JPH08242221A - データ通信装置 - Google Patents

データ通信装置

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JPH08242221A
JPH08242221A JP7044188A JP4418895A JPH08242221A JP H08242221 A JPH08242221 A JP H08242221A JP 7044188 A JP7044188 A JP 7044188A JP 4418895 A JP4418895 A JP 4418895A JP H08242221 A JPH08242221 A JP H08242221A
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JP
Japan
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communication
procedure
signal
full
duplex communication
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Withdrawn
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JP7044188A
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Inventor
Takehiro Yoshida
武弘 吉田
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Original Assignee
Canon Inc
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Publication date
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Priority to EP96100994A priority patent/EP0724355B1/en
Priority to DE69627404T priority patent/DE69627404T2/de
Priority to CN96100761A priority patent/CN1091331C/zh
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 全2重通信により手順信号の送受信を行なう
場合に、通信中に全2重通信が不可になりエラー終了す
ることを極力少なくする。 【構成】 制御回路20は、モデム8により相手先への
手順信号の送出開始から所定時間内に応答信号が受信さ
れないと、全2重通信によるV.8、V.34の手順実
行をエラー終了し、リダイヤル時に、T.30のV.2
1の手順により画像通信を行なう。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、データ通信装置、特に
全2重通信により通信手順信号の送受信を行なうデータ
通信装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の装置として、例えばファ
クシミリ装置では、通信時間を短縮するために、従来半
2重通信により送受信していた通信モード等の設定を行
なうための手順信号を全2重通信により送受信すること
が考えられている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、全2重
通信が可能か否かは、回線品質に大きく依存する。この
為に、回線接続の時点では全2重通信による手順信号の
送受信が可能であっても、通信途中で回線品質が低下し
全2重通信が続行できなくなってしまうことがある。こ
の場合には、全2重通信が不可のために、その通信は、
通信途中がエラー終了してしまう。
【0004】しかし、前記2重通信が可能か否かは、回
線品質に大きく依存する。従って、通信相手先が全2重
通信による通信手順の機能を有していても、その相手先
との回線品質が良くないと、上述の全2重通信の手順が
実行できない場合がある。そこで、一連の通信におい
て、通信途中で全2重通信の手順が実行できなくなると
通常の手順へ切り換えることが考えられるが、通信途中
で手順方式を切り換えると全体として手順が複雑になっ
てしまうという問題がある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明では、判別手段が
全2重通信による手順が不可と判別し、その判別結果に
応じて、選択手段が前記全2重通信による手順を開始す
るか、それとも半2重通信による手順を開始するか選択
するようにしたので、通信手順を複雑にすることなく、
その相手先に対して適切な通信を行なえる。
【0006】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を詳細
に説明する。
【0007】尚、以下の実施例では、ファクシミリ装置
を例に説明するが、本発明は、手順信号の通信とデータ
の通信を行なう全2重通信が可能なデータ通信装置に
は、全て適用できる。
【0008】図1は本実施例のファクシミリ装置の構成
を示したブロック図である。
【0009】図中、2はNCU(網制御装置)であり、
公衆回線網の電話回線2aを電話機4又はハイブリッド
回路6に選択的に接続するためのCMLリレー、電話回
線2aの回線ループを形成するためのループ形成回路及
び電話回線2aからの呼び出し信号(CI信号)を検出
するCI検出回路等から構成されている。
【0010】ハイブリッド回路6は、送信系の信号と受
信系の信号を分離するための回路である。
【0011】8は、変復調器(モデム)であり、ハイブ
リツド回路6からの受信系の信号を復調してデジタルデ
ータとして制御回路20に出力したり制御回路20から
のデジタルデータを変調し加算回路12を介してハイブ
リッド回路6に送信系の信号として出力する。このモデ
ム8は、手順信号の変調・復調用として、Vシリーズ勧
告のV.8、V.21、V.34、又画信号の変調復調
用として、V.27ter、V.29、V.17、V.
