JPH10280797A - 開き窓の開閉装置 - Google Patents

開き窓の開閉装置

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JPH10280797A
JPH10280797A JP10826697A JP10826697A JPH10280797A JP H10280797 A JPH10280797 A JP H10280797A JP 10826697 A JP10826697 A JP 10826697A JP 10826697 A JP10826697 A JP 10826697A JP H10280797 A JPH10280797 A JP H10280797A
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Koichi Nakanishi
西 好 一 中
Kenkichi Matsubara
原 健 吉 松
Mamoru Motoishi
石 守 本
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 開き窓の開閉装置における折りたたみ式のク
ランクハンドルの回転操作が円滑かつ軽快になされ、ク
ランクハンドルと開閉装置の本体との折りたたみ式の結
合が体裁よく、しかもクランクハンドルをコンパクトを
折りたたむできる開き窓の開閉装置の提供。 【解決手段】 ソケット(42)がウオーム歯車(19)を回転
させるウオ−ム(19)の軸(15)に一体的に回転するように
嵌合し、このソケット(42)にクランクハンドル(7)の
回転基部(38)の溝(41)がソケット全体を覆い、かつ一体
的に回転するように嵌合し、クランクハンドル(7)の
回転基部(38)をソケット(42)にピン(12)で折りたたみ可
能に枢着している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は開き窓の開閉装置に
関し、特にそのクランクハンドルを操作位置から折りた
たみ位置にまたその逆に回転させてそれらの位置に保持
する構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来開き窓の障子をクランクハンドルで
開閉する装置において、クランクハンドルをその不使用
時には折りたたむものが知られている(実開平5−57
246号)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の開き窓の開
閉装置のクランクハンドルの折りたたみ構造において
は、ウオ−ム軸にソケットを一体的に回転できるように
嵌合し、このソケットにその回転中心(ウオ−ム軸)か
ら偏心した溝にクランクハンドルを挿入してピンで枢着
し、上記溝内に組み込んだ弧状の板ばねに上記クランク
ハンドルの2ヶ所のくぼみを選択的に係合させて、クラ
ンクハンドルを操作位置と折りたたみ位置に保持するよ
うに構成されている。従って、障子をクランクハンドル
で開閉する場合に、クランクハンドルの回転力がソケッ
トにその回転中心から偏心した点で伝達されて、そのソ
ケットを回転するので、ハンドルの回転操作がぎこちな
く、またクランクハンドルはその回転操作の際ピンを回
転中心として折りたたみ方向に回転しやすい。
【0004】本発明は上記に鑑み、折りたたみ式のクラ
ンクハンドルの回転操作が円滑かつ軽快になされ、しか
もクランクハンドルと開閉装置の本体との折りたたみ可
能な結合が体裁よくコンパクトにまとめられるものを提
供するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために、ウオ−ム軸にソケットが一体的に回転する
ように嵌合し、このソケットにクランクハンドルの回転
基部の溝がソケット全体を覆い、かつ一体的に回転する
ように嵌合し、クランクハンドルの回転基部をソケット
にピンで折りたたみ可能に枢着している。
【0006】
【発明の実施の形態】図1から図11までは、本発明の第
1実施例を示している。開閉装置(1)は図1に示すよ
うに、窓の下枠(2)に取り付けられ、その駆動ア−ム
(3)が連結杆(4)を介して開き窓障子(5)側の連
結座(6)に連結され、障子(5)は辷り出し式の控え
具(図示略)で窓の下枠と上枠に取り付けられている。
【0007】クランクハンドル(7)を右回転させる
と、駆動ア−ム(3)は時計方向へ回転して障子(5)
を閉位置(A)から部分開(半開)位置(B)または全
開位置(C)まで開く。クランクハンドル(7)を逆に
左回転させると、駆動ア−ム(3)は反時計方向へ回転
して障子(5)を部分開位置(B)または全開位置
(C)から閉位置(A)まで閉じる。つまみ(8)を矢
印(D)方向に移動させると、駆動ア−ム(3)は障子
の部分開(B)に対応する位置までしか回転できず、幼
児が窓から転落するのを防止する。つまみ(8)を矢印
(D)の反対方向に移動させると、駆動ア−ム(3)は
障子の全開(C)に対応する位置まで回転できる。
【0008】以下開閉装置(1)につき詳細に説明す
る。カバ−(9)は横長であり、その上面壁(10)はa点
からb点に進むに従い下降するように傾斜し、正面壁(1
1)はa点からc点に進むに従い下降するように傾斜し、
c点からd点までまでは垂直であり(図3)、さらに上
