JPH1154509A - 半導体集積回路装置およびその製造方法 - Google Patents

半導体集積回路装置およびその製造方法

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JPH1154509A
JPH1154509A JP9206464A JP20646497A JPH1154509A JP H1154509 A JPH1154509 A JP H1154509A JP 9206464 A JP9206464 A JP 9206464A JP 20646497 A JP20646497 A JP 20646497A JP H1154509 A JPH1154509 A JP H1154509A
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JP
Japan
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misfet
gate electrode
film
metal film
integrated circuit
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JP9206464A
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Shinichiro Wada
真一郎 和田
Kazutaka Mori
和孝 森
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Hitachi Ltd
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Hitachi Ltd
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Publication date
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    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L2924/00Indexing scheme for arrangements or methods for connecting or disconnecting semiconductor or solid-state bodies as covered by H01L24/00
    • H01L2924/0001Technical content checked by a classifier
    • H01L2924/0002Not covered by any one of groups H01L24/00, H01L24/00 and H01L2224/00

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  • Internal Circuitry In Semiconductor Integrated Circuit Devices (AREA)
  • Metal-Oxide And Bipolar Metal-Oxide Semiconductor Integrated Circuits (AREA)
  • Insulated Gate Type Field-Effect Transistor (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 MISFETのゲート電極の微細化に伴うゲ
ート電極の抵抗値の増加を抑制することができる技術を
提供する。 【解決手段】 MISFETの多結晶シリコン膜によっ
て構成されたゲート電極6上に、ゲート電極6のゲート
長よりも広い幅を有する第1の溝8を形成し、この第1
の溝8内に低抵抗の金属膜によって構成される埋め込み
配線9aをゲート電極6に接触して設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体集積回路装
置およびその製造方法に関し、特に、相補型MOSFE
T(Complementary Metal Oxide Semiconductor Field
Effect Transistor ;CMOSFET)を有する半導体
集積回路装置に適用して有効な技術に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】CMOSFETは微細化技術の進歩とと
もに年々その性能を向上させている。特に、ゲート電極
の微細化はデバイス性能の向上には不可欠であり、高性
能が要求される半導体集積回路装置においては、先端微
細加工技術によって加工されたゲート電極を有するCM
OSFETが用いられている。
【0003】ところで、ゲート電極はソース領域、ドレ
イン領域の自己整合形成が可能であることから、その材
料には多結晶シリコン膜が用いられている。しかしなが
ら、多結晶シリコン膜は金属膜に比べて抵抗値が高いた
め、ゲート電極の微細化によってゲート電極の抵抗値は
著しく増加し、半導体集積回路装置の性能を低下させて
しまう。
【0004】特に、高集積化が進むSRAM(Static R
