JP2020200694A - 建具 - Google Patents

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Hiromi Izeki
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Abstract

【課題】デザイン性を向上できるオペレーターハンドルを備える建具を提供すること。【解決手段】障子開閉装置50は、操作部80が操作位置にあるときに、操作部80が回動軸を中心に回動することを防止するための回動防止機構と、回動防止機構による操作部80の回動の防止を解除するための解除部材と、を有し、解除部材は、操作部80が非操作位置にあるときに、開閉装置本体60の外面に対向する操作部80の部分に設けられている建具である。【選択図】図3

Description

本発明は、障子を開閉するためのハンドルを備えた建具に関する。
従来、窓(障子)を開閉するためのハンドルを備えた建具が知られている(例えば、特許文献1参照)。特許文献1に記載の建具においては、ハンドルとして、オペレーターハンドルが用いられている。オペレーターハンドルは、建具の枠体の下枠や縦枠に取り付けられている。
オペレーターハンドルは、折り曲げ可能に構成されており、オペレーターハンドルを使用しないときにオペレーターハンドルが邪魔にならないように、折り曲げられた状態とされる。また、オペレーターハンドルを回転させているときにオペレーターハンドルが折れ曲がると回転させにくいため、オペレーターハンドルの回転中に折り曲げられない状態が維持されるように構成されている。折れ曲がり可能な状態とするためには、ボタンやスイッチ等により構成される解除部材を操作することにより行われる。
特開2018−147395号公報
従来のオペレーターハンドルにおいては、解除部材は、ボタンやスイッチにより構成され、オペレーターハンドルにおける視認しやすい部分に設けられている。そのため、解除部材は、オペレーターハンドルにおけるデザイン上のいわゆるノイズとなり、デザイン性を劣らせ、デザイン性の向上が望まれる。
本発明は、デザイン性を向上できるオペレーターハンドルを備える建具を提供することを目的とする。
本発明は、枠体と、前記枠体内に開閉可能に取り付けられ框体を有する障子と、前記枠体に取り付けられ、前記障子を開閉操作可能な操作部を有する障子開閉装置と、を備え、前記操作部は、前記障子を開閉操作可能な操作位置と、前記障子を開閉操作しないときに前記障子開閉装置の開閉装置本体の外面に沿って配置される非操作位置と、に回動軸を中心に回動可能であり、前記障子開閉装置は、前記操作部が前記操作位置にあるときに、前記操作部が前記回動軸を中心に回動することを防止するための回動防止機構と、前記回動防止機構による前記操作部の回動の防止を解除するための解除部材と、を有し、前記解除部材は、前記操作部が前記非操作位置にあるときに、前記開閉装置本体の外面に対向する前記操作部の部分に設けられている建具に関する。
本発明の一実施形態に係る建具を屋内側から見た正面図である。 本発明の一実施形態に係る建具を屋内側から見た様子を示す拡大正面図であって、オペレーターハンドルを操作位置に配置した状態を示す図である。 図2に示す状態から、オペレーターハンドルを非操作位置に移動させた状態を示す拡大斜視図である。 本発明の一実施形態に係る建具のオペレーターハンドルが操作位置にある状態を示す横断面図である。 本発明の一実施形態に係る建具のオペレーターハンドルが非操作位置にある状態を示す横断面図である。 本発明の一実施形態の変形例に係る建具の障子開閉装置を屋内側から見た様子を示す斜視図であって、オペレーターハンドルを操作位置に配置した状態を示す図である。 図6に示す状態から、オペレーターハンドルを非操作位置に移動させた状態を示す斜視図である。 本発明の一実施形態の変形例に係る建具の障子開閉装置を示す側面図であって、オペレーターハンドルを操作位置に配置した状態を示す図である。 図8に示す状態から、オペレーターハンドルを非操作位置に移動させた状態を示す側面図である。
以下、本発明の好ましい実施形態について、図面を参照しながら説明する。
図1は、建具1を屋内側から見た正面図である。図2は、建具1を屋内側から見た様子を示す拡大正面図であって、オペレーターハンドル80を操作位置に配置した状態を示す図である。図3は、図2に示す状態から、オペレーターハンドル80を非操作位置に移動させた状態を示す拡大斜視図である。図4は、建具1のオペレーターハンドル80が操作位置にある状態を示す横断面図である。図5は、建具1のオペレーターハンドル80が非操作位置にある状態を示す横断面図である。
なお、本明細書において、「見付方向」とは、建物に形成された開口部に納められた建具の枠体10に収められる障子20の面内方向を意味し、「見込方向」とは、屋内外方向(即ち、奥行き方向)を意味する。
図1に示すように、建具1は、建物の開口部に固定される枠体10と、枠体10にヒンジ(図示せず)を介して開閉可能に取り付けられる外開きの障子20と、オペレーターハンドル80(操作部)を有する障子開閉装置50と、を備える横辷り出しの開閉窓である。障子20は、枠体10内に開閉可能に取り付けられる。本実施形態においては、オペレーターハンドル80は、図1〜図3に示すように、枠体10の下枠12(後述)の屋内側の見付面12a(後述)に取り付けられる。本実施形態の建具1は、オペレーターハンドル80を操作位置(図2参照)と非操作位置(図3参照)とに操作を行うことが可能である。操作位置にあるオペレーターハンドル80において操作回転軸J2(図4参照)を中心に回転操作することで、障子20を屋外側に開くことが可能である。
枠体10は、図1に示すように、上枠11、下枠12、吊元側縦枠13及び戸先側縦枠14が矩形に枠組みされて構成される。枠体10には、外開きの障子20が開閉可能に取り付けられる。
図1に示すように、下枠12は、中空状の下枠本体121と、下枠本体121の屋内側の端部の上部に接続される屋内側部分122と、屋内側部分122の上部に配置される屋内側ハンドル配置部123と、を有する。屋内側部分122及び屋内側ハンドル配置部123は、中空状に形成され、上下方向に並んで配置され、屋内側ハンドル配置部123の見付面には、障子開閉装置50が固定される。
屋内側ハンドル配置部123は、戸先側下框32のガラス配置部321(後述)の屋内側に配置される。下枠本体121の上面121aと屋内側部分122の屋外側の見付面と屋内側ハンドル配置部123の屋外側の見付面とで構成される、下枠12の屋外側の空間には、障子20の閉位置において、障子20の戸先側下框32が配置される。
障子20は、枠体10内に開閉可能に取り付けられる。障子20は、図1に示すように、枠体10の屋外側に配置される。障子20は、ガラス25(面材)と、ガラス25を囲うように構成される框体30と、を含んで構成される。ガラス25は、框体30の内側に配置される。ガラス25は、例えば、複層ガラスなどにより構成される。框体30は、図1に示すように、吊元側上框31、戸先側下框32、縦框33及び縦框34が矩形に枠組みされて構成される。障子20は、吊元側上框31に沿って左右方向に延びる回動軸31aを中心に回動することで、開閉される。
戸先側下框32は、図1に示すように、戸先側下框32の屋外側において上方側に配置されるガラス配置部321と、ガラス配置部321の下側に配置される方形部分322と、方形部分322の下側に配置される開放部分323と、を有する。ガラス配置部321、方形部分322及び開放部分323は、ガラス25の端部から、上側から下側にこの順で並んで配置される。ガラス配置部321には、ガラス25の端部が収容される。
障子20は、オペレーターハンドル80を操作位置に位置させた状態で回転操作を行うことにより、框体30の吊元側上框31に配置される回動軸31a(図1参照)を中心に回動することで開閉される。
次に、障子開閉装置50について説明する。障子開閉装置50は、図2等に示すように、ハウジング60と、オペレーターハンドル80と、揺動アーム91とを備えている。ハウジング60の内部においては、オペレーターハンドル80に接続された回動軸部材621に形成された歯車と、揺動アーム91と一体回転する回転部に形成された歯車とが螺合している。オペレーターハンドル80が回転させられることにより、回動軸部材621が回転し、これにより、揺動アーム91と一体回転する回転部が回転して揺動アームが揺動するように構成されている。
