JPH10259636A - 雨水浸透ます及びこの雨水浸透ますの設置方法 - Google Patents

雨水浸透ます及びこの雨水浸透ますの設置方法

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JPH10259636A
JPH10259636A JP8443997A JP8443997A JPH10259636A JP H10259636 A JPH10259636 A JP H10259636A JP 8443997 A JP8443997 A JP 8443997A JP 8443997 A JP8443997 A JP 8443997A JP H10259636 A JPH10259636 A JP H10259636A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 重量のある砕石や砂の使用量を少なくして
も、雨水の浸透性能を維持することが可能で、雨水浸透
設備の構築作業の労働負荷を軽減することができる雨水
浸透ますを提供すること。 【解決手段】 本体11の周壁に透水孔15を穿設する
とともに、本体11の周壁の外周面に、透水孔15に近
接して、突出片16を形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、地盤中に雨水を浸
透させるために使用される雨水浸透ます及びこの雨水浸
透ますの設置方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、地表面の舗装化の進展や、地下水
の汲み上げ量の増大等に伴い、都市部における地下水位
の低下が著しく、また、これとは逆に、雨水が地下に浸
透せずに下水に流入することにより、必要とされる下水
処理能力や、下水処理コストの増加が著しくなってお
り、問題視されている。
【0003】ところで、地下水位の維持及び下水処理量
の減少を目的として、雨水を地下に浸透させるようにし
た雨水浸透設備が、実用化されている。その一例を、図
8に示す。この雨水浸透設備は、雨水浸透ます101を
使用したもので、周囲に多数の透水孔115を形成し、
底部117を開口した、合成樹脂製の筒状の本体111
を地盤106に埋設するに際し、まず、周囲の地盤10
6を所定の範囲及び深さに掘削して形成した掘削孔の底
部に砂105を敷設し、その砂105の上面を含む掘削
孔の内面に沿って土砂の侵入を防止する不織布等からな
る透水シート102を配設し、次に、透水シート102
の上(内側)に所定の厚さに砕石104を敷設し、少な
くとも本体111の底部117が位置する部分に透水シ
ート103を配設し、透水シート103の上面に本体1
11をその上面が地表面と一致するように設置し、その
後、本体111の周囲に、所定の高さになるまで砕石1
04を充填し、その上面に透水シート102を配設する
とともに、透水シート102の上を任意の土壌を用いて
埋め戻すことにより構築したものである。なお、本体1
11の上部に、蓋体117を配設し、また、中間部の適
宜の位置に、雨水浸透設備の構築時、雨水を本体111
内に導入するための雨水導入管(図示省略)を、さら
に、必要に応じて、過剰な雨水を本体111内から排出
するための雨水排出管(図示省略)を連接するようにす
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】雨水浸透設備は、地下
水位を維持し、下水処理量を減少させるために有効であ
るが、その実効性を高めるためには、広い範囲に多数の
雨水浸透設備を分散して構築する必要がある。しかしな
がら、上記従来の雨水浸透設備の場合、雨水の浸透性能
を維持するために、重量のある砕石や砂を用いる必要が
あるため、材料の取り扱いに難があるとともに、設備の
構築作業が重労働になるという問題点があった。
【0005】本発明は、上記従来の雨水浸透設備の問題
点に鑑み、重量のある砕石や砂の使用量を少なくして
も、雨水の浸透性能を維持することが可能で、雨水浸透
