JPH1027480A - 強誘電体キャパシタを利用するブートストラッピング回路 - Google Patents

強誘電体キャパシタを利用するブートストラッピング回路

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JPH1027480A
JPH1027480A JP9078514A JP7851497A JPH1027480A JP H1027480 A JPH1027480 A JP H1027480A JP 9078514 A JP9078514 A JP 9078514A JP 7851497 A JP7851497 A JP 7851497A JP H1027480 A JPH1027480 A JP H1027480A
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JP9078514A
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William F Kraus
エフ. クラウス ウィリアム
Dennis R Wilson
アール. ウィルソン デニス
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    • G11C11/21Digital stores characterised by the use of particular electric or magnetic storage elements; Storage elements therefor using electric elements
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 強誘電体プロセスを利用する集積回路強誘電
体メモリアレイあるいは他の集積回路において、内部ノ
ード、ワード線、ワード線のセグメント若しくはこれら
同類ものの電圧レベルを押し上げるための密集した回路
配置を提供する。 【解決手段】 強誘電体メモリアレイは、強誘電体メモ
リセル(16A〜16D)の横列に接続されたワード線
と、ワード線に電源の全供給電圧をもたらすワード線ド
ライバ回路14とを含む。ブートストラッピング回路4
2は、ワード線とブースト信号を受けるブースト線との
間に接続されている。ブートストラッピング回路42
は、強誘電体のキャパシタと、ワード線のピーク電圧が
電源の供給電圧より大きくなるように第1の動作モード
においてブースト線とワード線との間に強誘電体のキャ
パシタを結合し、且つ第2の動作モードにおいてブース
ト線から強誘電体のキャパシタを分離するための結合回
路の構成部分とを含む。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、一般的には集積
回路メモリに関し、特に強誘電体プロセスを利用する強
誘電体の不揮発性ランダムアクセスメモリおよび内部ブ
ースト電圧を必要とする集積回路に関する。
【0002】
【従来の技術】強誘電体の不揮発性ランダムアクセスメ
モリアレイ10の部分が図1に示され、そのアレイはワ
ード線のブートストラッピング(bootstrapping)回路
を含んでいる。そのワード線のブートストラッピング回
路は、VDD電源の全供給電圧が強誘電体キャパシタ間
またはアクセスされた強誘電体メモリセル内の強誘電体
キャパシタ間に加えられるように、VDD電源の供給電
圧より大きい押し上げられた電圧をワード線に供給する
ために使用される。メモリアレイ10は、ワード線ドラ
イバ回路14の縦列(column)にワード線エネイブル
(enable)信号を供給するワード線デコーダ12を含
む。4個のワード線ドライバ回路14が示され、ワード
線エネイブル信号であるWLEN1、WLEN2、WL
EN3およびWLENNを受けている。典型的なメモリ
アレイでは、N本の行(rows)があり、通常はNは2の
べき乗である。ワード線ドライバ回路14は、ワード線
あるいはワード線のセグメント(segment)であるWL
1、WL2、WL3およびWLNへ順にVDD電源の全
供給電圧(典型的には、5、3.3あるいは3[V])
を供給する。4個の代表的な強誘電体メモリセル16A
〜16Dが示され、それぞれのワード線と接続されてい
る。メモリセル16A〜16Dに接続されるビット線お
よびプレート線は図1に示されていない。メモリセル1
6A〜16Dは、1個のトランジスタと1個のキャパシ
タからなるセル、2個のトランジスタと2個のキャパシ
タからなるセル、またはワード線との結合があるすべて
の他の形式の強誘電体メモリセルの場合が可能である。
ワード線のそれぞれは、MOSキャパシタ18を通して
単一の押し上げブートドライブ(BootDrive)線20に
結合されている。それぞれのキャパシタ18は、実際に
