JP3376182B2 - ファクシミリ装置 - Google Patents

ファクシミリ装置

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JP3376182B2
JP3376182B2 JP21824595A JP21824595A JP3376182B2 JP 3376182 B2 JP3376182 B2 JP 3376182B2 JP 21824595 A JP21824595 A JP 21824595A JP 21824595 A JP21824595 A JP 21824595A JP 3376182 B2 JP3376182 B2 JP 3376182B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、特定機能例えばエ
ラーコレクションモードが付加されている通信が可能な
ファクシミリ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、ファクシミリ装置には、特定機
能としてエラーコレクションモード(以下、ECMとい
う)が付加されている通信(以下、ECM通信という)
が可能なものがある。ECMとは、通信状況に応じて発
生するデータの抜けなどを訂正するためのモードであ
り、エラーが発生すると、送受信間でエラー対象のデー
タに対する訂正処理などが行われる。
【0003】このECM通信が可能なファクシミリ装置
では、受信側において、ECMを付加した受信(以下、
ECM受信という)の実行が変調方式の中の特定の変調
方式に対し可能なように設定されていると、送信側であ
る相手先にECM受信の実行の有無をDIS信号のFI
Fの27ビット目の値によって通知する。具体的には、
DIS信号のFIFの27ビット目が「1」であれば、
ECM受信を行うことが相手先に通知され、DIS信号
のFIFの27ビット目が「0」であれば、ECM受信
を行わないことが相手先に通知される。
【0004】これに対し、上述のファクシミリ装置が送
信側となるとき、受信側である相手先にECMを付加し
た送信(以下、ECM送信という)の実行の有無がDC
S信号のFIFの27ビット目の値によって通知され
る。具体的には、DCS信号のFIFの27ビット目が
「1」であれば、ECM送信を行うことが相手先に通知
され、DCS信号のFIFの27ビット目が「0」であ
れば、ECM送信を行わないことが相手先に通知され
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、ECM通信が
可能なファクシミリ装置が受信側となるとき、送信側で
ある相手先にECM受信の実行の有無を通知するが、そ
のECM受信に対応付けられている変調方式を通知しな
いから、相手先との通信を効率良く実行することができ
ない。
【0006】例えば、受信側ファクシミリ装置におい
て、14.4Kb/s、12Kb/s、9.6Kb/
s、7.2Kb/s、4.8Kb/s、2.4Kb/s
の各伝送速度による通信が可能であり、14.4Kb/
s、12Kb/sの各伝送速度に対しECM受信を実行
するように設定されていると、最初のDIS信号により
ECM受信可能であることが送信側である相手先に通知
されるが、Tr−TCF信号の送出により伝送速度が9
600b/sにフォールバックすると、ECM通信が実
行されず、相手先との通信を効率良く実行することがで
きない。
【0007】これに対し、相手先との通信を効率良く実
行するために、Tr−TCF信号の送出により伝送速度
が9600b/sにフォールバックすると、CFR信号
またはFTT信号の送出を行わず、ECM受信不可を示
すDIS信号を送出する方法が考えられるが、この方法
では、送信側である相手先において前手順エラーが発生
することがある。
【0008】本発明の目的は、通信エラーの発生と伝送
速度とを考慮した効率的な通信を行うことができるファ
クシミリ装置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
特定機能が実行可能に設定されているファクシミリ装置
において、送信側となる相手先に、各変調方式に対応付
けて前記特定機能の実行が可能であるか否かを示す特定
機能可否情報を通知する通知手段と、前記相手先から前
記特定機能可否情報に対する応答情報として送信され
た、各変調方式に対応付けた特定機能の実行の有無を示
す特定機能実行情報を受信する受信手段と、前記受信し
た特定機能実行情報に基づき前記相手先との通信制御を
実行する制御手段とを備えることを特徴とする。
【0010】請求項2記載の発明は、請求項1記載のフ
ァクシミリ装置において、前記特定機能として、エラー
コレクションモードが設定され、前記変調方式として、
ITU−T勧告V.34,V.17,V.29,V.2
7terに規定されている変調方式が設定されているこ
とを特徴とする。
【0011】請求項3記載の発明は、請求項2記載のフ
ァクシミリ装置において、ITU−T勧告V.34に規
定の変調方式でエラーコレクションモードを付加した受
信モードが設定されかつITU−T勧告V.17,V.
29,V.27terに規定の変調方式でエラーコレク
ションモードを付加した受信モードが不可に設定されて
いることを示す特定機能可否情報に対する前記相手先か
らの応答情報として、全二重手順でかつITU−T勧告
V.34に規定の変調方式でエラーコレクションモード
を付加した送信モードの実行を示す特定機能実行情報を
受信すると、前記制御手段は、ITU−T勧告V.34
に規定の変調方式でエラーコレクションモードを付加し
た受信モードを実行するように制御することを特徴とす
る。
【0012】請求項4記載の発明は、請求項2記載のフ
ァクシミリ装置において、ITU−T勧告V.34に規
定の変調方式でエラーコレクションモードを付加した受
信モードが設定されかつITU−T勧告V.17,V.
29,V.27terに規定の変調方式でエラーコレク
ションモードを付加した受信モードが不可に設定されて
いることを示す特定機能可否情報に対する前記相手先か
らの応答情報として、ITU−T勧告V.17,V.2
9,V.27terに規定の変調方式でエラーコレクシ
ョンモード無付加の送信モードの実行を示す特定機能実
行情報を受信すると、前記制御手段は、ITU−T勧告
V.17,V.29,V.27terに規定の変調方式
でエラーコレクションモード無付加の受信モードを実行
するように制御することを特徴とする。
【0013】請求項5記載の発明は、請求項2記載のフ
ァクシミリ装置において、ITU−T勧告V.34,
V.17に規定の変調方式でエラーコレクションモード
を付加した受信モードが設定されかつITU−T勧告
V.29,V.27terに規定の変調方式でエラーコ
レクションモードを付加した受信モードが不可に設定さ
れていることを示す特定機能可否情報に対する前記相手
先からの応答情報として、全二重手順でITU−T勧告
V.34に規定の変調方式でエラーコレクションモード
を付加した送信モードおよび半二重手順でITU−T勧
告V.17に規定の変調方式でエラーコレクションモー
ドを付加した送信モードのいずれか一方の実行を示す特
定機能実行情報を受信すると、前記制御手段は、前記特
定機能実行情報に応じてITU−T勧告V.34に規定
の変調方式でエラーコレクションモードを付加した受信
モードおよびITU−T勧告V.17に規定の変調方式
でエラーコレクションモードを付加した受信モードのい
ずれか一方を実行するように制御することを特徴とす
る。
【0014】請求項6記載の発明は、請求項2記載のフ
ァクシミリ装置において、ITU−T勧告V.34,
V.17に規定の変調方式でエラーコレクションモード
を付加した受信モードが設定されかつITU−T勧告
V.29,V.27terに規定の変調方式でエラーコ
レクションモードを付加した受信モードが不可に設定さ
れていることを示す特定機能可否情報に対する前記相手
先からの応答情報として、ITU−T勧告V.29に規
定の変調方式でエラーコレクションモードの無付加の送
信モードおよびITU−T勧告V.27terに規定の
変調方式でエラーコレクションモードの無付加の送信モ
ードのいずれか一方の実行を示す特定機能実行情報を受
信すると、前記制御手段は、前記特定機能実行情報に応
じてITU−T勧告V.29に規定の変調方式でエラー
コレクションモードの無付加の受信モードおよびITU
−T勧告V.27terに規定の変調方式でエラーコレ
クションモードの無付加の受信モードのいずれか一方を
実行するように制御することを特徴とする。
【0015】請求項7記載の発明は、特定機能が実行可
能に設定されているファクシミリ装置において、受信側
となる相手先から、各変調方式に対応付けて前記特定機
能の実行が可能であるか否かを示す特定機能可否情報が
通知されると、前記特定機能可否情報に対する応答情報
として、各変調方式に対応付けた特定機能の実行の有無
を示す特定機能実行情報を前記相手先に通知する通知手
段と、前記特定機能実行情報に基づき前記相手先との通
信制御を実行する制御手段とを備えることを特徴とする
ファクシミリ装置。
【0016】請求項8記載の発明は、請求項7記載のフ
ァクシミリ装置において、前記特定機能として、エラー
コレクションモードが設定され、前記変調方式として、
ITU−T勧告V.34,V.17,V.29,V.2
7terに規定されている変調方式が設定されているこ
とを特徴とする。
【0017】請求項9記載の発明は、請求項8記載のフ
ァクシミリ装置において、前記通知手段は、前記特定機
能可否情報に対する応答情報として、予め設定されてい
る送信機能に応じて決定された前記特定機能実行情報を
通知することを特徴とする。
【0018】請求項10記載の発明は、請求項9記載の
ファクシミリ装置において、前記送信機能として全二重
手順でかつITU−T勧告V.34に規定の変調方式で
エラーコレクションモードを付加した送信モードの実行
が可能に設定され、前記相手先からITU−T勧告V.