34の機能を有する。これらの変調・復調方式及び伝送
スピードは、制御回路20からの制御信号により切り換
えられる。
【0012】10は公衆回線網のエコーサプレッサ又は
エコーキャンセラ機能をディスイネーブルし、V.8の
全2重通信の手順信号の送受信を行なうためのANSa
m信号(2100Hzの信号を変調した信号)を加算回
路12、ハイブリッド回路6、NCU2を介して回線2
aに送出するANSam信号を送出回路である。このA
NSam信号送出回路10は、制御回路20からの制御
信号に従って、ANSam信号の送出を行なう。
【0013】14は、原稿を読み取るための読取部であ
り、16は、画信号を画像として記録する記録部であ
る。
【0014】18は、画像メモリであり、読取られた画
像データ、受信した画像データを記憶するためのもので
ある。
【0015】20は、制御回路であり、マイクロコンピ
ュータ、ROM、RAM等から構成されている。制御回
路20は、読取部14の制御、記録部16の制御、操作
部22からの各種のキー信号の入力制御及び操作部22
に設けられている表示器の表示制御、画像データの符号
化処理・復号化処理(MH、MR、MMR等の符号化、
復号化処理)、モデム8の変復調方式の切り換え制御及
び伝送スピードの切り換え制御、ANSam信号送出回
路10による信号送出制御、後述する手順信号の送受信
と画像データの通信の通信シーケンスの制御等を行な
う。
【0016】次に、本実施例の概要について説明する。
【0017】本実施例では、まず全2重通信により手順
信号の送受信を行なう。図2は、本実施例の通信シーケ
ンスを示した図である。
【0018】着呼側は、着信に応答して、ANSam信
号送出回路10からANSam信号(2100Hzを1
5Hzで変調した信号)を送出する。このANSam信
号により公衆網のエコーサプレッサ機能又はエコーキャ
ンセラ機能がディスイネーブル状態となり全2重通信が
可能となる。発呼側は、着呼側からのANSam信号を
受信すると、V.8変調によるCM信号を送出し、この
CM信号により画信号伝送において実行可能な伝送モー
ドを着呼側に通知する。着呼側は、CM信号を受信する
と、ANSam信号の送出を停止し、V.8変調による
JM信号を送出する。着呼側は、このJM信号によっ
て、CM信号で通知された実行可能な伝送モードの中
で、着呼側が実行できる伝送モードを発呼側に通知す
る。発呼側は、JM信号を受信するとCM信号の送出を
停止し、V.8変調のCJ信号を送出する。発呼側は、
このCJ信号によりJM信号に基づいて決定した伝送モ
ードを着呼側に通知する。着呼側は、CJ信号を受信す
ると、JM信号の送出を停止し、発呼側からのラインプ
ルービング信号の受信処理へ進む。
【0019】一方、発呼側は、CJ信号の送出を停止し
てから50msec経過後に回線2aの状況をチェック
するためのラインプルービング信号(V.34で変調さ
れた信号)を送出する。この間の信号断は、50mse
cであるので、公衆網のエコーサプレッサ又はエコーキ
ャンセラ機能はディスイネーブル状態のままである。一
方、着呼側は、ラインプルービング信号を受信すると、
このラインプルービング信号に対する応答信号(V.3
4変調の信号)を送出し、この応答信号によって、以後
の信号の送出レベル、振幅レベルの補正、伝送ボーレー
トを発呼側に通知し、発呼側からのロングトレーニング
信号の受信処理へ進む。
【0020】発呼側は、前記応答信号を受信すると、ラ
インプルービング信号の送出を停止し、送出停止から5
0msec経過後にV.34変調のロングトレーニング
信号を送出する。着呼側は、このロングトレーニング信
号によりモデム8の等化器の調整、タイミング検出等の
処理を実行する。
【0021】発呼側は、ロングトレーニング信号の送出
後、50msec経過後にV.34変調のパラメータ交
換信号を送出する。着呼側は、パラメータ変換信号を受
信すると、V.34変調のパラメータ変換応答信号を送
出し、この応答信号により以降のリンク補正、ピットレ
ート発呼側に通知する。そして、着呼側は、パラメータ
交換応答信号に続いてT.30の勧告のCSI、DIS
信号をV.34変調により送出し、更に発呼側からT.
