JPH10245479A - 不飽和ポリエステル樹脂組成物の製造方法 - Google Patents

不飽和ポリエステル樹脂組成物の製造方法

Info

Publication number
JPH10245479A
JPH10245479A JP9049103A JP4910397A JPH10245479A JP H10245479 A JPH10245479 A JP H10245479A JP 9049103 A JP9049103 A JP 9049103A JP 4910397 A JP4910397 A JP 4910397A JP H10245479 A JPH10245479 A JP H10245479A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
unsaturated polyester
polyester resin
lubricant
resin composition
weight
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP9049103A
Other languages
English (en)
Inventor
Koji Matsumoto
晃治 松本
Makoto Yamaguchi
真 山口
Mitsuo Okubo
光夫 大久保
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sekisui Chemical Co Ltd
Original Assignee
Sekisui Chemical Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sekisui Chemical Co Ltd filed Critical Sekisui Chemical Co Ltd
Priority to JP9049103A priority Critical patent/JPH10245479A/ja
Publication of JPH10245479A publication Critical patent/JPH10245479A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Casting Or Compression Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
  • Moulding By Coating Moulds (AREA)
  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
  • Macromonomer-Based Addition Polymer (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 不飽和ポリエステル樹脂組成物からなる成形
材料において、成形材料のべたつきを抑制でき、従って
作業性に優れており、且つ、低温もしくは低圧下におい
ても性能ばらつきの少ない成形品を成形可能な不飽和ポ
リエステル樹脂組成物の製造方法を提供することを課題
とする。 【解決手段】 不飽和ポリエステル及び重合性モノマー
からなる不飽和ポリエステル樹脂に、予め融点40〜1
50℃の滑剤を重量比で1〜10倍の重合性モノマーに
溶解させた滑剤溶液を添加することにより、不飽和ポリ
エステル30〜75重量%及び重合性モノマー70〜2
5重量%からなる不飽和ポリエステル樹脂100重量部
と滑剤0.1〜15重量部とを含有する不飽和ポリエス
テル樹脂組成物を得ることを特徴とする不飽和ポリエス
テル樹脂組成物の製造方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、不飽和ポリエステ
ル樹脂組成物の製造方法に関し、より詳しくは、圧縮成
形法において成形材料として用いられる不飽和ポリエス
テル樹脂組成物の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】不飽和ポリエステル樹脂に充填剤、離型
剤、顔料及び増粘剤等を加えた樹脂組成物をガラス繊維
等の強化用繊維物質に含浸し、シート状あるいはバルク
状に形成した不飽和ポリエステル樹脂成形材料は、シー
トモールディングコンパウンド(SMC)やシックモー
ルディングコンパウンド(TMC)又はバルクモールデ
ィングコンパウンド(BMC)などと呼ばれている。上
記SMCやTMC又はBMCは主に圧縮成形されて、住
宅設備、工業部品、自動車部品等として広く用いられて
いる。
【0003】これらの成形材料は、加熱下で圧縮成形さ
れることが多い。しかし、圧縮成形法において、適用製
品を拡大(大型化、多品種化)しようとすると、大型の
成形機を確保する必要があること、高額な金型投資が必
