JPH10244859A - 架空線の電車線を敷設する機械 - Google Patents
架空線の電車線を敷設する機械Info
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- JPH10244859A JPH10244859A JP3276998A JP3276998A JPH10244859A JP H10244859 A JPH10244859 A JP H10244859A JP 3276998 A JP3276998 A JP 3276998A JP 3276998 A JP3276998 A JP 3276998A JP H10244859 A JPH10244859 A JP H10244859A
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- B60M1/28—Manufacturing or repairing trolley lines
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- H02—GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
- H02G—INSTALLATION OF ELECTRIC CABLES OR LINES, OR OF COMBINED OPTICAL AND ELECTRIC CABLES OR LINES
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Abstract
共に、敷設架空線の質的な改善が得られるように、架空
線の電車線を敷設する機械を改良する。 【解決手段】 軌道の架空線の電車線又は支持ケーブル
を敷設する軌道走行可能な機械が、レール走行機構に支
持された機械フレームを備え、該フレームに、電車線を
受容する貯蔵ドラムと、電車線を繰出しかつ引張り応力
をかけるための、回転軸線を中心に回転可能に支承され
たケーブル溝を備えた少なくとも1つのケーブルプーリ
を有する引張り緊張装置と、ケーブル溝を備えた変向ロ
ーラを有する、駆動装置によって高さ方向及び側方方向
に調節可能なガイド装置とが設けられ、引張り緊張装置
の各ケーブルプーリが、単一の円形のケーブル溝を有
し、繰出し過程時に引張り緊張装置及びガイド装置の全
てのケーブル溝が、回転軸線に対して垂直に延びる共通
の繰出し平面内に位置決めされる。
Description
車線及び/又は支持ケーブルを敷設するための軌道走行
可能な機械であって、レール走行機構に支持された機械
フレームと、電車線又は支持ケーブルを受容する貯蔵ド
ラムと、電車線又は支持ケーブルを繰出しかつ引張り応
力をかけるための、ケーブル溝を備えた少なくとも1つ
のケーブルプーリを有する引張り緊張装置と、ケーブル
溝を備えた変向ローラを有する、駆動装置によって高さ
方向及び側方方向に調節可能なガイド装置とが設けられ
ており、前記ケーブルプーリが、回転軸線を中心として
回転可能に支承されている形式のものに関する。
明細書から公知の上記形式の機械では、軌道架空線の電
車線又は支持ケーブルは一緒にしかも最終的な引張り応
力をかけて敷設される。この場合電車線又は支持ケーブ
ルは、連続的にそれぞれ1つの固有の貯蔵ドラムから引
き出されかつ引張り緊張装置を通過し、次いで、電車線
又は支持ケーブルは最終取付けのためにガイド装置によ
り正確な高さ位置及び側方位置で位置決めされる。
して横方向に延びる水平な回転軸線とケーブル溝とを備
えた2つのケーブルプーリから成っていて、この場合ケ
ーブルプーリは、機械長手方向で直接相前後して揺動体
形式で懸架された支持フレームに配置されていてかつチ
ェーン駆動装置を介して互いに連結されている。
プーリの場合、機械の前進走行により生ぜしめられかつ
(機械が停止した場合でも)自動的に所望の値に維持さ
れる。この場合、貯蔵ドラムから繰出されたケーブル
は、ダブルループとして引張り緊張装置の両ケーブルプ
ーリの周方向に延び、この場合両ケーブルプーリは、並