設備の構築作業の労働負荷を軽減することができる雨水
浸透ます及びこの雨水浸透ますの設置方法を提供するこ
とを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の雨水浸透ますは、本体周壁に透水孔を穿設
するとともに、本体周壁の外周面に、透水孔に近接し
て、突出片を形成したことを特徴とする。この場合にお
いて、「突出片」には、突出片を連続して形成した突条
や格子形状のものを含むものとする。
【0007】この雨水浸透ますは、透水孔を穿設した本
体周壁の周囲を透水性シートによって覆った状態で地盤
中に埋設した場合に、透水孔に近接して形成した突出片
により、透水性シートが本体周壁に密着することを阻止
することができ、これにより、透水孔を穿設した本体周
壁の周囲に雨水流出空間を形成して、雨水浸透ますの周
囲に充填する砕石や砂の使用量を少なくしても(地盤の
排水性能が良好な場合には、砕石や砂を充填せずにその
まま本体を地盤に埋設しても)、雨水の浸透性能を維持
することができる。
【0008】この場合において、突出片を縦方向に並列
して形成するとともに、該突出片の列を複数にグループ
分けし、同じグループ内の隣接する突出片を互いに平行
に形成することができる。
【0009】これにより、雨水浸透ますを型成形するた
めの成形型の分割数を少なくすることができ、雨水浸透
ますの製造コストを低廉にすることができる。
【0010】また、透水孔を穿設した位置より上方の本
体周壁に、管体の接続部を形成したことを特徴とする。
【0011】これにより、透水孔を穿設した本体周壁の
周囲を透水性シートによって確実かつ容易に覆うことが
できるとともに、雨水浸透ますに主管、枝管等の管体を
直接接続することができ、これにより、雨水浸透ますの
本体周壁にホールソー等で孔を明ける作業を無くし、施
工精度及び作業効率を向上することができる。
【0012】そして、上記本発明の雨水浸透ますは、透
水孔を穿設した本体周壁の周囲を透水性シートで覆い、
この状態で雨水浸透ますを地盤中に埋設するようにす
る。なお、雨水浸透ますの周囲に砕石や砂を充填するこ
とを排除するものではないが、地盤の排水性能が良好な
場合には、砕石や砂を充填せずにそのまま本体を地盤に
埋設することができる。
【0013】この場合において、有底袋状の透水性シー
トを用いることができる。
【0014】これにより、透水性シートの敷設作業を含
む雨水浸透ますの埋設作業を確実かつ容易に行うことが
できる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の雨水浸透ますの実
施の形態を図面に基づいて説明する。
【0016】図1〜図5は、本発明の雨水浸透ますの第
1実施例を示す。この雨水浸透ます1は、ポリプロピレ
ン製の低発砲成形体、硬質塩化ビニル製の成形体、その
他の合成樹脂製の成形体からなり、主管及び枝管をそれ
ぞれ接続することができるように、本体11の周壁に互
いに略90°の角度をなすように、略等間隔に4個の主
管接続部12,12,・・を突設するとともに、主管接
続部12,12の間で、かつ、主管接続部12,12の
突設位置と略同じ高さに、所定範囲の挿入角度αで挿入
される枝管3(図2(b)参照)を保持することができ
る1個の枝管接続部13を突設して構成されている。こ
の場合において、主管接続部12,12の間で、かつ、
主管接続部12,12の突設位置と同じ高さに枝管接続
部13を形成するようにしているため、4個の主管接続
部12,12,・・は、正確には等間隔に配置されてい
ないが、4個の主管接続部12,12,・・は、隣接す
る主管接続部が互いに略90°の角度をなすように形成
するようにする。また、主管接続部12,12の間及び
主管接続部12と枝管接続部13の間に補強リブ14,
14,・・・を、雨水浸透ます1の本体11の周壁に沿
って、その上下方向に所定の範囲、具体的には、主管接
続部12及び枝管接続部13の開口部をカバーするよう
に形成することにより、主管接続部12及び枝管接続部
13の開口部を形成することによる雨水浸透ます1の強
