JP2001335761A - 耐水性に優れた感圧接着剤組成物およびそれを用いた情報担持用シート - Google Patents

耐水性に優れた感圧接着剤組成物およびそれを用いた情報担持用シート

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JP2001335761A JP2000157165A JP2000157165A JP2001335761A JP 2001335761 A JP2001335761 A JP 2001335761A JP 2000157165 A JP2000157165 A JP 2000157165A JP 2000157165 A JP2000157165 A JP 2000157165A JP 2001335761 A JP2001335761 A JP 2001335761A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 基体シート面へ塗布してなる接着層同士を対
接させた状態で強圧をかけて接着した後、水に濡れても
接着力が上昇せず、耐水性を有する感圧接着剤組成物の
提供。およびその感圧接着剤組成物の接着層を有してな
る情報担持用シートの提供。 【解決手段】 天然ゴム系接着剤基剤と、この接着剤基
剤固形分100質量部に対し、耐水性を有する微粒状充
填剤であって、平均粒径1〜10μmの小粒径のものを
15〜40質量部、平均粒径10μmを超えて20μm
以下の大粒径のものを15〜60質量部の範囲内で、か
つ両者の合計が30〜100質量部となるように配合し
てなる感圧接着剤組成物を用いる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、耐水性に優れた感
圧接着剤組成物およびそれを用いた情報担持用シートに
関し、さらに詳しくは、折り重ねや切り重ねにより重ね
合わせた面を情報担持面としてなる折り畳みシート、重
ね合わせシートのような親展性を有する情報伝達用シー
トや、寸法拡大可能な整理シート、複写用紙などの事務
用シートなどの情報伝達用シート、およびこれに使用す
る耐水性に優れた感圧接着剤組成物に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、重ね合わせ面に情報を担持する情
報担持用シートにおいては、その重ね合わせ面同士が接
着するように、通常、重ね合わせた際に対接するような
パターンで、基体シートの重ね合わせ面の全面や特定部
分、あるいは線状に感圧接着剤の接着層が設けられてい
る。この感圧接着剤は自接着性感圧接着剤とも言われ、
その接着層同士を対接させた状態で強圧をかけることに
より、互いの高分子が自己拡散により密着するタイプも
のであって、組成物の種類や加圧の程度により、永久接
着性や再剥離接着性を具現するものである。
【0003】従来、この種の情報担持用シートで使用さ
れる感圧接着剤の主成分は、一般にメタクリル酸メチル
グラフト共重合天然ゴム系接着剤やメタクリル酸メチル
−アクリルグラフト共重合天然ゴム系接着剤を主成分と
して含む接着剤基剤を用い、そしてこの接着剤基剤に対
し、スターチなどの微粒状充填剤を配合したものであ
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、スターチなど
水に溶解する微粒状充填剤を用いた感圧接着剤は、接着
層同士を対接させた状態で強圧をかけて接着した情報担
持用シートが水に濡れたり、水と接触したり、高湿度の
環境に放置されたりすると、接着力が大きく上昇し、結
果として再剥離が困難になり、無理に剥離すると基体シ
ートが破れたりする問題があった。
【0005】本発明の第1の目的は、従来の問題を解決
し、接着層同士を対接させた状態で強圧をかけて接着し
た情報担持用シートが水に濡れたり、水と接触したり、