要であること等から費用負担が非常に大きくなるという
問題点がある。
【0004】又、従来、圧縮成形温度は120〜160
℃、圧縮成形圧力は80〜100kg/cm2 程度とさ
れているが、より低温もしくは低圧で圧縮成形すること
ができれば、上記費用負担を低減することが可能とな
る。
【0005】しかし、従来法において単に低温もしくは
低圧で圧縮成形しようとすると、欠肉したり、巣やピン
ホールが成形品の表面に生じたりし易くなるという問題
点がある。。上記巣やピンホールは、成形品の外観を損
なうだけでなく、成形品の力学特性や耐久性等にも悪影
響を及ぼすので、これらの不具合を低減するために、材
料技術面の改善、工夫が種々なされてきた。
【0006】例えば、特公昭60−16471号公報に
開示されているように、低圧下での成形材料の流動性を
高めるために、増粘剤として水酸化カルシウムを用い、
増粘度を下げ、成形材料の粘度を低くする試みがなされ
ている。しかし、この方法では、成形材料がべたつき易
くなるので、成形材料を覆うポリエチレンフィルム等の
離型フィルムの離型性やカッティング等の作業性が低下
するという欠点がある。又、巣やピンホールが成形品表
面に生じ易いという欠点もある。
【0007】そこで、本願発明者らは、例えば脂肪族ア
ルコールのような滑剤を配合すれば、成形材料のべたつ
きを抑え得るのではないかと思考し、種々検討したとこ
ろ、べたつきを抑制でき、且つ、低温もしくは低圧成形
が可能になることを見出した。
【0008】更に、このような滑剤は工業用製品として
は比較的粒径の粗いものが殆どであり、SMCやBMC
に用いると、滑剤の分散が不十分となり、性能にばらつ
きが生じる恐れがあることを見出した。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記従来の
問題点を解決するため、不飽和ポリエステル樹脂組成物
からなる成形材料において、成形材料のべたつきを抑制
でき、従って作業性に優れており、且つ、低温もしくは
低圧下においても性能ばらつきの少ない成形品を成形可
能な不飽和ポリエステル樹脂組成物の製造方法を提供す
ることを課題とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を達
成するためになされたものであり、不飽和ポリエステル
及び重合性モノマーからなる不飽和ポリエステル樹脂
に、予め融点40〜150℃の滑剤を重量比で1〜10
倍の重合性モノマーに溶解させた滑剤溶液を添加するこ
とにより、不飽和ポリエステル30〜75重量%及び重
合性モノマー70〜25重量%からなる不飽和ポリエス
テル樹脂100重量部と滑剤0.1〜15重量部とを含
有する不飽和ポリエステル樹脂組成物を得ることを特徴
とする不飽和ポリエステル樹脂組成物の製造方法であ
る。
【0011】本発明の製造方法により得られた不飽和ポ
リエステル樹脂組成物には、必須成分である上記不飽和
ポリエステル樹脂及び滑剤以外に、本発明の課題達成を
阻害しない範囲で必要に応じて、低収縮化剤としての熱
可塑性樹脂、無機充填剤、強化繊維、硬化剤、安定剤、
離型剤、増粘剤、顔料等のような不飽和ポリエステル樹
脂組成物に一般的に用いられる各種添加剤の1種もしく
は2種以上が含有されていることが好ましい。
【0012】本発明の製造方法により得られた不飽和ポ
リエステル樹脂組成物は、シート状にも、バルク状にも
形成され得る。シート状成形材料は、SMC又はTMC
と呼ばれ、公知の機械を用いて成形される。この際、強
化繊維を除く不飽和ポリエステル樹脂組成物は、攪拌機
のようなもので予め攪拌混練される。その際に、後に詳
述するように、不飽和ポリエステル及び重合性モノマー
からなる不飽和ポリエステル樹脂に予め融点40〜15
0℃の滑剤を重合性モノマーに溶解させて得られた滑剤
溶液(以下、単に「滑剤溶液」と記す)を添加して調製
した不飽和ポリエステル樹脂組成物を用いる。
【0013】例えばSMCの場合、ポリエチレンフィル
ム等の離型シート上に、ドクターブレード等を用いて、
均一な厚みに不飽和ポリエステル樹脂組成物を塗布し、
その面に強化繊維を散布した後、同様にして作製した離
型シートに塗布された不飽和ポリエステル樹脂組成物で
上記強化繊維をサンドイッチし、ロールを用いて不飽和
ポリエステル樹脂組成物を強化繊維に含浸させながらシ
ート状にすることができる。
【0014】又、バルク状成形材料は、BMCと呼ば
れ、不飽和ポリエステル樹脂、滑剤溶液、及び、必要に
より低収縮化剤としての熱可塑性樹脂、無機充填剤、強
化繊維、硬化剤、安定剤、離型剤、増粘剤、顔料等の各
種添加剤等をニーダー等の混合機で攪拌混練して得られ
る。
【0015】上記で得られた成形材料の熟成は、通常、
半日〜2日間、30〜50℃の温度条件下に材料を置く
ことによりなされる。