30勧告のTS1、DCSを受信するまでフラグ(ダミ
ー信号)を送出する。
【0022】発呼側は、CSI、DIS信号を受信する
とパラメータ交換信号の送出を停止し、V.34変調に
よりTSI、DCSを送出した後、着呼側からCFR信
号を受信するまでフラグを送出する。一方、着呼側は、
発呼側からTSI、DCS信号を受信するとフラグ送出
を停止し、V.34変調によりCFR信号を送出する。
【0023】発呼側は、CFR信号を受信すると、フラ
グ送出を停止し、50msec経過後に前の手順で設定
された伝送モードにより、画信号を送出し、着呼側は、
設定された伝送モードにより画信号の受信を行なう。こ
こでの画信号の送受信は、全2重通信による誤り再送通
信であってもよいし、半2重通信による誤り再送通信
(ECM通信)であってもよい。
【0024】発呼側は、1ページの画信号の送信後に、
そのままの伝送モードで次ページの画信号を送出する場
合には、画信号の送信終了から50msec経過後にP
PS−MPS信号(T.30勧告のECMの場合)を送
出した後、着呼側からMCF信号を受信するまでフラグ
を送出する。尚、伝送モードを変更して次ページの送信
を行なう場合には、発呼側は、PPS−MPS信号に代
わってPPS−EOM信号を送出する。
【0025】着呼側は、画信号に続いてPPS−MPS
信号を受信すると、画信号が良好に受信されているとM
CF信号を送出した後に、次のページの画信号受信処理
へ進む。
【0026】発呼側は、MCF信号を受信すると、フラ
グ送出を停止し、50msec経過後に、次のページの
画信号を送出する。そして、そのページが最終ページで
あると、そのページの画信号の送出終了後、50mse
c経過後にPPS−EOP信号を送出し、着呼側からM
CF信号を受信するまでフラグを送出する。以上の通信
処理では、50msec以上の信号断は発生しないの
で、エコーサプレッサ又はエコーキャンセラ機能は、デ
ィスイネーブル状態のままである。
【0027】発呼側は、着呼側からMCF信号を受信す
ると、フラグ送出を停止して、DCNを送出する。
【0028】以上のV.8及びV.34手順の初期手順
(ラインプルービング交換〜CFRの通信)において、
発呼側及び着呼側は、相手先に対して手順信号の送出を
開始してから所定時間経過してもその送出した手順信号
に対する応答信号が受信されないと、その時点で通信を
終了し、リダイヤル(リトライ)へ移行する。そして、
リダイヤル時にはT.30勧告に基づく半2重通信によ
る手順でその通信をリトライする。この場合、着呼側に
よるNSF、CSI、DISの送出から半2重通信手順
が実行される。これは、モデムによるモード設定時に、
そもそもV.34手順が実行できない場合、その相手先
との回線品質が悪いケースが多いと考えられるからであ
る。又、ページ間の中間手順や後手順において、送出し
た手順信号に対する応答信号が受信されないと、回線品
質が一時的にノイズ等の影響により劣化したものと判断
し、その時点で通信終了し、リダイヤル時に、再びV.
