JPH10241604A - 陰極線管用ガラスパネル - Google Patents
陰極線管用ガラスパネルInfo
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- JPH10241604A JPH10241604A JP9044254A JP4425497A JPH10241604A JP H10241604 A JPH10241604 A JP H10241604A JP 9044254 A JP9044254 A JP 9044254A JP 4425497 A JP4425497 A JP 4425497A JP H10241604 A JPH10241604 A JP H10241604A
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Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01J—ELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
- H01J29/00—Details of cathode-ray tubes or of electron-beam tubes of the types covered by group H01J31/00
- H01J29/86—Vessels; Containers; Vacuum locks
- H01J29/861—Vessels or containers characterised by the form or the structure thereof
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01J—ELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
- H01J29/00—Details of cathode-ray tubes or of electron-beam tubes of the types covered by group H01J31/00
- H01J29/02—Electrodes; Screens; Mounting, supporting, spacing or insulating thereof
-
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- H01J—ELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
- H01J2229/00—Details of cathode ray tubes or electron beam tubes
- H01J2229/86—Vessels and containers
- H01J2229/8613—Faceplates
- H01J2229/8616—Faceplates characterised by shape
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-
- H—ELECTRICITY
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- H01J2229/87—Means for avoiding vessel implosion
Landscapes
- Vessels, Lead-In Wires, Accessory Apparatuses For Cathode-Ray Tubes (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】フェース面がほぼ平坦で、安全かつ軽量なガラ
スパネルを得る。 【解決手段】フェース部4外面の平均曲率半径Rの最小
値を25000〜50000mmとし、かつフェース外
表面部に絶対値が6〜30MPaの圧縮応力を有する強
化が施されている陰極線管用ガラスパネル1。
スパネルを得る。 【解決手段】フェース部4外面の平均曲率半径Rの最小
値を25000〜50000mmとし、かつフェース外
表面部に絶対値が6〜30MPaの圧縮応力を有する強
化が施されている陰極線管用ガラスパネル1。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は主にテレビジョンお
よび産業用表示装置として使用される陰極線管用ガラス