【0016】滑剤 本発明に用いられる滑剤とは、一般に知られているよう
な熱可塑性樹脂の加熱成形時に、その流動性を向上させ
るために用いられるものであり、内部滑性や外部滑性の
作用があるものを広く含むものである。
【0017】上記滑剤としては、特に限定されるもので
はないが、(a)一価の脂肪族アルコール、(b)ソル
ビタン脂肪酸エステル、(c)ネオペンチル系ポリオー
ル脂肪酸エステル、(d)高級アルコール高級脂肪酸エ
ステル、(e)脂肪酸アミド等が挙げられ、好適に用い
られる。以下に上記滑剤の詳細を示す。
【0018】(a)一価の脂肪族アルコール 飽和もしくは不飽和の脂肪族炭化水素の1つの水素が置
換されている化合物であり、炭素数10〜26で、融点
40〜100℃のものが好ましい。上記一価の脂肪族ア
ルコールの具体例としては、セチルアルコール、ステア
リルアルコール、ベヘニルアルコール等が挙げられ、好
適に用いられる。
【0019】(b)ソルビタン脂肪酸エステル ソルビット(分子式C6 146 )を脂肪酸でエステル
化した化合物であり、脂肪酸として好ましくは、炭素数
8〜26で、融点40〜100℃のものが用いられる。
上記ソルビタン脂肪酸エステルの具体例としては、ソル
ビタンパルミテート、ソルビタンステアレート、ソルビ
タントリベヘネート等が挙げられ、好適に用いられる。
【0020】(c)ネオペンチル系ポリオール脂肪酸エ
ステル ネオペンチルグリコール、ネオペンチルトリオール、ネ
オペンチルテトラオールの何れかのネオペンチルポリオ
ールを脂肪酸でエステル化した化合物、或いは、これら
のネオペンチルポリオールがエーテル結合でつながった
2量体をポリオール成分として脂肪酸でエステル化した
化合物であり、脂肪酸として好ましくは、炭素数10〜
25の脂肪族炭化水素の末端の炭素に結合した水素をカ
ルボキシル基で置換した化合物が用いられる。上記ネオ
ペンチル系ポリオール脂肪酸エステルの具体例として
は、ペンタエリスリトールのステアリン酸エステル、ペ
ンタエリスリトールのベヘニン酸エステル、ジペンタエ
リスリトールのステアリン酸エステル、ジペンタエリス
リトールのベヘニン酸エステル等が挙げられ、好適に用
いられる。
【0021】(d)高級アルコール高級脂肪酸エステル 高級アルコールと高級脂肪酸をエステル化した化合物で
あり、高級アルコールとして好ましくは、炭素数10〜
36の脂肪族炭化水素の末端の水素を水酸基で置換した
化合物が用いられ、高級脂肪酸として好ましくは、炭素
数10〜36の脂肪族炭化水素の末端の水素をカルボキ
シル基で置換した化合物が用いられる。上記高級アルコ
ール高級脂肪酸エステルの具体例としては、ステアリル
ステアレート、ベヘニルベヘネート、セチルミリステー
ト等が挙げられ、好適に用いられる。
【0022】(e)脂肪酸アミド アンモニアもしくはアミノ化合物と脂肪酸とから誘導さ
れるアミドであり、脂肪酸として好ましくは、炭素数1
0〜36の脂肪族炭化水素の末端の水素をカルボキシル
基で置換したものが用いられる。上記脂肪酸アミドの具
体例としては、ステアリン酸アミド、ベヘニン酸アミ
ド、エチレンビスステアロアミド、エチレンビス(ヒド
ロキシステアロアミド)、エチレンビスオレイン酸アミ
ド、エチレンビスエルカ酸アミド等が挙げられ、好適に
用いられる。
【0023】上記滑剤は、単独で用いられても良いし、
2種類以上が併用されても良い。
【0024】本発明においては、上記何れかの滑剤が、
単独あるいは2種類以上を併用して、後述する不飽和ポ
リエステル樹脂100重量部に対し、0.1〜15重量
部、好ましくは0.5〜10重量部、の割合で配合され
るように、予め重合性モノマーに溶解された滑剤溶液と
して当初の不飽和ポリエステル樹脂に添加されることが
必要である。
【0025】不飽和ポリエステル樹脂100重量部に対
する上記滑剤の配合量が0.1重量部未満であると、得
られる不飽和ポリエステル樹脂組成物の成形加工時の流
動性が低下し、逆に15重量部を超えると、最終的に得
られる成形品の表面に巣やピンホール等が発生し易くな
るからである。
【0026】又、本発明においては、上記滑剤の融点が
40〜150℃であることが必要である。滑剤の融点が
40℃未満であると、得られる不飽和ポリエステル樹脂
組成物の成形前の取扱い性が低下し、逆に150℃を超
えると、得られる不飽和ポリエステル樹脂組成物の成形
加工時の流動性が低下する。
【0027】更に、本発明においては、後述の理由によ
り、上記滑剤を予め重量比で1〜10倍の重合性モノマ
ーに溶解させて、滑剤溶液とした状態で不飽和ポリエス
テル樹脂に添加することが必要である。
【0028】尚、ここで言う滑剤溶液とは、滑剤が重合
性モノマーに完全に溶解しているもののみならず、滑剤
の粒径が1mm以下、好ましくは0.5mm以下、とな
っているものも包含する。
【0029】滑剤を予め重合性モノマーに溶解させる方
