JPH10336417A - 通信装置 - Google Patents

通信装置

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Publication number
JPH10336417A
JPH10336417A JP9158149A JP15814997A JPH10336417A JP H10336417 A JPH10336417 A JP H10336417A JP 9158149 A JP9158149 A JP 9158149A JP 15814997 A JP15814997 A JP 15814997A JP H10336417 A JPH10336417 A JP H10336417A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
communication
procedure
27ter
signal
shortening
Prior art date
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Pending
Application number
JP9158149A
Other languages
English (en)
Inventor
Takehiro Yoshida
武弘 吉田
Hitoshi Saito
斉 齋藤
Koji Harada
耕二 原田
Koji Nishioka
孝二 西岡
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 V.8、V.34通信機能を有する通信装置
でV.21手順を実行する場合に、短縮手順を選択する
ことを可能とし、通信時間の短縮を図る。 【解決手段】 通信装置にITU−T勧告によるV.
8、V.34、V.21、V.27ter、V.29、
V.17通信を実行するとともに、独自モードによる第
1短縮手順と第2短縮手順とを実行する機能を設ける。
そして受信時において、第1短縮手順、V.8、V.3
4、V.21、V.27ter、V.29、V.17通
信機能有りを相手機に宣言する。この結果、V.8、
V.34通信機能を有する相手機とは、V.8、V.3
4通信を実行し、第1短縮手順による通信機能を有する
相手機とは、V.21、V.27ter、V.29、
V.17による第1短縮手順による通信を実行し、それ
以外の相手機とは、V.21、V.27ter、V.2
9、V.17通信を実行する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、特にITU−T勧
告によるV.8、V.34通信機能を有するファクシミ
リ装置等の通信装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、ITU−T勧告V.21、
V.27ter、V.29、V.17通信では、手順時
間が長いので、各メーカの独自プロトコルにより、手順
時間の短縮を図っていた。一方、V.8、V.34通信
では、前手順においてボーレートの決定、ビットレート
の決定があり、これ以上の時間短縮は困難である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、V.
8、V.34通信機能を有するファクシミリ装置も、
V.21、V.27ter、V.29、V.17通信機
能を有しており、このV.21、V.27ter、V.
29、V.17通信を実行する相手とは、短縮手順を実
行した方が、通信時間の短縮が可能になるが、V.8、
V.34通信機能を有するファクシミリ装置では、この
ような短縮手順を実行する機能は実現されていなかっ
た。
【0004】そこで本発明は、V.8、V.34通信機
能を有する通信装置において、V.21手順を実行する
場合に、短縮手順を選択することを可能とし、通信時間
の短縮を図ることができる通信装置を提供することを目
的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本出願の第1の発明は、
ITU−T勧告によるV.8、V.34、V.21、
V.27ter、V.29、V.17通信を実行する手
段を有するとともに、独自モードによる第1短縮手順と
第2短縮手順を実行する手段を有する通信装置におい
て、受信時に、第1短縮手順、V.8、V.34、V.
21、V.27ter、V.29、V.17通信機能有
りを相手機に宣言し、V.8、V.34通信機能を有す
る相手機とは、V.8、V.34通信を実行し、第1短
縮手順による通信機能を有する相手機とは、V.21、
V.27ter、V.29、V.17による第1短縮手
順による通信を実行し、それ以外の相手機とは、V.2
1、V.27ter、V.29、V.17通信を実行す
ることを特徴とする。
【0006】これにより、V.8、V.34通信機能を
有する通信装置は、受信時において、V.8、V.34
通信機能を有していない相手機とは、V.21、V.2
7ter、V.29、V.17にて、第1短縮手順が可
能になり、通信時間の短縮を行うことができる。
【0007】また本出願の第2の発明は、受信時に、
V.21手順によりNSF/DIS信号を送信する場合
と、V.34手順によりNSF/DIS信号を送信する
場合とで、FIFの内容を変えることにより、V.21
手順によりNSF/DIS信号を送信する場合に、その
FIFによって第1短縮手順の機能の有無を宣言するこ
とを特徴とする。
【0008】また本出願の第3の発明は、受信時に、
V.21手順によりNSF/DIS信号を送信する場合
は、第1短縮手順、V.8、V.34、V.21、V.