andom Access Memory )またはDRAM(Dynamic Rand
om Access Memory)のメモリセルにおいては、トランジ
スタを選択するワード線として用いられる情報転送用の
MISFET(Metal Insulator Semiconductor FET )
のゲート電極の抵抗値がメモリセルのアクセス時間に影
響を及ぼすため、ゲート電極の高抵抗化は大きな問題と
なっている。
【0005】そこで、従来は、ゲート電極を構成する多
結晶シリコン膜上に低抵抗の高融点シリサイド膜、例え
ばタングステンシリサイド(WSi2 )膜,チタンシリ
サイド(TiSi2 )膜を積層する、または低抵抗の金
属膜、例えばタングステン(W)膜、窒化チタン(Ti
N)膜を積層することによってゲート電極を積層構造と
し、ゲート電極の低抵抗化を図っている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記積層構造のゲート
電極の形成には、次のいずれかの加工方法が用いられて
いる。
【0007】すなわち、多結晶シリコン膜上に高融点シ
リサイド膜または金属膜を堆積した後、高融点シリサイ
ド膜または金属膜および多結晶シリコン膜をフォトレジ
ストパターンをマスクにして順次エッチングする方法、
多結晶シリコン膜をエッチングした後、半導体基板上に
金属膜を堆積し、次いで、自己整合法によって多結晶シ
リコン膜上に高融点シリサイド膜を形成する方法、多結
晶シリコン膜をエッチングした後、多結晶シリコン膜上
に金属膜を選択的に成長させる方法である。
【0008】ところが、上記加工方法では、ゲート電極
の上層を構成する高融点シリサイド膜または金属膜の幅
も多結晶シリコン膜の幅と同じとなるため、ゲート電極
の微細化とともにゲート電極の抵抗値は増加し、低抵抗
化のためにゲート電極を積層構造とした効果を十分に生
かすことができない。
【0009】本発明の目的は、MISFETのゲート電
極の微細化に伴うゲート電極の抵抗値の増加を抑制する
ことができる技術を提供することにある。
【0010】本発明の前記ならびにその他の目的と新規
な特徴は、本明細書の記述および添付図面から明らかに
なるであろう。
【0011】
【課題を解決するための手段】本願において開示される
発明のうち、代表的なものの概要を簡単に説明すれば、
次のとおりである。すなわち、本発明の半導体集積回路
装置は、MISFETのゲート電極上の絶縁膜に、前記
ゲート電極のゲート長よりも広い幅を有する溝が形成さ
れ、前記溝内に低抵抗の金属膜で構成される第1の埋め
込み配線が前記ゲート電極に接触して配置されており、
前記MISFETのソース領域、ドレイン領域上の前記
絶縁膜にそれぞれコンタクトホールが形成され、前記コ
ンタクトホール内に前記金属膜で構成される第2の埋め
込み配線が配置されているものである。
【0012】また、本発明の半導体集積回路装置の製造
方法は、半導体基板上に複数のMISFETを形成する
工程と、前記半導体基板上に絶縁膜を堆積した後、複数
の前記MISFETのソース領域、ドレイン領域上の前
記絶縁膜にそれぞれコンタクトホールを形成する工程
と、複数の前記MISFETのゲート電極上の前記絶縁
膜に前記ゲート電極のゲート長よりも広い幅を有する溝
を形成する工程と、前記コンタクトホール内および前記
溝内に低抵抗の金属膜を埋め込む工程とを有するもので
ある。
【0013】上記した手段によれば、MISFETのゲ
ート電極上に、ゲート電極のゲート長よりも広い幅を有
する低抵抗の金属膜が設けられるので、MISFETの
ゲート電極の微細化に伴うゲート電極の抵抗値の増加を
抑制することができる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて詳細に説明する。
【0015】なお、実施の形態を説明するための全図に
おいて同一機能を有するものは同一の符号を付し、その
繰り返しの説明は省略する。
【0016】(実施の形態1)図1は、本発明の一実施
の形態であるnチャネル型MISFETを示す半導体基
板の要部断面図である。
【0017】図示のように、p型の半導体基板1上にフ
ィールド絶縁膜2が形成されており、このフィールド絶
縁膜2で囲まれた活性領域である半導体基板1の表面に
は一対のn型半導体領域3によってソース領域、ドレイ
ン領域が構成されている。半導体基板1の表面には、し
きい値電圧制御層4が形成されている。このしきい値電
圧制御層4の上には、酸化シリコン膜でゲート絶縁膜5
が構成され、その上にはn型の多結晶シリコン膜でゲー
ト電極6が構成されている。
【0018】さらに、ゲート電極6上の第1の絶縁膜7
には、ゲート電極6のゲート長よりも広い幅を有する第
1の溝8が形成されており、第1の溝8内には埋め込み
配線9aがゲート電極6に接触して配置されている。こ
の埋め込み配線9aは金属膜、例えばタングステン
(W)膜、窒化チタン(TiN)膜またはアルミニウム
(Al)合金膜などによって構成されている。
【0019】n型半導体領域3上の第1の絶縁膜7に
は、第1のコンタクトホール10が形成されており、こ
の第1のコンタクトホール10内には、埋め込み配線9
aと同一層の金属膜によって埋め込み配線9bが形成さ
れている。
【0020】また、埋め込み配線9a,9b上に堆積さ
れた第2の絶縁膜11には、第2のコンタクトホール1