34に規定の変調方式でエラーコレクションモードを付
加した受信モードが設定されかつITU−T勧告V.1
7,V.29,V.27terに規定の変調方式でエラ
ーコレクションモードを付加した受信モードが不可に設
定されていることを示す特定機能可否情報が通知される
と、前記通知手段は、全二重手順でかつITU−T勧告
V.34に規定の変調方式でエラーコレクションモード
を付加した送信モードの実行を示す特定機能実行情報を
前記相手先に通知することを特徴とする。
【0019】請求項11記載の発明は、請求項9記載の
ファクシミリ装置において、前記送信機能として全二重
手順でかつITU−T勧告V.34に規定の変調方式に
よる送信モードの実行が不可であり、前記相手先からI
TU−T勧告V.34に規定の変調方式でエラーコレク
ションモードを付加した受信モードが設定されかつIT
U−T勧告V.17,V.29,V.27terに規定
の変調方式でエラーコレクションモードを付加した受信
モードが不可に設定されていることを示す特定機能可否
情報が通知されると、前記通知手段は、ITU−T勧告
V.17,V.29,V.27terに規定の変調方式
でエラーコレクションモード無付加の送信モードの実行
を示す特定機能実行情報を通知することを特徴とする。
【0020】請求項12記載の発明は、請求項9記載の
ファクシミリ装置において、前記送信機能として全二重
手順でかつITU−T勧告V.34に規定の変調方式に
よる送信モードおよび半二重手順でITU−T勧告V.
17に規定の変調方式でエラーコレクションモードを付
加した送信モードのいずれか一方が実行可能に設定さ
れ、前記相手先からITU−T勧告V.34,V.17
に規定の変調方式でエラーコレクションモードを付加し
た受信モードが設定されかつITU−T勧告V.29,
V.27terに規定の変調方式でエラーコレクション
モードを付加した受信モードが不可に設定されているこ
とを示す特定機能可否情報が通知されると、前記通知手
段は、全二重手順でITU−T勧告V.34に規定の変
調方式でエラーコレクションモードを付加した送信モー
ドおよび半二重手順でITU−T勧告V.17に規定の
変調方式でエラーコレクションモードを付加した送信モ
ードのいずれか一方の実行を示す特定機能実行情報を前
記相手先に通知することを特徴とする。
【0021】請求項13記載の発明は、請求項9記載の
ファクシミリ装置において、前記送信機能として全二重
手順でかつITU−T勧告V.34に規定の変調方式に
よる送信モードが実行不可に設定されているとともに半
二重手順でITU−T勧告V.17に規定の変調方式で
エラーコレクションモードを付加した送信モードがエラ
ー発生状況に対する判定結果に基づき実行不可に設定さ
れ、前記相手先からITU−T勧告V.34,V.17
に規定の変調方式でエラーコレクションモードを付加し
た受信モードが設定されかつITU−T勧告V.29,
V.27terに規定の変調方式でエラーコレクション
モードを付加した受信モードが不可に設定されているこ
とを示す特定機能可否情報が通知されると、前記通知手
段は、ITU−T勧告V.29に規定の変調方式でエラ
ーコレクションモードの無付加の送信モードおよびIT
U−T勧告V.27terに規定の変調方式でエラーコ
レクションモードの無付加の送信モードのいずれか一方
の実行を示す特定機能実行情報を前記相手先に通知する
ことを特徴とする。
【0022】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態につ
いて図面を参照しながら説明する。
【0023】(第1形態)図1は本発明のファクシミリ
装置の実施の第1形態の構成を示すブロック図、図8は
特定機能可否情報を示すためのDIS信号の各66,6
7,68,69ビット目の割当てを示す図、図9は特定
機能実行情報を示すためのDCS信号の各66,67,
68,69ビット目の割当てを示す図である。
【0024】ファクシミリ装置は、図1に示すように、
電話回線2aに接続されている網制御装置(以下、NC
Uという。)2を備える。NCU2は、電話網をデータ
通信などに使用するための回線端末へ接続するなどの電
話交換網の接続制御、データ通信路への切換を行い、電
話回線2aと電話機4との接続、および電話回線2aと
ハイブリッド回路6との接続を選択的に切り換える。N
CU2と電話機4とは信号線2bで接続され、NCU2
とハイブリッド回路6とは信号線2cで接続されてい
る。NCU2の切換動作は後述する制御回路20で制御
される。制御回路20から信号線20aを介して与えら
れる制御信号が「0」であるとき、電話回線2aと電話
機4との接続が行われる。これに対し、制御信号が
「1」であるとき、電話回線2aとハイブリッド回路6
との接続が行われる。なお、通常状態では、電話回線2
aと電話機4との接続が選択されている。
【0025】ハイブリッド回路6は、電話回線2aを介
して送信される送信系からの送信信号と、電話回線2a
を介して受信される受信系への受信信号とを分離する。
【0026】送信系は、CCD(電化結合素子)などの
撮像素子と光学系から構成される読取回路14とANS
am送出回路10とを有する。
【0027】読取回路14は、送信原稿から主走査方向
の1ライン分の画像を順次に読取り、この読み取られた
画像を示すデータは信号線14aに出力される。
【0028】ANSam送出回路10は、制御回路20
から信号線20dを介してレベル「1」の信号が与えら
れるとき、信号線10aにANSam信号を出力する。
これに対し、制御回路20から信号線20dを介してレ
ベル「1」の信号が与えられるとき、信号線10aへの
ANSam信号の出力は行われない。
【0029】読取回路14から信号線14aを介して出
力されたデータは制御回路20に与えられる。制御回路
20は、信号線14aを介して取り込まれたデータに対
し符号化処理を施し、この符号化されたデータは信号線
20bを介して変復調器8に出力される。
【0030】変復調器8は、信号線20bからの符号化
されたデータに対し変調処理を施し、変調信号を生成す
るとともに、ハイブリッド回路6から信号線6aを介し
て取り込まれた受信信号に対し復調処理を施し、復調デ
ータを生成する。この変調処理および復調処理は、IT
U−T勧告V.8,V.21,V.27ter,V.2
9,V.17,V.34に基づき行われる。変復調器8
による変調、復調処理の内容は制御回路20から信号線
20cを介して与えられる信号によって指示され、この
指示された変調、復調処理によって伝送モードが決定さ
れる。
【0031】変復調器8で生成された変調信号は、信号
線8aを介して加算回路12に与えられる。加算回路1
2は、変復調器8からの変調信号とANSam送出回路
10からのANSam信号とを加算する。その加算され
た信号はハイブリッド回路6に信号線12aを介して出
力され、ハイブリッド回路6は前記加算された信号を送
信信号としてNCU2経由で電話回線2aに送出する。
【0032】これに対し、受信系では、相手装置からN
CU2経由で受信した信号がハイブリッド回路6から信
号線6aを介して変復調器8に出力される。変復調器8
は、上述したように、信号線6aを介して取り込まれた
受信号に対し復調処理を施し、復調データを生成する。
変復調器8で生成された復調データは、信号線20cを
