JPH0310386Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0310386Y2 JPH0310386Y2 JP1985142737U JP14273785U JPH0310386Y2 JP H0310386 Y2 JPH0310386 Y2 JP H0310386Y2 JP 1985142737 U JP1985142737 U JP 1985142737U JP 14273785 U JP14273785 U JP 14273785U JP H0310386 Y2 JPH0310386 Y2 JP H0310386Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- plate
- flat plate
- prevention mechanism
- rotation prevention
- swash plate
- Prior art date
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Links
- 230000002265 prevention Effects 0.000 claims description 21
- 230000010355 oscillation Effects 0.000 claims description 4
- 238000006073 displacement reaction Methods 0.000 description 3
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 2
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 2
- 230000001360 synchronised effect Effects 0.000 description 2
- 229920006364 Rulon (plastic) Polymers 0.000 description 1
- 239000000919 ceramic Substances 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 1
- 239000000463 material Substances 0.000 description 1
- 230000000149 penetrating effect Effects 0.000 description 1
- 239000011435 rock Substances 0.000 description 1
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F04—POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
- F04B—POSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS
- F04B25/00—Multi-stage pumps
- F04B25/04—Multi-stage pumps having cylinders coaxial with, or parallel or inclined to, main shaft axis
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F04—POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
- F04B—POSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS
- F04B27/00—Multi-cylinder pumps specially adapted for elastic fluids and characterised by number or arrangement of cylinders
- F04B27/08—Multi-cylinder pumps specially adapted for elastic fluids and characterised by number or arrangement of cylinders having cylinders coaxial with, or parallel or inclined to, main shaft axis
- F04B27/10—Multi-cylinder pumps specially adapted for elastic fluids and characterised by number or arrangement of cylinders having cylinders coaxial with, or parallel or inclined to, main shaft axis having stationary cylinders
- F04B27/1036—Component parts, details, e.g. sealings, lubrication
- F04B27/1054—Actuating elements
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F04—POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