度の低下を軽減するようにする。
【0017】主管接続部12は、主管を直接接続するこ
とができるように、主管を挿入して接続する受口形状、
又は主管に挿入して接続する差口形状に形成する。
【0018】枝管接続部13は、家屋等の建造物の雨樋
を接続した枝管3を挿入して接続する受口形状に形成
し、所定の挿入角度αの範囲内、具体的には、枝管接続
部13の中心軸から最大振れ角20°〜25°の範囲内
で枝管接続部13に枝管3を挿入し、保持することがで
きるように、枝管接続部13の内径を枝管3の外径より
も大きく形成するとともに、枝管接続部13の開口端に
パッキン4を装着するようにする。
【0019】パッキン4は、その基端側を枝管接続部1
3の先端部近傍の外周に形成したリング状溝13bに嵌
入して装着するとともに、先端側を枝管接続部13に挿
入された枝管3の外周に摺接し、これにより、枝管接続
部13の水密性を維持するようにする。また、このパッ
キンには、図3〜図4に示すような、襞部4aを形成し
た大きな変形能力を有するパッキン4Aを用いることが
もでき、これにより、図4(b)に示すように、枝管接
続部13の中心軸に対して大きな挿入角度αを有する枝
管3のほか、図4(c)に示すように、枝管接続部13
の中心軸に対して距離Lだけ大きく平行にずれた枝管3
を、枝管接続部13の水密性を維持しながら、保持する
ことができる。
【0020】主管接続部12及び枝管接続部13は、雨
水浸透ます1の使用態様に応じて、主管及び枝管を選択
的に接続することができるように、本実施例のように、
主管接続部12及び枝管接続部13の開口部を閉鎖する
蓋12a,13aを、雨水浸透ます1の製造時に一体成
形するようにする。そして、設置時に、雨水浸透ます1
の使用態様に応じて、蓋12a,13aをその周縁に沿
って形成した打抜線に沿って打ち抜くことにより主管接
続部12及び枝管接続部13の開口部を開口し、主管及
び枝管を接続できるようにする。これにより、1種類の
雨水浸透ます1を、接続する主管2の数及び方向並びに
枝管3の方向が異なる複数の雨水浸透ますに共通して用
いることができる。また、雨水浸透ます1の本体11の
周壁に突設した主管接続部12及び枝管接続部13は、
主管2及び枝管3を挿入して接続する受口形状に形成さ
れているため、主管2及び枝管3をそれぞれ直接接続す
ることができ、これにより、雨水浸透ますの本体11の
周壁にホールソー等で孔を明ける作業を無くし、施工精
度及び作業効率を向上することができる。さらに、枝管
接続部13は、所定の挿入角度αの範囲内で枝管接続部
13に枝管3を挿入し、保持することができるように形
成されているため、枝管3の途中に自在継手等の高価な
部品を配設する必要が無くなり、雨水浸透設備の構築コ
ストを低廉にできる。
【0021】この場合において、枝管接続部13の蓋1
3aを省略し、枝管接続部13の開口部を開口した状態
に雨水浸透ます1を成形することもできる。なお、主管
接続部12及び枝管接続部13の開口部を閉鎖する蓋1
2a,13aに代えて、開口した状態に成形した雨水浸
透ます1の成形主管接続部12及び枝管接続部13の開
口部に、着脱可能なキャップ(図示省略)を装着するこ
とにより、主管及び枝管を接続しない主管接続部12及
び枝管接続部13の開口部を閉鎖するように構成するこ
ともできる。
【0022】ところで、この雨水浸透ます1は、主管接
続部12及び枝管接続部13を形成した位置より下方の
本体11の周壁に、多数の透水孔15を穿設するととも
に、本体11の周壁の外周面に、透水孔15に近接し
て、突出片16を形成し、さらに、底部17に大きな開
口20を形成するようにしている。
【0023】本実施例においては、突出片16を、透水
孔15を挟むように縦方向に、かつ、並列して形成する
とともに、この突出片16の列を複数にグループ分けし
(本実施例においては、12列の突出片16を3列ずつ
4つのグループに分けるようにしている。)、同じグル
ープ内の隣接する突出片16が互いに平行になるように
形成するようにしている。これにより、雨水浸透ます1
