JPH10229135A - 半導体装置及びその製造方法 - Google Patents

半導体装置及びその製造方法

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JPH10229135A
JPH10229135A JP9030975A JP3097597A JPH10229135A JP H10229135 A JPH10229135 A JP H10229135A JP 9030975 A JP9030975 A JP 9030975A JP 3097597 A JP3097597 A JP 3097597A JP H10229135 A JPH10229135 A JP H10229135A
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film
insulating film
conductive
forming
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JP9030975A
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Masahiro Ishida
雅宏 石田
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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    • H10SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H10BELECTRONIC MEMORY DEVICES
    • H10B10/00Static random access memory [SRAM] devices
    • HELECTRICITY
    • H10SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H10BELECTRONIC MEMORY DEVICES
    • H10B10/00Static random access memory [SRAM] devices
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    • H10B10/125Static random access memory [SRAM] devices comprising a MOSFET load element the MOSFET being a thin film transistor [TFT]
    • HELECTRICITY
    • H10SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H10BELECTRONIC MEMORY DEVICES
    • H10B10/00Static random access memory [SRAM] devices
    • H10B10/15Static random access memory [SRAM] devices comprising a resistor load element

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  • Thin Film Transistor (AREA)
  • Internal Circuitry In Semiconductor Integrated Circuit Devices (AREA)
  • Semiconductor Integrated Circuits (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 半導体装置の製造のためのマスクの重ね合せ
余裕を不要とし、かつ工数を減らす。 【解決手段】 半導体基板の上に互いに絶縁膜を挟んで
複数の導電層を形成し、これら導電層のうち少なくとも
二つの導電層を同時に同一の平面形状にパターニングす
る。また、複数の導電層のうち選択された導電層を絶縁
膜に開孔した接続孔によって半導体基板に接続する。ま
た、複数の導電層のうち選択された導電層により高抵抗
素子、容量素子、又は薄膜トランジスタを形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、半導体装置及び
その製造方法に関し、さらに詳しくは、複数のトランジ
スタと、複数の負荷素子もしくは容量素子を有する半導
体装置及びその製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の半導体装置としてスタティック型
ランダムアクセスメモリ(以下SRAMと略す。)を例
にとって説明する。従来のフリップフロップ形SRAM
メモリセルは、たとえば、特公平7−112014号公
報やIEDM’88に載せられた論文“ A 25μ
2,New poly−Si PMOS Load(PP
L)SRAM Cell Having Excelle
nt Soft Error Immunity ”(T.
Yamanaka,T.Hashimoto, et
c)に記載されているように2つの負荷素子と4つのN
チャネルMOSトランジスタとで構成されている。
【0003】すなわち、図75にその等価回路を示すよ
うに、1対のドライバMOSトランジスタT1,T2の
各ドレインDが他方のMOSトランジスタのゲート電極
Gに接続され、各々のドレインDには負荷素子、例え
ば、高抵抗ポリシリコンからなる負荷抵抗R1,R2が
接続され、MOSトランジスタT1,T2のソースSは
所定の電位、例えば接地電位に固定され、負荷抵抗R
1,R2の他端には、電源電圧Vccが印加されて、M
OSトランジスタT1,T2、負荷抵抗R1,R2から
なるフリップフロップ回路に微少な電流を供給してい
る。さらに、このフリップフロップ回路の蓄積ノードN
1、N2には、アクセスMOSトランジスタT3,T4
が接続されている。以上の4つのMOSトランジスタT
1〜T4と2つの負荷素子R1,R2により1ビットの
セルが構成されている。尚、10aはワード線、50
a,50bはビット線を示す。図中のその他の符号は、
後に構造及び製造方法で説明する符号であり、回路と構
造との対応をとったものである。
【0004】図76は、負荷素子として薄膜トランジス
タ(TFT:Thin Film Transistor、以下必要に応じ
TFTと略称する)を用いた場合のSRAMのフリップ
フロップ回路の等価回路を示す。このように負荷素子に
は、一般的に高抵抗ポリシリコンや薄膜トランジスタが
用いられている。
【0005】次に、図77〜図81及び図82〜図86
を用いて、従来技術をより詳細に説明する。図77〜図
81は、図75に示した高抵抗負荷型の従来のSRAM
の1ビット分の構造及び製造方法を説明するための図で
あり、図77〜図80は各階層ごとの、また各工程ごと
の1ビット分の平面レイアウト図を示すもので、図81
は図77〜図80のY1−Y2線での断面図である。図
77は第1層目の導電膜であるゲート電極を含むアクセ
スMOSトランジスタ及びドライバMOSトランジスタ
の平面レイアウト図、図78は多結晶シリコンの一部に
形成された高抵抗ポリシリコンを含む第2層目の導電膜
の平面レイアウト図、図79は第3層目の導電膜の平面
レイアウト図、図80は第4層目の導電膜であるアルミ
ニウム配線の平面レイアウト図である。
【0006】図77において第1層目の導電膜であるワ
ード線10aはアクセスMOSトランジスタT3,T4
の共通ゲートとなっている。アクセスMOSトランジス
タT3,T4のドレイン拡散層6a,6bは、図79及
び図81に示すように接続孔21a,21bを通して第
3層目の導電膜30a,30bに接続され、さらに図8
0及び図81に示すように接続孔42a,42bを通し
て第4層目の導電膜であるアルミニウム配線などのビッ
ト線50a,50bに接続されている。さらに、アクセ
スMOSトランジスタT3,T4のソース6c,6dに
は、それぞれ接続孔5a,5cを通してドライバMOS
トランジスタT2,T1のゲート電極10b,10cが
直接に接続されている。また、ドライバMOSトランジ
スタT1,T2の各ソースは、図79に示すように接続
孔21c、21dを通して第3層目の導電膜30cによ
って接続されている。第3層目の導電膜30cはメモリ
内の全てのドライバMOSトランジスタのソースに接地
電位Vssを供給している。
【0007】アクセスMOSトランジスタT3,T4の
ソース拡散層6c,6dは、図78に示すようにそれぞ
れ接続孔12a,12bを介して低抵抗多結晶シリコン
20a,20bに接続され、さらに高抵抗部20R1,
20R2へと通じている。また、図78に示すように、
第2層目の導電膜20cはメモリ内への電源電圧Vcc
の供給線であり、高抵抗素子R1,R2に電源電圧を供
給している。
【0008】次に、図82〜図86は、図76に示した
TFT負荷型の従来のSRAMの1ビット分の構造及び
製造方法を説明するための図であり、図82〜図85は
各階層ごとの、また各工程ごとの1ビット分の平面レイ
アウト図を示すもので、図86は図82〜図85のY1
−Y2線での断面図である。図82は第1層目の導電膜
であるゲート電極を含むアクセスMOSトランジスタ及
びドライバMOSトランジスタの平面レイアウト図、図
83は第2層目の導電膜であるTFTの下部ゲート電極
の平面レイアウト図、図84は第3層目の導電膜である
TFTのチャネル層の平面レイアウト図、図85は第5
層目の導電膜であるアルミニウム配線の平面レイアウト
図である。
【0009】図82において、ワード線10aはアクセ
スMOSトランジスタT3,T4の共通ゲートとなって
いる。MOSトランジスタT4のドレイン拡散層6b
は、図86及び図85に示すように接続孔32bを通し
て第4層目の導電膜40bに接続され、さらに接続孔4
1bを介して第5層目の導電膜であるアルミニウム配線
などのビット線50a,50bに接続されている。同様
にMOSトランジスタT3のドレイン拡散層6aは、接
続孔32aを通して第4層目の導電膜40aに接続さ
れ、さらに接続孔41aを介して第5層目の導電膜であ
るアルミニウム配線などのビット線50a,50bに接
続されている。
【0010】さらに、MOSトランジスタT3,T4の
ソース6c,6dは、図82及び図86に示すように、
それぞれ接続孔5a,5cを通してドライバMOSトラ
ンジスタT2,T1のゲート電極10b,l0cに直接
に接続されている。また、ドライバMOSトランジスタ
T1,T2のソースは、図82に示すように、拡散領域
で互いに接続されている。第1層目の導電膜10dはメ
モリ内の全てのドライバMOSトランジスタのソースに
接地電位Vssを供給している。
【0011】負荷素子となるTFT:T5,T6は、図
83及び図86に示すように、第2層目の導電膜である
多結晶シリコンで形成された下部ゲート電極20a,2
0bと、図86に示すように第2層目の絶縁膜21で形
成されたゲート酸化膜と、図84及び図86に示すよう
に第3層目の導電膜である多結晶シリコン30a,30
bで形成されたチャネルにより構成されている。
【0012】図86及び図82〜図85に示すように、
アクセスMOSトランジスタT3,T4のソース拡散層
であるノードN1,N2は、それぞれ接続孔12a,2
1aにより、また接続孔12b,21bにより第3層目
の導電膜であるチャネル層30a,30bに接続されて
いる。チャネル層30a,30bの両端は、低抵抗多結
晶シリコンになっており、他端の低抵抗多結晶シリコン
層は、電源電圧Vccの供給線となっている。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】上記のような従来の構
造のSRAMメモリセルにおいては、次のような問題点
があった。負荷素子に用いる高抵抗ポリシリコンやTF
Tをメモリセル上に積層構造で形成する場合、これらを
ドライバMOSトランジスタT1,T2のゲート電極1
0b,10cに接続孔5a,5bを通して直接接続す
る。この場合、接続孔5a,5bとドライバMOSトラ
ンジスタT1,T2のゲート電極10b,10cの間、
ドライバMOSトランジスタT1,T2のゲート電極1
0b,10cと接続孔12a、12bの間、また接続孔
12a、12bと負荷素子との間で、それぞれ写真製版
のマスクずれや、エッチングによる寸法の増加(以下C
Dゲインと略す)や寸法の減少(以下CDロスと略す)
が生じる。このため、セルレイアウトを行うに際して
は、充分な重ね合せ余裕を確保する必要があり、従来型
のメモリセルでは、この重ね合せ余裕がメモリチップ全
体の面積を増加させるという問題があった。
【0014】また、メモリチップの封止に用いるセラミ
ック材料やレジン材料及び配線材料の中に徴量に含まれ
ているウラニウム(U)や、トリウム(Th)が崩壊す
るときにα線が発生する。このα線がチップ中に突入す
ると、α線の飛程に沿って電子−正孔対が発生し、蓄積