2が形成されており、この第2のコンタクトホール12
内にはプラグ13が形成されている。従って、第1層目
の配線14は、第2のコンタクトホール12内のプラグ
13および第1のコンタクトホール10内の埋め込み配
線9bを介して上記n型半導体領域3に接続されてい
る。
【0021】なお、前記実施の形態では、nチャネル型
MISFETについて説明したが、pチャネル型MIS
FETについても同様である。
【0022】図2は、nチャネル型MISFETおよび
pチャネル型MISFETを有するCMOSインバータ
回路を示す半導体基板の要部平面図であり、図3は、図
2のA−A’線における半導体基板の要部断面図であ
る。
【0023】図では、ゲート電極を並列に配置した場合
のCMOSインバータ回路を示し、Q1 はnチャネル型
MISFET、Q2 はpチャネル型MISFETであ
る。
【0024】nチャネル型MISFETQ1 は、半導体
基板1上に形成されたp型ウエル15上に形成され、こ
のp型ウエル15の表面には、一対のn型半導体領域3
によってソース領域、ドレイン領域が構成されている。
【0025】また、上記一対のn型半導体領域3の間の
p型ウエル15の表面には、しきい値電圧制御層4が形
成されている。このしきい値電圧制御層4の上には、酸
化シリコン膜でゲート絶縁膜5が形成され、その上には
n型の多結晶シリコン膜でゲート電極6が形成されてい
る。さらに、ゲート電極6上の第1の絶縁膜7には、ゲ
ート電極6のゲート長よりも広い幅を有する第1の溝8
aが形成されており、この第1の溝8a内には埋め込み
配線9aがゲート電極6に接触して配置されている。
【0026】pチャネル型MISFETQ2 は、半導体
基板1上に形成されたn型ウエル16上に形成され、こ
のn型ウエル16の表面には、一対のp型半導体領域1
7によってソース領域、ドレイン領域が構成されてい
る。
【0027】また、上記一対のp型半導体領域17の間
のn型ウエル16の表面には、しきい値電圧制御層4が
形成されている。このしきい値電圧制御層4の上には、
酸化シリコン膜でゲート絶縁膜5が形成され、その上に
はn型の多結晶シリコン膜でゲート電極6が形成されて
いる。さらに、ゲート電極6上の第1の絶縁膜7には、
ゲート電極6のゲート長よりも広い幅を有する第1の溝
8が形成されており、この第1の溝8a内には埋め込み
配線9aがゲート電極6に接触して配置されている。
【0028】さらに、nチャネル型MISFETQ1
ゲート電極6上に配置された埋め込み配線9aとpチャ
ネル型MISFETQ2 のゲート電極6上に配置された
埋め込み配線9aとは、第1の溝8b内に埋め込まれた
局所配線L1 によって電気的に接続されている。また、
nチャネル型MISFETQ1 のドレイン領域とpチャ
ネル型MISFETQ2 のドレイン領域とは、第2の溝
18内に埋め込まれた局所配線L2 によって電気的に接
続されている。
【0029】また、nチャネル型MISFETQ1 のソ
ース領域上およびpチャネル型MISFETQ2 のソー
ス領域上にそれぞれ設けられた第1のコンタクトホール
10内に埋め込み配線9bが形成され、埋め込み配線9
b上に設けれた第2のコンタクトホール12内にプラグ
13が形成され、さらに、プラグ13上に第1層目の配
線14が形成されている。従って、第1層目の配線14
は、プラグ13および埋め込み配線9bを介して、nチ
ャネル型MISFETQ1 およびpチャネル型MISF
ETQ2 のそれぞれのソース領域に接続されている。
【0030】また、局所配線L1 は、局所配線L1 上に
設けられた第2のコンタクトホール12内のプラグ13
を介して第1層目の配線14に接続されている。
【0031】なお、埋め込み配線9a,9bおよび局所
配線L1 ,L2 は、低抵抗の金属膜、例えばW膜、Ti
N膜またはAl合金膜などからなる共通層で構成されて
いる。
【0032】図2および図3に示した本発明の一実施の
形態であるCMOSインバータ回路の製造方法を図4〜
図12を用いて説明する。
【0033】まず、図4に示すように、n型シリコン単
結晶で構成された半導体基板1の主面上に自己整合法で
p型ウエル15とn型ウエル16を形成した後、p型ウ
エル15とn型ウエル16の表面に厚さ約400nmの
フィールド絶縁膜2を形成する。次いで、p型ウエル1
5およびn型ウエル16のそれぞれのチャネル領域へp
型不純物(例えば、ボロン(B))を導入して、しきい
値電圧制御層4を形成する。
【0034】次に、半導体基板1の表面にゲート絶縁膜
5を約6.5nmの厚さで形成した後、半導体基板1上に
CVD(Chemical Vapor Deposition )法でリン(P)
を添加した厚さ約300nmの多結晶シリコン膜を堆積
し、次いで、この多結晶シリコン膜をエッチングして、
ゲート電極6を形成する。
【0035】次に、ゲート電極6をマスクにしてp型ウ
エル15にn型不純物(例えば、砒素(As))を導入
し、nチャネル型MISFETQ1 のソース領域、ドレ
イン領域を構成するn型半導体領域3を形成する。続い
て、ゲート電極6をマスクにしてn型ウエル16にp型
不純物(例えば、フッ化ボロン(BF2 ))を導入し、
pチャネル型MISFETQ2 のソース領域、ドレイン
領域を構成するp型半導体領域17を形成する。