- F04B—POSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS
- F04B27/00—Multi-cylinder pumps specially adapted for elastic fluids and characterised by number or arrangement of cylinders
- F04B27/08—Multi-cylinder pumps specially adapted for elastic fluids and characterised by number or arrangement of cylinders having cylinders coaxial with, or parallel or inclined to, main shaft axis
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
- Y10T—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
- Y10T74/00—Machine element or mechanism
- Y10T74/18—Mechanical movements
- Y10T74/18056—Rotary to or from reciprocating or oscillating
- Y10T74/18296—Cam and slide
- Y10T74/18336—Wabbler type
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本考案は斜板式圧縮機の揺動板回転防止機構に
関する。特に揺動板の外周に形成したスロツト部
とケーシングに設けたスライド部によつて斜板式
圧縮機の揺動板の主軸廻りの回転を防止した斜板
式圧縮機の揺動板回転防止機構に関するものであ
る。
関する。特に揺動板の外周に形成したスロツト部
とケーシングに設けたスライド部によつて斜板式
圧縮機の揺動板の主軸廻りの回転を防止した斜板
式圧縮機の揺動板回転防止機構に関するものであ
る。
従来、斜板式圧縮機の回転防止機構は、第5
図、第6図に要部を概略で図示した如く主軸aと
共に回転可能に枢支された斜板bと該斜板bと同
期する揺動板cとを備えている。該揺動板cには
ピストンpが連接されている。そして、揺動板c
の外周には回転防止機構のピボツトfが軸f1を圧
入して取付けられている。該ピボツトfのピボツ
トf2はクランクケースdに形成された回転防止機
構のスライド部eに長手方向にスライド可動で、
かつ主軸廻りの回転が不可能となる如く配設され
ている。ところが、揺動板cのピボツトfの軸f1
の圧入部の位置はスライド部eより主軸aに近い
側に位置させねばならない。この為クランクケー
スdに設けたスライド部eで必要かつ同一の回転
防止トルクを得ようとすると、軸f1の圧入部に大
きな力が加わる。しかしながら、この揺動板への
圧入部の長さを一定以上長くすると揺動板の耐久
面で問題が生じる恐れがあつた。
図、第6図に要部を概略で図示した如く主軸aと
共に回転可能に枢支された斜板bと該斜板bと同
期する揺動板cとを備えている。該揺動板cには
ピストンpが連接されている。そして、揺動板c
の外周には回転防止機構のピボツトfが軸f1を圧
入して取付けられている。該ピボツトfのピボツ
トf2はクランクケースdに形成された回転防止機
構のスライド部eに長手方向にスライド可動で、
かつ主軸廻りの回転が不可能となる如く配設され
ている。ところが、揺動板cのピボツトfの軸f1
の圧入部の位置はスライド部eより主軸aに近い
側に位置させねばならない。この為クランクケー
スdに設けたスライド部eで必要かつ同一の回転
防止トルクを得ようとすると、軸f1の圧入部に大
きな力が加わる。しかしながら、この揺動板への
圧入部の長さを一定以上長くすると揺動板の耐久
面で問題が生じる恐れがあつた。
又、第7図乃至第9図に示す他の従例では、主
軸a′と共に回転可能に枢支された斜板b′と該斜板
b′と同期する揺動板c′を備えている。該揺動板
c′にはピストンP′が連接されている。そして、該
揺動板c′の外周にはスライダーf′が設けられてい
る。スライダーf′の先端にはスロツトf′1が設けら
れている。
軸a′と共に回転可能に枢支された斜板b′と該斜板
b′と同期する揺動板c′を備えている。該揺動板
c′にはピストンP′が連接されている。そして、該
揺動板c′の外周にはスライダーf′が設けられてい
る。スライダーf′の先端にはスロツトf′1が設けら
れている。
一方、クランクケースd′には平板e′が突設され
ている。そしてスライダーf′のスロツトf′1を平板
e′に長手方向にスライド可能でかつ主軸廻りの回
転が不となる如く嵌合している。ところが、この
例にあつては、平板の取付けが主軸の中心線を含
む平面に対して傾いて取付けられた場合には、ス
ライダーf′と平板e′の接触が面接触とならず線接
触となり、回転防止トルクが接触部分に集中する
恐れがあり、かつ相互の接触部が運転中変化する
ことが少い為、偏摩耗が生じ耐久面での問題が生
じる恐れがあつた。
ている。そしてスライダーf′のスロツトf′1を平板
e′に長手方向にスライド可能でかつ主軸廻りの回