ノードN1,N2に蓄えられた電荷に混入して、蓄積ノ
ードN1,N2の電位を変動させ、この結果、メモリセ
ルの情報が破壊される。これがソフトエラーと呼ばれる
現象である。また最近では、宇宙α線によるソフトエラ
ーも問題となっている。宇宙α線が大気と衝突すると中
性子が発生する。この中性子がチップ中に突入してSi
の原子核と衝突する。衝突すると陽子、α粒子、重イオ
ンなどの荷電粒子が発生するとともに、Siの原子核が
動く。このため、大量の電荷が発生し、蓄積ノードN
1,N2に蓄えられた電荷に混入して、蓄積ノードN
1,N2の電位を変動させ、メモリセルの情報を破壊す
る。従来のSRAMメモリセルでは、ドライバMOSト
ランジスタT1,T2のドレイン領域のn+拡散層とp
形シリコン基板との間に形成されるP−N接合容量や、
ゲート酸化膜や層間絶縁膜などの絶縁膜容量により、α
線や中性子による電荷消失を補うだけの電荷が蓄積でき
た。ところがメモリセルの面積が縮小されると、α線や
中性子による電荷消失を補うには蓄積電荷が不十分にな
る。従って、従来のSRAMメモリセル構造では、微細
化するとソフトエラー率が増加し、メモリの信頼性が著
しく低下するという問題があった。
【0015】また、負荷素子に用いる高抵抗ポシリコン
やTFTをメモリセル上に積層構造で形成する場合、各
層形成ごとに写真製版、エッチングを行っていた。この
ため、工程数が増加し、そのため、製品歩留りが低下す
るいう問題があった。この発明の目的は、上述したよう
な従来技術における問題点を解決し、所要面積が小さ
く、ソフトエラーの耐性が高く、従来よりも製造工程の
短い半導体装置及びその製造方法を提供しようとするも
のである。
【0016】
【課題を解決するための手段】この発明の半導体装置
は、半導体基板の主面に接して形成された下地絶縁膜
と、この下地絶縁膜の上に互いに絶縁膜を挟んで形成さ
れた複数の導電膜を備え、上記複数の導電膜のうち隣接
する少なくとも二つの導電膜を絶縁膜に開孔された接続
孔によって接続するとともに同一の平面形状に形成した
ことを特徴とするものである。
【0017】また、この発明の半導体装置は、上記複数
の導電膜のうち上記下地絶縁膜に接して形成された導電
膜を上記下地絶縁膜に開孔した接続孔によって上記半導
体基板に接続したことを特徴とするものである。また、
この発明の半導体装置は、上記複数の導電膜のうち少な
とも一つの導電膜に高抵抗領域を形成したことを特徴と
するものである。
【0018】また、この発明の半導体装置は、上記複数
の導電膜のうちの少なくとも一つの導電膜との間に絶縁
膜を挟んで形成された他の導電膜を備え、上記一つの導
電膜と上記他の導電膜とにより薄膜トランジスタを形成
したことを特徴とするものである。また、この発明の半
導体装置は、上記一つの導電膜により上記薄膜トランジ
スタのゲート電極を形成し、上記他の導電膜により上記
薄膜トランジスタのチャネルを形成したことを特徴とす
るものである。
【0019】また、この発明の半導体装置は、上記一つ
の導電膜により上記薄膜トランジスタのチャネルを形成
し、上記他の導電膜により上記薄膜トランジスタのゲー
ト電極を形成したことを特徴とするものである。また、
この発明の半導体装置は、上記他の導電膜を上記一つの
導電膜との間に絶縁膜を介して挟むように形成しかつ上
記一つの導電膜に接続した更に他の導電膜を備えたこと
を特徴とするものである。
【0020】また、この発明の半導体装置は、上記他の
導電膜により薄膜トランジスタのチャネルを形成し、上
記一つの導電膜とこれに接続した上記更に他の導電膜と
により上記薄膜トランジスタの二重ゲート電極を形成し
たことを特徴とするものである。また、この発明の半導
体装置は、上記他の導電膜と上記更に他の導電膜とを同
一の平面形状に形成したことを特徴とするものである。
【0021】また、この発明の半導体装置は、半導体基
板の主面に下地絶縁膜を挟んで形成した表面導電膜と、
この表面導電膜の上に互いに絶縁膜を挟んで形成した複
数の導電膜を備え、上記複数の導電膜のうち少なくとも
2つの導電膜を同一の平面形状に形成し、かつその一方
の導電膜と上記表面導電膜とを絶縁膜に開孔した接続孔
によって接続したことを特徴とするものである。また、
この発明の半導体装置は、上記表面導電膜を上記下地絶
縁膜に開孔した接続孔によって上記半導体基板に接続し
たことを特徴とするものである。また、この発明の半導
体装置は、上記複数の導電膜のうち少なとも一つの導電
膜に高抵抗領域を形成したことを特徴とするものであ
る。
【0022】また、この発明の半導体装置は、上記二つ
の導電膜のうちの上記一方の導電膜により薄膜トランジ
スタのゲート電極を形成し、上記2つの導電膜のうちの
他方の導電膜により上記薄膜トランジスタのチャネルを
形成したことを特徴とするものである。また、この発明
の半導体装置は、上記二つの導電膜のうちの他方の導電
膜を絶縁膜を介して上記一方の導電膜との間に挟むよう
に形成されかつ上記一方の導電膜に接続された更に他の
導電膜を備えたことを特徴とするものである。
【0023】また、この発明の半導体装置は、上記二つ
の導電膜のうちの他方の導電膜により薄膜トランジスタ
のチャネルを形成し、上記一方の導電膜とこれに接続さ
れた上記更に他の導電膜とにより上記薄膜トランジスタ
の二重ゲート電極を形成したことを特徴とするものであ
る。
【0024】次に、この発明の半導体装置の製造方法
は、半導体基板の下地絶縁膜の上に第1の導電膜を形成
する工程と、上記第1の導電膜の上に第1の絶縁膜を形
成する工程と、少なくとも上記第1の絶縁膜及び上記第
1の導電膜を貫く開孔を形成する工程と、上記開孔を含
む上記第1の絶縁膜の上に第2の導電膜を形成する工程
と、上記第2の導電膜、上記第1の絶縁膜及び上記第1
の導電膜を同一の平面形状にパターニングする工程と含
むことを特徴とするものである。
【0025】また、この発明の半導体装置の製造方法
は、半導体基板の主面に下地絶縁膜を形成する工程と、
上記下地絶縁膜の上に第1の導電膜を形成する工程と、
上記第1の導電膜の上に第1の絶縁膜を形成する工程
と、上記第1の絶縁膜、上記第1の導電膜、及び上記下
地絶縁膜を貫く開孔を形成する工程と、上記開孔を含み
上記第1の絶縁膜の上に第2の導電膜を形成する工程
と、上記第2の導電膜、上記第1の絶縁膜、上記第1の
導電膜、及び上記下地絶縁膜を同一の平面形状にパター
ニングする工程とを含むことを特徴とするものである。
【0026】また、この発明の半導体装置の製造方法
は、半導体基板の主面に下地絶縁膜を形成する工程と、
上記下地絶縁膜の上に第1の導電膜を形成する工程と、
上記第1の導電膜の上に第1の絶縁膜を形成する工程
と、上記第1の絶縁膜、上記第1の導電膜、及び上記下
地絶縁膜を貫く開孔を形成する工程と、上記開孔を含み
上記第1の絶縁膜の上に第2の導電膜を形成する工程
と、上記第2の導電膜の上に第2の絶縁膜を形成する工
程と、上記第2の絶縁膜の上に第3の導電膜を形成する
工程と、上記開孔を含むように上記第3の導電膜、上記
第2の絶縁膜、上記第2の導電膜、上記第1の絶縁膜、
及び上記第1の導電膜を同一の平面形状にパターニング
する工程とを含むことを特徴とするものである。
【0027】また、この発明の半導体装置の製造方法
は、半導体基板の主面に下地絶縁膜を形成する工程と、
上記下地絶縁膜に下地開孔を形成する工程と、上記下地
開孔を含む上記下地絶縁膜の上に第1の導電膜を形成す
る工程と、上記第1の導電膜をパターニングする工程
と、上記第1の導電膜及び上記下地絶縁膜の上に第1の
絶縁膜を形成する工程と、上記第1の絶縁膜に第1の開
孔を形成する工程と、上記第1の開孔を含む上記第1の
絶縁膜の上に第2の導電膜を形成する工程と、上記第2
の導電膜の上に第2の絶縁膜を形成する工程と、上記第
2の絶縁膜の上に第3の導電膜を形成する工程と、上記
第3の導電膜、上記第2の絶縁膜、及び上記第2の導電
膜を同一の平面形状にパターニングする工程とを含むこ
とを特徴とするものである。
【0028】また、この発明の半導体装置の製造方法
は、半導体基板の主面に下地絶縁膜を形成する工程と、
上記下地絶縁膜に下地開孔を形成する工程と、上記下地
開孔を含む上記下地絶縁膜の上に第1の導電膜を形成す
る工程と、上記第1の導電膜をパターニングする工程
と、上記第1の導電膜及び上記下地絶縁膜の上に第1の
絶縁膜を形成する工程と、上記第1の絶縁膜に第1の開
孔を形成する工程と、上記第1の開孔を含む上記第1の
絶縁膜の上に第2の導電膜を形成する工程と、上記第2
の導電膜をパターニングする工程と、上記第2の導電膜
及び上記第1の絶縁層の上に第2の絶縁膜を形成する工
程と、上記第2の絶縁膜に第2の開孔を形成する工程
と、上記第2の開孔を含む上記第2の絶縁膜の上に第3
の導電膜を形成する工程と、上記第3の導電膜の上に第
3の絶縁膜を形成する工程と、上記第3の絶縁膜の上に
第4の導電膜を形成する工程と、上記第4の導電膜、上
記第3の絶縁膜、及び上記第3の導電膜を同一の平面形
状にパターニングする工程とを含むことを特徴とするも
のである。
【0029】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態による
半導体装置を、SRAMメモリセルを例にとって説明す
る。なお、各図において同一の符号は同一又は相当部分
を示す。 実施の形態1.この実施の形態1は、SRAMメモリセ
ルの負荷素子が高抵抗素子で構成され、かつMOSトラ
ンジスタのゲート電極と抵抗素子が同時に同一平面形状
に形成されていることに特徴がある。図1〜図10は、
実施の形態1のSRAMメモリセルの構造と製造方法を
説明するための図である。図1及び図2は、SRAMメ
モリセルの平面レイアウトを説明するための図であり、
図1は、第1層目の導電膜すなわちMOSトランジスタ
のゲート電極と、第2層目の導電膜すなわち高抵抗素子
の平面レイアウト図である。また、図2は、第3層目の
導電膜すなわちアルミニウム配線の平面レイアウト図で
ある。また、図3及び図4はそれぞれ図1及び図2の平
面レイアウト図のX1−X2、Y1−Y2線での断面を
示す図である。また、図5〜図9は、SRAMメモリセ
ルの製造方法を説明するための図であり、図1及び図2
の平面レイアウト図のX1−X2線の断面での製造工程
を示す図である。また、図10は、この実施の形態1の
SRAMの回路と構造との対応を説明するための図であ
る。
【0030】次に、この実施の形態1のメモリセルにつ
いて、図1〜図10を参照して製造方法について説明し
ながらあわせてその構造について説明する。先ず、図5
を参照して、比抵抗10Ω・cm(100)面のn型シ
リコン基板1内に不純物濃度1.0E15〜1.0E1
7/cm3のP形のウェル2(半導体基板の一部として
のウェル2。以下同じ。)をボロンのイオン打ち込みと
熱拡散法により形成する。次に、LOCOS法などによ
り厚さ100〜1000nmのシリコン酸化膜3a,3
b,3cを形成し、MOSトランジスタの形成領域を絶
縁分離する。次に、レジスト3’を施しホトリソグラフ
ィを用いて、シリコン酸化膜3bと3cの間で、後に形
成するアクセスMOSトランジスタT4のソース領域の
一部であって、第1層目の導電膜10cの下部領域とな
る部分のみに、砒素などのn型不純物のイオン打ち込み
を行ないn+領域を形成した後、レジスト3’を除去す
る。次に、図6を参照して、MOSトランジスタの能動
領域となる部分に厚さ10〜100nmのゲート酸化膜
4(下地絶縁膜)を形成する。
【0031】次に、図7を参照して、リンなどのn型不
純物を含む多結晶シリコン膜、金属シリサイド膜または
金属ポリサイド膜などの導電膜を用いた第1層目の導電
膜10(表面導電膜)を堆積し、さらに続けてSiO2
等からなる第1層目の層間絶縁膜11を厚さ100〜1
000nmに堆積する。次に、図8及び図1を参照し
て、ホトリソグラフィとエッチングにより第1層目の層
間絶縁膜11、第1層目の導電膜10、及びゲート酸化
膜4を同時開孔して、層間の接続孔12a,12bを形
成する。次に、多結晶シリコン膜等による第2層目の導
電膜20を堆積し、この導電膜20の表面にドーズ量
1.0E12〜1.0E13/cm3でリンなどのn型
不純物のイオン打ち込みを行う。
【0032】次に、図9及び図1を参照して、ホトリソ
グラフィとエッチングにより、接続孔12a,12bを
介した層間接続を含むように、第2層目の導電膜20、
第1層目の層間絶縁膜11及び第1層目の導電膜10を
同時にパターニングし、第1層目の導電膜10a,10
b,10c,10dならびに第2層目の導電膜20a,
20b,20c,20dを形成する。第1層目の導電膜
10aは、アクセスMOSトランジスタT3,T4に共
通のゲート電極かつワード線となり、導電膜10b,1
0cはそれぞれドライバMOSトランジスタT1,T2
のゲート電極となり、さらに導電膜10dは隣接したメ
モリセルのアクセスMOSトランジスタのゲート電極と
なるものである。第2層目の導電膜20a,20dは、
電源電位の供給線となり、導電膜20b,20cは抵抗
素子20R1及び20R2を形成する負荷回路となるた
めのものである。