27ter、V.29、V.17通信機能有りを宣言
し、V.34手順によりNSF/DIS信号を送信する
場合は、V.8、V.34、V.21、V.27te
r、V.29、V.17通信機能有りを宣言することを
特徴とする。
【0009】以上により、V.8、V.34通信機能を
有する通信装置は、受信時において、V.8、V.34
通信機能を有していない相手機とは、V.21、V.2
7ter、V.29、V.17にて、第1短縮手順が可
能になるとともに、V.21のNSF/DISとV.3
4のNSF/DISとでFIFを変えることにより、適
切に第1短縮手順の機能の有無を通知でき、通信の確実
性を増すことができる。
【0010】また本出願の第4の発明は、発呼先に対応
して、第2短縮手順が前回の通信で成立したか否かを表
わすフラグと、第2短縮手順の通信機能の有無と、V.
21、V.27ter、V.29、V.17通信が連続
して所定回数成功したか否かのカウント値とを記憶する
記憶手段を有し、発呼時に、デフォルト処理としてV.
8、V.34通信を試み、相手機にV.8、V.34通
信機能がなく、V.21、V.27ter、V.29、
V.17通信を実行し、エラーのない通信が所定回数連
続し、かつ、相手機が第2短縮手順の通信機能を有して
いる場合には、次の同一宛先の発呼から第2短縮手順を
実行することを特徴とする。
【0011】これにより、V.8、V.34通信機能を
有する通信装置は、その送信時において、V.8、V.
34通信機能を有していない相手機とは、V.21、
V.27ter、V.29、V.17にて、第2短縮手
順あるいは第1短縮手順による通信が可能になり、通信
時間の短縮を行うことができる。
【0012】また本出願の第5の発明は、ITU−T勧
告によるV.8、V.34、V.21、V.27te
r、V.29、V.17通信を実行するとともに、独自
モードによる第1短縮手順と第2短縮手順とを実行する
通信装置の制御方法において、受信時に、第1短縮手
順、V.8、V.34、V.21、V.27ter、
V.29、V.17通信機能有りを相手機に宣言し、
V.8、V.34通信機能を有する相手機とは、V.
8、V.34通信を実行し、第1短縮手順による通信機
能を有する相手機とは、V.21、V.27ter、
V.29、V.17による第1短縮手順による通信を実
行し、それ以外の相手機とは、V.21、V.27te
r、V.29、V.17通信を実行することを特徴とす
る。
【0013】これにより、V.8、V.34通信機能を
有する通信装置は、受信時において、V.8、V.34
通信機能を有していない相手機とは、V.21、V.2
7ter、V.29、V.17にて、第1短縮手順が可
能になり、通信時間の短縮を行うことができる。
【0014】
【発明の実施の形態および実施例】図1は、本発明の一
実施例によるファクシミリ装置の構成を示すブロック図
である。
【0015】NCU(網制御装置)2は、電話網をデー
タ通信等に使用するために、その回線の端末に接続し、
電話交換網の接続制御を行なったり、データ通信路への
切換えを行なったり、ループの保持を行なうものであ
る。また、NCU2は、制御回路20からの信号レベル
(信号線20a)が「0」であれば、電話回線2aを電
話機4側に接続し、信号レベルが「1」であれば、電話
回線2aをファクシミリ装置側に接続するものである。
なお、通常状態では、電話回線2aは、電話機4側に接
続されている。
【0016】ハイブリッド回路6は、送信系の信号と受
信系の信号とを分離し、加算回路12からの送信信号を
NCU2経由で、電話回線2aに送出し、相手側からの
信号をNCU2経由で受取り、信号線6a経由で、変復
調器8に送るものである。
【0017】変復調器8は、ITU−T勧告V.8、
V.21、V.27ter、V.29、V.17、V.