法は、特別なものではなく、通常の攪拌機を使用して、
滑剤を重合性モノマーに直接添加し、常温もしくは加温
下で攪拌溶解させれば良い。
【0030】上記の如く、滑剤を予め滑剤溶液とした状
態で不飽和ポリエステル樹脂に添加することにより、不
飽和ポリエステル樹脂中に滑剤が均一に分散するので、
均一で安定した性能を有する成形品を低温もしくは低圧
下においても成形可能な不飽和ポリエステル樹脂組成物
を得ることができる。
【0031】重合性モノマー 滑剤を溶解させる重合性モノマーとしては、後述する不
飽和ポリエステル樹脂を構成する重合性モノマーと同様
のもので良く、特に限定されるものではないが、スチレ
ン、ジクロロスチレン、ビニルトルエン、酢酸ビニル、
アクリル酸、アクリル酸エステル、メタクリル酸、メタ
クリル酸エステル、フタル酸ジアリル等が挙げられ、好
適に用いられるが、なかでも各種滑剤に対する溶解力や
コスト面等を考慮するとスチレンがより好適に用いられ
る。
【0032】上記重合性モノマーは、単独で用いられて
も良いし、2種類以上が併用されても良い。
【0033】本発明においては、滑剤を溶解する場合の
重合性モノマーの量は、滑剤1重量部に対し重合性モノ
マー1〜10重量部、好ましくは1.5〜5重量部、で
あることが必要である。
【0034】滑剤1重量部に対する重合性モノマーの量
が1重量部未満であると、滑剤を十分に溶解できず、逆
に10重量部を超えると、本発明により得られる不飽和
ポリエステル樹脂組成物中の重合性モノマー含有量が不
必要に過多となり、粘度が低くなり過ぎて、例えばSM
Cを取り扱う際の作業性が低下することがあるからであ
る。
【0035】不飽和ポリエステル樹脂及び不飽和ポリエ
ステル樹脂組成物の製造 本発明の不飽和ポリエステル樹脂組成物の製造方法は、
不飽和ポリエステル及び重合性モノマーからなる不飽和
ポリエステル樹脂に、上記滑剤溶液を添加することによ
り、不飽和ポリエステル30〜75重量%及び重合性モ
ノマー70〜25重量%からなる不飽和ポリエステル樹
脂100重量部と滑剤0.1〜15重量部とを含有する
不飽和ポリエステル樹脂組成物を得ることを特徴とす
る。
【0036】上述の特定割合の不飽和ポリエステル及び
重合性モノマーからなる不飽和ポリエステル樹脂100
重量部に対し上述の滑剤0.1〜15重量部を配合する
ことができるならば、当初の不飽和ポリエステル樹脂の
組成は特に限定されない。
【0037】しかし、不飽和ポリエステルと重合性モノ
マーからなる不飽和ポリエステル樹脂に対し重合性モノ
マーに滑剤が溶解された滑剤溶液を添加することにより
上記特定配合の不飽和ポリエステル樹脂組成物を得る関
係上、例えば以下の組成のものが好ましく用いられる。
【0038】即ち、本発明に用いられる当初の不飽和ポ
リエステル樹脂は、不飽和ポリエステルと重合性モノマ
ーの二者からなり、好ましくは、不飽和ポリエステル4
0〜80重量%と重合性モノマー60〜20重量%とか
ら構成される。
【0039】不飽和ポリエステル樹脂を構成する不飽和
ポリエステルは、通常不飽和二塩基酸とグリコール及び
必要に応じて飽和二塩基酸とを重縮合させて得られる。
【0040】上記不飽和二塩基酸としては、特に限定さ
れるものではないが、無水マレイン酸、フマル酸、イタ
コン酸、シトラコン酸等が挙げられ、好適に用いられ
る。これらの不飽和二塩基酸は、単独で用いられても良
いし、2種類以上が併用されても良い。
【0041】上記グリコールとしては、特に限定される
ものではないが、エチレングリコール、ジエチレングリ
コール、トリエチレングリコール、プロピレングリコー
ル、1,3−ブタンジオール、1,4−ブタンジオー
ル、1,6−ヘキサンジオール、ビスフェノールA、水
素添加ビスフェノールA、ビスフェノールAのエチレン
オキサイド付加物、ネオペンチルグリコール等が挙げら
れ、好適に用いられる。これらのグリコールは、単独で
用いられても良いし、2種類以上が併用されても良い。
【0042】上記飽和二塩基酸としては、特に限定され
るものではないが、無水フタル酸、オルソフタル酸、イ
ソフタル酸、テレフタル酸、アジピン酸、コハク酸、テ
トラクロロフタル酸、ヘット酸等が挙げられ、好適に用
いられる。これらの飽和二塩基酸は、単独で用いられて
も良いし、2種類以上が併用されても良い。
【0043】又、不飽和ポリエステル樹脂を構成する重
合性モノマーとしては、前述した滑剤溶液に用いられる
重合性モノマーと同様のもので良く、特に限定されるも
のではないが、スチレン、ジクロロスチレン、ビニルト
ルエン、酢酸ビニル、アクリル酸、アクリル酸エステ
ル、メタクリル酸、メタクリル酸エステル、フタル酸ジ
アリル等が挙げられ、好適に用いられるが、なかでも得
られる不飽和ポリエステル樹脂組成物及び成形品の性能
やコスト面等を考慮するとスチレンがより好適に用いら
れる。