ハウジング60においてオペレーターハンドル80に接続されている回動軸部材621は、下枠12の下方側から上方側に向かうに従ってガラス25から屋内側に向かう側に傾斜して延びて形成される。そのため、オペレーターハンドル80は、下方側から上方側に向かうに従ってガラス25から離れるように、ガラス25に対して傾斜して配置される。
オペレーターハンドル80は、図4、図5に示すように、ハンドル本体81と、摘まみ部83と、を有する。ハンドル本体81は、略四角柱状に形成される。ハンドル本体81の先端部812は、図3に示すようにオペレーターハンドル80が非操作位置にあるときに、屋外側の方向へ向かうように折れ曲がっている。折れ曲がった先端部812の端部には、更に突出する突出部813が設けられており、突出部813には、突出部813に対して自由に回転可能であるが突出部813から取り外れないように突出部813に嵌合する略球形状の摘まみ部83が設けられている。
オペレーターハンドル80は、障子20を開閉操作可能な操作位置と、障子20を開閉操作しないときに障子開閉操作部のハウジング60の外面に沿って配置される非操作位置と、に回動軸部材621の回動軸J1を中心に回動可能である。
オペレーターハンドル80の非操作位置は、図3、図5に示すように、オペレーターハンドル80の折れ曲がってる先端部812に対する基部811の部分が、障子開閉操作部のハウジング60の外面、より具体的には、回動軸部材621がハウジング60を貫通している貫通部611の外面612に沿って配置される。この貫通部611の外面612は、ハウジング60の上面と、ハウジング60の屋内側の見付面と、を接続するようにこれらに対して、それぞれ所定の角度をなす傾斜面により構成されており、左右方向に延びている。貫通部611の外面の延びる方向に沿って、オペレーターハンドル80の基部811の部分が対向して延びるように、非操作位置においてオペレーターハンドル80は配置される。また、外面612であって、オペレーターハンドル80が非操作位置にあるときに、オペレーターハンドル80に対向するハウジング60の外面612の部分には、障子20が全開状態にまで至らない半開状態で障子20を更に開くことができないように揺動アーム91の回転(回動)を規制するか規制しないかの切り替えを行う切替操作部としての切替スイッチ614(図2参照)が設けられている。
オペレーターハンドル80の操作位置は、図2、図4に示すように、屋内側へ貫通部611の外面612から突出する位置である。オペレーターハンドル80は、操作位置において、ハウジング60の最も屋内側の部分よりも屋内側へ突出する。
障子開閉装置50は、操作部としてのオペレーターハンドル80が操作位置にあるときに、オペレーターハンドル80が回動軸J1を中心に回動することを防止するための回動防止機構を有している。また、回動防止機構による操作部の回動の防止を解除するための解除部材としてのボタン818を有している。
具体的には、回動防止機構は、図4等に示すように、回動軸部材621に形成された複数の周方向凹部601と、係合軸部816と、係合軸部816に固定され係合軸部816と一体で移動可能な被駆動部817と、被駆動部817と一体で移動可能であり係合軸部816と軸心が一致する位置関係を有する係合軸部819と、を有している。
係合軸部816は、円柱形状に形成されており、圧縮ばね815により回動軸部材621の方向へ移動するように付勢されている。被駆動部817は、回動軸部材621の途中の部分に固定されている。被駆動部817は、係合軸部816の移動方向に対して傾斜する被駆動斜面8171を有している。被駆動斜面8171は、図4等に示すように、係合軸部816に直交する方向において、回動軸部材621から離れるにつれて幅が広がるように傾斜している。
係合軸部819は、一端部が被駆動部817に接続され、他端部は、被駆動部817の軸心に対して傾斜する傾斜部8191を有している。傾斜部8191を有する係合軸部819の他端部は、周方向凹部601に対して被駆動部817及び係合軸部816と一体的に進退可能である。
