JPH07251581A - 配送伝票及びその作成方法 - Google Patents
配送伝票及びその作成方法Info
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- JPH07251581A JPH07251581A JP6910794A JP6910794A JPH07251581A JP H07251581 A JPH07251581 A JP H07251581A JP 6910794 A JP6910794 A JP 6910794A JP 6910794 A JP6910794 A JP 6910794A JP H07251581 A JPH07251581 A JP H07251581A
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- delivery
- slip
- pressure
- sticking
- adhesive
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 ノンインパクトプリンタの使用に適した配送
伝票を提供する。 【構成】 配送伝票１は、表面に届け先記入欄１０等の
配送情報記入部を有し、裏面には配送品に貼着するため
の粘着剤５とこれを被覆する剥離紙６を設けた貼付票２
と、この貼付票２の表面に配送情報記入部に重ならない
ように重ね合わせた、表面に届け先記入欄１９等の配送
情報記入部を有する配達票４を、接着後に剥離可能な感
圧性接着剤層３の縞状の接着部分３ａを介して剥離可能
に部分的に接着してなる。作成にあたっては、非接着部
分３ｂが存在するので貼付票２と配達票４をシワを生ず
ることなくきれいに接着することができ、同一面側に表
出する各配送情報記入部にノンインパクトプリンタで所
定の配送情報を同時にプリントした後、剥離紙６を剥離
して露出した粘着剤５により貼付票２を配送品に貼着す
る一方、配達票４は配送作業に際して適宜剥離して使用
する。
伝票を提供する。 【構成】 配送伝票１は、表面に届け先記入欄１０等の
配送情報記入部を有し、裏面には配送品に貼着するため
の粘着剤５とこれを被覆する剥離紙６を設けた貼付票２
と、この貼付票２の表面に配送情報記入部に重ならない
ように重ね合わせた、表面に届け先記入欄１９等の配送
情報記入部を有する配達票４を、接着後に剥離可能な感
圧性接着剤層３の縞状の接着部分３ａを介して剥離可能
に部分的に接着してなる。作成にあたっては、非接着部
分３ｂが存在するので貼付票２と配達票４をシワを生ず
ることなくきれいに接着することができ、同一面側に表
出する各配送情報記入部にノンインパクトプリンタで所
定の配送情報を同時にプリントした後、剥離紙６を剥離
して露出した粘着剤５により貼付票２を配送品に貼着す
る一方、配達票４は配送作業に際して適宜剥離して使用
する。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、配送品の配送作業に際
して用いる配送伝票及びその作成方法に関し、特にノン
インパクトプリンタの使用に適した配送伝票及びその作
成方法に関する。
して用いる配送伝票及びその作成方法に関し、特にノン
インパクトプリンタの使用に適した配送伝票及びその作
成方法に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来知られている一般的な配送伝票の構
成は、複数枚の配送票を重ねて、一端側で切り取り可能
に綴じ合わせ、上位の配送票に記入すると下位の配送票
に複写記入されるように複写構造を設けたものである。
成は、複数枚の配送票を重ねて、一端側で切り取り可能
に綴じ合わせ、上位の配送票に記入すると下位の配送票
に複写記入されるように複写構造を設けたものである。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】このため、人手で記入
する場合は問題はないが、プリンタを使用してプリント
する場合には、複写記入を可能にするために、一定以上
の圧をかける必要があるので、ノンインパクトプリンタ
は使用できないという不都合がある。本発明は、この不
都合を解消し、ノンインパクトプリンタの使用に適した
配送伝票及びその作成方法を提供することを目的とす
る。
する場合は問題はないが、プリンタを使用してプリント
する場合には、複写記入を可能にするために、一定以上
の圧をかける必要があるので、ノンインパクトプリンタ
は使用できないという不都合がある。本発明は、この不
都合を解消し、ノンインパクトプリンタの使用に適した
配送伝票及びその作成方法を提供することを目的とす
る。
【０００４】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明の配送伝票は、表面側の所定箇所には配送情報
記入部を有し、裏面側には粘着剤とこの粘着剤を被覆す
る剥離紙を有する貼付票と、この貼付票の前記表面側の
前記配送情報記入部に重ならない部分に重ね合わすとと
もに、接着後に剥離可能な接着構造を介在させて剥離可
能に部分的に接着した、表面側の所定箇所に配送情報記
入部を有する配送票とからなるものである。
に本発明の配送伝票は、表面側の所定箇所には配送情報
記入部を有し、裏面側には粘着剤とこの粘着剤を被覆す
る剥離紙を有する貼付票と、この貼付票の前記表面側の
前記配送情報記入部に重ならない部分に重ね合わすとと
もに、接着後に剥離可能な接着構造を介在させて剥離可
能に部分的に接着した、表面側の所定箇所に配送情報記
入部を有する配送票とからなるものである。
【０００５】貼付票と配送票の重ね合わせ面の部分的な
剥離可能な接着は、通常状態では接着せず、所定の圧が
加えられると接着可能となり、接着後に剥離可能な感圧
性接着剤層によって行うことができる。この感圧性接着
剤層による部分的な剥離可能な接着においては、重ね合
わせ面の一方、あるいは対向する双方に感圧性接着剤層
を設けたり、重ね合わせ面の一方に感圧性接着剤層を設
け、対向する他方には接着力増強層を設けると好適であ
る。
剥離可能な接着は、通常状態では接着せず、所定の圧が
加えられると接着可能となり、接着後に剥離可能な感圧
性接着剤層によって行うことができる。この感圧性接着
剤層による部分的な剥離可能な接着においては、重ね合
わせ面の一方、あるいは対向する双方に感圧性接着剤層
を設けたり、重ね合わせ面の一方に感圧性接着剤層を設
け、対向する他方には接着力増強層を設けると好適であ
る。
【０００６】上述の感圧性接着剤層は、非剥離性の感圧
性接着剤基剤１００重量部に、この非剥離性の感圧性接
着剤基剤に対して非親和性を示す微粒状充てん剤２０〜
１３０重量部を配合してなる感圧性接着剤組成物で形成
すると好適である。一方、上述の接着力調整層は、微細
シリカ粉末５０〜９５乾燥重量部とバインダー５〜５０
乾燥重量部からなる組成物で形成すると好適である。
性接着剤基剤１００重量部に、この非剥離性の感圧性接
着剤基剤に対して非親和性を示す微粒状充てん剤２０〜
１３０重量部を配合してなる感圧性接着剤組成物で形成
すると好適である。一方、上述の接着力調整層は、微細
シリカ粉末５０〜９５乾燥重量部とバインダー５〜５０
乾燥重量部からなる組成物で形成すると好適である。
【０００７】さらに上述の感圧性接着剤層は、非剥離性
の感圧性接着剤基剤１００重量部に、この非剥離性の感
圧性接着剤基剤に対して非親和性を示す微粒状充てん剤
２０〜１３０重量部、好ましくは４０〜８０重量部、よ
り好ましくは５０〜６０重量部を配合してなる感圧性接