パネル、特にカラー陰極線管に適したガラスパネルに関
する。
よび産業用表示装置として使用される陰極線管用ガラス
パネル、特にカラー陰極線管に適したガラスパネルに関
する。
【0002】
【従来の技術】一般に、陰極線管は図3に示すように、
略矩形の画面9を表示するパネル1と漏斗状で偏向コイ
ルを装着するファンネル2および電子銃を格納するネッ
ク3からなるガラスバルブで構成されている。パネル1
は画面9を表示するフェース部4と、このフェース部に
略直角に設けられ側壁を形成するスカート部10からな
っている。スカート部10は図4に示すように、側壁で
最も外径が大きい最外径部5を挟んで前方と後方に傾斜
しており、最外径部5からフェース部側に位置する前方
傾斜部6とその反対側の後方傾斜部7を有する。
略矩形の画面9を表示するパネル1と漏斗状で偏向コイ
ルを装着するファンネル2および電子銃を格納するネッ
ク3からなるガラスバルブで構成されている。パネル1
は画面9を表示するフェース部4と、このフェース部に
略直角に設けられ側壁を形成するスカート部10からな
っている。スカート部10は図4に示すように、側壁で
最も外径が大きい最外径部5を挟んで前方と後方に傾斜
しており、最外径部5からフェース部側に位置する前方
傾斜部6とその反対側の後方傾斜部7を有する。
【0003】陰極線管の内部は、電子線が蛍光膜に到達
するように高真空に保たれている。このため、内外圧差
によりガラスパネルには高い変形エネルギーが蓄積され
ており、かつ球殻とは異なる非対称構造であるため、一
旦、破壊に至った場合には構造全体が崩壊に至るような
大規模な破壊になることが多い。特に、陰極線管が機械
的衝撃を受けた場合には、爆縮現象と呼ばれる爆発的な
収縮現象が発生し、鋭利なガラス片が多量に飛散するこ
とがある。
するように高真空に保たれている。このため、内外圧差
によりガラスパネルには高い変形エネルギーが蓄積され
ており、かつ球殻とは異なる非対称構造であるため、一
旦、破壊に至った場合には構造全体が崩壊に至るような
大規模な破壊になることが多い。特に、陰極線管が機械
的衝撃を受けた場合には、爆縮現象と呼ばれる爆発的な
収縮現象が発生し、鋭利なガラス片が多量に飛散するこ
とがある。
【0004】一般に、この爆縮現象を防止するため、ス
カート部10の前方傾斜部6と後方傾斜部7の前記最外
径部5に近い部分に鋼鉄製の爆縮防止バンド8が装着さ
れる。爆縮防止バンド8の内周はパネル2の外周より小
さく設計されており、バンドが延ばされることにより、
側方からフェース部4を締め付ける。締め付けによる力
はフェース部4に圧縮力を発生させ、亀裂の発生および
伸展を抑制し、破壊を緩やかに進行させるとともに亀裂
で分断されたガラス片が離散しないよう働く。
カート部10の前方傾斜部6と後方傾斜部7の前記最外
径部5に近い部分に鋼鉄製の爆縮防止バンド8が装着さ
れる。爆縮防止バンド8の内周はパネル2の外周より小
さく設計されており、バンドが延ばされることにより、
側方からフェース部4を締め付ける。締め付けによる力
はフェース部4に圧縮力を発生させ、亀裂の発生および
伸展を抑制し、破壊を緩やかに進行させるとともに亀裂
で分断されたガラス片が離散しないよう働く。
【0005】また、陰極線管用ガラスパネルにおいて
は、衝撃力によるフェース部の曲げ変形を抑制し、フェ
ース部の剛性を高めるため一般にフェース部を湾曲させ
る。これは、フェース部が受けた機械的衝撃力をそのア
ーチ状の形状効果により、フェース面内の圧縮力に変換
させるためである。このアーチ状の形状効果は、後述す
るフェース部4の平均曲率半径Rが小さいほど効果が大
きい。
は、衝撃力によるフェース部の曲げ変形を抑制し、フェ
ース部の剛性を高めるため一般にフェース部を湾曲させ
る。これは、フェース部が受けた機械的衝撃力をそのア
ーチ状の形状効果により、フェース面内の圧縮力に変換
させるためである。このアーチ状の形状効果は、後述す
るフェース部4の平均曲率半径Rが小さいほど効果が大
きい。
【0006】フェース部の剛性を高めるもう一つの方法
として、ガラスパネルの肉厚を増す方法がある。フェー
ス部中央部(フェース中央部)の肉厚またはフェース部
周辺部(フェース周辺部)の肉厚を厚くする方法であ
る。フェース中央部を厚くすることにより、フェース部
全体の剛性を高めうる。また、フェース周辺部は真空に
することにより高い応力が発生するが、応力の高いこの
部位の肉厚を厚くすることにより、同様にフェース部の
