JP3155858B2 - 斜板式圧縮機 - Google Patents
斜板式圧縮機Info
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- JP3155858B2 JP3155858B2 JP10805893A JP10805893A JP3155858B2 JP 3155858 B2 JP3155858 B2 JP 3155858B2 JP 10805893 A JP10805893 A JP 10805893A JP 10805893 A JP10805893 A JP 10805893A JP 3155858 B2 JP3155858 B2 JP 3155858B2
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- swash plate
- rotation
- housing
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-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F04—POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
- F04B—POSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS
- F04B27/00—Multi-cylinder pumps specially adapted for elastic fluids and characterised by number or arrangement of cylinders
- F04B27/08—Multi-cylinder pumps specially adapted for elastic fluids and characterised by number or arrangement of cylinders having cylinders coaxial with, or parallel or inclined to, main shaft axis
- F04B27/0873—Component parts, e.g. sealings; Manufacturing or assembly thereof
- F04B27/0878—Pistons
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Manufacturing & Machinery (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Compressor (AREA)
- Compressors, Vaccum Pumps And Other Relevant Systems (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は，例えば，車両用空調装
置の冷凍回路等に用いられる圧縮機に関し，詳しくは，
ハウジング内部に回転軸の回転にしたがって軸方向に揺
動運動を行う斜板を備えた斜板式圧縮機に関する。
置の冷凍回路等に用いられる圧縮機に関し，詳しくは，
ハウジング内部に回転軸の回転にしたがって軸方向に揺
動運動を行う斜板を備えた斜板式圧縮機に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来，冷凍回路用圧縮機としては，両斜
板式圧縮機，片斜板式圧縮機，スクロール式圧縮機，及
びベーンロータリー式圧縮機等が知られている。
板式圧縮機，片斜板式圧縮機，スクロール式圧縮機，及
びベーンロータリー式圧縮機等が知られている。
【０００３】斜板型圧縮機としては，実開昭６３−９３
４８０号公報に開示されたものが知られている。この種
の圧縮機の外殻は，ハウジングにより形成されている。
このハウジング内には，複数のシリンダ空間が設けら
れ，その空間内に摺動自在にピストンが配設されてい
る。また，シャフトはハウジングに，回転自在に支持さ
れている。このシャフトには，斜板が係合しており，シ
ャフトと一体に回転する。この斜板の揺動運動は，シュ
ーを介してピストンに伝達される。
４８０号公報に開示されたものが知られている。この種
の圧縮機の外殻は，ハウジングにより形成されている。
このハウジング内には，複数のシリンダ空間が設けら
れ，その空間内に摺動自在にピストンが配設されてい
る。また，シャフトはハウジングに，回転自在に支持さ
れている。このシャフトには，斜板が係合しており，シ
ャフトと一体に回転する。この斜板の揺動運動は，シュ
ーを介してピストンに伝達される。
【０００４】ここで，斜板の揺動運動に伴って，ピスト
ンがシリンダボア内で回転することを防止するために，
このピストンの外周面の中央に，軸両側に突出した板体
を設ける一方，シリンダには，この板体に係合する溝を
設けている。