んで位置するそれぞれ2つのケーブル溝を有している。
ら公知の架空線を敷設するための別の機械では、軌道走
行可能な機械フレームに取り付けられた、引張り緊張装
置及びガイド装置を有する持上げ台が設けられているの
に対して、貯蔵ドラムは直接機械フレームに取り付けら
れている。引張り緊張装置は、水平な回転軸線を有す
る、互いに圧着可能な多数の駆動ローラを有していて、
このローラの間には、引出中にケーブルが締め付けられ
る。
細書から公知の架空線を敷設するための機械では、引張
り緊張装置は直接貯蔵ドラムに配置されている。この場
合引張り緊張装置は、ブレーキディスクを有していて、
このブレーキディスクは、支持部において機械フレーム
に支承された貯蔵ドラムのボスに回動不能に結合されて
いてかつ液力式に作動可能なブレーキ装置に作用する。
ケーブルは、機械の前進走行により引き出され、この場
合、ブレーキ装置によって所要の引張り応力が生ぜしめ
られる。
に述べた形式の機械を改良して、構造費用が減少されか
つ操作が簡略化されると共に、敷設架空線の質的な改善
が得られるようにすることにある。
によれば、引張り緊張装置の各ケーブルプーリが、単一
の円形のケーブル溝を有しており、繰出し過程時に引張
り緊張装置及びガイド装置の全てのケーブル溝が、回転
軸線に対して垂直に延びる共通の繰出し平面内に位置決
めされることによって、解決された。
溝の特別な配置と組み合わされたケーブルプーリのこの
ような構成によって、全繰出し過程に亘って電車線縦軸
線を中心とした電車線の不都合なあらゆるねじれが確実
に回避される。それというのも、ケーブルは有利な形式
で正確に単一の繰出し平面内に保持されるからである。
われる湾曲取りは、前記繰出し平面内でのみ行われる。
この場合、電車線縦軸線を中心とした電車線の側方への
屈曲及びこれに起因するねじれが排除される。これによ
って、電車線は敷設後その全長に亘って位置的に正確に
所望の位置を占めかつ電車線の下側の接触面は正確に軌
道平面に対して平行に延びるようになる。これによっ
て、吊り材の取付けが著しく容易になるばかりでなく、
摩耗を著しく減少させひいてはこれに伴って経済性を高
めて、確実に敷設された架空線とパンタグラフとを最適
に接触させることができるという、利点が得られる。
単一のケーブル溝のみが設けられるにも拘わらず)、ケ
ーブルに所望の引張り応力をかけるために、電車線と溝
との間の摩擦を所望の範囲にすることができる。両ケー
ブルプーリ間での貯蔵ドラムの配置によって及びこれに
よって得られる、繰出されたケーブルの経路によって、
ケーブルプーリ円周のほぼ半分に亘る各ケーブルプーリ
と電車線との完全な接触が保証されひいては電車線の滑
落がほぼ排除される。
ている。
ブル3を敷設するための第1図及び第2図で図示の機械
は、機械フレーム5を有していて、この機械フレーム5
はレール走行機構6により軌道7を走行可能である。端
部側の運転もしくは作業キャビン8の近くで機械フレー
ム5に配置されたモータ9は、走行駆動装置10並びに
液圧ユニット11にエネルギを供給するのに用いられ
る。液圧ユニット11は、機械1並びに機械フレーム5
の反対側端部に位置決めされたクレーン12の別の全て
の駆動装置(以下に詳述する)を負荷するために設けら
れている。
揺動体14は、機械長手方向で相互間隔を置いて配置さ
れた2つの支持体15を介して機械フレーム5に支承さ
れていてかつ駆動装置16により機械長手方向で水平に
延びる旋回軸線17を中心として旋回可能である。電車
線2又は支持ケーブル3を受容する、軸線19を中心に
回転可能な貯蔵ドラム18は、揺動体14の長手方向中
央で揺動体に配置されていてかつ駆動装置20を介して
(機械長手方向に対して垂直に延びる)軸線19の長手
方向で横ガイド21内に移動可能に案内されている。
装置22は、2つのケーブルプーリ23を有していて、
このケーブルプーリ23は、機械長手方向で互いに間隔
を置いて貯蔵ドラム18の両側に配置されていてかつそ
れぞれ軸線19に対して平行な回転軸線24を中心とし
て回転可能に支承ブロック25を介して支持フレーム1