高湿度の環境に放置されたりしても、接着力が大きく上
昇せず、必要に応じて容易に再剥離可能な耐水性に優れ
た感圧接着剤組成物を提供することであり、本発明の第
2の目的は、そのような感圧接着剤組成物を用いた情報
担持用シートを提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明者等は前記課題を
解決すべく鋭意研究を重ねた結果、天然ゴム系接着剤基
剤に、大粒径および小粒径の2種の異なる特定の平均粒
径を持つ耐水性微粒状充填剤をそれぞれ特定量配合した
感圧接着剤組成物を用いることにより課題を解決できる
ことを見出し、本発明を完成するに至った。
【0007】すなわち、本発明の請求項1記載の感圧接
着剤組成物は、シートの重ね合わせ面に塗布され、乾燥
処理により通常状態では接着しない接着層を形成し、前
記重ね合わせ面同士を対接させ所定の圧力を付与するこ
とにより、その重ね合わせ面同士を剥離可能に接着させ
る感圧接着剤組成物であって、天然ゴム系接着剤基剤
と、この接着剤基剤固形分100質量部に対し、耐水性
を有する微粒状充填剤であって、平均粒径1〜10μm
の小粒径のものを15〜40質量部、および平均粒径1
0μmを超えて20μm以下の大粒径のものを15〜6
0質量部の範囲内で、かつ小粒径のものと大粒径のもの
との合計が30〜100質量部となるように配合してな
ることを特徴とするものである。
【0008】また、本発明の請求項2記載の情報担持用
シートは、基体シートの重ね合わせ面の所定部に請求項
1記載の感圧接着剤組成物の微細な多数の凸状パターン
からなる接着層を有してなることを特徴とするものであ
る。
【0009】スターチなどの耐水性のない微粒状充填剤
の替わりに、シリカゲル、ポリエチレン微粒、炭酸カル
シウム、ポリメタクリル樹脂などの大粒径および小粒径
の2種の異なる特定の平均粒径を持つ耐水性微粒状充填
剤をそれぞれ特定量天然ゴム系接着剤基剤に対して配合
すると、他の必要性能が損なわれずに、耐水性が改良さ
れ、再剥離可能となる。すなわち、接着層同士を対接さ
せた状態で強圧をかけて接着した情報担持用シートが水
に濡れたり、水と接触したり、高湿度の環境に放置され
たりしても、接着力が大きく上昇せず、したがって必要
に応じて再剥離する際、基体シート破れなどがなく、容
易に再剥離可能となる。請求項2記載の情報担持用シー
トは、基体シートの重ね合わせ面の所定部に請求項1記
載の感圧接着剤組成物を例えばグラビアコーターにより
塗布し、乾燥処理により通常状態では接着しない微細な
多数の凸状パターンからなる接着層を形成し、重ね合わ
せ面同士を対接させた状態で強圧をかけ密着させて接着
すると十分な接着力が得られると共に、例え水に濡れた
り、水と接触したり、高湿度の環境に放置されたりして
も、接着力が大きく上昇せず、必要に応じて容易に剥離
できる。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明の感圧接着剤組成物におい
て用いられる天然ゴム系接着剤基剤とは、例えば従来、
天然ゴム系粘着剤の基剤として慣用されているものの中
から任意に選択することができる。このようなものとし
ては、天然ゴムを主成分とするラテックス、それを変性
したもの、例えば酸性ラテックス、解重合ラテックス、
加硫ラテックスあるいはグラフト化した天然ゴムラテッ
クスなど、およびこれらの天然ゴムラテックスに対して
スチレンリッチSBRラテックス、ポリスチレンエマル
ジョン、スチレン・アクリル共重合体エマルジョンの1
種あるいは2種以上を適当量配合した混合物などを挙げ
ることができる。天然ゴムラテックスの中でも、特に耐
ブロッキング性、耐熱性、耐摩耗性などの点で、特に天
然ゴムにメタクリル酸メチルをグラフト共重合させて得
た天然ゴムラテックスや、天然ゴムにスチレンとメタク