【0033】次に、このようにパターニングしたものに
対して、ホトリソグラフィをマスクにして、ヒ素などの
n型不純物のイオン打ち込みにより、MOSトランジス
タT1〜T4のソース/ドレイン領域を形成すると同時
に、第2層目の導電膜20b,20cを抵抗素子20R
1及び20R2の部分を除き低抵抗に形成する。次に、
図3、図4及び図2を参照して、CVD法などにより、
SiO2などの絶縁膜41を厚さ100〜1000nm
に堆積する。続いて、絶縁膜41に、接続孔42a〜4
2eを開孔した後、第3層目の導電膜としてアルミニウ
ム配線50a〜50dを500〜2000nmの厚さに
形成する。アルミニウム配線50a,50bはビット線
となり、アルミニウム配線50cは電源電位供給線とな
り、アルミニウム配線50bは接地電位供給線となる。
【0034】このように形成されたメモリセルについ
て、図10のように回路が形成されることを構造と関連
づけて説明する。図10の回路図には、図1〜図9の構
造の符号に対応した符号が付してある。先ず、図1に示
すように、第1の導電膜10aは、アクセスMOSトラ
ンジスタT3,T4の共通のゲートとなり、かつワード
線となる。アクセスMOSトランジスタT3,T4のド
レイン拡散層6a,6bは、図2に示すように、それぞ
れ接続孔42a,42bを通してビット線のアルミニウ
ム配線50a,50bと接続されている。
【0035】アクセスMOSトランジスタT3のソース
6cは、図1に示すように拡散層でノードN1につなが
り、ノードN1は、図3に示すようにゲート酸化膜4が
一部エッチングされた孔12aを通して第1の導電膜1
0cと直接に接続され、これは延在してドライバMOS
トランジスタT2のゲートとなっている。また、ノード
N1は、接続孔12aを通して抵抗20R1と接続さ
れ、さらに抵抗20R1は接続孔42cを通して、第3
層目の導電膜である電源電位供給線50cに接続され
る。電源電位供給線50cは、他の接続孔42cを通し
てワード線10aの上にある電源電位供給線20aに接
続されている。電源電位供給線20aの電源電圧Vcc
から供給される微少電流は、高抵抗部20R1を通して
アクセスMOSトランジスタT3のソース拡散層6cに
流れる。
【0036】また、第2層目の導電膜20cは、第1層
目の導電膜10cと層間絶縁膜11により容量素子C1
を形成していて、蓄積ノードN1の拡散層6cに電荷を
供給することができる。また、ノードN1は、拡散層に
よりドライバMOSトランジスタT1のドレインと接続
している。
【0037】つぎに、アクセスMOSトランジスタT4
のソース6dは、拡散層によりノードN2につながり、
ノードN2は、ゲート酸化膜4が一部エッチングされた
孔12bを通して第1の導電膜10bと直接に接続さ
れ、これは延在してドライバMOSトランジスタT1の
ゲートとなっている。また、ノードN2は図4および図
1に示すように、抵抗20R2に接続し、抵抗20R2
は図2から判るように接続孔42eを通して電源電位供
給線50cに接続されている。また、ノードN2は、拡
散層によりドライバMOSトランジスタT2のドレイン
と接続している。
【0038】また、ドライバMOSトランジスタT1の
ソースSとドライバMOSトランジスタT2のソースS
とは図1に示すように拡散領域で連通しており、これは
図2から判るように接続孔42dを介して接地電位供給
線であるアルミニウム配線50dに接続されている。ア
ルミニウム配線50dは、接地電位Vssに固定されて
おり、記憶装置内のすべてのドライバMOSトランジス
タのソースに接続されている。以上のようにして、図1
0の回路が形成されている。
【0039】以上説明したように、この実施の形態1に
よれば、第2層目の導電膜20、第1層目の層間絶縁膜
11、及び第1層目の導電膜10を、必要な層間接続を
含むように同時にパターニングして同一の平面形状に形
成するため、従来必要であった重ね合せ余裕が不要とな
り、メモリセル寸法の縦方向、横方向の長さをそれぞれ
縮小することができる。
【0040】また、第1層目の層間絶縁膜11、第1層
目の導電膜10、及びゲート酸化膜4を同時開孔して、
接続孔12a,12bを形成した後、第2層目の導電膜
20として多結晶シリコン膜など導電膜を堆積し、第2
層目の導電膜20及び第1層目の導電膜10を蓄積ノー
ドN1,N2に接続しているため、第2層目の導電膜2
0、第1層目の層間絶縁膜11、及び第1層目の導電膜
10とで形成される容量素子C1,C2の静電容量をそ
れぞれ蓄積ノードN1,N2に接続できるために、α線
や中性子に対する耐性を大きくすることができる。
【0041】さらに、第2層目の導電膜20、第1層目
の層間絶縁膜11、及び第1層目の導電膜10を同時に
パターニングして形成するため、従来必要であったイオ
ン打ち込み工程、ホトリソグラフィ工程、エッチング工
程などの抵抗素子形成工程が不要となり、工程数を約1
5%以上削減することができる。
【0042】実施の形態2 この実施の形態2は、SRAMメモリセルの負荷素子が
下部ゲート構造のTFTで構成され、かつMOSトラン
ジスタのゲート電極とTFTの下部ゲート電極が同時に
同一の平面形状に形成されていることに特徴がある。図
11〜図22は、実施の形態2の半導体装置の一例とし
てSRAMメモリセルの構造と製造方法を説明するため
の図である。
【0043】図11〜図13は、SRAMメモリセルの
平面レイアウトを説明するための図であり、図11は第
1層目の導電膜すなわちMOSトランジスタのゲート電
極と、第2層目の導電膜すなわちTFTの下部ゲート電
極の平面レイアウト図である。図12は、第3層目の導
電膜すなわちTFTのチャネル層の平面レイアウト図で
ある。また、図13は、第4層目の導電膜すなわちアル
ミニウム配線の平面レイアウト図である。また、図14
及び図15はそれぞれ図11〜図13の平面レイアウト
図のX1−X2、Y1−Y2線での断面を示す図であ
る。また、図16〜図21は、SRAMメモリセルの製
造方法を説明するための図であり、図11〜図13の平
面レイアウト図のX1−X2線の断面での製造工程を示
す図である。また、図22は、この実施の形態2のSR
AMの回路と構造との対応を説明するための図である。
【0044】次に、この実施の形態2のメモリセルにつ
いて、図17〜図22を参照して製造方法について説明
しながらあわせてその構造について説明する。先ず、図
16を参照して、比抵抗10Ω・cm(100)面のn
型シリコン基板1内に不純物濃度1.0E15〜1.0
E17/cm3のP形のウェル2をボロンのイオン打ち
込みと熱拡散法により形成する。次に、LOCOS法な
どにより厚さ100〜1000nmのシリコン酸化膜3
a,3b,3cを形成し、MOSトランジスタの形成領
域を絶縁分離する。次に、レジスト3’を施し、ホトリ
ソグラフィを用いて、シリコン酸化膜3bと3cの間
で、後に形成するアクセスMOSトランジスタT4のソ
ース領域の一部であって、第1層目の導電膜10cの下
部領域となる部分のみに、砒素などのn型不純物のイオ
ン打ち込みを行ないn+領域を形成した後、レジスト
3’を除去する。次に、図17を参照して、MOSトラ
ンジスタの能動領域となる部分に厚さ10〜100nm
のゲート酸化膜4を形成する。
【0045】図18を参照して、次に、リンなどのn型
不純物を含む多結晶シリコン膜、金属シリサイド膜、ま
たは金属ポリサイド膜などの導電膜を用いた第1層目の
導電膜10を堆積し、さらに続けてSiO2等からなる
第1層目の層間絶縁膜11を厚さ100〜1000nm
に堆積する。
【0046】図19及び図11を参照して、次に、ホト
リソグラフィとエッチングにより第1層目の層間絶縁膜
11、第1層目の導電膜10、及びゲート酸化膜4を同
時開孔して、層間の接続孔12a,12bを形成する。
次に、多結晶シリコン膜等による第2層目の導電膜20
を堆積し、この導電膜20の表面にドーズ量1.0E1
2〜1.0E13/cm3でリンなどのn型不純物のイ
オン打ち込みを行う。
【0047】図20及び図11を参照して、次に、ホト
リソグラフィとエッチングにより、接続孔12a,12
bを介した層間接続を含むように、第2層目の導電膜2
0、第1層目の層間絶縁膜11、及び第1層目の導電膜
10を同時にパターニングして、第1層目の導電膜10
a,10b,10c,10dと第2層目の導電膜20
a,20b,20c,20dとを同一平面形状に形成す
る。第1層目の導電膜10aは、アクセスMOSトラン
ジスタT3,T4に共通のゲート電極かつワード線とな
り、導電膜10b,10cはそれぞれドライバMOSト
ランジスタT1,T2のゲート電極となり、さらに導電
膜10dは隣接したセルのアクセスMOSトランジスタ
のゲート電極となるものである。第2層目の導電膜20
b,20cはTFTの下部ゲート電極を形成するための
ものである。導電膜20a,20dは、後に形成する絶
縁膜を介して容量を形成する。
【0048】次に、このようにパターニングしたものに
対して、ホトリソグラフィをマスクにして、ヒ素などの
n型不純物のイオン打ち込みにより、MOSトランジス
タT1〜T4のソース/ドレイン領域を形成すると同時
に、第2層目の導電膜20a〜20dを低抵抗に形成す
る。
【0049】図21を参照して、次に、SiO2などの
第2層目の層間絶縁膜21を厚さ100〜1000nm
に堆積する。次に、図12を合わせ参照して、ホトリソ
グラフィとエッチングにより第2層目の層間絶縁膜21
を開孔して、層間の接続孔22a,22bを形成する。
なお、先に説明した接続孔12a,12bを接続孔22
a,22bで代用することも可能である。その場合、接
続孔12a,12bは不要となる。
【0050】次に、多結晶シリコン膜などによる第3層
目の導電膜30(30a,30bを含む)を堆積し、ホ
トリソグラフィとエッチングによりTFTのチャネルと
なり、かつ電源電圧Vccの給電用配線となる第3層目
の導電膜30a,30bを形成する。次に、この導電膜
30a,30bの表面にドーズ量1.0E12〜1.0
E13/cm3でボロンなどのp型不純物のイオン打ち
込みを行いTFTのチャネル領域を形成する。次にホト
リソグラフィをマスクにして、ボロンなどのp型不純物
を1.0E14〜1.0E15/cm2イオン打ち込み
し、TFT:T5,T6のソース/ドレイン、及び電源
電圧Vccの給電用配線部の低抵抗領域を形成する。
【0051】次に、図14及び図15を参照して、CV
D法などにより、SiO2などの絶縁膜41を厚さ10
0〜1000nmに堆積する。続いて、図13を合わせ
参照して、絶縁膜41に層間の接続孔42a,42b,
42cを開孔した後、第4層目の導電膜としてアルミニ
ウム配線50a,50b,50cを500〜2000n
mの厚さに形成する。アルミニウム配線50a,50b
は、ビット線となり、アルミニウム配線50cは接地電
位供給線となる。
【0052】このように形成されたメモリセルについ
て、図22のように回路が形成されることを構造と関連
づけて説明する。図22の回路図には、図11〜図21
の構造の符号に対応した符号が付してある。先ず、図1
1に示すように、第1の導電膜10aは、アクセスMO
SトランジスタT3,T4の共通のゲートとなり、かつ
ワード線となる。アクセスMOSトランジスタT3,T
4のドレイン拡散層6a,6bは、図13に示すよう
に、それぞれ接続孔42a、42bを通してビット線の
アルミニウム配線50a,50bと接続されている。
【0053】アクセスMOSトランジスタT3のソース
6cは、図11に示すように拡散層でノードN1につな
がり、ノードN1はゲート酸化膜4が一部エッチングさ
れた孔12aを通して第1の導電膜10cと直接に接続
され、これは延在してドライバMOSトランジスタT2
のゲートとなっている。また、ノードN1は、図14及
び図12に示すように、接続孔12aを通してTFTの
チャネル領域となる第3の導電膜30bと接続され、こ
の第3の導電膜30bの他端は電源電位供給線となって
いる。さらに、さらに、ノードN1は、図11に示すよ
うに拡散層によりライバMOSトランジスタT1のドレ
インと接続している。
【0054】つぎに、アクセスMOSトランジスタT4
のソース6dは、図11に示すように拡散層によりノー
ドN2につながり、ノードN2はゲート酸化膜4が一部
エッチングされた孔12bを通して第1の導電膜10b
と直接に接続され、これがドライバMOSトランジスタ
T1のゲートとなっている。また、ノードN2は図15
及び図12に示すように、接続孔22bを介して、TF
T:T6のチャネル領域となる第3の導電膜30aに接
続している。第3の導電膜30aの他端は電源電位供給
線となっている。さらに、ノードN2は、拡散層により
ドライバMOSトランジスタT2のドレインと接続して
いる。
【0055】また、第2層目の導電膜20c,20b
は、第1層目の導電膜10c,10bと層間絶縁膜11
により容量素子C1,C2を形成していて、それぞれ蓄
積ノードN1,N2の拡散層6c,6dに電荷を供給す
ることができる。
【0056】次に、ドライバMOSトランジスタT1の
ソースSとドライバMOSトランジスタT2のソースS