34手順でリトライする。
【0029】以上の処理によって、全2重通信による手
順が回線品質の低下により途中で実行できなくなって
も、リトライ時には、半2重通信による手順に切り換
え、半2重通信手順によって画信号の通信を行なうの
で、通信途中で手順方式の切り換えを行なうという複雑
な処理を実行することなく、適切な画像通信を行なうこ
とができる。
【0030】図3〜図8は、本実施例の発呼側の制御
(図3〜図6)及び着呼側の制御(図7、図8)を示し
たフローチャートである。
【0031】図3において、S32では、NCU2やモ
デム8.ANSam信号送出回路10等の各種回路の初
期化処理を行なう。
【0032】S34、S36では発呼、あるいは着呼が
選択されたか否かを判断し、発呼が選択されるとS42
に進み、着呼が選択されるとS102に進む。又、S3
8では、制御回路20内のRAMのリダイヤルフラグが
セットされているか否かを判別し、リダイヤルフラグが
セットされていると、S39にて、リダイヤル用のイン
ターバルタイマ(1分タイマー)がタイムオーバーした
か否かを判定する。そして、リダイヤル用タイマがタイ
ムオーバーしていない(又は、リダイヤルフラグがセッ
トされていない)と、S40に進み、その他の処理を行
う。
【0033】S42では、信号線20aに信号レベル
「1」の信号を出力しCMLをオンし、ダイヤル用レジ
スタに格納されている相手先の電話番号を、モデム8内
のDTMF信号発生器又は、NCU2内のダイヤラーを
用いて回線29にダイヤル信号として送出する。
【0034】S44では、タイマーT1に35秒をセッ
トする。
【0035】S45では、RAM内のV.34禁止フラ
グがセットされているか否かを判定し、V.34禁止フ
ラグがセットされていないと、S46に進み、V.34
禁止フラグがセットされているとS53に進む。この
V.34禁止フラグは、リダイヤル番号及び各ワンタッ
チダイヤルキー(図9参照)に対応して設けられてい
る。
【0036】S46では、ANSam信号、CED信
号、NSF/CSI/DIS信号の受信を行ない、S4
8、S50、S52にて夫々受信の有無を判断し、NS
F/CSI/DIS信号(V.21信号)を受信する
と、S60に進み、ANSam信号(2100Hzを1
5Hzで変調した信号)を受信すると、S64に進み、
T1がタイムオーバーしていないとS46に進み、T1
がタイムオーバーすると、S150に進む。
【0037】S53では、V.21モードでCNG信号
を送出し、S54でタイマーT2に3秒をセットし、S
55,S56にてタイマーT2がタイムオーバーするま
でにNSF/CSI/DIS信号の受信の有無を判定す
る。S55でNSF/CSI/DISを受信するとS1
68に進み、タイマーT2がタイムオーバーすると、S
58にてタイマーT1のタイムオーバーを判定し、タイ
マーT1がタイムオーバーしていなければS53に戻
り、タイムオーバーしているとS150へ進む。
【0038】S60では、DIS信号により相手受信機
がV.8機能を有しているか否かを判断し、V.8機能
を有しているとS62に進み、V.8機能を有していな
いとS75に進む。
【0039】S62では、V.8信号であるCI信号
(このCI信号によって着呼側にV.8の手順が可能で
あることを通知する)を送信する。
【0040】S64では、ANSam信号の受信をし、
ANSam信号を受信すると、S66に進み、V.8信
号であるCM信号を送信スタートする。同時にV.8信
号であるJM信号の受信をし、JM信号を受信すると、
S78に進み、JM信号を受信していないと、S70に
進む。
【0041】S70では、CM信号の送信が終了したか
否かが判断され、CM信号の送信が終了すると、S72
に進み、JM信号の受信をする。そして、S74にてJ
M信号の受信の有無を判定する。ここで、JM信号を受
信できれば、S76に進み、V.8信号であるCJ信号
を送信する。このケースにおいてはCM信号送信中に、
JM信号が受信できないケースであり、全2重通信は不
可と判断し、S75に進み、S75,S76にてタイマ
ーT1がタイムオーバーするまでに、NSF/CSI/
DIS信号が受信されるか否かを判定し、NSF/CS
I/DIS信号が受信されるとS75からS168に進
んでV.21に基づいた手順を行う。又、タイマーT1
がタイムオーバーするとS76からS150へ進む。
【0042】S78に進むケースはCM信号送信中に、
JM信号が受信できたケースであるので、S78にてC
J信号を送信し、以後、V.34に基づいた手順、画伝
送を実行する。
【0043】S80では、ラインプルービング信号の送
受信を行ない、S82にて、ラインプルービングの全2
重通信が可能であるか否かを判断し、全2重通信が可能