面から見て弧状に形成されている。正面壁(11)の傾斜し
た部分(11a) は、クランクハンドル(7)とつまみ
(8)が取り付けられ、この斜面にてクランクハンドル
(7)の回転操作とつまみ(8)の左右へのスライド操
作が容易である。カバ−(9)は、またその上面壁(10)
と正面壁(11)が斜面と弧状面でまとめられているので、
全体的に凹凸がなく、意匠的にも体裁がよい。クランク
ハンドル(7)はピン(12)まわりに折りたたむことがで
き、駆動ア−ム(3)が閉じられたときに、このクラン
クハンドル(7)をカバ−(9)の正面壁(11)に沿って
折りたたむように設定すると(図4)、ハンドル(7)
が邪魔にならない。ハンドル(7)の腕部(13)をカバ−
(9)の正面壁(11)の弧状面に合わせて弧状に形成する
と、ハンドルを折りたたんだとき(図4)、カバ−
(9)に一層コンパクトにまとめられて、体裁がよい。
【0009】クランクハンドル(7)は、ウオ−ム(14)
の軸(15)に一体的に回転するように結合され、ウオ−ム
軸(15)は開閉装置(1)の基台(16)に回転可能に組み立
てられていて(図5)、基台全体は前記カバ−(9)で
覆われている。
【0010】基台(16)はほゞ長方形の板状のものであ
り、その左側にウオ−ム軸(15)を支持する筒状壁(17)が
斜めに設けられ、中央部に駆動ア−ム(3)の回転基部
(18)とウオ−ム歯車(19)が軸(回転中心)(20)で回転可
能に取り付けられ、右側に駆動ア−ムの回転角の制御に
関連する手段が設けられている(図6)。
【0011】駆動ア−ム(3)は、その回転基部(18)が
ア−ム部(21)と一体の下方板状部分(22)と該下方板状部
分に重合して互いに一体的に回転するように結合手段で
結合される上方板状部分(23)で構成されている(図
6)。駆動ア−ム(3)の下方板状部分(22)は弧状のウ
オ−ム歯車(19)に結合手段で一体的に回転するように結
合される。
【0012】駆動ア−ム(3)は制御手段で障子(5)
をその部分開位置(B)と全開位置(C)に選択的に開
放可能に制御される。この制御手段として、制御孔(24)
が上方板状部分(23)にその回転中心(20)を中心とする同
一円弧線上に穿設され、さらに上記制御孔(24)と相対す
る位置に遊び孔(25)が下方板状部分(22)に穿設され、ま
た制御孔(24)にそって往復動する制御ピン(26)がてこ(2
7)の一端に固着されている(図6)。この制御ピン(26)
は制御孔(24)にその左端で嵌合し(図6)、制御孔(24)
との相対的移動にて駆動ア−ム(3)の回転を障子
(5)の部分開(B)に対応する角度に制限する(図
1)。制御ピン(26)はまた、制御孔(24)からその左端で
引抜き、駆動ア−ム(3)をその回転角度に対する制限
を解除して、障子(5)の全開(C)に対応する角度に
回転可能にする(図1)。
【0013】制御ピン(26)は動作手段で部分開と全開を
選択的に動作される。この動作手段として、てこ(27)が
その中間の折り曲げ部分(28)とピン(支点)(29)で基台
(16)の起立壁(30)に枢着されている(図6,図7)。こ
のてこ(27)はその一端に制御ピン(26)が固着され、他端
が基台(16)との間の圧縮コイルばね(31)で上方に常時付
勢されて、制御ピン(26)を制御孔(24)に向かう方向に常
時付勢している(図6,図7)。また動作手段として、
動作片(32)がてこ(27)の上方に設けられている(図6,
図7)。この動作片(32)はてこ(27)のピン(支点)(29)
とばね(31)の作用点の間をその長手方向に沿って往復動
する。動作片(32)がその行程の左端の位置を取っている
ときには(図6中の実線)、動作片(32)はてこ(27)が反
時計方向にばね(31)で回転するのを許容し、制御ピン(2
6)を制御孔(24)に嵌合させる。てこ(27)がその行程の右
端の位置を取っているときには(図6中の仮想線)、動
作片(32)はてこ(27)を時計方向に回転させ、制御ピン(2
6)を制御孔(24)から引き抜く。
【0014】制御ピン(26)が制御孔(24)の左端の位置を
取っているときには(図6)、駆動ア−ム(3)は障子
(5)の閉位置(A)に存する。制御ピン(26)が制御孔
(24)の右端の位置を取ると(図6)、駆動ア−ム(3)
は障子(5)の部分開の位置(B)に存する(図1)。
制御ピン(26)が制御孔(24)から引き抜かれると(図
6)、駆動ア−ム(3)は基台(16)上のストッパ−(33)
に接するまで回転して障子の全開位置(C)を取る(図
1) 。
【0015】動作片(32)の操作手段として、つまみ
(8)が用いられる。このつまみ(8)は動作片(32)と
カバ−(9)の正面壁(11)の斜面部(11a) を挟む関係に
て互いに結合される(図7) 。動作片(32)は三角形の動
作部(34)(図7)を有し、その一辺(35)がてこ(27)の平
らな面に平行に接触する(図7)。従って、動作片(32)
によるてこ(27)の揺動が円滑になされる。
【0016】クランクハンドル(7)は、頂壁(36)とそ
の両端から下方に折り曲げられた側壁(37)でコ字形の断
面形状にて(図10) 、その回転基部(38)から先端部(39)
まで延び、この先端につまみ(40)が取り付けられてい
る。クランクハンドル(7)の回転基部(38)はその溝部