介して制御回路20に与えられる。制御回路20は、復
調データに対し復号化などの処理を施し、復号化された
データは信号線20eを介して記録回路16に与えられ
る。
【0033】記録回路16は、復号化されたデータが示
す画像を1ライン毎に順次に記録紙に記録する。
【0034】読取回路14で読み取られたデータ、その
データを符号化したデータ、受信したデータ、そのデー
タを復号化したデータは、制御回路20によって、必要
に応じて信号線18aを介してメモリ回路18に格納さ
れ、メモリ回路18に格納されたデータは必要に応じて
読み出される。
【0035】制御回路20は、送信制御と受信制御とを
行う。送信制御には、受信側となる相手先から送出され
た、各変調方式に対応付けて特定機能を付加した受信機
能の実行が可能であるか否かを示す特定機能可否情報を
受信し、その特定機能可否情報に対する応答情報とし
て、特定機能が付加された送信の実行の有無を示す特定
機能実行情報を相手先に送信し、応答情報の内容に応じ
て通常送信モードと特定機能が付加された特定送信モー
ドとの内のいずれか一方を選択し、その選択された一方
の実行を制御する処理が含まれている。
【0036】これに対し、受信制御には、送信側となる
相手先に特定機能可否情報を送信し、その特定機能可否
情報に対する応答情報として相手先から送信された特定
機能が付加された送信の実行の有無を示す特定機能実行
情報を受信し、特定機能実行情報に基づき通常受信モー
ドと特定機能が付加された特定受信モードとの内のいず
れか一方を選択し、その選択された一方の実行を制御す
る処理が含まれている。
【0037】特定機能としては、ECM(エラーコレク
ションモード)が設定され、変調方式として、ITU−
T勧告V.34,V.17,V.29,V.27ter
に規定されている変調方式が設定されている。
【0038】特定機能可否情報を示す信号としてDIS
信号が用いられ、各変調方式に対応付けてECMを付加
した受信すなわちECM受信の実行が可能であるか否か
は、DIS信号のFIFの各66,67,68,69ビ
ット目の値に応じて表される。具体的には、図8に示す
ように、DIS信号のFIFの各66,67,68,6
9ビットがITU−T勧告V.34,V.17,V.2
9,V.27terに規定されている変調方式によるE
CM受信機能の有無を示すように割り当てられ、各ビッ
ト目に「1」が設定されると、そのビットに対応する変
調方式によるECM受信機能有を示し、各ビット目に
「0」が設定されると、そのビットに対応する変調方式
によるECM受信機能無を示す。
【0039】特定機能実行情報を示す信号としてDCS
信号が用いられ、各変調方式に対応付けられたECMを
付加した送信すなわちECM送信の実行の有無は、DC
S信号のFIFの各66,67,68,69ビット目の
値に応じて表される。具体的には、図9に示すように、
DCS信号のFIFの各66,67,68,69ビット
がITU−T勧告V.34,V.17,V.29,V.
27terに規定されている変調方式によるECM送信
の実行の有無を示すように割り当てられ、各ビット目に
「1」が設定されると、そのビットに対応する変調方式
によるECM送信の実行有を示し、各ビット目に「0」
が設定されると、そのビットに対応する変調方式による
ECM送信実行無を示す。
【0040】次に、本ファクシミリ装置における制御回
路20の動作を図2ないし図7を参照しながら説明す
る。図2ないし図7は図1のファクシミリ装置における
制御回路の動作を示すフローチャートである。
【0041】図2を参照するに、まず、ステップS32
が実行される。ステップS32では、信号線20aにレ
ベル「0」の信号を出力し、CMLをオフする。
【0042】CMLオフ後、ステップS34が実行さ
れ、ステップS34では、信号線20dにレベル「0」
の信号を出力することによって、ANSam信号を出力
しないように設定する。
【0043】次いで、ステップS36で、着呼が選択さ
れたか否かの判定を行い、ステップS38で発呼が選択
されたか否かの判定を行う。
【0044】着呼および発呼が選択されないと、ステッ
プS40が実行され、ステップS40ではその他の処理
が実行される。その他の処理の実行後、処理は再びステ
ップS32に戻る。
【0045】着呼が選択されると、ステップS42が実
行され、発呼が選択されると、ステップS62(図5に
示す)が実行される。
【0046】ステップS42では、信号線20aにレベ
ル「1」の信号を出力し、CMLをオンし、続くステッ
プS44では、信号線20dにレベル「1」の信号を出
力することによって、ANSan信号を送出するように
設定する。
【0047】次いで、ステップS46およびステップS
48が順次に実行され、ステップS46では、V.8手
順にによるCM信号の受信、JM信号の送信、CJ信号
の受信を行う。
【0048】ステップS48では、相手先にITU−T
勧告V.34に基づく送信機能が設定されているか否か
の判定を行う。相手先にV.34に基づく送信機能が設
定されていると、ステップS50が実行され、相手先に
V.34に基づく送信機能が設定されていないと、ステ
ップS58(図4に示す)が実行される。
【0049】ステップS50では、ラインプルービング
信号の受信とその信号に対する応答とを行い、続くステ
ップS52では、ロングトレーニング信号を受信する。
【0050】次いで、ステップS54が実行され、ステ
ップS54では、パラメータの交換後、V.34に規定
の手順によるCSI信号、DIS信号の送信と、TSI
信号、DCS信号の受信とを行う。この送信側である相
手先に送信されたDIS信号は、図8に示すように、
V.34でのECM受信機能有を示し、そのFIFの6
6ビット目は「1」に、各67,68,69ビット目は
「0」にそれぞれ設定されている。これに対し、送信側
である相手先から受信したDCS信号は、図9に示すよ
うに、V.34でのECM送信の実行の有を示し、その
FIFの66ビット目は「1」に、各67,68,69
ビット目は「0」にそれぞれ設定されている。このDI
S信号の送信とDCS信号の受信とによって、相手先と
の間で、V.34に基づいた画伝送および手順の実行が
確立される。
【0051】ステップS54の実行後、図3に示すよう
に、ステップS56が実行される。ステップS56で
は、相手先とV.34に基づいた画伝送および手順を実
行する(ECM画伝送をする)。なお、通信途中で、全
二重手順が不可能になり、V.21手順、V.29te
r、V.29またはV.17画伝送への移行が行われる
と、ECM画伝送は行われない。ステップS56の実行
後、処理は再びステップS32(図2に示す)に戻る。
【0052】相手先にV.34に基づく送信機能が設定
されていないときに実行されるステップS58では、図
4に示すように、V.21に規定の手順によるCSI信
号、DIS信号の送信と、TSI信号、DCS信号の受
信とを行う。
【0053】この送信側である相手先に送信されたDI
S信号は、図8に示すように、V.34でのECM受信
機能有を示し、そのFIFの66ビット目は「1」に、
各67,68,69ビット目は「0」にそれぞれ設定さ
れているが、送信側である相手先にV.34に基づく送
信機能が設定されていないから、このDIS信号の送信
とDCS信号の受信とによって、相手先との間で、V.