転が不となる如く嵌合している。ところが、この
例にあつては、平板の取付けが主軸の中心線を含
む平面に対して傾いて取付けられた場合には、ス
ライダーf′と平板e′の接触が面接触とならず線接
触となり、回転防止トルクが接触部分に集中する
恐れがあり、かつ相互の接触部が運転中変化する
ことが少い為、偏摩耗が生じ耐久面での問題が生
じる恐れがあつた。
更に、特開昭53−143013においては、回転防止
機構において、第1の従来例と同様の問題が生じ
るとともに、円筒ガイドと球状案内シユーとが線
接触である為摩耗上の問題が生じる恐れがあつ
た。
機構において、第1の従来例と同様の問題が生じ
るとともに、円筒ガイドと球状案内シユーとが線
接触である為摩耗上の問題が生じる恐れがあつ
た。
又、特開昭56−77578では、回転防止機構の部
品点数が多く、組付工数、管理工数の増加があ
り、コスト高となるという問題があつた。
品点数が多く、組付工数、管理工数の増加があ
り、コスト高となるという問題があつた。
本考案は、部品点数が少く、製造が容易で耐久
性の秀れた斜板式圧縮機の回転防止機構を提供す
るものである。
性の秀れた斜板式圧縮機の回転防止機構を提供す
るものである。
本考案は、主軸の回転と共に回転する斜板と、
該斜板の傾斜面に従つて揺動運動をする揺動板と
をクランク室内に配置するとともに、上記揺動板
の外周に形成されたスロツト部と、上記ケーシン
グ内に固定された平板とを備えた斜板式圧縮機の
揺動板回転防止機構において、上記平板は、上記
主軸の中心線を含む平面上にあつて軸方向に延在
し、上記スロツト部は、上記平板の上記平面と平
行な両側面にそれぞれ対向する内面を有してお
り、該各内面は、球状凹部を有しており、上記平
板の上記両側面と、上記各球状凹部との間に、そ
れぞれ略半球状のすべり部材を配置し、該両すべ
り部材は、これらが上記平板の上記両側面と上記
各球状凹部との間にそれぞれ配置された際に、実
質的に球となることを特徴とする。
該斜板の傾斜面に従つて揺動運動をする揺動板と
をクランク室内に配置するとともに、上記揺動板
の外周に形成されたスロツト部と、上記ケーシン
グ内に固定された平板とを備えた斜板式圧縮機の
揺動板回転防止機構において、上記平板は、上記
主軸の中心線を含む平面上にあつて軸方向に延在
し、上記スロツト部は、上記平板の上記平面と平
行な両側面にそれぞれ対向する内面を有してお
り、該各内面は、球状凹部を有しており、上記平
板の上記両側面と、上記各球状凹部との間に、そ
れぞれ略半球状のすべり部材を配置し、該両すべ
り部材は、これらが上記平板の上記両側面と上記
各球状凹部との間にそれぞれ配置された際に、実
質的に球となることを特徴とする。
以下、本考案の一実施例を添付図面に基づいて
詳細に説明する。
詳細に説明する。
第1図乃至第4図は、本考案を示したもので、
第1図は、本考案を採用した圧縮機の全体断面
図、第2図は、揺動板のスロツト部と平板との取
付状態を示した正面図、第3図は第2図の−
断面図、第4図は、第3図の−断面図であ
る。
第1図は、本考案を採用した圧縮機の全体断面
図、第2図は、揺動板のスロツト部と平板との取
付状態を示した正面図、第3図は第2図の−
断面図、第4図は、第3図の−断面図であ
る。
図示された斜板式圧縮機は、ケーシング1に画
成されたクランク室2内に貫通された主軸3と該
主軸3にピン31によつて取付けられた斜板4と
該斜板4にスラスト軸受42とストツパー41に
よつて挾持された揺動板5を備えている。
成されたクランク室2内に貫通された主軸3と該
主軸3にピン31によつて取付けられた斜板4と
該斜板4にスラスト軸受42とストツパー41に
よつて挾持された揺動板5を備えている。
揺動板5には一端をピストン6にピボツト62
によつて枢着したピストンロツド61のピボツト
63を枢支している。
によつて枢着したピストンロツド61のピボツト
63を枢支している。
主軸3は、ケーシング1の外部で外部動力(図
示しない)によつて回転するプーリー7と電磁ク
ラツチ8によつて回転制御される。即ち、プーリ
ー7の回転は電磁クラツチ8によつて主軸3に伝
達され、主軸3を回転させる。該回転にともなつ
てピン31によつて取付けられた斜板4がスラス
ト軸受43上を回転する。
示しない)によつて回転するプーリー7と電磁ク
ラツチ8によつて回転制御される。即ち、プーリ
ー7の回転は電磁クラツチ8によつて主軸3に伝
達され、主軸3を回転させる。該回転にともなつ
てピン31によつて取付けられた斜板4がスラス
ト軸受43上を回転する。
この斜板4の回転によつて揺動板5も回転する
よう回転力が発生するが、揺動板5は、回転防止
機構9によつて主軸3廻りの回転が防止されてい
るため斜板4の傾斜面44の変位量だけ主軸3の
長手方向に往復動し、ピストン6を往復動させ
る。
よう回転力が発生するが、揺動板5は、回転防止
機構9によつて主軸3廻りの回転が防止されてい
るため斜板4の傾斜面44の変位量だけ主軸3の
長手方向に往復動し、ピストン6を往復動させ
る。
本実施例の揺動板回転防止機構9は、斜板4の
回転によつて揺動する揺動板5の外周に形成した
スロツト部91とケーシング1の内部に設けられ
た平板10とで構成されている。
回転によつて揺動する揺動板5の外周に形成した
スロツト部91とケーシング1の内部に設けられ
た平板10とで構成されている。
揺動板5の外周には、外方に開口した凹状のス
ロツト部91が形成されている。即ち、スロツト