ンがシリンダボア内で回転することを防止するために，
このピストンの外周面の中央に，軸両側に突出した板体
を設ける一方，シリンダには，この板体に係合する溝を
設けている。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら，ピスト
ンの板体とハウジングの溝との間で摺動運動が行われる
ため，両者の精密な加工が必要であり，特にピストンが
収容されるシリンダの加工には，加工が困難でコントロ
ール時間を費やし，結果としてコンプレッサーのコスト
増になるという欠点を生じた。
ンの板体とハウジングの溝との間で摺動運動が行われる
ため，両者の精密な加工が必要であり，特にピストンが
収容されるシリンダの加工には，加工が困難でコントロ
ール時間を費やし，結果としてコンプレッサーのコスト
増になるという欠点を生じた。
【０００６】そこで，本発明の技術的課題は，簡単な構
成で容易に製造ができるピストンの回転防止機構を有す
る斜板式圧縮機を提供することにある。
成で容易に製造ができるピストンの回転防止機構を有す
る斜板式圧縮機を提供することにある。
【０００７】
【課題を解決するための手段】本発明によれば，複数の
シリンダを有するハウジングと，前記シリンダ内に摺動
可能に収容されたピストンと，前記ハウジングに回転可
能に支持されたシャフトと，前記シャフトに傾斜して係
合し当該シャフトと一体に回転する斜板と，前記斜板の
揺動運動を前記ピストンに伝達するシューと，前記ピス
トンの前記シリンダ内での回転を防止する回転防止機構
とを備える斜板式圧縮機において，前記回転防止機構
は，前記ピストンの一部分に形成された第１の窪み部
と，前記第１の窪み部に対向するハウジングの一部分に
形成され前記ピストンの往復運動時に前記第１の窪み部
に対向する第２の窪み部と，前記第１及び第２の窪み部
によって形成される空間内に挿入され，前記ピストンと
前記ハウジングとの相対的回転を係止する回転係止部材
とを備えたことを特徴とする斜板式圧縮機が得られる。
シリンダを有するハウジングと，前記シリンダ内に摺動
可能に収容されたピストンと，前記ハウジングに回転可
能に支持されたシャフトと，前記シャフトに傾斜して係
合し当該シャフトと一体に回転する斜板と，前記斜板の
揺動運動を前記ピストンに伝達するシューと，前記ピス
トンの前記シリンダ内での回転を防止する回転防止機構
とを備える斜板式圧縮機において，前記回転防止機構
は，前記ピストンの一部分に形成された第１の窪み部
と，前記第１の窪み部に対向するハウジングの一部分に
形成され前記ピストンの往復運動時に前記第１の窪み部
に対向する第２の窪み部と，前記第１及び第２の窪み部
によって形成される空間内に挿入され，前記ピストンと
前記ハウジングとの相対的回転を係止する回転係止部材
とを備えたことを特徴とする斜板式圧縮機が得られる。
【０００８】本発明によれば，前記第１及び第２の窪み
部は，前記ピストンの移動方向に直交する断面が半円形
状を各々有し，互いに合わされたときに断面円形状の空
間を形成することを特徴とする斜板式圧縮機が得られ
る。
部は，前記ピストンの移動方向に直交する断面が半円形
状を各々有し，互いに合わされたときに断面円形状の空
間を形成することを特徴とする斜板式圧縮機が得られ
る。
【０００９】本発明によれば，前記第１及び第２の窪み
部の少なくとも一方は，半球状であることを特徴とする
斜板式圧縮機が得られる。
部の少なくとも一方は，半球状であることを特徴とする
斜板式圧縮機が得られる。
【００１０】ここで，本発明においては，前記回転係止
部材は，ボール又はコロであることが好ましい。
部材は，ボール又はコロであることが好ましい。
【００１１】
【作用】ピストン及びハウジングの一部に設けられた半
円溝内に回転係止部材を介することで，ピストンの回転
力は，前記回転係止部材を介してハウジングで受けるこ
とを阻止できる。
円溝内に回転係止部材を介することで，ピストンの回転
力は，前記回転係止部材を介してハウジングで受けるこ
とを阻止できる。
【００１２】
【実施例】以下，本発明の実施例について，図面を参照
して説明する。
して説明する。
【００１３】図１は，本発明の実施例に係る両斜板式圧
縮機を示す断面図である。図１で示すように，フロント
シリンダブロック５１及びリアシリンダブロック５２
は，軸方向に互いに当接し，内部にクランク室５３を形
成している。このクランク室５３には，回転軸５４に連
結された斜板５５が配置されている。フロントシリンダ
ブロック５１及びリアシリンダブロック５２内部には，
クランク室５３の周囲に，この回転軸５４に平行な複数
のシリンダボア５６が回転軸５４を囲むように，フロン
トシリンダブロック５１及びリアシリンダブロック５２
に渡って配置され，これらのシリンダボア５６の各々に
ピストン５７が滑動可能に配置されている。ピストン５
７に設けられた凹部５８内には，斜板５５の周縁部が両
端面に設けられたシュー５９，５９とともに収容されて
いる。斜板５５の中央両端面は，スラスト軸受６１，６