分(41)がソケット(42)にその全体を覆うように嵌合して
(図10) 、ピン(12)で折りたたみ可能に枢着されてい
る。ソケット(42)はウオ−ム(14)の軸(15)に凹凸係合に
て一体的に回転できるように嵌合され(図5)、ねじ(4
3)をソケット(42)の孔に螺合し、その先端をウオ−ム軸
(15)の環状溝(44)に係合させて、ソケット(42)が抜ける
のを阻止する(図5)。ピン(12)はハンドル(7)の回
転中心(ウオ−ム軸15)からハンドル(7)の側壁(37)
の開口端(45)側に偏心した位置に存して、ハンドル
(7)の側壁(37)の端部(46)がカバ−(9)の斜面部(1
1a) に対して干渉することなく、ハンドル(7)がピン
(12)まわりに円滑に回転できる(図9)。その結果、ハ
ンドル(7)の回転基部(38)はソケット(42)を完全に覆
うことができ、体裁が良い。
【0017】クランクハンドル(7)を操作位置と折り
たたみ位置に保持する手段として、取付部(47)とその両
端から同方向に折り曲げられて互いに相対する腕部(48)
で形成されたコ字形の板ばね(49)が使用される(図11)
。この板ばね(49)はハンドル(7)の回転基部(38)の
溝(41)内に組み込まれて、取付部(47)が溝(41)内の取付
座(50)に、その取付座と一体の突起(57)を取付部(47)の
孔(52)に通してかしめることにより固着されている。板
ばね(49)の腕部(48)はハンドルの回転基部(38)の側壁(3
7)とソケット(42)の側面との間の隙間(53)に存して(図
10) 、常時ソケット(42)の両側面を所定の挟む方向のば
ね力で挟んでいる。この腕部(48)の挟む方向のばね力に
てハンドル(7)は操作位置と折りたたみ位置に保持さ
れる。
【0018】ソケット(42)と板ばね(49)の具体的形状
は、図11に示す通りである。ソケット(42)は、直方体の
本体(54)と、その本体の両側面(55)の前端側に起立され
た突起(56)を有し、横方向の溝(57)が本体(54)の両側面
(55)に突起(56)の上面(58)に間うように穿設され、ピン
(12)貫通用の孔(59)が本体(54)の上面(60)と後面(61)の
交わる側面(55)の角部に穿設され、さらにウオ−ム軸(1
5)用の孔(62)が本体の上下面(60),(63)を貫通し、この
孔(62)は本体(54)の孔(59)と前面(64)との間に存する。
板ばね(49)は、取付部(47)が方形であり、この両側の腕
部(48)が取付部(47)の両端から斜め下方に延びた部分(6
5)と、この部分の下端から横方向に延びる部分(66)と、
この端部から下方に延びる部分(67)と、この部分に連ら
なるV字形の爪(68)で形成され、取付用の突起(51)が貫
通する孔(52)が取付部(47)に穿設されている。板ばね(4
9)の取付部(47)はソケット(42)の上面(60)の横幅とほぼ
等しく、部分(67)はソケット(42)の横幅より大きく、ソ
ケット(42)の側面(55)とハンドル(7)の回転基部(38)
の側壁(37)との間の隙間(53)に存し、爪(68)は溝(57)に
噛み合う。板ばね(49)は上記形状にて、部分(65),(67)
が外方にたわんで弾性エネルギ−を蓄える。
【0019】ソケット(42)の孔(62)をウオ−ム軸(15)に
嵌合すると、相対的な溝が互いに嵌合して一体的に回転
する。またソケット(42)をハンドル(7)の回転基部(3
8)の溝(41)内に組み込むと、ソケットの両突起(56)が溝
(41)の側壁(37)に接触して、ソケットの側面(55)と溝の
側壁(37)との間に板ばね(49)の腕部(48)挿入用の隙間(5
3)を形成する(図10)。
【0020】板ばね(49)は、ハンドル(7)の回転基部
(38)の溝(41)内に組み込んで、板ばねの取付部(47)をハ
ンドルの取付座(50)に接合させ、取付部(47)の孔(52)に
取付座(50)から一体に起立した突起(51)を貫通してその
先端をかしめて、板ばね(49)をハンドル(7)に固着す
る。板ばね(49)の腕部(48)はハンドル(7)の回転基部
(38)の溝(41)の側壁(37)とソケット(42)の側面(55)との
間の隙間(53)に挿入されて、ソケット(42)の側面(55)を
その枢着ピン(12)と前面(64)との間に弾性的に挟む。ハ
ンドル(7)が操作位置に突き出ているときには(図
8) 、板ばね(49)はその腕部(48)の先端のV字形の爪(6
8)がソケット(42)の溝(57)に係合して、ハンドル(7)
をその操作位置に保持している。上記爪(68)と溝(57)の
係合状態は、ハンドル(7)がその回転操作の際に、折
りたたみ方向の力を受けても解除されず、ハンドル
(7)の操作位置に対する保持能力は安定している。ハ
ンドル(7)を折りたたむと、板ばね(49)はその腕部(4
8)の爪(68)の斜面がソケット(42)の溝(57)の角部とすべ
りながら腕部(48)を拡げ、爪(68)を溝(57)から外し、ソ
ケット(42)の溝(57)と上面(60)との間にこの爪(68)を弾
性的に挟んだ状態で移動させる(図9)。その際、板ば
ね(49)の段部分(66)がソケット(42)の上面(60)に突き当
って、ハンドル(7)を折りたたみ位置に停止させて、
その位置に板ばね(49)の挟む力で保持する(図9) 。ハ
