JPH10259740A - 内燃機関の電子制御式スロットル弁装置 - Google Patents

内燃機関の電子制御式スロットル弁装置

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JPH10259740A
JPH10259740A JP9065856A JP6585697A JPH10259740A JP H10259740 A JPH10259740 A JP H10259740A JP 9065856 A JP9065856 A JP 9065856A JP 6585697 A JP6585697 A JP 6585697A JP H10259740 A JPH10259740 A JP H10259740A
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throttle
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combustion engine
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郁男 茂木
Katsuto Kumagai
勝人 熊谷
Munehiro Kudo
宗弘 工藤
Keiichi Kai
圭一 甲斐
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Abstract

(57)【要約】 【課題】簡単、コンパクトかつ低コストで、尚且つ信頼
性、耐振性、組み付け性の向上等を図れる電子制御式ス
ロットル弁装置を提供すること。 【解決手段】カバー1Bに覆われた内部において、回動
軸4にギアレバー8、スロットル戻し機構部6等を連結
する。そして、カバー1Cに覆われた内部において、回
動軸4にスロットルセンサ7を連結する。このようにす
ると、スロットル戻し機構部6を外部に剥き出しに配設
しないので、各構成部品の劣化・異物の噛み込み・腐食
等を確実に防止することができ、信頼性を向上させるこ
とができる。また、スロットルセンサ7を、スロットル
弁装置の端部に配設するので、スロットルセンサ7の調
整・組み付け性を大幅に改善することができると共に、
装置全体の小型化延いては耐振性等を向上させることが
できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、スロットル弁を電
動モータ等のアクチュエータにより駆動するようにした
内燃機関の電子制御式スロットル弁装置の改良技術に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の装置として、例えば、図
3、図4に示されるようなものがある。このものは、内
燃機関の吸気通路等に介装される電子制御式スロットル
弁装置1であって、コントロールユニットからの駆動信
号に基づいて電動モータ等のアクチュエータ2を駆動
し、その駆動力により歯車伝達機構3、回動軸4等を介
して弁体(スロットル弁)5を回動させることで、運転
者のアクセル操作とは独立して、その開度を調整可能と
するものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の電子制御式スロットル弁装置(以下、単に、スロッ
トル弁装置とも言う。)1にあっては、例えば、図3、
図4に示すように、スロットル弁5を閉弁方向へ戻す力
を発生させるためのスロットル戻し機構部6(例えば、
スロットル弁5をアクチュエータによって開弁させなく
ても機関が始動できるように、或いはアクチュエータが
故障等しても走行不能とならないようにアクチュエータ
の駆動力を開放したときにスロットル弁開度を所定位置
に保持させるための機構)を、外部に剥き出しに配設し
ていたため、各構成部品の劣化・異物の噛み込み・腐食
等が発生し易くなる惧れがあり、信頼性を低下させると
いった惧れがあった。
【0004】また、スロットル戻し機構部6と、スロッ
トル弁5と、の間の回動軸4上に、スロットル弁5の開
度を検出するためのスロットルセンサ7や、回動軸4を
駆動するためのギアレバー8や、最小開度用ストッパ9
等を介装する必要があるので、全長が長くなり耐振性が
低下するといった惧れもあった。さらに、スロットルセ
ンサ7を、スロットル弁5の回動軸4上において本体ケ
ース1A内に配設し、該スロットルセンサ7を挟んでス