とは、図11に示すように拡散領域で連通しており、こ
れは図13から判るように接続孔42cを介して接地電
位供給線であるアルミニウム配線50cに接続されてい
る。アルミニウム配線50cは、接地電位Vssに固定
されており、記憶装置内すべてのドライバMOSトラン
ジスタのソースに接続されている。以上のようにして、
図22の回路が形成されている。
【0057】以上説明したように、この実施の形態2に
よれば、第2層目の導電膜20a〜20d、第1層目の
層間絶縁膜11、及び第1層目の導電膜10a〜10d
を、必要な層間接続を含むように同時にパターニングし
て同一の平面形状に形成している。従って、従来必要で
あった重ね合せ余裕が不要となり、メモリセル寸法の縦
方向、横方向の長さをそれぞれ縮小することができる。
【0058】また、第1層目の層間絶縁膜11、第1層
目の導電膜10、及びゲート酸化膜4を同時開孔して、
接続孔12a,12bを形成した後、第2層目の導電膜
20として多結晶シリコン膜など導電膜を堆積し、第2
層目の導電膜20及び第1層目の導電膜10を蓄積ノー
ドN1,N2に接続しているため、第2層目の導電膜2
0、第1層目の層間絶縁膜11、及び第1層目の導電膜
10とで形成される容量素子C1,C2の静電容量を蓄
積ノードN1,N2に接続できるために、α線や中性子
に対する耐性を大きくすることができる。
【0059】さらに、第2層目の導電膜20、第1層目
の層間絶縁膜11、及び第1層目の導電膜10を同時に
パターニングして形成するため、従来必要であったイオ
ン打ち込み工程、ホトリソグラフィ工程、エッチング工
程などの抵抗素子形成工程が不要となり、工程数を約1
5%以上削減することができる。
【0060】実施の形態3 本実施の形態3は、SRAMメモリセルの負荷素子が上
部ゲート構造のTFTで構成され、かつMOSトランジ
スタのゲート電極とTFTのチャネルが同時に同一平面
形状に形成されていることに特徴がある。図11、図1
6〜図20、並びに図23〜図28は、実施の形態3の
半導体装置の一例としてSRAMメモリセルの構造と製
造方法を説明するための図である。
【0061】図11及び図23〜図24は、SRAMメ
モリセルの平面レイアウトを説明するための図であり、
図11は第1層目の導電膜すなわちMOSトランジスタ
のゲート電極と、第2層目の導電膜すなわちTFTのチ
ャネル領域の平面レイアウト図である。図23は、第3
層目の導電膜すなわちTFTの上部ゲート電極の平面レ
イアウト図である。また、図24は、第4層目の導電膜
すなわちアルミニウム配線の平面レイアウト図である。
【0062】また、図25及び図26はそれぞれ図11
及び図23〜図24の平面レイアウト図のX1−X2、
Y1−Y2線での断面を示す図である。また、図16〜
図20及び図27は、SRAMメモリセルの製造方法を
説明するための図であり、図11及び図23〜図24の
平面レイアウト図のX1−X2線の断面での製造工程を
示す図である。また、図28は、この実施の形態3のS
RAMの回路と構造との対応を説明するための図であ
る。
【0063】次に、この実施の形態3のメモリセルにつ
いて、図11及び図16〜図20、並びに図23〜図2
8を参照して製造方法について説明しながらあわせてそ
の構造について説明する。先ず、図16〜図20及び図
11を参照して、実施の形態2において説明した工程と
同様の工程を経る。
【0064】次に、図27を参照して、SiO2などの
第2層目の層間絶縁膜21を厚さ100〜1000nm
に堆積する。次に、図23を合わせ参照して、ホトリソ
グラフィとエッチングにより第2層目の層間絶縁膜21
を開孔して、層間の接続孔22a〜22fを形成する。
次に、多結晶シリコン膜などによる第3層目の導電膜3
0(30a,30b,30c,30dを含む)を堆積
し、ボロンなどのp型不純物を1.0E14〜1.0E
15/cm3イオン打ち込みをする。その後、ホトリソ
グラフィとエッチングにより、TFT:T5,T6の上
部ゲート電極30a,30b、導電層30c,30dを
形成する。
【0065】次に、図25及び図26を参照して、CV
D法などにより、SiO2などの絶縁膜41を厚さ10
0〜1000nmに堆積する。続いて、図24を合わせ
参照して、絶縁膜41に層間の接続孔42a,42b,
42cを開孔した後、第4の導電膜としてアルミニウム
配線50a,50b,50cを500〜2000nmの
厚さに形成する。アルミニウム配線50a,50bは、
ビット線となり、アルミニウム配線50cは接地電位供
給線となる。
【0066】このように形成されたメモリセルについ
て、図28のように回路が形成されることを構造と関連
づけて説明する。図28の回路図には、図11、図16
〜図20、並びに図23〜図27の構造の符号に対応し
た符号が付してある。先ず、第1の導電膜10a〜10
cによるTFT:T5,T6の形成については、実施の
形態2と同様であるので詳細な説明は省略する。次に、
第1層目の導電膜10a〜10dと第2層目の導電膜2
0a〜20dの接続関係は、実施の形態2と同じである
が、この実施の形態3においては、第2層目の導電膜2
0b,20cはTFTのチャネル領域となり、導電膜2
0a,20dは電源電位の供給線となることが異なる。
【0067】次に、図25及び図23を参照して、第2
層目の導電膜20cは、接続孔22cを介して第3の導
電膜30aに接続され、この第3の導電膜30aは、T
FT:T6の上部電極となっている。また、第2層目の
導電膜20cは、接続孔22fを通して第3の導電膜3
0dに接続され、この第3の導電膜30dの他端は接続
孔22eを通して電源電位供給線である第2層の導電膜
20aに接続されている。一方、第2層目の導電膜20
bは、接続孔22dを介して第3の導電膜30bに接続
され、この第3の導電膜30bは、TFT:T5の上部
電極となっている。また、第2層目の導電膜20bは、
接続孔22aを通して第3の導電膜30cに接続され、
この第3の導電膜30cの他端は接続孔22bを通して
電源電位供給線である第2層の導電膜20dに接続され
ている。以上のようにして、TFT:T5,T6が形成
されている。
【0068】次に、第5層目の導電膜50a〜50c
は、実施の形態2と同様であり、アクセスMOSトラン
ジスタT3,T4のドレイン拡散層6a,6bから第5
層目のビット線のアルミニウム配線50a,50bへの
接続は、実施の形態2と同様である。また、ドライバM
OSトランジスタT1,T2のソースSから第5層目の
接地電位供給線50cへの接続も実施の形態2と同様で
ある。以上のようにして、図28の回路が形成されてい
る。
【0069】以上説明したように、この実施の形態3に
よれば、第2層目の導電膜20a〜20d、第1層目の
層間絶縁膜11、及び第1層目の導電膜10a〜10d
を、必要な層間接続を含むようにして、同時に同一の平
面形状にパターニングして形成している。従って、従来
必要であった重ね合せ余裕が不要となり、メモリセル寸
法の縦方向、横方向の長さをそれぞれ縮小することがで
きる。
【0070】また、第2層目の導電膜20、第1層目の
層間絶縁膜11、及び第1層目の導電膜10とで形成さ
れる容量素子C1,C2の静電容量を蓄積ノードN1,
N2に接続できるために、α線や中性子に対する耐性を
大きくすることができる。
【0071】さらに、第2層目の導電膜20、第1層目
の層間絶縁膜11、及び第1層目の導電膜10を同時に
パターニングして形成するため、従来必要であったイオ
ン打ち込み工程、ホトリソグラフィ工程、エッチング工
程などの抵抗素子形成工程が不要となり、工程数を約1
5%以上削減することができる。
【0072】実施の形態4 この実施の形態4は、SRAMメモリセルの負荷素子が
二重ゲート構造のTFTで構成されており、TFTの下
部ゲート、第1層目の層間絶縁膜、MOSトランジスタ
のゲート電極を同時にパターニングして形成しているこ
とに特徴がある。図11〜図12及び図16〜図21、
並びに図29〜図34は、実施の形態4の半導体装置の
一例としてSRAMメモリセルの構造と製造方法を説明
するための図である。
【0073】図11〜図12及び図29〜図30は、S
RAMメモリセルの平面レイアウトを説明するための図
であり、図11は第1層目の導電膜すなわちMOSトラ
ンジスタのゲート電極と、第2層目の導電膜すなわちT
FTの下部ゲート電極の平面レイアウト図である。図1
2は、第3層目の導電膜すなわちTFTのチャネル領域
の平面レイアウト図である。また、図29は、第4層目
の導電膜すなわちTFTの上部ゲート電極の平面レイア
ウト図である。さらに、図30は第5層目の導電膜すな
わちアルミニウム配線の平面レイアウト図である。ま
た、図31及び図32は、それぞれ図11〜図12及び
図29〜図30の平面レイアウト図のX1−X2、Y1
−Y2線での断面を示す図である。また、図16〜図2
1及び図33は、SRAMメモリセルの製造方法を説明
するための図であり、図11〜図12及び図29〜図3
0の平面レイアウト図のX1−X2線の断面での製造工
程を示す図である。また、図34は、この実施の形態4
のSRAMの回路と構造との対応を説明するための図で
ある。
【0074】次に、この実施の形態4のメモリセルにつ
いて、図11〜図12及び図16〜図21、並びに図2
9〜図34を参照して製造方法について説明しながらあ
わせてその構造について説明する。先ず、図16〜図2
1及び図11〜図12を参照して、実施の形態2におい
て説明した工程と同様の工程を経る。次に、図33を参
照して、第3層目の層間絶縁膜31となるSiO2など
の絶縁膜31を厚さ100〜1000nmに堆積する。
次に、図29を合わせ参照して、ホトリソグラフィとエ
ッチングにより第3層目の層間絶縁膜31を開孔して層
間の接続孔32a,32bを形成する。次に、第4層目
の導電膜40(40a,40bを含む)となる多結晶シ
リコン膜などの導電膜を堆積し、次にボロンなどのp型
不純物を1.0E14〜1.0E15/cm2イオン打
ち込みした後、ホトリソグラフィとエツチングにより、
TFT:T5,T6の上部ゲート電極40b,40aを
形成する。
【0075】次に、図31及び図32を参照して、CV
D法などにより、SiO2などの絶縁膜41を厚さ10
0〜1000nmに堆積する。続いて、図30を合わせ
参照して、絶縁膜41に層間の接続孔42a,42b,
42cを開孔した後、第5の導電膜としてアルミニウム
配線50a,50b,50cを500〜2000nmの
厚さに形成する。アルミニウム配線50a,50bは、
ビット線となり、アルミニウム配線50cは接地電位供
給線となる。
【0076】このように形成されたメモリセルについ
て、図34のように回路が形成されることを構造と関連
づけて説明する。図34の回路図には、図11〜図12
及び図16〜図21、並びに図29〜図33の構造の符
号に対応した符号が付してある。先ず、第1の導電膜1
0a〜10dによるTFT:T5,T6の形成について
は、実施の形態2と同様であるので説明を省略する。ま
た、第1層目の導電膜10a〜10d、第2層目の導電
膜20a〜20d及び第3層目の導電膜30a〜30d
の間の接続関係も、実施の形態2と同じであるから説明
を省略する。
【0077】次に、図31及び図12を参照して、ノー
ドN1は、第3の酸化膜31が一部エッチングされた接
続孔32aを通してTFT:T6の上部ゲート電極とな
る第4の導電膜40aと接続されている。TFT:T6
の下部ゲート電極となる第2層目の導電膜20cと上部
ゲート電極となる第4の導電膜40aとは、図31に示
すように、層間の接続孔22a,32aを介して接続さ
れている。
【0078】一方、ノードN2は、図32及び図12を
参照して、第3の酸化膜31が一部エッチングされた接
続孔32bを通してTFT:T5の上部ゲート電極とな
る第4の導電膜40bと接続されている。TFT:T5
の下部ゲート電極となる第2層目の導電膜20bと上部
ゲート電極となる第4の導電膜40bとは、図32に示
すように、層間の接続孔22b,32bを介して接続さ
れている。以上のようにして、TFT:T5,T6が形
成されている。
【0079】次に、第5層目の導電膜50a〜50c
は、実施の形態2と同様であり、アクセスMOSトラン
ジスタT3,T4のドレイン拡散層6a,6bから第5
層目のビット線のアルミニウム配線50a,50bへの
接続は、実施の形態2と同様である。また、ドライバM
OSトランジスタT1,T2のソースSから第5層目の
接地電位供給線50cへの接続も実施の形態2と同様で
ある。以上のようにして、図28の回路が形成されてい
る。
【0080】以上説明したように、この実施の形態4に
よれば、第2層目の導電膜20a〜20d、第1層目の
層間絶縁膜11、及び第1層目の導電膜10a〜10d
を、必要な層間接続を含むように同時にパターニングし
て同一の平面形状に形成している。従って、従来必要で
あった重ね合せ余裕が不要となり、メモリセル寸法の縦
方向、横方向の長さをそれぞれ縮小することができる。
【0081】また、第2層目の導電膜20、第1層目の
層間絶縁膜11、及び第1層目の導電膜10とで形成さ