ンドル(7)を操作位置に突き出すと、板ばね(49)の爪
(68)はソケット(42)の溝(57)に自動的に係合する。
【0021】図12から図16までは、クランクハンドル
(7)の折りたたみ構造に関する第2実施例を示すもの
である。この実施例のクランクハンドル(7)も第1実
施例のものと基本的には同一であり、その回転基部(38)
の溝(41)がソケット(42)のほぼ全体を覆い(図12,図1
5) 、ピン(12)で折りたたみ可能にソケット(42)に枢着
されている。ピン(12)はハンドル(7)の回転中心(ウ
オ−ム軸15)からハンドル(7)の側壁(37)の頂壁(36)
側に偏心した位置に存する(図12) 。ハンドル(7)の
側壁(37)の端部(46)と開口端(45)の交わる角部(69)は斜
めに形成して、ハンドル(7)がピン(12)まわりに操作
位置と折りたたみ位置の間を回転する場合に、カバ−
(9)の斜めの壁面(11a) に突き当らないようにしてい
る。
【0022】ハンドル(7)を操作位置と折りたたみ位
置に保持する板ばね(49)も、第1実施例のものとコ字形
の点で基本的には同一であるが、次の点で異る。この板
ばね(49)において(図16)、方形の取付部(47)の両端か
ら折り曲げられた腕部(48)は、その先端に進むに従い、
腕部(48)間の幅が狭くなるように直線上に延び、その先
端を外方に折り曲げた係合部(70)を有する。板ばね(49)
の腕部(48)は、その一側辺(71)が取付部(47)からほぼ直
角方向に延び、他側辺(72)が取付部(47)から鋭角方向に
斜めに延び、その端部から取付部(47)に対して直角な方
向に延びている。板ばね(49)の取付部(47)も、第1実施
例のものと同様に、その孔(52)にハンドル(7)の取付
座(50)と一体の突起(51)を貫通してかしめて、固着され
る。板ばね(49)の腕部(48)も、常時ソケット(42)の両側
面を所定のばね力で挟み、ハンドル(7)を操作位置と
折りたたみ位置に保持する。
【0023】ソケット(42)は、その本体(54)が直方体の
形状であり、この本体(54)の上面または頂面(60)に本体
(54)の幅より狭い帯状の第1突出部(74)が形成され、ま
た本体(54)の後面(61)にも本体(54)の幅より狭くかつ第
1突出部(74)の幅より広いほぼ直方体状の第2突出部(7
3)が一体に形成され、本体(54)の上面(60)と前面(64)と
の交わる角部にピン(12)貫通用の孔(59)が穿設されてい
る(図16)。
【0024】ソケット(42)をハンドル(7)の回転基部
(38)の溝(41)内に組み込んで、溝(41)の側壁(37)にピン
(12)で枢着すると、この枢着点はウオ−ム軸(15)とソケ
ット(42)の前面(62)との間の位置(図13) と、ハンドル
(7)の回転基部(38)の側壁(37)の頂壁(36)寄りの位置
(図13) に存する。ハンドル(7)が操作位置を取って
いるときは、板ばね(49)の腕部(48)の先端がソケット(4
2)の突出部(74)の後端を挟み、腕部(48)の係合部(70)が
ソケット(42)の突出部(73)の段部(75)に係合している
(図13,図15)。その結果、ハンドル(7)が回転操作
の際に折りたたみ方向の力を受けても、段部(75)がスト
ッパ−として働き、その操作位置に保たれて円滑にハン
ドル(7)を回転させることができる。ハンドル(7)
を折りたたむと、板ばね(49)はその係合部(70)が突出部
(73)の段部(75)で外方向に押し出されて腕部(48)間の幅
を拡大し、この拡大状態で腕部(48)の先端がソケット(4
2)の突出部(73)を挟む(図14) 。この腕部(48)間の拡大
で、突出部(73)を挟む力が増大して、ハンドル(7)を
折りたたみ位置に強固に保持する。ハンドル(7)は、
またその側壁(37)の斜めの切り落し(69)により、折りた
たんだとき、ソケット(42)を完全に覆うことができると
共に、コンパクトにまとめられる。ハンドル(7)を操
作位置に戻すと、板ばね(49)の先端はソケット(42)の突
出部(74)に自動的に係合する。
【0025】図17から図21までは、ハンドル(7)の折
りたたみ構造に関する第3実施例を示すものである。こ
の実施例は、ハンドル(7)が操作位置に存するとき、
板ばね(49)の腕部(48)がソケット(42)を挟む状態を拘束
するロック片(76)を第1実施例のものに付加したもので
ある。
【0026】ロック片(76)は、図21に示すように、連結
部(77)と、その連結部の両側辺から直角に折り曲げら
れ、さらに外方に折り曲げられた部分(78)と、この部分
(78)の端部から直角に折り曲げられたロック部(79)と、
連結部(77)の上辺から直角でかつロック部(79)と反対方
向に折り曲げられたつまみ(80)で構成され、ロック部(7
9)は、その外側に押し出されて突起部(81)を有する。部
分(78)間の幅は板ばね(49)の部分(65)の外側面に摺動可
能に嵌合する大きさであり、またロック部(79)間の幅は
板ばね(49)の部分(67)の外側面に摺動可能に嵌合する大
きさである。
【0027】ロック片(76)をハンドル(7)の回転基部
(38)の溝(41)内に組み込むと、ロック片(76)の部分(78)
は板ばね(49)の部分(65)の外側面に嵌合し、ロック片(7
6)のロック部(79)はハンドル(7)の側壁(37)と板ばね