ロットル弁5の反対側の回動軸4上に、ギアレバー8や
最小開度用ストッパ9等を配設するようにしているの
で、スロットルセンサ7の調整・組み付け等を行なうこ
とが困難であった。
【0005】即ち、従来のものでは、スロットルセンサ
7を組み付けた後に、ギアレバー8や最小開度用ストッ
パ9を組み付けることになるので、スロットルセンサ7
の調整時や組み付け時にはスロットル弁5が自由に回転
してしまうことになるため、良好に位置決めできなかっ
たり、或いは、スロットル弁5の角部がシリンダボア1
D(吸気通路の一部を構成する)に衝突してシリンダボ
ア1Dをかじってしまう等の惧れがあった。また、スロ
ットルセンサ7が本体ケース1A内の奥まった所に配設
されることもあって、調整・組み付け等が困難であっ
た。このため、従来のものでは、調整・取り付けのため
の専用治具やボア衝突防止用の補助レバー10等を追加
する必要があり、コストや組み付け工数、信頼性等の面
で良好なものとは言えなかった。また、スロットルセン
サ7の再調整や交換等も非常に時間のかかるものとなっ
ていた。
【0006】本発明は、上記従来の実情に鑑みなされた
もので、簡単かつ低コストな構成でありながら、信頼
性、耐振性、組み付け性等を共に高いレベルで促進する
ことができるようにした内燃機関の電子制御式スロット
ル弁装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】このため、請求項1に記
載の発明にかかる内燃機関の電子制御式スロットル弁装
置においては、吸気通路に介装されるスロットル弁と、
前記スロットル弁の回動中心軸上に配設される回動軸
と、前記回動軸を回動させるためのアクチュエータと、
前記スロットル弁を所定開度に戻す或いは保持するよう
に前記回動軸に対して作用するスロットル開度戻し或い
は保持機構と、回動角度を検出してスロットル弁の開度
を検出するスロットルセンサと、を含んで構成したもの
において、前記回動軸をスロットル弁を挟んで両側に延
伸させ、その一側に前記アクチュエータと前記スロット
ル開度戻し或いは保持機構を連係させると共に、スロッ
トル弁を挟んだ他側にスロットルセンサを連係させるよ
うに構成した。
【0008】上記構成によれば、スロットルセンサを、
スロットル弁を挟んで、アクチュエータやスロットル開
度戻し或いは保持機構の反対側に設けるようにしたの
で、容易にスロットルセンサを調整・組み付けすること
ができ、延いては再調整や交換等も容易に行なうことが
できる。また、スロットル弁装置全体を小型化できるの
で、耐振性・軽量化・コスト低減等を促進することがで
きる。
【0009】請求項2に記載の発明では、前記スロット
ル開度戻し或いは保持機構を、内燃機関の電子制御式ス
ロットル弁装置のケース内に配設するように構成した。
上記構成によれば、スロットル開度戻し或いは保持機構
を、外部に剥き出しに配設しないようにしたので、各構
成部品の劣化・異物の噛み込み・腐食等を確実に防止す
ることができ、信頼性を向上させることができる。な
お、スロットル開度戻し或いは保持機構に対する防錆処
理等を簡略化できるので、コスト低減も同時に図ること
ができる。
【0010】請求項3に記載の発明では、スロットル弁
が介装される吸気通路と、前記アクチュエータと前記ス
ロットル開度戻し或いは保持機構と、の間の気密性を維
持すべく、前記回動軸上に配設されるリップシールと、
前記スロットル弁が介装される吸気通路と、前記スロッ
トルセンサと、の間の気密性を維持すべく、前記回動軸
上に配設されるリップシールと、が、共に、前記吸気通
路に正圧が作用するときにシール能力が向上する方向に
向けて配設されるように構成した。
【0011】このように構成すると、各リップシール
は、シリンダボア(吸気通路)内に正圧が生じたときに
シール圧力(面圧)が増加する方向に配設されるから、
シリンダボア内に正圧が生じたときに、シリンダボアか
らアクチュエータやスロットル開度戻し或いは保持機
構、或いはスロットルセンサ側への吸気(外気やブロー
バイガス混合気)の漏洩を確実に防止することができ
る。従って、アクチュエータ、スロットル戻し或いは保
持機構、スロットルセンサ等に対する耐蝕性、耐機能劣
化性等を確実に向上できる或いは耐蝕処理・機能劣化対
策を簡略化できることになる。また、シリンダボア内に
負圧が生じたときには、各リップシールのシール能力は
低下することになるが、このときには、ケース全体とし