は、NチャネルMOSトランジスタである。ここで、ワ
ード線に結合されるゲートがキャパシタ電極の一方を形
成し、ブートドライブ線20に接続され、且つ相互に接
続されているソースとドレインとが他方の電極を形成す
る。達成されるかなり高いキャパシタンス値を生じるチ
ャネルが形成されるように、少なくともVTN(Nチャネ
ルトランジスタのしきい値電圧)の電圧が、キャパシタ
18にわたり加えられなければならない。
【0003】それぞれのMOSキャパシタ18は、対応
するワード線が選択された場合のみ、ブートドライブ線
20に対して最大のキャパシタ性負荷を生じる。非選択
のワード線の低い電圧はチャネルを形成しないので、非
選択のワード線に結合されるMOSキャパシタ18はは
るかに少ないキャパシタ性負荷となる。しかしながら、
MOSキャパシタ18がピッチに合った位置(in pitc
h)、すなわちメモリセル16A〜16Dの一の横列(r
ow)の寸法にうまく合っていなくてはならないので、メ
モリセル16A〜16Dが小さくなるにつれて、MOS
キャパシタ18の面積の消費が全ダイ(die)の大きさ
に対して不適当な程に高い割合となる。これは、MOS
キャパシタセルに対して、20:1と同じぐらい高い縦
横比を生じる。したがって、MOSキャパシタ18は、
全ダイ面積に対してかなりの部分となる。
【0004】図2を参照すると、概略の回路図がドライ
バ回路14のために示されている。ワード線ドライバ回
路14は、ノード22でワード線エネイブル信号WLE
Nに結合される第1の電流ノードを持つ第1NMOSト
ランジスタ26を含む。WLEN信号は、非選択されな
かった横列に対しては接地電位となり、また選択された
横列に対してはVDDとなる制御信号である。また、ト
ランジスタ26は、供給電圧(VDD rail voltage)の源
に結合されているゲートと、ノード30でWL’と命名
された第2電流ノードとを含む。第2MOSトランジス
タ28は、ワード線WLにノード24で結合される第1
電流ノードと、ワードクロック線WLCLKにノード3
2で結合される第2電流ノードと、第1NMOSトラン
ジスタ26の第2電流ノードWL’にノード30で結合
されるゲートとを含む。WLENがVDDに駆動された
後に、WLCLKがハイ(high)に駆動されて、押し上
げられた電圧をWLノード30に結合し、トランジスタ
28がWLノード24を全VDD電位に駆動することを
可能にしている。
【0005】図3を参照すると、レイアウト図が、図1
および図2と関連して描かれた先行技術のメモリアレイ
のために示されている。レイアウト10’は、4個の横
列、言い換えるとWL1からWLNと名付けられたワー
ド線のセグメントを含む。それぞれの横列は、ワード線
デコード+ワード線ドライバ、とを名付けられたワード
線をデコードし、そしてワード線を駆動する電気回路の
構成部分(circuitry)12と14とを含む。この回路
の構成部分の縦横比は、約20:1である。また、それ
ぞれの横列はワード線の電圧レベルを押し上げるための
MOSキャパシタ18を含み、MOSキャパシタ18に
ついては、BOOT CAPと名付けて、更に詳細に下
記に記述する。このキャパシタの縦横比は、約20:1
になり得る。また、それぞれの横列は、ワード線あるい
はワード線のセグメントと関連づけられるメモリセル1
6を含む。図3で、8個のこのようなセルが、それぞれ
のワード線あるいはセグメントに、それぞれのセルが約
1:1の縦横比をもって、関連づけられている。
【0006】先行技術におけるワード線を押し上げる仕
組みの動作過程が、図4のタイミング図に明らかにされ
ている。ある初期時t0で、ワード線あるいはセグメン
トとブートドライブ線20とは、共に接地電位である。
時間t0と時間t1との間で、WLEN信号がハイに至
る。ワード線ドライバ回路14の動作によって、時間t
1で、そのワード線は全VDD電位に遷移する。ワード
線ドライバ回路14は、WLEN、そして順にWL’信
号をロウ(low)に至らせることにより、時間t2で
は、三値状態(tri-stated)になって、ワード線あるい
はセグメントであるWL1からWLNをワード線デコー
ダ12から分離する。時間t3では、信号線20上ブー
トドライブ信号はハイに至り、ブートドライブ信号はワ
ード線のレベルをVDD電源の供給電圧より上に、理想
的には少なくともVDD+VTN+VMARGIN[V]
のレベルに押し上げる。マージン電圧、VMARGIN
は、典型的には0.5[V]であるが、プロセスの変動
や他の設計上の考慮事項によって必要なときに変えられ
る。高められた電圧は、強誘電体メモリセルの内部のア
クセストランジスタにわたる電圧降下がないことを確実
にする。したがって、VDDの全電圧は、セルにある強
誘電体キャパシタを分極させるのに利用できる。
【0007】先行技術のメモリアレイ10は、ワード線