3に結合されている。
3は、(回転軸線24に対して垂直に延びる一平面内に
位置する)単一の円形のケーブル溝26を有していて、
このケーブル溝内には、貯蔵ドラム18から繰出すため
に電車線2又は支持ケーブル3が挿入される。電車線2
に引張り応力をかけるために、ケーブルプーリ23には
それぞれ、回転軸線24に対して同軸的に配置された、
ブレーキとして作用する液圧モータ27が配属されてい
る。更に、引張り緊張装置22の各ケーブルプーリ23
は、ディスクブレーキとしての付加的なブレーキ装置2
8を備えていて、このブレーキ装置は、ブレーキディス
ク29とこれに作用する液圧式に操作可能なブレーキシ
ュー30とから構成されている。
ガイドするガイド装置31は、機械1の作業方向(矢印
37)で引張り緊張装置22の後方のケーブルプーリ2
3に直接続いて配置されていてかつ軸32を介して揺動
体14に固定されていてひいては揺動体と共に旋回軸線
17を中心として旋回可能である。ガイド装置31は、
駆動装置33により垂直方向でテレスコープ式に長さを
可変でありかつ上端にそれぞれ1つのケーブル溝35を
有する2つの変向ローラ34を有している。
手方向で直接相前後して配置されていてかつ回転軸線2
4及び軸線19に対して平行に延びる回転軸線36を有
している。この場合、引張り緊張装置22の近くに設け
られた、機械1の作業方向でみて前方の変向ローラ34
の回転軸線36は、垂直方向で別の変向ローラの回転軸
線よりも低く配置されている。
の全てのケーブルプーリ26,35は、ケーブルプーリ
23の回転軸線24に対して垂直にもしくは機械長手方
向に対して平行に延びる共通の繰出し平面38(第2図
参照)内に位置決めされていて、この場合、揺動体14
の旋回軸線17は、同様に繰出し平面38内で延びるよ
うに配置されている。
揺動体14に積み込まれる)貯蔵ドラム18は、引き出
すべきケーブルの自由端が繰出し平面38内に位置する
まで、駆動装置20を介して横ガイド21内で移動させ
られる。今や、補助ケーブル(図示せず)を介してケー
ブルは、両ケーブルプーリ23のケーブル溝26内に挿
通される、つまり、貯蔵ドラム18からまず作業方向で
みて後方のケーブルプーリ23にかつこのケーブルプー
リから貯蔵ドラム18の下側を通過して前方のケーブル
プーリ23に挿通される。この場合ケーブルは、両ケー
ブルプーリ23のそれぞれにおいてケーブルプーリ円周
のほぼ半分に亘って接触する。
らガイド装置31の変向ローラ34に向けて案内され
て、変向ローラのケーブル溝35内に挿入される。今
や、架空線の最終取付けのために架空線の所要のジグザ
グ経過を得るために、電車線2又は支持ケーブル3は駆
動装置33,16によりガイド装置31を介して所望の
ように高さ方向及び側方方向で調節される。
平面38内に位置するケーブルは、引張り緊張装置22
によって正確に所定のもしくは最終的な引張り応力下で
保持され、この引張り応力は、張力測定装置39によっ
て監視される。張力測定装置39が、(例えば液圧モー
タ27の故障に起因して)ロープ繰出しのための所望の
張力が突発的に低下したことを記録した場合には、張力
測定装置39は対応する制御信号を制御装置40を介し
てブレーキ装置28に発する。
能的に合致する構成部分に同じ符号が付されている)第
3図で図示の引張り緊張装置22のケーブルプーリ23
は、ケーブル溝26に電車線2又は支持ケーブル3を圧
着するための加圧ローラ41を備えている。ケーブルプ
ーリ23の回転軸線24に対して平行に方向付けられた
回転軸線42を有する4つの加圧ローラ41は、ケーブ
ルプーリ23の周方向に亘って位置決めされていてかつ
円形に構成された保持体43に自由回転可能に取り付け
られている。
垂直方向で作用する駆動装置44を介して支持フレーム
13もしくは揺動体14に連結されている。このように
して加圧ローラ41はケーブルプーリ23に圧着され
る。更に加圧ローラ41は、(例えば湿った気象状況又
は汚染に基づき)プーリ溝内でケーブルが滑落し易くか
つ所要の引張り応力をかけられない場合に、電車線2又