(49)の部分(67)との間の隙間(53)に存して部分(67)に嵌
合し、ロック片(76)の突起(81)はハンドル(7)の側壁
(37)の内面に接触して、ロック部(79)と板ばね(49)の部
分(67)との接触状態を保持している。
【0028】ロック片(76)は上昇位置(図17,図19)
と、下降位置(図18,図20)の間をつまみ(80)で上下動
することができる。ロック片(76)が上昇位置を取ってい
るときは(図17,図19)、板ばね(49)の腕部(48)は外方
に弾性的に撓んで拡大することができ、ソケット(42)の
溝(57)に対する板ばね(49)の爪(68)の係合を解除するこ
とができる。従って、ハンドル(7)を操作位置(図1
7,図19)から図5に示すようにコンパクトに折りたた
むことができて、開閉装置(1)の運搬に便利である。
ロック片(76)が下降位置を取っているときは(図18,図
20)、板ばね(49)の腕部(48)が弾性的に拡大方向に撓む
ことができず、板ばね(49)はその爪(68)がソケット(42)
の溝(57)に係合した状態に拘束される。従って、ハンド
ル(7)は操作位置に拘束されて、折りたたむことがで
きない。そのために、ハンドル(7)の回転操作の際に
折りたたまれず、ハンドル(7)をより一層円滑かつ安
定した状態で回転することができる。
【0029】図22と図23は、駆動ア−ム(3)の回転角
を制御する手段に関することを特徴とする開閉装置の第
3実施例を示す。制御手段として、てこ(27)を揺動させ
るつまみが回転式である。このつまみ(8)に動作片(3
2)が一体的に回転可能に結合され、この動作片(32)の回
転にて、てこ(27)が揺動して、制御ピン(26)を制御孔(2
4)に嵌合したり、制御孔(24)から引き抜いたりする。
【0030】図24は駆動ア−ム(3)の変形例に関する
ことを特徴とする開閉装置の第4実施例を示す。駆動ア
−ム(3)は、その回転基部(18)の下方板状部(22)と上
方板状部(23)が段差(82)をもって、一体に形成されたも
のであり、上方板状部(23)に制御孔(24)が形成され、下
方板状部分(22)は第 1実施例の遊び孔(25)に相当するも
のが省略される。これにより、制御手段の製造と組立が
より一層容易となる。
【0031】
【発明の効果】本発明は上記のように、クランクハンド
ル(7)と, 該クランクハンドルで駆動されるウオ−ム
(14)と,該ウオ−ムで駆動されるウオ−ム歯車(19)と,
該ウオ−ム歯車で駆動されて開き窓障子(5)を開閉す
る駆動ア−ム(3)を具備し、上記クランクハンドル
(7)はその溝(41)がソケット(42)にそのほぼ全体を覆
うように嵌合してピン(12)で折りたたみ可能に枢着さ
れ、ソケット(42)はウオ−ムの軸(15)に一体的に回転で
きるように嵌合され、取付部(47)とその両端から同方向
に折り曲げられて互いに相対する腕部(48)で形成された
コ字形の板ばね(49)がその取付部(47)にてクランクハン
ドル(7)の溝(41)内に固着され、この板ばね(49)の両
側の腕部(48)はその挟む方向の弾性でソケット(42)の両
側面を常時挟んでクランクハンドル(7)をその操作位
置と折りたたみ位置に保持するように構成されているの
で、折りたたみ式のクランクハンドル(7)の回転操作
が円滑かつ軽快になされ、しかもクランクハンドル
(7)と開閉装置(1)の本体との折りたたみ可能な結
合が体裁よくコンパクトにまとめられる。 本発明はま
た、板ばね(49)はその両側の腕部(48)の先端にほぼV字
形に折り曲げられた爪(68)が形成され、ソケット(42)は
その両側面に横方向の溝(57)が形成され、この溝(57)に
爪(68)が腕部(48)の挟む方向の弾性の力で噛み合ってク
ランクハンドル(7)をその操作位置に保持し、この溝
(57)から外れたソケット(42)の両側面の部分を爪(68)が
腕部(48)の挟む方向の弾性の力で挟んでクランクハンド
ル(7)をその折りたたみ位置に保持するように構成さ
れているので、折りたたみ式のクランクハンドル(7)
の回転操作が一層円滑かつ軽快になされる。 本発明は
また、板ばね(49)はその両側の腕部(48)の先端に外方向
に折り曲げられた係合部(70)が形成され、ソケット(42)
はその頂面(60)にソケットの両側面間の幅より狭い横方
向の第1突出部(74)が形成されると共にその後面(61)に
もソケットの両側面間の幅より狭く第1突出部(74)の両
側面間の幅よりは広い縦方向の第2突出部(73)が形成さ
れ、板ばね(49)の両側の腕部(48)の係合部(70)がソケッ
ト(42)の第1突出部(74)の両側面に腕部(48)の挟む方向
の弾性の力で係合してクランクハンドル(7)をその操
作位置に保持し、また板ばね(49)の両側の腕部(48)の係
合部(70)がソケット(42)の第2突出部(73)の両側面に腕
部(48)の挟む方向の弾性の力で係合してクランクハンド
ル(7)をその折りたたみ位置に保持する用に構成され
ているので、折りたたみ式のクランクハンドル(7)の
回転操作が円滑かつ軽快になされる上にクランクハンド
ル(7)の折りたたみ可能な結合構造が一層簡略化さ
れ、しかもクランクハンドル(7)をコンパクトでかつ
体裁よく折りたたむことができる。 本発明はまた、結