れる容量素子C1,C2の静電容量を蓄積ノードN1,
N2に接続できるために、α線や中性子に対する耐性を
大きくすることができる。
【0082】さらに、第2層目の導電膜20、第1層目
の層間絶縁膜11、及び第1層目の導電膜10を同時に
パターニングして形成するため、従来必要であったイオ
ン打ち込み工程、ホトリソグラフィ工程、エッチング工
程などの抵抗素子形成工程が不要となり、工程数を約1
5%以上削減することができる。
【0083】実施の形態5 この実施の形態5は、SRAMメモリセルの負荷素子が
二重ゲート構造のTFTで構成されており、MOSトラ
ンジスタのゲート電極(表面導電膜)、第1層目の層間
絶縁膜、TFTの下部ゲート電極を同時にパターニング
して形成し、かつ、TFTのチャネル、第3層目の層間
絶縁膜、TFTの上部ゲート電極を同時にパターニング
して同一の平面形状に形成していることに特徴がある。
図11及び図16〜図20、並びに図35〜図41は、
実施の形態5の半導体装置の一例としてSRAMメモリ
セルの構造と製造方法を説明するための図である。
【0084】図11及び図35〜図36は、SRAMメ
モリセルの平面レイアウトを説明するための図であり、
図11は第1層目の導電膜すなわちMOSトランジスタ
のゲート電極と、第2層目の導電膜すなわちTFTの下
部ゲート電極の平面レイアウト図である。図35は、第
3層目の導電膜すなわちTFTのチャネル領域、及び第
4層目の導電膜すなわちTFTの上部ゲート電極の平面
レイアウト図である。さらに、図36は第5層目の導電
膜すなわちアルミニウム配線の平面レイアウト図であ
る。また、図37及び図38はそれぞれ図11及び図3
5〜図36の平面レイアウト図のX1−X2、Y1−Y
2線での断面を示す図である。また、図16〜図20及
び図39〜図40は、SRAMメモリセルの製造方法を
説明するための図であり、図11及び図35〜図36の
平面レイアウト図のX1−X2線の断面での製造工程を
示す図である。また、図41は、この実施の形態5のS
RAMの回路と構造との対応を説明するための図であ
る。
【0085】次に、この実施の形態5のメモリセルにつ
いて、図11及び図16〜図20、並びに図35〜図4
1を参照して製造方法について説明しながらあわせてそ
の構造について説明する。先ず、図16〜図20及び図
11を参照して実施の形態2において説明した工程と同
様の工程を経る。次に、図39を参照して、SiO2
どの第2層目の層間絶縁膜21を厚さ100〜1000
nmに堆積する。次に、図35を合わせ参照して、ホト
リソグラフィとエッチングにより第2層目の層間絶縁膜
21を開孔して、層間の接続孔22a,22bを形成す
る。次に、多結晶シリコン膜などによる第3層目の導電
膜30(30a,30bを含む)を堆積し、次にこの導
電膜30の表面にドーズ量1.0E12〜1.0E13
/cm2でボロンなどのp型不純物のイオン打ち込みを
行いTFT:T5,T6のチャネル領域を形成する。次
にホトリソグラフィをマスクにして、ボロンなどのp型
不純物のイオン打ち込みにより、TFT:T5,T6の
ソース/ドレイン領域を形成するとともに、電源電圧V
ccの給電用配線部の低抵抗領域を形成する。
【0086】次に、図40を参照して、第3層目の層間
絶縁膜31となるSiO2などの絶縁膜31を厚さ10
0〜1000nmに堆積し、さらに、第4層目の導電膜
40(40a,40bを含む)となる多結晶シリコン膜
などの導電膜を堆積する。次に、図35を合わせ参照し
て、ホトリソグラフィとエッチングにより、接続孔22
a,22bを含むように、第3層目の導電膜30、第3
層目の層間絶縁膜31、及び第4層目の導電膜40を同
時にパターニングして、TFT:T5,T6のチャネル
となり、端部が電源電圧Vccの給電用配線となるチャ
ネル層30a,30b、TFTの上部ゲート電極40
a,40bを同時に同一の平面形状に形成する。
【0087】最後に、図37及び図38を参照して、C
VD法などにより、SiO2などの絶縁膜41を厚さ1
00〜1000nmに堆積する。続いて、図36を合わ
せ参照して、絶縁膜41に接続孔42a,42b,4
2,42d,42eを開孔した後、第5の導電膜として
アルミニウム配線50a,50b,50c,50d,5
0eを500〜2000nmの厚さに形成する。アルミ
ニウム配線50a,50bは、ビット線となり、アルミ
ニウム配線50cは接地電位供給線となる。アルミニウ
ム配線50d,50eは、それぞれTFTの下部ゲート
電極20c,20bとTFTの上部ゲート電極40a,
40bを接続孔42d,42eを介して接続する。
【0088】このように形成されたメモリセルについ
て、図41のように回路が形成されることを構造と関連
づけて説明する。図41の回路図には、図11及び図1
6〜図20、並びに図35〜図40の構造の符号に対応
した符号が付してある。先ず、ノードN1,N2、第1
層目の導電膜10c,10b、第2層目の導電膜20
c,20b、第3層目の導電膜30a,30bの接続関
係は、実施の形態2と同様であるから、詳細な説明は省
略する。次に、図37及び図36を参照して、ノードN
1は、TFT:T6の下部ゲート電極となる第2の導電
膜20cに接続し、第2の導電膜20cは接続孔42d
を介して第5層目の導電膜50dによりTFT:T6の
上部ゲート電極となる第4の導電膜40aに接続してい
る。これにより、TFT:T6の下部ゲート電極と上部
ゲート電極とが接続される。また、ノードN2は、TF
T:T5の下部ゲート電極となる第2の導電膜20bに
接続し、第2の導電膜20bは接続孔42eを介して第
5層目の導電膜50eによりTFT:T5の上部ゲート
電極となる第4の導電膜40bに接続している。これに
より、TFT:T5の下部ゲート電極と上部ゲート電極
とが接続される。
【0089】次に、第5層目の導電膜50a〜50c
は、実施の形態2と同様であり、アクセスMOSトラン
ジスタT3,T4のドレイン拡散層6a,6bから第5
層目のビット線のアルミニウム配線50a,50bへの
接続は、実施の形態2と同様である。また、ドライバM
OSトランジスタT1,T2のソースSから第5層目の
接地電位供給線50cへの接続も実施の形態2と同様で
ある。以上のようにして、図41の回路が形成されてい
る。
【0090】以上説明したように、この実施の形態5に
よれば、TFT:T5,T6の下部ゲート電極を含む第
2層目の導電膜20b,20c、第1層目の層間絶縁膜
11、及びMOSトランジスタT1〜T4のゲート電極
となる第1層目の導電膜10b,10cを、必要な層間
接続を含むように同時にパターニングして同一の平面形
状に形成している。また、TFT:T5,T6の上部ゲ
ート電極となる第4の導電膜40a,40b、第3層目
の層間絶縁膜31、及びTFT:T5,T6のチャネル
領域となる第3の導電膜30a,30bを、必要な接続
孔を含むように同時にパターニングして同一の平面形状
に形成している。従って、従来必要であった重ね合せ余
裕が不要となり、メモリセル寸法の縦方向、横方向の長
さをそれぞれ縮小することができる。
【0091】また、第2層目の導電膜20、第1層目の
層間絶縁膜11、及び第1層目の導電膜10とで形成さ
れる容量素子の静電容量を蓄積ノードN1,N2に接続
できるために、α線や中性子に対する耐性を大きくする
ことができる。
【0092】また、第3層目の導電膜30、第3層目の
層間絶縁膜31、及び第4層目の導電膜40とで形成さ
れる容量素子の静電容量を蓄積ノードN1,N2に接続
できるためにα線や中性子に対する耐性を大きくするこ
とができる。
【0093】さらに、第1層目の導電膜10、第1層目
の層間絶縁膜11、及び第2層目の導電膜20を同時に
パターニングして形成し、かつまた、第3層目の導電膜
30、第3層目の層間絶縁膜31、及び第4層目の導電
膜40を同時にパターニングして形成するため、従来必
要であったイオン打ち込み工程、ホトリソグラフィ工
程、エッチング工程などの工程が不要となり、工程数を
約15%以上削減することができる。
【0094】実施の形態6 この実施の形態6は、SRAMメモリセルの負荷素子が
二重ゲート構造のTFTで構成されており、TFTの下
部ゲート電極、TFTの下部ゲート酸化膜、TFTのチ
ャネルを同時にパターニングして同一形状に形成してい
ることに特徴がある。図16〜図17並びに図42〜図
53は、実施の形態6の半導体装置の一例としてSRA
Mメモリセルの構造と製造方法を説明するための図であ
る。
【0095】図42〜図45は、SRAMメモリセルの
平面レイアウトを説明するための図であり、図42は第
1層目の導電膜すなわちMOSトランジスタのゲート電
極の平面レイアウト図である。図43は、第2層目の導
電膜すなわちTFTの下部ゲート電極と、第3層目の導
電膜すなわちTFTのチャネル領域の平面レイアウト図
である。また、図44は、第4層目の導電膜すなわちT
FTの上部ゲート電極の平面レイアウト図である。さら
に、図45は第5層目の導電膜すなわちアルミニウム配
線の平面レイアウト図である。また、図46及び図47
はそれぞれ図42〜図45の平面レイアウト図のX1−
X2、Y1−Y2線での断面を示す図である。また、図
16〜図17及び図48〜図52は、SRAMメモリセ
ルの製造方法を説明するための図であり、図42〜図4
5の平面レイアウト図のX1−X2線の断面での製造工
程を示す図である。また、図53は、この実施の形態6
のSRAMの回路と構造との対応を説明するための図で
ある。
【0096】次に、この実施の形態6のメモリセルにつ
いて、図16〜図17及び図42〜図52を参照して製
造方法について説明しながらあわせてその構造について
説明する。先ず、図16及び図17を参照して、実施の
形態2において説明した工程と同様の工程を経る。次
に、図48及び図42を参照して、ホトリソグラフィと
エッチングによりゲート酸化膜4を開孔して、接続孔5
a,5bを形成する。この上に、多結晶シリコン膜など
により第1層目の導電膜10を堆積し、ホトリソグラフ
ィとエッチングによりパターニングし、MOSトランジ
スタのゲート電極10a,10b,10c,10dを形
成する。次にホトリソグラフィをマスクにして、ヒ素な
どのn型不純物のイオン打ち込みにより、MOSトラン
ジスタT1〜T4のソース/ドレインを形成する。さら
に続けてSiO2などによる第1層目の層間絶縁膜11
を厚さ100〜1000nmに堆積する。
【0097】図49及び図43を参照して、次に、ホト
リソグラフィとエッチングにより第1層目の層間絶縁膜
11を開孔して、接続孔12a,12bを形成する。次
に、この上に、多結晶シリコン膜などにより第2層目の
導電膜20を堆積し、この導電膜20の表面にドーズ量
1.0E12〜1.0E13/cm2でリンなどのn型
不純物のイオン打ち込みを行う。さらにSiO2などの
第2層目の層間絶縁膜21を厚さ100〜1000nm
に堆積する。
【0098】図50を参照して、次に、第2層目の層間
絶縁膜21の上に多結晶シリコン膜などによる第3層目
の導電膜30を堆積する。図51及び図43を参照し
て、次に、ホトリソグラフィとエッチングにより、第1
層目の導電膜10と第2層目の導電膜20との間の接接
続孔12a,12bを含むようにして、第3層目の導電
膜30、第2層目の層間絶縁膜21、及び第2層目の導
電膜20を同時に同一形状にパターニングして、TF
T:T5,T6のチャネルとなり、また電源電圧Vcc
の給電用配線となる第3層目の導電膜30b,30a、
TFT:T5,T6の下部ゲート電極となる第2層目の
導電膜20b,20aを同時に同一形状に形成する。次
に導電膜30の表面にドーズ量1.0E12〜1.0E
13/cm2でボロンなどのp型不純物のイオン打ち込
みを行い、TFT:T5,T6のチャネル領域を形成す
る。次にホトリソグラフィをマスクにして、ボロンなど
のp型不純物のイオン打ち込みにより、TFT:T5,
T6のソース/ドレイン領域及び電源電圧Vccの給電
用配線部の低抵抗領域を形成する。
【0099】図52を参照して、次に、SiO2などに
よる第3層目の層間絶縁膜31を厚さ100〜1000
nmに堆積する。次に、図44を合わせ参照して、ホト
リソグラフィとエッチングにより第3層目の層間絶縁膜
31を開孔して、接続孔32a,32b,32c,32
dを形成する。次に、多結晶シリコン膜などの第4層目
の導電膜40(40a,40bを含む)を堆積し、ホト
リソグラフィとエッチングにより、第4層目の導電膜4
0をパターニングして、TFT:T5,T6の上部ゲー
ト電極40b,40aを形成する。次に、図46及び図
47を参照して、CVD法などにより、SiO2などの
絶縁膜41を厚さ100〜1000nmに堆積する。続
いて、図45を合わせ参照して、絶縁膜41に、接続孔
42a,42b,42cを開孔した後、第5の導電膜と
してアルミニウム配線50a,50b,50cを500
〜2000nmの厚さに形成する。アルミニウム配線5
0a,50bは、ビット線となり、アルミニウム配線5
0cは接地電位供給線となる。
【0100】このように形成されたメモリセルについ
て、図53のように回路が形成されることを構造と関連