の押し上げによる優れた成果を達成できるが、ダイが大
きくなってしまう。それぞれのワード線あるいはワード
線のセグメントはキャパシタを含まなければならないか
ら、図3に示されているキャパシタ18に充てられる面
積は重要である。高い縦横比は、ワード線あるいはワー
ド線のセグメントを押し上げるために必要とされる大き
なキャパシタ18と、相対的に低い二酸化シリコンの誘
電率との結果であり、そして二酸化シリコンはMOSキ
ャパシタ18のための誘電材料である。
【0008】別の先行技術であるメモリアレイ40が図
5に示され、メモリアレイ40ではMOSキャパシタ1
8およびブートドライブ線20を除外し、ワード線の電
圧レベルを増加するためのチャージポンプ法を含んでい
る。メモリアレイ40は、ワード線エネイブル信号をワ
ード線ドライバ回路34の縦列に供給するためにワード
線デコーダ12を含む。4個のワード線ドライバ回路3
4が示され、ワード線エネイブル信号WLEN1,WL
EN2,WLEN3およびWLENNを受けている。ま
た、ワード線ドライバ回路34は、押し上げられた電圧
をチャージポンプ36から受けるための入力を含む。ワ
ード線ドライバ回路34は、ワード線あるいはワード線
のセグメントWL1、WL2、WL3およびWLNへ順
に押し上げられた電圧を供給する。4個の代表的な強誘
電体メモリセル16A〜16Dが示され、それぞれのワ
ード線に結合している。
【0009】図6を参照すると、概略の回路図がワード
線ドライバ回路34のために示されている。ワード線ド
ライバ回路34は、低い電圧のワード線エネイブル信号
WLENへノード22で結合されている第1電流ノード
をもつ第1のNMOSトランジスタ26を含む。また、
トランジスタ26は、供給電圧(VDD rail voltage)の
源へ結合されているゲートと、ノード30でWL’と命
名された第2電流ノードとを含む。第2のNMOSトラ
ンジスタ28は、ワード線WLにノード24で結合され
ている第1電流ノードと、押し上げられたワードクロッ
ク線WLCLKへノード38で結合されている第2電流
ノードと、第1NMOSトランジスタ26の第2電流ノ
ードWL’へノード30で結合されたゲートとを有して
いる。WLCLK信号に対するピーク電圧の値は、理想
的には少なくともVDD+VTN+VMARGIN[V]
である。動作において、WLENは最初にVDD電源の
供給電圧に駆動される。これは、WL’をVDD−VT
Nに駆動する。続いて、WLCLK信号は押し上げられ
た電圧レベルに駆動される。WLCLK信号のこの遷移
はWL’ノード30と結合し、これをWLCLKの押し
上げられたレベルよりもさらに高い電圧に押し上げて、
トランジスタ28をわたり電圧降下がないという結果を
もたらすので、期待された上昇電位にワード線を駆動す
る。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】先行技術のメモリアレ
イ40は、ワード線の押し上げによる優れた成果を達成
できる一方で、様々な不利な点も持っている。チャージ
ポンプ法の不利な点は、チャージポンプに伴う蓄積キャ
パシタと付加される制御回路の構成部分とに対して必要
とされる領域の消費と、チャージポンプ、電力消費、チ
ャージポンプに関連した望まれない漏れ電流を制御する
信号に対する調整されたタイミングと、電源上昇の時に
チャージポンプの初期化による追加されるオーバーヘッ
ド時間と、上昇された電位を全体へ配線することから生
じる装置のブレイクダウン(breakdown)とである。
【0011】望まれていることは、MOSキャパシタや
チャージポンプという先行技術の手法の不利な点を克服
した強誘電体プロセスを利用する集積回路強誘電体メモ
リアレイあるいは他の集積回路において、内部ノード、
ワード線、ワード線のセグメント若しくはこれら同類も
のの電圧レベルを押し上げるための密集した回路配置で
ある。
【0012】したがって、本発明の主要な目的は、押し
上げられた内部電圧を必要とし、且つ強誘電体プロセス
を利用するどんな集積回路に対しても、密集したブート
ストラッピング回路を提供することにある。
【0013】本発明の更なる目的は、利用できる外部の
VDD電源の供給電圧より高い持ち上げられた電圧へメ
モリアレイ内のワード線を駆動するための密集したブー
トストラッピング回路を提供することにある。
【0014】本発明のブートストラッピング回路が強誘
電体メモリセルの横列とほぼ同じレイアウトの位置に設
計され得ることは、本発明の有利な点である。
【0015】ブートストラッピング回路が集積メモリ回
路のダイの大きさを本質的に増加させないことは、本発
明の別の有利な点である。
【0016】ブートストラッピング回路がPチャネルト
ランジスタあるいは相補的な(complementary)ワード
線を使用しないことは、本発明の別の有利な点である。
【0017】VDD電源の供給電圧より高い電圧へワー
