JPH116478A - 斜板式可変容量圧縮機 - Google Patents
斜板式可変容量圧縮機Info
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- JPH116478A JPH116478A JP9158884A JP15888497A JPH116478A JP H116478 A JPH116478 A JP H116478A JP 9158884 A JP9158884 A JP 9158884A JP 15888497 A JP15888497 A JP 15888497A JP H116478 A JPH116478 A JP H116478A
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- sleeve
- variable displacement
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F04—POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
- F04B—POSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS
- F04B27/00—Multi-cylinder pumps specially adapted for elastic fluids and characterised by number or arrangement of cylinders
- F04B27/08—Multi-cylinder pumps specially adapted for elastic fluids and characterised by number or arrangement of cylinders having cylinders coaxial with, or parallel or inclined to, main shaft axis
- F04B27/10—Multi-cylinder pumps specially adapted for elastic fluids and characterised by number or arrangement of cylinders having cylinders coaxial with, or parallel or inclined to, main shaft axis having stationary cylinders
- F04B27/1036—Component parts, details, e.g. sealings, lubrication
- F04B27/1054—Actuating elements
- F04B27/1072—Pivot mechanisms
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Compressor (AREA)
- Compressors, Vaccum Pumps And Other Relevant Systems (AREA)
Abstract
軸との係合時に,ピンの脱落なく組むことができ,組付
が確実に又容易に実施でき,振動騒音を低減することが
できる斜板式容量可変圧縮機を提供すること。 【解決手段】 シリンダブロック15にシリンダボア1
2が区画形成されるとともに,各シリンダボアには,ピ
ストン部材22が往復動可能に収容され,シリンダブロ
ックのボア12端面との他方側は,クランク室14を区
画形成する様にハウジングが接合され,クランク室14
内には,回転可能に駆動軸11が支持されると共に,駆
動軸11と斜板部材17との間にはスリーブ2を介して
斜板部材17が駆動軸11上を,軸方向に角度可変可能
に係合されている斜板式可変容量圧縮機において,前記
スリーブ2の内部で前記駆動軸11の周囲にすべりベア
リング1を固着した。
Description
れる斜板式可変容量圧縮機に関する。
られている。図6に示す可変容量型圧縮機100におい
て,駆動軸11が回転すると,それと同時に,ロータ1
6も回転する。ロータ16の回転運動は,係合長孔16