リル酸メチルとをグラフト共重合させて得た天然ゴムラ
テックスが好ましい。
【0011】本発明の感圧接着剤組成物において好まし
く用いられる例えば天然ゴムにメタクリル酸メチルをグ
ラフト共重合させて得た天然ゴムラテックスは、天然ゴ
ム100質量部に対して例えばメタクリル酸メチル10
〜40質量部程度グラフト共重合したものである。
【0012】本発明の感圧接着剤組成物において用いら
れるスチレンリッチSBRラテックスとは、一般に接着
剤の成分として慣用されている合成ゴムラテックスであ
り、スチレンリッチSBRを水性溶媒中に分散させたエ
マルジョンである。スチレン含量は70〜95%、好ま
しくは80〜95%である。70%未満あるいは95%
を超えては紙などの基体シートへの定着性、接着剤皮膜
の凝集力が改善できない恐れがある。
【0013】本発明の感圧接着剤組成物において用いら
れる市販のスチレンリッチSBRラテックスの具体例と
しては例えば、ニポール2507H(日本ゼオン
(株))、旭化成ラテックスL−1638(旭化成
(株))、JSR合成ゴムラテックス0602(JSR
(株))などを挙げることができる。
【0014】本発明の感圧接着剤組成物において用いら
れるポリスチレンエマルジョンは、一般に含浸、他のラ
テックスの補強などの成分として慣用されている合成ラ
テックスであり、ポリスチレンを水性溶媒中に分散させ
たエマルジョンである。
【0015】本発明の感圧接着剤組成物において用いら
れる市販のポリスチレンエマルジョンの具体例としては
例えば、ニポールLX−303(日本ゼオン(株))、
旭化成ラテックスL−8801(旭化成(株))、C−
10(昭和高分子(株))などを挙げることができる。
【0016】本発明の感圧接着剤組成物において用いら
れるスチレン・アクリル共重合体エマルジョンは、一般
に含浸、塗料、紙加工などの成分として慣用されている
合成ラテックスであり、スチレン・アクリル共重合体を
水性溶媒中に分散させたエマルジョンである。
【0017】本発明の感圧接着剤組成物において用いら
れる市販のスチレン・アクリル共重合体エマルジョンの
具体例としては例えば、旭化成(株)製のポリトロンF
−2000、F−830、F−2430、F320、F
324、昭和高分子(株)製のポリゾールAM−230
0、AP−6730、AT−2000などを挙げること
ができる。
【0018】スチレン・アクリル共重合体エマルジョン
などの粒子を分散安定化させるためには乳化剤が必要で
あるが、この乳化剤としては、一般にロジンセッケン、
ナフタレンスルホン酸塩、脂肪酸セッケン、アルキルベ
ンゼンスルホン酸塩などのアニオン系界面活性剤が用い
られる。
【0019】スチレン・アクリル共重合体エマルジョン
などの配合割合は、天然ゴム系接着剤固形分100質量
部に対してこれらの1種あるいは2種以上の固形分が5
〜50質量部、好ましくは10〜50質量部となるよう
に配合する。
【0020】本発の感圧接着剤明組成物において用いら
れる天然ゴム系接着剤基剤には、所望に応じ粘着剤に慣
用されている添加剤、例えば粘着付与剤、粘度調整剤、
老化防止剤、安定剤、着色剤などを添加することができ
る。
【0021】本発明の感圧接着剤組成物においては、天
然ゴム系接着剤基剤に対し、微粒状充填剤としてスター
チなど各種デンプン系微粒状充填剤の替わりに耐水性の
ある微粒状充填剤を配合することが肝要である。このよ
うな微粒状充填剤としては、接着剤基剤との親和力が無
いか、あるいは極めて小さく、また、接着剤基剤へ溶解
し難いものを用いるのがよい。
【0022】耐水性のある微粒状充填剤としては例え
ば、微球状アクリル樹脂、微球状メタクリル樹脂(例え
ば、ジュリーマーMB−20X、ポリメタクリル樹脂、
平均粒径20μm、日本純薬(株)製)、微球状ポリエ
チレン(例えば、ミベロンXM−220、ポリオレフィ