剛性を高めうる。
として、ガラスパネルの肉厚を増す方法がある。フェー
ス部中央部(フェース中央部)の肉厚またはフェース部
周辺部(フェース周辺部)の肉厚を厚くする方法であ
る。フェース中央部を厚くすることにより、フェース部
全体の剛性を高めうる。また、フェース周辺部は真空に
することにより高い応力が発生するが、応力の高いこの
部位の肉厚を厚くすることにより、同様にフェース部の
剛性を高めうる。
【0007】一方、映像表示装置である陰極線管の画質
向上のために、種々の方策が採られる。フェース面が湾
曲していれば、そこに映し出される画像も湾曲するた
め、なるべく平坦なフェース部が好まれる。また、ガラ
スは光を一部吸収するので、画像がなるべく均一な明る
さになるようにするためには、フェース中央部とフェー
ス周辺部の肉厚の差を小さくすることが望まれる。
向上のために、種々の方策が採られる。フェース面が湾
曲していれば、そこに映し出される画像も湾曲するた
め、なるべく平坦なフェース部が好まれる。また、ガラ
スは光を一部吸収するので、画像がなるべく均一な明る
さになるようにするためには、フェース中央部とフェー
ス周辺部の肉厚の差を小さくすることが望まれる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】従来の陰極線管用ガラ
スパネルは、ガラスの剛性を高め安全性を確保するた
め、上記したようにフェース部を湾曲させたり、フェー
ス中央部またはフェース周辺部を厚くする設計がなされ
ていた。近年、性能向上により、ガラスパネルにも陰極
線管の視認性を高める機能を付与する要求が高まりつつ
ある。このため、フェース部4を平坦にし、フェース中
央部とフェース周辺部の肉厚の差を小さくするように要
求が高まってきた。ところが、ガラスの剛性を高め、安
全性を確保することと、フェース部4を平坦化し、肉厚
を小さくすることは相反する操作となる。画像の歪みを
最小にするためには、フェース部をほぼ平面にしなけれ
ばならないが、こうすれば剛性が低下するため爆縮を完
全に防止できなくなる。
スパネルは、ガラスの剛性を高め安全性を確保するた
め、上記したようにフェース部を湾曲させたり、フェー
ス中央部またはフェース周辺部を厚くする設計がなされ
ていた。近年、性能向上により、ガラスパネルにも陰極
線管の視認性を高める機能を付与する要求が高まりつつ
ある。このため、フェース部4を平坦にし、フェース中
央部とフェース周辺部の肉厚の差を小さくするように要
求が高まってきた。ところが、ガラスの剛性を高め、安
全性を確保することと、フェース部4を平坦化し、肉厚
を小さくすることは相反する操作となる。画像の歪みを
最小にするためには、フェース部をほぼ平面にしなけれ
ばならないが、こうすれば剛性が低下するため爆縮を完
全に防止できなくなる。
【0009】また、フェース部の肉厚を増して爆縮を防
止する場合には、陰極線管の最大の欠点である重量を増
加させる。そして、フェース周辺部を厚くした場合には
フェース中央部に比べてフェース周辺部が暗くなる。
止する場合には、陰極線管の最大の欠点である重量を増
加させる。そして、フェース周辺部を厚くした場合には
フェース中央部に比べてフェース周辺部が暗くなる。
【0010】本発明は、ガラスパネルの剛性を確保しな
がら、限界的なフェース部の平坦化により画像に歪みの
少ない、安全で見やすい軽量なガラスパネルを提供する
ことを課題としている。
がら、限界的なフェース部の平坦化により画像に歪みの
少ない、安全で見やすい軽量なガラスパネルを提供する
ことを課題としている。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は、略矩形の画像
を表示するフェース部とこのフェース部に対し略直角に
配置され側壁を構成するスカート部を有する陰極線管用
ガラスパネルであって、該パネルの対角軸上の最外径M
が360mm以上、フェース中央部を通る任意の方位に
おけるフェース部外面の平均曲率半径Rの最小値が25
000〜50000mmであり、かつフェース外表面部
に絶対値が6〜30MPaの圧縮応力を有することを特
徴とする陰極線管用ガラスパネルを提供する。
を表示するフェース部とこのフェース部に対し略直角に
配置され側壁を構成するスカート部を有する陰極線管用
ガラスパネルであって、該パネルの対角軸上の最外径M
が360mm以上、フェース中央部を通る任意の方位に
おけるフェース部外面の平均曲率半径Rの最小値が25