着剤組成物を０．５ｇ／ｍ2 〜５．０ｇ／ｍ2 の塗工重
量で塗工して形成するとより好適である。
の感圧性接着剤基剤１００重量部に、この非剥離性の感
圧性接着剤基剤に対して非親和性を示す微粒状充てん剤
２０〜１３０重量部、好ましくは４０〜８０重量部、よ
り好ましくは５０〜６０重量部を配合してなる感圧性接
着剤組成物を０．５ｇ／ｍ2 〜５．０ｇ／ｍ2 の塗工重
量で塗工して形成するとより好適である。
【０００８】非剥離性感圧性接着剤基剤としては、天然
ゴム、合成ゴム等の従来一般に使用されているものの中
から任意に選択して使用することができるが、特に、天
然ゴムにスチレンとメタクリル酸メチルをグラフト共重
合させて得られた天然ゴムラテックスが、耐ブロッキン
グ性、耐熱性、耐磨耗性等の点で好適である。また、前
記微粒状充てん剤としては、例えば酸化亜鉛、酸化チタ
ン、炭酸カルシウム、カオリン、活性白土、球状アルミ
ナ、小麦デンプン、シリカ、ガラス粉末、シラスバルー
ン等が用いられる。これらの材料は単独でもよいし（特
にシリカの場合好適である）、２種類以上を組み合わせ
てもよい。また、粒径の異なる２種類以上を組み合わせ
て用いると感圧性接着剤層の表面を凹凸状に形成し易い
ので、剥離性能の向上に有利である。シリカを添加する
と、接着剤の塗膜を強化し得るとともに、その多孔質性
により、接着剤が表面に付着しやすいので、接着力や剥
離力を調整しやすいという利点がある。これら微粒状充
てん剤は、平均粒径が５μｍ〜３０μｍの範囲にあるも
のが好適である。
ゴム、合成ゴム等の従来一般に使用されているものの中
から任意に選択して使用することができるが、特に、天
然ゴムにスチレンとメタクリル酸メチルをグラフト共重
合させて得られた天然ゴムラテックスが、耐ブロッキン
グ性、耐熱性、耐磨耗性等の点で好適である。また、前
記微粒状充てん剤としては、例えば酸化亜鉛、酸化チタ
ン、炭酸カルシウム、カオリン、活性白土、球状アルミ
ナ、小麦デンプン、シリカ、ガラス粉末、シラスバルー
ン等が用いられる。これらの材料は単独でもよいし（特
にシリカの場合好適である）、２種類以上を組み合わせ
てもよい。また、粒径の異なる２種類以上を組み合わせ
て用いると感圧性接着剤層の表面を凹凸状に形成し易い
ので、剥離性能の向上に有利である。シリカを添加する
と、接着剤の塗膜を強化し得るとともに、その多孔質性
により、接着剤が表面に付着しやすいので、接着力や剥
離力を調整しやすいという利点がある。これら微粒状充
てん剤は、平均粒径が５μｍ〜３０μｍの範囲にあるも
のが好適である。
【０００９】また、上述の接着力増強層は、微細シリカ
粉末５０〜９５乾燥重量部とバインダー５〜５０乾燥重
量部からなる組成物を３．０ｇ／ｍ2 より少ない塗工重
量で塗工して形成するとより好適であって、水中に微細
に分散した固体シリカ５０〜９５乾燥重量部及びバイン
ダー５〜５０乾燥重量部からなる組成物を３．０ｇ／ｍ
2 より少ない塗工重量で塗工して形成するとよい。
粉末５０〜９５乾燥重量部とバインダー５〜５０乾燥重
量部からなる組成物を３．０ｇ／ｍ2 より少ない塗工重
量で塗工して形成するとより好適であって、水中に微細
に分散した固体シリカ５０〜９５乾燥重量部及びバイン
ダー５〜５０乾燥重量部からなる組成物を３．０ｇ／ｍ
2 より少ない塗工重量で塗工して形成するとよい。
【００１０】微細シリカ粉末としては、例えば、Ｃａｂ
ｏＳｐｅｒｓｅ Ａ−１０５，Ｐ−−１１７５，Ｓ−１
０９，Ｐ−１０１０（いずれも商品名）、Ａｅｒｏｓｉ
ｌｌ３０，２００，ＭＯＸ８０（いずれも商品名）等を
挙げることができ、Ｒｏｓｉｎ−Ｒａｍｍｌｅｒ均等数
の均一係数ｎが１．０〜２．６の範囲であることが好ま
しく、特に、ＢＥＴ法によって測定された比表面積が９
０〜２７０ｍ2 ／ｇで、Ｒｏｓｉｎ−Ｒａｍｍｌｅｒ均
等数の均一係数ｎが約１．２２であるＣａｂｏＳｐｅｒ
ｓｅ Ｓ−１０９が好ましい。一方、バインダーとして
は、例えば、ポリビニルアルコール、カルボキシメチル
セルロス、セルロースエーテル、でんぷん、及びその誘
導体、ゼラチン、アルブミン、アラビアゴムアルキネー
ト類、ポリアクリルアミド、または、ポリビニルピロリ
ドン、あるいはこれらの混合物を挙げることができる。
より好ましい配合割合は、水中に２０％の固形分で分散
する微細シリカ粉末の約２５〜４５％、好ましくは３６
％、バインダーとして１０％溶液中の部分加水分解ポリ
ビニルアルコール５〜５０％、好ましくは２８％、及び
水約２５〜４５％、好ましくは３６％である。
ｏＳｐｅｒｓｅ Ａ−１０５，Ｐ−−１１７５，Ｓ−１
０９，Ｐ−１０１０（いずれも商品名）、Ａｅｒｏｓｉ
ｌｌ３０，２００，ＭＯＸ８０（いずれも商品名）等を
挙げることができ、Ｒｏｓｉｎ−Ｒａｍｍｌｅｒ均等数
の均一係数ｎが１．０〜２．６の範囲であることが好ま
しく、特に、ＢＥＴ法によって測定された比表面積が９
０〜２７０ｍ2 ／ｇで、Ｒｏｓｉｎ−Ｒａｍｍｌｅｒ均
等数の均一係数ｎが約１．２２であるＣａｂｏＳｐｅｒ
ｓｅ Ｓ−１０９が好ましい。一方、バインダーとして
は、例えば、ポリビニルアルコール、カルボキシメチル
セルロス、セルロースエーテル、でんぷん、及びその誘
導体、ゼラチン、アルブミン、アラビアゴムアルキネー
ト類、ポリアクリルアミド、または、ポリビニルピロリ
ドン、あるいはこれらの混合物を挙げることができる。
より好ましい配合割合は、水中に２０％の固形分で分散
する微細シリカ粉末の約２５〜４５％、好ましくは３６
％、バインダーとして１０％溶液中の部分加水分解ポリ
ビニルアルコール５〜５０％、好ましくは２８％、及び
水約２５〜４５％、好ましくは３６％である。
【００１１】そして、本発明の配送伝票は、表面側の所
定箇所には配送情報記入部を有し、裏面側には粘着剤と
この粘着剤を被覆する剥離紙を有する貼付票の、前記配
送情報記入部に重ならない前記表面側に、表面側の所定
箇所に配送情報記入部を有する配送票を重ね合わせ、こ
の重ね合わせ面の少なくとも一方には、通常状態では接
着せず、所定の圧が加えられると接着可能となり、接着
後に剥離可能な感圧性接着剤層をあらかじめ設けてお
き、所定の圧を部分的に加えて、前記貼付票と前記配送
票とを前記感圧性接着剤層の被加圧部分で剥離可能に部
分的に接着して作成するものである。
定箇所には配送情報記入部を有し、裏面側には粘着剤と
この粘着剤を被覆する剥離紙を有する貼付票の、前記配
送情報記入部に重ならない前記表面側に、表面側の所定
箇所に配送情報記入部を有する配送票を重ね合わせ、こ
の重ね合わせ面の少なくとも一方には、通常状態では接
着せず、所定の圧が加えられると接着可能となり、接着
後に剥離可能な感圧性接着剤層をあらかじめ設けてお
き、所定の圧を部分的に加えて、前記貼付票と前記配送
票とを前記感圧性接着剤層の被加圧部分で剥離可能に部
分的に接着して作成するものである。
【００１２】また、本発明の配送伝票は、表面側の所定
箇所には配送情報記入部を有し、裏面側には粘着剤とこ
の粘着剤を被覆する剥離紙を有する貼付票の、前記配送
情報記入部に重ならない前記表面側に、表面側の所定箇
所に配送情報記入部を有する配送票を重ね合わせ、この
重ね合わせ面の少なくとも一方には、通常状態では接着
せず、所定の圧が加えられると接着可能となり、接着後
に剥離可能な感圧性接着剤層をあらかじめ部分的に設け
ておき、所定の圧を加えて、前記貼付票と前記配送票と
を前記感圧性接着剤層で剥離可能に部分的に接着して作
成することができる。
箇所には配送情報記入部を有し、裏面側には粘着剤とこ