であると、S84に進み、V.34に基づいた手順、画
伝送を実行する。S82にてラインプルービングの全2
重通信が不可能であると、S83に進み、そのリダイヤ
ルの電話番号(又はワンタッチダイヤルキー)に対応す
るV.34禁止フラグをセットしS150へ進む。
【0044】S84では、ロングトレーニング信号の送
信を実行する。
【0045】S86では、パラメータ交換及び、V.3
4信号による前手順を行ない、S88にてパラメータ交
換、V.34信号にある前手順の全2重通信が、可能で
あるか否かを判断し、全2重通信が可能であると、S9
0に進み、V.34での画伝送(画伝送は半2重通信で
ある)をし、パラメータ変換、V.34信号による前手
順の全2重通信が不可能であると、S89に進み、その
リダイヤルの電話番号(又はワンタッチダイヤルキー)
に対応するV.34禁止フラグをセットしS150へ進
む。
【0046】S92では、V.34信号による中間手順
を実行する。ここでS94にて通信エラーの有無を判定
し、通信エラーが無いと(V.34信号による中間手順
の全2重通信が可能であると)、S96に進み、通信エ
ラーが有る(V.34信号による中間手順の全2重通信
が不可能である(手順信号の送出開始から所定時間内に
応答信号が受信されない))と、S150に進む。
【0047】S96では、次ページがあるか否かを判断
し、次ページがあるとS98に進み、次ページがないと
S100にて、V.34信号による後手順を行う。
【0048】S98では、モードチェンジがあるか否か
を判断し、モードチェンジがあるとステップS86に進
み、モードチェンジがないとS90に進む。
【0049】又、S101にて、後手順での通信エラー
の有無を判定し、通信エラーが無ければS164にてN
CU2のCMLリレーをオフし、S166にてRAM内
のリダイヤルフラグとリダイヤルカウンタをリセットし
た後S34に戻る。又、S94又はS101にて、通信
エラーが有ると、S150にてCMLリレーをオフし、
S152にてリダイヤルカウンタのカウント値が2以上
であるか否かを判定する。リダイヤルカウンタのカウン
ト値が2以上であればS166に進む。又、リダイヤル
カウンタのカウント値が2より小さければ、S154に
てリダイヤルフラグをセットし、S156にてリダイヤ
ルカウンタをインクリメントする。そして、S158に
てV.34による画伝送が途中でエラー終了した場合、
エラー終了したときのモデム8のV34のボーレートが
最低ボーレートになっているか否かを判定する。そし
て、最低ボーレートになっていなければS160にてリ
ダイヤル用のインターバルタイマ(1分)をスタートし
S34に戻る。又、最低ボーレートになっていれば、次
回のリトライでもV34での通信が成功する可能性が少
ないものとして、S162にてV.34禁止フラグをセ
ットしS160に進む。尚、S158とS162の処理
は、省略してもよい。又、S158にて、エラー終了し
たボーレートをリトライ時にモデム8が更に遅いボーレ
ートを設定するようにモデム8のボーレートの設定用パ
ラメータをセットするようにしてもよい。これによっ
て、V.34でのリトライ時の通信成功の確率を向上で
きる。
【0050】又、通常のT.30手順を行なうべく、S
55,S75からS168に進むと、NSS/TSI/
DCSを送信し、S170にてT.30の残りの前手順
(トレーニングチェックシーケンスやCFR,FTT受
信等)を実行する。そして、S172にて、前手順にて
通信エラーが発生したか否かを判定し、通信エラーが発
生するとS150に進む。又、S172にて通信エラー
が無ければ、S174にてT.30による画像送信処理
(V.29、V.27Ter,V.17による画像送
信)を実行し、1ページの送信が終了するとS176に
てT.30の中間(ページ間)手順を実行する。そし
て、S178にて通信エラーの有無をチェックし、通信
エラーが有ればS150に進み、通信エラーが無けれ
ば、S180にて次ページの有無をチェックする。S1
80にて、次ページが無ければS184にてT.30の
後手順を実行し、次ページが有ればS182にてモード
チェンジ要求の有無を判定し、モードチェンジ要求が無
ければS174に戻り、モードチェンジ要求が有ればS
168に戻る。又、S186では、後手順でのエラーの
有無をチェックし、エラーが有ればS150に進み、エ
ラーが無ければS164に進む。
【0051】次に着呼側の制御を説明する。
【0052】図7のS102では、信号線20aに、信
号レベル「1」の信号を出力し、CMLをオンする。
【0053】S104では、信号線20dの制御によ
り、ANSam信号の送出を開始する。
【0054】S106では、V.8信号のCM信号の受