ン樹脂、平均粒径10μm、三井化学(株)製)、球状
アルミナ、ガラス粉末、シラスバルーン、シリカゲル
(例えば、サイシリア450、平均粒径5.2μm、富
士シリシア(株)製、ニップジェルBY−600、平均
粒径6.2μm、ニップジェルBY−400、平均粒径
4.0μm、日本シリカ工業(株)製)、天然ゼオライ
ト、合成ゼオライト、炭酸カルシウム(例えば、平均粒
径14.4μm、三共製粉(株)製)、活性白土などが
挙げられる。これらの微粒状充填剤は、単独で用いても
よいし、2種以上組み合わせて用いてもよい。しかし、
単独で用いる場合であっても、2種以上組み合わせて用
いる場合であっても、本発明においてはこれらの耐水性
微粒状充填剤は、平均粒径1〜10μmの小粒径の耐水
性微粒状充填剤と、平均粒径10μmを超えて20μm
以下の大粒径の耐水性微粒状充填剤を用いることが必要
であり、しかも天然ゴム系接着剤基剤固形分100質量
部に、小粒径のものが15〜40質量部、大粒径のもの
が15〜60質量部の範囲内で、かつ両者の合計が30
〜100質量部となるように配合する必要がある。この
ように配合することにより始めて本発明の目的が達成で
きるのであって、いずれかが本発明の範囲を外れると耐
水性のある微粒状充填剤を使用しても本発明の目的を達
成することはできない。
【0023】本発明の感圧接着剤組成物は、グラビアコ
ーター、フレキソ、エアナイフコーター、バーコーター
などの塗布手段により基体シート面に塗布され、二つ折
り、三つ折り、切り重ね、あるいは別体同士の重ね合わ
せなど、各種の重ね合わせの形で、一時的には接着する
が、必要に応じて容易に剥離できる見開き面を有するハ
ガキ、各種帳票、通知書、各種カードなどに好適に利用
できる。
【0024】次に、本発明の接着剤組成物が塗布される
基体シートとしては、通常の紙の他に、合成紙、あるい
はポリエチレン、ポリエチレンテレフタレート、ポリプ
ロピレン、塩化ビニルなどの合成フィルムを用いること
もできる。これらの合成フィルムを用いる場合には、基
体シートの表面をマット処理、コロナ処理などの表面処
理を施すのが好ましい。また、基体シート面への接着剤
組成物の塗布量は、接着層の接着性、剥離性などのた
め、1〜30g/m2 、好ましくは3〜20g/m2
さらに好ましくは5〜15g/m2 とするのがよい。
【0025】本発明の情報担体用シートは、基体シート
面の少なくとも一部に、本発明の感圧接着剤組成物から
成る微細な多数の凸状パターンからなる接着層が設けら
れていることが肝要である。本発明の感圧接着剤組成物
の微細な多数の凸状パターンからなる接着層を基体シー
ト面に設ける方法は、特に限定されるものではないが、
グラビアコーターによる塗布方法が経済的にも、紙への
定着性、接着剤皮膜の凝集力がともに強く、印刷機やプ
リンターなどを走行中に接着剤が摩耗したり、脱落しな
いなどの特性を情報担体用シートに付与させ易い点から
も最も好ましい方法である。エアーナイフコーターでコ
ーテイングすると、接着層の表面は均一な状態となるた
め、接着剤基剤100質量部に対して100質量部を超
える微粒状充填剤の配合が必要となるのに対し、グラビ
アコーターによる塗布方法によれば微粒状充填剤は30
〜100質量部とすることができる。
【0026】これはエアーナイフコーターでコーテイン
グすると微粒状充填剤が基体シート面上に平坦に且つ均
一に塗布されるが、グラビアコーターは彫刻ロールのメ
ッシュの凹状パターンで基体シート面に塗布されるから
であり、一回の塗布で本発明の感圧接着剤組成物の微細
な多数の凸状パターンからなる接着層を設けることがで
きる。彫刻ロールのメッシュの凹状パターンは表1に示
すように、山の幅(a)、山と山の幅(b)、谷の幅
(c)、山の高さ(d)の異なるピラミッド型や格子型
などがあり、これらの凹部に感圧接着剤組成物が保持さ
