の先端部は、図1におい
て、右方から左方へ弾性変形させた状態で連結してあ
る。従って、この弾性板52は、常時、プーリー4を、
図1上、右の方へ移動させるように押圧する。しかし、
プーリー4は、シャフト3の軸線方向には移動しないの
で、この時の反作用により、回転伝達板5は、シャフト
3をその一端部が円筒部21aから突出するように付勢
する。この結果、この回転伝達板5の付勢力によって、
クランク室圧力上昇時に生じるシャフト3の一端部をハ
ウジング2内に引き込む力が相殺される。
【0021】図3は本発明の第2の実施形態によるプー
リー直結型容量可変型斜板式圧縮機の縦断面図である。
図3を参照して、本実施形態は、第1の実施形態と略同
構成であるので、第1の実施形態と同構成の部分につい
ては、第1の実施形態と同じ参照番号を付し、その説明
を省略し、構成の違う部分についてのみ説明する。
【0022】本実施形態では、シリンダブロック23の
中心孔23bの内周壁の一部に雌ネジ23cが形成さ
れ、この雌ネジ23cに位置決めナット19が螺合して
おり、この位置決めナット19とシャフト3の他端側端
面との間には、スラストベアリング20が介在してい
る。
【0023】本実施形態のプーリー4は、その外周部
に、貫通孔41が穿設されている。この貫通孔41は、
シャフト3の軸線方向に延在している。
【0024】本実施形態の場合も、トルク制限機構とし
て回転伝達板5が用いられている。この回転伝達板5
は、シャフト3に固定される固定部55と、プーリー4
の貫通孔41に挿抜自在に挿入される柱状部56と、こ
の柱状部56と固定部55とを連結する連結部57と、
この連結部57とプーリー4との間に介在するように柱
状部56に巻回されたスプリング58とを有している。
本実施形態では、このスプリング58がプーリー4をフ
ロントハウジング21の方へ押圧する際の反作用によ
り、シャフト3の一端部をハウジング2の円筒部21a
から突出させる向きにシャフト3を付勢するように成っ
ている。
【0025】図4は本発明の第3の実施形態によるプー
リー直結型容量可変型斜板式圧縮機の縦断面図である。
図4を参照して、本実施形態は、第2の実施形態と略同
構成であるので、第2の実施形態と同構成の部分につい
ては、第2の実施形態と同じ参照番号を付し、その説明
を省略し、構成の違う部分についてのみ説明する。
【0026】本実施形態では、第2の実施形態において
存在した位置決めナット19及びスラストベアリング2
0が廃されている。
【0027】また、本実施形態では、プーリー4の外周
部に有底穴42が穿設されている。この有底穴42は、
シャフト3の軸線方向に延在している。
【0028】更に、本実施形態においてトルク制限機構
として用いられている回転伝達板5では、第2の実施形
態において存在したスプリング58が廃されている。そ
の代わり、回転伝達板5の柱状部56の一端が、有底穴
42の底に突き当たるように成っている。この係合によ
って、回転伝達板5は、ハウジング2の円筒部21aか
ら突出したシャフト3の一端部が所定の長さまで円筒部
21a内に引き込んだ所でシャフト3を係止するように
構成されている。
【0029】図5は本発明の第4の実施形態によるプー
リー直結型容量可変型斜板式圧縮機の要部を示し、
(a)は正面図、(b)は縦断面図である。図5を参照
して、本実施形態は、トルク制限機構を除いて、第3の
実施形態と同構成であるので、容量可変型斜板式圧縮機
の内部構造の説明を省略し、トルク制限機構のみについ
て説明する。
【0030】本実施形態では、トルク制限機構として、
トルクリミッタ60が用いられている。このトルクリミ
ッタ60は、アーム61と、ボス62と、リング型弾性
体63とを含んで構成されている。
【0031】アーム61は、略棒状であり、プーリー4
の外周部に等間隔に3本設けられている。各アーム61
は、一端部をリベット64によって、プーリー4の外周
部に回動自在に取り付けられている。このアーム61の
回動は、緩いものではなく、アーム61に所定値以上の
回転トルクが加わった時に始めて回動するように成って
いる。各アーム61の他端面は、傾斜面61aと成って
おり、この傾斜面61aは、プーリー4の径方向で、外
側に行く程、プーリー4のアーム取付面から離れるよう
に傾斜している。
【0032】ボス62は、略円板状であり、ハウジング
2の円筒部21aから突出したシャフト3の一端部に固
定されている。
【0033】リング型弾性体63は、略リング状であ
り、その径方向で中心側に窪んだ凹部63aと、径方向
で中心側に突出した連結部63bとを有している。ま
た、リング型弾性体63の外周面は、テーパー面63c