合部(77)とその両端から同一方向に折り曲げられて互い
に相対するロック部(79)で形成されたコ字形のロック片
(76)をさらに含み、上記相対するロック部(79)は前記板
ばね(49)の両側の腕部(48)の外側面を前記ソケット(42)
の側面方向に向かうように挟み、この挟んだ状態でロッ
ク片(76)はそのつまみ(80)で上下動可能であり、ロック
片(76)が上昇位置をとっているときは、板ばね(49)の両
側の腕部(48)は弾性的に外方向に撓んでこの腕部先端の
爪(68)がソケット(42)の両側面の溝(57)から外れてクラ
ンクハンドル(7)を折りたたむことができ、ロック片
(76)が下降位置をとっていくときは、板ばね(49)の両側
の腕部(48)は外方向に撓むことができず腕部先端の爪(6
8)がソケット(42)の両側面の溝(57)内に拘束されてクラ
ンクハンドル(7)を折りたたむことができず操作位置
に拘束されるように構成されているので、工場から出荷
の際にはクランクハンドル(7)をコンパクトに折りた
たんで運搬することができて便利であり、ロック片(76)
で板ばね(49)の腕部(48)を拘束することにより、クラン
クハンドル(7)が操作位置にて折りたたみ方向の力を
受けても折りたたまれず、常に操作位置にしっかり保持
され、そのためにクランクハンドル(7)の回転操作が
円滑軽快になされる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の開き窓の開閉装置で開き窓を全閉,部
分開,全開の状態に開閉する状態を示す概略平面図であ
る。
【図2】本発明の第1実施例の開き窓の開閉装置の平面
図である。
【図3】図2の開閉装置の右側面図である。
【図4】図3のA−A線方向から見た平面図である。
【図5】図2のB−B線断面図である。
【図6】図2の開き窓の開閉装置において、駆動ア−ム
が窓障子の閉位置に対応する位置に存しかつカバ−が外
された状態を示す平面図である。
【図7】図6のC−C線拡大断面図である。
【図8】図2のB−B線に沿う一部拡大断面図であり、
クランクハンドルが操作位置に存する状態を示してい
る。
【図9】図2のB−B線に沿う一部拡大断面図であり、
クランクハンドルが折りたたみ位置に存する状態を示し
ている。
【図10】図8のD−D線に沿う一部断面図である。
【図11】図5の開閉装置に示された板ばねとソケットの
分解斜視図である。
【図12】本発明の第2実施例の開き窓の開閉装置の右側
面図であり、クランクハンドルが操作位置に存する状態
を示している。
【図13】図12の開閉装置であって、クランクハンドルが
操作位置に存する状態を示し、図8に類似の一部拡大断
面図である。
【図14】図12の開閉装置であって、クランクハンドルが
折りたたみ位置に存する状態を示し、図9に類似の一部
拡大断面図である。
【図15】図13のE−E線に沿う一部断面図である。
【図16】図12の開閉装置に組み込まれた板ばねとソケッ
トの分解斜視図である。
【図17】
に対する の本発明の第3実施例の開き窓の開閉
装置であって、ロック片が板ばねを拘束していない状態
を示し、図8に類似の一部断面図である。
【図18】図17の開閉装置において、ロック片が板ばねを
拘束している状態を示す一部断面図である。
【図19】図17のF−F線に沿う一部断面図である。
【図20】図18のG−G線に沿う一部断面図である。
【図21】図12の開閉装置に組み込まれたロック片と板ば
ねとソケットの分解斜視図である。
【図22】本発明の第3実施例の開き窓の開閉装置の平面
図である。
【図23】図22のH−H線拡大断面図である。
【図24】本発明の第4 実施例の開き窓の開閉装置を示
し、図 6に類似の平面図である。
【符号の説明】
1 開閉装置 2 下枠 3 駆動ア−ム 4
連結杆 5 障子 6連結座 7 クランクハンド
ル 8 つまみ 9 カバ− 12 ピン 14 ウオ−ム 15 軸 16 基台 18 回転基部
19 ウオ−ム歯車 20 軸(回転中心) 22 下方板状部分 23 上方
板状部分 24 制御孔 25 遊び孔 26 制御ピン 27 てこ 29 ピン
(支点) 31 圧縮コイルばね 32 動作片 34
動作部 36 頂壁 37 側壁 38 回転基部
41 溝部 42 ソケット 47 取付部 48 腕部
49 板ばね 57 溝 70 掛合部 73 第2突出部 74 第1
突出部 76 ロック片79 ロック部 80 つまみ
A 障子の閉位置 B 障子の部分開位置(半開位
置) C 障子の全開位置
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成9年5月21日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0017
【補正方法】変更
【補正内容】
【0017】クランクハンドル(7)を操作位置と折り
たたみ位置に保持する手段として、取付部(47)とそ
の両端から同方向に折り曲げられて互いに相対する腕部
(48)で形成されたコ字形の板ばね(49)が使用さ
れる(図11)。この板ばね(49)はハンドル(7)
の回転基部(38)の溝(41)内に組み込まれて、取
付部(47)が溝(41)内の取付座(50)に、その
取付座と一体の突起(51)を取付部(47)の孔(5
2)に通してかしめることにより固着されている。板ば