は支持ケーブル3とケーブル溝26との間の摩擦値を増
大させるのに役立つ。加圧ローラ41の圧着力は、張力
測定装置39と協働して制御装置40を介して駆動装置
44を制御することによって、要求に応じて変えること
ができる。更に、引張り応力を発生させるために加圧ロ
ーラ41を液力式に制動することもできる。
1図及び第2図の実施例とは、貯蔵ドラム18及びケー
ブルプーリ23の相互配置形式の点で異なっている。ケ
ーブルプーリ23は、機械長手方向で直接相前後して配
置されているのに対して、貯蔵ドラム18は作業方向で
みて後方で揺動体14に固定されている。この配置形式
によって、作業開始時の電車線2又は支持ケーブル3の
挿通が容易になる。それというのも、貯蔵ドラム18か
ら到達するケーブルは、第1のケーブルプーリ23を介
して上方からのみプーリ溝26内に挿入されればよいか
らである。この配置形式の場合にも所要の引張り応力を
問題なくかけることができる。
配置されている架空線システムは周知である。この場合
有利には、2つのケーブルプーリを機械横方向で直接並
べて位置決めできるので、2つの繰出し平面を形成して
両電車線を同時に2つの貯蔵ドラムから繰出すことがで
きる。
図。
図。
図。
Claims (7)
- 【請求項1】 軌道(7)の架空線(4)の電車線
(2)及び/又は支持ケーブル(3)を敷設するための
軌道走行可能な機械(1)であって、レール走行機構
(6)に支持された機械フレーム(5)と、電車線
(2)又は支持ケーブル(3)を受容する貯蔵ドラム
(18)と、電車線(2)又は支持ケーブル(3)を繰
出しかつ引張り応力をかけるための、ケーブル溝(2
6)を備えた少なくとも1つのケーブルプーリ(23)
を有する引張り緊張装置(22)と、ケーブル溝(3
5)を備えた変向ローラ(34)を有する、駆動装置
(33,16)によって高さ方向及び側方方向に調節可
能なガイド装置(31)とが設けられており、前記ケー
ブルプーリが、回転軸線(24)を中心として回転可能
に支承されている形式のものにおいて、引張り緊張装置
(22)の各ケーブルプーリ(23)が、単一の円形の
ケーブル溝(26)を有しており、繰出し過程時に引張
り緊張装置(22)及びガイド装置(31)の全てのケ
ーブル溝(26,35)が、回転軸線(24)に対して
垂直に延びる共通の繰出し平面(38)内に位置決めさ
れることを特徴とする、架空線の電車線を敷設する機
械。 - 【請求項2】 引張り緊張装置(22)が、機械長手方
向で互いに間隔を置いて配置された2つのケーブルプー
リ(23)を有しており、軸線(19)を中心として回
転可能な貯蔵ドラム(18)が、両ケーブルプーリ(2
3)の間に配置されており、ケーブルプーリ(23)の
回転軸線(24)が、貯蔵ドラム(18)の軸線(1
9)に対して平行に延びている、請求項1記載の機械。 - 【請求項3】 垂直方向でテレスコープ式に長さを可変
なガイド装置(31)が、機械(1)の作業方向で引張
り緊張装置(22)の第2のケーブルプーリ(23)に
直接続いて配置されている、請求項1又は2記載の機
械。 - 【請求項4】 駆動装置(20)によって軸線(19)
の方向に移動可能に支承された貯蔵ドラム(18)と引
張り緊張装置(22)とが、揺動体(14)に固定され
ていて、該揺動体が、駆動装置(16)により機械長手
方向で水平に延びる旋回軸線(17)を中心として旋回
可能に機械フレーム(5)に支承されている、請求項1
から3までのいずれか1項記載の機械。 - 【請求項5】 ガイド装置(31)が、揺動体(14)
に固定されている、請求項3又は4記載の機械。 - 【請求項6】 揺動体(14)の旋回軸線(17)が、
繰出し平面(38)内で延びるように配置されている、
請求項1から5までのいずれか1項記載の機械。 - 【請求項7】 引張り緊張装置(22)の各ケーブルプ
ーリ(23)に、ブレーキとして作用する液力モータ
(27)が配属されている、請求項1から6までのいず
れか1項記載の機械。
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