ボタン818は、オペレーターハンドル80が非操作位置にあるときに、ハウジング60の貫通部611の外面612に対向するハンドル本体81の部分に形成された貫通孔を貫通して設けられており、貫通孔の貫通方向において移動可能である。従って、図3に示すように、オペレーターハンドル80が非操作位置にあるときには、オペレーターハンドル80を操作する側である屋内側から障子開閉装置50を見たときに、ボタン818はハンドル本体81によって隠された状態となっており、見えない状態となっている。また、オペレーターハンドル80が非操作位置にあるときに、切替操作部としてのハウジング60の外面612の切替スイッチ614(図2参照)は、図3に示すように、オペレーターハンドル80によって隠された状態となっており、見えない状態となっている。図2に示すように、オペレーターハンドル80が操作位置にあるときには、オペレーターハンドル80を操作する側である屋内側から障子開閉装置50を見たときに、ボタン818が見える状態になる。また、このとき、切替スイッチ614も見える状態になっている。
ハンドル本体81の外部に露出しているボタン818の部分であって、回動軸部材621寄りのボタン818の端部は、図2に示すように矩形に形成され、摘まみ部83寄りのボタン818の端部は半円形に形成され、ハンドル本体81の長手方向はハンドル本体81の長手方向に平行である。
図4等に示す断面では、ボタン818の上部は矩形に形成され、下部はボタン傾斜面8181を有している。ボタン傾斜面8181は被駆動斜面8171と平行の位置関係にあり、ボタン傾斜面8181と被駆動斜面8171とは、常時面で当接している。ボタン818をハンドル本体81の外側から押すことにより、被駆動斜面8171がボタン傾斜面8181に対して摺動して回動軸部材621から離れる方向へ押されて、周方向凹部601に係合していた係合軸部819が周方向凹部601から外れる。
これにより、ハンドル本体81は、回動軸部材621に対して回動可能となるように構成されている。周方向凹部601は、図4等に示すように、回動軸J1を中心として回動軸部材621の先端部の円形部の周方向に、約120°の位置関係で2つ形成されている。一方の周方向凹部601に係合軸部819が係合することにより、オペレーターハンドル80が非操作位置に維持され、他方の周方向凹部601に係合軸部819が係合することにより、オペレーターハンドル80が操作位置に維持される。
オペレーターハンドル80が非操作位置にあるときに、係合軸部819が係合する周方向凹部601の深さは浅い。このため、ボタン818を押さなくても、傾斜部8191に沿って係合軸部819は、周方向凹部601から抜け出して、オペレーターハンドル80を操作位置へ移動させることができるように構成されている。オペレーターハンドル80が操作位置にあるときに、係合軸部819が係合する周方向凹部601の深さは、係合軸部819の他端部の、傾斜部8191が設けられている部分の長さよりも深い。このため、ボタン818を押さないと、係合軸部819を、周方向凹部601から抜け出してオペレーターハンドル80を非操作位置へ移動させることができないように構成されている。
本実施形態によれば、以下の効果が奏される。
本実施形態では、操作部としてのオペレーターハンドル80は、障子20を開閉操作可能な操作位置と、障子20を開閉操作しないときに障子開閉装置50の開閉装置本体としてのハウジング60の外面612に沿って配置される非操作位置と、に回動軸J1を中心に回動可能である。そして、障子開閉装置50は、オペレーターハンドル80が操作位置にあるときに、オペレーターハンドル80が回動軸を中心に回動することを防止するための回動防止機構(周方向凹部601、係合軸部816、被駆動部817、係合軸部819)と、回動防止機構による操作部の回動の防止を解除するための解除部材としてのボタン818と、を有し、ボタン818は、オペレーターハンドル80が非操作位置にあるときに、開閉装置本体としてのハウジング60の外面612に対向するオペレーターハンドル80のハンドル本体81の部分に設けられている。
これにより、オペレーターハンドル80が非操作位置にあるときには、オペレーターハンドル80を操作する側である屋内側から障子開閉装置50を見たときに、ボタン818及び切替スイッチ614はハンドル本体81によって隠された状態とすることができ、見えない状態とすることができる。このため、屋内側から障子開閉装置50を見たときに、ボタン818及び切替スイッチ614によるデザイン上のノイズを無くすことができ、デザイン性の向上を図ることができる。