２を介してスリーブ部材６３，及び６４によって，摺動
可能に支持されている。フロントシリンダブロック５１
の開口端には，弁板装置６５を介してフロントシリンダ
ヘッド６６が接合されている。リアハウジング５２の開
口端には，弁板装置６７を介してリアシリンダヘッド６
８が当接する。
縮機を示す断面図である。図１で示すように，フロント
シリンダブロック５１及びリアシリンダブロック５２
は，軸方向に互いに当接し，内部にクランク室５３を形
成している。このクランク室５３には，回転軸５４に連
結された斜板５５が配置されている。フロントシリンダ
ブロック５１及びリアシリンダブロック５２内部には，
クランク室５３の周囲に，この回転軸５４に平行な複数
のシリンダボア５６が回転軸５４を囲むように，フロン
トシリンダブロック５１及びリアシリンダブロック５２
に渡って配置され，これらのシリンダボア５６の各々に
ピストン５７が滑動可能に配置されている。ピストン５
７に設けられた凹部５８内には，斜板５５の周縁部が両
端面に設けられたシュー５９，５９とともに収容されて
いる。斜板５５の中央両端面は，スラスト軸受６１，６
２を介してスリーブ部材６３，及び６４によって，摺動
可能に支持されている。フロントシリンダブロック５１
の開口端には，弁板装置６５を介してフロントシリンダ
ヘッド６６が接合されている。リアハウジング５２の開
口端には，弁板装置６７を介してリアシリンダヘッド６
８が当接する。
【００１４】フロントシリンダヘッド６６には，吐出室
７１及び吸入室７２が設けられている。一方，リアシリ
ンダヘッド６８には，吐出室７３及び吸入室７４が設け
られている。このような構成の圧縮機において，回転軸
が回転すると，斜板５５の傾斜角に応じた量だけ，ピス
トン５７は往復動する。ここで，図１のピストン５７の
位置から，右方に移動し，ピストンの左方のシリンダボ
ア５６内に吸入室７２から冷媒が吸入されるとともに，
ピストン５７の右方の冷媒は圧縮されて，吐出室７３内
に吐出される。更に，斜板が回転すると，ピストン５７
は左方に移動し，ピストン左方のシリンダボア５６内の
冷媒が圧縮されて，弁板装置を介して，吐出室７１に吐
出される。以上の操作が繰り返し行われる。
７１及び吸入室７２が設けられている。一方，リアシリ
ンダヘッド６８には，吐出室７３及び吸入室７４が設け
られている。このような構成の圧縮機において，回転軸
が回転すると，斜板５５の傾斜角に応じた量だけ，ピス
トン５７は往復動する。ここで，図１のピストン５７の
位置から，右方に移動し，ピストンの左方のシリンダボ
ア５６内に吸入室７２から冷媒が吸入されるとともに，
ピストン５７の右方の冷媒は圧縮されて，吐出室７３内
に吐出される。更に，斜板が回転すると，ピストン５７
は左方に移動し，ピストン左方のシリンダボア５６内の
冷媒が圧縮されて，弁板装置を介して，吐出室７１に吐
出される。以上の操作が繰り返し行われる。
【００１５】第１実施例に係る斜板式圧縮機は，ピスト
ン５７の外側に中央よりやや一端寄りに，第１の窪み部
として溝１が設けられ，一方，フロントシリンダブロッ
ク５１のシリンダボア５６上端の溝１に対応する位置に
第２の窪み部として溝２が設けられている。また，溝１
及び２の形成する空間内にに回転係止ボール３が挿入さ
れており，回転防止機構を構成している。
ン５７の外側に中央よりやや一端寄りに，第１の窪み部
として溝１が設けられ，一方，フロントシリンダブロッ
ク５１のシリンダボア５６上端の溝１に対応する位置に
第２の窪み部として溝２が設けられている。また，溝１
及び２の形成する空間内にに回転係止ボール３が挿入さ
れており，回転防止機構を構成している。
【００１６】図２は，図１の斜板式圧縮機のＡ−Ａ´線
に沿う断面図で，図３は図１のピストンを示す斜視図で
ある。図２及び図３で示すように，溝１及び２は夫々半
円形状を示し，合わせて接合面に隙間を残して円形状と
なる。このような構成の第１実施例に係る圧縮機は，回
転する斜板５５の回転により，ピストン５７がシリンダ
ボア５６内を摺動する。この際に，ピストン５７の摺動
に伴い，ピストン５７は，シリンダボア５６内を回転す
る力を斜板５５等から受けるが，溝２内を軸方向に移動
可能な回転係止ボール３とピストンの溝１との係合によ
って回転が防止される。
に沿う断面図で，図３は図１のピストンを示す斜視図で
ある。図２及び図３で示すように，溝１及び２は夫々半
円形状を示し，合わせて接合面に隙間を残して円形状と
なる。このような構成の第１実施例に係る圧縮機は，回
転する斜板５５の回転により，ピストン５７がシリンダ
ボア５６内を摺動する。この際に，ピストン５７の摺動
に伴い，ピストン５７は，シリンダボア５６内を回転す
る力を斜板５５等から受けるが，溝２内を軸方向に移動
可能な回転係止ボール３とピストンの溝１との係合によ
って回転が防止される。
【００１７】図４は第２実施例に係る斜板式圧縮機を示
す断面図で，図５は図４のＢ−Ｂ´線に沿う断面図であ
る。図１で示す第１実施例に係る圧縮機とは回転防止機