ド線を押し上げるために、付加される外部電圧あるいは
チャージポンプを必要としないことは、本発明の別の有
利な点である。
【0018】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、強誘電
体メモリアレイは複数の強誘電体メモリセルと結合され
たワード線と、電源の全供給電圧をワード線上にもたら
す(establish)ためのワード線ドライバ回路とを含
む。ブートストラッピング回路は、ブースト信号を受け
るためにワード線とブースト線との間に結合されてい
る。ブートストラッピング回路は、強誘電体キャパシタ
と、ワード線のピーク電圧が電源の供給電圧より高くな
るように第1の動作モードにおいてブースト線とワード
線との間に強誘電体キャパシタを結合し、第2の動作モ
ードにおいてブースト線から強誘電体キャパシタを分離
するための回路の構成部分とを含む。
【0019】ブートストラッピング回路の第1の実施例
では、強誘電体キャパシタの一の電極は、ワード線へ直
接に結合されている。第1のトランジスタは中間ノード
とワード線との間に結合され、そしてゲートはVDD電
源供給源に結合されている。第2のトランジスタは、ブ
ースト線と強誘電体キャパシタの他の電極との間に結合
され、そしてゲートは中間ノードに結合されている。
【0020】ブートストラッピング回路の第2の実施例
では、強誘電体キャパシタの一の電極(plate)は、直
接にワード線に結合されている。第1のトランジスタは
中間ノードとワード線との間に結合され、そしてゲート
はワード線電圧の波形を作り出すための制御信号を受け
る。第2のトランジスタは、ブースト線と強誘電体キャ
パシタの他の電極との間に結合され、そしてゲートは中
間ノードに結合されている。
【0021】動作において、選択されたワード線がVD
D電源の全供給電圧までプリチャージされ、選択された
ワード線と関連づけられている強誘電体キャパシタがブ
ースト線に結合され、選択されていないワード線と関連
づけられている強誘電体キャパシタはブースト線から電
気的に分離され、そして選択されたワード線の電圧がV
DD電源の供給電圧より大きい電圧まで押し上げられる
ようにブースト線は0[V]からVDDに遷移する。
【0022】この発明に関する上述のあるいは他の目
的、特徴および有利な点は、添付された図面を参照して
行われる次に述べる好ましい具体例の詳細な説明からも
っと容易に明らかになるであろう。
【0023】
【発明の実施の形態】強誘電体の不揮発性ランダムアク
セスメモリアレイ50の部分が図7に示され、それは本
発明に従ってワード線のブートストラッピング回路を含
んでいる。メモリアレイ50は、MOSキャパシタ18
が強誘電体のブートストラッピング回路42と置き換え
られているということを除いて、図1と関連して説明さ
れた先行技術のメモリアレイ10と一致しており、回路
42については以下に詳細に説明する。したがって、メ
モリアレイ50は、ワード線ドライバ(driver)回路1
4の縦列にワード線エネイブル信号を供給するためのワ
ード線デコーダ12を含む。ドライバ回路14は、図2
に関連して示されたドライバ回路と同じである。4個の
ワードドライバ回路14が示され、それらはワード線エ
ネイブル信号WLEN1、WLEN2、WLEN3およ
びWLENNを受ける。ワード線ドライバ回路14は、
ワード線WL1,WL2,WL3およびWLNにVDD
電源の全供給電圧を供給する。4個の代表的な強誘電体
メモリセル16A〜16Dが示され、それらはそれぞれ
のワード線に結合されている。ワード線のそれぞれは、
強誘電体のブートストラッピング回路42を通して単一
のブートドライブ線20に結合されている。それぞれの
ブートストラッピング回路42は、1個の強誘電体キャ
パシタと2個のNMOSトランジスタとを含む。
【0024】それぞれのブートストラッピング回路42
は、対応するワード線が選択される場合のみ、最大のキ
ャパシタ性負荷をブートドライブ線20に与えるという
点でMOSキャパシタ18に似ている。加えて、ブート
ストラッピング回路42は、選択されていないワード線
には結合が起こらないように設計されている。
【0025】図8を参照すると、ブートストラッピング
回路42の第1の実施例42Aのために、概略の回路図
が示されている。ブートストラッピング回路42Aは、
ノード24でワード線に結合された電極をもつ強誘電体
キャパシタ44を含む。強誘電体キャパシタ44は、鉛
・ジルコン酸・チタン酸塩(lead zirconate titanate:
PZT)、ストロンチウム・ビスマス・タンタル酸塩(str
ontium bismuth tantalate:SBT)あるいは他の知られた
強誘電体の誘電層を含むことができる。更に、ブートス
トラッピング回路42Aは、ノード24でワード線WL
