JP3610199B2 - データ通信システム - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、特にポーリング送信機とポーリング受信機との間でマルチセレクティブポーリングが可能なファクシミリ等のデータ通信システムに関するものである。マルチセレクティブポーリングとは、1つの局から1つの局に対して複数の文章を順次要求するポーリングのことであり、1つの局から複数の局に対してポーリング動作を行うことをも意味するものではない。
【0002】
【従来の技術】
現在、ITU−Tにおいてマルチセレクティブポーリング通信が提案されている。図12は、そのプロトコル例を示す説明図である。図において、DIS信号にマルチセレクション機能の有無を示す信号(msビット)があり、これがマルチセレクション機能有りを示す1である場合、ポーリング受信機側で、マルチセレクティブポーリングを要求するときには、DTC信号のmsビットを1にしていた。
【0003】
一方、ポーリング送信機では、1つの文章を送信すると、EOS信号を送信する。ここで、ポーリング受信機は次の文章を要求するのであれば、DTC信号を送信し、次の文章を要求しないのであれば、MCF信号を送信していた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上述の例では、次にポーリング受信をする場合において、ポーリング受信機で文章を正しく受信したことをポーリング送信機に通知できない。また、RTN信号、RTP信号の送出ができないため、トレーング動作の選択が有効に行えない等の欠点があった。
【0005】
また、ポーリング送信機がEOS信号を送信後、SEP/DTC信号の受信もするが、これは、従来のT.30プロトコルで規定されておらず、通信の不具合が発生する可能性があるという欠点があった。
【0006】
そこで本発明は、マルチセレクティブポーリング通信を有効に実行することができるデータ通信システムを提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本出願の請求項1にかかる発明は、ポーリング送信機とポーリング受信機との間でマルチポーリング通信が可能なデータ通信システムにおいて、ポーリング送信機は、DIS信号により、マルチポーリング送信機能の有無を宣言し、ポーリング受信機は、DTC信号により、直前に指定した情報に引き続き、さらに異なる情報のポーリング受信を要求するか否かを通知し、ポーリング送信機は、SEP信号により指定された文章を送信後、前記DTC信号により、さらに異なる情報のポーリング受信が要求されているか否かにより、送信する手順信号を変えるようにしたことを特徴とする。
【0008】
また本出願の請求項2にかかる発明は、請求項1において、ポーリング送信機は、SEP信号により指定された文章を送信後、DTC信号により、直前に指定された情報に引き続き、さらに異なる情報のポーリング受信を要求されている場合にはEOS信号を送信し、DTC信号により、直前に指定された情報に引き続き、さらに異なる情報のポーリング受信を要求されていない場合にはEOP信号を送信することを特徴とする。
【0009】
また本出願の請求項3にかかる発明は、請求項1または2において、ポーリング送信機が送信するEOS信号に対し、ポーリング受信機は、ECM通信モードでは、MCF信号、PPR信号、RNR信号の送信が可能で、G3通信モードでは、MCF信号、RTN信号、RTP信号の送信が可能であり、かつ、MCF信号、RTN信号、RTP信号の送信後は6秒経過後にDTC信号の送信へ移行することを特徴とする。
【0010】
また本出願の請求項4にかかる発明は、マルチポーリング受信を行う機能を有するポーリング受信機において、ポーリング送信機からのDIS信号により、マルチポーリング送信機能の有無が宣言された後、DTC信号により、直前に指定した情報に引き続き、さらに異なる情報のポーリング受信を要求するか否かを通知することにより、ポーリング送信機において、SEP信号により指定された文章を送信後、前記DTC信号により、さらに異なる情報のポーリング受信が要求されているか否かにより、送信する手順信号を変えさせるようにしたことを特徴とする。
【0011】
また本出願の請求項5にかかる発明は、マルチポーリング送信を行う機能を有するポーリング送信機において、DIS信号により、マルチポーリング送信機能の有無を宣言し、ポーリング受信機からDTC信号により、直前に指定した情報に引き続き、さらに異なる情報のポーリング受信を要求するか否かの通知を受けることにより、SEP信号により指定された文章を送信後、前記DTC信号により、さらに異なる情報のポーリング受信が要求されているか否かにより、送信する手順信号を変えるようにしたことを特徴とする。
