JPH10276238A - 通信装置 - Google Patents

通信装置

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JPH10276238A
JPH10276238A JP9095374A JP9537497A JPH10276238A JP H10276238 A JPH10276238 A JP H10276238A JP 9095374 A JP9095374 A JP 9095374A JP 9537497 A JP9537497 A JP 9537497A JP H10276238 A JPH10276238 A JP H10276238A
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JP
Japan
Prior art keywords
signal
speed change
procedure
requesting
communication
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JP9095374A
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Takehiro Yoshida
武弘 吉田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 送信機側の機能に応じて速度変更を要求する
手順信号と速度変更を要求しない手順信号とを選択して
伝送することができる通信装置を提供することを目的と
する。 【解決手段】 ITU−T勧告V.8手順、V.34手
順、V.34画伝送の通信制御において、送信機側から
画伝送送信後に速度変更を要求しないSh信号で始まる
手順信号を受信し、これに対し受信機が速度変更を要求
するPPh信号で始まる手順信号を送信して手順エラー
となる場合に、それ以後の当該宛先からの受信時には、
送信機が画伝送送信後に速度変更を要求しないSh信号
で始まるV.34手順信号を送信した場合、受信機は速
度変更を要求しないSh信号で始まる手順信号の送信へ
移行するようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えばV.34通
信可能なファクシミリ装置等の通信装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ITU−T勧告V.8手順、V.
34手順、V.34画伝送を行うファクシミリ伝送にお
いて、送信機が画伝送送信後、Sh信号で始まるV.3
4手順信号を送信してきた場合、受信機はSh信号で始
まるV.34手順信号を送信するか、あるいは、PPh
信号で始まるV.34手順信号を送信するかは、メーカ
ーマターであった。
【0003】ここで、Sh信号で始まるV.34手順信
号を送信する場合は、速度変更を要求しないものであ
り、PPh信号で始まるV.34手順信号を送信する場
合は、速度変更を要求するものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、送信機
側が画伝送送信後に速度変更を要求しないV.34手順
信号を送信してきた場合、受信機は、画伝送の受信時に
エラーがなければ、速度変更を要求しないV.34手順
信号(MCF信号)を送信し、所定量以下のエラーであ
れば、速度変更を要求しないV.34手順信号(PPR
信号)を送信し、所定量を超えるエラーであれば、速度
変更を要求するV.34手順信号(Sh信号)を送信す
ることが好ましいとして動作する。
【0005】しかしここで、一部の機種とのV.34通
信においては、送信機側が画伝送送信後に速度変更を要
求しないV.34手順信号を送信し、受信機からの速度
変更を要求するV.34手順信号を受信すると、送信機
の手順続行が不可能になる機種が存在している。
【0006】そこで本発明は、送信機側の機能に応じて
速度変更を要求する手順信号と速度変更を要求しない手
順信号とを選択して伝送することにより通信を続行する
ことが可能な通信装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本出願の第1の発明は、
速度変更を要求する手順信号と速度変更を要求しない手
順信号とを選択して伝送可能な通信手順機能を有する通
信装置において、前記送信機側の宛先を検出する手段を
有し、前記送信機側から画伝送送信後に速度変更を要求
しない手順信号を受信し、これに対して受信機側から速
度変更要求をする手順信号を送信して手順エラーとなる