部91は揺動板5の前面91aから後面91b連
通するとともに外周に開口91cを有するのもの
である。スロツト部91の内壁92,93には半
球状凹部92a,93aが凹設されている。
ロツト部91が形成されている。即ち、スロツト
部91は揺動板5の前面91aから後面91b連
通するとともに外周に開口91cを有するのもの
である。スロツト部91の内壁92,93には半
球状凹部92a,93aが凹設されている。
該半球状凹部92a,93aにはそれぞれ、略
半球形状に形成されたすべり部材94,95が対
向配設される。なお、このすべり部材は、金属、
セラミツク、あるいはルーロンの材料で形成でき
る。
半球形状に形成されたすべり部材94,95が対
向配設される。なお、このすべり部材は、金属、
セラミツク、あるいはルーロンの材料で形成でき
る。
この対向配設したすべり部材94,95の間に
は平板10の厚みより若干大きい隙間が形成され
ている。即ち、1個の球体から平板10の厚みよ
り若干大きい厚さの肉を抜くことによつてすべり
部材94,95を形成している。即ち、すべり部
材94,95は、平板10と半球状凹部92a,
93aとの間に夫々配置された際に、実質的に球
と成る。
は平板10の厚みより若干大きい隙間が形成され
ている。即ち、1個の球体から平板10の厚みよ
り若干大きい厚さの肉を抜くことによつてすべり
部材94,95を形成している。即ち、すべり部
材94,95は、平板10と半球状凹部92a,
93aとの間に夫々配置された際に、実質的に球
と成る。
平板10は、ケーシング1の前壁11と後壁1
2とによつて支持されクランク室2内に突設され
ている。この平板10は主軸3の中心線を含む平
面上にあり、しかも主軸3の軸方向に延在するよ
うに配設され、しかも、突設面は揺動板5および
斜板4と接触しないよう円弧状に形成されてい
る。更に平板10の軸方向の長さは、揺動板5が
斜板4によつて揺動する範囲以上の長さを有す
る。
2とによつて支持されクランク室2内に突設され
ている。この平板10は主軸3の中心線を含む平
面上にあり、しかも主軸3の軸方向に延在するよ
うに配設され、しかも、突設面は揺動板5および
斜板4と接触しないよう円弧状に形成されてい
る。更に平板10の軸方向の長さは、揺動板5が
斜板4によつて揺動する範囲以上の長さを有す
る。
上述した、すべり部材94,95はスロツト9
1内の対向する内壁92,93,に凹設された半
球状凹部92a,93aに球面がその球面に対し
て摺接可能に配設され、かつ、その対向するすべ
り部材94,95の間隙に平板10を貫挿させ
る。
1内の対向する内壁92,93,に凹設された半
球状凹部92a,93aに球面がその球面に対し
て摺接可能に配設され、かつ、その対向するすべ
り部材94,95の間隙に平板10を貫挿させ
る。
以上のように構成された回転防止機構によつ
て、主軸3が回転し、その回転に伴つて斜板4が
回転すると揺動板5は回転防止機構9によつて主
軸3廻りの回転が防止されているため、平板10
をガイドとして揺動する。この時、すべり金部材
94,95は平板10の表面を面接触しながらス
ライドする。
て、主軸3が回転し、その回転に伴つて斜板4が
回転すると揺動板5は回転防止機構9によつて主
軸3廻りの回転が防止されているため、平板10
をガイドとして揺動する。この時、すべり金部材
94,95は平板10の表面を面接触しながらス
ライドする。
尚、本実施例は、揺動板の角度が一定な固定容
積型揺動板式圧縮機に回転防止機構を設けたもの
であるが、揺動板の角度を可変にし容量の変化が
可能な軸流可変容積型揺動板式圧縮機に用いるこ
とも当然可能である。
積型揺動板式圧縮機に回転防止機構を設けたもの
であるが、揺動板の角度を可変にし容量の変化が
可能な軸流可変容積型揺動板式圧縮機に用いるこ
とも当然可能である。
本考案は、上述のような構成を有している。従
つて、揺動板に形成したスロツト部にすべり部材
とケーシングに取付けた平板とより成るきわめて
簡単で部品点数の少い構成によつて揺動板の回転
防止を行うことができるばかりか、平板のケーシ
ングへの取付け誤差が生じた場合であつても、す
べり部材がスロツト部内の半球状凹部内で可変摺
接するため、すべり金部材が平板に沿つて面接触
を成すよう自動修正され、常に面接触によつて回
転防止トルクを受ける1ケ所に応力が集中するこ
となく又、偏摩耗等の発生も抑制され耐久性能が
向上し、製造コストも安価である。
つて、揺動板に形成したスロツト部にすべり部材
とケーシングに取付けた平板とより成るきわめて
簡単で部品点数の少い構成によつて揺動板の回転
防止を行うことができるばかりか、平板のケーシ
ングへの取付け誤差が生じた場合であつても、す
べり部材がスロツト部内の半球状凹部内で可変摺
接するため、すべり金部材が平板に沿つて面接触
を成すよう自動修正され、常に面接触によつて回
転防止トルクを受ける1ケ所に応力が集中するこ
となく又、偏摩耗等の発生も抑制され耐久性能が
向上し、製造コストも安価である。
第1図乃至第4図は本考案の一実施例を示たも
ので、第1図は本考案を採用した圧縮機の全体断
面図、第2図は揺動板のスロツト部と平板との取
付状態を示した正面図、第3図は第2図の−
断面図、第4図は第3図の−断面図、第5図
は従来の回転防止機構を示した全体断面図、第6
図は第5図の要部断面図、第7図は回転防止機構
の第2の従来例を示した全体断面図、第8図は第