れる。通常は一旦、彫刻ロールから転写ロール(プリン
トロール)に感圧接着剤組成物が転写された後、基体シ
ートへ塗布されるグラビアオフセット方式が採用され
る。このメッシュの凹状パターンの大きさと形状で、基
体シート面上に設けられる本発明の感圧接着剤組成物の
接着層の微細な凸状パターンの大きさや形状が異なって
くる。なお、グラビアコーターによるコーティング時に
本発明の感圧接着剤組成物は広がるので、上記メッシュ
の凹状パターンの大きさや形状そのままの微細な凸状パ
ターンが形成されないことは勿論である。
【0027】
【表1】
【0028】グラビアコーターによるコーティング時
に、接着剤基剤は、微粒状充填剤のシリカゲルや小麦デ
ンプンより速やかに広がるため、塗布された本発明の感
圧接着剤組成物の凸状パターンの中心部の組成は、元の
接着剤の組成より、微粒状充填剤のシリカゲルや小麦デ
ンプンが多くなる。従って、基体シート面との接着は、
凸状パターンの中の接着剤基剤と広がった接着剤基剤に
よってなされるものと考えられる。本発明の情報担体用
シートの耐ブロッキング性は微粒状充填剤であるシリカ
ゲルや小麦デンプンにより改善されるが、本発明の感圧
接着剤組成物の接着層は多数の微細な凸状パターンから
形成されているので、均一に塗布されている時より情報
担体用シートの耐ブロッキング性はより改善される。ま
た、凸状パターンの中の微粒状充填剤は接着剤基剤で固
着され、さらにその凸状パターンは広がった接着剤基剤
により基体シート面に接着される。このようにして、本
発明の感圧接着剤組成物が基体シート面上に均一に存在
する時よりも、本発明の感圧接着剤組成物の接着層を強
固に基体シート面に定着させることができると共に、微
粒状充填剤の配合量が少ないこともあり、微粒状充填剤
の脱落がなく、印刷適性、プリンター適性、シーラー適
性などが大いに改善された情報担体用シートを得ること
ができるものと考えられる。なお、上記のような優れた
特性を有する本発明の情報担体シートが得られる理由は
この考えのみに限定されるものではない。さらに、形成
された剥離可能な接着層を加圧ローラにて加圧すること
により、耐ブロッキング性をさらに向上させることがで
きる。
【0029】次に、本発明の情報担持用シートの構成に
ついて添付図面に基づき詳細に説明する。ここで、図1
は本発明の三つ折りハガキの表面展開図、図2はこのハ
ガキの裏面展開図、図3は図1のX−X線断面図、図4
は図1のハガキを折り込む際の状態説明図、図5は本発
明の二つ折りハガキの表面展開図、図6はこのハガキの
裏面展開図、図7は図5のハガキを折り込む際の状態説
明図、図8は本発明の部分二つ折りハガキの表面展開
図、図9はこのハガキの裏面展開図、図10は図8のハ
ガキを折り込む際の状態説明図である。
【0030】先ず、図1ないし図3に示す三つ折りハガ
キ1は、定型ハガキサイズの3倍のサイズを有する基体
シート2から構成され、折り線3a、3bによって3つ
の領域に区画されるものである。左側区画領域Aの表面
には、郵便番号、宛て名、住所等の宛て先情報印刷4
が、また中央区画領域Bの表裏面及び右側区画領域Cの
表面には隠蔽情報印刷5が、基体シート2に直接印刷さ
れている。さらに、この印刷された基体シート2の区画
領域B及びCの表面全体と区画領域A及びBの裏面全体
に対し、本発明の感圧接着剤組成物が塗布されて剥離可
能な接着層6が形成されている。このように構成された
三つ折りハガキ1は、図4に示すように、各区画の重ね
合わせ面を折り線3a、3bにてZ型に折り込んで接着
層同士を対接させ、この状態でドライシーラーにて加圧
することにより、その接着層6が活性化されて接着され
る。
【0031】次に、図5及び図6に示す二つ折りハガキ
11は、定型ハガキサイズの2倍のサイズを有する基体
シート2から構成され、中央部の折り線3によって2つ