場合には、それ以後の通信において、当該宛先からの受
信時には、送信機側から画伝送送信後に速度変更を要求
しない手順信号を受信した場合には、受信機側で速度変
更を要求しない手順信号の送信へ移行することを特徴と
する。
【0008】本出願の第2の発明は、前記送信機側の宛
先に対応して、送信機側から画伝送送信後に速度変更要
求しない手順信号を受信し、これに対して受信機側から
速度変更を要求する手順信号を送信して手順エラーとな
った場合には、その時点で伝送していた伝送ボーレー
ト、伝送ビットレート以下として次回以降の同一宛先か
らの通信を実行することを特徴とする。
【0009】本出願の第3の発明は、前記送信機側の宛
先を検出する手段は、呼出信号間の通信番号情報を検出
手段であることを特徴とする。
【0010】本出願の第4の発明は、前記速度変更を要
求する手順信号と速度変更を要求しない手順信号とを選
択して伝送可能な通信手順は、ITU−T勧告V.34
またはそれに類する規格による通信手順であることを特
徴とする。
【0011】本出願の第5の発明は、ITU−T勧告
V.8手順、V.34手順、V.34画伝送可能なファ
クシミリ装置であることを特徴とする。
【0012】本出願の第6の発明は、速度変更を要求し
ないV.34手順信号は、Sh信号で始まる手順信号と
し、速度変更を要求するV.34手順信号は、PPh信
号で始まる手順信号とすることを特徴とする。
【0013】本出願の第7の発明は、速度変更を要求す
る手順信号と速度変更を要求しない手順信号とを選択し
て伝送可能な通信方法において、前記送信機側から画伝
送送信後に速度変更を要求しない手順信号を受信し、こ
れに対して受信機側から速度変更要求をする手順信号を
送信して手順エラーとなる場合には、それ以後の通信に
おいて、宛先検出手段によって当該宛先からの受信と判
断した時には、送信機側から画伝送送信後に速度変更を
要求しない手順信号を受信した場合に、受信機側で速度
変更を要求しない手順信号の送信へ移行することを特徴
とする。
【0014】上述した第1〜第7の発明では、送信機側
が画伝送送信後に速度変更を要求しない手順信号を送信
した場合、受信機は画伝送の受信時に所定量を超えるエ
ラーが発生した際に、速度変更を要求する手順信号を送
信しても送信機が手順エラーとならない宛先に対して
は、速度変更を要求する手順信号を送信し、適切な速度
決定が可能となる。また、速度変更を要求する手順信号
を送信すると送信機が手順エラーとなる宛先に対して
は、速度変更を要求しない手順信号を送信し、次パーシ
ャルページの伝送を行うことが可能になり、使い易い装
置を提供できる。
【0015】また、上述した第2の発明では、送信機が
画伝送送信後に速度変更を要求しない手順信号を送信し
て、受信機が速度変更を要求する手順信号を送信した場
合に手順エラーとなった宛先からのこれ以降の受信時に
は、送信機が画伝送送信後に速度変更を要求しない手順
信号を送信した場合、受信機は所定量を超えるエラーで
あっても、速度変更を要求しない手順信号を送信して手
順エラーを防ぐケースにおいて、手順エラー発生時の画
伝送のボーレート、ビットレートより下げて通信を行う
ことから、確実な通信を行うことができ、エラーの発生
も少なくなり、その結果として通信時間の短縮が可能に
なった。
【0016】また、上述した第3の発明では、送信機の
宛先を適正に判断できる。さらに、第4〜第6の発明で
は、以上の第1〜第3の発明をITU−T勧告V.34
によるファクシミリ装置等に有効に活用することができ
る。
【0017】
【発明の実施の形態および実施例】図1は、本発明の一
実施例によるファクシミリ装置の構成を示すブロック図
である。
【0018】NCU(網制御装置)2は、電話網をデー
タ通信等に使用するために、その回線の端末に接続し、
電話交換網の接続制御を行なったり、データ通信路への
切換えを行なったり、ループの保持を行なうものであ
る。また、NCU2は、制御回路20からの信号レベル
(信号線20a)が「0」であれば、電話回線2aを電
話機4側に接続し、信号レベルが「1」であれば、電話
回線2aをファクシミリ装置側に接続するものである。
なお、通常状態では、電話回線2aは、電話機4側に接
続されている。
【0019】ハイブリッド回路6は、送信系の信号と受
信系の信号とを分離し、加算回路12からの送信信号を
NCU2経由で、電話回線2aに送出し、相手側からの
信号をNCU2経由で受取り、信号線6a経由で、変復
調器8に送るものである。
【0020】変復調器8は、ITU−T勧告V.8、
V.21、V.27ter、V.29、V.17、V.