a及びスライドピン17aからなる係合部を介して斜板
本体38及び斜板体39の駆動軸11回りの回転運動と
駆動軸11方向に沿う移動運動とが組みあわさった回転
揺動運動に変換される。斜板体39の回転揺動運動は,
斜板体39の両周縁面に摺接する第1及び第2のシュー
44a,44b,及び凹部45を介してピストン部材2
2の軸方向の往復動に変換される。ピストン部材22の
ピストン本体36のシリンダボア12内における往復動
によって,図示しない吸入口から吸入室33に取り入れ
られた冷却媒体は,吸入孔28を介して吸入され,シリ
ンダボア12内で圧縮され,吐出孔29から吐出室34
に吐出され,図示しない吐出口から排出される。
機構の要部を示す断面図である。図7を参照すると,駆
動軸11には,スリーブ2が挿通されている。スリーブ
2は直径方向の両側に突出部2aを備え,この突出部2
aの夫々には,中心軸に向かってピン5を挿入するため
の貫通孔2bが半径方向に夫々設けられている。斜板本
体38には,内側に互いに対向する突出面38a,38
aが形成されており,この突出面38aを夫々半径方向
外側に貫通する貫通孔38b,38bが夫々設けられて
いる。スリーブ2の突出部2a端面と斜板本体38の突
出面38aとは,夫々の貫通孔2a,38bを合わせ
て,この貫通孔2a,38b内にピン5を挿入すること
によって,スリーブと斜板本体38とが係合される。
下,従来技術1と呼ぶ)に示された斜板式可変容量圧縮
機の駆動機構の要部を示す図であり,(a)は縦断面
図,(b)は分解組立斜視図である。図8(a)及び
(b)に示すように,駆動機構101において,回転斜
板102は,軸方向一面に突出した円筒状の突出部の内
側に球帯内面103を備え,面,外側から半径方向に向
かって,中心軸を介して互いに対向するように連結孔1
04が設けられている。駆動軸11の周囲には,軸受面
105と円筒面106に設けられた連結孔107を備え
たブッシュ108が配置され,その周りに円筒状の突出
部が配置される構成となっている。また,連結孔104
及び107を駆動軸11まで,ピン109が貫通し,回
転斜板102とブッシュ108とをこのピン109を介
して係合している。
公報(以下,従来技術2と呼ぶ)に示された斜板式可変
容量圧縮機の駆動機構111を示す分解組み立て斜視図
である。図9に示すように,駆動機構111は,駆動軸
112にガイド孔113と一端部114とを有する。回
転力伝達部115は,ガイド孔113にガイドピン11
6を介して連結される。また,駆動軸112の一端部1
14は,スライダー118に挿入され,軸ピン119に
よって,回転力伝達部115に固定される。また,回転
力伝達部115に斜板本体121が,内側面に捩子を備
えた締付リング122によって,他端面側から固定され
る。即ち,駆動軸11上を摺動するスライダー118と
斜板部材である回転力伝達部115との係合には,段付
きピンである軸ピン119が用いられている。
た斜板式可変容量圧縮機において,斜板本体を駆動軸に
固定する際に,従来技術1に示したような円筒ピンを使
用する場合,抜けやすく組付時にピンの脱落を招くとい
う欠点を有した。
の場合は,形状が複雑等の設計上の困難性もあり,コス
トアップを招くという欠点を有した。
スリーブは,夫々金属(鉄)で形成されている為,摩耗
や傷が発生し易く,特に,潤滑油不足の時は,焼付きの
発生の原因となるという欠点を有した。
材とスリーブとの係合において,駆動軸との係合時に,
ピンの脱落なく組むことができ,組付が確実に又容易に
実施できる斜板式容量可変圧縮機を提供することにあ
る。
振動騒音を低減することができる斜板式容量可変圧縮機
を提供することにある。
は,スリーブと駆動軸間での摺動特性が向上し,斜板角
度変化がスムーズになる等の制御性の向上を図る事がで
きる斜板式容量可変圧縮機を提供することにある。
ーブと駆動軸間での摩耗,かじり,及び焼き付け等を防
止することができる斜板式容量可変圧縮機を提供するこ
とにある。
シリンダボアが区画形成されるシリンダブロックと,各
シリンダボアに往復動可能に収容されたピストン部材
と,前記シリンダブロックの一端側に,クランク室を区
画形成する様に接合されたケーシングと,前記クランク