7図の要部断面図、第9図は第7図中のスライダ
ーを示た斜視図である。 1……ケーシング、2……クランク室、4……
斜板、5……揺動板、6……ピストン、7……プ
ーリー、8……電磁クラツチ、9……回転防止機
構、10……平板。
ので、第1図は本考案を採用した圧縮機の全体断
面図、第2図は揺動板のスロツト部と平板との取
付状態を示した正面図、第3図は第2図の−
断面図、第4図は第3図の−断面図、第5図
は従来の回転防止機構を示した全体断面図、第6
図は第5図の要部断面図、第7図は回転防止機構
の第2の従来例を示した全体断面図、第8図は第
7図の要部断面図、第9図は第7図中のスライダ
ーを示た斜視図である。 1……ケーシング、2……クランク室、4……
斜板、5……揺動板、6……ピストン、7……プ
ーリー、8……電磁クラツチ、9……回転防止機
構、10……平板。
Claims (1)
- 主軸の回転と共に回転する斜板と、該斜板の傾
斜面に従つて揺動運動をする揺動板とをクランク
室内に配置するとともに、上記揺動板の外周に形
成されたスロツト部と、上記ケーシング内に固定
された平板とを備えた斜板式圧縮機の揺動板回転
防止機構において、上記平板は、上記主軸の中心
線を含む平面上にあつて軸方向に延在し、上記ス
ロツト部は、上記平板の上記平面と平行な両側面
にそれぞれ対向する内面を有しており、該各内面
は、球状凹部を有しており、上記平板の上記両側
面と、上記各球状凹部との間に、それぞれ略半球
状のすべり部材を配置し、該両すべり部材は、こ
れらが上記平板の上記両側面と上記各球状凹部と
の間にれぞれ配置された際に、実質的に球となる
ことを特徴とする斜板式圧縮機の揺動板回転防止
機構。
Priority Applications (7)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1985142737U JPH0310386Y2 (ja) | 1985-09-20 | 1985-09-20 | |
IN879/DEL/86A IN166315B (ja) | 1985-09-20 | 1986-09-17 | |
MX863759A MX160398A (es) | 1985-09-20 | 1986-09-18 | Mejoras en compresor de tipo de placa oscilante |
EP86307224A EP0216612B1 (en) | 1985-09-20 | 1986-09-19 | Wobble plate type compressor |
DE8686307224T DE3671783D1 (de) | 1985-09-20 | 1986-09-19 | Schiefscheibenverdichter. |
US06/909,478 US4776259A (en) | 1985-09-20 | 1986-09-19 | Rotation preventing mechanism of wobble plate type compressor |
KR1019860007889A KR930004658B1 (ko) | 1985-09-20 | 1986-09-20 | 회전캠형 압축기 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1985142737U JPH0310386Y2 (ja) | 1985-09-20 | 1985-09-20 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6252288U JPS6252288U (ja) | 1987-04-01 |
JPH0310386Y2 true JPH0310386Y2 (ja) | 1991-03-14 |
Family
ID=15322405
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1985142737U Expired JPH0310386Y2 (ja) | 1985-09-20 | 1985-09-20 |
Country Status (7)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4776259A (ja) |
EP (1) | EP0216612B1 (ja) |
JP (1) | JPH0310386Y2 (ja) |
KR (1) | KR930004658B1 (ja) |
DE (1) | DE3671783D1 (ja) |
IN (1) | IN166315B (ja) |
MX (1) | MX160398A (ja) |
Families Citing this family (18)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
AU603867B2 (en) * | 1987-02-19 | 1990-11-29 | Sanden Corporation | Wobble plate type compressor with variable displacement mechanism |
JPH0370877A (ja) * | 1989-08-10 | 1991-03-26 | Sanden Corp | 斜板式圧縮機 |
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