ね(49)の腕部(48)はハンドルの回転基部(3
8)の側壁(37)とソケット(42)の側面との間の
隙間(53)に存して(図10)、常時ソケット(4
2)の両側面を所定の挟む方向のばね力で挟んでいる。
この腕部(48)の挟む方向のばね力にてハンドル
(7)は操作位置と折りたたみ位置に保持される。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0018
【補正方法】変更
【補正内容】
【0018】ソケット(42)と板ばね(49)の具体
的形状は、図11に示す通りである。ソケット(42)
は、直方体の本体(54)と、その本体の両側面(5
5)の前端側に起立された突起(56)を有し、横方向
の溝(57)が本体(54)の両側面(55)に突起
(56)の上面(58)に沿うように穿設され、ピン
(12)貫通用の孔(59)が本体(54)の上面(6
0)と後面(61)の交わる側面(55)の角部に穿設
され、さらにウオーム軸(15)用の孔(62)が本体
の上下面(60),(63)を貫通し、この孔(62)
は本体(54)の孔(59)と前面(64)との間に存
する。板ばね(49)は、取付部(47)が方形であ
り、この両側の腕部(48)が取付部(47)の両端か
ら斜め下方に延びた部分(65)と、この部分の下端か
ら横方向に延びる部分(66)と、この端部から下方に
延びる部分(67)と、この部分に連らなるV字形の爪
(68)で形成され、取付用の突起(51)が貫通する
孔(52)が取付部(47)に穿設されている。板ばね
(49)の取付部(47)はソケット(42)の上面
(60)の横幅とほぼ等しく、部分(67)はソケット
(42)の横幅より大きく、ソケット(42)の側面
(55)とハンドル(7)の回転基部(38)の側壁
(37)との間の隙間(53)に存し、爪(68)は溝
(57)に噛み合う。板ばね(49)は上記形状にて、
部分(65),(67)が外方にたわんで弾性エネルギ
ーを蓄える。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0024
【補正方法】変更
【補正内容】
【0024】ソケット(42)をハンドル(7)の回転
基部(38)の溝(41)内に組み込んで、溝(41)
の側壁(37)にピン(12)で枢着すると、この枢着
点はウオーム軸(15)とソケット(42)の前面(6
4)との間の位置(図13)と、ハンドル(7)の回転
基部(38)の側壁(37)の頂壁(36)寄りの位置
(図13)に存する。ハンドル(7)が操作位置を取っ
ているときは、板ばね(49)の腕部(48)の先端が
ソケット(42)の突出部(74)の後端を挟み、腕部
(48)の係合部(70)がソケット(42)の突出部
(73)の段部(75)に係合している(図13,図1
5)。その結果、ハンドル(7)が回転操作の際に折り
たたみ方向の力を受けても、段部(75)がストッパー
として働き、その操作位置に保たれて円滑にハンドル
(7)を回転させることができる。ハンドル(7)を折
りたたむと、板ばね(49)はその係合部(70)が突
出部(73)の段部(75)で外方向に押し出されて腕
部(48)間の幅を拡大し、この拡大状態で腕部(4
8)の先端がソケット(42)の突出部(73)を挟む
(図14)。この腕部(48)間の拡大で、突出部(7
3)を挟む力が増大して、ハンドル(7)を折りたたみ
位置に強固に保持する。ハンドル(7)は、またその側
壁(37)の斜めの切り落し(69)により、折りたた
んだとき、ソケット(42)を完全に覆うことができる
と共に、コンパクトにまとめられる。ハンドル(7)を
操作位置に戻すと、板ばね(49)の先端はソケット
(42)の突出部(74)に自動的に係合する。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0029
【補正方法】変更
【補正内容】
【0029】図22と図23は、駆動アーム(3)の回
転角を制御する手段に関することを特徴とする開閉装置
の第実施例を示す。制御手段として、てこ(27)を
揺動させるつまみ(8)が回転式である。このつまみ
(8)に動作片(32)が一体的に回転可能に結合さ
れ、この動作片(32)の回転にて、てこ(27)が揺
動して、制御ピン(26)を制御孔(24)に嵌合した
り、制御孔(24)から引き抜いたりする。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0030
【補正方法】変更
【補正内容】
【0030】図24は駆動アーム(3)の変形例に関す
ることを特徴とする開閉装置の第実施例を示す。駆動
アーム(3)は、その回転基部(18)の下方板状部
(22)と上方板状部(23)が段差(82)をもっ
て、一体に形成されたものであり、上方板状部(23)
に制御孔(24)が形成され、下方板状部分(22)は
第1実施例の遊び孔(25)に相当するものが省略され
る。これにより、制御手段の製造と組立がより一層容易
となる。
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図17
【補正方法】変更
【補正内容】
【図17】本発明の第3実施例の開き窓の開閉装置であ
って、ロック片が板ばねを拘束していない状態を示し、
図8に類似の一部断面図である。