と成っている。このテーパー面63cは、プーリー4に
近付く程、窄まるように成っている。このリング型弾性
体63は、シャフト3の軸方向でプーリー4の一端面
(ハウジング2と対向する面の反対側面)と対向するよ
うに、連結部63bの中心側部分で、リベット65によ
りボス62に固定されている。リング型弾性体63のテ
ーパー面63cは、シャフト3の軸方向でアーム61の
傾斜面61aと当接するように成っている。
【0034】リング型弾性体63の凹部63a内に、各
アーム61の他端部を嵌入することにより、リング型弾
性体63は、シャフト3の軸方向で、各アーム61をプ
ーリー4に押さえ付ける。これにより、トルクリミッタ
60を介して、プーリー4からシャフト3に回転トルク
が伝達され、また、トルクリミッタ60に所定値以上の
回転トルクが伝達された場合、アーム61が回動すると
共にリング型弾性体63がプーリー4から離れて、アー
ム61とリング型弾性体63との係合が解かれ、プーリ
ー4からシャフト3への回転トルクの伝達が行われなく
なるように成っている。
【0035】また、アーム61とリング型弾性体63と
は、それらの傾斜面61aとテーパー面63cとが互い
に軸方向で当接するように成っているので、シャフト3
の一端部が所定の長さまで円筒部21a内に引き込んだ
時、リング型弾性体63のテーパー面63cが、アーム
61の傾斜面61aに突き当たり、この結果、シャフト
3がその位置で係止され、それ以上、円筒部21a内に
引き込まないように成っている。
【0036】尚、本実施形態の変形例として、リング型
弾性体63によって、シャフト3の一端部を円筒部21
aから引き出す方向に、シャフト3を付勢するようにす
ることも可能である。
【0037】
【発明の効果】以上説明したごとく、本発明のプーリー
直結型容量可変型斜板式圧縮機においては、低外気温時
にシャフトの一端部をハウジング内に引き込む力が生じ
ても、シャフトが回転伝達板によって反対方向に付勢さ
れているか、或いはシャフトの一端部が所定長までハウ
ジング内に引き込むと、シャフトが回転伝達板を介して
プーリーにより係止されるように成っているので、シャ
フトの他端に対向配置されたスラストベアリングに、上
述の力が作用することが無く、この結果、スラストベア
リングに無理な力が加わらず、焼付き等の不具合を防止
することができる。
【0038】更に本発明では、上述のように、低外気温
時に生じるシャフトの一端部をハウジング内に引き込む
力に対抗できるように成っているので、従来必要である
シャフトの他端に対向配置されたスラストベアリングそ
のものを廃することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態によるプーリー直結型
容量可変型斜板式圧縮機の縦断面図である。
【図2】図1に示すプーリー直結型容量可変型斜板式圧
縮機の要部の正面図である。
【図3】本発明の第2の実施形態によるプーリー直結型
容量可変型斜板式圧縮機の縦断面図である。
【図4】本発明の第3の実施形態によるプーリー直結型
容量可変型斜板式圧縮機の縦断面図である。
【図5】本発明の第4の実施形態によるプーリー直結型
容量可変型斜板式圧縮機の要部を示し、(a)は正面
図、(b)は縦断面図である。
【図6】従来のプーリー直結型容量可変型斜板式圧縮機
の一例の要部の縦断面図である。
【図7】従来のプーリー直結型容量可変型斜板式圧縮機
の他の例の縦断面図である。
【符号の説明】
1 プーリー直結型容量可変型斜板式圧縮機 2 ハウジング 3 シャフト 4 プーリー 5 回転伝達板 10 ピストン 13 斜板 14 揺動板 21 フロントハウジング 21a 円筒部 22 ハウジング本体 23 シリンダブロック 24 シリンダヘッド 41 貫通孔 42 有底穴 51 固定部 52 弾性板 53 リベット 54 リベット 55 固定部 56 柱状部 57 連結部 58 スプリング 60 トルクリミッタ 61 アーム 62 ボス 63 リング型弾性体

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 筒部を有するハウジングと、該ハウジン
    グ内に回転自在に設けられ、且つ前記筒部を通じてその
    一端部を突出させたシャフトと、該シャフトと同軸にな
    るように前記筒部に回転自在に装着されたプーリーと、
    該プーリーと前記シャフトとを連結すると共に、前記プ
    ーリーから前記シャフトに伝達される回転トルクを制限
    するトルク制限機構とを含むプーリー直結型容量可変型