34に基づいた変調、および復調を行なうものであり、
信号線20cにより、各伝送モードが指定される。この
変復調器8は、信号線20bに出力されている信号を入
力し、変調データを信号線8aに出力し、信号線6aに
出力されている受信信号を入力し、復調データを信号線
8bに出力する。
【0018】ANSam送出回路10は、ANSam信
号を送出する回路であり、信号線20dに信号レベル
「1」の信号が出力されている時には、信号線10aに
ANSam信号を送出し、信号線20dに信号レベル
「0」の信号が出力されている時には、信号線10aに
何も信号を出力しない。
【0019】加算回路12は、信号線8aの情報と信号
線10aの情報とを入力し、加算した結果を信号線12
aに出力するものである。読取回路14は、原稿の画像
を読取り、この読取り画像データを信号線14aに出力
するものである。記録回路16は、信号線20eに出力
されている情報を順次1ライン毎に記録するものであ
る。
【0020】メモリ回路18は、読取りデータの生情
報、あるいは、符号化した情報を格納したり、また、受
信情報、あるいは、復号化した情報等を格納するために
使用する。
【0021】呼出信号検出回路22は、呼出信号を検出
する回路であり、信号線2bの信号を入力し、呼出信号
を検出していると信号線22aに信号レベル「1」の信
号を出力し、呼出信号を検出していないと信号線22a
に信号レベル「0」の信号を出力する。
【0022】発呼回路24は、信号線20fに発呼命令
パルスが発生した時に、信号線20gに出力されている
電話番号情報を入力し、電話番号情報に応じた選択信号
を信号線2bに出力する。
【0023】通信結果記憶回路26は、ワンタッチダイ
ヤルに登録された各発呼先に対応して、その発呼先との
通信実績情報を信号線26aを介して登録する回路であ
る。ここに登録する通信実績情報としては、その発呼先
における第2短縮手順による通信機能の有無、前回の通
信が第2短縮手順によるものか否かを表わすフラグ、
V.21、V.27ter、V.29、V.17通信で
連続して通信が成功した回数をカウントしたカウンタ値
であるものとする。
【0024】なお、この通信結果記憶回路26における
デフォルト値としては、全ての宛先に対応し、第2短縮
手順の通信機能なし、前回の通信は第2短縮手順でな
い、V.21、V.27ter、V.29、V.17通
信で連続通信成功カウンタに0をセットする。
【0025】操作部28は、ワンタッチダイヤル、短縮
ダイヤル、テンキー、*・#キー、セットキー、スター
トキー、記憶回路26への登録キー、その他ファンクシ
ョンキー等を有したものであり、押下されたキー情報を
信号線28aに出力する。
【0026】制御回路20は、第1短縮手順、第2短縮
手順、V.8、V.34、V.21、V.27ter、
V.29、V.17通信手段を有する本実施例のファク
シミリ装置全体の制御を行うものであり、特に本実施例
では、以下のような制御を行う。
【0027】まず、受信時には、第1短縮手順、V.
8、V.34、V.21、V.27ter、V.29、
V.17通信機能有りを相手機に宣言し、V.8、V.
34通信機能を有する相手機とはV.8、V.34通信
を実行し、第1短縮手順による通信機能を有する相手機
とはV.21、V.27ter、V.29、V.17に
よる第1短縮手順による通信を実行し、それ以外の相手
機とはV.21、V.27ter、V.29、V.17
通信を実行する。
【0028】そして、この受信時において、V.21の
NSF/DIS信号の送信時には、そのFIFによって
第1短縮手順、V.8、V.34、V.21、V.27
ter、V.29、V.17通信機能有りを宣言し、
V.34のNSF/DIS信号の送信時には、そのFI
FによってV.8、V.34、V.21、V.27te
r、V.29、V.17通信機能有りを宣言するよう
に、FIFの内容を変える。
【0029】また、発呼時には、前記記憶回路26に格
納された情報により、デフォルトとしてはV.8、V.