21、V.29ter、V.29またはV.17に基づ
いた手順および画伝送の実行が確立される。
【0054】続くステップS60では、V.21手順、
V.29ter、V.29またはV.17画伝送を行
う。このV.29ter、V.29またはV.17画伝
送にはECMが付加されていない。
【0055】ステップS60の実行後、処理は再びステ
ップS32(図2に示す)に戻る。
【0056】発呼が選択されると実行されるステップS
62では、図5に示すように、信号線20aにレベル
「1」の信号を出力し、CMLをオンし、続くステップ
S64では、信号線20dにレベル「1」の信号を出力
することによって、ANSan信号を受信するように設
定する。
【0057】次いで、ステップS66およびステップS
68が順次に実行され、ステップS66では、V.8手
順にによるCM信号の送信、JM信号の受信、CJ信号
の送信を行う。
【0058】ステップS68では、相手先にV.34に
基づく受信機能が設定されているか否かの判定を行う。
相手先にV.34に基づく受信機能が設定されている
と、ステップS70が実行され、相手先にV.34に基
づく送信機能が設定されていないと、ステップS78
(図7に示す)が実行される。
【0059】ステップS70では、ラインプルービング
信号の送信を行い、続くステップS72では、ロングト
レーニング信号を送信する。
【0060】次いで、ステップS74が実行され、ステ
ップS74では、パラメータの交換後、V.34に規定
の手順によるCSI信号、DIS信号の受信と、TSI
信号、DCS信号の送信とを行う。この受信側である相
手先から受信したDIS信号のFIFの66ビット目は
「1」に設定されているから、相手先に送信するDCS
信号は、図9に示すように、V.34でのECM送信の
実行を指定し、FIFの66ビット目は「1」に、各6
7,68,69ビット目は「0」にそれぞれ設定されて
いる。このDIS信号とDCS信号とによって、相手先
との間で、V.34に基づいた画伝送および手順の実行
が確立される。
【0061】ステップS74の実行後、図6に示すよう
に、ステップS76が実行される。ステップS76で
は、相手先とV.34に基づいた画伝送および手順を実
行する(ECM画伝送をする)。なお、通信途中で、全
二重手順が不可能になり、V.21手順、V.29te
r、V.29またはV.17画伝送への移行が行われる
と、ECM画伝送は行われない。ステップS76の実行
後、処理は再びステップS32(図2に示す)に戻る。
【0062】相手先にV.34に基づく受信機能が設定
されていないときに実行されるステップS78では、図
7に示すように、V.21に規定の手順によるCSI信
号、DIS信号の受信と、TSI信号、DCS信号の送
信とを行う。
【0063】この受信側である相手先から受信したDI
S信号のFIFの66ビット目は「1」に、各67,6
8,69ビット目は「0」にそれぞれ設定されているか
ら、相手先へ送信するDCS信号のFIFの66、6
7,68,69ビット目が全て「0」にそれぞれ設定さ
れ、DCS信号によってECM送信を実行しないことが
指定される。このDIS信号とDCS信号とによって、
相手先との間で、V.21、V.29ter、V.29
またはV.17に基づいた手順および画伝送の実行が確
立される。なお、このV.29ter、V.29または
V.17に基づいた画伝送には、ECMが付加されてい
ない。
【0064】続くステップS80では、V.21手順、
V.29ter、V.29またはV.17による画伝送
を行う。このV.29ter、V.29またはV.17
による画伝送にはECMが付加されていない。
【0065】ステップS80の実行後、処理は再びステ
ップS32(図2に示す)に戻る。
【0066】次に、ANSam信号の送信(V.8手
順)から、V.34手順、V.34による画伝送までの
伝送制御手順の一例について図9を参照しながら説明す
る。図10は図1のファクシミリ装置における伝送制御
手順の一例を示す図である。
【0067】図10を参照するに、まず、着呼側(受信
側)から全二重通信を可能にする信号(ANSam信号
であって2100Hzを15Hzで変調した信号)が送
出される。発呼側(送信側)からは、V.8に基づく変
調によるCM信号が送出され、このCM信号によって画
伝送時に実行可能な伝送モードが着呼側に通知される。
【0068】CM信号を受信した着呼側は、CM信号で
指定された伝送モードの中で受信可能な伝送モード
(V.34)を発呼側に通知し、この通知にJM信号が
用いられる。
【0069】JM信号を受信した発呼側は、CJ信号を
送出することによって、伝送モードを着呼側に通知す
る。
【0070】CJ信号送出後すなわちV.8手順完了後
50msecが経過した後に、発呼側は、V.34手順
の実行を開始し、電話回線2aの状況をチェックするた
めのラインプルービング信号(先頭にINFO0cが付
加されている)を送出する。着呼側は、発呼端末からの
ラインプルービング信号に応答した信号(先頭にINF
O0aが付加されている)を送出し、この信号によって
以後の送出レベル、振幅レベルの補正、伝送ボーレート
を発呼側に通知する。
【0071】発呼側は、ランプルービング信号送出後5
0msecが経過した後に、ロングトレーニング信号を
送出し、着呼側は、このロングトレーニング信号に基づ
きモデムの等化器の調整、タイミング検出などを実施す
る。
【0072】発呼側は、ロングトレーニング信号送出後
50msecが経過した後に、パラメータ交換信号を送
出する。着呼側は、パラメータ交換信号に応答した信号
を送出し、この信号によって以後のリンク補正、ビット
レートを発呼側に通知する。
【0073】パラメータ交換信号に応答した後、着呼側
は、CSI,DIS信号を送出し、発呼側からのTS
I,DCS信号を受信するまでフラグを送出し、TS
I,DCS信号受信後、CFR信号を送出する。発呼側
は、CSI,DIS信号を受信した後、TSI,DCS
信号を送出し、着呼側からのCFR信号を受信するまで
フラグを送出する。
【0074】発呼側は、フラグの送出後50msec経
過後に、V.34による画伝送を開始し、画信号を送出
する。画信号送出終了後50msec経過後に、V.3
4による手順が実行され、発呼側からは、PPS−MP
S信号が送出され、着呼側からのMCF信号を受信する
まで、フラグが送出される。着呼側は、PPS−MPS
信号受信後、MCF信号を送出する。
【0075】フラグの送出後50msec経過後に、
V.34による画伝送が実行され、発呼側からは、再び
画信号が送出される。画信号送出終了後50msec経
過後に、V.34による手順が実行され、発呼側は、P