づけて説明する。図53の回路図には、図16〜図17
及び図42〜図52の構造の符号に対応した符号が付し
てある。この実施の形態6の第1の導電膜10a,10
b,10c,10dと先の実施の形態2の第1の導電膜
10a,10b,10c,10dとを比較すると、先ず
その平面形状は同様である。また、ノードN1,N2と
の接続関係は、実施の形態2では接続孔12a,12b
で接続され、この実施の形態6では接続孔5a,5bで
接続されているが、実質的には同様であので、詳細な説
明は省略する。
【0101】しかし、第2層目の導電膜以降の接続は異
なり、次のようになる。図46及び図44を参照し、ノ
ードN1に接続された第1の導電膜10cは、接続孔3
2bを介して第4の導電膜40aに接続し、第4の導電
膜40aは接続孔32aを介してTFT:T5のチャネ
ル領域となる第3の導電膜30bに接続している。これ
によりノードN1は、TFT:T5のチャネル領域とな
る第3の導電膜30bへつながる。また、ノードN1
は、第1の導電膜10cから接続孔12aを介してTF
T:T6の下部ゲート電極となる第2の導電膜20aと
接続している。また、第1の導電膜10cは接続孔32
bを介してTFT:T6の上部ゲート電極となる第4の
導電膜40aと接続している。これにより、TFT:T
6の上部ゲート電極と下部ゲート電極が接続される。
【00102】一方、ノードN2は、第1の導電膜10
bから接続孔32cを介して第4の導電膜40bに接続
し、第4の導電膜40bは接続孔32dを介してTF
T:T6のチャネル領域となる第3の導電膜30aに接
続している。これによりノードN2は、TFT:T6の
チャネル領域となる第3の導電膜30aへつながる。ま
た、ノードN2は、第1の導電膜10bから接続孔12
bを介してTFT:T5の下部ゲート電極となる第2の
導電膜20bと接続している。また、第1の導電膜10
bは接続孔32cを介してTFT:T5の上部ゲート電
極となる第4の導電膜40bと接続している。これによ
り、TFT:T6の上部ゲート電極と下部ゲート電極が
接続される。以上のようにして、TFT:T5,T6が
形成されている。
【0103】次に、アクセスMOSトランジスタT3,
T4のドレイン拡散層6a,6bからビット線のアルミ
ニウム配線50a,50bへの接続は、実施の形態2と
同様であるから、説明は省略する。さらに、ドライバM
OSトランジスタT1,T2のソースSから接地電位供
給線であるアルミニウム配線50cへの接続も実施の形
態2と同様であるから、説明は省略する。以上のように
して、図53の回路が形成されている。
【0104】以上説明したように、この実施の形態6に
よれば、必要な接続孔を含むようにして、TFT:T
5,T6のチャネル30b,30a、第2の絶縁膜2
1、及びTFT:T5,T6の下部ゲート電極20b、
20aを、同時にパターニングして同一の平面形状に形
成している。従って、従来必要であった重ね合せ余裕が
不要となり、メモリセル寸法の縦方向、横方向の長さを
それぞれ縮小することができる。
【0105】また、第2層目の導電膜20、第2層目の
層間絶縁膜21及び、第3層目の導電膜30とで形成さ
れる容量素子C1,C2の静電容量を蓄積ノードN1,
N2に接続できるためにα線や中性子に対する耐性を大
きくすることができる。
【0106】さらに、第2層目の導電膜20及び、第2
層目の層間絶縁膜21、及び第3層目の導電膜30を同
時にパターニングして形成するため、従来必要であった
イオン打ち込み工程、ホトリソグラフィ工程、エッチン
グ工程などの工程が不要となり、工程数を約15%以上
削減することができる。
【0107】実施の形態7 この実施の形態7は、SRAMメモリセルの負荷素子が
二重ゲート構造のTFTで構成されており、TFTのチ
ャネル、第3層目の層間絶縁膜、TFTの上部ゲート電
極を同時にパターニングして形成していることに特徴が
ある。図16〜図17及び図54〜図65は、実施の形
態7の半導体装置の一例としてSRAMメモリセルの構
造と製造方法を説明するための図である。
【0108】図54〜図57は、SRAMメモリセルの
平面レイアウトを説明するための図であり、図54は第
1層目の導電膜すなわちMOSトランジスタのゲート電
極の平面レイアウト図である。図55は、第2層目の導
電膜すなわちTFTの下部ゲート電極の平面レイアウト
図である。また、図56は、第3層目の導電膜すなわち
TFTのチャネル領域と、第4層目の導電膜すなわちT
FTの上部ゲート電極の平面レイアウト図である。さら
に、図57は第5層目の導電膜すなわちアルミニウム配
線の平面レイアウト図である。また、図58及び図59
はそれぞれ図54〜図57の平面レイアウト図のX1−
X2、Y1−Y2線での断面を示す図である。また、図
16〜図17及び図60〜図64は、SRAMメモリセ
ルの製造方法を説明するための図であり、図54〜図5
7の平面レイアウト図のX1−X2線の断面での製造工
程を示す図である。また、図65は、この実施の形態7
のSRAMの回路と構造との対応を説明するための図で
ある。
【0109】次に、この実施の形態7のメモリセルにつ
いて、図16〜図17及び図54〜図65を参照して製
造方法について説明しながらあわせてその構造について
説明する。先ず、図16〜図17を参照して、実施の形
態2において説明した工程と同様の工程を経る。図60
及び図54を参照して、次に、多結晶シリコン膜などの
第1層目の導電膜10を堆積し、ホトリソグラフィとエ
ッチングによりパターニングし、MOSトランジスタの
ゲート電極10a,10b,10c,10dを形成す
る。次にホトリソグラフィをマスクにして、ヒ素などの
n型不純物のイオン打ち込みにより、MOSトランジス
タT1〜T4のソース/ドレインを形成する。さらに続
けてSiO2などの第1層目の層間絶縁膜11を厚さ1
00〜1000nmに堆積する。
【0110】図61及び図55を参照して、次に、ホト
リソグラフィとエッチングにより第1層目の層間絶縁膜
11及び第1層目の導電膜10b,10c、及びゲート
酸化膜4を同時開孔して、接続孔12a,12bを形成
する。次に、多結晶シリコン膜などの第2層目の導電膜
20を堆積し、この導電膜20の表面にドーズ量1.0
E12〜1.0E13/cm2でリンなどのn型不純物
のイオン打ち込みを行う。
【0111】図62及び図55を参照して、次に、ホト
リソグラフィとエッチングにより、第2層目の導電膜2
0をパターニングして、TFT:T5,T6の下部ゲー
ト電極20b,20cを形成する。図63を参照して、
次に、SiO2などの第2層目の層間絶縁膜21を厚さ
100〜1000nmに堆積する。次に、図56を合わ
せ参照して、次に、ホトリソグラフィとエッチングによ
り第2層目の層間絶縁膜21を開孔して、接続孔22
a,22bを形成する。次に、多結晶シリコン膜などの
第3層目の導電膜30を堆積し、この導電膜30の表面
にドーズ量1.0E12〜1.0E13/cm 2でボロ
ンなどのp型不純物のイオン打ち込みを行い、TFT:
T5,T6のチャネル領域を形成する。次にホトリソグ
ラフィをマスクにして、ボロンなどのp型不純物のイオ
ン打ち込みにより、TFT:T5,T6のソース/ドレ
イン及び電源電圧Vccの給電用配線部の低抵抗領域を
形成する。
【0112】図64を参照して、次に、SiO2などの
第3層目の層間絶縁膜31を厚さ100〜1000nm
に堆積する。次に、多結晶シリコン膜などの第4層目の
導電膜40(40a,40bを含む)を堆積する。次
に、図56を合わせ参照して、ホトリソグラフィとエッ
チングにより、第4層目の導電膜40、第3層目の層間
絶縁膜31、第3層目の導電膜30を同時に同一の平面
形状にパターニングして、TFT:T5,T6のチャネ
ル及び電源電圧Vccの給電用配線となる第3層目の導
電膜30b,30a、並びにTFT:T5,T6の上部
ゲート電極となる第4層目の導電膜40b,40aを同
時に同一の平面形状に形成する。
【0113】最後に、図58及び図59を参照して、C
VD法などにより、SiO2などの第4層目の絶縁膜4
1を厚さ100〜1000nmに堆積する。続いて、図
57を合わせ参照して、絶縁膜41に、接続孔42a,
42b,42c,42d,42eを開孔した後、第5層
目の導電膜としてアルミニウム配線50a,50b,5
0c,50d,50eを500〜2000nmの厚さに
形成する。アルミニウム配線50a,50bはビット線
となり、アルミニウム配線50cは接地電位供給線とな
る。アルミニウム配線50dはTFT:T6の下部電極
20cと上部電極40aを接続する。また、アルミニウ
ム配線50eはTFT:T5の下部電極20bと上部電
極40aを接続する。
【0114】このように形成されたメモリセルについ
て、図65のように回路が形成されることを構造と関連
づけて説明する。図65の回路図には、図16〜図17
及び図54〜図64の構造の符号に対応した符号が付し
てある。先ず、この実施の形態7と先の実施の形態2と
を比較すると、第1層目の導電膜10c,10bの平面
形状は同じであり、第2層目の導電膜20c,20bの
平面形状は異なり、また第3層目の導電膜30a,30
bの平面形状が少し異なる。しかしながら、ノードN
1,N2、第1層目の導電膜10c,10b、第2層目
の導電膜20c,20b、及び第3層目の導電膜30
a,30bの相互の接続関係は、実施の形態2と同様で
あるから、詳細な説明は省略する。
【0115】また、この実施の形態7と先の実施の形態
5とを比較すると、第3層目の導電膜30a,30bと
第4層目の導電膜40a,40bの平面形状とその接続
関係は実質的に同じであるから、詳細な説明は省略す
る。さらに、TFT:T5,T6の下部ゲート電極20
b,20cと上部ゲート電極40b,40aを第5層目
の導電膜60e,50dによって接続している関係は、
実施の形態5と同様であるから、詳細な説明は省略す
る。
【0116】次に、第5層目の導電膜50a〜50c
は、実施の形態2と同様であり、アクセスMOSトラン
ジスタT3,T4のドレイン拡散層6a,6bから第5
層目のビット線のアルミニウム配線50a,50bへの
接続は、実施の形態2と同様である。また、ドライバM
OSトランジスタT1,T2のソースSから第5層目の
接地電位供給線50cへの接続も実施の形態2と同様で
ある。以上のようにして、図65の回路が形成されてい
る。
【0117】以上説明したように、この実施の形態7に
よれば、第3層目の導電膜であるTFT:T5,T6の
チャネル30b,30a、第3層目の層間絶縁膜31、
第4層目の導電膜であるTFT:T5,T6の上部ゲー
ト電極40b,40cを、必要な接続孔を含むようにし
て、同時にパターニングして同一の平面形状に形成して
いる。従って、従来必要であった重ね合せ余裕が不要と
なり、メモリセル寸法の縦方向、横方向の長さをそれぞ
れ縮小することができる。
【0118】また、第1層目の導電膜10、第1層目の
層間絶縁膜11、及び第2層目の導電膜20とで形成さ
れる容量素子C1,C2の静電容量を蓄積ノードN1,
N2に接続できるためにα線や中性子に対する耐性を大
きくすることができる。
【0119】さらに、第3層目の導電膜30、第3層目
の層間絶縁膜31、及び第4層目の導電膜40を同時に
パターニングして形成するため、従来必要であったイオ
ン打ち込み工程、ホトリソグラフィ工程、エッチング工
程などの工程が不要となり、工程数を約15%以上削減
することができる。
【0120】実施の形態8 この実施の形態8は、SRAMメモリセルの負荷素子が
二重ゲート構造のTFTで構成されており、MOSトラ
ンジスタのゲート電極、第1層目の層間絶縁膜、TFT
の下部ゲート電極、第2層目の層間絶縁膜、TFTのチ
ャネルを同時にパターニングして形成していることに特
徴がある。次に実施の形態8のメモリセルの構造と製造
方法を図16〜図19、並びに図66〜図74を参照し
て説明する。
【0121】図66〜図68は、SRAMメモリセルの
平面レイアウトを説明するための図であり、図66は第
1層目の導電膜すなわちMOSトランジスタのゲート電
極と、第2層目の導電膜すなわちTFTの下部ゲート電
極と、第3層目の導電膜すなわちTFTのチャネル領域
の平面レイアウト図である。図67は、第4層目の導電
膜すなわちTFTの上部ゲート電極の平面レイアウト図
である。さらに、図68は第5層目の導電膜すなわちア
ルミニウム配線の平面レイアウト図である。また、図6
9及び図70はそれぞれ図66〜図68の平面レイアウ
ト図のX1−X2、Y1−Y2に対応する断面を示す図
である。また、図16〜図19及び図71〜図73は、
SRAMメモリセルの製造方法を説明するための図であ
り、図66〜図68の平面レイアウト図のX1−X2線
の断面での製造工程を示す図である。また、図74は、
この実施の形態8のSRAMの回路と構造との対応を説
明するための図である。
【0122】次に、この実施の形態8のメモリセルにつ
いて、図16〜図19、並びに図66〜図74を参照し
て、製造方法について説明しながらあわせてその構造に
ついて説明する。先ず、図16〜図19を参照して、実