【0036】次に、半導体基板1上にCVD法によって
第1の絶縁膜7を堆積した後(図5)、図6に示すよう
に、第1の絶縁膜7をエッチングして、nチャネル型M
ISFETQ1 のドレイン領域とpチャネル型MISF
ETQ2 のドレイン領域とを接続するための局所配線L
2 を形成する領域に第2の溝18を形成し、さらに、n
チャネル型MISFETQ1 のソース領域上およびpチ
ャネル型MISFETQ2 のソース領域上にそれぞれ第
1のコンタクトホール10を形成する。
【0037】続いて、図7に示すように、第1の絶縁膜
7をエッチングして、nチャネル型MISFETQ1
ゲート電極6上およびpチャネル型MISFETQ2
ゲート電極6上にそれぞれ第1の溝8aを形成し、さら
に、nチャネル型MISFETQ1 のゲート電極6とp
チャネル型MISFETQ2 のゲート電極6とを接続す
るための局所配線L1 を形成する領域に第1の溝8bを
形成する。
【0038】第1の溝8aは、その幅がゲート電極6を
構成する多結晶シリコン膜の幅よりも広く、また、ゲー
ト電極6を構成する多結晶シリコン膜の表面が露出する
まで第1の絶縁膜7をエッチングすることによって形成
される。
【0039】次に、半導体基板1上にCVD法またはス
パッタリング法によって金属膜19、例えばW膜、Ti
N膜またはAl合金膜などを堆積した後(図8)、図9
に示すように、CMP(Chemical Mechanical Polishin
g ;化学的機械研磨)法によって上記金属膜19の表面
を平坦化し、第1の溝8a,8b内、第2の溝18内お
よび第1のコンタクトホール10内に上記金属膜19を
埋め込む。
【0040】これによって、第1の溝8a内には、nチ
ャネル型MISFETQ1 のゲート電極6およびpチャ
ネル型MISFETQ2 のゲート電極6の低抵抗化を実
現する埋め込み配線9aが形成され、第1の溝8b内に
は、nチャネル型MISFETQ1 のゲート電極6とp
チャネル型MISFETQ2 のゲート電極6とを接続す
る局所配線L1 が形成され、第2の溝18内には、nチ
ャネル型MISFETQ1 のドレイン領域とpチャネル
型MISFETQ2 のドレイン領域とを接続する局所配
線L2 が形成され、さらに、第1のコンタクトホール1
0内にはnチャネル型MISFETQ1 のソース領域ま
たはpチャネル型MISFETQ2 のソース領域と後に
形成されるプラグ13とを接続するための埋め込み配線
9bが形成される。
【0041】次に、半導体基板1上にCVD法によって
第2の絶縁膜11を堆積した後(図10)、図11に示
すように、第2の絶縁膜11をエッチングして、nチャ
ネル型MISFETQ1 のソース領域上およびpチャネ
ル型MISFETQ2 のソース領域上にそれぞれ設けら
れた埋め込み配線9b上に第2のコンタクトホール12
を形成する。
【0042】次に、図12に示すように、半導体基板1
上にCVD法またはスパッタリング法によって金属膜、
例えばW膜またはTiN膜などを堆積した後、CMP法
によって上記金属膜の表面を平坦化し、第2のコンタク
トホール12内に上記金属膜を埋め込む。これによっ
て、第2のコンタクトホール12内にはnチャネル型M
ISFETQ1 のソース領域上およびpチャネル型MI
SFETQ2 のソース領域上にそれぞれプラグ13が形
成される。
【0043】この後、半導体基板1上にスパッタリング
法によって金属膜、例えばAl合金膜または銅膜などを
堆積し、次いで、この金属膜を加工して、第1層目の配
線14を形成することにより、図2および図3に示した
CMOSインバータ回路が形成される。
【0044】このように、本実施の形態1によれば、多
結晶シリコン膜で構成されるMISFETのゲート電極
6に接触して、ゲート電極6のゲート長よりも広い幅を
有する埋め込み配線7aを形成することにより、ゲート
電極6が微細化してもゲート電極6の抵抗値の増加を抑
制することができる。
【0045】さらに、nチャネル型MISFETQ1
よびpチャネル型MISFETQ2のそれぞれのゲート
電極6上またはソース領域、ドレイン領域上に、低抵抗
の金属膜で構成される埋め込み配線9a,9bまたは局
所配線L1 ,L2 を形成することにより、複数のMIS
FET間の配線設計の自由度を増すことができる。
【0046】(実施の形態2)図13は、本発明の他の
実施の形態であるCMOSインバータ回路を示す半導体
基板の要部平面図であり、図14は、図13のA−A’
線における半導体基板の要部断面図である。
【0047】図では、ゲート電極を縦列に配置した場合
のCMOSインバータ回路を示し、Q1 はnチャネル型
MISFET、Q2 はpチャネル型MISFETであ
る。
【0048】前記実施の形態1の図2で示したCMOS
インバータ回路と同様に、nチャネル型MISFETQ
1 のゲート電極6およびpチャネル型MISFETQ2
のゲート電極6に接触してゲート電極6のゲート長より
も広い幅を有する埋め込み配線9aが配置されており、
この埋め込み配線9aは第2のコンタクトホール12内
に形成されたプラグ13を介して第1層目の配線14に
接続されている。
【0049】さらに、nチャネル型MISFETQ1
ドレイン領域とpチャネル型MISFETQ2 のドレイ
ン領域とは局所配線L2 によって電気的に接続されてい
る。