PS−EOP信号を送出し、MCF信号を受信するまで
フラグを送出する。着呼側は、PPS−EOP信号受信
後、MCF信号を送出する。以降、同様の手順が画伝送
が終了するまで繰り返される。
【0076】以上により、特定機能可否情報を含むDI
S信号と特定機能実行情報を含むDCS信号との送受に
よって、相手先と通信エラーの発生と伝送速度とを考慮
した効率的な通信を行うことができる。また、相手先と
の間で実行される通信モードが明らかになり、前手順に
よるエラーの発生がなくなり、通信の信頼性を向上させ
ることができる。
【0077】(第2形態)次に、本発明の実施の第2形
態について図11ないし図14を参照しながら説明す
る。図11ないし図14は本発明のファクシミリ装置の
実施の第2形態における制御回路の動作を示すフローチ
ャートである。
【0078】本形態のファクシミリ装置は、第1形態の
構成と同じ構成を有し、本形態では、受信機能として、
ITU−T勧告V.34,V.17に規定の変調方式で
エラーコレクションモードを付加した受信機能が設定さ
れかつITU−T勧告V.29,V.27terに規定
の変調方式でエラーコレクションモードを付加した受信
機能が不可に設定され、その設定されている受信機能は
特定機能可否情報によって送信側に通知される。
【0079】これに対し、送信機能としては予め設定さ
れている送信機能があり、特定機能可否情報に対する応
答情報として、受信側である相手先からの特定機能可否
情報と予め設定されている送信機能とに応じて実行が決
定された送信機能を示す特定機能実行情報が受信側に通
知される。
【0080】具体的には、送信機能として全二重手順で
かつITU−T勧告V.34に規定の変調方式による送
信モードおよび半二重手順でITU−T勧告V.17に
規定の変調方式でECMを付加した送信モードのいずれ
か一方が実行可能に設定され、相手先からITU−T勧
告V.34,V.17に規定の変調方式でECMを付加
した受信モードが設定されかつITU−T勧告V.2
9,V.27terに規定の変調方式でECMを付加し
た受信モードが不可に設定されていることを示す特定機
能可否情報が通知されると、全二重手順でITU−T勧
告V.34に規定の変調方式でECMを付加した送信モ
ードおよび半二重手順でITU−T勧告V.17に規定
の変調方式でECMを付加した送信モードのいずれか一
方の実行を示す特定機能実行情報が相手先に通知され
る。
【0081】また、送信機能として全二重手順でかつI
TU−T勧告V.34に規定の変調方式による送信モー
ドが実行不可に設定されているとともに半二重手順でI
TU−T勧告V.17に規定の変調方式でECMを付加
した送信モードがエラー発生状況に対する判定結果に基
づき実行不可に設定され、相手先からITU−T勧告
V.34,V.17に規定の変調方式でECMを付加し
た受信モードが設定されかつITU−T勧告V.29,
V.27terに規定の変調方式でECMを付加した受
信モードが不可に設定されていることを示す特定機能可
否情報が通知されると、ITU−T勧告V.29に規定
の変調方式でECMの無付加の送信モードおよびITU
−T勧告V.27terに規定の変調方式でECMの無
付加の送信モードのいずれか一方の実行を示す特定機能
実行情報が相手先に通知される。
【0082】次に、制御回路20による動作について図
11ないし図14を参照しながら説明する。なお、本説
明は、第1形態と異なるステップについて行い、同一の
ステップについてはその説明は省略する。
【0083】まず、着呼時の動作について図11および
図12を参照しながら説明する。
【0084】図11を参照するに、ロングトレーニング
信号の受信後(ステップS52)、ステップS90が実
行され、ステップS90では、パラメータの交換後、
V.34に規定の手順によるCSI信号、DIS信号の
送信と、TSI信号、DCS信号の受信とを行う。この
送信側である相手先に送信されたDIS信号は、V.1
7でのECM受信機能有を示し、そのFIFの各66,
67ビット目は「1」に、各68,69ビット目は
「0」にそれぞれ設定されている。これに対し、送信側
である相手先から受信したDCS信号は、V.34,
V.17でのECM送信の実行の有を示し、そのFIF
の66,67ビット目は「1」に、各68,69ビット
目は「0」にそれぞれ設定されている。このDIS信号
の送信とDCS信号の受信とによって、相手先との間
で、V.34による手順および画伝送の実行が確立され
る。
【0085】ステップS90の実行後、ステップS92
が実行される。ステップS92では、相手先とV.34
に基づいた画伝送および手順を実行する(ECM画伝送
をする)。なお、通信途中で、全二重手順が不可能にな
り、V.21手順、V.17画伝送への移行が行われる
と、ECM画伝送は継続して行われる。ステップS92
の実行後、処理は再びステップS32(図2に示す)に
戻る。
【0086】次に、相手先にV.34に基づく送信機能
が設定されていないとき(ステップS48)、図12に
示すように、ステップS94が実行される。ステップS
94では、V.21に規定の手順によるCSI信号、D
IS信号の送信と、TSI信号、DCS信号の受信とを
行う。
【0087】この送信側である相手先に送信されたDI
S信号は、V.34,V17でのECM受信機能有を示
し、そのFIFの各66,67ビット目は「1」に、各
68,69ビット目は「0」にそれぞれ設定されている
が、送信側である相手先にV.34に基づく送信機能が
設定されていないから、このDIS信号の送信とDCS
信号の受信とによって、相手先との間で、V.21によ
る手順、V.17に基づいた画伝送の実行が確立され
る。
【0088】続くステップS96では、V.21に基づ
いた手順、V.29ter、V.29またはV.17画
伝送を行う。このV.21手順、V.17画伝送実行時
にはECMが付加されている。
【0089】
【発明の効果】以上に説明したように、請求項1記載の
ファクシミリ装置によれば、通知手段で、送信側となる
相手先に、各変調方式に対応付けて前記特定機能の実行
が可能であるか否かを示す特定機能可否情報を通知し、
受信手段で、相手先から特定機能可否情報に対する応答
情報として送信された、各変調方式に対応付けた特定機
能の実行の有無を示す特定機能実行情報を受信し、制御
手段で、受信した特定機能実行情報に基づき相手先との
通信制御を実行するから、通信エラーの発生と伝送速度
とを考慮した効率的な通信を行うことができる。
【0090】請求項2記載のファクシミリ装置によれ
ば、特定機能として、エラーコレクションモードが設定
され、変調方式として、ITU−T勧告V.34,V.