【0044】上記重合性モノマーは、単独で用いられて
も良いし、2種類以上が併用されても良い。
【0045】本発明により得られる不飽和ポリエステル
樹脂組成物は、例えば前記不飽和ポリエステル40〜8
0重量%及び上記重合性モノマー60〜20重量%から
なる不飽和ポリエステル樹脂に、上記滑剤溶液の適当量
を添加することにより、不飽和ポリエステル30〜75
重量%及び重合性モノマー70〜25重量%からなる不
飽和ポリエステル樹脂100重量部と上記滑剤0.1〜
15重量部とを含有する。
【0046】不飽和ポリエステルの量が35重量%未満
であるか、もしくは、重合性モノマーの量が70重量%
を超えると、得られる不飽和ポリエステル樹脂組成物の
粘度が低くなり過ぎて、SMCやTMCの製造が困難と
なり、逆に不飽和ポリエステルの量が75重量%を超え
るか、もしくは、重合性モノマーの量が25重量%未満
であると、得られる不飽和ポリエステル樹脂組成物の流
動性が乏しくなって、低温もしくは低圧下での成形性が
低下したり、最終的に得られる成形品の物性が低下す
る。
【0047】本発明による不飽和ポリエステル樹脂組成
物には、必須成分である上記不飽和ポリエステル樹脂及
び前記滑剤溶液以外に、本発明の課題達成を阻害しない
範囲で必要に応じて、低収縮化剤としての熱可塑性樹
脂、無機充填剤、強化繊維、硬化剤、安定剤、離型剤、
増粘剤、顔料等の各種添加剤の1種もしくは2種以上が
含有されていることが好ましい。
【0048】低収縮化剤としての熱可塑性樹脂として
は、特に限定されるものではないが、例えば、ポリスチ
レン、ポリ酢酸ビニル、ポリメチルメタクリレート、ポ
リエチレン、ポリε−カプロラクトン、飽和ポリエステ
ル、ポリ塩化ビニル、ポリブタジエン、ポリスチレン−
アクリル酸共重合体、ポリスチレン−ポリ酢酸ビニル共
重合体、エチレン−酢酸ビニル共重合体、塩化ビニル−
酢酸ビニル共重合体、アクリロニトリル−スチレン共重
合体等が挙げられ、好適に用いられる。これら低収縮化
剤としての熱可塑性樹脂は、単独で用いられても良い
し、2種類以上が併用されても良い。
【0049】無機充填剤としては、特に限定されるもの
ではないが、炭酸カルシウム、水酸化アルミニウム、硫
酸カルシウム、ガラス粉末、タルク、マイカ等が挙げら
れ、好適に用いられる。これらの無機充填剤は、単独で
用いられても良いし、2種類以上が併用されても良い。
【0050】上記無機充填剤の粒径(平均粒径)は、特
に限定されるものではないが、0.1〜100μmであ
ることが好ましく、0.5〜60μmであることがより
好ましい。
【0051】無機充填剤の粒径が0.1μm未満である
と、不飽和ポリエステル樹脂組成物の粘度が高くなり過
ぎて、強化繊維に十分含浸しないため、成形材料内部に
エアーを混入しやくなり、成形品に巣やピンホールが発
生しやすい。逆に、無機充填剤の粒径が100μmを超
えると、無機充填剤粒子の比表面積が小さくなるため、
不飽和ポリエステル樹脂組成物の粘度が低くなり、取扱
い性が低下する。
【0052】又、無機充填剤の使用量は、特に限定され
るものではないが、不飽和ポリエステル樹脂100重量
部に対し、無機充填剤50〜350重量部であることが
好ましく、60〜300重量部であることがより好まし
い。
【0053】不飽和ポリエステル樹脂100重量部に対
する無機充填剤の使用量が50重量部未満であると、成
形前の成形材料の取扱い性が低下することがあり、逆に
350重量部を超えると、不飽和ポリエステル樹脂組成
物の粘度が大幅に上昇し、成形加工時の流動性が低下す
るとともに、強化繊維に対する含浸性が低下し、材料内
部にエアーを混入しやすくなり、成形品に巣やピホール
が発生しやすくなることがある。
【0054】強化繊維としては、特に限定されるもので
はないが、ガラス繊維、炭素繊維、石綿繊維、ホイスカ
ー、有機合成繊維、天然繊維等が挙げられ、好適に用い
られるが、なかでも物性やコスト面を考慮するとガラス
繊維がより好適に用いられる。これらの強化繊維は、単
独で用いられても良いし、2種類以上が併用されても良
い。
【0055】上記強化繊維は、一定長さもしくは連続し
た繊維をそのまま使用しても良いし、マット状やクロス
状のものを使用しても良い。例えばガラス繊維の場合、
ストランドを一定長さに切断したチョップドストラン
ド、チョップドストランドをバインダーで接着しマット
状にしたチョップドストランドマット等が使用される。
一定長さの繊維の繊維長は、特に限定されるものではな
いが、1〜80mmであることが好ましい。繊維長が1
mm未満であると、十分な補強効果を得られないことが
あり、逆に80mmを超えると、不飽和ポリエステル樹
脂組成物の粘度が上昇して成形性が悪くなることがあ
る。又、不飽和ポリエステル樹脂組成物中の強化繊維の
方向性は、特に限定されるものではなく、ランダムに並