【0050】また、nチャネル型MISFETQ1 のソ
ース領域上およびpチャネル型MISFETQ2 のソー
ス領域上にそれぞれ設けられた第1のコンタクトホール
10内には埋め込み配線9bが形成され、この埋め込み
配線9bは第2のコンタクトホール12内に設けられた
プラグ13を介して第1層目の配線14に接続されてい
る。
【0051】なお、埋め込み配線9a,9bおよび局所
配線L2 は低抵抗の金属膜、例えばW膜、TiN膜また
はAl合金膜などからなる共通層で構成されている。
【0052】(実施の形態3)本発明の他の実施の形態
であるSRAMのメモリセルを説明する。
【0053】まず、本実施の形態のSRAMのメモリセ
ルの等価回路を図15を用いて簡単に説明する。
【0054】図示のように、メモリセルは、一対の相補
性データ線(データ線DL、データ線バーDL)とワー
ド線WLとの交差部に配置された一対の駆動用MISF
ETQd1 ,Qd2 、一対の負荷用MISFETQ
1 ,Qp2 および一対の転送用MISFETQt1
Qt2 で構成されている。駆動用MISFETQd1
Qd2 および転送用Qt1 ,Qt2 はnチャネル型で構
成され、負荷用MISFETQp1 ,Qp2 はpチャネ
ル型で構成されている。すなわち、このメモリセルは、
4個のnチャネル型MISFETと2個のpチャネル型
MISFETとを使った完全CMOS型で構成されてい
る。
【0055】上記メモリセルを構成する6個のMISF
ETのうち、駆動用MISFETQd1 と負荷用MIS
FETQp1 とはCMOSインバータ(INV1 )を構
成し、駆動用MISFETQd2 と負荷用MISFET
Qp2 とはCMOSインバータ(INV2 )を構成して
いる。この一対のCMOSインバータ(INV1 ,IN
2 )の相互の入出力端子(蓄積ノードA,B)間は、
一対の局所配線を介して交差結合し、1ビットの情報を
記憶する情報蓄積部としてのフリップフロップ回路を構
成している。
【0056】上記フリップフロップ回路の一方の入出力
端子(蓄積ノードA)は転送用MISFETQt1 のソ
ース領域に接続され、他方の入出力端子(蓄積ノード
B)は転送用MISFETQt2 のソース領域に接続さ
れている。転送用MISFETQt1 のドレイン領域は
データ線DLに接続され、転送用MISFETQt2
ドレイン領域はデータ線バーDLに接続されている。
【0057】また、フリップフロップ回路の一端(負荷
用MISFETQp1 ,Qp2 のそれぞれのソース領
域)は電源電圧(Vcc)に接続され、他端(駆動用M
ISFETQd1 ,Qd2 のそれぞれのソース領域)は
基準電圧(Vss)に接続されている。電源電圧(Vc
c)は、例えば5Vであり、基準電圧(Vss)は、例
えば0V(GND電圧)である。
【0058】次に、本実施の形態のSRAMのメモリセ
ルの具体的な構成を説明する。
【0059】図16は、メモリセルの略1個分を示す半
導体基板の要部平面図であり、図17および図18は、
それぞれA−A’線およびB−B’線における半導体基
板の要部断面図である。
【0060】図16〜図18に示すように、メモリセル
を構成する6個のMISFETは、p- 型の半導体基板
1のフィールド絶縁膜2で周囲を囲まれた活性領域に形
成されている。nチャネル型で構成される駆動用MIS
FETQd1 ,Qd2 および転送用MISFETQ
1 ,Qt2 のそれぞれはp型ウエル15の活性領域に
形成され、pチャネル型で構成される負荷用MISFE
TQp1 ,Qp2 はn型ウエル16の活性領域に形成さ
れている。p型ウエル15、n型ウエル16のそれぞれ
は、半導体基板1上に形成されたp型エピタキシャルシ
リコン層20の主面に形成されている。
【0061】フリップフロップ回路の一方のCMOSイ
ンバータを構成する駆動用MISFETQd1 と負荷用
MISFETQp1 は、共通のゲート電極FG1 を有し
ており、他方のCMOSインバータを構成する駆動用M
ISFETQd2 と負荷用MISFETQp2 は、共通
のゲート電極FG2 を有している。
【0062】これらゲート電極FG1 ,FG2 は多結晶
シリコン膜によって構成され、酸化シリコン膜で構成さ
れたゲート絶縁膜5の上に形成されている。
【0063】上記駆動用MISFETQd1 ,Qd2
それぞれのソース領域、ドレイン領域は、p型ウエル1
5の活性領域に形成されたn型半導体領域3で構成され
ている。また、負荷用MISFETQp1 ,Qp2 のそ
れぞれのソース領域、ドレイン領域は、n型ウエル16
の活性領域に形成されたp型半導体領域17で構成され
ている。
【0064】転送用MISFETQt1 ,Qt2 は、ワ
ード線WLと一体に構成されたゲート電極FG3 を有し
ている。このゲート電極FG3 は、上記ゲート電極FG
1 ,FG2 と同じ多結晶シリコン膜で構成され、酸化シ
リコン膜で構成されたゲート絶縁膜5の上に形成されて
いる。なお、ゲート電極FG1 ,FG2 およびゲート電
極FG3 を構成する多結晶シリコン膜には、n型の不純
物(例えばリン)が導入されている。
【0065】上記転送用MISFETQt1 ,Qt2
それぞれのソース領域、ドレイン領域は、p型ウエル1
5の活性領域に形成されたn型半導体領域3で構成され
ている。
【0066】駆動用MISFETQd1 ,Qd2 、負荷