を型成形する際の成形型の分割数を少なくすることがで
き、雨水浸透ます1の製造コストを低廉にすることがで
きる。
【0024】この雨水浸透ます1を地盤中に埋設するに
際しては、図5に示すように、透水孔15を穿設した本
体周壁の周囲を不織布又は多数の小孔を形成した合成樹
脂製シート等からなる透水性シート2により覆い、この
状態で雨水浸透ます1を、地盤を所定の範囲及び深さに
掘削して形成した掘削孔中に埋設するようにする。この
場合、特に限定されるものではないが、図1(d)に示
すような、有底袋状の透水性シート2を用い、その上部
を輪ゴム21で縛るようにすることができる。
【0025】この雨水浸透ます1は、透水孔15を穿設
した本体11の周壁の周囲を透水性シート2によって覆
った状態でそのまま地盤中に埋設しても、透水孔15に
近接して形成した突出片16により、透水性シート2が
本体11の周壁に密着することを阻止することができ、
これにより、透水孔15を穿設した本体11の周壁の周
囲に雨水流出空間を形成して、雨水の浸透性能を維持す
ることができる。この場合、雨水浸透ます1を地盤中に
埋設するに際して、雨水浸透ます1の周囲に少量の砕石
や砂を充填することを排除するものではないが、地盤の
排水性能が良好な場合には、砕石や砂を充填せずにその
まま本体を地盤に埋設することができる。
【0026】図6は、本発明の雨水浸透ますの第2実施
例を示す。この雨水浸透ます1Aは、上記第1実施例の
雨水浸透ます1と同様の基本構造を有し、ポリプロピレ
ン製の低発砲成形体、硬質塩化ビニル製の成形体、その
他の合成樹脂製の成形体からなる。
【0027】そして、本実施例においては、本体11の
周壁の外周面に穿設した透水孔15に近接して形成する
突出片16Aを、透水孔15を挟むように横方向(本体
11の周壁の円周方向)に、かつ、並列して形成するよ
うにしている。なお、その他の構成等は、上記第1実施
例の雨水浸透ます1と同様である。
【0028】図7は、本発明の雨水浸透ますの第3実施
例を示す。この雨水浸透ます1Bは、上記第1実施例の
雨水浸透ます1と同様の基本構造を有し、ポリプロピレ
ン製の低発砲成形体、硬質塩化ビニル製の成形体、その
他の合成樹脂製の成形体からなる。
【0029】そして、本実施例においては、本体11の
周壁の外周面に穿設した透水孔15に近接して形成する
突出片16B,16Cを、透水孔15を囲むように格子
状に形成するようにし、透水孔15を形成することによ
る雨水浸透ます1の強度の低下を軽減するようにしてい
る。この場合において、縦方向の突出片16Bは、これ
を複数にグループ分けし(本実施例においては、12列
の突出片16Bを2列と1列の8つのグループに分ける
ようにしている。)、同じグループ内の隣接する突出片
16Bが互いに平行になるように形成するようにしてい
る。これにより、雨水浸透ます1を型成形する際の成形
型の分割数を少なくすることができ、雨水浸透ます1B
の製造コストを低廉にすることができる。なお、その他
の構成等は、上記第1実施例の雨水浸透ます1と同様で
ある。
【0030】
【発明の効果】本発明によれば、透水孔を穿設した本体
周壁の周囲を透水性シートによって覆った状態で地盤中
に埋設した場合に、透水孔に近接して形成した突出片に
より、透水性シートが本体周壁に密着することを阻止す
ることができ、これにより、透水孔を穿設した本体周壁
の周囲に雨水流出空間を形成して、雨水浸透ますの周囲
に充填する砕石や砂の使用量を少なくしても雨水の浸透
性能を維持することができ、地盤の排水性能が良好な場
合には、砕石や砂を充填せずにそのまま本体を地盤に埋
設することができる。このため、雨水浸透設備の構築作
業の労働負荷を軽減することができるとともに、構築コ
スト及び資材コストを低廉にすることができる。
【0031】また、突出片を縦方向に並列して形成する
とともに、該突出片の列を複数にグループ分けし、同じ
グループ内の隣接する突出片を互いに平行に形成するこ
とにより、雨水浸透ますを型成形するための成形型の分
割数を少なくすることができ、雨水浸透ますの製造コス
トを低廉にすることができる。
【0032】また、透水孔を穿設した位置より上方の本
体周壁に、管体の接続部を形成することにより、透水孔
を穿設した本体周壁の周囲を透水性シートによって確実
かつ容易に覆うことができるとともに、雨水浸透ますに
主管、枝管等の管体を直接接続することができ、これに
より、雨水浸透ますの本体周壁にホールソー等で孔を明
ける作業を無くし、施工精度及び作業効率を向上するこ
とができる。
【0033】また、透水孔を穿設した本体周壁の周囲を
覆う透水性シートに、有底袋状の透水性シートを用いる
ことにより、透水性シートの敷設作業を含む雨水浸透ま
すの埋設作業を確実かつ容易に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の雨水浸透ますの第1実施例を示し、
(a)は正面図、(b)は(a)のA−A線断面図、
(c)は(a)のB−B線断面図、(d)は透水性シー
トの外観図である。
【図2】同枝管接続部を示し、(a)は枝管を接続して
いない状態、(b)は枝管を接続した状態を示す断面図
である。
【図3】同パッキンの変形例を示し、(a)は側面断面
図、(b)は正面図、(c)は要部の断面図である。
【図4】同パッキンの作用の説明図で、(a)は枝管接
続部の中心軸上に位置する枝管を接続した状態、(b)
は枝管接続部の中心軸に対して大きな挿入角度を有する
枝管を接続した状態、(c)は枝管接続部の中心軸に対
して大きく平行にずれた枝管を接続した状態を示す断面
図である。
【図5】同透水性シートを装着した状態を示す正面図で
ある。
【図6】本発明の雨水浸透ますの第2実施例を示し、
(a)は正面図、(b)は(a)のA−A線断面図、
(c)は(a)のB−B線断面図である。
【図7】本発明の雨水浸透ますの第3実施例を示し、
(a)は正面図、(b)は(a)のA−A線断面図、
(c)は(a)のB−B線断面図である。
【図8】従来の雨水浸透設備を示す平面図である。
【符号の説明】
1 雨水浸透ます 11 本体 12 主管接続部 13 枝管接続部 14 補強リブ 15 透水孔 16 突出片 16A 突出片 16B 突出片 16C 突出片 17 底部 2 透水性シート 3 枝管 4 パッキン

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 本体周壁に透水孔を穿設するとともに、
    本体周壁の外周面に、透水孔に近接して、突出片を形成
    したことを特徴とする雨水浸透ます。
  2. 【請求項2】 突出片を縦方向に並列して形成するとと
    もに、該突出片の列を複数にグループ分けし、同じグル
    ープ内の隣接する突出片を互いに平行に形成したことを
    特徴とする請求項1記載の雨水浸透ます。
  3. 【請求項3】 透水孔を穿設した位置より上方の本体周
    壁に、管体の接続部を形成したことを特徴とする請求項
    1又は2記載の雨水浸透ます。
  4. 【請求項4】 請求項1、2又は3記載の雨水浸透ます
    の透水孔を穿設した本体周壁の周囲を透水性シートで覆
    い、この状態で雨水浸透ますを地盤中に埋設することを
    特徴とする雨水浸透ますの設置方法。
  5. 【請求項5】 有底袋状の透水性シートを用いることを
    特徴とする請求項4記載の雨水浸透ますの設置方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN101831950A (zh) * 2010-04-01 2010-09-15 周佰兴 塑料检查井的井座及具有该井座的检查井
JP2011132722A (ja) * 2009-12-24 2011-07-07 Takiron Co Ltd 雨水浸透装置
JP2014109141A (ja) * 2012-12-03 2014-06-12 Takiron Co Ltd 雨水貯溜配管構造

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