JPH1024675A - 配送伝票およびその作成方法 - Google Patents

配送伝票およびその作成方法

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JPH1024675A
JPH1024675A JP20127596A JP20127596A JPH1024675A JP H1024675 A JPH1024675 A JP H1024675A JP 20127596 A JP20127596 A JP 20127596A JP 20127596 A JP20127596 A JP 20127596A JP H1024675 A JPH1024675 A JP H1024675A
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JP
Japan
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sheet
sensitive adhesive
pressure
delivery
slip
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP20127596A
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English (en)
Inventor
Kazutomi Shigemi
重見一臣
Akifumi Tanaka
田中章文
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Toppan Edge Inc
Original Assignee
Toppan Moore Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH1024675A publication Critical patent/JPH1024675A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 感熱発色シートと貼付票との接着工程におい
て、感熱発色シートが発色することがない配送伝票とそ
の作成方法の提供。 【課題の解決手段】 シートの裏面側が貼着面としてな
り、表面側に剥離可能な感圧接着剤が設けられた貼付票
と、この貼付票の表面側に感熱発色シートからなる配送
票が前記剥離可能な感圧接着剤により剥離可能に接着さ
れてなることを特徴とする配送伝票、および裏面側が貼
着面としてなる貼付票の表面側に剥離可能な感圧接着剤
を塗布した後、この感圧接着剤塗布面上に感熱発色シー
トからなる配送票を重ね合わせ、50〜500kg/c
2で加圧接着させてなることを特徴とする配送伝票の
作成方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、配送品の配送作業
に際して用いる配送伝票に関し、特に感熱プリンタで配
送情報を記入する配送伝票に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、配送伝票を構成する貼付票に受領
票となる配送票を剥離可能に貼着した配送伝票がノンイ
ンパクトプリンタ用の配送伝票として使用されている。
この従来のものにおいては、貼付票と配送票との接着
に、通常では接着することのない接着剤を用いている。
また、近年、感熱プリンタにより配送伝票へ配送情報を
記入する方式が望まれるようになり、配送伝票を感熱発
色シートで構成したものが要望されるようになった。
【0003】しかしながら、従来のものは、剥離可能な
接着面の両面に剥離可能な接着剤を塗布したものである
ので、接着剤の塗布時における加熱乾燥時に感熱発色シ
ートが発色し、配送伝票として使用できないものであっ
た。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】そこで、本発明は、感
熱発色シートと貼付票との接着工程において、感熱発色
シートが発色することがない配送伝票とその作成方法の
提供を課題とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明の配送伝票は、シートの裏面側が貼着面とし
てなり、表面側に剥離可能な感圧接着剤が設けられた貼
付票と、この貼付票の表面側に感熱発色シートからなる
配送票が前記剥離可能な感圧接着剤により剥離可能に接
着されてなることを特徴とする。
【0006】とりわけ、本発明の配送伝票は、前記剥離