べたもの、一定方向に並べたもの、X字状に並べたもの
等の何れであっても良い。
【0056】又、強化繊維の使用量は、強化繊維を含む
不飽和ポリエステル樹脂組成物全体に対し、2〜40重
量%であることが好ましく、3〜35重量%であること
がより好ましい。上記強化繊維の使用量が2重量%未満
であると、成形材料の取扱い性が低下するとともに、補
強効果が乏しくなり、成形品に割れや曲がりを生じやす
くなり、逆に40重量%を超えると、成形材料の粘度が
上昇して流動性が乏しくなり、低温もしくは低圧下での
成形が困難となる。
【0057】硬化剤としては、特に限定されるものでは
ないが、ターシャリーブチルパーオキシイソブチレー
ト、ターシャリーブチルパーオキシ2−エチルヘキサノ
エート、ターシャリーアミルパーオキシ2−エチルヘキ
サノエート、2,4,4−トリメチルペンチルパーオキ
シ2−エチルヘキサノエート、ターシャリーブチルパー
オキシピバレート、ターシャリーブチルパーオキシベン
ゾエート、ターシャリーブチルパーオキシイソプロピル
カーボネート、ターシャリーブチルパーオキシ3,5,
5−トリメチルヘキサノエート、1,1−ビス(ターシ
ャリーブチルパーオキシ)3,3,5−トリメチルシク
ロヘキサン、ベンゾイルパーオキサイド、メチルエチル
ケトンパーオキサイド、クメンハイドロパーオキサイド
等の有機過酸化物が挙げられ、好適に用いられる。これ
らの硬化剤は、単独で用いられても良いし、2種類以上
が併用されても良い。
【0058】離型剤としては、特に限定されるものでは
ないが、ステアリン酸亜鉛、ステアリン酸カルシウム等
が挙げられ、好適に用いられる。これらの離型剤は、単
独で用いられても良いし、2種類以上が併用されても良
い。
【0059】増粘剤としては、特に限定されるものでは
ないが、酸化マグネシウム、水酸化マグネシウム、酸化
カルシウム、酸化亜鉛等が挙げられ、好適に用いられ
る。これらの増粘剤は、単独で用いられても良いし、2
種類以上が併用されても良い。
【0060】上記のような不飽和ポリエステル樹脂組成
物は、圧縮成形法によって成形体とすることができる。
例えば、60〜160℃、好ましくは80〜120℃、
に加熱された金型内に本発明の不飽和ポリエステル樹脂
組成物を必要量投入し、成形圧力2〜30kg/c
2 、好ましくは5〜20kg/cm2 、で常法により
圧縮成形することにより、所望の成形体を得ることがで
きる。
【0061】金型温度が60℃未満であると、成形加工
時の成形材料の流動性が低下したり、成形時間が大幅に
増大することがあり、逆に160℃を超えると、低コス
トの金型を使用することができないため、設備投資負担
を低減することができなくなる。
【0062】又、成形圧力が2kg/cm2 未満である
と、成形材料の流動性が低下し、目的とする成形品が得
られ難いことがあり、逆に30kg/cm2 を超える
と、低コストの金型を使用することができないため、設
備投資負担を低減することができなくなる。
【0063】
【作用】本発明では、特定量の不飽和ポリエステルと特
定量の重合性モノマーからなる不飽和ポリエステル樹脂
100重量部に対し、融点40〜150℃の滑剤0.1
〜15重量部を予め重合性モノマーに溶解させた状態で
添加し、混練して不飽和ポリエステル樹脂組成物を得
る。一般に市販されている工業用の滑剤は比較的粗い粒
径のものであるが、本発明では、滑剤を予め重合性モノ
マーに溶解させた状態で不飽和ポリエステル樹脂に添加
し、混練するので、分子レベルにより近い状態でより良
く分散し、不飽和ポリエステル樹脂組成物の均一性が高
められている。
【0064】従って、本発明の不飽和ポリエステル樹脂
組成物を用い、圧縮成形により成形体を得る際、滑剤が
均一に分散しているので、性能ばらつきの少ない成形品
を得ることができる。
【0065】又、滑剤は、不飽和ポリエステル樹脂と無
機材料との界面の“濡れ性”を高めたり、不飽和ポリエ
ステル樹脂組成物と成形型との“滑り”を良くしたりす
るように作用し、それによって、低温もしくは低圧成形
時の流動性を大幅に増大させていると思考される。
【0066】
【発明の実施の形態】本発明をさらに詳しく説明するた
め以下に実施例を挙げるが、本発明はこれら実施例に限
定されるものではない。尚、実施例中の「部」は「重量
部」を意味する。
【0067】(実施例1)
【0068】フマル酸、イソフタル酸及びプロピレング
リコールからなる不飽和ポリエステル60部をスチレン
モノマー40部に溶解し、不飽和ポリエステル樹脂10
0部を得た。
【0069】次いで、上記不飽和ポリエステル樹脂10
0部に対し、予めスチレンモノマー10部に滑剤〔セチ
ルアルコール(融点40℃、粒径1.5mm)〕5部を
溶解させて作製した滑剤溶液を添加し、更に、ポリスチ
レン(低収縮化剤)20部、炭酸カルシウム(平均粒径
2μm)140部、ターシャリーブチルパーオキシイソ