【0012】
また本出願の請求項6にかかる発明は、ポーリング送信機とポーリング受信機との間でマルチポーリング通信が可能なデータ通信方法において、ポーリング送信機で、DIS信号により、マルチポーリング送信機能の有無を宣言し、ポーリング受信機で、DTC信号により、直前に指定した情報に引き続き、さらに異なる情報のポーリング受信を要求するか否かを通知し、ポーリング送信機で、SEP信号により指定された文章を送信後、前記DTC信号により、さらに異なる情報のポーリング受信が要求されているか否かにより、送信する手順信号を変えるようにしたことを特徴とする。
【0013】
また本出願の請求項7にかかる発明は、ポーリング送信機とポーリング受信機との間でマルチポーリング通信が可能なデータ通信を実行するためのコンピュータで読取可能なプログラムを記憶した記憶媒体において、ポーリング送信機で、DIS信号により、マルチポーリング送信機能の有無を宣言するステップと、ポーリング受信機で、DTC信号により、直前に指定した情報に引き続き、さらに異なる情報のポーリング受信を要求するか否かを通知するステップと、ポーリング送信機で、SEP信号により指定された文章を送信後、前記DTC信号により、さらに異なる情報のポーリング受信が要求されているか否かにより、送信する手順信号を変えるステップとを含むプログラムを記憶したことを特徴とする。
【0014】
以上のような本発明の構成により、マルチポーリングを要求する場合でも、1つ前にポーリングした情報が正しく受信できたか否かをポーリング受信機からポーリング送信機に通知でき、かつ、RTN、RTP、RNR、PPR信号の通信も可能になり、通信の確実性を増すことができる。
【0015】
また、1つ前に指定した情報に引き続いて、次に異なる情報のポーリング受信を要求するか否かをポーリング受信機からポーリング送信機に通知でき、この通知に基づいて、ポーリング送信機側で制御を変えることにより、通信の確実性を増すことができ、便利な通信を提供できる。
【0016】
【発明の実施の形態および実施例】
図1は、本発明の一実施例によるファクシミリ装置の構成を示すブロック図である。このファクシミリ装置は、ポーリング受信機とポーリング送信機の双方の機能を含むものである。本発明は、1つの局から1つの局に対して複数の文章を順次要求するポーリングであるマルチセレクティブポーリング(複数選択ポーリング)に関する発明である。以下、マルチセレクティブポーリングをマルチポーリングと略すが、このマルチポーリングは、1つの局から複数の局に対してポーリング動作を行うことをも意味するものではない。
【0017】
NCU(網制御装置)2は、電話網をデータ通信等に使用するために、その回線の端末に接続し、電話交換網の接続制御を行なったり、データ通信路への切換えを行なったり、ループの保持を行なうものである。また、NCU2は、制御回路20からの信号レベル(信号線20a)が「0」であれば、電話回線2aを電話機4側に接続し、信号レベルが「1」であれば、電話回線2aをファクシミリ装置側に接続するものである。なお、通常状態では、電話回線2aは、電話機4側に接続されている。
【0018】
ハイブリッド回路6は、送信系の信号と受信系の信号とを分離し、加算回路12からの送信信号をNCU2経由で、電話回線2aに送出し、相手側からの信号をNCU2経由で受取り、信号線6a経由で、変復調器8に送るものである。
【0019】
変復調器8は、ITU−T勧告V.8、V.21、V.27ter、V.29、V.17、V.34に基づいた変調、および復調を行なうものであり、信号線20cにより、各伝送モードが指定される。この変復調器8は、信号線20bに出力されている信号を入力し、変調データを信号線8aに出力し、信号線6aに出力されている受信信号を入力し、復調データを信号線8bに出力する。
【0020】
ANSam送出回路10は、ANSam信号を送出する回路であり、信号線20dに信号レベル「1」の信号が出力されている時には、信号線10aにANSam信号を送出し、信号線20dに信号レベル「0」の信号が出力されている時には、信号線10aに何も信号を出力しない。
【0021】
加算回路12は、信号線8aの情報と信号線10aの情報とを入力し、加算した結果を信号線12aに出力するものである。読取回路14は、原稿の画像を読取り、この読取り画像データを信号線14aに出力するものである。記録回路16は、信号線20eに出力されている情報を順次1ライン毎に記録するものである。
【0022】
メモリ回路18は、読取りデータの生情報、あるいは、符号化した情報を格納したり、また、受信情報、あるいは、復号化した情報等を格納するために使用する。