ての気密性を確保しておくことで、気密性を維持するこ
とができるものである。
【0012】
【発明の実施の形態】以下に、本発明にかかる一実施形
態を、添付の図面に基づいて説明する。なお、図3、図
4に示した従来のものと同様の要素にあっては、同一符
号を付すこととする。本発明にかかる実施形態において
は、図1、図2に示されるように、内燃機関の吸気通路
(図示省略)にスロットル弁5が介装され、該スロット
ル弁5は、回動軸4を中心として回動されてシリンダボ
ア(吸気通路の一部を構成する)1Dの通路面積(開
度)を調整できるようになっている。
【0013】なお、運転者のアクセル操作とは独立して
開度調整可能なように、図示しないコントロールユニッ
ト等からの駆動信号により駆動される電動モータ等のア
クチュエータ2の出力が、歯車伝達機構3、ギアレバー
8、回動軸4等を介してスロットル弁5へ伝達され、こ
れによってスロットル弁5の開度は制御されるようにな
っている。
【0014】ここで、本実施形態においては、図1に示
すように、本体ケース1Aとカバー1Bに覆われた内部
であって、回動軸4の左端に、ギアレバー8を取り付け
ると共に、その右側に、全開ストッパ11、及びスロッ
トル戻し機構部6を配設するようにしてある。なお、前
記スロットル戻し機構部6が、本発明にかかるスロット
ル開度戻し或いは保持機構に相当する。
【0015】そして、スロットル戻し機構部6の右側に
は、回動軸4を回動自由に支持する軸受12が設けられ
ると共に、スロットル弁5、同様の軸受12が順に図中
右側へ向かって配設されるようになっている。なお、各
軸受12の外側には、リップシール13A、13Bが配
設される。ところで、本実施形態におけるスロットルセ
ンサ7は、スロットル弁装置1の右端における本体ケー
ス1Aとカバー1Cに覆われた内部に、回動軸4に連結
されて配設されている。
【0016】なお、スロットルセンサ7は、回動軸4延
いてはスロットル弁5と連れ周りするブラシ部7Aと、
本体ケース1Aに固定されている基板部7Bと、を含ん
で構成され、回動軸4延いてはスロットル弁5の本体ケ
ース1Aに対する相対回転角度を検出することで、スロ
ットル弁5の開度を検出するようになっている。上記の
ような構成を有する本実施形態にかかる内燃機関の電子
制御式スロットル弁装置においては、スロットル戻し機
構部6を、外部に剥き出しに配設しないようにしたの
で、各構成部品の劣化・異物の噛み込み・腐食等を確実
に防止することができ、信頼性を向上させることができ
る。なお、スロットル戻し機構部6に対する防錆処理を
簡略化できるので、コスト低減も同時に図ることができ
る。
【0017】また、ギアレバー8、最小開度用ストッパ
9、全開ストッパ11等を隣接させる構成としたので、
最小開度用ストッパ9と全開ストッパ11のストッパ部
14を共用化する等、またギアレバー8、最小開度用ス
トッパ9、全開ストッパ11等の折曲のさせ方の工夫等
と相まって、回動軸4の長さを短くできると共にスロッ
トル弁装置全体も小型化できるので、以って耐振性・軽
量化・コスト低減等を促進することができる。
【0018】なお、本実施形態のようにスロットルセン
サ7を、スロットル弁5とスロットル戻し機構部6の間
に介装させないと、回動軸4の軸受部12からスロット
ル戻し機構部6までの距離を短縮化できるので、スロッ
トル戻し機構部6を支持する部材にかかるモーメントを
小さくできるので、図3、図4に示す従来のように、ス
ロットル戻し機構部6を支持する部材にリブ15等を立
てて補強する必要性も少なくコスト低減、軽量化等を図
れると共に、軸受部12でのフリクション、摩耗等を低
減できるので、スロットル弁の動きを円滑にすると共
に、操作応答性、信頼性等を向上させることもできる。
【0019】さらに、スロットルセンサ7をスロットル
弁装置1の端部(図1では右端)に配設するようにした
ので、先ず、ギアレバー8、最小開度用ストッパ9、全
開ストッパ11等を組み付けてから、即ち、スロットル
弁5をシリンダボア1Dに衝突させることがない状態
(言い換えれば、スロットル弁5をストッパに当接させ
ることで位置固定可能な状態)としてから、スロットル
センサ7を組み付けることができるので、従来のように
特殊治具・特殊工具や組み付け時の位置決めのための補
助レバー10(図3参照)等を不要とできるので、生産
性の向上、コスト低減、軽量化、小型化等を促進するこ
とができる。