へ結合される第1の電流ノード(ドレイン/ソース ノ
ード)を有する第1のNMOSトランジスタ26を含
む。さらに、トランジスタ26は、供給電圧の源(VDD
rail voltage)に結合されるゲートと、中間ノード30
でWL’と命名される第2の電流ノード(ドレイン/ソ
ース ノード)とを含む。第2のNMOSトランジスタ
28は、ブートドライブノード20と強誘電体キャパシ
タ44の他の電極との間でBEに指定されたノード46
に結合される第1の電流ノード(ドレイン/ソースノー
ド)を有する。また、トランジスタ28は、中間ノード
30に結合されるゲートを含む。図8に示されているブ
ートストラッピング回路42Aに対して、トランジスタ
26のW/L(ゲート長に対するゲート幅)比は、トラ
ンジスタ28のW/L比の約5分の1(20%)である
べきである。強誘電体キャパシタ44のキャパシタンス
は、下記において更に詳細に説明されるように、ワード
線のキャパシタンスと同一の値であるべきである。
【0026】図9を参照すると、ブートストラッピング
回路42の第2の実施例42Bのために概略の回路図が
示されている。ブートストラッピング回路42Bは、ノ
ード24でワード線に結合される電極をもつ強誘電体キ
ャパシタ44を含む。更に、ブートストラッピング回路
42Bは、ノード24でワード線WLへ結合される第1
の電流ノード(ドレイン/ソース ノード)を有する第
1のNMOSトランジスタ26を含む。また、トランジ
スタ26は、制御信号Bgateをノード48で受ける
ためのゲートと、中間ノード30でWL’と命名される
第2の電流ノード(ドレイン/ソース ノード)とを含
む。第2のNMOSトランジスタ28は、ブートドライ
ブノード20と強誘電体キャパシタ44の他の電極との
間にあってBEに指定されたノード46に結合される第
1の電流ノード(ドレイン/ソース ノード)を有す
る。また、トランジスタ28は、中間ノード30の結合
されるゲートを含む。図9に示されるブートストラッピ
ング回路42Bに対して、トランジスタ26のW/L
(ゲート長に対するゲート幅)比は、トランジスタ28
のW/L比の約5分の1であるべきである。強誘電体キ
ャパシタ44ののキャパシタンスは、ワード線のキャパ
シタンスと同一の値であるべきである。
【0027】ワード線を押し上げる仕組みの第1の実施
例の動作過程が、図10のタイミング図によって示され
ている。具体的には、このタイミング図は、ブートスト
ラッピング回路42Aを含むメモリアレイ50の動作を
例示している。ある初期時間t0において、ワード線あ
るいはセグメント、ブートドライブ線20およびBEノ
ードは、すべて接地電位にある。時間t1において、ワ
ード線はVDDの全電位に向けて遷移が始まる。BEノ
ード46が”フローティング(floating)”なので、そ
の電位は一時的に上昇し始めるであろう。時間t2にお
いて、ワード線信号WLはVDDの全電位に達し、そし
てWL’信号はVDD−VTNの電圧に達する。その為、
トランジスタ28は導通して、BEノード46を接地電
位まで引き戻す。時間t3において、信号線20上のブ
ートドライブ信号がハイに至り、理想的には少なくとも
VDD+VTN+VMARGIN[V]のレベルであっ
て、VDD電源の供給電圧よりも高い電圧にワード線の
レベルを押し上げる。上昇された電圧は、強誘電体メモ
リセル内側のアクセストランジスタを横切って全く電圧
降下のないことを確実にする。その為、セル内の強誘電
体キャパシタを分極させるために、VDDの全電圧が利
用できる。ワード線を押し上げる仕組みの第1の実施例
の動作過程中では、強誘電体キャパシタ44において,
分極は入れ換えられる(switch)べきではない。時間t
3の後、BEノード46上の電圧がワード線の電圧を越
えない限り、初期の条件は安全に元に戻る(restore
d)。この条件を達成するために、ブートドライブ信号
は、WL信号がロウに至る前に、ブートドライブ信号が
ロウに至るようにすべきである。一旦、これらの信号が
説明された方法によりロウに至ると、そのとき、別のサ
イクルが始まる。
【0028】選択されていないワード線が接地電位にあ
るということに注目すると、その動作条件は、初期時間
t0における前述した条件と同じである。こうして、強
誘電体キャパシタ44は非導通のトランジスタ28によ
ってブートドライブ線20から電気的に分離される。更
に、トランジスタ26が十分に導通しているので、ノー
ドWL’に対するあらゆる結合は急激に放電される。
【0029】ワード線を押し上げる仕組みの第2の実施
例の動作過程が、図11のタイミング図により示されて
いる。具体的には、このタイミング図は、ブートストラ
ッピング回路42Bを含むメモリアレイ50の動作を例
示している。ある初期時間t0において、ワード線ある
いはセグメント、ブートドライブ線20およびBEノー
ドは、すべて接地電位にある。Bgateノード48は