信を行ない、ANSam信号送信終了(S114)以前
に、CM信号を受信すると、S108に進み、V.8信
号のJM信号を送信し、CM信号を受信できずにANS
am信号の送出が終了すると、S116に進む。
【0055】S108に進むケースはANSam信号送
出中に、CM信号を受信できたケースで、全2重通信が
可能な場合なので、S108で、V.8信号のJM信号
を送信し、さらにJM信号の送信が終了するまでにCJ
信号を受信すると、ここでも、全2重通信が可なので、
S120に進み、V34手順、V34の画信号の受信を
続行し、CJ信号が受信できずにJM信号の送信が終了
すると、全2重通信は、不可と判断し、S113に進
む。
【0056】S113では、NSF/CSI/DISに
V.8機能無しの情報をセットし、そのNSF/CSI
/DIS信号を送出してS118に進む。
【0057】S116では、V.21信号によるNSF
/CSI/DIS信号の送信を行なう。ここで、DIS
信号により、V.8機能ありを送信機に通知する。そし
て、S117にて、CI信号(V.8の信号)の受信の
有無をチェックし、CI信号が受信されていないと、S
118にて以後V.21信号により、NSS/TSI/
DCS信号の受信をして、V.21手順そしてV.27
terあるいはV.29あるいは、V.17の画信号の
受信を行う。
【0058】S120では、ラインプルービング信号の
受信と、それに対する応答信号の送信を行なう。ここ
で、S122にて、ラインプルービングの全2重通信が
可であるとS124に進み、ロングトレーニング信号の
受信をし、ラインプルービングの全2重通信が不可であ
るとS123にてCMLリレーをオフしS34に戻る。
【0059】S124では、ロングトレーニングの受信
を行なう。
【0060】S126では、パラメータ変換、V.34
信号による前手順を行なう。ここでS128にて、パラ
メータ変換、V34信号による前手順の全2重通信が可
であると、S130に進み、V.34での画信号の受信
へ移行する。S128にてパラメータ変換、V.34信
号による前手順の全2重通信が不可であると、S123
に進む。
【0061】S132では、V.34信号による中間手
順を実行する。ここで、S134にてV.34信号によ
る仲間手順での全2重通信が可能であると、S136に
進み、V.34信号による中間手順での全2重通信が不
可能であると、S123に進む。
【0062】S136では、次ベージがあるか否かが判
断され、次ページがあると、S140に進み、次ページ
がないと、S138にてV.34信号による後手順を行
う。
【0063】S140では、モードチェンジがあるか否
かが判断され、モードチェンジがあるとS126に進
み、モードチェンジがないとS130に進む。
【0064】以上の処理によって、図2に示される通信
シーケンスが発呼側及び着呼側で実行される。
【0065】図9は、本実施例の操作部22の各種キー
とLCD222を示した図である。
【0066】図中、226は、V.34禁止フラグをセ
ットするための禁止キーである。
【0067】又、図1において、24は、ワンタッチダ
イヤルキー225に対応した電話番号、名称、V.34
禁止フラグのオン/オフ等を登録するための登録メモリ
である。
【0068】尚、上述した実施例では、V.34手順の
エラーの内容に応じて自動的にV.34禁止フラグをセ
ットするようにしている。
【0069】しかし、単に例えば過去10回(Max1
0回)の通信におけるV.34手順の成功率の情報(率
と成功回数/通信回数)を各ワンタッチダイヤルキーに
対応しておき、この成功率の情報をLCD222に表示
する構成とする。そして、オペレータは、その成功率の
情報を見ながら、禁止キー225によりV.34禁止フ
ラグをセットするようにしてもよい。
【0070】図10は、禁止キー226でV.34禁止
フラグをセットする場合の登録メモリ24の内容を示し
たものである。
【0071】図10において、ワンタッチダイヤルキー
Nは、相手先がV.34機能を有していないことを示す
情報が成功率データのエリアに格納されている。
【0072】図11は、禁止キー226によるマニュア
ル操作でV.34禁止フラグをセットする場合の制御回
路20の制御動作を示したフローチャートである。
【0073】まず、図9のファンクションキー227の
入力に応じて図11の設定モードが実行される。
【0074】図11のS200において、対称となるワ
ンタッチダイヤルキーの指定入力を待ち、ワンタッチダ
イヤルキーの指定入力が有ると、S202にて、指定さ
れたワンタッチダイヤルキーに対応するV.34手順成
功率エリアの情報を登録メモリ24から読み出して、L
CD222に表示させる。オペレータは、LCD222
に表示されたその成功率の情報を見ながら、禁止キー2