なお、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の目的を達成できる範囲での変形、改良等は本発明に含まれる。
例えば、操作部を備える障子開閉装置の構成は、本実施形態によるオペレーターハンドル80を備える障子開閉装置50の構成に限定されない。例えば、操作部としてのオペレーターハンドルに対向する開閉装置本体の外面は、オペレーターハンドルが非操作位置にあるときに、オペレーターハンドルが係合する操作部被係合部としてのハンドル収容部を有していてもよい。なお、以下の説明においては、前述の実施形態における部材と同様の部材については、前述の実施形態における各部材の符号の末尾に「A」を付して、説明を省略する。
図6は、建具の障子開閉装置50Aを屋内側から見た様子を示す斜視図であって、オペレーターハンドル80Aを操作位置に配置した状態を示す図である。図7は、図6に示す状態から、オペレーターハンドル80Aを非操作位置に移動させた状態を示す斜視図である。図8は、建具の障子開閉装置50Aを示す側面図であって、オペレーターハンドル80Aを操作位置に配置した状態を示す図である。図9は、図8に示す状態から、オペレーターハンドル80Aを非操作位置に移動させた状態を示す側面図である。なお、図6〜図9においては、揺動アームの図示を省略している。
具体的には、図6〜図9に示すように、障子開閉装置50Aのハウジング60Aは、ハウジング本体部603Aと、ハウジング本体部603Aの下端部からハウジング本体部603Aの底面に沿って突出して延びる板状の支持板状部604Aとを有している。図6等に示すように、ハウジング本体部603A、支持板状部604Aは、それぞれ略くの字形状に折れ曲がるオペレーターハンドル80Aに沿った形状に形成されている。
これにより、ハウジング本体部603Aの側面は、オペレーターハンドル80Aが非操作位置にあるときに、図7に示すように、折れ曲がるオペレーターハンドル80Aの内側の側面に面で対向して当接し、支持板状部604Aの上面は、折れ曲がるオペレーターハンドル80Aの下面に面で対向して当接する。即ち、オペレーターハンドル80Aは、ハウジング本体部603A、支持板状部604Aにより形成されるL字形状の内側の空間を有するハンドル収容部63Aに収容され、支持板状部604Aにより支持されている。
これにより、オペレーターハンドル80Aがハウジング60Aに密接した納まりとなり、デザイン性を向上させることができ、また、ハンドル収容部を形成しているハウジング60Aの部分である支持板状部604Aが、オペレーターハンドル80Aを支持することが可能となるため、オペレーターハンドル80Aの自重によってオペレーターハンドル80Aが垂れ下がらないようにすることができる。
そして、操作部としてのオペレーターハンドルに対向する開閉装置本体の外面は、オペレーターハンドルが非操作位置にあるときに、解除部材としてのボタン等が係合する解除部材被係合部としてのボタン収容凹部を有していてもよい。
具体的には、図6に示すように、オペレーターハンドル80Aに対向する開閉装置本体Aのハウジング本体部603Aの外面には、オペレーターハンドル80Aが非操作位置にあるときにボタン818Aが係合するボタン収容凹部605Aが形成されている。ボタン818Aがボタン収容凹部605A係合しているときには、ボタン818Aは十分に押されていない状態になっている。このため、図7に示す非操作位置から図6に示す操作位置へ、ボタン818Aを操作しなくても、前述の実施形態と同様に、傾斜部8191(図5参照)に沿って係合軸部819(図5参照)は、周方向凹部601(図5参照)から抜け出して、オペレーターハンドル80Aを操作位置へ移動させることができるように構成されている。このため、オペレーターハンドル80Aを容易に操作位置へ移動させることが可能である。
これにより、オペレーターハンドル80Aが非操作位置にあり、オペレーターハンドル80Aがハウジング60Aのハンドル収容部63Aに収容されているときに、ボタン収容凹部605Aにボタン818Aを係合した状態とすることができ、オペレーターハンドル80Aをハンドル収容部63Aから外れにくくすることが可能となる。
ハウジング60Aのハウジング本体部603Aの基部の側面606Aと、ハウジング本体部603Aの基部の底面607Aとは、直交する位置関係にあり、側面606Aは、見付面12aに平行に位置関係とされ、また、底面607Aは、戸先側下框32(図1参照)の下端縁に一致する位置関係とされて、障子開閉装置50Aは、下枠12に固定されている。