の領域D及びEに区画されるものである。左側区画領域
Dの表面には、郵便番号、宛て名、住所等の宛て先情報
印刷4が、また区画領域D及びEの裏面には隠蔽情報印
刷5が、基体シート2に直接印刷されている。さらに、
この印刷された基体シート2の区画領域D及びEの裏面
全体に対し、本発明の感圧接着剤組成物が塗布されて剥
離可能な接着層6が形成されている。このように構成さ
れた二つ折りハガキ11は、図7に示すように、上記の
三つ折りハガキと同様に、左右区画裏面の接着層同士が
対接するように折り線3で折り込んで加圧することによ
り、その接着層6が活性化されて接着される。
【0032】また、図8及び図9に示す部分二つ折りハ
ガキ21は、定型ハガキサイズの1.5倍のサイズを有
する基体シート2から構成され、折り線3によってサイ
ズの異なる左右2つの領域F及びGに区画されるもので
ある。左側区画領域Fの表面には、郵便番号、宛て名、
住所等の宛て先情報印刷4が、また右側区画領域Gの裏
面には隠蔽情報印刷5が、基体シート2に直接印刷され
ている。さらに、この印刷された基体シート2の区画領
域Gの裏面全体及び区画領域Gを折り線3で折り込んだ
際に重ね合わされる区画領域Fの一部裏面に対し、本発
明の感圧接着剤組成物が塗布されて剥離可能な接着層6
が形成されている。このように構成された部分二つ折り
ハガキ21は、図10に示すように、上記の二つ折りハ
ガキと同様に、左右区画裏面の接着層同士が対接するよ
うに折り線3で折り込んで加圧することにより、その接
着層6が活性化されて接着される。
【0033】また、本発明組成物により形成される剥離
可能な接着層は、それ自体印刷インキ及びトナーの受容
性をも有するため、必要に応じ、さらにその表面に通常
の印刷装置あるいはノンインパクトプリンタで付加情報
(図示せず)をプリントすることができる。
【0034】
【実施例】以下実施例により本発明を更に詳しく説明す
るが、本発明はこれら実施例に何ら制約されるものでは
ない。
【0035】(実施例1)天然ゴム系接着剤基剤とし
て、天然ゴム(NR)100質量部とMMA25質量部
とを混合してグラフト共重合して得たMMA共重合天然
ゴムエマルジョン100質量部(固形分)に対してスチ
レンリッチSBRラテックス(ニポール2507H、日
本ゼオン(株)製)、あるいはポリスチレンエマルジョ
ン(C−10、昭和高分子(株)製)20質量部配合し
た混合物を用い、この天然ゴム系接着剤基剤100質量
部(固形分)に対して小粒径シリカゲル(カープレック
スCS−7、平均粒径3.1μm、シオノギ製薬(株)
製)15質量部、大粒径充填剤(ニップジェルBY−0
01、シリカゲル、平均粒径20.7μm、日本シリカ
工業(株)製)15質量部配合して本発明の感圧接着剤
組成物を調製した。この本発明の感圧接着剤組成物を連
量70kgの上質紙(基体シート)にグラビアオフセッ
ト方式により10g/m2 の割合で塗布し、接着層を形
成し、次いで、120℃、30秒間加熱を行い乾燥処理
した。このようにして作った情報担持用シートの製造直
後の90°剥離(T型剥離)接着力、浸漬接着力上昇を
下記の方法により評価し、評価結果を表2に示す。
【0036】(1)90°剥離(T型剥離)接着力の測
定方法;得られた情報担持用シートを、幅25mm、長
さ100mmに裁断して試料を作成し、この試料2枚を
25mmの長さで重ね合わせ、7MPaの荷重を加えて
圧着した。接着剤の剥離接着強さ試験方法JISK68
54に準じて、オートグラフAGS50(島津製作所
製)を用いて90°剥離(T型剥離)接着力を測定す
る。 ◎:優、○:良、△:可、×:不可 ◎:100〜150(gf/25mm)○:150〜2
00(gf/25mm)あるいは50〜100(gf/
25mm) △:200〜300(gf/25mm)あるいは30〜