室内に回転可能に支持された駆動軸と,前記クランク室
内で前記駆動軸の周囲に配置された斜板部材と,前記駆
動軸と前記斜板部材との間に介在するスリーブとを備
え,前記斜板部材が前記駆動軸上を軸方向に角度可変可
能に係合されている斜板式可変容量圧縮機において,前
記スリーブの内部で前記駆動軸の周囲にすべりベアリン
グを固着したことを特徴とする斜板式可変容量圧縮機が
得られる。
アが区画形成されたシリンダブロックと,各シリンダボ
アに往復動可能に収容されたピストン部材と,前記シリ
ンダブロックの一端側にクランク室を区画形成する様に
接合されたケーシングと,前記クランク室内に回転可能
に支持された駆動軸と,前記駆動軸の周囲に配置され,
前記駆動軸上を軸方向に角度可変に係合された斜板部材
と,前記駆動軸及び前記斜板部材間に介在するスリーブ
と,前記駆動軸に固着され,前記斜板部材に回転力を伝
達するロータとを備え,前記斜板部材の最大角度規制を
前記スリーブと前記ロータとの間で行っている斜板式可
変容量圧縮機において,前記スリーブの内部で前記駆動
軸の周囲にすべりベアリングが固着されていると共に,
前記すべりベアリングが前記スリーブの前記ロータへの
突当面まで延びて形成されていることを特徴とする斜板
式可変容量圧縮機が得られる。
て,図面を参照しながら説明する。
量可変圧縮機を示す断面図である。図1に示すように,
斜板式容量可変圧縮機10は,駆動軸11と,駆動軸1
1の一端周囲に配置された複数のシリンダ12を備える
とともにケーシング13と一体に形成され,ケーシング
13内にシリンダ12に隣接してクランク室14を規定
するシリンダブロック15と,クランク室14内で駆動
軸11の周囲配置されたロータ16と,ロータ16にス
ライドピン17aと係合長孔16aとを介して連結され
た斜板部材17と,駆動軸11の一端に貫通されるとと
もにシリンダブロック15の一端側のクランク室14を
封じるフロントヘッドプレート18と,シリンダブロッ
ク15の他端部に設けられた弁板装置19と,これを覆
うシリンダヘッド21とを備えている。シリンダヘッド
21内には,吸入室33及び吐出室34が夫々隔壁35
によって区画形成されている。また,シリンダ12内か
らクランク室14に突出してピストン部材22が設けら
れている。尚,符号11aは,斜板部材17を傾斜方向
に付勢するためのコイルバネである。
された斜板本体38と,斜板体39と,斜板体39を斜
板本体38に固定するためのねじリング41とを備えて
いる。
レート18の突出部23内に設けられている軸受け24
に支持され,さらに外側のシール部材25によって斜板
式可変容量圧縮機10外部に対して密閉されている。ま
た,駆動軸11の他端は,シリンダブロック15の内部
にあり,軸受け26に支持され,端面を固定部材27に
よって軸方向規制されている。
貫通するように設けられた吸入孔28及び吐出孔29を
夫々備え,吸入孔28のシリンダボア12側,及び吐出
孔29のシリンダヘッド21側には,夫々図示しない吸
入弁及び吐出弁が設けられている。また,弁板装置19
のシリンダヘッド21側には,吐出弁の開放時の移動距
離を調節するための弁押さえ(リテーナ)31がボルト
・ナット32a・32bによって固定されている。
を往復動するピストン本体36とピストン本体36から
クランク室14まで駆動軸11方向に延在するピストン
駆動部37とが一体に設けられている。
側に設けられたロータ16は,一端側にスラスト軸受け
42が設けられており,ロータ16の一端面は,スラス
ト軸受け42を介して,フロントヘッドフレート18の
内側面に支持されている。
7aが設けられており,ロータ16に設けられた係合長
孔16aと係合することによって,ロータ16と斜板本
体38とは,連動する構成となっている。
部37のクランク室14側の一端で,中心軸側には,凹
部45が設けられている。この凹部45内には,斜板体
39の外側縁部が挿入されている。さらに,この凹部4
5内の斜板体39の外側縁部と凹部45の内側面との間
には,一対の第1及び第2のシュー44a,44bが斜
板体39の外側縁部を挟み込むように設けられている。
有する。
量可変圧縮機では,斜板部材17の内側で駆動軸11の
周囲には,スベリベアリング1を介してスリーブ2が設