また例えば、上記実施形態では、建具1は、横辷り出しの開閉窓により構成されていたが、この構成に限定されない。例えば、建具は、縦辷り出しの開閉窓や、連窓、高所窓、天窓、ルーバー窓、ジャロジー、排煙窓等により構成されてもよい。
また、枠体、障子、障子開閉装置の回動防止機構、解除部材等の構成は、本実施形態による枠体10、障子20、障子開閉装置50の周方向凹部601、係合軸部816、被駆動部817、ボタン818、等の構成に限定されない。例えば、障子開閉装置は、下枠以外の枠体の部分、例えば、縦枠に取り付けられてもよい。また、例えば、障子開閉装置は、枠体に取り付けられた障子開閉部分と、障子開閉部分から回転軸が延びて、その延びた先の、障子開閉部分から離れた場所に設けられ、回転軸の端部を回転可能に支持すると共にオペレーターハンドルを回転可能に支持するハンドル支持部分と、オペレーターハンドルと、を有していてもよい。この場合には、障子開閉部分のハウジング、及び、ハンドル支持部分のハウジングは、開閉装置本体を構成する。
また、例えば、本実施形態においては、係合軸部819に傾斜部8191が形成されており、これにより、ボタン818を押さなくても、傾斜部8191に沿って係合軸部819は、周方向凹部601から抜け出して、オペレーターハンドル80を操作位置へ移動させることができるように構成されていたが、この構成に限定されない。
例えば、周方向凹部601が形成されている回動軸部材621の部分であって、傾斜部8191に対向する部分に傾斜部が形成されていてもよい。これにより、この傾斜部と傾斜部8191とにより、係合軸部819を周方向凹部601から、より抜け出しやすくすることが可能となる。また、傾斜部8191を、より大きい傾斜部としてもよい。
また、本実施形態では、オペレーターハンドル80が非操作位置にあるときには、ボタン818は押されていない状態となっていたが、変形例のように、ボタン818Aが十分に押されていない状態になっていて、これにより、ボタンを操作しなくても、オペレーターハンドルを非操作位置から操作位置へ移動させることが可能であってもよい。
1 建具
10 枠体
20 障子
50 障子開閉装置
60 ハウジング(開閉装置本体)
63A ハンドル収容部(操作部被係合部)
80 オペレーターハンドル(操作部)
601 周方向凹部(回動防止機構)
605A ボタン収容凹部(解除部材被係合部)
612 外面
816 係合軸部(回動防止機構)
817 被駆動部(回動防止機構)
818 ボタン(解除部材)
819 係合軸部(回動防止機構)
J1 回動軸

Claims (4)

  1. 枠体と、
    前記枠体内に開閉可能に取り付けられ框体を有する障子と、
    前記枠体に取り付けられ、前記障子を開閉操作可能な操作部を有する障子開閉装置と、を備え、
    前記操作部は、前記障子を開閉操作可能な操作位置と、前記障子を開閉操作しないときに前記障子開閉装置の開閉装置本体の外面に沿って配置される非操作位置と、に回動軸を中心に回動可能であり、
    前記障子開閉装置は、前記操作部が前記操作位置にあるときに、前記操作部が前記回動軸を中心に回動することを防止するための回動防止機構と、前記回動防止機構による前記操作部の回動の防止を解除するための解除部材と、を有し、
    前記解除部材は、前記操作部が前記非操作位置にあるときに、前記開閉装置本体の外面に対向する前記操作部の部分に設けられている建具。
  2. 前記操作部に対向する前記開閉装置本体の外面は、前記操作部が前記非操作位置にあるときに、前記解除部材が係合する解除部材被係合部を有する請求項1に記載の建具。
  3. 前記操作部に対向する前記開閉装置本体の外面は、前記操作部が前記非操作位置にあるときに、前記操作部が係合する操作部被係合部を有する請求項1又は請求項2に記載の建具。
  4. 前記操作部が前記非操作位置にあるときに、前記開閉装置本体の外面に設けられた切替操作部が、前記操作部に対向する前記開閉装置本体の部分に設けられている請求項1に記載の建具。
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