50(gf/25mm) ×:300(gf/25mm)以上あるいは30(gf
/25mm)以下
【0037】(2)浸漬接着力上昇の評価方法:得られ
た情報担持用シートを、幅25mm、長さ100mmに
裁断して試料を作成し、この試料2枚を25mmの長さ
で重ね合わせ、7MPaの荷重を加えて圧着した。圧着
した試料を常温の水中に1時間浸漬し、室温にて1時間
放置した後、上記と同様にして接着剤の剥離接着強さ試
験方法JISK6854に準じて、オートグラフAGS
50(島津製作所製)を用いて90°剥離(T型剥離)
接着力を測定する。そして、水中に浸漬する前の90°
剥離接着力に対して水中に浸漬後の90°剥離接着力が
上昇した比率により下記の基準にしたがって浸漬接着力
上昇を評価した。 ◎:優、○:良、△:可、×:不可 ◎:20%以内 ○:20〜50% △:50〜100% ×:100%以上
【0038】(実施例2〜3)表2に示した配合で本発
明の感圧接着剤組成物を調製した以外は、実施例1と同
様にして90°剥離接着力、浸漬接着力上昇を評価した
結果を表2に示す。
【0039】(実施例4)実施例1記載の天然ゴム系接
着剤基剤100質量部(固形分)に対して小粒径シリカ
ゲル(サイシリア450、平均粒径5.2μm、富士シ
リシア(株)製)15質量部、大粒径充填剤(炭酸カル
シウム、平均粒径14.4μm、三共製粉(株)製)1
5質量部配合した以外は実施例1と同様にして本発明の
感圧接着剤組成物を調製した。この本発明の感圧接着剤
組成物を用いて実施例1と同様にして90°剥離接着
力、浸漬接着力上昇を評価した結果を表2に示す。
【0040】(実施例5〜6)表2に示した配合で本発
明の感圧接着剤組成物を調製した以外は、実施例4と同
様にして90°剥離接着力、浸漬接着力上昇を評価した
結果を表2に示す。
【0041】(実施例7)実施例1記載の天然ゴム系接
着剤基剤100質量部(固形分)に対して小粒径シリカ
ゲル(ニップジェルBY−600、平均粒径6.2μ
m、日本シリカ工業(株)製)15質量部、大粒径充填
剤(ジュリーマーMB−20X、ポリメタクリル樹脂、
平均粒径20μm、日本純薬(株)製)15質量部配合
した以外は実施例1と同様にして本発明の感圧接着剤組
成物を調製した。この本発明の感圧接着剤組成物を用い
て実施例1と同様にして90°剥離接着力、浸漬接着力
上昇を評価した結果を表2に示す。
【0042】(実施例8〜9)表2に示した配合で本発
明の感圧接着剤組成物を調製した以外は、実施例7と同
様にして90°剥離接着力、浸漬接着力上昇を評価した
結果を表2に示す。
【0043】(比較例1)実施例1記載の天然ゴム系接
着剤基剤100質量部(固形分)に対して小粒径シリカ
ゲル(サイシリア450、平均粒径5.2μm、富士シ
リシア(株)製)15質量部、スターチ15質量部配合
した以外は実施例1と同様にして比較の感圧接着剤組成
物を調製した。この感圧接着剤組成物を用いて実施例1
と同様にして90°剥離接着力、浸漬接着力上昇を評価
した結果を表3に示す。
【0044】(比較例2〜3)表3に示した配合で比較
の感圧接着剤組成物を調製した以外は、比較例1と同様
にして90°剥離接着力、浸漬接着力上昇を評価した結
果を表3に示す。
【0045】
【表2】
【0046】
【表3】
【0047】表2から、実施例1〜9の本発明の感圧接
着剤組成物は90°剥離接着力、耐水性ともに優れてい
ることが判る。表3から、スターチを用いた比較例1〜
3の感圧接着剤組成物は90°剥離接着力は優れている
が耐水性に劣ることが判る。
【0048】
【発明の効果】本発明の請求項1記載の感圧接着剤組成
物は、天然ゴム系接着剤基剤に対し、大粒径および小粒
径の2種の異なる特定の平均粒径を持つ耐水性微粒状充
填剤をそれぞれ特定量配合したので、基体シート面へ塗
布してなる接着層が適度な接着性を有するとともに、接