【0020】なお、従来のようにスロットルセンサ7を
本体ケース1A内のアクチュエータ2側の奥まったとこ
ろに配設した場合は、スロットルセンサ7の比較的外径
の大きな基板部7Bの収容を確保するべく、歯車伝達機
構3の中間ギア3Aの回転中心を決めるピン3Bを基板
部7Bの最外径より所定量離間させて固定する必要があ
ったため、アクチュエータ2の回転中心と、回動軸4の
回動中心と、の中心間距離を大きく取らざるを得ず、結
局装置全体が大きなものとならざるを得なかったが、本
実施形態では、スロットルセンサ7をスロットル弁装置
1の端部に配設するようにしたので、アクチュエータ2
の回転中心と、回動軸4の回動中心と、の中心間距離を
小さくすることができるため、以って装置の小型化延い
ては軽量化、低コスト化等を図ることができる。
【0021】そして、スロットルセンサ7をスロットル
弁装置1の端部に配設するようにしたので、従来のよう
に、スロットルセンサ7が本体ケース1A内の奥まった
ところに配設されず、また、他の部品(ギアレバー8、
最小開度用ストッパ9、全開ストッパ11等)が作業者
との間に介在しないことになるので、容易にスロットル
センサ7を調整・組み付けすることができ、延いては再
調整や交換等も容易に行なうことができる。
【0022】くわえて、スロットル戻し機構部6を内装
したことで、スロットル弁装置の外観デザイン面におい
ても優れたものとすることができる。ところで、本実施
形態においては、カバー1Bと本体ケース1Aとの接合
面には、ゴムシール(O−リングでも良いし、液状シー
ル剤を塗布してもよい)16が介装される。そして、カ
バー1Cと本体ケース1Aとの接合面にも、ゴムシール
(O−リングでも良いし、液状シール剤を塗布してもよ
い)17が介装される。
【0023】また、リップシール13Aとリップシール
13Bは、共に、シリンダボア1D内に正圧が生じたと
きにシール圧力(面圧)が増加する方向に配設されてお
り、これにより確実にシリンダボア1D内に正圧が生じ
たときシリンダボア1Dからカバー1B,1C側へ空気
が洩れるのを防止することができるようになっている。
そして、シリンダボア1D内に負圧が生じたときには、
リップシール13Aとリップシール13Bのシール圧力
(面圧)は低下することになるが、このときには、前述
したゴムシール16、17によって、本体ケース1Aの
気密性が確保することができるようになっている。
【0024】即ち、本実施形態によれば、シリンダボア
1D内の圧力の状態に拘わらず、常に、確実に、本体ケ
ース1Aの気密性が確保できることになるので、図3に
示す従来のリップシール13B’のように、シリンダボ
ア1D内に正圧が生じたときにシール圧力(面圧)が低
下し外部へ空気が洩れてしまうといった惧れも確実に排
除することが可能となる。なお、リップシール13Aと
リップシール13Bの配設方向は上記に限定されるもの
ではないが、本実施形態で示す方向に、リップシール1
3Aとリップシール13Bを配設すれば、装置全体とし
ての気密性を確実にしながら、尚且つ、カバー1Bと本
体ケース1Aで覆われた部分(即ち、スロットル戻し機
構部6やアクチュエータ2等)、及びカバー1Cと本体
ケース1Aで覆われた部分(スロットルセンサ7)に、
シリンダボア1D内を通過する気体(外気やブローバイ
ガス混合気など)が導入されることを確実に防止できる
ので、スロットル戻し機構部6、アクチュエータ2、ス
ロットルセンサ7等に対する耐蝕性、耐機能劣化性等を
確実に向上できる或いは耐蝕処理・機能劣化対策を簡略
化できるという利点がある。
【0025】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1に記載の
発明によれば、スロットルセンサを、スロットル弁を挟
んで、アクチュエータやスロットル開度戻し或いは保持
機構の反対側に設けるようにしたので、容易にスロット
ルセンサを調整・組み付けすることができ、延いては再
調整や交換等も容易に行なうことができる。また、スロ
ットル弁装置全体を小型化できるので、耐振性・軽量化
・コスト低減等を促進することができる。
【0026】請求項2に記載の発明によれば、スロット
ル開度戻し或いは保持機構を、外部に剥き出しに配設し
ないようにしたので、各構成部品の劣化・異物の噛み込
み・腐食等を確実に防止することができ、信頼性を向上
させることができる。なお、スロットル開度戻し或いは