17,V.29,V.27terに規定されている変調
方式が設定されているから、エラーコレクションモード
の実行の有無を各変調方式に対応付けて設定することが
できる。
【0091】請求項3記載のファクシミリ装置によれ
ば、ITU−T勧告V.34に規定の変調方式でエラー
コレクションモードを付加した受信モードが設定されか
つITU−T勧告V.17,V.29,V.27ter
に規定の変調方式でエラーコレクションモードを付加し
た受信モードが不可に設定されていることを示す特定機
能可否情報に対する相手先からの応答情報として、全二
重手順でかつITU−T勧告V.34に規定の変調方式
でエラーコレクションモードを付加した送信モードの実
行を示す特定機能実行情報を受信すると、制御手段で、
ITU−T勧告V.34に規定の変調方式でエラーコレ
クションモードを付加した受信モードを実行するように
制御するから、特定機能可否情報と特定機能実行情報と
の送受によって、相手先との間で実行される通信モード
が明らかになり、前手順によるエラーの発生がなくな
り、通信の信頼性を向上させることができる。
【0092】請求項4記載のファクシミリ装置によれ
ば、ITU−T勧告V.34に規定の変調方式でエラー
コレクションモードを付加した受信モードが設定されか
つITU−T勧告V.17,V.29,V.27ter
に規定の変調方式でエラーコレクションモードを付加し
た受信モードが不可に設定されていることを示す特定機
能可否情報に対する相手先からの応答情報として、IT
U−T勧告V.17,V.29,V.27terに規定
の変調方式でエラーコレクションモード無付加の送信モ
ードの実行を示す特定機能実行情報を受信すると、制御
手段で、ITU−T勧告V.17,V.29,V.27
terに規定の変調方式でエラーコレクションモード無
付加の受信モードを実行するように制御するから、特定
機能可否情報と特定機能実行情報との送受によって、相
手先との間で実行される通信モードが明らかになり、前
手順によるエラーの発生がなくなり、通信の信頼性を向
上させることができる。
【0093】請求項5記載のファクシミリ装置によれ
ば、ITU−T勧告V.34,V.17に規定の変調方
式でエラーコレクションモードを付加した受信モードが
設定されかつITU−T勧告V.29,V.27ter
に規定の変調方式でエラーコレクションモードを付加し
た受信モードが不可に設定されていることを示す特定機
能可否情報に対する相手先からの応答情報として、全二
重手順でITU−T勧告V.34に規定の変調方式でエ
ラーコレクションモードを付加した送信モードおよび半
二重手順でITU−T勧告V.17に規定の変調方式で
エラーコレクションモードを付加した送信モードのいず
れか一方の実行を示す特定機能実行情報を受信すると、
制御手段で、特定機能実行情報に応じてITU−T勧告
V.34に規定の変調方式でエラーコレクションモード
を付加した受信モードおよびITU−T勧告V.17に
規定の変調方式でエラーコレクションモードを付加した
受信モードのいずれか一方を実行するように制御するか
ら、特定機能可否情報と特定機能実行情報との送受によ
って、相手先との間で実行される通信モードが明らかに
なり、前手順によるエラーの発生がなくなり、通信の信
頼性を向上させることができる。
【0094】請求項6記載のファクシミリ装置によれ
ば、ITU−T勧告V.34,V.17に規定の変調方
式でエラーコレクションモードを付加した受信モードが
設定されかつITU−T勧告V.29,V.27ter
に規定の変調方式でエラーコレクションモードを付加し
た受信モードが不可に設定されていることを示す特定機
能可否情報に対する相手先からの応答情報として、IT
U−T勧告V.29に規定の変調方式でエラーコレクシ
ョンモードの無付加の送信モードおよびITU−T勧告
V.27terに規定の変調方式でエラーコレクション
モードの無付加の送信モードのいずれか一方の実行を示
す特定機能実行情報を受信すると、制御手段で、特定機
能実行情報に応じてITU−T勧告V.29に規定の変
調方式でエラーコレクションモードの無付加の受信モー
ドおよびITU−T勧告V.27terに規定の変調方
式でエラーコレクションモードの無付加の受信モードの
いずれか一方を実行するように制御するから、特定機能
可否情報と特定機能実行情報との送受によって、相手先
との間で実行される通信モードが明らかになり、前手順
によるエラーの発生がなくなり、通信の信頼性を向上さ
せることができる。
【0095】請求項7記載のファクシミリ装置によれ
ば、受信側となる相手先から、各変調方式に対応付けて
前記特定機能の実行が可能であるか否かを示す特定機能
可否情報が通知されると、通知手段で、特定機能可否情
報に対する応答情報として、各変調方式に対応付けた特
定機能の実行の有無を示す特定機能実行情報を相手先に
通知し、制御手段で特定機能実行情報に基づき相手先と
の通信制御を実行するから、通信エラーの発生と伝送速
度とを考慮した効率的な通信を行うことができる。
【0096】請求項8記載のファクシミリ装置によれ
ば、特定機能として、エラーコレクションモードが設定
され、変調方式として、ITU−T勧告V.34,V.