000〜50000mmであり、かつフェース外表面部
に絶対値が6〜30MPaの圧縮応力を有することを特
徴とする陰極線管用ガラスパネルを提供する。
【0012】さらに、フェース中央部の最小肉厚T(m
m)と前記対角軸上の最外径M(mm)とフェース部最
大肉厚T1 (mm)とが、3.0≦T−0.015M≦
5.5、かつ1<T1 /T<1.26なる関係を有する
上記陰極線管用ガラスパネルを提供する。
m)と前記対角軸上の最外径M(mm)とフェース部最
大肉厚T1 (mm)とが、3.0≦T−0.015M≦
5.5、かつ1<T1 /T<1.26なる関係を有する
上記陰極線管用ガラスパネルを提供する。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例を図面に従
って説明する。図1は、本発明のガラスパネルの正面
図、図2はこのガラスパネルをフェース部外面の平均曲
率半径Rが最小になる方位に垂直な側面から見た側面図
である。
って説明する。図1は、本発明のガラスパネルの正面
図、図2はこのガラスパネルをフェース部外面の平均曲
率半径Rが最小になる方位に垂直な側面から見た側面図
である。
【0014】本発明においてパネルは、対角軸上の最大
径Mが360mm以上の大型サイズのものが対象とな
る。これより小さいパネルは、設計においてその軽量化
が強く要請されず、強度および画像の歪みなどもそれほ
ど支障とならないからである。
径Mが360mm以上の大型サイズのものが対象とな
る。これより小さいパネルは、設計においてその軽量化
が強く要請されず、強度および画像の歪みなどもそれほ
ど支障とならないからである。
【0015】本発明は、このような大型のパネルの軽量
化を図るために、フェース外表面部に絶対値が6〜30
MPaの圧縮応力となる強化を施している。この強化
は、例えば物理強化、すなわち成形後の冷却や徐冷の条
件を操作することなどにより得られる。また、フェース
外表面の圧縮応力に注目したのは、パネルの形状および
使用形態の面から特にその強度が重視されるからであ
る。
化を図るために、フェース外表面部に絶対値が6〜30
MPaの圧縮応力となる強化を施している。この強化
は、例えば物理強化、すなわち成形後の冷却や徐冷の条
件を操作することなどにより得られる。また、フェース
外表面の圧縮応力に注目したのは、パネルの形状および
使用形態の面から特にその強度が重視されるからであ
る。
【0016】上記圧縮応力が6MPaより小さいと、パ
ネルに所望の強度が得られず、それを補うにはフェース
部の肉厚を大きくする必要が生じ、軽量化が図れない。
30MPaを超える大きい圧縮応力になると、それに伴
い肉厚方向における中心層の引張応力が増大し、破壊時
の衝撃が大きくなる。ここで、一般にパネルのサイズが
大きくなるほど大きい強度が要求されるので、この応力
は大型のパネルほど大きくなるのが普通である。この場
合、通常は、フェース部の応力分布ができるだけ中央部
と周辺部とで均一になるように管理される。
ネルに所望の強度が得られず、それを補うにはフェース
部の肉厚を大きくする必要が生じ、軽量化が図れない。
30MPaを超える大きい圧縮応力になると、それに伴
い肉厚方向における中心層の引張応力が増大し、破壊時
の衝撃が大きくなる。ここで、一般にパネルのサイズが
大きくなるほど大きい強度が要求されるので、この応力
は大型のパネルほど大きくなるのが普通である。この場
合、通常は、フェース部の応力分布ができるだけ中央部
と周辺部とで均一になるように管理される。
【0017】本発明において前記Rは、図1に示すよう
にフェース中央部を通る任意の方位θにおけるフェース
部外面の平均曲率半径である。したがって、Rはフェー
ス部の外面形状が球面の場合には、どの方位でも同じで
あるが、非球面のときには、θの位置によって変わる。
本発明は、これらRの最小値を25000〜50000
mmの範囲で変更できる。
にフェース中央部を通る任意の方位θにおけるフェース
部外面の平均曲率半径である。したがって、Rはフェー
ス部の外面形状が球面の場合には、どの方位でも同じで
あるが、非球面のときには、θの位置によって変わる。
本発明は、これらRの最小値を25000〜50000
mmの範囲で変更できる。
【0018】Rが25000mmより小さいと、フェー
ス部の湾曲が目視で簡単に判別できてしまい、フェース
部をできるだけ平面化して画像の歪みを最小にする目的
を達成できない。また、Rが50000mmより大きい