【手続補正7】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図21
【補正方法】変更
【補正内容】
【図21】図17の開閉装置に組み込まれたロック片と
板ばねとソケットの分解斜視図である。
【手続補正8】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図22
【補正方法】変更
【補正内容】
【図22】本発明の第実施例の開き窓の開閉装置の平
面図である。
【手続補正9】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図24
【補正方法】変更
【補正内容】
【図24】本発明の第実施例の開き窓の開閉装置を示
し、図6に類似の平面図である。
【手続補正10】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図5
【補正方法】変更
【補正内容】
【図5】
【手続補正11】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図7
【補正方法】変更
【補正内容】
【図7】
【手続補正12】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図8
【補正方法】変更
【補正内容】
【図8】
【手続補正13】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図9
【補正方法】変更
【補正内容】
【図9】
【手続補正14】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図13
【補正方法】変更
【補正内容】
【図13】
【手続補正15】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図15
【補正方法】変更
【補正内容】
【図15】

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 クランクハンドルと,該クランクハンド
    ルで駆動されるウオ−ムと,該ウオ−ムで駆動されるウ
    オ−ム歯車と,該ウオ−ム歯車で駆動されて開き窓障子
    を開閉する駆動ア−ムを具備し、上記クランクハンドル
    はその溝がソケットにそのほぼ全体を覆うように嵌合し
    てピンで折りたたみ可能に枢着され、ソケットはウオ−
    ムの軸に一体的に回転できるように嵌合され、取付部と
    その両端から同方向に折り曲げられて互いに相対する腕
    部で形成されたコ字形の板ばねがその取付部にてクラン
    クハンドルの溝内に固着され、この板ばねの両側の腕部
    はその挟む方向の弾性でソケットの両側面を常時挟んで
    クランクハンドルをその操作位置と折りたたみ位置に保
    持する開き窓の開閉装置。
  2. 【請求項2】 前記板ばねはその両側の腕部の先端にほ
    ぼV字形に折り曲げられた爪が形成され、前記ソケット
    はその両側面に横方向の溝が形成され、この溝に上記爪
    が腕部の挟む方向の弾性の力で噛み合ってクランクハン
    ドルをその操作位置に保持し、この溝から外れたソケッ
    トの両側面の部分を上記爪が腕部の挟む方向の弾性の力
    で挟んでクランクハンドルをその折りたたみ位置に保持
    する請求項1記載の開き窓の開閉装置。
  3. 【請求項3】 前記板ばねはその両側の腕部の先端に外
    方向に折り曲げられた係合部が形成され、前記ソケット
    はその頂面にソケットの両側面間の幅より狭い横方向の
    第1突出部が形成されると共にその後面にもソケットの
    両側面間の幅より狭く第1突出部の両側面間の幅よりは
    広い縦方向の第2突出部が形成され、上記板ばねの両側
    の腕部の係合部がソケットの第1突出部の両側面に腕部
    の挟む方向の弾性の力で係合してクランクハンドルをそ
    の操作位置に保持し、また上記板ばねの両側の腕部の係
    合部がソケットの第2突出部の両側面に腕部の挟む方向
    の弾性の力で係合してクランクハンドルをその折りたた
    み位置に保持する請求項1記載開き窓の開閉装置。
  4. 【請求項4】 結合部とその両端から同一方向に折り曲
    げられて互いに相対するロック部で形成されたコ字形の
    ロック片をさらに含み、上記相対するロック部は前記板
    ばねの両側の腕部の外側面を前記ソケットの側面方向に
    向かうように挟み、この挟んだ状態でロック片はそのつ
    まみで上下動可能であり、ロック片が上昇位置をとって
    いるときは、板ばねの両側の腕部は弾性的に外方向に撓
    んでこの腕部先端の爪がソケットの両側面の溝から外れ
    てクランクハンドルを折りたたむことができ、ロック片
    が下降位置をとっていくときは、板ばねの両側の腕部は
    外方向に撓むことができず腕部先端の爪がソケットの両
    側面の溝内に拘束されてクランクハンドルを折りたたむ
    ことができず操作位置に拘束される請求項2記載の開き
    窓の開閉装置。
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