ブチレート(硬化剤)1部及びハイドロキノン0.03
部を添加し、均一に混練して、不飽和ポリエステル樹脂
組成物を得た。
【0070】次に、上記不飽和ポリエステル樹脂組成物
に酸化マグネシウム(増粘剤)0.7部を添加し混練
後、SMC製造装置を用いて、ガラスチョップドストラ
ンドの含有率が全体の20重量%となるように25mm
のガラスチョップドストランドに含浸した後、ポリエチ
レンフィルムで被覆し、SMC(厚み=2mm、幅=5
50mm、長さ=10m)とし、これをロールに巻き取
った。
【0071】上記SMCを40℃で24時間熟成した
後、圧縮成形法により、ミニ浴槽(サイズ:500×5
00×300mm)をSMC巻心方向に向かって4個成
形した。成形条件は、成形圧力を5kg/cm2 、金型
温度は雄、雌共に90℃とし、SMC2.3kgを金型
内にチャージし、加圧時間7分として行った。
【0072】(実施例2)滑剤としてソルビタンステア
レート(融点52〜58℃、粒径0.2mm)を用いた
こと以外は実施例1と同様にして、不飽和ポリエステル
樹脂組成物及びミニ浴槽を得た。
【0073】(比較例1)セチルアルコール(滑剤)
を、スチレンモノマーに溶解することなく、そのまま添
加したこと以外は実施例1と同様にして、不飽和ポリエ
ステル樹脂組成物及びミニ浴槽を得た。
【0074】(比較例2)スチレンモノマー200部に
セチルアルコール5部を溶解して作製した滑剤溶液を用
いたこと以外は実施例1と同様にして、不飽和ポリエス
テル樹脂組成物及びミニ浴槽を得た。
【0075】(比較例3)スチレンモノマー10部にセ
チルアルコール0.011部を溶解して作製した滑剤溶
液を用いたこと以外は実施例1と同様にして、不飽和ポ
リエステル樹脂組成物及びミニ浴槽を得た。
【0076】(比較例4)スチレンモノマー10部にセ
チルアルコール30部を溶解して作製した滑剤溶液を用
いたこと以外は実施例1と同様にして、不飽和ポリエス
テル樹脂組成物及びミニ浴槽を得た。
【0077】実施例1、2及び比較例1〜4で得られた
成形体(ミニ浴槽)の性能(充填率、曲げ強度、
表面性)を以下の方法で評価した。その結果は表1に示
すとおりであった。尚、評価は23℃−65%RHの雰
囲気下で行った。
【0078】充填率 成形に用いたミニ浴槽成形用金型の成形材料と接すべき
部分の投影面積に対する、成形材料が実際に充填されて
いた部分の投影面積の割合を成形体の充填率(%)とし
て算出し、成形材料の流動性の指標として用いた。
【0079】曲げ強度 成形体の底面から測定用試料を切り出し、JIS K−
7055「ガラス繊維強化プラスチックの曲げ試験方
法」に準拠して、曲げ強度(MPa)を測定した。
【0080】表面性 成形体の表面を目視で観察し、下記判定基準で表面性を
評価した。 〔判定基準〕 ○‥‥成形体表面に気泡が認められなかった ×‥‥成形体表面に気泡が認められた
【0081】
【表1】
【0082】表1に示されるように、本発明の製造方法
により得られた実施例1及び2の不飽和ポリエステル樹
脂組成物を用いて作製されたSMCは、充填率が高く、
流動性に優れている。又、実施例1及び2のSMCを用
いて作製された成形体は、曲げ強度が高く、表面性も優
れている。
【0083】これに対し、滑剤を予め重合性モノマーに
溶解することなく直接添加した比較例1の不飽和ポリエ
ステル樹脂組成物を用いて作製されたSMCは、充填率
がやや低く、流動性が不十分である。
【0084】又、過剰量の重合性モノマーに滑剤を溶解
させて添加した比較例2の不飽和ポリエステル樹脂組成
物を用いて作製された成形体は、曲げ強度が低い。
【0085】更に、滑剤の添加量を0.1重量部未満と
した比較例3の不飽和ポリエステル樹脂組成物を用いて
作製されたSMCは、充填率が低く、流動性に欠けるた
め、成形体を得ることができなかった。
【0086】更に又、滑剤の添加量が15重量部を超え
た比較例4の不飽和ポリエステル樹脂組成物を用いて作
製された成形体は、表面に多数の気泡が認められ、表面
性が悪い。
【0087】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、特
定量の不飽和ポリエステル及び重合性モノマーからなる
不飽和ポリエステル樹脂に対し、予め重合性モノマーに
溶解させた特定の融点を有する滑剤の特定量を添加して
不飽和ポリエステル樹脂組成物を製造するので、市販の
常温では粗い粒径の滑剤を用いた場合であっても、滑剤
を不飽和ポリエステル樹脂中に十分に、且つ、均一に分
散させることができる。
【0088】従って、上記のように添加された滑剤の効
果により、不飽和ポリエステル樹脂組成物よりなる成形
材料のべたつき感を抑えることができ、成形材料の取扱
い作業性を高めることができるとともに、作業性を損な
うことなく低温もしくは低圧下における流動性を高め得