と、フェース部がほとんど平坦に近くなり、陰極線管の
状態において減圧されフェース部に外側から圧力が作用
したとき、アーチ状の形状効果が得られなくなるので、
フェース部の剛性が低下する。
ス部の湾曲が目視で簡単に判別できてしまい、フェース
部をできるだけ平面化して画像の歪みを最小にする目的
を達成できない。また、Rが50000mmより大きい
と、フェース部がほとんど平坦に近くなり、陰極線管の
状態において減圧されフェース部に外側から圧力が作用
したとき、アーチ状の形状効果が得られなくなるので、
フェース部の剛性が低下する。
【0019】そこで、フェース部は少なくとも外側に凸
状の曲面であることが、パネルの設計において必須であ
り、本発明のような大型のパネルにおいては、この平均
曲率半径の最小値の上限が50000mmということで
ある。これにより、フェース面は少なくともある方位に
一定以上の曲率を有する一つの凸状曲面をなす。この凸
状曲面が円筒面である場合には、全体としては凸面を形
成しているが、その軸方向においては全くの平坦であり
曲率を有していない。
状の曲面であることが、パネルの設計において必須であ
り、本発明のような大型のパネルにおいては、この平均
曲率半径の最小値の上限が50000mmということで
ある。これにより、フェース面は少なくともある方位に
一定以上の曲率を有する一つの凸状曲面をなす。この凸
状曲面が円筒面である場合には、全体としては凸面を形
成しているが、その軸方向においては全くの平坦であり
曲率を有していない。
【0020】本発明のパネルは、図2に示すようにフェ
ース中央部の肉厚をT(mm)、フェース周辺部(さら
に正確には画面周辺部)の最大肉厚をT1 (mm)、対
角軸上の最外径をM(mm)(図1参照)としたとき、
3≦T−0.015M≦5.5、1<T1 /T<1.2
6の肉厚および寸法を有するのが好ましい。T1 は周辺
部の最大肉厚であるので、必ずしも平均曲率半径が最小
になる断面上になくてもよい。
ース中央部の肉厚をT(mm)、フェース周辺部(さら
に正確には画面周辺部)の最大肉厚をT1 (mm)、対
角軸上の最外径をM(mm)(図1参照)としたとき、
3≦T−0.015M≦5.5、1<T1 /T<1.2
6の肉厚および寸法を有するのが好ましい。T1 は周辺
部の最大肉厚であるので、必ずしも平均曲率半径が最小
になる断面上になくてもよい。
【0021】T−0.015M<3であると、フェース
部外面を前記したような凸状の曲面形状にし、かつ前記
圧縮応力値としても強度を充分に確保できない。一方、
T−0.015M>5.5であると、強度は確保できて
も重いパネルとなる。
部外面を前記したような凸状の曲面形状にし、かつ前記
圧縮応力値としても強度を充分に確保できない。一方、
T−0.015M>5.5であると、強度は確保できて
も重いパネルとなる。
【0022】また、フェース中央部に比してフェース周
辺部を厚くすると、画像周辺部が中央部に比べ暗くなる
ので、T1 /T<1.26とすることが望ましい。T1
/T≦1であると、強度が確保できないうえに、製造上
ガラス成型金型内でのガラス流動を阻害して品質を低下
させる。フェース内面の形状は特に限定されないが1<
T1 /T<1.26を満たす範囲内で適宜決める。
辺部を厚くすると、画像周辺部が中央部に比べ暗くなる
ので、T1 /T<1.26とすることが望ましい。T1
/T≦1であると、強度が確保できないうえに、製造上
ガラス成型金型内でのガラス流動を阻害して品質を低下
させる。フェース内面の形状は特に限定されないが1<
T1 /T<1.26を満たす範囲内で適宜決める。
【0023】
【実施例】本発明の実施例(例1、例2、例5)を旭硝
子製(ガラスコードH5702)の有効画面サイズ68
cmのパネルについて、従来技術で製造した比較例(例
3、例4、例6、例7)とともに示す。
子製(ガラスコードH5702)の有効画面サイズ68
cmのパネルについて、従来技術で製造した比較例(例
3、例4、例6、例7)とともに示す。
【0024】これらのパネルの強度を、北米地域で実施
されている安全認証機関UL/CSAのインパクト試験
に基づいて評価した。この試験は直径51mmの鋼球を
7Jのエネルギー量で衝突させる試験(ボール試験)
と、フェース面端に100mmの傷を入れた陰極線管に
7〜20Jのエネルギー量で先端部の直径が51mmの
砲弾状の衝撃子を衝突させる試験(ミサイル試験)の2
種類があり、規定の領域内に飛散したガラス量で安全性
を評価する。
されている安全認証機関UL/CSAのインパクト試験
に基づいて評価した。この試験は直径51mmの鋼球を
7Jのエネルギー量で衝突させる試験(ボール試験)
と、フェース面端に100mmの傷を入れた陰極線管に
7〜20Jのエネルギー量で先端部の直径が51mmの
砲弾状の衝撃子を衝突させる試験(ミサイル試験)の2
種類があり、規定の領域内に飛散したガラス量で安全性
を評価する。
【0025】この評価に加えて、爆縮現象の発生割合も
評価した。衝撃位置は最も爆縮現象が発生しやすい、前
記規格で規定された衝撃領域の最外部、具体的にはボー
ル試験ではフェース面の角部より垂直方向に25mm、
水平方向に25mmの位置、ミサイル試験では規格に定
められたドーナツゾーン外周、 対角軸上とした。ミサイ
ル試験でのエネルギー量は10Jとした。
評価した。衝撃位置は最も爆縮現象が発生しやすい、前
記規格で規定された衝撃領域の最外部、具体的にはボー
ル試験ではフェース面の角部より垂直方向に25mm、
水平方向に25mmの位置、ミサイル試験では規格に定
められたドーナツゾーン外周、 対角軸上とした。ミサイ
ル試験でのエネルギー量は10Jとした。
【0026】表1において、ボール試験では例1と例2
では爆縮は発生せず、不合格の発生はなかった。フェー
ス部外面の平均曲率半径の最小値が100000mmで
ほとんど平坦に近い例3では爆縮が25%発生し、不合
格も40%あった。ミサイル試験でも例1、例2では爆
縮も不合格も発生しなかったが、例3では爆縮、不合格
が発生した。例4では爆縮、不合格は発生しなかった
が、目視で容易に湾曲していることが判別でき、画像の
歪みが確認された。
では爆縮は発生せず、不合格の発生はなかった。フェー
ス部外面の平均曲率半径の最小値が100000mmで
ほとんど平坦に近い例3では爆縮が25%発生し、不合
格も40%あった。ミサイル試験でも例1、例2では爆
縮も不合格も発生しなかったが、例3では爆縮、不合格
が発生した。例4では爆縮、不合格は発生しなかった
が、目視で容易に湾曲していることが判別でき、画像の
歪みが確認された。
【0027】
【表1】
【0028】表2には、パネルの肉厚、重量を考慮した
例を示す。例5は、例1よりさらにフェース中央部と周
辺部の肉厚差を小さくした。例6、例7は平均曲率半径
を例1と同じ30000mmとし、いずれも物理強化が
施されていない。例7は例1と同形状である。
例を示す。例5は、例1よりさらにフェース中央部と周
辺部の肉厚差を小さくした。例6、例7は平均曲率半径
を例1と同じ30000mmとし、いずれも物理強化が
施されていない。例7は例1と同形状である。
【0029】表2において、例7は、ボール試験、ミサ
イル試験ともに爆縮、不合格が発生した。これを、物理
強化を施さないで強度的問題のないものにしたのが例6
であり、肉厚が大きくなるので重量が22.4kgとな
り、例1に比較して重量が約10%増加となる。さら
に、T1 /T=1.28となり、フェース周辺部とフェ
ース中央部の肉厚差が大きくなるので、フェース周辺部
が相対的に暗くなる。
イル試験ともに爆縮、不合格が発生した。これを、物理
強化を施さないで強度的問題のないものにしたのが例6
であり、肉厚が大きくなるので重量が22.4kgとな
り、例1に比較して重量が約10%増加となる。さら
に、T1 /T=1.28となり、フェース周辺部とフェ
ース中央部の肉厚差が大きくなるので、フェース周辺部
が相対的に暗くなる。
【0030】例5では、物理強化することにより重量を
ほとんど増加させずに、フェース中央部とフェース周辺
部の肉厚差をさらに小さくでき、強度的にも爆縮および
不合格が発生しなかった。
ほとんど増加させずに、フェース中央部とフェース周辺
部の肉厚差をさらに小さくでき、強度的にも爆縮および
不合格が発生しなかった。
【0031】
【表2】
【0032】
【発明の効果】本発明の陰極線管用ガラスパネルは上述
のように構成されているので、フェース面がはぼ平坦で
かつ中央部と周辺部との肉厚差が比較的小さく一様な明
るさが得られ、視認性が優れる。また、物理強化により
強度の向上を図るとともに、フェース部に最小限度の曲
率を持たせて凸状局面にしているので、安全で軽量な陰
極線管用ガラスパネル、特にカラー陰極線管に適したガ
ラスパネルが得られる。
のように構成されているので、フェース面がはぼ平坦で
かつ中央部と周辺部との肉厚差が比較的小さく一様な明
るさが得られ、視認性が優れる。また、物理強化により
強度の向上を図るとともに、フェース部に最小限度の曲
率を持たせて凸状局面にしているので、安全で軽量な陰
極線管用ガラスパネル、特にカラー陰極線管に適したガ
ラスパネルが得られる。
【図1】本発明に係る陰極線管用ガラスパネルの正面
図。
図。
【図2】図1の陰極線管用ガラスパネルをファンネルと
封合した状態で、フェース部外面の平均曲率半径が最小
となる方向における部分的な側面図。
封合した状態で、フェース部外面の平均曲率半径が最小
となる方向における部分的な側面図。
【図3】従来の陰極線管の斜視図。
【図4】従来の陰極線管用ガラスパネルの一部の側面
図。
図。
1:パネル 2:ファンネル 3:ネック 4:フェース部 5:最外径部 8:爆縮防止バンド 10:スカート部
Claims (2)
- 【請求項1】略矩形の画像を表示するフェース部とこの
フェース部に対し略直角に配置され側壁を構成するスカ
ート部を有する陰極線管用ガラスパネルであって、該パ
ネルの対角軸上の最外径Mが360mm以上、フェース
中央部を通る任意の方位におけるフェース部外面の平均
曲率半径の最小値が25000〜50000mmであ
り、かつフェース外表面部に絶対値が6〜30MPaの
圧縮応力を有することを特徴とする陰極線管用ガラスパ
ネル。 - 【請求項2】フェース中央部の最小肉厚T(mm)と前
記対角軸上の最外径M(mm)とフェース部最大肉厚T
1 (mm)とが、3.0≦T−0.015M≦5.5、
かつ1<T1 /T<1.26なる関係を有する請求項1
記載の陰極線管用ガラスパネル。
Priority Applications (6)
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GB9803427A GB2322731B (en) | 1997-02-27 | 1998-02-18 | Glass panel for a cathode ray tube |
DE19807958A DE19807958B4 (de) | 1997-02-27 | 1998-02-25 | Glasschirm für eine Kathodenstrahlröhre |
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP9044254A JPH10241604A (ja) | 1997-02-27 | 1997-02-27 | 陰極線管用ガラスパネル |
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Publication Number | Publication Date |
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JPH10241604A true JPH10241604A (ja) | 1998-09-11 |
Family
ID=12686402
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP (1) | JPH10241604A (ja) |
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- 1998-02-18 GB GB9803427A patent/GB2322731B/en not_active Expired - Fee Related
- 1998-02-25 DE DE19807958A patent/DE19807958B4/de not_active Expired - Fee Related
- 1998-02-26 KR KR10-1998-0006161A patent/KR100400342B1/ko not_active IP Right Cessation
- 1998-02-27 CN CN98105299A patent/CN1130752C/zh not_active Expired - Fee Related
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Date | Code | Title | Description |
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A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20040113 |