保持機構に対する防錆処理等を簡略化できるので、コス
ト低減も同時に図ることができる。
【0027】請求項3に記載の発明によれば、各リップ
シールは、シリンダボア(吸気通路)内に正圧が生じた
ときにシール圧力(面圧)が増加する方向に配設される
から、シリンダボア内に正圧が生じたときに、シリンダ
ボアからアクチュエータやスロットル開度戻し或いは保
持機構、或いはスロットルセンサ側への吸気(外気やブ
ローバイガス混合気)の漏洩を確実に防止することがで
きる。従って、アクチュエータ、スロットル戻し或いは
保持機構、スロットルセンサ等に対する耐蝕性、耐機能
劣化性等を確実に向上できる或いは耐蝕処理・機能劣化
対策を簡略化できることになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1実施形態にかかる全体構成の断
面図
【図2】 同上実施形態のスロットル弁装置のケース1
Cを外した状態における側面図
【図3】 従来のスロットル弁装置の全体構成の断面図
【図4】 従来のスロットル弁装置の側面図
【符号の説明】
1 電子制御式スロットル弁装置 1A 本体ケース 1B カバー部 1C カバー部 1D シリンダボア 2 アクチュエータ(電動モータなど) 3 歯車伝達機構 4 回動軸 5 スロットル弁 6 スロットル戻し機構部 7 スロットルセンサ 7A ブラシ部 7B 基板部 8 ギアレバー 13A リップシール 13B リップシール
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 工藤 宗弘 神奈川県厚木市恩名1370番地 株式会社ユ ニシアジェックス内 (72)発明者 甲斐 圭一 神奈川県厚木市恩名1370番地 株式会社ユ ニシアジェックス内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】吸気通路に介装されるスロットル弁と、 前記スロットル弁の回動中心軸上に配設される回動軸
    と、 前記回動軸を回動させるためのアクチュエータと、 前記スロットル弁を所定開度に戻す或いは保持するよう
    に前記回動軸に対して作用するスロットル開度戻し或い
    は保持機構と、 回動角度を検出してスロットル弁の開度を検出するスロ
    ットルセンサと、 を含んで構成される内燃機関の電子制御式スロットル弁
    装置であって、 前記回動軸をスロットル弁を挟んで両側に延伸させ、そ
    の一側に前記アクチュエータと前記スロットル開度戻し
    或いは保持機構を連係させると共に、スロットル弁を挟
    んだ他側にスロットルセンサを連係させるように構成し
    たことを特徴とする内燃機関の電子制御式スロットル弁
    装置。
  2. 【請求項2】前記スロットル開度戻し或いは保持機構
    を、内燃機関の電子制御式スロットル弁装置のケース内
    に配設したことを特徴とする請求項1に記載の内燃機関
    の電子制御式スロットル弁装置。
  3. 【請求項3】スロットル弁が介装される吸気通路と、前
    記アクチュエータと前記スロットル開度戻し或いは保持
    機構と、の間の気密性を維持すべく、前記回動軸上に配
    設されるリップシールと、 前記スロットル弁が介装される吸気通路と、前記スロッ
    トルセンサと、の間の気密性を維持すべく、前記回動軸
    上に配設されるリップシールと、 が、共に、 前記吸気通路に正圧が作用するときにシール能力が向上
    する方向に向けて配設されることを特徴とする請求項1
    または請求項2に記載の内燃機関の電子制御式スロット
    ル弁装置。
JP06585697A 1997-03-19 1997-03-19 内燃機関の電子制御式スロットル弁装置 Expired - Fee Related JP3361030B2 (ja)

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DE19811869A DE19811869A1 (de) 1997-03-19 1998-03-18 Vorrichtung zur elektronischen Steuerung eines Drosselventils in einem Motor mit innerer Verbrennung
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