るため、低温もしくは低圧成形により表面性の良好な高
品質の成形品を得ることができる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI B29K 67:00

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 不飽和ポリエステル及び重合性モノマー
    からなる不飽和ポリエステル樹脂に、予め融点40〜1
    50℃の滑剤を重量比で1〜10倍の重合性モノマーに
    溶解させた滑剤溶液を添加することにより、不飽和ポリ
    エステル30〜75重量%及び重合性モノマー70〜2
    5重量%からなる不飽和ポリエステル樹脂100重量部
    と滑剤0.1〜15重量部とを含有する不飽和ポリエス
    テル樹脂組成物を得ることを特徴とする不飽和ポリエス
    テル樹脂組成物の製造方法。
JP9049103A 1997-03-04 1997-03-04 不飽和ポリエステル樹脂組成物の製造方法 Pending JPH10245479A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9049103A JPH10245479A (ja) 1997-03-04 1997-03-04 不飽和ポリエステル樹脂組成物の製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9049103A JPH10245479A (ja) 1997-03-04 1997-03-04 不飽和ポリエステル樹脂組成物の製造方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH10245479A true JPH10245479A (ja) 1998-09-14

Family

ID=12821762

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9049103A Pending JPH10245479A (ja) 1997-03-04 1997-03-04 不飽和ポリエステル樹脂組成物の製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH10245479A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3435424B2 (ja) 不飽和ポリエステル樹脂成形体の製造方法
JPH10245479A (ja) 不飽和ポリエステル樹脂組成物の製造方法
JP3435425B2 (ja) 繊維強化樹脂組成物及び繊維強化樹脂成形体の製造方法
JPS6335649A (ja) ポリエステル樹脂組成物
JPH1095909A (ja) 不飽和ポリエステル樹脂組成物及び不飽和ポリエステル樹脂成形体の製造方法
JP2002212408A (ja) 不飽和ポリエステル樹脂組成物
JPH0957774A (ja) 不飽和ポリエステル樹脂組成物の製造方法
JPH10182959A (ja) 不飽和ポリエステル樹脂組成物及び不飽和ポリエステル樹脂成形体の製造方法
JPH0841307A (ja) 不飽和ポリエステル樹脂組成物及び不飽和ポリエステル樹脂成形体の製造方法
JPH107895A (ja) 不飽和ポリエステル樹脂組成物及び不飽和ポリエステル樹脂成形体の製造方法
JPH09123294A (ja) 不飽和ポリエステル樹脂成形体の製造方法
JPH0762214A (ja) 不飽和ポリエステル樹脂組成物
JPH10237289A (ja) 不飽和ポリエステル樹脂組成物の製造方法
JPH08120168A (ja) 不飽和ポリエステル樹脂組成物及び不飽和ポリエステル樹脂成形体の製造方法
JPH09194544A (ja) 不飽和ポリエステル樹脂組成物及び不飽和ポリエステル樹脂成形体の製造方法
JPH08231839A (ja) 熱硬化性樹脂成形体の製造方法
JPH10237287A (ja) 不飽和ポリエステル樹脂組成物の製造方法
JPH08217967A (ja) 不飽和ポリエステル樹脂組成物及び不飽和ポリエステル樹脂成形体の製造方法
JPH11172092A (ja) 不飽和ポリエステル樹脂組成物
JPH10182958A (ja) 不飽和ポリエステル樹脂組成物及び不飽和ポリエステル樹脂成形体の製造方法
JPS631332B2 (ja)
JPH09124915A (ja) 不飽和ポリエステル樹脂組成物及び不飽和ポリエステル樹脂成形体の製造方法
JP2000086878A (ja) 不飽和ポリエステル樹脂組成物、繊維強化成形材料及びシート状成形材料の製造法
JPH08151511A (ja) 不飽和ポリエステル樹脂組成物及び成形体の製造方法
JPH09150426A (ja) 加飾成形品の製造方法