34に基づいた変調、および復調を行なうものであり、
信号線20cにより、各伝送モードが指定される。この
変復調器8は、信号線20bに出力されている信号を入
力し、変調データを信号線8aに出力し、信号線6aに
出力されている受信信号を入力し、復調データを信号線
8bに出力する。
【0021】ANSam送出回路10は、ANSam信
号を送出する回路であり、信号線20dに信号レベル
「1」の信号が出力されている時には、信号線10aに
ANSam信号を送出し、信号線20dに信号レベル
「0」の信号が出力されている時には、信号線10aに
何も信号を出力しない。
【0022】加算回路12は、信号線8aの情報と信号
線10aの情報とを入力し、加算した結果を信号線12
aに出力するものである。読取回路14は、原稿の画像
を読取り、この読取り画像データを信号線14aに出力
するものである。記録回路16は、信号線20eに出力
されている情報を順次1ライン毎に記録するものであ
る。
【0023】メモリ回路18は、読取りデータの生情
報、あるいは、符号化した情報を格納したり、また、受
信情報、あるいは、復号化した情報等を格納するために
使用する。
【0024】呼出信号検出回路22は、呼出信号を検出
する回路であり、信号線2bの信号を入力し、呼出信号
を検出していると信号線22aにレベル「1」の信号を
出力し、呼出信号を検出していないと信号線22aにレ
ベル「0」の信号を出力するものである。
【0025】電話番号検出回路24は、呼出信号間の電
話番号を検出する回路であり、信号線2bの信号を入力
して、呼出信号間の電話番号情報を信号線24aに出力
するものである。
【0026】記憶回路26は、送信機側から速度変更を
要求をしないV.34手順信号を受信し、受信機側で所
定量を超えるエラーが発生して速度変更を要求するV.
34手順信号を送信した際に送信機が手順エラーとなっ
た場合、この宛先情報と、エラーとなる直前のV.34
画伝送のボーレート、ビットレートとを互いに対応させ
て信号線26aを介して記憶する回路である。
【0027】制御回路20は、本実施例において、IT
U−T勧告V.8手順、V.34手順、V.34画伝送
の制御を行うものである。そして、特に本発明の第1実
施例において、送信機側から画伝送送信後に速度変更を
要求しないV.34手順信号(Sh信号で始まる手順信
号)を受信し、これに対し受信機が速度変更を要求する
V.34手順信号(PPh信号で始まる手順信号)を送
信して手順エラーとなる場合に、それ以後の当該宛先か
らの受信時には、送信機が画伝送送信後に速度変更を要
求しないV.34手順信号(Sh信号で始まる手順信
号)を送信した場合、受信機は速度変更を要求しない
V.34手順信号(Sh信号で始まる手順信号)の送信
へ移行するよう制御する。なお、送信機側のあて先は、
電話番号検出回路24にて検出する。
【0028】図2〜図7は、本発明の第1実施例におけ
る制御回路20の制御の流れを示すフローチャートであ
る。
【0029】まず、S0において動作を開始し、S2
は、信号線26aを介して記憶回路26に登録されてい
る情報を全てクリアする。また、S4では、信号線20
aに信号レベル「0」の信号を出力し、CMLをオフす
る。S6では、信号線20dに信号レベル「0」の信号
を出力し、ANSam信号を送出しない状態とする。
【0030】次にS8では、信号線22aの情報を入力
し、呼出信号を検出したか否を判断し、呼出信号を検出
するとS12に進み、呼出信号を検出していないとS1
0に進み、その他の処理を実行してS2に進む。
【0031】S12では、信号線24aの情報を入力
し、呼出信号間の電話番号情報を記憶する。S14で
は、信号線20aに、信号レベル「1」の信号を出力
し、CMLをオンする。S16ではANSam信号の送
信、S18ではCM信号の受信、S20ではJM信号の
送信、S22ではCJ信号の受信を行う。
【0032】S24ではラインプロービング信号の受
信、S26ではロングトレーニング信号の受信、S28
ではパラメータ交換を行う。S30ではプライマリチャ
ネルデータの受信、S32ではV.34手順信号の受信
を行う。
【0033】S34では、送信機側からの速度変更を要
求があるか否かを判断し、速度変更を要求がある、具体
的にはPPh信号から始まるV.34手順信号を受信す
るとS36に進み、速度変更を要求がない、具体的には
Sh信号から始まるV.34手順信号を受信するとS5
6に進む。
【0034】S36、S38では、受信したV.34手
順信号の内容を判断し、PPS−MPS信号であるとS
40に進み、PPS−EOM信号であるとS52に進
む。
【0035】S40では、受信したプライマリチャネル
データにエラーしたフレームがあるか否かを判断し、エ
ラーフレームがあるとS44に進み、PPhで始まる
(速度変更を要求する)PPR信号の送信をしてS30
に進む。また、エラーフレームがないとS42に進み、
PPhで始まる(速度変更を要求する)MCF信号の送
信をしてS30に進む。
【0036】S46では、受信したプライマリチャネル
データにエラーしたフレームがあるか否かを判断し、エ
ラーフレームがあるとS50に進み、PPhで始まる
(速度変更を要求する)PPR信号の送信をしてS28
に進む。また、エラーフレームがないとS48に進み、
PPhで始まる(速度変更を要求する)MCF信号の送
信をしてS28に進む。
【0037】S52では、受信したプライマリチャネル
データにエラーフレームがあるか否かを判断し、エラー
フレームがあると、S44に進み、エラーフレームがな
いと、S54に進み、PPhで始まる(速度変更を要求
する)MCF信号の送信をしてS4に進む。
【0038】S56では、受信したV.34手順信号の
内容を判断し、PPS−MPS信号であるとS58に進
み、それ以外であるとS72に進む。
【0039】S58では、受信したプライマリチャネル
データにエラーフレームがあるか否かを判断し、エラー
フレームがないとS60に進み、Shで始まる(速度変
更を要求しない)MCF信号の送信をしてS30に進
む。
【0040】また、エラーフレームがあるとS62に進
み、S12で検出した送信機側の宛先が記憶回路26に
登録されているか否かを判断し、登録されているとS6
4に進み、Shで始まる(速度変更を要求をしない)P
PR信号の送信をしてS30に進む。また、登録されて
いないとS66に進み、PPhで始まる(速度変更を要
求する)PPR信号の送信をする。
【0041】次にS68では、送信機側が手順エラーし
たか否かを判断し、送信機側が手順エラーするとS70
に進み、S12で検出した送信側の宛先と直前の伝送ボ
ーレート、伝送ビットレートを信号線26aを介して記
憶回路26に登録してS4に進む。また、送信機側が手
順エラーしていないとS30に進む。
【0042】S72では受信したV.34手順信号の内
容を判断し、PPS−EOM信号であるとS74に進
み、PPS−EOM信号であるとS86に進む。
【0043】S74では受信したプライマリチャネルデ
ータにエラーフレームがあるか否かを判断し、エラーフ
レームがあるとS78に進み、エラーフレームがないと
S76に進み、Shで始まる(速度変更を要求をしな
い)MCF信号の送信をしてS28に進む。
【0044】S78ではS12で検出した送信側の宛先
が記憶回路26に登録されているか否かを判断し、登録
されているとS80に進み、Shで始まる(速度変更を
要求をしない)PPR信号の送信をしてS28に進む。
【0045】また、登録されていないとS82に進み、
PPhで始まる(速度変更を要求する)PPR信号の送
信をする。そして、S84では、送信機側が手順エラー
したか否かを判断し、送信機側が手順エラーするとS7
0に進み、送信機側が手順エラーしていないとS28に
進む。
【0046】S86では、受信したプライマリチャネル
データにエラーフレームがあるか否かを判断し、エラー
フレームがあるとS90に進み、エラーフレームがない
とS88に進み、Shで始まる(速度変更を要求をしな
い)MCF信号の送信をして、S4に進む。
【0047】また、S90では、S12で検出した送信
側の宛先が記憶回路26に登録されているか否かを判断
し、登録されているとS92に進み、Shで始まる(速
度変更を要求をしない)PPR信号の送信をしてS30
に進む。また、登録されていないとS94に進み、PP
hで始まる(速度変更を要求する)PPR信号の送信を
する。そして、S96では、送信機側が手順エラーした
か否かを判断し、送信機側が手順エラーするとS70に
進み、送信機側が手順エラーしていないとS30に進
む。
【0048】次に、本発明の第2実施例について説明す
る。
【0049】この第2実施例では、前記第1実施例の制
御に加えて、上述のように送信機側から画伝送送信後に
速度変更を要求しないV.34手順信号(Shで始まる
手順信号)を受信し、受信機が速度変更を要求するV.