26の入力によりV.34禁止フラグをセットしたり、
又クリアキー228の入力によりV.34禁止フラグを
リセットしたりする。そして、ストップキー223の入
力により、その設定モードを終了させる。
【0075】S204,S206,S208では、夫々
禁止キー226、ストップキー223、クリアキー22
8の入力の有無を判定し、禁止キー226の入力に応じ
てS212にてそのワンタッチダイヤルキーのV.34
禁止フラグをセットし、又、S210にてクリアキー2
28の入力に応じてV.34禁止フラグをリセットす
る。
【0076】以上の実施例によれば、相手先との回線品
質が不良で全2重通信による高速手順が行なえない場合
に、半2重通信による手順で適切に通信を行なうことが
できる。しかも、通信途中で全2重通信による高速手順
が不可であることが検出された場合、その通信エラーに
応じて、再び全2重通信による高速手順でリトライする
か、半2重通信による手順でリトライするかを自動的に
選択するので、その相手先に対して効率よく通信を行な
うことができる。
【0077】又、その相手先には、前記2重通信による
高速手順の成功率が極めて低い場合に、全2重通信によ
る高速手順を行なわないように設定するので、無駄な動
作を防止でき、全体として通信時間を短縮できる。
【0078】又、本発明は、上述した実施例に限らず種
々の変形が可能である。
【0079】
【発明の効果】以上の様に、本発明によれば、相手先と
の通信回線の品質が不良で全2重通信による高速手順が
不可である場合に、半2重通信による手順に切り換えて
その通信を行なうので、適切に通信を行なえる。しか
も、全2重通信による高速手順から半2重通信による手
順に切り換える処理も簡単に済む。
【0080】又、全2重通信による高速手順中に通信エ
ラーが発生した場合、その通信エラーの内容に応じて再
び全2重通信による高速手順でリトライするか、半2重
通信による手順でリトライするかを自動的に設定するの
で、その相手先に対して効率よく通信を行なえる。
【0081】又、その相手先に対しての全2重通信によ
る高速手順の成功率が低い場合に、全2重通信による高
速手順を行なわないように設定するので、結果として無
駄な動作を防止でき、通信時間を短縮できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施例のファクシミリ装置の構成を示したブ
ロック図である。
【図2】本実施例による通信シーケンスを示した図であ
る。
【図3】本実施例の制御動作を示したフローチャート図
である。
【図4】本実施例の制御動作を示したフローチャート図
である。
【図5】本実施例の制御動作を示したフローチャート図
である。
【図6】本実施例の制御動作を示したフローチャート図
である。
【図7】本実施例の制御動作を示したフローチャート図
である。
【図8】本実施例の制御動作を示したフローチャートで
ある。
【図9】操作部22を示した図である。
【図10】ワンタッチダイヤルキーに対応して格納され
る情報を示した図である。
【図11】他の実施例の制御動作を示したフローチャー
トである。
【符号の説明】
2 NCU 4 電話機 6 ハイブリッド回路 8 モデム 10 ディスイネーブル信号送出回路 12 加算回路 14 読取部 16 記録部 18 画像メモリ 20 制御回路 22 操作部 24 登録メモリ

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 全2重通信により手順信号の送受信を行
    なうデータ通信装置において、 半2重通信により手順信号の送受信を行なう半2重手順
    実行手段と、 全2重通信による手順の実行が可能か否かを判別する判
    別手段と、 前記判別手段の検出に応じて前記全2重通信による手順
    を開始するか、前記半2重通信による手順を開始するか
    を選択する手段を有することを特徴とするデータ通信装
    置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、全2重通信による手
    順中に通信エラーの発生を検出する検出手段と、 前記検出手段により検出された通信エラーの内容に応じ
    て前記全2重通信による手順を行なわないように設定す
    る設定手段とを有し、 前記判別手段は、前記設定手段の設定状態を判別するこ
    とを特徴とするデータ通信装置。
  3. 【請求項3】 請求項2において、前記通信エラーが前
    記全2重通信による手順の成功する可能性の低いエラー
    の場合、前記設定手段は前記全2重通信を行なわないよ
    うに設定することを特徴とするデータ通信装置。