けられている。スリーブ2は,段部2dを備え,ロータ
16の他端部に一端が当接しており,また,ロータ16
の他端部と,段部2dとの間のスリーブ2の周囲には,
コイルバネ3が配置されている。また,スリーブは,ピ
ン5によって,斜板部材17の斜板本体38に係合され
ている。
図,図2(b)は図1の斜板部材の縦断面図(但し,斜
板角を0°に置き換えて示す),図2(c)は図1の駆
動機構の斜視図である。図2(a),(b),及び
(c)を参照すると,駆動軸11には,すべりベアリン
グ1を内側に備えたスリーブ2が挿通されている。スリ
ーブ2は,直径方向の両側に突出部2aを備え,この突
出部2aの夫々には,中心軸に向かってピン5を挿入す
るための貫通孔2bが設けられている。
突出面38a,38aが形成されており,この突出面3
8aを夫々半径方向外側に貫通する貫通孔38b,38
bが夫々設けられている。スリーブ2の突出部2a端面
と斜板本体38の突出面38aとは,夫々の貫通孔2
b,38bを合わせて,この貫通孔2b,38b内にピ
ン5を挿入することによって,スリーブ2と斜板本体3
8とが係合される。
とができるとともに,すべりベアリング1を設けること
によって,駆動軸11とスリーブ2との間の摩擦力を低
減することにより,スリーブ2及び駆動軸11の摺動面
の摩耗を低減することができる。
る斜板式可変容量圧縮機において,駆動軸11が回転す
ると,それと同時に,ロータ16も回転する。ロータ1
6の回転運動は,係合長孔16a及びスライドピン17
aからなる係合部を介して斜板本体38及び斜板体39
の駆動軸11回りの回転運動と駆動軸11方向に沿う移
動運動とが組みあわさった回転揺動運動に変換される。
斜板体39の回転揺動運動は,斜板体39の両周縁面に
摺接する第1及び第2のシュー44a,44b,及び凹
部45を介してピストン部材22の軸方向の往復動に変
換される。ピストン部材22のピストン本体36のシリ
ンダボア12内における往復動によって,図示しない吸
入口から吸入室33に取り入れられた冷却媒体は,吸入
孔28を介して吸入され,シリンダボア12内で圧縮さ
れ,吐出孔29から吐出室34に吐出され,図示しない
吐出口から排出される。
される。図示しないオリフィスによって,吐出室34と
クランク室14とを連通し,一定流量の圧力を吐出室か
らクランク室に導入している。そして,必要とされる所
定容量(能力)に満たないときは,図示しない容量制御
弁を一定量開放し,クランク室圧力を低下させ,斜板角
を角度増加方向へ変化させ,必要とする所定容量(能
力)まで,斜板角を変化させる。また,必要とされる所
定容量を超えると,容量制御弁は一定量閉鎖され,クラ
ンク室内圧力を増加させ,斜板角を角度減少方向へ変化
させ,必要とする所定容量(能力)まで斜板角を変化さ
せる。
板式容量可変圧縮機を示す断面図である。図3に示す第
2の実施の形態による斜板式容量可変圧縮機20は,そ
の駆動機構の構成が異なる他は,図1に示す第1の実施
の形態による斜板式容量可変圧縮機と同様の構成を有す
るので,駆動機構以外の説明は省略する。図4は図3の
斜板式容量可変圧縮機の駆動機構の要部を示す部分縦断
面図である。図4に示すように,駆動軸11の周囲に
は,すべりベアリング6が配置されている。すべりベア
リング6は,先端部にスリーブ2の先端面に当接するよ
うに,フランジ6aが半径方向外側に突出して設けられ
ている。このフランジ6aは,衝撃音を含む音の発生を
低減させる効果がある。また,すべりベアリング6を設
けることによって,駆動軸11とスリーブ2との摩擦力
を低減することにより,スリーブ2及び駆動軸11の摺
動面の摩耗を低減することができる。
板式容量可変圧縮機を示す断面図である。図示の斜板式
容量可変圧縮機は,揺動板式と呼ばれる方式である。図
5に示すように,斜板式容量可変圧縮機30は,駆動軸
11と,駆動軸11の一端周囲に配置された複数のシリ
ンダ12を備えるとともにケーシング13と一体に形成
され,ケーシング13内にシリンダ12に隣接してクラ
ンク室14を規定するシリンダブロック15と,クラン
ク室14内で駆動軸11の周囲配置されたロータ16
と,ロータ16にスライドピン16bを介して連結され
た斜板部材50と,駆動軸11の一端に貫通されるとと