構が異なる他は，同様の構成を有する。
す断面図で，図５は図４のＢ−Ｂ´線に沿う断面図であ
る。図１で示す第１実施例に係る圧縮機とは回転防止機
構が異なる他は，同様の構成を有する。
【００１８】図４で示すように，第２実施例に係る斜板
式圧縮機のフロントシリンダブロック５１のシリンダボ
ア５６の開口部上端に，回転係止ボール３を収容する第
２の窪み部としてボール収容孔５が形成されている。図
５で示すように，ボール収容孔５は，回転係止ボール３
を収容できる断面半円形状の大きさの孔である。また，
ピストンは図３で示される形状と同様な形状である。こ
のような構成の第２実施例に係る圧縮機は，回転する斜
板の回転により，ピストン５７がシリンダボア５６内を
摺動する。この際に，ピストン５７の摺動に伴って，ピ
ストン５７は，シリンダボア５６内を回転する力を受け
るが，ボール収容孔５に固定された回転阻止ボール３と
ピストン５７の溝１との係合によって回転が防止され
る。
式圧縮機のフロントシリンダブロック５１のシリンダボ
ア５６の開口部上端に，回転係止ボール３を収容する第
２の窪み部としてボール収容孔５が形成されている。図
５で示すように，ボール収容孔５は，回転係止ボール３
を収容できる断面半円形状の大きさの孔である。また，
ピストンは図３で示される形状と同様な形状である。こ
のような構成の第２実施例に係る圧縮機は，回転する斜
板の回転により，ピストン５７がシリンダボア５６内を
摺動する。この際に，ピストン５７の摺動に伴って，ピ
ストン５７は，シリンダボア５６内を回転する力を受け
るが，ボール収容孔５に固定された回転阻止ボール３と
ピストン５７の溝１との係合によって回転が防止され
る。
【００１９】図６は第３実施例に係る斜板式圧縮機を示
す断面図である。図７は図６のＣ−Ｃ´線に沿う断面図
である。第１実施例と異なる点は，ピストン５７の溝１
及びシリンダブロック５１の溝２が形成する空間内に，
回転係止ボール３の代わりに，円柱状の回転係止コロ７
を有する点である。
す断面図である。図７は図６のＣ−Ｃ´線に沿う断面図
である。第１実施例と異なる点は，ピストン５７の溝１
及びシリンダブロック５１の溝２が形成する空間内に，
回転係止ボール３の代わりに，円柱状の回転係止コロ７
を有する点である。
【００２０】図７で示すように，半円状の溝１及び溝２
で形成される接合部に隙間をわずか残した断面円形の空
間内に，円柱状の回転係止コロ７が挿入されている。こ
のような構成の第３実施例に係る圧縮機は，回転する斜
板の回転により，ピストン５７がシリンダボア５６内を
摺動する。この際に，ピストン５７の摺動に伴ってピス
トン５７は，シリンダボア５６内を回転する力を受ける
が，回転係止コロ７とピストン５７の溝１との係合によ
って，回転が防止されるとともに，ピストン５７の軸方
向に垂直方向の振動も抑えることができる。
で形成される接合部に隙間をわずか残した断面円形の空
間内に，円柱状の回転係止コロ７が挿入されている。こ
のような構成の第３実施例に係る圧縮機は，回転する斜
板の回転により，ピストン５７がシリンダボア５６内を
摺動する。この際に，ピストン５７の摺動に伴ってピス
トン５７は，シリンダボア５６内を回転する力を受ける
が，回転係止コロ７とピストン５７の溝１との係合によ
って，回転が防止されるとともに，ピストン５７の軸方
向に垂直方向の振動も抑えることができる。
【００２１】
【発明の効果】以上，説明したように，本発明によれ
ば，回転係止部材としてボールを用いることで，ピスト
ンの往復運転に対して転がりが可能であり，動力損失の
少ない高効率のコンプレッサーが得られる。
ば，回転係止部材としてボールを用いることで，ピスト
ンの往復運転に対して転がりが可能であり，動力損失の
少ない高効率のコンプレッサーが得られる。
【００２２】また，本発明によれば，回転係止部材とし
て，円筒コロを用いることで，大きな接触面積が得ら
れ，耐摩耗の向上が可能である。
て，円筒コロを用いることで，大きな接触面積が得ら
れ，耐摩耗の向上が可能である。
【００２３】更に，本発明によれば，回転係止部材は，
ボール，円筒コロ共に規格部品の使用が可能であり，安
価で得られる。
ボール，円筒コロ共に規格部品の使用が可能であり，安
価で得られる。
【図１】本発明の第１実施例に係る斜板式圧縮機を示す
断面図である。
断面図である。
【図２】図１で示す斜板式圧縮機のＡ−Ａ´線に沿う断
面図である。
面図である。
【図３】図１のピストンを示す斜視図である。
【図４】第２実施例に係る斜板式圧縮機を示す断面図で
ある。
ある。
【図５】図４で示す斜板式圧縮機のＢ−Ｂ´線に沿う断
面図である。
面図である。
【図６】第３実施例に係る斜板式圧縮機を示す断面図で
ある。
ある。
【図７】図６で示す斜板式圧縮機のＣ−Ｃ´線に沿う断
面図である。
面図である。
１，２ 溝 ３ 回転係止ボール ５ ボール収容孔 ７ 回転係止コロ ５１ フロントシリンダブロック ５２ リアシリンダブロック ５６ シリンダボア ５７ ピストン ５５ 斜板