着層同士を対接させた状態で強圧をかけて接着した情報
担持用シートが水に濡れたり、水と接触したり、高湿度
の環境に放置されたりしても、接着力が大きく上昇せ
ず、優れた耐水性を有するという顕著な効果を奏する。
【0049】請求項2記載の情報担持用シートは、基体
シートの重ね合わせ面の所定部に請求項1記載の感圧接
着剤組成物を例えばグラビアコーターにより塗布し、乾
燥処理により通常状態では接着しない微細な多数の凸状
パターンからなる接着層を形成し、重ね合わせ面同士を
対接させた状態で強圧をかけ密着させて接着すると十分
な接着力が得られるとともに、必要に応じて剥離する際
は容易に剥離できるという効果を奏する。また、請求項
2記載の情報担持用シートは、接着層同士を対接させた
状態で強圧をかけて接着した後、水に濡れたり、水と接
触したり、高湿度の環境に放置されたりしても、接着力
が大きく上昇しないという顕著な効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の三つ折りハガキの表面展開図。
【図2】図1のハガキの裏面展開図。
【図3】図1のX−X線断面図。
【図4】図1のハガキを折り込む際の状態説明図。
【図5】本発明の二つ折りハガキの表面展開図。
【図6】図5のハガキの裏面展開図。
【図7】図5のハガキを折り込む際の状態説明図。
【図8】本発明の部分二つ折りハガキの表面展開図。
【図9】図8のハガキの裏面展開図。
【図10】図8のハガキを折り込む際の状態説明図。
【符号の説明】
2、12、22 基体シート 3、3a、3b 折り線 5 隠蔽情報印刷 6 剥離可能な接着層
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) C09J 7/02 C09J 7/02 Z Fターム(参考) 2C005 WA03 4F100 AA20H AK12 AK25 AK73 AL04 AL05A AN01A AN02 AT00B BA02 CA23A CB05A DD07A DG10 GB90 JB07A JB07H JK06 JL13A JL14 YY00A YY00H 4J004 AA04 AA05 AA07 AA10 AA18 AB01 CA02 CA04 CA05 CA06 CB02 CC02 CE02 CE03 FA01 4J040 CA011 DA022 DF012 DL031 DL061 HA136 HA296 HA306 HA346 HA356 JA03 JA09 JB09 KA03 KA42 LA03 LA06 LA07 LA08 LA10 MB03 NA21 PA23 PA33

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シートの重ね合わせ面に塗布され、乾燥
    処理により通常状態では接着しない接着層を形成し、前
    記重ね合わせ面同士を対接させ所定の圧力を付与するこ
    とにより、その重ね合わせ面同士を剥離可能に接着させ
    る感圧接着剤組成物であって、 天然ゴム系接着剤基剤と、この接着剤基剤固形分100
    質量部に対し、耐水性を有する微粒状充填剤であって、
    平均粒径1〜10μmの小粒径のものを15〜40質量
    部、および平均粒径10μmを超えて20μm以下の大
    粒径のものを15〜60質量部の範囲内で、かつ小粒径
    のものと大粒径のものとの合計が30〜100質量部と
    なるように配合してなることを特徴とする耐水性に優れ
    た感圧接着剤組成物。
  2. 【請求項2】 基体シートの重ね合わせ面の所定部に請
    求項1記載の感圧接着剤組成物の微細な多数の凸状パタ
    ーンからなる接着層を有してなる情報担持用シート。
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