用MISFETQp1 ,Qp2 および転送用MISFE
TQt1 ,Qt2 のそれぞれのソース領域、ドレイン領
域の上部には、低抵抗化のためのメタルシリサイド膜2
1が形成されている。メタルシリサイド膜21は、例え
ばチタンシリサイド(TiSi2 )膜で構成されてい
る。
【0067】駆動用MISFETQd1 と負荷用MIS
FETQp1 の共通のゲート電極FG1 上の第1の絶縁
膜7にゲート電極FG1 のゲート長よりも広い幅を有す
る第1の溝8aが形成されており、この第1の溝8a内
には、低抵抗の金属膜によって構成された埋め込み配線
9a1 がゲート電極FG1 に接触して配置されている。
【0068】さらに、上記埋め込み配線9a1 は、負荷
用MISFETQp2 のドレイン領域上に延存し、第1
のコンタクトホール10を通じて負荷用MISFETQ
2のドレイン領域に接続されている。また、駆動用M
ISFETQd2 のドレイン領域上および負荷用MIS
FETQp2 のドレイン領域上に第2の溝18が形成さ
れており、この第2の溝18内に局所配線L3aを形成す
ることによって、駆動用MISFETQd2 のドレイン
領域と負荷用MISFETQp2 のドレイン領域とが接
続されている。
【0069】従って、埋め込み配線9a1 および局所配
線L3aによって、駆動用MISFETQd1 と負荷用M
ISFETQp1 の共通のゲート電極FG1 と、駆動用
MISFETQd2 のドレイン領域と、負荷用MISF
ETQp2 のドレイン領域および転送用MISFETQ
2 のソース領域とが電気的に接続される。
【0070】同様に、駆動用MISFETQd2 と負荷
用MISFETQp2 の共通のゲート電極FG2 上の第
1の絶縁膜7にゲート電極FG2 のゲート長よりも広い
幅を有する第1の溝8aが形成されており、この第1の
溝8a内には、低抵抗の金属膜によって構成された埋め
込み配線9a2 がゲート電極FG2 に接触して配置され
ている。
【0071】さらに、上記埋め込み配線9a2 は、駆動
用MISFETQd1 のドレイン領域上および転送用M
ISFETQt1 のソース領域上に延存し、第1のコン
タクトホール10を通じて駆動用MISFETQd1
ドレイン領域および転送用MISFETQt1 のソース
領域に接続されている。また、駆動用MISFETQd
1 のドレイン領域上および負荷用MISFETQp1
ドレイン領域上に第2の溝18が形成されており、この
第2の溝18内に局所配線L3bを形成することによっ
て、駆動用MISFETQd1 のドレイン領域と負荷用
MISFETQp1 のドレイン領域とが接続されてい
る。
【0072】従って、埋め込み配線9a2 および局所配
線L3bによって、駆動用MISFETQd2 と負荷用M
ISFETQp2 の共通のゲート電極FG2 と、駆動用
MISFETQd1 のドレイン領域と、負荷用MISF
ETQp1 のドレイン領域および転送用MISFETQ
1 のソース領域とが電気的に接続される。
【0073】さらに、転送用MISFETQt1 ,Qt
2 のゲート電極FG3 上の第1の絶縁膜7にゲート電極
FG3 のゲート長よりも広い幅を有する第1の溝8aが
形成されており、この第1の溝8a内には、低抵抗の金
属膜によって構成された埋め込み配線9a3 がゲート電
極FG3 に接触して配置されている。
【0074】また、駆動用MISFETQd1 ,Qd2
のそれぞれのソース領域上、負荷用MISFETQ
1 ,Qp2 のそれぞれのソース領域上および転送用M
ISFETQt1 ,Qt2 のそれぞれのドレイン領域上
の第1の絶縁膜7に第1のコンタクトホール10が開孔
されており、この第1のコンタクトホール10内には埋
め込み配線9bが形成されている。さらに、埋め込み配
線9bはプラグ13を介して第1層目の配線14に接続
されている。
【0075】なお、埋め込み配線9a1 〜9a3 ,9b
および局所配線L3a,L3bは低抵抗の金属膜、例えばW
膜、TiN膜またはAl合金膜などからなる共通層で構
成されている。
【0076】図示はしないが、上記第1層目の配線14
の上層には第3の絶縁膜を介して第2層目の配線が形成
されている。この第2層目の配線は、第3の絶縁膜に開
孔されたスルーホールを通じて転送用MISFETQt
1 ,Qt2 のそれぞれのドレイン領域上に配置された第
1層目の配線14に接続されている。
【0077】さらに、第2層目の配線は、基準電圧線
(Vss)を構成しており、第2の絶縁膜に開孔された
スルーホールを通じて駆動用MISFETQd1 ,Qd
2 のそれぞれのソース領域上に配置された第1層目の配
線14に接続されている。さらに、第2層目の配線は、
電源電圧線(Vcc)を構成しており、第2の絶縁膜に
開孔されたスルーホールを通じて負荷用MISFETQ
1 ,Qp2 のそれぞれのソース領域上に配置された第
1層目の配線14に接続されている。
【0078】上記第2層目の配線の上層には、第3の絶
縁膜を介して第3層目の配線が形成されている。第3の
絶縁膜は、例えば酸化シリコン膜、SOG(Spin On Gl
ass)および酸化シリコン膜の積層膜で構成され、第3
層目の配線は、例えばAl合金膜で構成されている。
【0079】この第3層目の配線は、データ線DL,バ
ーDLを構成しており、このデータ線DL,バーDL