可能な感圧接着剤が、感圧接着剤基材100重量部に対
して微小粉体5〜50重量部の範囲の割合で混合してな
ることを特徴とする。
【0007】そして、本発明の配送伝票の作成方法は、
裏面側が貼着面としてなる貼付票の表面側に剥離可能な
感圧接着剤を塗布した後、この感圧接着剤塗布面上に感
熱発色シートからなる配送票を重ね合わせ、50〜50
0kg/cm2で加圧接着させてなることを特徴とす
る。
【0008】次に、剥離可能な感圧接着剤層4について
詳述する。この感圧接着剤層4とはエマルジョン型粘着
剤を感圧接着剤基材とし、さらに、加圧接着後の剥離性
を付与する目的で微小粉体を混合してなるものである。
【0009】エマルジョン型粘着剤とは、例えば、アク
リル酸2エチルヘキシル、アクリル酸ブチル、酢酸ビニ
ル、MMA等、一種以上のアクリル酸エステルを乳化重
合して得られたアクリル系のものや酸性ラテックス、解
重合ラテックス、加硫ラテックス、MMAグラフト化ラ
テックス等の天然ゴムラテックス、あるいは、スチレ
ン、ブタジエンおよび共重合可能なアクリル酸、メタク
リル酸、メタクリル酸メチル等のモノマを乳化重合して
得られたスチレン−ブタジエンラテックスなどが好適に
利用できるものである。
【0010】感圧接着剤基材に混合される微小粉体と
は、この接着剤基材に対し非親和性を有するものであ
り、例えば、シリカ、スターチ、酸化亜鉛、炭酸カルシ
ウム、酸化チタン、カオリン等である。また、加圧接着
後の剥離性を考慮するとRosin−Rammler均等数の均一係
数nが1.0〜2.6の範囲のものが好適である。特に、
剥離性その他の実用性を考慮すると、微粉体シリカと微
粉体デンプンが好適に利用できる。さらに、両者を混合
したものは、その混合比を調整することにより接着力や
剥離性を容易に調整できるため、より好適であることが
判明している。
【0011】感圧接着剤基材に対する微小粉体の混合割
合は、接着力、剥離性、表面強度などを考慮すると感圧
接着剤基材100重量部に対して微小粉体5〜50重量
部の範囲である必要があり、好ましくは10〜30重量
部の範囲、さらに好ましくは15〜25重量部の範囲で
ある。なお、本発明の感圧接着剤には、必要に応じて粘
度調整剤や老化防止剤、架橋剤等の添加物を混合させて
もよいものである。
【0012】以上のように構成された本発明における剥
離可能な感圧接着剤の処方の一例を示す。 アクリル系エマルジョン型粘着剤 100重量部 (レジテックス T−225) 微粉体シリカ 10重量部 微粉体スターチ 15重量部 粘度調整剤(モディコールVD) 5重量部 なお、アクリル系エマルジョン型粘着剤として、三洋化
成 TCM−2、TCM−22を用いてもよく、また、
電気化学工業製 クロロプレンラテックスを用いてもよ
い。
【0013】本発明の重ね合わせ接着シートの作成方法
は、上記のように調製された剥離可能な感圧接着剤を感
熱発色シートに重ね合わせるシートの重ね合わせ面に、
主にオフセットグラビア、フレキソ、リバースロール、
エアナイフ等の公知の塗工方式にて塗布し、加熱乾燥工
程を経ずに感圧接着剤層を形成した後、2枚のシートの
重ね合わせ面を対接させ、所定の圧力にて加圧し、この
感圧接着剤層をもって接着させることからなる。そし
て、感圧接着剤層の塗布量は、ドライシーラーによる加
圧接着時の圧力(50〜500kg/cm2)や調製さ
れた感圧接着剤の接着性や剥離性の程度に応じると、乾
燥重量で0.5〜10g/m2の範囲が適当であり、好ま
しくは5〜6g/m2の範囲が良い。
【0014】
【発明の実施形態】以下、本発明の配送伝票の好適な実
施例として添付図面に基づき説明する。ここにおいて、
図1は本発明の配送伝票の概略的な斜視図、図2は図1
のA−A線断面図、図3は図1の配送伝票における上部
シートと下部シートとを分離した状態説明図、図4は図
3のB−B線断面図、図5は図3のC−C線断面図であ
る。
【0015】本実施例の配送伝票1は、図1および図2
に示すように、上部シート3を重ね合わせる部分に剥離
可能な感圧接着剤4が塗布された感熱発色シートからな
る貼付票たる下部シート2と、この感圧接着剤4を介し
て剥離可能に接着された、下部シート2と同様の感熱発
色シートからなる配送票たる上部シート3から構成され
ている。また、下部シート2の裏面側の貼着面20には
通常の永久接着剤5が略全面に塗布され、その表出面は
剥離紙6で被覆されている。
【0016】貼付票である下部シート2の表出面には
「貼付票」なる表題、伝票番号の他、受付年月日記入
欄、届け先記入欄、送り主記入欄、品名・数量記入欄な
どの配送情報記入部7aおよび配送業者表示やバーコー
ドなどの表記情報8aが施され、一方、配送票である上
部シート3表面には「配達票」なる表題、下部シート2
に表示されたのと同一の伝票番号の他、受付年月日記入
欄、届け先記入欄、送り主記入欄、品名・数量記入欄、
受領印捺印欄などの配送情報記入部7bおよび配送業者
表示やバーコードなどの表記情報8bが施されている。
そして、図3ないし図5に示すように、感熱記録情報1
0が感熱プリンタにて配送伝票1の配送情報記入部7
a、7bに印字される。
【0017】また、図3ないし図5に示すように、下部
シート2表面の下部シート3が重ね合わされる部分に、
上部シート3によって隠蔽されるように施された「送り
主様から届け先様への連絡文」の欄に印字された通知情
報9は、上部シート3と下部シート2とを分離すること
により表出される。
【0018】なお、本実施例の配送伝票の使用例は、配
送情報記入部7a、7bに印字された配送伝票につい
て、配送人が配送時に剥離紙6を剥離し、露出した永久
接着剤5をもって配送品Dの適所に貼り付け、配送し、
受取人に配送品を手渡す際に、上部シート3を下部シー
ト2から分離し、上部シート3の捺印欄に受取人の認印
を押捺してもらい、捺印済の上部シート3を持ち帰るこ
とにより配送作業は終了するというものである。
【0019】上述の実施態様においては、感熱発色シー
トからなる配送票である上部シート3と貼付票である下
部シート2の配送情報記入部7aと7bを並設したが、
複写記入により複写できるように重ね合わせ状態として
もよく、また、貼付票の配送情報複写記入部7bは必ず
しも設ける必要はないものである。さらに、上部シート
3を感熱発色シートとしてもよく、下部シート2を感熱
発色シートとしてもよいものである。
【0020】
【発明の効果】以上述べたように、本発明の配送伝票お
よびその作成方法によれば、シートの裏面側が貼着面と
してなる貼付票と、この貼付票の表面側に感熱発色シー
トからなる配送票が剥離可能な感圧接着剤により剥離可
能に接着されるため、従来のもののように、剥離可能な
接着剤の塗布時における加熱乾燥時に感熱発色シートが
発色することがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の配送伝票の概略的な斜視図。
【図2】図1のA−A線断面図。
【図3】図1の配送伝票における上部シートと下部シー
トとを分離した状態説明図。
【図4】図3のB−B線断面図。
【図5】図3のC−C線断面図。
【符号の説明】
1 配送伝票 2 下部シート 3 上部シート 4 剥離可能な感圧接着剤層 5 永久接着剤 6 剥離紙 7a、7b 配送情報記入部 8a、8b 表記情報 9 通知情報 10 感熱記録情報 20 貼着面

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シートの裏面側が貼着面としてなり、表
    面側に剥離可能な感圧接着剤が設けられた貼付票と、こ
    の貼付票の表面側に感熱発色シートからなる配送票が前
    記剥離可能な感圧接着剤により剥離可能に接着されてな
    ることを特徴とする配送伝票。
  2. 【請求項2】 前記剥離可能な感圧接着剤が、感圧接着
    剤基材100重量部に対して微小粉体5〜50重量部の
    範囲の割合で混合してなることを特徴とする請求項1記
    載の配送伝票。
  3. 【請求項3】 裏面側が貼着面としてなる貼付票の表面
    側に剥離可能な感圧接着剤を塗布した後、この感圧接着
    剤塗布面上に感熱発色シートからなる配送票を重ね合わ
    せ、50〜500kg/cm2で加圧接着させてなるこ
    とを特徴とする配送伝票の作成方法。
JP20127596A 1996-07-11 1996-07-11 配送伝票およびその作成方法 Withdrawn JPH1024675A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003011551A (ja) * 2001-06-28 2003-01-15 Toppan Forms Co Ltd 配送伝票

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003011551A (ja) * 2001-06-28 2003-01-15 Toppan Forms Co Ltd 配送伝票

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