34手順信号(PPhで始まる手順信号)を送信して手
順エラーとなった場合に、それまでV.34画伝送をし
ていた伝送ボーレート、伝送ビットレート以下として、
次回以降の同一宛先からの通信を実行するものである。
【0050】図8は、このような第2実施例の動作のう
ち上記第1実施例(図2〜図7)と異なる部分を示すフ
ローチャートである。
【0051】まず、S100はS12を表わしている。
そしてS102では、S12で検出した送信側の宛先が
記憶回路26に登録されているか否かを判断し、登録さ
れていないと伝送ボーレート、伝送ビットレートに特に
制限を設定しないで、S106(S14)に進む。ま
た、登録されているとS104に進み、信号線26aを
介して、この宛先に対応して記憶回路26に登録されて
いる伝送レートを最高の伝送レートとし、また、この宛
先に対応して記憶回路26に登録されている伝送ビット
レートより、1つ落とした伝送ビットレートを最高の伝
送ビットレートとした制限を設定する。この後、S10
6(S14)に進む。
【0052】なお、以上の実施例では、ITU−T勧告
V.8、V.34に準拠したファクシミリ通信について
説明したが、本発明は、このような勧告と同系統の機能
を有する通信プロトコルに基づく各種の通信装置に適用
し得るものである。
【0053】また、以上の実施例では、スタンドアロー
ンタイプのファクシミリ装置を例に説明したが、本発明
はこれに限らず、例えばコピー機能や電子ファイル機
能、さらにはデータ処理機能を通信機能と複合させた総
合的なデータ処理システムにおけるデータ通信制御に適
用し得ることは勿論である。
【0054】
【発明の効果】以上説明したように本出願の第1〜第7
の発明によれば、送信機側が画伝送送信後に速度変更を
要求しない手順信号を送信した場合、受信機は画伝送の
受信時に所定量を超えるエラーが発生した際に、速度変
更を要求する手順信号を送信しても送信機が手順エラー
とならない宛先に対しては、速度変更を要求する手順信
号を送信し、適切な速度決定が可能となる。また、速度
変更を要求する手順信号を送信すると送信機が手順エラ
ーとなる宛先に対しては、速度変更を要求しない手順信
号を送信し、次パーシャルページの伝送を行うことが可
能になり、使い易い装置を提供できる。
【0055】また、本出願の第2の発明によれば、送信
機が画伝送送信後に速度変更を要求しない手順信号を送
信して、受信機が速度変更を要求する手順信号を送信し
た場合に手順エラーとなった宛先からのこれ以降の受信
時には、送信機が画伝送送信後に速度変更を要求しない
手順信号を送信した場合、受信機は所定量を超えるエラ
ーであっても、速度変更を要求しない手順信号を送信し
て手順エラーを防ぐケースにおいて、手順エラー発生時
の画伝送のボーレート、ビットレートより下げて通信を
行うことから、確実な通信を行うことができ、エラーの
発生も少なくなり、その結果として通信時間の短縮が可
能になる。
【0056】また、本出願の第3の発明によれば、送信
機の宛先を適正に判断できる。さらに、本出願の第4〜
第6の発明によれば、以上の第1〜第3の発明をITU
−T勧告V.34によるファクシミリ装置等に有効に活
用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示すブロック図である。
【図2】本発明の第1実施例の動作を示すフローチャー
トである。
【図3】上記第1実施例の動作を示すフローチャートで
ある。
【図4】上記第1実施例の動作を示すフローチャートで
ある。
【図5】上記第1実施例の動作を示すフローチャートで
ある。