は、第3の絶縁膜に開孔された第2のスルーホールを通
じて転送用MISFETQt1 ,Qt2 のそれぞれのド
レイン領域上に配置された第2層目の配線に接続されて
いる。
【0080】このように、本実施の形態3によれば、多
結晶シリコン膜で構成される駆動用MISFETQd1
と負荷用MISFETQp1 の共通のゲート電極FG1
上、駆動用MISFETQd2 と負荷用MISFETQ
2 の共通のゲート電極FG2 上および転送用MISF
ETQt1 ,Qt2 のゲート電極FG3 上に、ゲート電
極FG1 ,FG2 ,FG3 のゲート長よりも広い幅を有
する低抵抗の金属膜をそれぞれゲート電極FG1 ,FG
2 ,FG3 に接触して配置することにより、ゲート電極
FG1 ,FG2 ,FG3 を微細化してもゲート電極FG
1 ,FG2 ,FG3 の抵抗値の増加を抑制することがで
きる。
【0081】さらに、低抵抗の金属膜によって構成され
る埋め込み配線9a1 〜9a3 ,9bおよび局所配線L
3a,L3bを用いることによって、プロセス工程の複雑化
を抑え、また、メモリセル内の高標高部と低標高部との
差を低減することができる。
【0082】以上、本発明者によってなされた発明を発
明の実施の形態に基づき具体的に説明したが、本発明は
前記実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を
逸脱しない範囲で種々変更可能であることはいうまでも
ない。
【0083】
【発明の効果】本願によって開示される発明のうち、代
表的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば、
以下のとおりである。
【0084】本発明によれば、MISFETのゲート電
極上に、ゲート電極のゲート長よりも広い幅を有する低
抵抗の金属膜が設けられるので、ゲート電極の微細化に
伴うゲート電極の抵抗値の増加を抑制することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態であるnチャネル型MI
SFETを示す半導体基板の要部断面図である。
【図2】本発明の一実施の形態であるゲート電極を並列
配置したCMOSインバータ回路のパターンレイアウト
を示す半導体基板の要部平面図である。
【図3】図2のA−A’線における半導体基板の要部断
面図である。
【図4】本発明の一実施の形態であるゲート電極を並列
配置したCMOSインバータ回路の製造方法を示す半導
体基板の要部断面図である。
【図5】本発明の一実施の形態であるゲート電極を並列
配置したCMOSインバータ回路の製造方法を示す半導
体基板の要部断面図である。
【図6】本発明の一実施の形態であるゲート電極を並列
配置したCMOSインバータ回路の製造方法を示す半導
体基板の要部断面図である。
【図7】本発明の一実施の形態であるゲート電極を並列
配置したCMOSインバータ回路の製造方法を示す半導
体基板の要部断面図である。
【図8】本発明の一実施の形態であるゲート電極を並列
配置したCMOSインバータ回路の製造方法を示す半導
体基板の要部断面図である。
【図9】本発明の一実施の形態であるゲート電極を並列
配置したCMOSインバータ回路の製造方法を示す半導
体基板の要部断面図である。
【図10】本発明の一実施の形態であるゲート電極を並
列配置したCMOSインバータ回路の製造方法を示す半
導体基板の要部断面図である。
【図11】本発明の一実施の形態であるゲート電極を並
列配置したCMOSインバータ回路の製造方法を示す半
導体基板の要部断面図である。
【図12】本発明の一実施の形態であるゲート電極を並
列配置したCMOSインバータ回路の製造方法を示す半
導体基板の要部断面図である。
【図13】本発明の他の実施の形態であるゲート電極を
縦列配置したCMOSインバータ回路のパターンレイア
ウトを示す半導体基板の要部平面図である。
【図14】図13のA−A’線における半導体基板の要
部断面図である。
【図15】SRAMのメモリセルの等価回路図である。
【図16】本発明の他の実施の形態であるSRAMのメ
モリセルのパターンレイアウトを示す半導体基板の要部
平面図である。
【図17】図16のA−A’線における半導体基板の要
部断面図である。
【図18】図16のB−B’線における半導体基板の要
部断面図である。
【符号の説明】
1 半導体基板 2 フィールド絶縁膜 3 n型半導体領域 4 しきい値電圧制御層 5 ゲート絶縁膜 6 ゲート電極 7 第1の絶縁膜 8 第1の溝 8a 第1の溝 8b 第1の溝 9a 埋め込み配線 9a1 埋め込み配線 9a2 埋め込み配線 9a3 埋め込み配線 9b 埋め込み配線 10 第1のコンタクトホール 11 第2の絶縁膜 12 第2のコンタクトホール 13 プラグ 14 第1層目の配線 15 p型ウエル 16 n型ウエル 17 p型半導体領域 18 第2の溝 19 金属膜 20 p型エピタキシャルシリコン層 21 メタルシリサイド膜 Q1 nチャネル型MISFET Q2 pチャネル型MISFET L1 局所配線 L2 局所配線 L3a 局所配線 L3b 局所配線 DL,バーDL データ線 Qd1 ,Qd2 駆動用MISFET Qp1 ,Qp2 負荷用MISFET Qt1 ,Qt2 転送用MISFET WL ワード線 A,B 記憶ノード Vcc 電源電圧 Vss 基準電圧 INV1 ,INV2 CMOSインバータ FG1 ゲート電極 FG2 ゲート電極 FG3 ゲート電極