17,V.29,V.27terに規定されている変調
方式が設定されているから、エラーコレクションモード
の実行の有無を各変調方式に対応付けて設定することが
できる。
【0097】請求項9記載のファクシミリ装置によれ
ば、通知手段で、特定機能可否情報に対する応答情報と
して、予め設定されている送信機能に応じて決定された
特定機能実行情報を通知するから、特定機能可否情報と
特定機能実行情報との送受によって、相手先との間で実
行される通信モードが明らかになり、前手順によるエラ
ーの発生がなくなり、通信の信頼性を向上させることが
できる。
【0098】請求項10記載のファクシミリ装置によれ
ば、送信機能として全二重手順でかつITU−T勧告
V.34に規定の変調方式でエラーコレクションモード
を付加した送信モードの実行が可能に設定され、相手先
からITU−T勧告V.34に規定の変調方式でエラー
コレクションモードを付加した受信モードが設定されか
つITU−T勧告V.17,V.29,V.27ter
に規定の変調方式でエラーコレクションモードを付加し
た受信モードが不可に設定されていることを示す特定機
能可否情報が通知されると、通知手段で、全二重手順で
かつITU−T勧告V.34に規定の変調方式でエラー
コレクションモードを付加した送信モードの実行を示す
特定機能実行情報を相手先に通知するから、特定機能可
否情報と特定機能実行情報との送受によって、相手先と
の間で実行される通信モードが明らかになり、前手順に
よるエラーの発生がなくなり、通信の信頼性を向上させ
ることができる。
【0099】請求項11記載のファクシミリ装置によれ
ば、送信機能として全二重手順でかつITU−T勧告
V.34に規定の変調方式による送信モードの実行が不
可であり、相手先からITU−T勧告V.34に規定の
変調方式でエラーコレクションモードを付加した受信モ
ードが設定されかつITU−T勧告V.17,V.2
9,V.27terに規定の変調方式でエラーコレクシ
ョンモードを付加した受信モードが不可に設定されてい
ることを示す特定機能可否情報が通知されると、通知手
段で、ITU−T勧告V.17,V.29,V.27t
erに規定の変調方式でエラーコレクションモード無付
加の送信モードの実行を示す特定機能実行情報を通知す
るから、特定機能可否情報と特定機能実行情報との送受
によって、相手先との間で実行される通信モードが明ら
かになり、前手順によるエラーの発生がなくなり、通信
の信頼性を向上させることができる。
【0100】請求項12記載のファクシミリ装置によれ
ば、送信機能として全二重手順でかつITU−T勧告
V.34に規定の変調方式による送信モードおよび半二
重手順でITU−T勧告V.17に規定の変調方式でエ
ラーコレクションモードを付加した送信モードのいずれ
か一方が実行可能に設定され、相手先からITU−T勧
告V.34,V.17に規定の変調方式でエラーコレク
ションモードを付加した受信モードが設定されかつIT
U−T勧告V.29,V.27terに規定の変調方式
でエラーコレクションモードを付加した受信モードが不
可に設定されていることを示す特定機能可否情報が通知
されると、通知手段で、全二重手順でITU−T勧告
V.34に規定の変調方式でエラーコレクションモード
を付加した送信モードおよび半二重手順でITU−T勧
告V.17に規定の変調方式でエラーコレクションモー
ドを付加した送信モードのいずれか一方の実行を示す特
定機能実行情報を相手先に通知するから、特定機能可否
情報と特定機能実行情報との送受によって、相手先との
間で実行される通信モードが明らかになり、前手順によ
るエラーの発生がなくなり、通信の信頼性を向上させる
ことができる。
【0101】請求項13記載のファクシミリ装置によれ
ば、送信機能として全二重手順でかつITU−T勧告
V.34に規定の変調方式による送信モードが実行不可
に設定されているとともに半二重手順でITU−T勧告
V.17に規定の変調方式でエラーコレクションモード
を付加した送信モードがエラー発生状況に対する判定結
果に基づき実行不可に設定され、相手先からITU−T
勧告V.34,V.17に規定の変調方式でエラーコレ
クションモードを付加した受信モードが設定されかつI
TU−T勧告V.29,V.27terに規定の変調方
式でエラーコレクションモードを付加した受信モードが
不可に設定されていることを示す特定機能可否情報が通
知されると、通知手段で、ITU−T勧告V.29に規
定の変調方式でエラーコレクションモードの無付加の送
信モードおよびITU−T勧告V.27terに規定の
変調方式でエラーコレクションモードの無付加の送信モ
ードのいずれか一方の実行を示す特定機能実行情報を相
手先に通知するから、特定機能可否情報と特定機能実行
情報との送受によって、相手先との間で実行される通信
モードが明らかになり、前手順によるエラーの発生がな
くなり、通信の信頼性を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のファクシミリ装置の実施の第1形態の
構成を示すブロック図である。
【図2】図1のファクシミリ装置における制御回路の動
作を示すフローチャートである。
【図3】図1のファクシミリ装置における制御回路の動
作を示すフローチャートである。
【図4】図1のファクシミリ装置における制御回路の動
作を示すフローチャートである。
【図5】図1のファクシミリ装置における制御回路の動
作を示すフローチャートである。
【図6】図1のファクシミリ装置における制御回路の動
作を示すフローチャートである。
【図7】図1のファクシミリ装置における制御回路の動
作を示すフローチャートである。
【図8】特定機能可否情報を示すためのDIS信号の各
66,67,68,69ビット目の割当てを示す図であ
る。
【図9】特定機能実行情報を示すためのDCS信号の各
66,67,68,69ビット目の割当てを示す図であ
る。
【図10】図1のファクシミリ装置における伝送制御手
順の一例を示す図である。
【図11】本発明のファクシミリ装置の実施の第2形態
における制御回路の動作を示すフローチャートである。
【図12】本発明のファクシミリ装置の実施の第2形態
における制御回路の動作を示すフローチャートである。
【図13】本発明のファクシミリ装置の実施の第2形態
における制御回路の動作を示すフローチャートである。
【図14】本発明のファクシミリ装置の実施の第2形態
における制御回路の動作を示すフローチャートである。
【符号の説明】
2 NCU 6 ハイブリッド回路 8 変復調器 10 ANSam送出回路 12 加算回路 14 読取回路 16 記録回路 20 制御回路
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平4−94259(JP,A) 特開 平6−303367(JP,A) 特開 平4−301963(JP,A) 特開 平2−108364(JP,A) 特開 平5−183717(JP,A) 特開 平4−306957(JP,A) 特開 平3−213054(JP,A) 特開 平5−336192(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04N 1/32 - 1/36 H04N 1/42 - 1/44

Claims (13)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 特定機能が実行可能に設定されているフ
    ァクシミリ装置において、送信側となる相手先に、各変
    調方式に対応付けて前記特定機能の実行が可能であるか
    否かを示す特定機能可否情報を通知する通知手段と、前
    記相手先から前記特定機能可否情報に対する応答情報と
    して送信された、各変調方式に対応付けた特定機能の実
    行の有無を示す特定機能実行情報を受信する受信手段
    と、前記受信した特定機能実行情報に基づき前記相手先
    との通信制御を実行する制御手段とを備えることを特徴
    とするファクシミリ装置。
  2. 【請求項2】 前記特定機能として、エラーコレクショ
    ンモードが設定され、前記変調方式として、ITU−T
    勧告V.34,V.17,V.29,V.27terに
    規定されている変調方式が設定されていることを特徴と
    する請求項1記載のファクシミリ装置。
  3. 【請求項3】 ITU−T勧告V.34に規定の変調方
    式でエラーコレクションモードを付加した受信モードが
    設定されかつITU−T勧告V.17,V.29,V.
    27terに規定の変調方式でエラーコレクションモー
    ドを付加した受信モードが不可に設定されていることを
    示す特定機能可否情報に対する前記相手先からの応答情
    報として、全二重手順でかつITU−T勧告V.34に
    規定の変調方式でエラーコレクションモードを付加した
    送信モードの実行を示す特定機能実行情報を受信する
    と、前記制御手段は、ITU−T勧告V.34に規定の
    変調方式でエラーコレクションモードを付加した受信モ
    ードを実行するように制御することを特徴とする請求項
    2記載のファクシミリ装置。
  4. 【請求項4】 ITU−T勧告V.34に規定の変調方
    式でエラーコレクションモードを付加した受信モードが
    設定されかつITU−T勧告V.17,V.29,V.