  4. 【請求項4】 請求項2において、前記選択手段は、再
    発呼による通信開始時に、前記全2重通信又は前記半2
    重通信による手順を選択することを特徴とするデータ通
    信装置。
  5. 【請求項5】 請求項1において、前記全2重通信によ
    る手順を行なわないように設定する設定手段を有し、 前記判別手段は、前記設定手段の設定状態を判別するこ
    とを特徴とするデータ通信装置。
  6. 【請求項6】 請求項5において、前記設定手段は、マ
    ニュアル入力に応じて前記設定を行なうことを特徴とす
    るデータ通信装置。
  7. 【請求項7】 請求項5において、前記設定手段は、通
    信相手先に対応して前記設定を行なうことを特徴とする
    データ通信装置。
  8. 【請求項8】 請求項7において、通信相手先に対する
    前記全2重通信による手順の成功率に関する情報を表示
    する表示手段を有することを特徴とするデータ通信装
    置。
  9. 【請求項9】 請求項1において、上記全2重通信によ
    る手順は、V.8手順、V.34手順であり、上記半2
    重通信による手順は、T.30に従った手順であること
    を特徴とするデータ通信装置。
JP7044188A 1995-01-25 1995-03-03 データ通信装置 Withdrawn JPH08242221A (ja)

Priority Applications (6)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7044188A JPH08242221A (ja) 1995-03-03 1995-03-03 データ通信装置
US08/590,171 US5721731A (en) 1995-01-25 1996-01-23 Data communication apparatus
ES96100994T ES2194934T3 (es) 1995-01-25 1996-01-24 Aparato de comunicacion de datos.
EP96100994A EP0724355B1 (en) 1995-01-25 1996-01-24 Data communication apparatus
DE69627404T DE69627404T2 (de) 1995-01-25 1996-01-24 Datenübertragungsgerät
CN96100761A CN1091331C (zh) 1995-01-25 1996-01-25 数据通信装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP7044188A JPH08242221A (ja) 1995-03-03 1995-03-03 データ通信装置

Publications (1)

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JPH08242221A true JPH08242221A (ja) 1996-09-17

Family

ID=12684605

Family Applications (1)

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JP7044188A Withdrawn JPH08242221A (ja) 1995-01-25 1995-03-03 データ通信装置

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JP (1) JPH08242221A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6075620A (en) * 1997-05-30 2000-06-13 Canon Kabushiki Kaisha Communication apparatus having communication function complying with ITU-T V. 8 and V. 34 recommendations

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6075620A (en) * 1997-05-30 2000-06-13 Canon Kabushiki Kaisha Communication apparatus having communication function complying with ITU-T V. 8 and V. 34 recommendations

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