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 MISFETのゲート電極上の絶縁膜
    に、前記ゲート電極のゲート長よりも広い幅を有する溝
    が形成され、前記溝内に低抵抗の金属膜で構成される埋
    め込み配線が前記ゲート電極に接触して配置されている
    ことを特徴とする半導体集積回路装置。
  2. 【請求項2】 MISFETのゲート電極上の絶縁膜
    に、前記ゲート電極のゲート長よりも広い幅を有する溝
    が形成され、前記溝内に低抵抗の金属膜で構成される第
    1の埋め込み配線が前記ゲート電極に接触して配置され
    ており、前記MISFETのソース領域、ドレイン領域
    上の前記絶縁膜にそれぞれコンタクトホールが形成さ
    れ、前記コンタクトホール内に前記金属膜で構成される
    第2の埋め込み配線が配置されていることを特徴とする
    半導体集積回路装置。
  3. 【請求項3】 請求項1または2記載の半導体集積回路
    装置において、前記金属膜で構成される局所配線によっ
    て、複数の前記MISFETのゲート電極間が接続され
    ていることを特徴とする半導体集積回路装置。
  4. 【請求項4】 請求項1または2記載の半導体集積回路
    装置において、前記金属膜で構成される局所配線によっ
    て、少なくとも1つのMISFETのゲート電極と他の
    少なくとも1つのMISFETのソース領域とが接続さ
    れている、または前記金属膜で構成される局所配線によ
    って、少なくとも1つのMISFETのゲート電極と他
    の少なくとも1つのMISFETのドレイン領域とが接
    続されていることを特徴とする半導体集積回路装置。
  5. 【請求項5】 請求項1または2記載の半導体集積回路
    装置において、前記金属膜で構成される局所配線によっ
    て、少なくとも1つのMISFETのソース領域と他の
    少なくとも1つのMISFETのソース領域またはドレ
    イン領域とが接続されている、あるいは前記金属膜で構
    成される局所配線によって、少なくとも1つのMISF
    ETのドレイン領域と他の少なくとも1つのMISFE
    Tのソース領域またはドレイン領域とが接続されている
    ことを特徴とする半導体集積回路装置。
  6. 【請求項6】 駆動用MISFETおよび負荷用MIS
    FETからなる一対のCMOSインバータで構成された
    フリップフロップ回路と、前記フリップフロップ回路の
    一対の入出力端子に接続された一対の転送用MISFE
    Tとでメモリセルが構成されたSRAMを有する半導体
    集積回路装置であって、前記駆動用MISFETと前記
    負荷用MISFETの共通の一対の第1ゲート電極上
    に、前記第1ゲート電極のゲート長よりも広い幅を有す
    る第1の溝が形成され、前記第1の溝内に低抵抗の金属
    膜で構成される第1の埋め込み配線が前記第1ゲート電
    極に接触して配置され、前記転送用MISFETの第2
    ゲート電極上に、前記第2ゲート電極のゲート長よりも
    広い幅を有する第2の溝が形成され、前記第2の溝内に
    前記金属膜で構成される第2の埋め込み配線が前記第2
    ゲート電極に接触して配置され、前記金属膜で構成され
    る局所配線によって前記一対のCMOSインバータの相
    互の入出力端子が接続されていることを特徴とする半導
    体集積回路装置。
  7. 【請求項7】 請求項6記載の半導体集積回路装置にお
    いて、前記駆動用MISFETのソース領域上、前記負
    荷用MISFETのソース領域上および前記転送用MI
    SFETのドレイン領域上にそれぞれ設けられたコンタ
    クトホール内に前記金属膜で構成される第3の埋め込み
    配線が配置されていることを特徴とする半導体集積回路
    装置。
  8. 【請求項8】 請求項1または2記載の半導体集積回路
    装置において、前記ゲート電極は多結晶シリコン膜によ
    って構成され、前記金属膜はタングステン膜、窒化チタ
    ン膜またはアルミニウム合金膜によって構成されている
    ことを特徴とする半導体集積回路装置。
  9. 【請求項9】 以下の工程(a)〜(d)を含むことを
    特徴とする半導体集積回路装置の製造方法; (a)半導体基板上に複数の前記MISFETを形成す
    る工程、(b)前記半導体基板上に絶縁膜を堆積した
    後、複数の前記MISFETのソース領域、ドレイン領
    域上の前記絶縁膜にそれぞれコンタクトホールを形成す
    る工程、(c)複数の前記MISFETのゲート電極上
    の前記絶縁膜に前記ゲート電極のゲート長よりも広い幅
    を有する溝を形成する工程、(d)前記コンタクトホー
    ル内および前記溝内に低抵抗の金属膜を埋め込む工程。
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