34通信を試み、相手機にV.8、V.34通信機能が
なく、V.21、V.27ter、V.29、V.17
通信を実行し、エラーのないことが5通信連続し、か
つ、相手機が第2短縮手順の通信機能を有している場合
には、次の同一宛先の発呼から第2短縮手順を実行す
る。
【0030】次に、上述した第1短縮手順、第2短縮手
順について説明する。
【0031】図11は、第1短縮手順、第2短縮手順の
代表的なプロトコルを示す説明図である。
【0032】第1短縮手順では、受信機は、呼出信号検
出後、2.2秒経過して、CED、V.21のNSF/
CSI/DIS信号を送信し、ここでNSF信号のFI
Fにより、第1短縮手順の通信機能ありを送信機に通知
する。送信機は、この第1短縮手順の通信機能ありを検
出し、V.21のNSSで概略の設定をし、続いて、高
速信号(V.27ter、V.29、V.17)でのト
レーニング信号、フラグ、NSS信号の送信をし、詳細
の設定をする。その後、画信号を送信し、高速信号
(V.27ter、V.29、V.17)のEOP信号
を送信する。受信機は、このEOP信号に対して、V.
21のMCF信号を送信し、送信機はこのMCF信号に
対して、V.21のDCN信号を送信する。
【0033】次に、第2短縮手順では、送信機は、呼接
続後1秒間隔で、V.21のNSS信号を送信し、第2
短縮手順で送信する旨を受信機に伝える。受信機は第2
短縮手順が可能であるとV.21のCFR信号を送信
し、送信機は続いて高速信号(V.27ter、V.2
9、V.17)のトレーニング信号、フラグ、NSS信
号の送信をし、その後、画信号を送信する。これ以降の
プロトコルは、第1短縮手順と同一である。
【0034】図2〜図10は、本実施例による制御回路
20の制御の流れを示すフローチャートである。
【0035】図2において、S0で動作を開始し、S2
では、信号線20aに信号レベル「0」の信号を出力し
てCMLをオフする。S4では、信号線20dに信号レ
ベル「0」の信号を出力してANSam信号を送信しな
い状態とする。
【0036】S6では、信号線28aの情報を入力し、
ワンタッチダイヤルの登録が選択されたか否かを判断
し、選択されるとS8に進み、信号線26aを介してワ
ンタッチダイヤルを記憶回路26に登録する。なお、こ
の登録においては、ワンタッチダイヤルに対応して1回
前の通信で第2短縮手順は実施していない。また、相手
機は第2短縮手順の機能なし、V.21、V.27te
r、V.29、V.17通信で連続通信成功カウンタ値
に0をセットする。この後、S10に進む。
【0037】また、S6でワンタッチダイヤルの登録が
選択されていないと、S8をスキップしてS10に進
む。
【0038】S10では、信号線28aの信号を入力
し、発呼が選択されたか否かを判断し、発呼が選択され
るとS66に進み、発呼が選択されていないとS12に
進む。S12では、信号線22aの情報を入力し、着呼
が選択されたか否かを判断し、選択されるとS16に進
み、選択されないとS14に進み、その他の処理をし
て、S2に進む。
【0039】S16では、信号線20aに信号レベル
「1」の信号を出力してCMLをオンする。S18で
は、T1タイマに35秒をセットする。S20では、2
00msのウェイトを行う。S22では、Timerに
5秒をセットする。S24では、ANSam信号の送信
を行う。
【0040】S26では、CM信号を検出したか否かを
判断し、検出するとS30に進み、検出していないとS
28に進む。S28では、Timerがタイムオーバー
したか否かを判断し、タイムオーバーするとS42に進
み、タイムオーバーしていないとS24に進む。
【0041】S30ではJM信号の送信、S32ではC
J信号の受信、S34ではラインプロービング信号の受
信、S36ではロングトレーニング信号の受信を順次行
い、さらに、S38ではパラメータ交換を行う。ここ
で、NSF/DIS信号により、V.8、V.34、
V.21、V.27ter、V.29、V.17通信機
能ありを通知する。すなわち、ここではNSF/DIS
信号により、第1短縮手順の通信機能ありを通知しな
い。
【0042】そして、S40では、V.34のプライマ
リチャネルの受信、コントロールチャネルの通信を行
い、S2に進む。
【0043】また、S42では、NSF/CSI/DI
S信号の送信を行う。ここでは、NSF/DIS信号に
より、第1短縮手順、V.8、V.34、V.21、
V.27ter、V.29、V.17通信機能ありを通
知する。
【0044】S44では、T4タイマに3秒をセットす
る。S46では、CI信号を検出したか否かを判断し、
CI信号を検出するとS22に進み、CI信号を検出し
ていないとS48に進む。
【0045】S48では、第1短縮手順のNSS信号を
検出したか否かを判断し、検出するとS56に進み、検
出していないとS50に進む。S50では、NSS/T
SI/DCS信号を検出したか否かを判断し、検出する
とS62に進み、検出していないとS52に進む。
【0046】S52では、T4タイマがタイムオーバー
したか否かを判断し、タイムオーバーするとS54に進
み、タイムオーバーしていないとS46に進む。S54
では、T1タイマがタイムオーバーしたか否かを判断
し、タイムオーバーするとS52に進み、タイムオーバ
ーしていないとS42に進む。
【0047】S56では、V.27ter、V.29、
V.17のNSS/PIXの受信、S58では第1短縮
手順の実行を行う。S60では、次ページがあるか否か
を判断し、次ページがあるとS56に進み、次ページが
ないとS2に進む。
【0048】S62では残りの手順を行い、S64で
は、V.27ter、V.29、V.17画伝送、V.
21手順を行う。S66では指定された宛先へ発呼す
る。
【0049】S68では、信号線20aに信号レベル
「1」の信号を出力してCMLをオンする。S70で
は、T1タイマに35秒をセットする。
【0050】S72では、信号線26aの情報を入力
し、発呼した宛先は1回前に第2短縮手順を実行したか
否かを判断し、実行しているとS76に進み、第2短縮
手順のNSS信号を送信し、実行していないとS74に
進む。
【0051】S74では、信号線26aの情報を入力
し、発呼した宛先は5回連続してV.27ter、V.
29、V.17の通信が成功し、かつ、第2短縮手順の
機能を有しているか否かを判断し、肯定応答であるとS
76に進み、否定応答であるとS126に進む。
【0052】S78では、T4タイマに1秒をセットす
る。S80では、CFR信号を検出したか否かを判断
し、CFR信号を検出するとS94に進み、CFR信号
を検出していないとS82に進む。
【0053】S82では、NSF/CSI/DIS信号
を検出したか否かを判断し、検出するとS84に進み、
検出していないとS90に進む。
【0054】S84では、第2短縮手順の機能の有無を
信号線26aを介して記憶回路26に宛先に対応して記
憶する。S86では、V.8、V.34の通信機能があ
るか否かを判断し、肯定応答であるとS102に進み、
否定応答であるとS88に進む。S88では、第1短縮
手順の通信機能があるか否かを判断し、あるとS110
に進み、ないとS120に進む。
【0055】S90では、T4タイマがタイムオーバー
したか否かを判断し、タイムオーバーするとS92に進
み、タイムオーバーしていないとS80に進む。S92
では、T1タイマがタイムオーバーしたか否かを判断
し、タイムオーバーするとS2に進み、タイムオーバー
していないとS76に進む。
【0056】S94ではV.27ter、V.29、
V.17のNSS/PIXの受信を行い、S96では第
2短縮手順を実行する。S98では、次ページがあるか
否かを判断し、次ページがあるとS94に進み、次ペー
ジがないとS100に進む。
【0057】S100では、この宛先に対応し、前回は
第2短縮手順を実行し、相手機は第2短縮手順の機能あ
り、通信カウンタには0をセットした情報を記憶回路2
6に記憶する。この後、S2に進む。
【0058】S102ではCI信号の送信、S104で
はANSam信号の受信を行う。S106では、残りの
V.8手順、V.34のプライマリチャネルの送信、
V.34のコントロールチャネルの通信を行う。
【0059】S108では、信号線26aを介して、こ
の宛先に対応し、前回は第2短縮手順を実行せず、通信
カウンタには0をセットした情報を記憶回路26に登録
する。この後、S2に進む。
【0060】S110では、V.21のNSS信号の送
信、S112では、V.27ter、V.29、V.1
7のNSS/PIXの送信を行う。S114は、第1短
縮手順の実行を行う。S116では、次ページがあるか
否かを判断し、あるとS112に進み、ないとS118
に進む。
【0061】S118では、この宛先に対応し、前回は
第2短縮手順を実行せず、通信カウンタの値を1つイン
クリメントした情報を記憶回路26に登録する。
【0062】S120では、残りのV.21手順を行
い、S122では、V.27ter、V.29、V.1
7画伝送を行い、S124では、V.21後手順を行
う。
【0063】S126では、CNG信号の送信を行い、
S128では、T4タイマに3秒をセットする。S13
0では、2100Hzの信号を検出したか否かを判断
し、検出するとS138に進み、検出していないとS1
32に進む。
【0064】S132では、NSF/CSI/DIS信
号を検出したか否かを判断し、検出するとS84に進
み、検出していないとS134に進む。S134では、
T4タイマがタイムオーバーしたか否かを判断し、タイ
ムオーバーするとS136に進み、タイムオーバーして
いないとS130に進む。
【0065】S136では、T1タイマがタイムオーバ
ーしたか否かを判断し、タイムオーバーするとS2に進
み、タイムオーバーしていないとS126に進む。
【0066】S138では、ANSam信号を検出した
か否かを判断し、検出するとS106に進み、検出して
いないとS130に進む。
【0067】なお、以上の実施例では、ITU−T勧告
V.8、V.34に準拠したファクシミリ通信について
説明したが、本発明は、このような勧告と同系統の機能
を有する通信プロトコルに基づく各種の通信装置に適用
し得るものである。
【0068】また、以上の実施例では、スタンドアロー
ンタイプのファクシミリ装置を例に説明したが、本発明
はこれに限らず、例えばコピー機能や電子ファイル機
能、さらにはデータ処理機能を通信機能と複合させた総
合的なデータ処理システムにおけるデータ通信制御に適
用し得ることは勿論である。
【0069】
【発明の効果】以上説明したように、本出願の第1、第
5の発明によれば、V.8、V.34通信機能を有する
通信装置が、受信時において、V.8、V.34通信機
能を有していない相手機とは、V.21、V.27te
r、V.29、V.17にて、第1短縮手順が可能にな
り、通信時間の短縮を行うことができる。
【0070】また本出願の第2、第3の発明によれば、
V.8、V.34通信機能を有する通信装置が、受信時
において、V.8、V.34通信機能を有していない相
手機とは、V.21、V.27ter、V.29、V.
17にて、第1短縮手順が可能になるとともに、V.2
1のNSF/DISとV.34のNSF/DISとでF
IFを変えることにより、適切に第1短縮手順の機能の
有無を通知でき、通信の確実性を増すことができる。
【0071】また本出願の第4の発明によれば、V.
8、V.34通信機能を有する通信装置が、送信時にお
いて、V.8、V.34通信機能を有していない相手機
とは、V.21、V.27ter、V.29、V.17
にて、第2短縮手順あるいは第1短縮手順による通信が
可能になり、通信時間の短縮を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示すブロック図である。
【図2】上記実施例の動作を示すフローチャートであ
る。
【図3】上記実施例の動作を示すフローチャートであ
る。
【図4】上記実施例の動作を示すフローチャートであ
る。
【図5】上記実施例の動作を示すフローチャートであ
る。
【図6】上記実施例の動作を示すフローチャートであ
る。
【図7】上記実施例の動作を示すフローチャートであ
る。
【図8】上記実施例の動作を示すフローチャートであ
る。
【図9】上記実施例の動作を示すフローチャートであ
る。
【図10】上記実施例の動作を示すフローチャートであ
る。
【図11】上記実施例における第1短縮手順、第2短縮
手順の代表的なプロトコルを示す説明図である。
【符号の説明】
2…NCU、 4…電話機、 6…ハイブリッド回路、 8…変復調器、 10…ANSam送出回路、 12…加算回路、 14…読取回路、 16…記録回路、 18…メモリ回路、 20…制御回路、 22…呼出信号検出回路、 24…発呼回路、 26…記憶回路、 28…操作部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 西岡 孝二 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ITU−T勧告によるV.8、V.3
    4、V.21、V.27ter、V.29、V.17通
    信を実行する手段を有するとともに、独自モードによる
    第1短縮手順と第2短縮手順を実行する手段を有する通
    信装置において、 受信時に、第1短縮手順、V.8、V.34、V.2
    1、V.27ter、V.29、V.17通信機能有り
    を相手機に宣言し、 V.8、V.34通信機能を有する相手機とは、V.
    8、V.34通信を実行し、 第1短縮手順による通信機能を有する相手機とは、V.
    21、V.27ter、V.29、V.17による第1
    短縮手順による通信を実行し、 それ以外の相手機とは、V.21、V.27ter、
    V.29、V.17通信を実行する、 ことを特徴とする通信装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、 受信時に、V.21手順によりNSF/DIS信号を送
    信する場合と、V.34手順によりNSF/DIS信号
    を送信する場合とで、FIFの内容を変えることによ
    り、V.21手順によりNSF/DIS信号を送信する
    場合に、そのFIFによって第1短縮手順の機能の有無
    を宣言することを特徴とする通信装置。
  3. 【請求項3】 請求項2において、 受信時に、V.21手順によりNSF/DIS信号を送
    信する場合は、第1短縮手順、V.8、V.34、V.
    21、V.27ter、V.29、V.17通信機能有
    りを宣言し、 V.34手順によりNSF/DIS信号を送信する場合
    は、V.8、V.34、V.21、V.27ter、
    V.29、V.17通信機能有りを宣言する、 ことを特徴とする通信装置。
  4. 【請求項4】 請求項1において、 発呼先に対応して、第2短縮手順が前回の通信で成立し
    たか否かを表わすフラグと、第2短縮手順の通信機能の
    有無と、V.21、V.27ter、V.29、V.1
    7通信が連続して所定回数成功したか否かのカウント値
    とを記憶する記憶手段を有し、 発呼時に、デフォルト処理としてV.8、V.34通信
    を試み、相手機にV.8、V.34通信機能がなく、
    V.21、V.27ter、V.29、V.17通信を
    実行し、エラーのない通信が所定回数連続し、かつ、相
    手機が第2短縮手順の通信機能を有している場合には、
    次の同一宛先の発呼から第2短縮手順を実行することを
    特徴とする通信装置。
  5. 【請求項5】 ITU−T勧告によるV.8、V.3
    4、V.21、V.27ter、V.29、V.17通
    信を実行するとともに、独自モードによる第1短縮手順
    と第2短縮手順とを実行する通信装置の制御方法におい
    て、 受信時に、第1短縮手順、V.8、V.34、V.2
    1、V.27ter、V.29、V.17通信機能有り
    を相手機に宣言し、 V.8、V.34通信機能を有する相手機とは、V.
    8、V.34通信を実行し、 第1短縮手順による通信機能を有する相手機とは、V.
    21、V.27ter、V.29、V.17による第1
    短縮手順による通信を実行し、 それ以外の相手機とは、V.21、V.27ter、
    V.29、V.17通信を実行する、 ことを特徴とする通信装置の制御方法。
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