    斜板式圧縮機において、前記トルク制限機構は、前記シ
    ャフトの一端部を前記筒部から突出させる向きに前記シ
    ャフトを付勢するように構成されていることを特徴とす
    るプーリー直結型容量可変型斜板式圧縮機。
  2. 【請求項2】 前記トルク制限機構として、回転伝達板
    が用いられ、該回転伝達板は、一部分が前記シャフトの
    一端部に固定され、他の部分が前記プーリーに連結され
    て前記プーリーの回転トルクを前記シャフトに伝達する
    と共に、所定値以上の回転トルクが加わると少なくとも
    一部が破断するように成っていることを特徴とする請求
    項1記載のプーリー直結型容量可変型斜板式圧縮機。
  3. 【請求項3】 前記回転伝達板は、前記シャフトに固定
    される固定部と、一端を前記固定部に固定され、他端を
    前記プーリーに固定される前記弾性板とを有しており、
    該弾性板により、前記シャフトの一端部を前記筒部から
    突出させる向きに前記シャフトを付勢するように構成さ
    れていることを特徴とする請求項2記載のプーリー直結
    型容量可変型斜板式圧縮機。
  4. 【請求項4】 前記回転伝達板は、前記シャフトに固定
    される固定部と、前記シャフトの軸線方向に沿って延在
    するように前記プーリーに穿設された貫通孔に挿抜自在
    に挿入される柱状部と、該柱状部と前記固定部とを連結
    する連結部と、該連結部と前記プーリーとの間に介在す
    るように前記柱状部に巻回されたスプリングとを有し、
    前記スプリングにより、前記シャフトの一端部を前記筒
    部から突出させる向きに前記シャフトを付勢するように
    構成されていることを特徴とする請求項2記載のプーリ
    ー直結型容量可変型斜板式圧縮機。
  5. 【請求項5】 筒部を有するハウジングと、該ハウジン
    グ内に回転自在に設けられ、且つ前記筒部を通じてその
    一端部を突出させたシャフトと、該シャフトと同軸にな
    るように前記筒部に回転自在に装着されたプーリーと、
    該プーリーと前記シャフトとを連結すると共に、前記プ
    ーリーから前記シャフトに伝達される回転トルクを制限
    するトルク制限機構とを含むプーリー直結型容量可変型
    斜板式圧縮機において、前記トルク制限機構は、前記筒
    部から突出した前記シャフトの一端部が所定の長さまで
    前記筒部内に引き込んだ所で該シャフトを係止するよう
    に構成されていることを特徴とするプーリー直結型容量
    可変型斜板式圧縮機。
  6. 【請求項6】 前記トルク制限機構として、回転伝達板
    が用いられ、該回転伝達板は、一部分が前記シャフトの
    一端部に固定され、他の部分が前記プーリーに連結され
    て前記プーリーの回転トルクを前記シャフトに伝達する
    と共に、所定値以上の回転トルクが加わると少なくとも
    一部が破断するように成っていることを特徴とする請求
    項5記載のプーリー直結型容量可変型斜板式圧縮機。
  7. 【請求項7】 前記回転伝達板は、前記シャフトに固定
    される固定部と、前記シャフトの軸線方向に沿って延在
    するように前記プーリーに穿設された有底穴に挿抜自在
    に挿入される柱状部と、該柱状部と前記固定部とを連結
    する連結部とを有し、前記柱状部が前記有底穴に突き当
    たることにより、前記筒部から突出した前記シャフトの
    一端部が所定の長さまで前記筒部内に引き込んだ所で該
    シャフトを係止するように構成されていることを特徴と
    する請求項6記載のプーリー直結型容量可変型斜板式圧
    縮機。
  8. 【請求項8】 前記トルク制限機構として、トルクリミ
    ッタが用いられ、該トルクリミッタは、所定値以上の回
    転トルクが加わった時に回動するように前記プーリーに
    取り付けられたアームと、前記シャフトの一端部に固定
    されたボスと、該ボスに固定され、前記シャフトの軸方
    向で前記アームを押さえ付けるリング型弾性体とを有
    し、前記アームと前記リング型弾性体とが、前記軸方向
    で係合することにより、前記筒部から突出した前記シャ
    フトの一端部が所定の長さまで前記筒部内に引き込んだ
    所で該シャフトを係止するように構成されていることを
    特徴とする請求項5記載のプーリー直結型容量可変型斜
    板式圧縮機。
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