施の形態2において説明した工程と同様の工程を経る。
図71を参照して、次に、SiO2などの第2層目の層
間絶縁膜21を厚さ100〜1000nmに堆積する。
次に、多結晶シリコン膜などの第3層目の導電膜30を
堆積し、この導電膜30の表面にドーズ量1.0E12
〜1.0E13/cm2でボロンなどのp型不純物のイ
オン打ち込みを行い、TFTのチャネル領域を形成す
る。次にホトリソグラフィをマスクにして、ボロンなど
のp型不純物のイオン打ち込みにより、後に形成するT
FT:T5,T6のソース/ドレイン領域及び電源電圧
Vccの給電用配線部の低抵抗領域を形成する。
【0123】図72及び図66を参照して、ホトリソグ
ラフィとエッチングにより、第1層目の導電膜10及び
第2層目の導電膜20からノードN1,N2への接続孔
12a,12bを含むようにして、第1層目の導電膜1
0、第1層目の層間絶縁膜11、第2層目の導電膜2
0、第2層目の層間絶縁膜21、及び第3層目の導電膜
30を同時に同一の平面形状にパターニングして、MO
SトランジスタT1〜T4のゲート電極10a,10
b,10c、TFT:T5,T6の下部ゲート電極20
c,20b、TFT:T5,T6のチャネル30c,3
0b、電源電圧Vccの給電用配線30a,30dを同
時に形成する。次に、ホトリソグラフィをマスクにし
て、ヒ素などのn型不純物のイオン打ち込みにより、M
OSトランジスタT1〜T4のソース/ドレイン領域を
形成する。
【0124】図73を参照して、次に、SiO2などの
第3層目の層間絶縁膜31を厚さ100〜1000nm
に堆積する。次に、図67を合わせ参照して、ホトリソ
グラフィとエッチングにより第3層目の層間絶縁膜31
を開孔して、接続孔32a〜32hを形成する。次に、
接続孔32d,32fの部分は、さらにエッチングして
第2の導電膜20b,20cを露出させる。次に、多結
晶シリコン膜などの第4層目の導電膜40(40a,4
0b,40c,40dを含む)を堆積し、ホトリソグラ
フィとエッチングにより、第4層目の導電膜40をパタ
ーニングし、TFT:T5,T6の上部ゲート電極40
b,40a、導電膜40a,40dを形成する。
【0125】最後に、図69及び図70を参照して、C
VD法などにより、SiO2などの第4層目の絶縁膜4
1を厚さ100〜1000nmに堆積する。続いて、図
68を合わせ参照して、絶縁膜41に、接続孔42a,
42b,42cを開孔した後、第5層目の導電膜として
アルミニウム配線50a,50b,50cを500〜2
000nmの厚さに形成する。アルミニウム配線50
a,50bは、ビット線となり、アルミニウム配線50
cは接地電位供給線となる。
【0126】このように形成されたメモリセルについ
て、図74のように回路が形成されることを構造と関連
づけて説明する。図74の回路図には、図16〜図1
9、並びに図66〜図73の構造の符号に対応した符号
が付してある。この実施の形態8の第1の導電膜10a
〜10d及び第2の導電膜20a〜20dと先の実施の
形態2の第1の導電膜10a〜10d及び第2の導電膜
20a〜20dとを比較すると、形状も接続関係も同様
であるから、詳細な説明は省略する。
【00127】しかし、第3層目の導電膜以降の接続は
異なり、次のようになる。図67を参照して、ノードN
1は、TFT:T6の下部ゲート電極となる第2の導電
膜20cから接続孔32fを介して第4の導電膜40c
と接続し、第4の導電膜40cは接続孔32eを介して
TFT:T5のチャネル領域となる第3の導電膜30b
に接続し、第3の導電膜30bの他端は接続孔32gを
介して第4の導電膜40dに接続し、さらに第4の導電
膜40dの他端は接続孔32hを介して給電用配線30
dに接続している。また、TFT:T6の下部ゲート電
極となる第2の導電膜20cから接続孔32fを介して
接続された第4の導電膜40cの他端は、TFT:T6
の上部ゲート電極となっている。
【0128】一方、図67を参照して、ノードN2は、
TFT:T5の下部ゲート電極となる第2の導電膜20
bから接続孔32dを介して第4の導電膜40bと接続
し、第4の導電膜40bは接続孔32cを介してTF
T:T6のチャネル領域となる第3の導電膜30cに接
続し、第3の導電膜30cの他端は接続孔32bを介し
て第4の導電膜40aに接続し、さらに第4の導電膜4
0aの他端は接続孔32aを介して給電用配線30aに
接続している。また、TFT:T5の下部ゲート電極と
なる第2の導電膜20cから接続孔32dを介して接続
された第4の導電膜40bの他端は、TFT:T5の上
部ゲート電極となっている。以上のようにして、TF
T:T5,T6が形成されている。
【0129】次に、アクセスMOSトランジスタT3,
T4のドレイン拡散層6a,6bからビット線のアルミ
ニウム配線50a,50bへの接続は、実施の形態2と
同様であるから、説明は省略する。さらに、ドライバM
OSトランジスタT1,T2のソースSから接地電位供
給線であるアルミニウム配線50cへの接続も実施の形
態2と同様であるから、説明は省略する。以上のように
して、図74の回路が形成されている。
【0130】以上説明したように、この実施の形態8に
よれば、ドライバMOSトランジスタのゲート電極10
b,10c、第1層目の層間絶縁膜11、TFTの下部
ゲート電極20b,20c、第2層目の層間絶縁膜2
1、TFT:T5,T6のチャネル30b,30cを、
必要な層間接続を含むようにして、同時にパターニング
して同一平面形状に形成している。従って、従来必要で
あった重ね合せ余裕が不要となり、メモリセル寸法の縦
方向、横方向の長さをそれぞれ縮小することができる。
【0131】また、ゲート酸化膜4、第1層目の導電膜
10、及び第1層目の層間絶縁膜11を同時開孔して、
接続孔12a,12bを形成した後、第2層目の導電膜
20となる多結晶シリコン膜などの導電膜20を堆積
し、第1層目の導電膜10及び第2層目の導電膜20を
蓄積ノードN1,N2に接続しているため、第1層目の
導電膜10、第1層目の層間絶縁膜11、及び第2層目
の導電膜20とで形成される容量素子C1,C2の静電
容量を蓄積ノードN1,N2に接続できるためにα線や
中性子に対する耐性を大きくすることができる。
【0132】さらに、第1層目の導電膜10、第1層目
の層間絶縁膜11、及び第2層目の導電膜20、第2層
目の層間絶縁膜21、及び第3層目の導電膜30を同時
にパターニングして形成するため、従来必要であったイ
オン打ち込み工程、ホトリソグラフィ工程、エッチング
工程などの工程が不要となり、工程数を約15%以上削
減することができる。
【0133】以上述べた実施の形態では、n型シリコン
基板に形成されたp型ウェル内に、nチャネルMOSト
ランジスタを形成する例を用いて説明したが、n型ウェ
ル内のpチャネルMOSトランジスタを用いてもよく、
同様な製造方法と構造により同様の効果を得ることがで
きる。また、以上述べた実施の形態では、SRAMメモ
リセルを用いて説明したが、この発明はこれに限定され
るものではなく、他のメモリをはじめとしてその他の半
導体装置に適用できるものである。特に、半導体基板に
形成された複数のトランジスタと、複数の負荷素子もし
くは容量素子を有する半導体集積装置に広く適用できる
ものである。
【0134】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、半導体基板の上に互いに絶縁膜を挟んで形成した複
数の導電膜を備え、これら導電膜のうち少なくとも二つ
の導電膜を、必要な層間接続を含むようにして、同時に
同一の平面形状にパターニングした半導体装置が得られ
る。また、これら複数の導電膜のうち選択された導電膜
を絶縁膜に開孔した接続孔によって半導体基板に接続し
た半導体装置が得られる。また、これら複数の導電膜の
うち選択された導電膜により高抵抗素子、容量素子、又
は薄膜トランジスタを形成した半導体装置が得られる。
この発明によれば、以上のような積層サンドイッチ構造
を構成する複数の導電膜を同時に同一形状に形成するた
め、写真製版のマスクずれや、エッチングによる寸法の
増加や寸法の減少が生じないため、セルレイアウトなど
を行うに際しては、充分な重ね合せ余裕を確保する必要
がなくなり、メモリチップなどの半導体装置全体の面積
を縮小できる。また、SRAMメモリセルなどの半導体
装置の面積を小さくしたとしても、導電膜の積層サンド
イッチ構造による蓄積容量素子の容量を大きくでき、ソ
フトエラーに対する耐性を大きくできる。また、積層サ
ンドイッチ構造を構成する複数の導電膜を同時に形成す
るため、従来よりも、短い工程数で製造が可能となり、
その結果歩留りも向上し、製造コストを低減することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1のSRAMメモリセ
ルの第1層目及び第2層目の導電膜の平面レイアウト
図。
【図2】 実施の形態1の第3層目の導電膜の平面レイ
アウト図。
【図3】 実施の形態1の図1及び図2の平面レイアウ
ト図のX1−X2線での断面図。
【図4】 実施の形態1の図1及び図2の平面レイアウ
ト図のY1−Y2線での断面図。
【図5】 実施の形態1のSRAMメモリセルの製造方
法を説明するための断面図。
【図6】 実施の形態1のSRAMメモリセルの製造方
法を説明するための断面図。
【図7】 実施の形態1のSRAMメモリセルの製造方
法を説明するための断面図。
【図8】 実施の形態1のSRAMメモリセルの製造方
法を説明するための断面図。
【図9】 実施の形態1のSRAMメモリセルの製造方
法を説明するための断面図。
【図10】 実施の形態1のSRAMメモリセルの回路
を説明するための図。
【図11】 この発明の実施の形態2のSRAMメモリ
セルの第1層目及び第2層目の導電膜の平面レイアウト
図である。
【図12】 実施の形態2の第3層目の導電膜の平面レ
イアウト図である。
【図13】 実施の形態2の第4層目の導電膜の平面レ
イアウト図である。
【図14】 実施の形態2の図11〜図13の平面レイ
アウト図のX1−X2線での断面図。
【図15】 実施の形態2の図11〜図13の平面レイ
アウト図のY1−Y2線での断面図。
【図16】実施の形態2のSRAMメモリセルの製造方
法を説明するための断面図。
【図17】 実施の形態2のSRAMメモリセルの製造
方法を説明するための断面図。
【図18】 実施の形態2のSRAMメモリセルの製造
方法を説明するための断面図。
【図19】 実施の形態2のSRAMメモリセルの製造
方法を説明するための断面図。
【図20】 実施の形態2のSRAMメモリセルの製造
方法を説明するための断面図。
【図21】 実施の形態2のSRAMメモリセルの製造
方法を説明するための断面図。
【図22】 実施の形態2のSRAMメモリセルの回路
を説明するための図。
【図23】 この発明の実施の形態3のSRAMメモリ
セルの第3層目の導電膜の平面レイアウト図。
【図24】 実施の形態3の第4層目の導電膜の平面レ
イアウト図。
【図25】 実施の形態3の図23〜図24の平面レイ
アウト図のX1−X2線での断面図。
【図26】 実施の形態3の図23〜図24の平面レイ
アウト図のY1−Y2線での断面図。
【図27】 実施の形態3のSRAMメモリセルの製造
方法を説明するための断面図。
【図28】 実施の形態3のSRAMメモリセルの回路
を説明するための図。
【図29】 実施の形態4の第4層目の導電膜の平面レ
イアウト図。
【図30】 実施の形態4の第5層目の導電膜の平面レ
イアウト図。
【図31】 実施の形態4の図30の平面レイアウト図
のX1−X2線での断面図。
【図32】 実施の形態4の図30の平面レイアウト図
のY1−Y2線での断面図。
【図33】 実施の形態4のSRAMメモリセルの製造
方法を説明するための断面図。
【図34】 実施の形態4のSRAMメモリセルの回路
を説明するための図。
【図35】 この発明の実施の形態5のSRAMメモリ
セルの第3層目及び第4層目の導電膜の平面レイアウト
図。
【図36】 実施の形態5の第5層目の導電膜の平面レ
イアウト図。
【図37】 実施の形態5の図36の平面レイアウト図
のX1−X2線での断面図。
【図38】 実施の形態5の図36の平面レイアウト図
のY1−Y2線での断面図。
【図39】 実施の形態5のSRAMメモリセルの製造
方法を説明するための断面図。
【図40】 実施の形態5のSRAMメモリセルの製造
方法を説明するための断面図。
【図41】 実施の形態5のSRAMメモリセルの回路
を説明するための図。
【図42】 この発明の実施の形態6のSRAMメモリ
セルの第1層目の導電膜の平面レイアウト図。
【図43】 実施の形態6の第2層目及び第3層目のの
導電膜の平面レイアウト図。
【図44】 実施の形態6の第4層目の導電膜の平面レ
イアウト図。
【図45】 実施の形態6の第5層目の導電膜の平面レ
イアウト図。
【図46】 実施の形態6の図45の平面レイアウト図
のX1−X2線での断面図。
【図47】 実施の形態6の図45の平面レイアウト図
のY1−Y2線での断面図。
【図48】 実施の形態6のSRAMメモリセルの製造