    27terに規定の変調方式でエラーコレクションモー
    ドを付加した受信モードが不可に設定されていることを
    示す特定機能可否情報に対する前記相手先からの応答情
    報として、ITU−T勧告V.17,V.29,V.2
    7terに規定の変調方式でエラーコレクションモード
    無付加の送信モードの実行を示す特定機能実行情報を受
    信すると、前記制御手段は、ITU−T勧告V.17,
    V.29,V.27terに規定の変調方式でエラーコ
    レクションモード無付加の受信モードを実行するように
    制御することを特徴とする請求項2記載のファクシミリ
    装置。
  5. 【請求項5】 ITU−T勧告V.34,V.17に規
    定の変調方式でエラーコレクションモードを付加した受
    信モードが設定されかつITU−T勧告V.29,V.
    27terに規定の変調方式でエラーコレクションモー
    ドを付加した受信モードが不可に設定されていることを
    示す特定機能可否情報に対する前記相手先からの応答情
    報として、全二重手順でITU−T勧告V.34に規定
    の変調方式でエラーコレクションモードを付加した送信
    モードおよび半二重手順でITU−T勧告V.17に規
    定の変調方式でエラーコレクションモードを付加した送
    信モードのいずれか一方の実行を示す特定機能実行情報
    を受信すると、前記制御手段は、前記特定機能実行情報
    に応じてITU−T勧告V.34に規定の変調方式でエ
    ラーコレクションモードを付加した受信モードおよびI
    TU−T勧告V.17に規定の変調方式でエラーコレク
    ションモードを付加した受信モードのいずれか一方を実
    行するように制御することを特徴とする請求項2記載の
    ファクシミリ装置。
  6. 【請求項6】 ITU−T勧告V.34,V.17に規
    定の変調方式でエラーコレクションモードを付加した受
    信モードが設定されかつITU−T勧告V.29,V.
    27terに規定の変調方式でエラーコレクションモー
    ドを付加した受信モードが不可に設定されていることを
    示す特定機能可否情報に対する前記相手先からの応答情
    報として、ITU−T勧告V.29に規定の変調方式で
    エラーコレクションモードの無付加の送信モードおよび
    ITU−T勧告V.27terに規定の変調方式でエラ
    ーコレクションモードの無付加の送信モードのいずれか
    一方の実行を示す特定機能実行情報を受信すると、前記
    制御手段は、前記特定機能実行情報に応じてITU−T
    勧告V.29に規定の変調方式でエラーコレクションモ
    ードの無付加の受信モードおよびITU−T勧告V.2
    7terに規定の変調方式でエラーコレクションモード
    の無付加の受信モードのいずれか一方を実行するように
    制御することを特徴とする請求項2記載のファクシミリ
    装置。
  7. 【請求項7】 特定機能が実行可能に設定されているフ
    ァクシミリ装置において、受信側となる相手先から、各
    変調方式に対応付けて前記特定機能の実行が可能である
    か否かを示す特定機能可否情報が通知されると、前記特
    定機能可否情報に対する応答情報として、各変調方式に
    対応付けた特定機能の実行の有無を示す特定機能実行情
    報を前記相手先に通知する通知手段と、前記特定機能実
    行情報に基づき前記相手先との通信制御を実行する制御
    手段とを備えることを特徴とするファクシミリ装置。
  8. 【請求項8】 前記特定機能として、エラーコレクショ
    ンモードが設定され、前記変調方式として、ITU−T
    勧告V.34,V.17,V.29,V.27terに
    規定されている変調方式が設定されていることを特徴と
    する請求項7記載のファクシミリ装置。
  9. 【請求項9】 前記通知手段は、前記特定機能可否情報
    に対する応答情報として、予め設定されている送信機能
    に応じて決定された前記特定機能実行情報を通知するこ
    とを特徴とする請求項8記載のファクシミリ装置。
  10. 【請求項10】 前記送信機能として全二重手順でかつ
    ITU−T勧告V.34に規定の変調方式でエラーコレ
    クションモードを付加した送信モードの実行が可能に設
    定され、前記相手先からITU−T勧告V.34に規定
    の変調方式でエラーコレクションモードを付加した受信
    モードが設定されかつITU−T勧告V.17,V.2
    9,V.27terに規定の変調方式でエラーコレクシ
    ョンモードを付加した受信モードが不可に設定されてい
    ることを示す特定機能可否情報が通知されると、前記通
    知手段は、全二重手順でかつITU−T勧告V.34に
    規定の変調方式でエラーコレクションモードを付加した
    送信モードの実行を示す特定機能実行情報を前記相手先
    に通知することを特徴とする請求項9記載のファクシミ
    リ装置。
  11. 【請求項11】 前記送信機能として全二重手順でかつ
    ITU−T勧告V.34に規定の変調方式による送信モ
    ードの実行が不可であり、前記相手先からITU−T勧
    告V.34に規定の変調方式でエラーコレクションモー
    ドを付加した受信モードが設定されかつITU−T勧告
    V.17,V.29,V.27terに規定の変調方式
    でエラーコレクションモードを付加した受信モードが不
    可に設定されていることを示す特定機能可否情報が通知
    されると、前記通知手段は、ITU−T勧告V.17,
    V.29,V.27terに規定の変調方式でエラーコ
    レクションモード無付加の送信モードの実行を示す特定
    機能実行情報を通知することを特徴とする請求項9記載
    のファクシミリ装置。
  12. 【請求項12】 前記送信機能として全二重手順でかつ
    ITU−T勧告V.34に規定の変調方式による送信モ
    ードおよび半二重手順でITU−T勧告V.17に規定
    の変調方式でエラーコレクションモードを付加した送信
    モードのいずれか一方が実行可能に設定され、前記相手
    先からITU−T勧告V.34,V.17に規定の変調
    方式でエラーコレクションモードを付加した受信モード
    が設定されかつITU−T勧告V.29,V.27te
    rに規定の変調方式でエラーコレクションモードを付加
    した受信モードが不可に設定されていることを示す特定
    機能可否情報が通知されると、前記通知手段は、全二重
    手順でITU−T勧告V.34に規定の変調方式でエラ
    ーコレクションモードを付加した送信モードおよび半二
    重手順でITU−T勧告V.17に規定の変調方式でエ
    ラーコレクションモードを付加した送信モードのいずれ
    か一方の実行を示す特定機能実行情報を前記相手先に通
    知することを特徴とする請求項9記載のファクシミリ装
    置。
  13. 【請求項13】 前記送信機能として全二重手順でかつ
    ITU−T勧告V.34に規定の変調方式による送信モ
    ードが実行不可に設定されているとともに半二重手順で
    ITU−T勧告V.17に規定の変調方式でエラーコレ
    クションモードを付加した送信モードがエラー発生状況
    に対する判定結果に基づき実行不可に設定され、前記相
    手先からITU−T勧告V.34,V.17に規定の変
    調方式でエラーコレクションモードを付加した受信モー
    ドが設定されかつITU−T勧告V.29,V.27t
    erに規定の変調方式でエラーコレクションモードを付
    加した受信モードが不可に設定されていることを示す特
    定機能可否情報が通知されると、前記通知手段は、IT
    U−T勧告V.29に規定の変調方式でエラーコレクシ
    ョンモードの無付加の送信モードおよびITU−T勧告
    V.27terに規定の変調方式でエラーコレクション
    モードの無付加の送信モードのいずれか一方の実行を示
    す特定機能実行情報を前記相手先に通知することを特徴
    とする請求項9記載のファクシミリ装置。
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