の粘着剤を被覆する剥離紙を有する貼付票の、前記配送
情報記入部に重ならない前記表面側に、表面側の所定箇
所に配送情報記入部を有する配送票を重ね合わせ、この
重ね合わせ面の少なくとも一方には、通常状態では接着
せず、所定の圧が加えられると接着可能となり、接着後
に剥離可能な感圧性接着剤層をあらかじめ部分的に設け
ておき、所定の圧を加えて、前記貼付票と前記配送票と
を前記感圧性接着剤層で剥離可能に部分的に接着して作
成することができる。
【００１３】
【作用】貼付票に配送票を配送情報記入部が重ならない
ように各記入部を同一面側に表出して設けたので、複写
記入する必要がなく、ノンインパクトプリンタの使用が
可能となる。また、貼付票と配送票の剥離可能な接着は
部分的で非接着部分が存在し、この非接着部分が余裕部
分となるので、接着時にシワがよったり、フィード時に
蛇行することがなく、プリント作業も円滑、かつ確実に
なされる。そして、配送伝票は、貼付票の裏面側の剥離
紙を剥離して、露出した粘着剤により配送品に貼着し、
配送票は配送作業に際して適宜剥離して使用する。
ように各記入部を同一面側に表出して設けたので、複写
記入する必要がなく、ノンインパクトプリンタの使用が
可能となる。また、貼付票と配送票の剥離可能な接着は
部分的で非接着部分が存在し、この非接着部分が余裕部
分となるので、接着時にシワがよったり、フィード時に
蛇行することがなく、プリント作業も円滑、かつ確実に
なされる。そして、配送伝票は、貼付票の裏面側の剥離
紙を剥離して、露出した粘着剤により配送品に貼着し、
配送票は配送作業に際して適宜剥離して使用する。
【００１４】
【実施例】以下、本発明の好適な実施例を添付図面に基
づいて説明する。ここにおいて、図１〜図５は第１実施
例を示し、図１は配送伝票の概略的な斜視図、図２はそ
のＡ−Ａ線断面図、図３は配送票たる配達票の平面図、
図４は貼付票の平面図、図５は所望情報をプリントして
マージナル部を除去した配送伝票の平面図、図６は剥離
可能に部分的に接着するための感圧性接着剤層の塗布パ
ターンに関する一実施例を示す配達票の裏面側の平面
図、図７は同じく塗布パターンに関する他の実施例を示
す配達票の裏面側の平面図、図８は剥離可能に部分的に
接着するためのさらに他の実施例を示す概略的な断面図
である。
づいて説明する。ここにおいて、図１〜図５は第１実施
例を示し、図１は配送伝票の概略的な斜視図、図２はそ
のＡ−Ａ線断面図、図３は配送票たる配達票の平面図、
図４は貼付票の平面図、図５は所望情報をプリントして
マージナル部を除去した配送伝票の平面図、図６は剥離
可能に部分的に接着するための感圧性接着剤層の塗布パ
ターンに関する一実施例を示す配達票の裏面側の平面
図、図７は同じく塗布パターンに関する他の実施例を示
す配達票の裏面側の平面図、図８は剥離可能に部分的に
接着するためのさらに他の実施例を示す概略的な断面図
である。
【００１５】図１及び図２に示すように、配送伝票１
は、貼付票２と、貼付票２の表面側に重ねられ、接着後
に剥離可能な感圧性接着剤層３からなる接着構造を介し
て剥離可能に部分的に接着された配送票たる配達票４と
からなり、前記貼付票２の裏面には、一般的な粘着剤５
が全面的に塗布されるとともに、粘着剤５塗布面はスリ
ット６ａを設けた剥離紙６で被覆されている。前記貼付
票２の表面には、「貼付票」なる表題７、伝票番号８の
ほか、配送情報記入部たる受付年月日記入欄９、届け先
記入欄１０、送り主記入欄１１、品名記入欄１２、運賃
記入欄１３があらかじめ印刷され、また、前記伝票番号
８をバーコードで表示したバーコード表示１４及び取扱
会社名１５があらかじめ印刷されている。
は、貼付票２と、貼付票２の表面側に重ねられ、接着後
に剥離可能な感圧性接着剤層３からなる接着構造を介し
て剥離可能に部分的に接着された配送票たる配達票４と
からなり、前記貼付票２の裏面には、一般的な粘着剤５
が全面的に塗布されるとともに、粘着剤５塗布面はスリ
ット６ａを設けた剥離紙６で被覆されている。前記貼付
票２の表面には、「貼付票」なる表題７、伝票番号８の
ほか、配送情報記入部たる受付年月日記入欄９、届け先
記入欄１０、送り主記入欄１１、品名記入欄１２、運賃
記入欄１３があらかじめ印刷され、また、前記伝票番号
８をバーコードで表示したバーコード表示１４及び取扱
会社名１５があらかじめ印刷されている。
【００１６】そして、前記配達票４は上述の各印刷部分
に重ならないように位置し、その表面には、「配達票」
なる表題１６、貼付票２の伝票番号８と同一の伝票番号
１７のほか、配送情報記入部たる受付年月日記入欄１
８、届け先記入欄１９、送り主記入欄２０、品名記入欄
２１、運賃記入欄２２があらかじめ印刷され、また、受
領印捺印欄２３と前記伝票番号１７をバーコードで表示
したバーコード表示２４及び取扱会社名２５があらかじ
め印刷されている。
に重ならないように位置し、その表面には、「配達票」
なる表題１６、貼付票２の伝票番号８と同一の伝票番号
１７のほか、配送情報記入部たる受付年月日記入欄１
８、届け先記入欄１９、送り主記入欄２０、品名記入欄
２１、運賃記入欄２２があらかじめ印刷され、また、受
領印捺印欄２３と前記伝票番号１７をバーコードで表示
したバーコード表示２４及び取扱会社名２５があらかじ
め印刷されている。
【００１７】上述した接着後にも剥離可能な感圧性接着
剤層３は、通常では接着せず、接着条件である所定の圧
が間隔をおいて帯状に加えられることによって、接着部
分３ａと非接着部分３ｂとが縞状に形成され、貼付票２
と配達票４は前記縞状の接着部分３ａにおいて剥離可能
に部分的に接着されている。前記感圧性接着剤層３は、
種々の構成例が考えられるが、一例として、天然ゴム１
００重量部に対し、スチレン２重量部とメタクリル酸メ
チル１０重量部とをグラフト共重合させて得られた天然
ゴムラテックスに、テルペン樹脂系粘着付与剤５重量部
を添加して感圧性のベース接着剤とし、このベース接着
剤１００重量部に対し、平均粒径５μｍのシリカゲル２
０重量部を添加してなる感圧性接着剤組成物を、１ｇ／
ｍ2 の塗工重量で塗工して形成したものを挙げることが
できる。
剤層３は、通常では接着せず、接着条件である所定の圧
が間隔をおいて帯状に加えられることによって、接着部
分３ａと非接着部分３ｂとが縞状に形成され、貼付票２
と配達票４は前記縞状の接着部分３ａにおいて剥離可能
に部分的に接着されている。前記感圧性接着剤層３は、
種々の構成例が考えられるが、一例として、天然ゴム１
００重量部に対し、スチレン２重量部とメタクリル酸メ
チル１０重量部とをグラフト共重合させて得られた天然
ゴムラテックスに、テルペン樹脂系粘着付与剤５重量部
を添加して感圧性のベース接着剤とし、このベース接着
剤１００重量部に対し、平均粒径５μｍのシリカゲル２
０重量部を添加してなる感圧性接着剤組成物を、１ｇ／
ｍ2 の塗工重量で塗工して形成したものを挙げることが
できる。
【００１８】配送伝票１は当初、折り兼切り用ミシン目
（図示せず）を介して多数連続する状態にあり、その幅
方向両側には切り用ミシン目２６ａ，２６ｂを境にして
移送孔２７ａ，２７ｂが等間隔に多数透設されたマージ
ナル部２８ａ，２８ｂが設けられている。また、図３で
理解できるように、貼付票２の表面側における配達票４
が重ねられた部分には、取扱会社の取扱業務を説明する
業務案内２９があらかじめ印刷されている。そして、図
５に示すように、配送伝票１は受領印捺印欄２３を除く
配達票４と貼付票２の各記入欄９，１０，１１，１２，
１３，１８，１９，２０，２１，２２に対応して配送に
必要な情報である受付年月日情報３０，３１、届け先情
報３２，３３、送り主情報３４，３５、品名情報３６，
３７、運賃情報３８，３９をプリントし、単位化すると
ともに各マージナル部２８ａ，２８ｂを切断除去して使
用可能状態となる。
（図示せず）を介して多数連続する状態にあり、その幅
方向両側には切り用ミシン目２６ａ，２６ｂを境にして
移送孔２７ａ，２７ｂが等間隔に多数透設されたマージ
ナル部２８ａ，２８ｂが設けられている。また、図３で
理解できるように、貼付票２の表面側における配達票４
が重ねられた部分には、取扱会社の取扱業務を説明する
業務案内２９があらかじめ印刷されている。そして、図
５に示すように、配送伝票１は受領印捺印欄２３を除く
配達票４と貼付票２の各記入欄９，１０，１１，１２，
１３，１８，１９，２０，２１，２２に対応して配送に
必要な情報である受付年月日情報３０，３１、届け先情
報３２，３３、送り主情報３４，３５、品名情報３６，
３７、運賃情報３８，３９をプリントし、単位化すると
ともに各マージナル部２８ａ，２８ｂを切断除去して使
用可能状態となる。
【００１９】次に、上述した配送伝票１の作成方法につ
いて説明する。まず、図４に示す、連続状態にある貼付
票２を移送孔２７ａ，２７ｂを利用してトラクタ装置
（図示せず）で移送しながら、その業務案内２９部分
に、図３に示す、同じく連続状態にあり裏面にあらかじ
め感圧性接着剤層３を設けた配送票４を、互いの移送孔
２７ａ同士が上下に対応するよう重ね合わせる。そし
て、重ね合わせた貼付票２と配達票４をさらに移送しな
がら、軸方向に所定間隔をおいて環状に設けた加圧凸部
を有する複数対の加圧ローラを備えた圧着装置（図示せ
ず）で所定の圧を帯状に部分的に加え、接着部分３ａを
縞状に形成して、前記貼付票２と前記配達票４とを剥離
可能に部分的に接着し、図１図示状態の配送票１とす
る。この接着時において、加圧動作は移送方向に伸びる
帯状に部分的になされるので、同じく帯状の隣接する非
加圧状態の非接着部分が余裕部分となって、ここでシワ
を吸収することができ、平滑できれいな接着が可能とな
る。
いて説明する。まず、図４に示す、連続状態にある貼付
票２を移送孔２７ａ，２７ｂを利用してトラクタ装置
（図示せず）で移送しながら、その業務案内２９部分
に、図３に示す、同じく連続状態にあり裏面にあらかじ
め感圧性接着剤層３を設けた配送票４を、互いの移送孔
２７ａ同士が上下に対応するよう重ね合わせる。そし
て、重ね合わせた貼付票２と配達票４をさらに移送しな
がら、軸方向に所定間隔をおいて環状に設けた加圧凸部
を有する複数対の加圧ローラを備えた圧着装置（図示せ
ず）で所定の圧を帯状に部分的に加え、接着部分３ａを
縞状に形成して、前記貼付票２と前記配達票４とを剥離
可能に部分的に接着し、図１図示状態の配送票１とす
る。この接着時において、加圧動作は移送方向に伸びる
帯状に部分的になされるので、同じく帯状の隣接する非
加圧状態の非接着部分が余裕部分となって、ここでシワ
を吸収することができ、平滑できれいな接着が可能とな
る。
【００２０】続いて、さらに配送伝票１を移送しなが
ら、図示していないコンピュータに連動したノンインパ
クトプリンタによって、受領印捺印欄２３を除く配達票
４と貼付票２の各記入欄９，１０，１１，１２，１３，
１８，１９，２０，２１，２２にそれぞれ対応するよ
う、受付年月日情報３０，３１、届け先情報３２，３
３、送り主情報３４，３５、品名情報３６，３７、運賃
情報３８，３９をプリントするる。次に、なおも移送し
ながら、各マージナル部２８ａ，２８ｂを各切り用ミシ
ン目２６ａ，２６ｂからスリッタ装置（図示せず）によ
って切断除去し、さらに、移送速度差を利用した切断装
置（図示せず）によって、図示していない折り兼切り用
ミシン目を切断して単片化することにより、図５に示す
所望情報をプリントした配送伝票１が作成される。そし
て、上述した一連の移送動作において、配達票２と貼付
票４とは部分的に接着されることにより非接着の余裕部
分があるので、蛇行を生ずることがなく、また、プリン
ト時にも円滑で確実なプリント動作が保証される。
ら、図示していないコンピュータに連動したノンインパ
クトプリンタによって、受領印捺印欄２３を除く配達票
４と貼付票２の各記入欄９，１０，１１，１２，１３，
１８，１９，２０，２１，２２にそれぞれ対応するよ
う、受付年月日情報３０，３１、届け先情報３２，３
３、送り主情報３４，３５、品名情報３６，３７、運賃
情報３８，３９をプリントするる。次に、なおも移送し
ながら、各マージナル部２８ａ，２８ｂを各切り用ミシ
ン目２６ａ，２６ｂからスリッタ装置（図示せず）によ
って切断除去し、さらに、移送速度差を利用した切断装
置（図示せず）によって、図示していない折り兼切り用
ミシン目を切断して単片化することにより、図５に示す
所望情報をプリントした配送伝票１が作成される。そし
て、上述した一連の移送動作において、配達票２と貼付
票４とは部分的に接着されることにより非接着の余裕部
分があるので、蛇行を生ずることがなく、また、プリン
ト時にも円滑で確実なプリント動作が保証される。
【００２１】このようにして作成した配送伝票１は、剥
離紙６をスリット６ａから剥離して、露出した粘着剤５
で配送品（図示せず）の適所に貼り付け、配達票４は配
送品を運送する運転手が適宜剥離して手元に置いて、配
送作業を行う。配送品の届け先では、配達票４の受領印
捺印欄２３に受取人の認印を押捺してもらい、運転手が
捺印済の配達票４を持ち帰ることにより、配送作業を終
了する。
離紙６をスリット６ａから剥離して、露出した粘着剤５
で配送品（図示せず）の適所に貼り付け、配達票４は配
送品を運送する運転手が適宜剥離して手元に置いて、配
送作業を行う。配送品の届け先では、配達票４の受領印
捺印欄２３に受取人の認印を押捺してもらい、運転手が
捺印済の配達票４を持ち帰ることにより、配送作業を終
了する。
【００２２】次に、図６及び図７に基づいて、接着後に
剥離可能な感圧性接着剤層を部分的に設ける実施例にお
ける塗布パターンを説明する。図６に示す実施例は、上
述した第１実施例と同様に、縞状の剥離可能な接着部分
を形成すべく、上述した感圧性接着剤層３と同様の感圧
性接着剤組成物からなる感圧性接着剤層４２を、配達票
４１の裏面側にあらかじめ縞状に設けたものである。ま
た、図７に示す実施例は、細長い長方形状の剥離可能な
接着部分を天地方向及び幅方向に所定間隔をおいて多数
形成すべく、上述した感圧性接着剤層３と同様の感圧性
接着剤組成物からなる感圧性接着剤層４４を、配達票４
３の裏面側にあらかじめ散在状態に設けたものである。
剥離可能な感圧性接着剤層を部分的に設ける実施例にお
ける塗布パターンを説明する。図６に示す実施例は、上
述した第１実施例と同様に、縞状の剥離可能な接着部分
を形成すべく、上述した感圧性接着剤層３と同様の感圧
性接着剤組成物からなる感圧性接着剤層４２を、配達票
４１の裏面側にあらかじめ縞状に設けたものである。ま
た、図７に示す実施例は、細長い長方形状の剥離可能な
接着部分を天地方向及び幅方向に所定間隔をおいて多数
形成すべく、上述した感圧性接着剤層３と同様の感圧性
接着剤組成物からなる感圧性接着剤層４４を、配達票４
３の裏面側にあらかじめ散在状態に設けたものである。
【００２３】これらの実施例にあっては、感圧性接着剤
層４２，４４の接着力の強さに応じて、図示していない
貼付票の重ね合わせ面を構成するもので、単独でも剥離
可能に接着し得る場合には、貼付票の重ね合わせ面に何
らの処理を施す必要はない。一方、同一の感圧性接着剤
組成物同士が重なり合った状態で、所定の圧が加えられ
ると剥離可能に接着可能となる程度に接着力に設定した
場合には、図示していない貼付票の重ね合わせ面側に、
感圧性接着剤層４２，４４と同一の感圧性接着剤組成物
からなる感圧性接着剤層を、前記感圧性接着剤層４２，
４４の塗布パターンに対応して、あるいは全面的に設け
る。
層４２，４４の接着力の強さに応じて、図示していない
貼付票の重ね合わせ面を構成するもので、単独でも剥離
可能に接着し得る場合には、貼付票の重ね合わせ面に何
らの処理を施す必要はない。一方、同一の感圧性接着剤
組成物同士が重なり合った状態で、所定の圧が加えられ
ると剥離可能に接着可能となる程度に接着力に設定した
場合には、図示していない貼付票の重ね合わせ面側に、
感圧性接着剤層４２，４４と同一の感圧性接着剤組成物
からなる感圧性接着剤層を、前記感圧性接着剤層４２，
４４の塗布パターンに対応して、あるいは全面的に設け
る。
【００２４】また、同一の感圧性接着剤組成物同士が重
なり合った状態で、所定の圧が加えられると剥離困難に
接着可能となる程度の接着力に設定した場合には、図示
していない貼付票の重ね合わせ面側に、感圧性接着剤層
に換えて接着力増強層を、感圧性接着剤層４２，４４の
塗布パターンに対応して、あるいは全面的に設ける。こ
の場合の感圧性接着剤層は、接着力増強層と重なり合う
ことによって、前記感圧性接着剤層の感圧性接着剤基剤
がこの接着力増強層に浸透することにより接着力が増強
され、接着可能となる。しかし、感圧性接着剤組成物同
士が重なり合った状態ではないので、この接着状態は強
固なものではなく、接着面は剥離可能となる。
なり合った状態で、所定の圧が加えられると剥離困難に
接着可能となる程度の接着力に設定した場合には、図示
していない貼付票の重ね合わせ面側に、感圧性接着剤層
に換えて接着力増強層を、感圧性接着剤層４２，４４の
塗布パターンに対応して、あるいは全面的に設ける。こ
の場合の感圧性接着剤層は、接着力増強層と重なり合う
ことによって、前記感圧性接着剤層の感圧性接着剤基剤
がこの接着力増強層に浸透することにより接着力が増強
され、接着可能となる。しかし、感圧性接着剤組成物同
士が重なり合った状態ではないので、この接着状態は強
固なものではなく、接着面は剥離可能となる。
【００２５】上述した接着力増強層は、微細シリカ粉末
５０〜９５乾燥重量部とバインダー５〜５０乾燥重量部
からなる組成物を３．０ｇ／ｍ2 より少ない塗工重量で
塗工して形成するもので、例えば、微細シリカ粉末とし
てＣａｂｏＳｐｅｒｓｅ Ｓ−１０９（商品名）を３
５．９５重量部、バインダーとして１０％ Ｖｉｎｏｌ
５４０（商品名）を２８．１０重量部、及び水を３５．
９５重量部の割合で配合して組成物を調製し、０．４〜
２．８ｇ／ｍ2 の塗工重量で形成する。この塗工は、フ
レキソ、グラビア、リバースロール、エアナイフ等の従
来用いられている一般的な方法で行うことができる。前
記組成物で形成した接着力増強層によると、電子記録方
式のトナーやインクを用いたプリンタによる印字に際し
て、トナーやインクの定着性が向上し、像の汚れ、カス
レ、剥落が防止される。
５０〜９５乾燥重量部とバインダー５〜５０乾燥重量部
からなる組成物を３．０ｇ／ｍ2 より少ない塗工重量で
塗工して形成するもので、例えば、微細シリカ粉末とし
てＣａｂｏＳｐｅｒｓｅ Ｓ−１０９（商品名）を３
５．９５重量部、バインダーとして１０％ Ｖｉｎｏｌ
５４０（商品名）を２８．１０重量部、及び水を３５．
９５重量部の割合で配合して組成物を調製し、０．４〜
２．８ｇ／ｍ2 の塗工重量で形成する。この塗工は、フ
レキソ、グラビア、リバースロール、エアナイフ等の従
来用いられている一般的な方法で行うことができる。前
記組成物で形成した接着力増強層によると、電子記録方
式のトナーやインクを用いたプリンタによる印字に際し
て、トナーやインクの定着性が向上し、像の汚れ、カス
レ、剥落が防止される。
【００２６】図６及び図７に示す配達票４１，４３を用
いた配送票の作成方法は、第１実施例の配送伝票１の作
成方法とほぼ同一であり、重ね合わせた貼付票と配達票
４１，４３の圧着工程が異なるだけである。この圧着工
程は、通常の複数対の加圧ローラを備えた圧着装置（図
示せず）により、所定の圧を重ね合わせ面の全体にほぼ
均一に加え、感圧性接着剤４２，４４塗布部分で貼付票
と配達票４１，４４とを剥離可能に部分的に接着するも
のである。この接着時における加圧動作は、全面的にな
されるが、接着部分に隣接する非接着部分が存在するの
で、この非接着部分が余裕部分となってここでシワを吸
収することができ、平滑できれいな接着が可能となる。
他の工程については、第１実施例と同様であるからそれ
らの説明は省略する。また、これら実施例で作成した配
送伝票の使用法は第１実施例の配送伝票１と同一である
からその説明は省略する。
いた配送票の作成方法は、第１実施例の配送伝票１の作
成方法とほぼ同一であり、重ね合わせた貼付票と配達票
４１，４３の圧着工程が異なるだけである。この圧着工
程は、通常の複数対の加圧ローラを備えた圧着装置（図
示せず）により、所定の圧を重ね合わせ面の全体にほぼ
均一に加え、感圧性接着剤４２，４４塗布部分で貼付票
と配達票４１，４４とを剥離可能に部分的に接着するも
のである。この接着時における加圧動作は、全面的にな
されるが、接着部分に隣接する非接着部分が存在するの
で、この非接着部分が余裕部分となってここでシワを吸
収することができ、平滑できれいな接着が可能となる。
他の工程については、第１実施例と同様であるからそれ
らの説明は省略する。また、これら実施例で作成した配
送伝票の使用法は第１実施例の配送伝票１と同一である
からその説明は省略する。
【００２７】次に、図８に基づいて接着力増強層を用い
た実施例を詳細に説明する。図８に示す配送伝票５１
は、貼付票５２と、貼付票５２の表面側に重ねられた配
達票５３を、配達票５３の裏面側に図６と同様に縞状に
設けた接着後に剥離可能な感圧性接着剤層５４と、前記
貼付票５２の表面側に全面的に設けた接着力増強層５５
とからなる接着構造を介して、前記感圧性接着剤層５４
部分において剥離可能に部分的に接着してなる。前記貼
付票５２の裏面には、一般的な粘着剤５６が全面的に塗
布されるとともに、粘着剤５６塗布面はスリット５７ａ
を設けた剥離紙５７で被覆されている。図示してはいな
いが、前記貼付票５２の表面には、「貼付票」なる表
題、配送情報記入部たる各記入欄をはじめ第１実施例の
貼付票２と同一の事項が印刷されている。前記配達票５
３は上述の各記入欄の印刷部分に重ならないように位置
し、図示してはいないが、その表面には、「配達票」な
る表題、配送情報記入部たる各記入欄をはじめ第１実施
例の配達票４と同一の事項が印刷されている。
た実施例を詳細に説明する。図８に示す配送伝票５１
は、貼付票５２と、貼付票５２の表面側に重ねられた配
達票５３を、配達票５３の裏面側に図６と同様に縞状に
設けた接着後に剥離可能な感圧性接着剤層５４と、前記
貼付票５２の表面側に全面的に設けた接着力増強層５５
とからなる接着構造を介して、前記感圧性接着剤層５４
部分において剥離可能に部分的に接着してなる。前記貼
付票５２の裏面には、一般的な粘着剤５６が全面的に塗
布されるとともに、粘着剤５６塗布面はスリット５７ａ
を設けた剥離紙５７で被覆されている。図示してはいな
いが、前記貼付票５２の表面には、「貼付票」なる表
題、配送情報記入部たる各記入欄をはじめ第１実施例の
貼付票２と同一の事項が印刷されている。前記配達票５
３は上述の各記入欄の印刷部分に重ならないように位置
し、図示してはいないが、その表面には、「配達票」な
る表題、配送情報記入部たる各記入欄をはじめ第１実施
例の配達票４と同一の事項が印刷されている。
【００２８】上述した接着後にも剥離可能な感圧性接着
剤層５４は、天然ゴム１００重量部に対し、スチレン２
重量部とメタクリル酸メチル１０重量部とをグラフト共
重合させて得られた天然ゴムラテックスに、テルペン樹
脂系粘着付与剤５重量部を添加して感圧性のベース接着
剤とし、このベース接着剤１００重量部に対し、平均粒
径８μｍのシリカゲル６０重量部を添加してなるもの
で、２．０ｇ／ｍ2 の塗工重量で塗工されている。この
ように、第１実施例の感圧性接着剤３の組成物よりもシ
リカゲルの添加量を増加させて、その接着力を単独では
所定の圧が加えられても対接面に接着せず、同一の感圧
性接着剤組成物と対接することによって接着可能となる
程度の接着力に設定している。
剤層５４は、天然ゴム１００重量部に対し、スチレン２
重量部とメタクリル酸メチル１０重量部とをグラフト共
重合させて得られた天然ゴムラテックスに、テルペン樹
脂系粘着付与剤５重量部を添加して感圧性のベース接着
剤とし、このベース接着剤１００重量部に対し、平均粒
径８μｍのシリカゲル６０重量部を添加してなるもの
で、２．０ｇ／ｍ2 の塗工重量で塗工されている。この
ように、第１実施例の感圧性接着剤３の組成物よりもシ
リカゲルの添加量を増加させて、その接着力を単独では
所定の圧が加えられても対接面に接着せず、同一の感圧
性接着剤組成物と対接することによって接着可能となる
程度の接着力に設定している。
【００２９】一方、接着力増強層５５は、微細シリカ粉
末としてＣａｂｏＳｐｅｒｓｅ Ｓ−１０９（商品名）
を３５．９５重量部、バインダーとして１０％ Ｖｉｎ
ｏｌ５４０（商品名）を２８．１０重量部、及び水を３
５．９５重量部の割合で配合して組成物を調整し、塗工
重量を１．１ｇ／ｍ2 で塗工して形成する。
末としてＣａｂｏＳｐｅｒｓｅ Ｓ−１０９（商品名）
を３５．９５重量部、バインダーとして１０％ Ｖｉｎ
ｏｌ５４０（商品名）を２８．１０重量部、及び水を３
５．９５重量部の割合で配合して組成物を調整し、塗工
重量を１．１ｇ／ｍ2 で塗工して形成する。
【００３０】感圧性接着剤層５４は、同一の感圧性接着
剤組成物と対接する状態でないと接着しないが、接着力
増強層５５と対接して所定の圧が加えられることによっ
て、前記感圧性接着剤層５４の感圧性接着剤基剤が前記
接着力増強層５５に浸透することにより、接着力が増強
されて接着可能となる。しかし、感圧性接着剤基剤同士
が対接した状態ではないので、この接着状態は強固なも
のではなく、接着面は剥離可能である。
剤組成物と対接する状態でないと接着しないが、接着力
増強層５５と対接して所定の圧が加えられることによっ
て、前記感圧性接着剤層５４の感圧性接着剤基剤が前記
接着力増強層５５に浸透することにより、接着力が増強
されて接着可能となる。しかし、感圧性接着剤基剤同士
が対接した状態ではないので、この接着状態は強固なも
のではなく、接着面は剥離可能である。
【００３１】本実施例における配送伝票５１の作成方法
は、図６及び図７に示す配達票４１，４３を用いた配送
伝票の作成方法と同一であるのでその説明は省略する。
また、配送伝票５１の使用法は第１実施例の配送伝票１
と同様であるのでその説明は省略する。さらに、感圧性
接着剤層５４と接着力増強層５５の双方を全面的に設け
たうえ、第１実施例と同様にして部分的に加圧すること
により、前記感圧性接着剤層５４と前記接着力増強層５
５を介して、貼付票５２と配達票５３とを剥離可能に部
分的に接着してもよい。
は、図６及び図７に示す配達票４１，４３を用いた配送
伝票の作成方法と同一であるのでその説明は省略する。
また、配送伝票５１の使用法は第１実施例の配送伝票１
と同様であるのでその説明は省略する。さらに、感圧性
接着剤層５４と接着力増強層５５の双方を全面的に設け
たうえ、第１実施例と同様にして部分的に加圧すること
により、前記感圧性接着剤層５４と前記接着力増強層５
５を介して、貼付票５２と配達票５３とを剥離可能に部
分的に接着してもよい。
【００３２】なお、本発明は上述した各実施例に限定さ
れるものではなく、例えば、配達票４，４１，４３，５
３と貼付票２，５２との剥離可能な接着構造は、配達票
４，４１，４３，５３と貼付票２，５２の材質によって
は、部分的に押圧力を加えることにより互いに密圧着し
たり、また、層間剥離が可能なフィルムあるいは用紙を
部分的に介在させて配達票４，４１，４３，５３と貼付
票２，５２を剥離可能に接着する等種々の変形が可能で
ある。さらに、配達票４，４１，４３，５３と貼付票
２，５２の各表面にそれぞれ設ける配送情報記入部の種
類や配置状態が上述のものに限らないことはもちろんで
ある。またさらに、配達票４，４１，４３，５３の剥離
を容易にするために、隅部にスリットを設けたり、切欠
部あるいは摘み片等の指掛け部を端部の適所に設けても
よい。また、配送票は配達票４，４１，４３，５３以外
の伝票で構成することもできる。さらに、配送伝票１，
５１は連続状態ではなく、当初から単位伝票として構成
してもよい。さらにまた、貼付票２裏面の粘着剤５を全
面に設けることなく、マージナル部２８ａ，２８ｂの部
分及び剥離紙６のスリット６ａ部分を除いて設けると、
移送孔２７ａ，２７ｂ及びスリツト６ａからの粘着剤５
のはみ出しを防止できるものである。
れるものではなく、例えば、配達票４，４１，４３，５
３と貼付票２，５２との剥離可能な接着構造は、配達票
４，４１，４３，５３と貼付票２，５２の材質によって
は、部分的に押圧力を加えることにより互いに密圧着し
たり、また、層間剥離が可能なフィルムあるいは用紙を
部分的に介在させて配達票４，４１，４３，５３と貼付
票２，５２を剥離可能に接着する等種々の変形が可能で
ある。さらに、配達票４，４１，４３，５３と貼付票
２，５２の各表面にそれぞれ設ける配送情報記入部の種
類や配置状態が上述のものに限らないことはもちろんで
ある。またさらに、配達票４，４１，４３，５３の剥離
を容易にするために、隅部にスリットを設けたり、切欠
部あるいは摘み片等の指掛け部を端部の適所に設けても
よい。また、配送票は配達票４，４１，４３，５３以外
の伝票で構成することもできる。さらに、配送伝票１，
５１は連続状態ではなく、当初から単位伝票として構成
してもよい。さらにまた、貼付票２裏面の粘着剤５を全
面に設けることなく、マージナル部２８ａ，２８ｂの部
分及び剥離紙６のスリット６ａ部分を除いて設けると、
移送孔２７ａ，２７ｂ及びスリツト６ａからの粘着剤５
のはみ出しを防止できるものである。
【００３３】
【発明の効果】以上詳細に説明したところで明らかなよ
うに、本発明によれば、配達票と貼付票のそれぞれの配
送情報記入部が表出し、かつ前記配達票は前記貼付票に
剥離可能に部分的に接着して、非接着部分を設ける一
方、前記貼付票は配送品に貼着可能に設けたので、配送
情報を複写記入する必要がなく、ノンインパクトプリン
タの使用が可能となるほか、非接着部分が存在すること
によって、シワがよらずきれいに接着することができる
とともに、移送時に蛇行することがなく、さらには、配
達票は貼付票から剥離して使用できるので、円滑かつ確
実な配送作業が可能になるという効果を奏する。
うに、本発明によれば、配達票と貼付票のそれぞれの配
送情報記入部が表出し、かつ前記配達票は前記貼付票に
剥離可能に部分的に接着して、非接着部分を設ける一
方、前記貼付票は配送品に貼着可能に設けたので、配送
情報を複写記入する必要がなく、ノンインパクトプリン
タの使用が可能となるほか、非接着部分が存在すること
によって、シワがよらずきれいに接着することができる
とともに、移送時に蛇行することがなく、さらには、配
達票は貼付票から剥離して使用できるので、円滑かつ確
実な配送作業が可能になるという効果を奏する。
【図１】配送伝票の一実施例を示す概略的な斜視図。
【図２】同じく図１のＡ−Ａ線断面。
【図３】同じく配達票の平面図。
【図４】同じく貼付票の平面図。
【図５】同じく所望情報をプリントしてマージナル部を
除去した配送伝票の平面図。
除去した配送伝票の平面図。
【図６】剥離可能に部分的に接着するための感圧性接着
剤層の塗布パターンに関する一実施例を示す配達票の裏
面側の平面図。
剤層の塗布パターンに関する一実施例を示す配達票の裏
面側の平面図。
【図７】同じく塗布パターンに関する他の実施例を示す
配達票の裏面側の平面図。
配達票の裏面側の平面図。
【図８】剥離可能に部分的に接着するための他の実施例
を示す概略的な断面図。
を示す概略的な断面図。
１，５１ 配送伝票 ２，５２ 貼付票 ３，４２，４４，５４ 感圧性接着剤層 ４，４１，４３，５３ 配達票 ５，５６ 粘着剤 ６，５７ 剥離紙 ９，１８ 受付年月日記入欄 １０，１９ 届け先記入欄 １１，２０ 送り主記入欄 １２，２１ 品名記入欄 １３，２２ 運賃記入欄 ２３ 受領印捺印欄
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成６年５月１０日
【手続補正１】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】００１９
【補正方法】変更
【補正内容】
【００１９】次に、上述した配送伝票１の作成方法につ
いて説明する。まず、図４に示す、連続状態にある貼付
票２を移送孔２７ａ，２７ｂを利用してトラクタ装置
（図示せず）で移送しながら、その業務案内２９部分
に、図３に示す、同じく連続状態にあり裏面にあらかじ
め感圧性接着剤層３を設けた配達票４を、互いの移送孔
２７ａ同士が上下に対応するよう重ね合わせる。そし
て、重ね合わせた貼付票２と配達票４をさらに移送しな
がら、軸方向に所定間隔をおいて環状に設けた加圧凸部
を有する複数対の加圧ローラを備えた圧着装置（図示せ
ず）で所定の圧を帯状に部分的に加え、接着部分３ａを
縞状に形成して、前記貼付票２と前記配達票４とを剥離
可能に部分的に接着し、図１図示状態の配送伝票１とす
る。この接着時において、加圧動作は移送方向に伸びる
帯状に部分的になされるので、同じく帯状の隣接する非
加圧状態の非接着部分が余裕部分となって、ここでシワ
を吸収することができ、平滑できれいな接着が可能とな
る。
いて説明する。まず、図４に示す、連続状態にある貼付
票２を移送孔２７ａ，２７ｂを利用してトラクタ装置
（図示せず）で移送しながら、その業務案内２９部分
に、図３に示す、同じく連続状態にあり裏面にあらかじ
め感圧性接着剤層３を設けた配達票４を、互いの移送孔
２７ａ同士が上下に対応するよう重ね合わせる。そし
て、重ね合わせた貼付票２と配達票４をさらに移送しな
がら、軸方向に所定間隔をおいて環状に設けた加圧凸部
を有する複数対の加圧ローラを備えた圧着装置（図示せ
ず）で所定の圧を帯状に部分的に加え、接着部分３ａを
縞状に形成して、前記貼付票２と前記配達票４とを剥離
可能に部分的に接着し、図１図示状態の配送伝票１とす
る。この接着時において、加圧動作は移送方向に伸びる
帯状に部分的になされるので、同じく帯状の隣接する非
加圧状態の非接着部分が余裕部分となって、ここでシワ
を吸収することができ、平滑できれいな接着が可能とな
る。
【手続補正２】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】００２０
【補正方法】変更
【補正内容】
【００２０】続いて、さらに配送伝票１を移送しなが
ら、図示していないコンピュータに連動したノンインパ
クトプリンタによって、受領印捺印欄２３を除く配達票
４と貼付票２の各記入欄９，１０，１１，１２，１３，
１８，１９，２０，２１，２２にそれぞれ対応するよ
う、受付年月日情報３０，３１、届け先情報３２，３
３、送り主情報３４，３５、品名情報３６，３７、運賃
情報３８，３９をプリントする。次に、なおも移送しな
がら、各マージナル部２８ａ，２８ｂを各切り用ミシン
目２６ａ，２６ｂからスリッタ装置（図示せず）によっ
て切断除去し、さらに、移送速度差を利用した切断装置
（図示せず）によって、図示していない折り兼切り用ミ
シン目を切断して単片化することにより、図５に示す所
望情報をプリントした配送伝票１が作成される。そし
て、上述した一連の移送動作において、配達票４と貼付
票２とは部分的に接着されることにより非接着の余裕部
分があるので、蛇行を生ずることがなく、また、プリン
ト時にも円滑で確実なプリント動作が保証される。
ら、図示していないコンピュータに連動したノンインパ
クトプリンタによって、受領印捺印欄２３を除く配達票
４と貼付票２の各記入欄９，１０，１１，１２，１３，
１８，１９，２０，２１，２２にそれぞれ対応するよ
う、受付年月日情報３０，３１、届け先情報３２，３
３、送り主情報３４，３５、品名情報３６，３７、運賃
情報３８，３９をプリントする。次に、なおも移送しな
がら、各マージナル部２８ａ，２８ｂを各切り用ミシン
目２６ａ，２６ｂからスリッタ装置（図示せず）によっ
て切断除去し、さらに、移送速度差を利用した切断装置
（図示せず）によって、図示していない折り兼切り用ミ
シン目を切断して単片化することにより、図５に示す所
望情報をプリントした配送伝票１が作成される。そし
て、上述した一連の移送動作において、配達票４と貼付
票２とは部分的に接着されることにより非接着の余裕部
分があるので、蛇行を生ずることがなく、また、プリン
ト時にも円滑で確実なプリント動作が保証される。
【手続補正３】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】００２６
【補正方法】変更
【補正内容】
【００２６】図６及び図７に示す配達票４１，４３を用
いた配送伝票の作成方法は、第１実施例の配送伝票１の
作成方法とほぼ同一であり、重ね合わせた貼付票と配達
票４１，４３の圧着工程が異なるだけである。この圧着
工程は、通常の複数対の加圧ローラを備えた圧着装置
（図示せず）により、所定の圧を重ね合わせ面の全体に
ほぼ均一に加え、感圧性接着剤層４２，４４塗布部分で
貼付票と配達票４１，４３とを剥離可能に部分的に接着
するものである。この接着時における加圧動作は、全面
的になされるが、接着部分に隣接する非接着部分が存在
するので、この非接着部分が余裕部分となってここでシ
ワを吸収することができ、平滑できれいな接着が可能と
なる。他の工程については、第１実施例と同様であるか
らそれらの説明は省略する。また、これら実施例で作成
した配送伝票の使用法は第１実施例の配送伝票１と同一
であるからその説明は省略する。
いた配送伝票の作成方法は、第１実施例の配送伝票１の
作成方法とほぼ同一であり、重ね合わせた貼付票と配達
票４１，４３の圧着工程が異なるだけである。この圧着
工程は、通常の複数対の加圧ローラを備えた圧着装置
（図示せず）により、所定の圧を重ね合わせ面の全体に
ほぼ均一に加え、感圧性接着剤層４２，４４塗布部分で
貼付票と配達票４１，４３とを剥離可能に部分的に接着
するものである。この接着時における加圧動作は、全面
的になされるが、接着部分に隣接する非接着部分が存在
するので、この非接着部分が余裕部分となってここでシ
ワを吸収することができ、平滑できれいな接着が可能と
なる。他の工程については、第１実施例と同様であるか
らそれらの説明は省略する。また、これら実施例で作成
した配送伝票の使用法は第１実施例の配送伝票１と同一
であるからその説明は省略する。
【手続補正４】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】００３３
【補正方法】変更
【補正内容】
【００３３】
【発明の効果】以上詳細に説明したところで明らかなよ
うに、本発明によれば、配達票等の配送票と貼付票のそ
れぞれの配送情報記入部が表出し、かつ前記配達票等の
配送票は前記貼付票に剥離可能に部分的に接着して、非
接着部分を設ける一方、前記貼付票は配送品に貼着可能
に設けたので、配送情報を複写記入する必要がなく、ノ
ンインパクトプリンタの使用が可能となるほか、非接着
部分が存在することによって、シワがよらずきれいに接
着することができるとともに、移送時に蛇行することが
なく、さらには、配達票等の配送票は貼付票から剥離し
て使用できるので、円滑かつ確実な配送作業が可能にな
るという効果を奏する。
うに、本発明によれば、配達票等の配送票と貼付票のそ
れぞれの配送情報記入部が表出し、かつ前記配達票等の
配送票は前記貼付票に剥離可能に部分的に接着して、非
接着部分を設ける一方、前記貼付票は配送品に貼着可能
に設けたので、配送情報を複写記入する必要がなく、ノ
ンインパクトプリンタの使用が可能となるほか、非接着
部分が存在することによって、シワがよらずきれいに接
着することができるとともに、移送時に蛇行することが
なく、さらには、配達票等の配送票は貼付票から剥離し
て使用できるので、円滑かつ確実な配送作業が可能にな
るという効果を奏する。
Claims (5)
- 【請求項１】 表面側の所定箇所には配送情報記入部を
有し、裏面側には粘着剤とこの粘着剤を被覆する剥離紙
を有する貼付票と、この貼付票の前記表面側の前記配送
情報記入部に重ならない部分に重ね合わすとともに、接
着後に剥離可能な接着構造を介在させて剥離可能に部分
的に接着した、表面側の所定箇所に配送情報記入部を有
する配送票とからなることを特徴とする配送伝票。 - 【請求項２】 表面側の所定箇所には配送情報記入部を
有し、裏面側には粘着剤とこの粘着剤を被覆する剥離紙
を有する貼付票と、この貼付票の前記表面側の前記配送
情報記入部に重ならない部分に重ね合わすとともに、接
着後に剥離可能な感圧性接着剤層を介して剥離可能に部
分的に接着した、表面側の所定箇所に配送情報記入部を
有する配送票とからなることを特徴とする配送伝票。 - 【請求項３】 表面側の所定箇所には配送情報記入部を
有し、裏面側には粘着剤とこの粘着剤を被覆する剥離紙
を有する貼付票と、この貼付票の前記表面側の前記配送
情報記入部に重ならない部分に重ね合わすとともに、接
着後に剥離可能な感圧性接着剤層とこれと対接する接着
力増強層とを介して剥離可能に部分的に接着した、表面
側の所定箇所に配送情報記入部を有する配送票とからな
ることを特徴とする配送伝票。 - 【請求項４】 表面側の所定箇所には配送情報記入部を
有し、裏面側には粘着剤とこの粘着剤を被覆する剥離紙
を有する貼付票の、前記配送情報記入部に重ならない前
記表面側に、表面側の所定箇所に配送情報記入部を有す
る配送票を重ね合わせ、この重ね合わせ面の少なくとも
一方には、接着後に剥離可能な感圧性接着剤層をあらか
じめ設けておき、所定の圧を部分的に加えて、前記貼付
票と前記配送票とを前記感圧性接着剤層の被加圧部分で
剥離可能に部分的に接着することを特徴とする配送伝票
の作成方法。 - 【請求項５】 表面側の所定箇所には配送情報記入部を
有し、裏面側には粘着剤とこの粘着剤を被覆する剥離紙
を有する貼付票の、前記配送情報記入部に重ならない前
記表面側に、表面側の所定箇所に配送情報記入部を有す
る配送票を重ね合わせ、この重ね合わせ面の少なくとも
一方には、接着後に剥離可能な感圧性接着剤層をあらか
じめ部分的に設けておき、所定の圧を加えて、前記貼付
票と前記配送票とを前記感圧性接着剤層により剥離可能
に部分的に接着することを特徴とする配送伝票の作成方
法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6910794A JPH07251581A (ja) | 1994-03-14 | 1994-03-14 | 配送伝票及びその作成方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6910794A JPH07251581A (ja) | 1994-03-14 | 1994-03-14 | 配送伝票及びその作成方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07251581A true JPH07251581A (ja) | 1995-10-03 |
Family
ID=13393082
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6910794A Pending JPH07251581A (ja) | 1994-03-14 | 1994-03-14 | 配送伝票及びその作成方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07251581A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008030237A (ja) * | 2006-07-26 | 2008-02-14 | Toppan Forms Co Ltd | 重ね合わせ帳票作成用シート |
| JP2010253744A (ja) * | 2009-04-23 | 2010-11-11 | Dainippon Printing Co Ltd | 配送伝票 |
| JP2011131582A (ja) * | 2009-11-30 | 2011-07-07 | Kobayashi Create Co Ltd | 配送伝票 |
| JP2015230438A (ja) * | 2014-06-06 | 2015-12-21 | リンテック株式会社 | 擬似接着ラベル及び擬似接着ラベルの製造方法 |
-
1994
- 1994-03-14 JP JP6910794A patent/JPH07251581A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008030237A (ja) * | 2006-07-26 | 2008-02-14 | Toppan Forms Co Ltd | 重ね合わせ帳票作成用シート |
| JP2010253744A (ja) * | 2009-04-23 | 2010-11-11 | Dainippon Printing Co Ltd | 配送伝票 |
| JP2011131582A (ja) * | 2009-11-30 | 2011-07-07 | Kobayashi Create Co Ltd | 配送伝票 |
| JP2015230438A (ja) * | 2014-06-06 | 2015-12-21 | リンテック株式会社 | 擬似接着ラベル及び擬似接着ラベルの製造方法 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20040309 |