方法を説明するための断面図。
【図49】 実施の形態6のSRAMメモリセルの製造
方法を説明するための断面図。
【図50】 実施の形態6のSRAMメモリセルの製造
方法を説明するための断面図。
【図51】 実施の形態6のSRAMメモリセルの製造
方法を説明するための断面図。
【図52】 実施の形態6のSRAMメモリセルの製造
方法を説明するための断面図。
【図53】 実施の形態6のSRAMメモリセルの回路
を説明するための図。
【図54】 この発明の実施の形態7のSRAMメモリ
セルの第1層目の導電膜の平面レイアウト図。
【図55】 実施の形態7の第2層目の導電膜の平面レ
イアウト図。
【図56】 実施の形態7の第3層目及び第4層目の導
電膜の平面レイアウト図。
【図57】 実施の形態7の第5層目の導電膜の平面レ
イアウト図。
【図58】 実施の形態7の図57の平面レイアウト図
のX1−X2線での断面図。
【図59】 実施の形態7の図57の平面レイアウト図
のY1−Y2線での断面図。
【図60】 実施の形態7のSRAMメモリセルの製造
方法を説明するための断面図。
【図61】 実施の形態7のSRAMメモリセルの製造
方法を説明するための断面図。
【図62】 実施の形態7のSRAMメモリセルの製造
方法を説明するための断面図。
【図63】 実施の形態7のSRAMメモリセルの製造
方法を説明するための断面図。
【図64】 実施の形態7のSRAMメモリセルの製造
方法を説明するための断面図。
【図65】 実施の形態7のSRAMメモリセルの回路
を説明するための図。
【図66】 この発明の実施の形態8のSRAMメモリ
セルの第1層目、第2層目、及び第3層目の導電膜の平
面レイアウト図。
【図67】 実施の形態8の第4層目の導電膜の平面レ
イアウト図。
【図68】 実施の形態8の第5層目の導電膜の平面レ
イアウト図。
【図69】 実施の形態8の図68の平面レイアウト図
のX1−X2線の断面図。
【図70】 実施の形態8の図68の平面レイアウト図
のY1−Y2線の断面図。
【図71】 実施の形態8のSRAMメモリセルの製造
方法を説明するための断面図。
【図72】 実施の形態8のSRAMメモリセルの製造
方法を説明するための断面図。
【図73】 実施の形態8のSRAMメモリセルの製造
方法を説明するための断面図。
【図74】 実施の形態8のSRAMメモリセルの回路
を説明するための図。
【図75】 抵抗を負荷素子とするスタティック型ラン
ダムアクセスメモリの等価回路図。
【図76】 薄膜トランジスタを負荷素子とするスタテ
ィック型ランダムアクセスメモリの等価回路図。
【図77】 高抵抗負荷型の従来のSRAMメモリセル
のアクセスMOSトランジスタ及びドライバMOSトラ
ンジスタの平面レイアウト図。
【図78】 高抵抗負荷型の従来のSRAMメモリセル
の第2層目の導電膜の平面レイアウト図。
【図79】 高抵抗負荷型の従来のSRAMメモリセル
の第3層目の導電膜の平面レイアウト図。
【図80】 高抵抗負荷型の従来のSRAMメモリセル
の第4層目の導電膜の平面レイアウト図。
【図81】 高抵抗負荷型の従来のSRAMのメモリセ
ルの製造方法及び構造を説明するための断面図。
【図82】 TFT負荷型の従来のSRAMメモリセル
のアクセスMOSトランジスタ及びドライバMOSトラ
ンジスタの平面レイアウト図。
【図83】 TFT負荷型の従来のSRAMメモリセル
の第2層目の導電膜の平面レイアウト図。
【図84】 TFT負荷型の従来のSRAMメモリセル
の第3層目の導電膜の平面レイアウト図。
【図85】 TFT負荷型の従来のSRAMメモリセル
の第4層目の導電膜の平面レイアウト図。
【図86】 TFT負荷型の従来のSRAMメモリセル
の製造方法を説明するための断面図。
【符号の説明】
1、2 半導体基板、 10、10a,10b,10c,10d 第1層目の導
電膜(表面導電膜)、 20、20a,20b,20c,20d 第2層目の導
電膜、 30、30a,30b,30c,30d 第3層目の導
電膜、 40、40a,40b,40c,40d 第4層目の導
電膜、 50、50a,50b,50c,50d 第5層目の導
電膜、 4 下地絶縁膜(ゲート絶縁膜)、 11 第1層目の絶縁膜、 21 第2層目の絶縁膜、 31 第3層目の絶縁膜、 41 第4層目の絶縁膜、 20R1,20R2 高抵抗領域。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI H01L 29/78 617J 621

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体基板の主面に接して形成された下
    地絶縁膜と、この下地絶縁膜の上に互いに絶縁膜を挟ん
    で形成された複数の導電膜を備え、上記複数の導電膜の
    うち隣接する少なくとも二つの導電膜を絶縁膜に開孔し
    た接続孔によって接続するとともに同一の平面形状に形
    成したことを特徴とする半導体装置。
  2. 【請求項2】 上記複数の導電膜のうち上記下地絶縁膜
    に接して形成された導電膜を上記下地絶縁膜に開孔した
    接続孔によって上記半導体基板に接続したことを特徴と
    する請求項1に記載の半導体装置。
  3. 【請求項3】 上記複数の導電膜のうち少なとも一つの
    導電膜に高抵抗領域を形成したことを特徴とする請求項
    1または2に記載の半導体装置。
  4. 【請求項4】 上記複数の導電膜のうちの少なくとも一
    つの導電膜との間に絶縁膜を挟んで形成された他の導電
    膜を備え、上記一つの導電膜と上記他の導電膜とにより
    薄膜トランジスタを形成したことを特徴とする請求項1
    なし3のいずれかに記載の半導体装置。
  5. 【請求項5】 上記一つの導電膜により上記薄膜トラン
    ジスタのゲート電極を形成し、上記他の導電膜により上
    記薄膜トランジスタのチャネルを形成したことを特徴と
    する請求項4に記載の半導体装置。
  6. 【請求項6】 上記一つの導電膜により上記薄膜トラン
    ジスタのチャネルを形成し、上記他の導電膜により上記
    薄膜トランジスタのゲート電極を形成したことを特徴と
    する請求項4に記載の半導体装置。
  7. 【請求項7】 上記他の導電膜を上記一つの導電膜との
    間に絶縁膜を介して挟むように形成しかつ上記一つの導
    電膜に接続した更に他の導電膜を備えたことを特徴とす
    る請求項4に記載の半導体装置。
  8. 【請求項8】 上記他の導電膜により薄膜トランジスタ
    のチャネルを形成し、上記一つの導電膜とこれに接続し
    た上記更に他の導電膜とにより上記薄膜トランジスタの
    二重ゲート電極を形成したことを特徴とする請求項7に
    記載の半導体装置。
  9. 【請求項9】 上記他の導電膜と上記更に他の導電膜と
    を同一の平面形状に形成したことを特徴とする請求項7
    または8に記載の半導体装置。
  10. 【請求項10】 半導体基板の主面に下地絶縁膜を挟ん
    で形成した表面導電膜と、この表面導電膜の上に互いに
    絶縁膜を挟んで形成した複数の導電膜を備え、上記複数
    の導電膜のうち少なくとも二つの導電膜を同一の平面形
    状に形成し、かつその一方の導電膜と上記表面導電膜と
    を絶縁膜に開孔した接続孔によって接続したことを特徴
    とする半導体装置。
  11. 【請求項11】 上記表面導電膜を上記下地絶縁膜に開
    孔した接続孔によって上記半導体基板に接続したことを
    特徴とする請求項10に記載の半導体装置。
  12. 【請求項12】 上記複数の導電膜のうち少なとも一つ
    の導電膜に高抵抗領域を形成したことを特徴とする請求
    項10または11に記載の半導体装置。
  13. 【請求項13】 上記二つの導電膜のうちの上記一方の
    導電膜により薄膜トランジスタのゲート電極を形成し、
    上記2つの導電膜のうちの他方の導電膜により上記薄膜
    トランジスタのチャネルを形成したことを特徴とする請
    求項10ないし12のいずれかに記載の半導体装置。
  14. 【請求項14】 上記二つの導電膜のうちの他方の導電
    膜を絶縁膜を介して上記一方の導電膜との間に挟むよう
    に形成しかつ上記一方の導電膜に接続した更に他の導電
    膜を備えたことを特徴とする請求項10ないし13のい
    ずれかに記載の半導体装置。
  15. 【請求項15】 上記二つの導電膜のうちの他方の導電
    膜により薄膜トランジスタのチャネルを形成し、上記一
    方の導電膜とこれに接続された上記更に他の導電膜とに
    より上記薄膜トランジスタの二重ゲート電極を形成した
    ことを特徴とする請求項14に記載の半導体装置。
  16. 【請求項16】 半導体基板の下地絶縁膜の上に第1の
    導電膜を形成する工程と、上記第1の導電膜の上に第1
    の絶縁膜を形成する工程と、少なくとも上記第1の絶縁
    膜及び上記第1の導電膜を貫く開孔を形成する工程と、
    上記開孔を含む上記第1の絶縁膜の上に第2の導電膜を
    形成する工程と、上記開孔を含むように上記第2の導電
    膜、上記第1の絶縁膜及び上記第1の導電膜を同一の平
    面形状にパターニングする工程と含むことを特徴とする
    半導体装置の製造方法。
  17. 【請求項17】 半導体基板の主面に下地絶縁膜を形成
    する工程と、上記下地絶縁膜の上に第1の導電膜を形成
    する工程と、上記第1の導電膜の上に第1の絶縁膜を形
    成する工程と、上記第1の絶縁膜、上記第1の導電膜、
    及び上記下地絶縁膜を貫く開孔を形成する工程と、上記
    開孔を含み上記第1の絶縁膜の上に第2の導電膜を形成
    する工程と、上記開孔を含むように上記第2の導電膜、
    上記第1の絶縁膜、及び上記第1の導電膜を同一の平面
    形状にパターニングする工程とを含むことを特徴とする
    半導体装置の製造方法。
  18. 【請求項18】 半導体基板の主面に下地絶縁膜を形成
    する工程と、上記下地絶縁膜の上に第1の導電膜を形成
    する工程と、上記第1の導電膜の上に第1の絶縁膜を形
    成する工程と、上記第1の絶縁膜、上記第1の導電膜、
    及び上記下地絶縁膜を貫く開孔を形成する工程と、上記
    開孔を含み上記第1の絶縁膜の上に第2の導電膜を形成
    する工程と、上記第2の導電膜の上に第2の絶縁膜を形
    成する工程と、上記第2の絶縁膜の上に第3の導電膜を
    形成する工程と、上記開孔を含むように上記第3の導電
    膜、上記第2の絶縁膜、上記第2の導電膜、上記第1の
    絶縁膜、及び上記第1の導電膜を同一の平面形状にパタ
    ーニングする工程とを含むことを特徴とする半導体装置
    の製造方法。
  19. 【請求項19】 半導体基板の主面に下地絶縁膜を形成
    する工程と、上記下地絶縁膜に下地開孔を形成する工程
    と、上記下地開孔を含む上記下地絶縁膜の上に第1の導
    電膜を形成する工程と、上記第1の導電膜をパターニン
    グする工程と、上記第1の導電膜及び上記下地絶縁膜の
    上に第1の絶縁膜を形成する工程と、上記第1の絶縁膜
    に第1の開孔を形成する工程と、上記第1の開孔を含む
    上記第1の絶縁膜の上に第2の導電膜を形成する工程
    と、上記第2の導電膜の上に第2の絶縁膜を形成する工
    程と、上記第2の絶縁膜の上に第3の導電膜を形成する
    工程と、上記第3の導電膜、上記第2の絶縁膜、及び上
    記第2の導電膜を同一の平面形状にパターニングする工
    程とを含むことを特徴とする半導体装置の製造方法。
  20. 【請求項20】 半導体基板の主面に下地絶縁膜を形成
    する工程と、上記下地絶縁膜に下地開孔を形成する工程
    と、上記下地開孔を含む上記下地絶縁膜の上に第1の導
    電膜を形成する工程と、上記第1の導電膜をパターニン
    グする工程と、上記第1の導電膜及び上記下地絶縁膜の
    上に第1の絶縁膜を形成する工程と、上記第1の絶縁膜
    に第1の開孔を形成する工程と、上記第1の開孔を含む
    上記第1の絶縁膜の上に第2の導電膜を形成する工程
    と、上記第2の導電膜をパターニングする工程と、上記
    第2の導電膜及び上記第1の絶縁層の上に第2の絶縁膜
    を形成する工程と、上記第2の絶縁膜に第2の開孔を形
    成する工程と、上記第2の開孔を含む上記第2の絶縁膜
    の上に第3の導電膜を形成する工程と、上記第3の導電
    膜の上に第3の絶縁膜を形成する工程と、上記第3の絶
    縁膜の上に第4の導電膜を形成する工程と、上記第4の
    導電膜、上記第3の絶縁膜、及び上記第3の導電膜を同
    一の平面形状にパターニングする工程とを含むことを特
    徴とする半導体装置の製造方法。
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