Claims (5)
- 【請求項１】 複数のシリンダを有するハウジングと，
前記シリンダ内に摺動可能に収容されたピストンと，前
記ハウジングに回転可能に支持されたシャフトと，前記
シャフトに傾斜して係合し当該シャフトと一体に回転す
る斜板と，前記斜板の揺動運動を前記ピストンに伝達す
るシューと，前記ピストンの前記シリンダ内での回転を
防止する回転防止機構とを備える斜板式圧縮機におい
て，前記回転防止機構は，前記ピストンの一部分に形成
された第１の窪み部と，前記第１の窪み部に対向するハ
ウジングの一部分に形成され前記ピストンの往復運動時
に前記第１の窪み部に対向する第２の窪み部と，前記第
１及び第２の窪み部によって形成される空間内に挿入さ
れ，前記ピストンと前記ハウジングとの相対的回転を係
止する回転係止部材とを備えたことを特徴とする斜板式
圧縮機。 - 【請求項２】 前記第１及び第２の窪み部は，前記ピス
トンの移動方向に直交する断面が半円形状を各々有し，
互いに合わされたときに断面円形状の空間を形成するこ
とを特徴とする請求項１記載の斜板式圧縮機。 - 【請求項３】 前記第１及び第２の窪み部の少なくとも
一方は，半球状であることを特徴とする請求項１又は２
記載の斜板式圧縮機。 - 【請求項４】 前記回転係止部材は，ボールであること
を特徴とする請求項１乃至３の内のいずれか記載の斜板
式圧縮機。 - 【請求項５】 前記回転係止部材は，コロであることを
特徴とする請求項１乃至３の内のいずれか記載の斜板式
圧縮機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10805893A JP3155858B2 (ja) | 1993-05-10 | 1993-05-10 | 斜板式圧縮機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10805893A JP3155858B2 (ja) | 1993-05-10 | 1993-05-10 | 斜板式圧縮機 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06317252A JPH06317252A (ja) | 1994-11-15 |
| JP3155858B2 true JP3155858B2 (ja) | 2001-04-16 |
Family
ID=14474847
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10805893A Expired - Fee Related JP3155858B2 (ja) | 1993-05-10 | 1993-05-10 | 斜板式圧縮機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3155858B2 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR200488724Y1 (ko) * | 2017-11-21 | 2019-03-11 | 김민지 | 표적지의 재사용을 위한 보조표적지 |
| KR200488878Y1 (ko) | 2018-02-19 | 2019-03-29 | 김민지 | 표적지의 재사용을 위한 보조표적지 |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100563850B1 (ko) * | 1998-12-31 | 2006-06-07 | 한라공조주식회사 | 가변용량형 사판식 압축기의 피스톤 회전방지구조 |
| KR100772242B1 (ko) * | 2001-05-15 | 2007-11-01 | 한라공조주식회사 | 가변용량형 사판식 압축기의 피스톤 회전방지구조 |
-
1993
- 1993-05-10 JP JP10805893A patent/JP3155858B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR200488724Y1 (ko) * | 2017-11-21 | 2019-03-11 | 김민지 | 표적지의 재사용을 위한 보조표적지 |
| KR200488878Y1 (ko) | 2018-02-19 | 2019-03-29 | 김민지 | 표적지의 재사용을 위한 보조표적지 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH06317252A (ja) | 1994-11-15 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20010110 |
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| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |