JPH102415A - 自動変速機用の流量制御弁 - Google Patents
自動変速機用の流量制御弁Info
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- JPH102415A JPH102415A JP15226396A JP15226396A JPH102415A JP H102415 A JPH102415 A JP H102415A JP 15226396 A JP15226396 A JP 15226396A JP 15226396 A JP15226396 A JP 15226396A JP H102415 A JPH102415 A JP H102415A
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- Japan
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- spool
- automatic transmission
- stopper
- valve
- flow control
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-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16H—GEARING
- F16H61/00—Control functions within control units of change-speed- or reversing-gearings for conveying rotary motion ; Control of exclusively fluid gearing, friction gearing, gearings with endless flexible members or other particular types of gearing
- F16H61/66—Control functions within control units of change-speed- or reversing-gearings for conveying rotary motion ; Control of exclusively fluid gearing, friction gearing, gearings with endless flexible members or other particular types of gearing specially adapted for continuously variable gearings
- F16H61/662—Control functions within control units of change-speed- or reversing-gearings for conveying rotary motion ; Control of exclusively fluid gearing, friction gearing, gearings with endless flexible members or other particular types of gearing specially adapted for continuously variable gearings with endless flexible members
- F16H61/66254—Control functions within control units of change-speed- or reversing-gearings for conveying rotary motion ; Control of exclusively fluid gearing, friction gearing, gearings with endless flexible members or other particular types of gearing specially adapted for continuously variable gearings with endless flexible members controlling of shifting being influenced by a signal derived from the engine and the main coupling
- F16H61/66259—Control functions within control units of change-speed- or reversing-gearings for conveying rotary motion ; Control of exclusively fluid gearing, friction gearing, gearings with endless flexible members or other particular types of gearing specially adapted for continuously variable gearings with endless flexible members controlling of shifting being influenced by a signal derived from the engine and the main coupling using electrical or electronical sensing or control means
-
- G—PHYSICS
- G05—CONTROLLING; REGULATING
- G05D—SYSTEMS FOR CONTROLLING OR REGULATING NON-ELECTRIC VARIABLES
- G05D7/00—Control of flow
- G05D7/01—Control of flow without auxiliary power
- G05D7/0126—Control of flow without auxiliary power the sensing element being a piston or plunger associated with one or more springs
- G05D7/0133—Control of flow without auxiliary power the sensing element being a piston or plunger associated with one or more springs within the flow-path
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
- Y10T—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
- Y10T137/00—Fluid handling
- Y10T137/2496—Self-proportioning or correlating systems
- Y10T137/2559—Self-controlled branched flow systems
- Y10T137/2574—Bypass or relief controlled by main line fluid condition
- Y10T137/2579—Flow rate responsive
- Y10T137/2592—Carried choke
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
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- General Physics & Mathematics (AREA)
- Automation & Control Theory (AREA)
- Control Of Transmission Device (AREA)
- Gear-Shifting Mechanisms (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 要求の流量特性を確保する。
【解決手段】 スプールに制御絞りを設け、スプールの
変位に応じてスプールの側面に開けたドレン穴からのド
レン量を調整して制御絞りを通過する流量を一定にする
よう制御する自動変速機用の流量制御弁であって、スプ
ール２２を一方向に変位させた際にドレン穴２３の開通
面積が増加または減少から減少または増加に反転しない
範囲にてスプール２２の変位量を規制するストッパ２８
を設け、ストッパ２８に制御絞り２５を通過した流体を
バルブ出口側へ導く開口３２を有する。
変位に応じてスプールの側面に開けたドレン穴からのド
レン量を調整して制御絞りを通過する流量を一定にする
よう制御する自動変速機用の流量制御弁であって、スプ
ール２２を一方向に変位させた際にドレン穴２３の開通
面積が増加または減少から減少または増加に反転しない
範囲にてスプール２２の変位量を規制するストッパ２８
を設け、ストッパ２８に制御絞り２５を通過した流体を
バルブ出口側へ導く開口３２を有する。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】この発明は、自動変速機の油
圧ポンプ等に用いる流量制御弁に関する。
圧ポンプ等に用いる流量制御弁に関する。
【０００２】
【従来の技術】クラッチ操作やギヤチェンジを自動化す
る自動変速機では、油圧により変速動作を行っており、
その油圧ポンプからの油流量を、エンジン回転数が所定
回転数以上ではほぼ一定に制御するように流量制御弁を
設けている。
る自動変速機では、油圧により変速動作を行っており、
その油圧ポンプからの油流量を、エンジン回転数が所定
回転数以上ではほぼ一定に制御するように流量制御弁を
設けている。
【０００３】この流量制御弁として、図９、図１０のよ
うに油圧ポンプ１の吐出側に配設されると共に、そのス
プール２の端面に所定口径の制御絞り３が設けられたも
のがある。
うに油圧ポンプ１の吐出側に配設されると共に、そのス
プール２の端面に所定口径の制御絞り３が設けられたも
のがある。
【０００４】これは、エンジンの回転が低く、油圧ポン
プ１の吐出量が比較的少ないときには、油圧ポンプ１か
らの油はスプール２の円筒部内から制御絞り３を通り、
吐出口４より自動変速機の油通路に送られる。
プ１の吐出量が比較的少ないときには、油圧ポンプ１か
らの油はスプール２の円筒部内から制御絞り３を通り、
吐出口４より自動変速機の油通路に送られる。
【０００５】エンジンの回転が上昇して油圧ポンプ１の
吐出量が増えて、スプール２の制御絞り３の前後の差圧
が大きくなると、スプリング５が縮みスプール２は図右
方向に変位して、油圧ポンプ１からの油の一部がスプー
ル２の側面に開けられたドレン穴６から流量コントロー
ルポート７へ流れ、油圧ポンプ１の吸込み側へ戻され
る。
吐出量が増えて、スプール２の制御絞り３の前後の差圧
が大きくなると、スプリング５が縮みスプール２は図右
方向に変位して、油圧ポンプ１からの油の一部がスプー
ル２の側面に開けられたドレン穴６から流量コントロー
ルポート７へ流れ、油圧ポンプ１の吸込み側へ戻され
る。
【０００６】このようにエンジンの回転が上昇すると、
油の一部を吸込み側へ戻すことで、自動変速機の油通路
に送られる油流量をほぼ一定にして、動力消費を軽減す
るようになっている（オートマチック・トランスアクス
ル 構造と整備 ＧＦ４Ａ−ＥＬ…マツダ株式会社 １
９９１年９月発行等参照）。
油の一部を吸込み側へ戻すことで、自動変速機の油通路
に送られる油流量をほぼ一定にして、動力消費を軽減す
るようになっている（オートマチック・トランスアクス
ル 構造と整備 ＧＦ４Ａ−ＥＬ…マツダ株式会社 １
９９１年９月発行等参照）。
【０００７】
【発明が解決しようとする課題】このような流量制御弁
にあっては、スプール２は制御絞り３の前後の差圧とス
プリング５のバネ力とドレン流量による流体力とが釣り
合う位置までストロークするが、ポンプ１の吐出量が大
きくなると、スプール２のストロークが大きくなりすぎ
て、図１１のようにドレン穴６の開通面積が減少して、
ドレン流量による流体力の作用する方向が逆転した状態
で釣り合ってしまうことがあった。
にあっては、スプール２は制御絞り３の前後の差圧とス
プリング５のバネ力とドレン流量による流体力とが釣り
合う位置までストロークするが、ポンプ１の吐出量が大
きくなると、スプール２のストロークが大きくなりすぎ
て、図１１のようにドレン穴６の開通面積が減少して、
ドレン流量による流体力の作用する方向が逆転した状態
で釣り合ってしまうことがあった。
【０００８】このため、エンジン回転の上昇時と低下時
等とで、流量特性にヒステリシスを生じることがあり、
要求流量が得られないことがあった。
等とで、流量特性にヒステリシスを生じることがあり、
要求流量が得られないことがあった。
【０００９】この発明は、このような問題点を解決する
ことを目的としている。
ことを目的としている。
【００１０】
【課題を解決するための手段】第１の発明は、スプール
に制御絞りを設け、スプールの変位に応じてスプールの
側面に開けたドレン穴からのドレン量を調整して制御絞
りを通過する流量を一定にするよう制御する自動変速機
用の流量制御弁において、スプールを一方向に変位させ
た際にドレン穴の開通面積が増加または減少から減少ま
たは増加に反転しない範囲にてスプールの変位量を規制
するストッパを設け、ストッパに制御絞りを通過した流
体をバルブ出口側へ導く開口を有する。
に制御絞りを設け、スプールの変位に応じてスプールの
側面に開けたドレン穴からのドレン量を調整して制御絞
りを通過する流量を一定にするよう制御する自動変速機
用の流量制御弁において、スプールを一方向に変位させ
た際にドレン穴の開通面積が増加または減少から減少ま
たは増加に反転しない範囲にてスプールの変位量を規制
するストッパを設け、ストッパに制御絞りを通過した流
体をバルブ出口側へ導く開口を有する。
【００１１】第２の発明は、第１の発明において、スト
ッパは、スプールとほぼ同径の円筒部を有して、円筒部
の先端がスプールの端面に設けた制御絞りの周囲に当接
すると共に、円筒部にバルブ出口側への開口を設けてい
る。
ッパは、スプールとほぼ同径の円筒部を有して、円筒部
の先端がスプールの端面に設けた制御絞りの周囲に当接
すると共に、円筒部にバルブ出口側への開口を設けてい
る。
【００１２】第３の発明は、第１の発明において、スプ
ールの端部を延長して円筒状のストッパを一体形成す
る。
ールの端部を延長して円筒状のストッパを一体形成す
る。
【００１３】第４の発明は、第１の発明において、スト
ッパはスナップリングからなり、スプールの端面の制御
絞りの周囲にバルブスプリングのガイドを設ける。
ッパはスナップリングからなり、スプールの端面の制御
絞りの周囲にバルブスプリングのガイドを設ける。
【００１４】
【作用】第１の発明では、流量が大きくなった場合、ス
プールの変位が大きくなりすぎてドレン穴の開通面積が
増加から減少に反転することが防止され、これにより要
求の流量特性が確保される。また、ストッパの開口によ
り、スプールの制御絞りを通過した流体がバルブ出口側
へ流出される。
プールの変位が大きくなりすぎてドレン穴の開通面積が
増加から減少に反転することが防止され、これにより要
求の流量特性が確保される。また、ストッパの開口によ
り、スプールの制御絞りを通過した流体がバルブ出口側
へ流出される。
【００１５】
【発明の実施の形態】図１は本発明の第１の実施の形態
であり、２０はバルブハウジング部、２１はバルブハウ
ジング部２０に形成されたバルブ孔、２２はバルブ孔２
１に摺動自由に収装されたスプールである。
であり、２０はバルブハウジング部、２１はバルブハウ
ジング部２０に形成されたバルブ孔、２２はバルブ孔２
１に摺動自由に収装されたスプールである。
【００１６】スプール２２は、円筒部に円周に沿って等
間隔に所定の大きさの複数のドレン穴２３が、その一端
に設けた前壁部２４の中央に所定口径の制御絞り２５が
形成され、その前壁部２４をバルブ孔２１の下流に向け
て収装される。
間隔に所定の大きさの複数のドレン穴２３が、その一端
に設けた前壁部２４の中央に所定口径の制御絞り２５が
形成され、その前壁部２４をバルブ孔２１の下流に向け
て収装される。
【００１７】バルブ孔２１は、上流部が油圧ポンプ（図
示しない）の吐出側に連通され、下流部にグルーブ２６
が形成され、そのグルーブ２６に自動変速機（図示しな
い）の油通路が連通される。
示しない）の吐出側に連通され、下流部にグルーブ２６
が形成され、そのグルーブ２６に自動変速機（図示しな
い）の油通路が連通される。
【００１８】バルブ孔２１には、スプール２２のドレン
穴２３に対応して、所定の位置につまりスプール２２が
初期位置（図１の位置）にあるときのドレン穴２３から
いくらか下流位置にグルーブ２７が形成され、そのグル
ーブ２７に油圧ポンプの吸込み側へ通じる流量コントロ
ールポートが連通される。
穴２３に対応して、所定の位置につまりスプール２２が
初期位置（図１の位置）にあるときのドレン穴２３から
いくらか下流位置にグルーブ２７が形成され、そのグル
ーブ２７に油圧ポンプの吸込み側へ通じる流量コントロ
ールポートが連通される。
【００１９】バルブ孔２１のスプール２２の下流には、
スプール２２の変位量を規制するストッパ２８が収装さ
れる。ストッパ２８は、スプール２２とほぼ同径に形成
された円筒部２９の内側にスプール２２を初期位置に付
勢する所定のバネ力のスプリング３０が収装され、円筒
部２９の基端３１側に図２のように円周に沿って等間隔
に前記グルーブ２６とほぼ同幅の複数の開口３２が形成
される。
スプール２２の変位量を規制するストッパ２８が収装さ
れる。ストッパ２８は、スプール２２とほぼ同径に形成
された円筒部２９の内側にスプール２２を初期位置に付
勢する所定のバネ力のスプリング３０が収装され、円筒
部２９の基端３１側に図２のように円周に沿って等間隔
に前記グルーブ２６とほぼ同幅の複数の開口３２が形成
される。
【００２０】ストッパ２８の長さは、スプール２２を一
方向に変位させた際にドレン穴２３のグルーブ２７との
開通面積が増加または減少から減少または増加に反転し
ない範囲にて、この場合スプール２２を初期位置からバ
ルブ孔２１の下流に変位させた場合に、図４のようにド
レン穴２３のグルーブ２７との開通面積が最大になる位
置にて、円筒部２９の先端にスプール２２が当接してそ
の変位が規制されるように定められる。
方向に変位させた際にドレン穴２３のグルーブ２７との
開通面積が増加または減少から減少または増加に反転し
ない範囲にて、この場合スプール２２を初期位置からバ
ルブ孔２１の下流に変位させた場合に、図４のようにド
レン穴２３のグルーブ２７との開通面積が最大になる位
置にて、円筒部２９の先端にスプール２２が当接してそ
の変位が規制されるように定められる。
【００２１】なお、ストッパ２８は、基端３１がバルブ
孔２１を塞ぐプラグ３３に当接され、位置決めされる。
孔２１を塞ぐプラグ３３に当接され、位置決めされる。
【００２２】このような構成により、油圧ポンプの吐出
量が比較的少ないときには、バルブ孔２１の上流部から
流入した油は、スプール２２の円筒部内から前壁部２４
の制御絞り２５を通り、ストッパ２８の円筒部２９の内
側からその円筒部２９の開口３２を介して出口側のグル
ーブ２６に流出し、自動変速機の油通路に送られる。
量が比較的少ないときには、バルブ孔２１の上流部から
流入した油は、スプール２２の円筒部内から前壁部２４
の制御絞り２５を通り、ストッパ２８の円筒部２９の内
側からその円筒部２９の開口３２を介して出口側のグル
ーブ２６に流出し、自動変速機の油通路に送られる。
【００２３】油圧ポンプの吐出量が増加して、スプール
２２の制御絞り２５の前後の差圧が大きくなると、スプ
ール２２がスプリング３０に抗して図３のように変位し
て、ドレン穴２３がグルーブ２７につながり、バルブ孔
２１の上流部から流入した油は、所定量がスプール２２
の制御絞り２５を通り、ストッパ２８の円筒部２９、開
口３２、出口側のグルーブ２６を経て、自動変速機の油
通路に送られると共に、スプール２２の円筒部内から一
部がドレン穴２３、グルーブ２７を通って流量コントロ
ールポートへ流れ、油圧ポンプの吸込み側へ戻される。
２２の制御絞り２５の前後の差圧が大きくなると、スプ
ール２２がスプリング３０に抗して図３のように変位し
て、ドレン穴２３がグルーブ２７につながり、バルブ孔
２１の上流部から流入した油は、所定量がスプール２２
の制御絞り２５を通り、ストッパ２８の円筒部２９、開
口３２、出口側のグルーブ２６を経て、自動変速機の油
通路に送られると共に、スプール２２の円筒部内から一
部がドレン穴２３、グルーブ２７を通って流量コントロ
ールポートへ流れ、油圧ポンプの吸込み側へ戻される。
【００２４】油圧ポンプの吐出量が大きくなり、スプー
ル２２の変位が大きくなって、図４のようにドレン穴２
３とグルーブ２７の開通面積が最大になると、スプール
２２がストッパ２８に当接してスプール２２の変位が規
制される。
ル２２の変位が大きくなって、図４のようにドレン穴２
３とグルーブ２７の開通面積が最大になると、スプール
２２がストッパ２８に当接してスプール２２の変位が規
制される。
【００２５】このため、油圧ポンプの吐出量が大きくな
ったときに、スプール２２が大きく変位しすぎて、ドレ
ン穴２３とグルーブ２７の開通面積が減少側に反転する
ようなことはない。
ったときに、スプール２２が大きく変位しすぎて、ドレ
ン穴２３とグルーブ２７の開通面積が減少側に反転する
ようなことはない。
【００２６】一方、油圧ポンプの吐出量が減少すると、
スプール２２の制御絞り２５の前後の差圧が減少して、
スプール２２が後退して、ドレン穴２３とグルーブ２７
の開通面積が減少される。
スプール２２の制御絞り２５の前後の差圧が減少して、
スプール２２が後退して、ドレン穴２３とグルーブ２７
の開通面積が減少される。
【００２７】この際、ドレン穴２３とグルーブ２７の開
通面積が増加側に反転するようなことはない。
通面積が増加側に反転するようなことはない。
【００２８】したがって、油圧ポンプから自動変速機の
油通路に所定の油流量を送ることができると共に、油圧
ポンプの吐出量が増加するときと減少するときとで、流
量特性にヒステリシスを生じることがなく、図５のよう
に要求の流量特性を得ることができる。
油通路に所定の油流量を送ることができると共に、油圧
ポンプの吐出量が増加するときと減少するときとで、流
量特性にヒステリシスを生じることがなく、図５のよう
に要求の流量特性を得ることができる。
【００２９】また、ストッパ２８のスプール２２とほぼ
同径の円筒部２９の先端がスプール２２に当接すると共
に、その円筒部２９に円周に沿って等間隔にバルブ出口
側のグルーブ２６につながる開口３２を設けているの
で、制御絞り２５の流れに影響することなく、自動変速
機の油通路に所定の油流量をスムーズに送ることができ
る。
同径の円筒部２９の先端がスプール２２に当接すると共
に、その円筒部２９に円周に沿って等間隔にバルブ出口
側のグルーブ２６につながる開口３２を設けているの
で、制御絞り２５の流れに影響することなく、自動変速
機の油通路に所定の油流量をスムーズに送ることができ
る。
【００３０】図６は別の実施の形態を示し、スプール４
０の端部を延長して円筒状のストッパ４１を一体形成し
たものである。
０の端部を延長して円筒状のストッパ４１を一体形成し
たものである。
【００３１】スプール４０の変位がそれほど大きくない
ときは、スプール４０の制御絞り２５を通った油は、ス
トッパ４１の円筒部４２の内側から、その円筒部４２の
先端の開口および円筒部４２の円周に複数形成された開
口４３を介して出口側のグルーブ２６に流出し、自動変
速機の油通路に送られる。
ときは、スプール４０の制御絞り２５を通った油は、ス
トッパ４１の円筒部４２の内側から、その円筒部４２の
先端の開口および円筒部４２の円周に複数形成された開
口４３を介して出口側のグルーブ２６に流出し、自動変
速機の油通路に送られる。
【００３２】油圧ポンプの吐出量が大きくなり、スプー
ル４０の変位が大きくなって、図７のようにドレン穴２
３とグルーブ２７の開通面積が最大になると、スプール
４０と一体のストッパ４１がバルブ孔２１を塞ぐプラグ
３３に当接してスプール４０の変位が規制される。
ル４０の変位が大きくなって、図７のようにドレン穴２
３とグルーブ２７の開通面積が最大になると、スプール
４０と一体のストッパ４１がバルブ孔２１を塞ぐプラグ
３３に当接してスプール４０の変位が規制される。
【００３３】この場合、部品点数を減らすことができ
る。
る。
【００３４】図８は別の実施の形態を示し、ストッパに
スナップリング５０を用いたものである。この場合、ス
プール５１の制御絞り２５の周囲、およびバルブ孔２１
を塞ぐプラグ３３にスプリング３０のガイド５２を設け
る。
スナップリング５０を用いたものである。この場合、ス
プール５１の制御絞り２５の周囲、およびバルブ孔２１
を塞ぐプラグ３３にスプリング３０のガイド５２を設け
る。
【００３５】これによれば、ストッパの重量が減少す
る。
る。
【００３６】
【発明の効果】以上のように第１の発明によれば、流体
をスムーズに送ることができ、ヒステリシスを生じない
要求の流量特性を確保できる。
をスムーズに送ることができ、ヒステリシスを生じない
要求の流量特性を確保できる。
【００３７】第２の発明によれば、制御絞りを通る流れ
に影響を及ぼすことを防止できる。
に影響を及ぼすことを防止できる。
【００３８】第３の発明によれば、部品点数を減少でき
る。
る。
【００３９】第４の発明によれば、重量を減少できる。
【図１】第１の実施の形態を示す断面図である。
【図２】ストッパ部分の断面図である。
【図３】動作状態を示す説明図である。
【図４】動作状態を示す説明図である。
【図５】流量特性図である。
【図６】第２の実施の形態を示す断面図である。
【図７】動作状態を示す説明図である。
【図８】第３の実施の形態を示す断面図である。
【図９】従来の油圧ポンプ部の正面図である。
【図１０】従来の流量制御弁の断面図である。
【図１１】従来の動作状態を示す説明図である。
２０ バルブハウジング部 ２１ バルブ孔 ２２ スプール ２３ ドレン穴 ２５ 制御絞り ２６，２７ グルーブ ２８ ストッパ ２９ 円筒部 ３０ スプリング ３２ 開口 ３３ プラグ ４０ スプール ４１ ストッパ ４２ 円筒部 ４３ 開口 ５０ スナップリング ５１ スプール ５２ ガイド
Claims (4)
- 【請求項１】 スプールに制御絞りを設け、スプールの
変位に応じてスプールの側面に開けたドレン穴からのド
レン量を調整して制御絞りを通過する流量を一定にする
よう制御する自動変速機用の流量制御弁であって、スプ
ールを一方向に変位させた際にドレン穴の開通面積が増
加または減少から減少または増加に反転しない範囲にて
スプールの変位量を規制するストッパを設け、ストッパ
に制御絞りを通過した流体をバルブ出口側へ導く開口を
有していることを特徴とする自動変速機用の流量制御
弁。 - 【請求項２】 ストッパは、スプールとほぼ同径の円筒
部を有して、円筒部の先端がスプールの端面に設けた制
御絞りの周囲に当接すると共に、円筒部にバルブ出口側
への開口を設けている請求項１に記載の自動変速機用の
流量制御弁。 - 【請求項３】 スプールの端部を延長して円筒状のスト
ッパを一体形成した請求項１に記載の自動変速機用の流
量制御弁。 - 【請求項４】 ストッパはスナップリングからなり、ス
プールの端面の制御絞りの周囲にバルブスプリングのガ
イドを設けた請求項１に記載の自動変速機用の流量制御
弁。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15226396A JPH102415A (ja) | 1996-06-13 | 1996-06-13 | 自動変速機用の流量制御弁 |
| US08/867,759 US5908367A (en) | 1996-06-13 | 1997-06-03 | Flow rate control valve and continuously variable automatic transmission provided with same |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15226396A JPH102415A (ja) | 1996-06-13 | 1996-06-13 | 自動変速機用の流量制御弁 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
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