VDDにあり、WL’がロウであることを保証してい
る。時間t0と時間t1と間において、Bgateがロ
ウとなり、できるだけ短い時間だけWL’ノードが浮遊
する(float)。時間t1において、ワード線は全VD
D電位へ遷移する。Bgateノード48がロウなの
で、トランジスタ26と28とが非導通になり、そして
BEノード46がフローティングになる。したがって、
BEノード46はワード線電圧に従って変化する。時間
t2において、Bgate電圧は全VDD電位へ遷移す
る。時間t2において、トランジスタ28が導通する
と、BEノード46を接地電位に引き落として、ワード
線の電位をノード24で一時的に小さくする。時間t3
において、ワード線ドライバはVDDの全電圧まで強誘
電体キャパシタを完全に充電し、一方ではBEノードは
ロウのままである。時間t4において、信号線20上の
ブートドライブ信号はハイに至り、トランジスタ28の
自己ブートストラッピングによって、BEノードをVD
Dに遷移させる。ワード線のレベルは、理想的にはVD
D+VTN+VMARGIN[V]レベルであって、VD
D電源の供給電圧よりも高い電圧に押し上げられる。ワ
ード線を押し上げる仕組みの第2の実施例の動作過程中
に、強誘電体キャパシタ44において,分極は入れ換え
られるべきではない。時間t4の後に、BEノード46
上の電圧がワード線の電圧を越えない限り、初期の条件
は安全に元に戻る。この条件を達成するために、ブート
ドライブ信号は、WL信号がロウに至る前に、ブートド
ライブ信号がロウに至るようにすべきである。
【0030】Bgate信号を追加しまた図11に示し
た別のタイミングとした理由は、一時的なワード線電圧
の変動が依然として生じるけれども、(図10内の時間
t1の代わりに)時間t2の後に直ちに生じるというこ
とにある。時間t2で電圧の変動が起こることは、メモ
リのアクセス時間を増加しない。なぜなら、メモリセル
を読むことは、典型的には時間t1とt2の間で行われ
るからである。ビット線にVDDの全移動を必要とする
欠くことのできないデータの状態の回復が、時間t4の
後に生じ、それは押し上げられたワード線電圧が典型的
に必要とされる唯一の時間である。
【0031】再び、図11を参照すると、選択されなか
ったワード線電圧が接地電位にあることを注目すると、
その動作条件は、時間t0における前述した動作条件と
同じである。こうして、強誘電体キャパシタ44は電気
的に非導通のトランジスタ28によってブートドライブ
線20から分離される。
【0032】図12を参照すると、図7に示されたメモ
リアレイ50のためにレイアウト図が示されている。レ
イアウト50’は4本の横列、言い換えればWL1から
WLNと命名されたワード線のセグメントを含む。それ
ぞれの横列は、ワード線デコード+ワード線ドライバ、
と命名されるワード線デコードと、ワード線ドライバ回
路の構成部分12、14とを含む。この回路の構成部分
の縦横比は、約20:1である。また、おのおのの横列
は、ワード線の電圧レベルを押し上げるブートストラッ
プ回路44を含む。ブートストラップ回路の縦横比は約
4:1またはこれより小さい。更に、おのおのの横列
は、ワード線あるいはワード線のセグメントと関連づけ
られるメモリセル16を含む。8個のこのようなセル
は、各々が約1:1の縦横比をもつセルを用い、図12
において、それぞれのワード線あるいはセグメントと関
連づけられている。したがって、ワード線ドライバとブ
ートストラッピング回路の全体の縦横比は、40:1か
ら24:1に縮小され、集積回路において著しい面積の
節約になる。
【0033】好ましい実施例に発明の原理を例示し、記
述したけれども、この分野の技術を有する者によって、
このような原理から逸脱することなく本発明が配列にお
いて、あるいは細かく改良され得ることは、十分に考え
られる。例えば、本発明のブートストラッピング回路
は、強誘電体メモリアレイのワード線電圧を押し上げる
ことに関して詳細に記述されたけれども、押し上げられ
た内部電圧を必要とし、且つ強誘電体プロセスを利用す
るあらゆる集積回路が代わりをすることができる。更
に、0.5[V]のマージン電圧は典型的に使用されて
いるが、プロセスの変動、電源供給の変動や他の設計上
の考慮事項により必要であれば変更できる。図10と図
11のタイミング図は、必要に応じて変更できる。図1
2のレイアウト図は、本発明によって意図された面積の
節約を実現するため提案されたレイアウトの一例である
が、他のレイアウト案も使用できる。
【0034】
【効果】以上説明したように、本発明によって、押し上
げられた内部電圧を必要とし、且つ強誘電体プロセスを
利用するどんな集積回路に対しても、密集したブートス
トラッピング回路を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、MOSキャパシタをもつ先行技術のワ