【0023】
操作部22は、ワンタッチダイヤル、短縮ダイヤル、テンキー、*・#キー、スタートキー、サブアドレス信号入力キー、セットキー、マルチポーリング受信指定キー、その他ファンクションキーを有し、押下されたキー情報を信号線22aに出力するものである。
【0024】
制御回路20は、本実施例のファクシミリ装置において、マルチポーリング通信の制御を実行するものである。本実施例では、まず、ポーリング送信機がDIS信号により、マルチポーリング送信機能の有無を宣言し、ポーリング受信機がDTC信号により、今指定した情報に引き続き、さらに異なる情報のポーリング受信を要求するか否かをポーリング送信機に通知する。これに対して、ポーリング送信機は、SEP信号により指定された文章を送信後、DTC信号により、今指定された情報に引き続き、さらに異なる情報のポーリング受信を要求されているか否かにより、送信する手順信号を変えるように動作する。
【0025】
具体的には、ポーリング送信機は、SEP信号により指定された文章を送信後、DTC信号により、今指定された情報に引き続き、さらに異なる情報のポーリング受信を要求されている場合には、EOS信号を送信する。また、DTC信号により、今指定された情報に引き続き、さらに異なる情報のポーリング受信を要求されていない場合には、EOP信号を送信する。
【0026】
これらのプロトコルにより、ポーリング受信機は、ポーリング送信機の送信するEOS信号に対して、ECM通信モードでは、MCF信号、PPR信号、RNR信号の送信が可能で、G3モードではMCF信号、RTN信号、RTP信号の送信が可能であり、かつ、MCF信号、RTN信号、RTP信号の送信後は、6秒経過後にDTC信号の送信へ移行する。
【0027】
図11は、本実施例におけるマルチポーリングのプロトコル例を示す説明図である。
【0028】
ポーリング受信機において、次情報のポーリング受信要求があれば、DTC信号のmsビットを1とする。ポーリング送信機では、文章送信後、EOS信号を送信し、これに対してポーリング受信機は、MCF、RNR、PPR、RTN、RTP信号を送信できる。
【0029】
また、ポーリング受信機において、次情報のポーリング受信要求がなければ、DTC信号のmsビットを0とし、ポーリング送信機は、文章送信後、EOP信号を送信し、終了処理に移行する。
【0030】
なお、以上のようなプロトコルを制御するプログラムは、制御回路20に設けられたROM(図示せず)に予め格納しておいてもよいし、または、フロッピディスク、ハードディスク、あるいはCD−ROM等の外部記憶媒体に記憶したものを専用の読取装置(図示せず)によってファクシミリ装置内のメモリに取り込み、これを制御回路20によって解読し、実行するようにしてもよい。
【0031】
図2〜図10は、本実施例における制御回路20の制御の流れを示すフローチャートである。
【0032】
図2において、S0で動作を開始し、S2では信号線20aに信号レベル「0」の信号を出力し、CMLをオフする。S4では信号線20dに信号レベル「0」の信号を出力し、ANSam信号を送信しない。
【0033】
S6では、自動着信が選択されたか否かを判断し、自動着信が選択されるとS12に進み、自動着信が選択されていないとS8に進む。
【0034】
S8では、信号線22aの情報を入力し、ポーリング受信が選択されたか否かを判断し、ポーリング受信が選択されるとS100に進み、ポーリング受信が選択されていないとS10に進み、その他の処理を行って、S2に戻る。
【0035】
S12では、信号線20aに信号レベル「1」の信号を出力してCMLをオンし、S14では、タイマ1に35秒をセットする。そして、S16では、NSF/CSI/DIS信号の送信を行う。ここで、DISのmsビットを1として、マルチポーリング通信機能ありを宣言する。また、S18ではタイマT4に3秒をセットする。
【0036】
次にS20では、DCS信号を検出したか否かを判断し、DCS信号を検出するとS22に進み、残りの前手順を実行し、S24で画信号の受信/記録、S26で後手順を行い、S2に戻る。
【0037】
また、S20でDCS信号を検出していないと、S28に進み、DTC信号を検出したか否かを判断し、DTC信号を検出するとS34に進み、DTC信号を検出していないとS30に進む。
【0038】
S30では、タイマT4がタイムオーバーしたか否かを判断し、タイムオーバーするとS2に進み、タイムオーバーしていないとS16に進む。
【0039】
S34では、DTC信号のmsビットは1か、すなわち、次情報のポーリング受信要求があるか否かを判断し、否定応答であるとS70に進む。また、肯定応答であるとS36に進み、残りの前手順を実行し、S38では、SEP信号により指定されたメモリボックスに格納されている情報の送信を行う。
【0040】
次にS40では、このメモリボックスに次ページがあるか否かを判断し、次ページがあるとS42に進み、中間手順を行い、S38に進む。
【0041】
また、S40で次ページがないと、S44に進み、ECM通信であるか否かを判断し、ECM通信であるとS46に進み、ノーマルG3通信であるとS62に進む。
【0042】
S46では、PPS−EOS信号を送信し、そのレスポンスを受信する。そして、S48ではPPR信号を検出したか否かを判断し、PPT信号を検出するとS38に進み、PPR信号を検出していないとS50に進む。
S50では、RNR信号を検出したか否かを判断し、RNR信号を検出するとS52に進み、RR信号を送信してS48に進む。また、RNR信号を検出していないとS54に進み、MCF信号を検出したか否かを判断し、MCF信号を検出していないとS2に進む。
【0043】
また、S54でMCF信号を検出するとS56に進み、タイマT1に35秒をセットし、S58、S60で、タイマT1がタイムオーバーする以内にDTC信号を検出したか否かを判断し、DTC信号を検出するとS34に進み、タイマT1がタイムオーバーするとS2に進む。
【0044】
S62ではEOS信号を送信し、レスポンスを受信する。S64、S66、S68では、それぞれ順にRTP信号、RTN信号、MCF信号を受信したか否かを判断し、RTP信号、あるいはRTN信号、あるいはMCF信号を検出するとS56に進み、RTP信号、RTN信号、MCF信号のいずれも検出しないとS2に進む。
【0045】
S70では、残りの前手順を実行し、S72は、SEP信号により指定されたメモリボックスに格納されている情報の送信を行う。S74では、このメモリボックスに次ページがあるか否かを判断し、次ページがあるとS76に進み、中間手順を実行してS72に進み、次ページがないとS78に進む。
【0046】
S78では、ECM通信であるか否かを判断し、ECM通信であるとS80に進み、ノーマルG3通信であるとS92に進む。
【0047】
S80では、PPS−EOP信号を送信し、そのレスポンスを受信する。S82では、PPR信号を検出したか否かを判断し、PPR信号を検出するとS72に進み、PPR信号を検出していないとS84に進む。
【0048】
S84では、RNR信号を検出したか否かを判断し、RNR信号を検出するとS86に進み、RR信号を送信し、S82に進む。また、S84でRNR信号を検出していないとS88に進む。
【0049】
S88では、MCF信号を検出したか否かを判断し、MCF信号を検出するとS90に進み、DCN信号を送信してS2に進み、S88でMCF信号を検出していないとS2に進む。
【0050】
S92では、EOP信号を送信し、そのレスポンスを受信する。S94、S96、S98では、それぞれ順にRTP信号、RTN信号、MCF信号を受信したか否かを判断し、RTP信号、あるいはRTN信号、あるいはMCF信号を検出するとS90に進み、RTP信号、RTN信号、MCF信号のいずれも検出しないとS2に進む。
【0051】
S100では、信号線20aに信号レベル「1」の信号を出力してCMLをオンし、S102では、タイマT1に35秒をセットする。
【0052】
S104、S106では、タイマT1以内にDIS信号を検出したか否かを判断し、DIS信号を検出するとS108に進み、タイマT1がタイムオーバーするとS2に進む。
【0053】
S108では、DIS信号より送信情報があるか否かを判断し、送信情報があるとS110に進み、送信情報がないとS2に進む。
【0054】
S110では、DIS信号よりマルチポーリング通信機能があるか、すなわち、msビットが1であるか否かを判断し、肯定応答であるとS126に進み、否定応答であるとS112に進む。
【0055】
S112では、SEP/NSC/CIG/DTC信号の送信を行う。ここで、DTC信号により、次情報のポーリング受信の要求なしをmsビットを0にすることにより宣言する。
【0056】
次にS114では、指定したSEP信号のメモリボックスに格納されている情報のポーリング受信を行う。S116では、次ページがあるか否かを判断し、次ページがあるとS118に進み、中間手順を実行してS114に進み、次ページがないとS120に進む。
【0057】
S120では、ECM通信であれば、PPS−EOP信号の受信、ノーマルG3通信ならEOP信号の受信を行う。そして、S122ではMCF信号の送信、S124ではDCN信号の順次受信を行う。
【0058】
S126では、次情報のポーリング受信要求をするか否かを判断し、肯定応答であるとS127に進み、否定応答であるとS112に進む。
【0059】
S127では、SEP/NSC/CIG/DTC信号の送信を行う。ここで、DTC信号のmsビットは1として、次情報のポーリング受信の要求ありを宣言する。そして、S128では、指定したSEP信号のメモリボックスに、格納されている情報のポーリング受信を行う。
【0060】
次に、S130では、このメモリボックスに次ページがあるか否かを判断し、次ページがあるとS132に進み、中間手順を実行してS128に進み、次ページがないとS134に進む。
【0061】
S134では、ECM通信であるか否かを判断し、ECM通信であるとS136に進み、PPS−EOS信号を受信し、ノーマルG3通信であるとS138に進み、EOS信号を受信する。
【0062】
この後、S140ではMCF信号の送信、S142では6秒のウェイトを行い、S126に進む。
【0063】
なお、以上の実施例では、スタンドアローンタイプのファクシミリ装置を例に説明したが、本発明はこれに限らず、例えばコピー機能や電子ファイル機能、さらにはデータ処理機能を通信機能と複合させた総合的なデータ処理システムにおけるデータ通信制御に適用し得ることは勿論である。また、画像伝送に限らず、他のデータ通信について同様の手順を適用することも可能である。
【0064】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、複数選択ポーリングを要求する場合でも、1つ前にポーリングした情報が正しく受信できたか否かをポーリング受信機からポーリング送信機に通知でき、かつ、RTN、RTP、RNR、PPR信号の通信も可能になり、通信の確実性を増すことができる。
【0065】
また、1つ前に指定した情報に引き続いて、次に異なる情報のポーリング受信を要求するか否かをポーリング受信機からポーリング送信機に通知でき、この通知に基づいて、ポーリング送信機側で制御を変えることにより、通信の確実性を増すことができ、便利な通信を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示すブロック図である。
【図2】上記実施例の動作を示すフローチャートである。
【図3】上記実施例の動作を示すフローチャートである。
【図4】上記実施例の動作を示すフローチャートである。
【図5】上記実施例の動作を示すフローチャートである。
【図6】上記実施例の動作を示すフローチャートである。
【図7】上記実施例の動作を示すフローチャートである。
【図8】上記実施例の動作を示すフローチャートである。
【図9】上記実施例の動作を示すフローチャートである。
【図10】上記実施例の動作を示すフローチャートである。
【図11】上記実施例におけるプロトコル例を示す説明図である。
【図12】従来のプロトコル例を示す説明図である。
【符号の説明】
2…NCU、
4…電話機、
6…ハイブリッド回路、
8…変復調器、
10…ANSam送出回路、
12…加算回路、
14…読取回路、
16…記録回路、
18…メモリ回路、
20…制御回路、
22…操作部。
Claims (11)
- ポーリング送信機とポーリング受信機との間で複数選択ポーリング通信が可能なデータ通信システムにおいて、
ポーリング送信機は、DIS信号により、複数選択ポーリング送信機能の有無を宣言し、ポーリング受信機は、指定した情報に引き続き、さらに異なる情報のポーリング受信を要求するか否かを、DTC信号によって、通知し、ポーリング送信機は、SEP信号により指定された文章を送信後、上記DTC信号により、さらに異なる情報のポーリング受信が要求されているか否かにより、送信する手順信号を変えるようにしたことを特徴とするデータ通信システム。 - 請求項1において、
ポーリング送信機は、SEP信号により指定された文章を送信後、DTC信号により、指定された情報に引き続き、さらに異なる情報のポーリング受信を要求されている場合にはEOS信号を送信し、DTC信号により、指定された情報に引き続き、さらに異なる情報のポーリング受信を要求されていない場合にはEOP信号を送信することを特徴とするデータ通信システム。 - 請求項1または2において、
ポーリング送信機が送信するEOS信号に対し、ポーリング受信機は、ECM通信モードでは、MCF信号、PPR信号、RNR信号の送信が可能であり、G3通信モードでは、MCF信号、RTN信号、RTP信号の送信が可能であり、
かつ、MCF信号、RTN信号、RTP信号の送信後は6秒経過後にDTC信号の送信へ移行することを特徴とするデータ通信システム。 - 複数選択ポーリング受信を行う機能を有するポーリング受信方法において、
ポーリング送信機からのDIS信号により、複数選択ポーリング送信機能の有無が宣言された後、DTC信号により、指定した情報に引き続き、さらに異なる情報のポーリング受信を要求するか否かを通知することを特徴とするポーリング受信方法。 - 複数選択ポーリング送信を行う機能を有するポーリング送信方法において、
DIS信号により、複数選択ポーリング送信機能の有無を宣言し、ポーリング受信機からDTC信号により、指定した情報に引き続き、さらに異なる情報のポーリング受信を要求する通知を受けたか否かを判定し、SEP信号により指定された文章を送信後、上記判定結果に応じて、送信する手順信号を変えることを特徴とするポーリング送信方法。 - ポーリング送信機とポーリング受信機との間で複数選択ポーリング通信が可能なデータ通信方法において、
ポーリング送信機で、DIS信号により、複数選択ポーリング送信機能の有無を宣言し、ポーリング受信機で、DTC信号により、指定した情報に引き続き、さらに異なる情報のポーリング受信を要求するか否かを通知し、ポーリング送信機で、SEP信号により指定された文章を送信後、上記DTC信号により、さらに異なる情報のポーリング受信が要求されているか否かにより、送信する手順信号を変えるようにしたことを特徴とするデータ通信方法。 - ポーリング送信機とポーリング受信機との間で複数選択ポーリング通信が可能なデータ通信を実行するためのプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記憶媒体において、
ポーリング送信機で、DIS信号により、複数選択ポーリング送信機能の有無を宣言するステップと、ポーリング受信機で、DTC信号により、指定した情報に引き続き、さらに異なる情報のポーリング受信を要求するか否かを通知するステップと、ポーリング送信機で、SEP信号により指定された文章を送信後、上記DTC信号により、さらに異なる情報のポーリング受信が要求されているか否かにより、送信する手順信号を変えるステップとを含むプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記憶媒体。 - 複数選択ポーリング受信を行うポーリング受信機において、
相手機からDIS信号を受信するDIS信号受信手段と;
複数選択ポーリング送信機能の有無が宣言された後に、指定された情報に引き続き、さらに異なるポーリングを要求するか否かをDTC信号により通知する通知手段と;
を有することを特徴とするポーリング受信機。 - 複数選択ポーリング受信を実行するためのコンピュータで読取可能なプログラムを記憶した記憶媒体において、
相手機からDIS信号を受信するDIS信号受信ステップと;
複数選択ポーリング送信機能の有無が宣言された後、指定された情報に引き続き、さらに異なるポーリングを要求するか否かをDTC信号により通知する通知ステップと;
を含むプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記憶媒体。 - 複数選択ポーリング送信するポーリング送信機において、
DIS信号によって、複数選択ポーリング送信機能の有無を宣言する宣言手段と;
ポーリング受信機からの指定された情報に引き続いて、ポーリング受信機が異なるポーリング受信を行うことをDTC信号により指示されたか否かを判定する判定手段と;
SEP信号によって指定された文書を送信する送信手段と;
上記送信手段がSEP信号によって指定した文書を送信した後に、上記判定結果に応じて送信する手順信号を変える制御手段と;
を有することを特徴とするポーリング送信機。 - 複数選択ポーリング送信を実行するためのコンピュータで読取可能なプログラムを記憶した記憶媒体において、
DIS信号によって、複数選択ポーリング送信機能の有無を宣言する宣言ステップと;
ポーリング受信機からの指定された情報に引き続いて、ポーリング受信機が異なるポーリング受信を行うことをDTC信号により指示されたか否かを判定する判定ステップと;
SEP信号によって指定された文書を送信する送信ステップと;
上記送信ステップがSEP信号によって指定した文書を送信した後に、上記判定結果に応じて送信する手順信号を変える制御ステップと;
を含むプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記憶媒体。
Priority Applications (3)
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Publications (2)
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