もにシリンダブロック15の一端側のクランク室14を
封じるフロントヘッドプレート18と,シリンダブロッ
ク15の他端部に設けられた弁板装置19と,これを覆
うシリンダヘッド21とを備えている。
してピストン部材22が設けられている。ピストン部材
22は,ピストン本体46と,ピストン本体の一端凹部
に,球状の一端が収容され球状の他端が斜板部材50に
連絡するピストンロッド47とを備えている。
レート18の突出部23内に設けられている軸受け24
に支持され,さらに外側のシール部材25によって斜板
式圧縮機30外部に対して密閉されている。また,フロ
ントヘッドプレート18の突出部23の周囲及び駆動軸
11の一端には,図示しない駆動源からの回転トルクを
駆動軸11に伝達及び遮断するための電磁クラッチ装置
48が配置されている。
ック15の内部にあり,軸受け26に支持され,端面を
固定部材27によって固定されている。
貫通するように設けられた吸入孔28及び吐出孔29を
夫々備え,吸入孔28のシリンダボア12側,及び吐出
孔29のシリンダヘッド21側には,夫々図示しない吸
入弁及び吐出弁が設けられている。また,弁板装置19
のシリンダヘッド21側には,吐出弁の開放時の移動距
離を調節するための弁押さえ(リテーナ)31がボルト
・ナット32a・32bによって固定されている。
び吐出室34が夫々隔壁35によって区画形成されてい
る。尚,符号49は,シリンダヘッド21をケーシング
13に固定するための固定用の捩子である。
された揺動部材51と,揺動部材51の一面に設けられ
たスラスト軸受け53を介して摺接する斜板本体52
と,斜板本体52を支持固定するための支持部54とを
備えている。斜板本体52の縁端面には,ピストンロッ
ド47の一端を収容する収容部52aが設けられてい
る。また,斜板本体52の外周面には,軸方向に突出し
て設けられた回転止めねじ部52bが設けられ,クラン
ク室14の下端に,シリンダブロック15とフロントヘ
ッドプレート18との間に渡って設けられた案内部材5
5内に一端が収容されており,回転止めねじ部52b及
び案内部材55は,斜板本体52の駆動軸11回りの回
転を阻止する回転防止機構を構成している。
ト18側に設けられたロータ16は一端側にスラスト軸
受け42が設けられており,ロータ16の一端面は,ス
ラスト軸受け42を介して,フロントヘッドプレート1
8の内側面に支持されている。また,ロータ16には,
スライドピン16bが設けられており,揺動部材51に
設けられた係合長孔51aと係合することによって,ロ
ータ16と揺動部材51は連動する構成となっている。
周囲には,スベリベアリング1を介してスリーブ7が設
けられている。
リーブ7が,段部2dとコイルバネ3を備えていない他
は,図4に示した第2の実施の形態における駆動機構と
同様の構成を有している。
る斜板式可変容量圧縮機において,駆動軸11が回転す
ると,それと同時に,ロータ16も回転する。ロータ1
6の回転運動は,スライドピン16b及び係合長孔51
aからなる係合部を介して揺動部材51に伝達され,揺
動部材51の一端面の駆動軸11回りの回転運動と駆動
軸11方向に沿う移動運動とが組みあわさった揺動運動
に変換される。この一端面に軸受けを介して当接する斜
板本体52は,駆動軸11方向に沿う揺動運動を行う。
したがって,斜板本体52の縁端面に一端を収容された
ピストンロッド47を備えたピストン部材22は,駆動
軸11に沿う方向に往復運動を行う。
リンダボア12内における往復動によって,図示しない
吸入口から吸入室33に取り入れられた冷却媒体は,吸
入孔28を介して吸入され,シリンダボア12内で圧縮
され,吐出孔29から吐出室34に吐出され,図示しな
い吐出口から排出される。
形態による斜板部材17を斜板部材50と替えたものと
同様であるので,その動作の詳細についての説明は,省
略する。
ば,斜板とスリーブの係合において,スリーブの内部に
すべりベアリングを固着させたことにより,駆動軸との
係合時に,ピンの脱落なく組むことができ,組付が確実
に又容易に実施できる斜板式容量可変圧縮機を提供する
ことができる。
ーの突き当て面にすべりベアリングを介入したことによ