ード線押し上げ回路を含む強誘電体メモリアレイの一部
を示す回路とブロックを組み合わせた図である。
【図2】図2は、図1に示されたワード線ドライバ回路
ブロックの回路図である。
【図3】図3は、強誘電体メモリセルの横列のピッチに
適合するが、その結果、望ましくない低いアレイ効率と
なる、MOSキャパシタと関連回路の構成部分とを示す
レイアウト図である。
【図4】図4は、図1のメモリ回路と関連づけられたタ
イミング図である。
【図5】図5は、先行技術のチャージポンプワード線押
し上げ回路を含む強誘電体メモリアレイの一部のブロッ
ク図である。
【図6】図6は、図5に示されたワード線ドライバ回路
ブロックの回路図である。
【図7】図7は、本発明に関する強誘電体ワード線押し
上げ回路を含む強誘電体メモリアレイの一部の回路図で
ある。
【図8】図8は、図7に示されたブートストラッピング
回路ブロックの第1の実施例の回路図である。
【図9】図9は、図7に示されたブートストラッピング
回路ブロックの第2の実施例の回路図である。
【図10】図10は、図8のブートストラッピング回路
を含む図7のメモリ回路に関連づけられるタイミング図
である。
【図11】図11は、図9のブートストラッピング回路
を含む図7のメモリ回路に関連づけられるタイミング図
である。
【図12】図12は、強誘電体メモリセルの横列の位置
に適合している本発明のブートストラッピング回路と、
結果として生じる望ましい高いアレイ効率とを示すレイ
アウト図である。
【符号の説明】 10…メモリアレイ、12…ワード線デコーダ回路、1
4…ワード線ドライバ回路、16、16A〜16D…強
誘電体メモリセル、18…MOSキャパシタ、20…ブ
ートドライブ線、24、46、48…ノード、26…第
1のNMOSトランジスタ、28…第2のNMOSトラ
ンジスタ、30…中間ノード、42、42A、42B…
ブートストラッピング回路、44…強誘電体キャパシ
タ、50…強誘電体の不揮発性ランダムアクセスメモリ
アレイ 50’…強誘電体の不揮発性ランダムアクセスメモリア
レイのレイアウト
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 デニス アール. ウィルソン アメリカ合衆国, コロラド州, コロラ ド スプリングス, ヴァルキリー ウェ イ 3830

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力信号を受ける入力ノードと、 出力信号を供給する出力ノードと、 強誘電体キャパシタと、 前記入力信号のピーク電圧よりも前記出力信号のピーク
    電圧が高くなるように第1の動作モードにおいて前記入
    力ノードと前記出力ノードとの間に強誘電体キャパシタ
    を結合し、且つ第2の動作モードにおいて前記入力ノー
    ドから前記強誘電体キャパシタを分離するための結合手
    段と、を備えるブートストラップ回路。
  2. 【請求項2】 前記強誘電体キャパシタは、前記出力ノ
    ードに結合される第1の電極(plate)と、第2の電極
    とを含み、前記結合手段は、 中間ノードと前記出力ノードとの間に結合される電流通
    路、電源の供給電圧の源に結合される制御ノードを有す
    る第1のトランジスタと、 前記入力ノードと強誘電体キャパシタの前記第2の電極
    との間に結合される電流通路、前記中間ノードに結合さ
    れる制御ノードを有する第2のトランジスタと、を備え
    る請求項1に記載されたブートストラップ回路。
  3. 【請求項3】 前記第1および前記第2のトランジスタ
    は、それぞれNチャネルMOSトランジスタで構成され
    ている請求項2に記載されたブートストラップ回路。
  4. 【請求項4】 前記強誘電体キャパシタは、前記出力ノ
    ードに結合される第1の電極と、第2の電極とを含み、
    前記結合手段は、 中間ノードと前記出力ノードとの間に結合される電流通
    路、制御信号を受ける制御ノードとを有する第1のトラ
    ンジスタと、 前記入力ノードと強誘電体キャパシタの前記第2の電極
    との間に結合される電流通路、前記中間ノードに結合さ
    れる制御ノードを有する第2のトランジスタと、を備え
    る請求項1に記載されたブートストラップ回路。
  5. 【請求項5】 前記第1および前記第2のトランジスタ
    は、それぞれNチャネルMOSトランジスタで構成され
    ている請求項4に記載されたブートストラップ回路。
  6. 【請求項6】 複数の強誘電体のメモリセルに結合され
    るワード線と、 前記ワード線に電源の全供給電圧をもたらす(establis
    hing)ワード線ドライバ回路と、 強誘電体キャパシタと、 ブースト信号を受けるブースト線と、 前記ワード線のピーク電圧が電源の供給電圧よりも高く