【図6】上記第1実施例の動作を示すフローチャートで
ある。
【図7】上記第1実施例の動作を示すフローチャートで
ある。
【図8】本発明の第2実施例の動作を示すフローチャー
トである。
【符号の説明】
2…NCU、 4…電話機、 6…ハイブリッド回路、 8…変復調器、 10…ANSam送出回路、 12…加算回路、 14…読取回路、 16…記録回路、 18…メモリ回路、 20…制御回路、 22…呼出信号検出回路、 24…電話番号検出回路、 26…記憶回路。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 速度変更を要求する手順信号と速度変更
    を要求しない手順信号とを選択して伝送可能な通信手順
    機能を有する通信装置において、 前記送信機側の宛先を検出する手段を有し、前記送信機
    側から画伝送送信後に速度変更を要求しない手順信号を
    受信し、これに対して受信機側から速度変更要求をする
    手順信号を送信して手順エラーとなる場合には、それ以
    後の通信において、当該宛先からの受信時には、送信機
    側から画伝送送信後に速度変更を要求しない手順信号を
    受信した場合には、受信機側で速度変更を要求しない手
    順信号の送信へ移行することを特徴とする通信装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、 前記送信機側の宛先に対応して、送信機側から画伝送送
    信後に速度変更要求しない手順信号を受信し、これに対
    して受信機側から速度変更を要求する手順信号を送信し
    て手順エラーとなった場合には、その時点で伝送してい
    た伝送ボーレート、伝送ビットレート以下として次回以
    降の同一宛先からの通信を実行することを特徴とする通
    信装置。
  3. 【請求項3】 請求項1または2において、 前記送信機側の宛先を検出する手段は、呼出信号間の通
    信番号情報を検出手段であることを特徴とする通信装
    置。
  4. 【請求項4】 請求項1〜3のいずれか1項において、 前記速度変更を要求する手順信号と速度変更を要求しな
    い手順信号とを選択して伝送可能な通信手順は、ITU
    −T勧告V.34またはそれに類する規格による通信手
    順であることを特徴とする通信装置。
  5. 【請求項5】 請求項4において、 ITU−T勧告V.8手順、V.34手順、V.34画
    伝送可能なファクシミリ装置であることを特徴とする通
    信装置。
  6. 【請求項6】 請求項4または5において、 速度変更を要求しないV.34手順信号は、Sh信号で
    始まる手順信号とし、速度変更を要求するV.34手順
    信号は、PPh信号で始まる手順信号とすることを特徴
    とする通信装置。
  7. 【請求項7】 速度変更を要求する手順信号と速度変更
    を要求しない手順信号とを選択して伝送可能な通信方法
    において、 前記送信機側から画伝送送信後に速度変更を要求しない
    手順信号を受信し、これに対して受信機側から速度変更
    要求をする手順信号を送信して手順エラーとなる場合に
    は、それ以後の通信において、宛先検出手段によって当
    該宛先からの受信と判断した時には、送信機側から画伝
    送送信後に速度変更を要求しない手順信号を受信した場
    合に、受信機側で速度変更を要求しない手順信号の送信
    へ移行することを特徴とする通信方法。
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