り,振動騒音を低減することができる斜板式容量可変圧
縮機を提供することができる。
間での摺動特性が向上し,斜板角度変化がスムーズにな
る等の制御性の向上を図る事ができる斜板式容量可変圧
縮機を提供することができる。
との間にすべりベアリングを介入することによって,ス
リーブと駆動軸間での摩耗,かじり,及び焼き付け等を
防止することができる斜板式容量可変圧縮機を提供する
ことができる。
変圧縮機の構成を示す断面図である。
を示す図であり,(a)は横断面図,(b)は縦断面
図,(c)は斜視図である。
変圧縮機の構成を示す断面図である。
を示す断面図である。
変圧縮機の構成を示す断面図である。
ある。
である。
視図である。
Claims (2)
- 【請求項1】 複数のシリンダボアが区画形成されるシ
リンダブロックと,各シリンダボアに往復動可能に収容
されたピストン部材と,前記シリンダブロックの一端側
に,クランク室を区画形成する様に接合されたケーシン
グと,前記クランク室内に回転可能に支持された駆動軸
と,前記クランク室内で前記駆動軸の周囲に配置された
斜板部材と,前記駆動軸と前記斜板部材との間に介在す
るスリーブとを備え,前記斜板部材が前記駆動軸上を軸
方向に角度可変可能に係合されている斜板式可変容量圧
縮機において,前記スリーブの内部で前記駆動軸の周囲
にすべりベアリングを固着したことを特徴とする斜板式
可変容量圧縮機。 - 【請求項2】 複数のシリンダボアが区画形成されたシ
リンダブロックと,各シリンダボアに往復動可能に収容
されたピストン部材と,前記シリンダブロックの一端側
にクランク室を区画形成する様に接合されたケーシング
と,前記クランク室内に回転可能に支持された駆動軸
と,前記駆動軸の周囲に配置され,前記駆動軸上を軸方
向に角度可変に係合された斜板部材と,前記駆動軸及び
前記斜板部材間に介在するスリーブと,前記駆動軸に固
着され,前記斜板部材に回転力を伝達するロータとを備
え,前記斜板部材の最大角度規制を前記スリーブと前記
ロータとの間で行っている斜板式可変容量圧縮機におい
て,前記スリーブの内部で前記駆動軸の周囲にすべりベ
アリングが固着されていると共に,前記すべりベアリン
グが前記スリーブの前記ロータへの突当面まで延びて形
成されていることを特徴とする斜板式可変容量圧縮機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15888497A JP3609237B2 (ja) | 1997-06-16 | 1997-06-16 | 斜板式可変容量圧縮機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15888497A JP3609237B2 (ja) | 1997-06-16 | 1997-06-16 | 斜板式可変容量圧縮機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH116478A true JPH116478A (ja) | 1999-01-12 |
JP3609237B2 JP3609237B2 (ja) | 2005-01-12 |
Family
ID=15681498
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15888497A Expired - Fee Related JP3609237B2 (ja) | 1997-06-16 | 1997-06-16 | 斜板式可変容量圧縮機 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP3609237B2 (ja) |
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DE102013100482A1 (de) | 2012-01-26 | 2013-08-01 | Smc Kabushiki Kaisha | Strömungssensor |
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1997
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