    なるように第1の動作モードにおいて前記ブースト線と
    前記ワード線との間に前記強誘電体キャパシタを結合
    し、且つ第2の動作モードにおいて前記ブースト線から
    前記強誘電体キャパシタを分離するための結合手段と、
    を備える強誘電体メモリのアレイ。
  7. 【請求項7】 前記強誘電体キャパシタは、前記ワード
    線に結合される第1の電極と、第2の電極とを含み、前
    記結合手段は、 中間ノードと前記ワード線との間に結合される電流通
    路、電源の供給電圧の源に結合される制御ノードを有す
    る第1のトランジスタと、 前記ブースト線と強誘電体キャパシタの前記第2の電極
    との間に結合される電流通路、前記中間ノードに結合さ
    れる制御ノードを有する第2のトランジスタと、を備え
    る請求項6に記載の強誘電体メモリのアレイ。
  8. 【請求項8】 前記第1および前記第2のトランジスタ
    は、それぞれNチャネルMOSトランジスタで構成され
    ている請求項7に記載の強誘電体メモリのアレイ。
  9. 【請求項9】 前記強誘電体キャパシタは、前記ワード
    線に結合される第1の電極と、第2の電極とを含み、前
    記結合手段は、 中間ノードと前記ワード線との間に結合される電流通
    路、制御信号を受ける制御ノードを有する第1のトラン
    ジスタと、 前記ブースト線と強誘電体キャパシタの前記第2の電極
    との間に結合される電流通路、前記中間ノードに結合さ
    れる制御ノードを有する第2のトランジスタと、を備え
    る請求項6に記載の強誘電体メモリのアレイ。
  10. 【請求項10】 前記第1および前記第2のトランジス
    タは、それぞれNチャネルMOSトランジスタで構成さ
    れている請求項9に記載の強誘電体メモリのアレイ。
  11. 【請求項11】 前記ワード線ドライバ回路は、前記ワ
    ード線から前記ワード線ドライバ回路を電気的に分離す
    る手段を更に有している請求項6に記載の強誘電体メモ
    リのアレイ。
  12. 【請求項12】 前記強誘電体メモリセルは、1個のト
    ランジスタと1個のキャパシタとを備える請求項6に記
    載の強誘電体メモリのアレイ。
  13. 【請求項13】 前記強誘電体メモリセルは、2個のト
    ランジスタと2個のキャパシタとを備える請求項6に記
    載の強誘電体メモリのアレイ。
  14. 【請求項14】 前記強誘電体メモリセルと前記強誘電
    体キャパシタとに使用されている強誘電体材料は同一で
    ある請求項6に記載の強誘電体メモリのアレイ。
  15. 【請求項15】 前記強誘電体材料は、PZT(lead zi
    rconate titanate)を含有する請求項14に記載の強誘
    電体メモリのアレイ。
  16. 【請求項16】 前記強誘電体材料は、SBT(stronti
    um bismuth tantalate)を含有する請求項14に記載の
    強誘電体メモリのアレイ。
  17. 【請求項17】 それぞれが強誘電体キャパシタに結合
    される複数のワード線を含む強誘電体メモリアレイの動
    作方法であって、 選択されたワード線をVDD電源の全供給電圧までプリ
    チャージするステップと、 前記選択されたワード線と関連づけられる前記強誘電体
    キャパシタをブースト線に結合するステップと、 非選択ワード線と関連づけられる前記強誘電体キャパシ
    タを前記ブースト線から電気的に分離するステップと、 前記選択されたワード線の電圧がVDD電源の供給電圧
    よりも高い電圧に押し上げられように前記ブースト線を
    電圧上昇する(voltage stepping)ステップと、を備え
    る強誘電体メモリアレイの動作方法。
  18. 【請求項18】 前記電圧上昇ステップは、前記選択さ
    れたワード線の電圧がVDD+VTN+0.5[V]より
    も高い電圧に押し上げられるように前記ブースト線を電
    圧上昇するステップを備える請求項17に記載の強誘電
    体メモリアレイの動作方法。
  19. 【請求項19】 前記電圧上昇ステップは、VDD
    [V]の増加電圧を有する電圧段階(step)で前記ブー
    スト線を電圧上昇するステップを備える請求項17に記
    載の強誘電体メモリアレイの動作方法。
  20. 【請求項20】 前記プリチャージするステップに続い
    て、前記強誘電体メモリアレイから前記選択されたワー
    ド線を電気的に分離するステップを更に備える請求項1
    7に記載の強誘電体メモリアレイの動作方法。
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