JPH10228769A - 半導体記憶装置 - Google Patents

半導体記憶装置

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JPH10228769A
JPH10228769A JP9030093A JP3009397A JPH10228769A JP H10228769 A JPH10228769 A JP H10228769A JP 9030093 A JP9030093 A JP 9030093A JP 3009397 A JP3009397 A JP 3009397A JP H10228769 A JPH10228769 A JP H10228769A
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JP
Japan
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signal
circuit
activation
internal
power supply
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JP9030093A
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Takashi Ito
孝 伊藤
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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    • G11CSTATIC STORES
    • G11C11/00Digital stores characterised by the use of particular electric or magnetic storage elements; Storage elements therefor
    • G11C11/21Digital stores characterised by the use of particular electric or magnetic storage elements; Storage elements therefor using electric elements
    • G11C11/34Digital stores characterised by the use of particular electric or magnetic storage elements; Storage elements therefor using electric elements using semiconductor devices
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11CSTATIC STORES
    • G11C5/00Details of stores covered by group G11C11/00
    • G11C5/14Power supply arrangements, e.g. power down, chip selection or deselection, layout of wirings or power grids, or multiple supply levels
    • G11C5/147Voltage reference generators, voltage or current regulators; Internally lowered supply levels; Compensation for voltage drops

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  • Power Engineering (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 電源投入直後における消費電流を低減する。 【解決手段】 電源投入後ダミーサイクルが行なわれる
まで、外部制御信号(/RAS)に従う降圧回路の活性
のための降圧活性化信号(ACT)の発生を停止し、こ
の降圧回路(1b)へ与えられる降圧活性化信号を非活
性状態に保持する。電源投入後からダミーサイクルが行
なわれるまでの期間、降圧回路を非活性状態に保持する
ことができ、消費電流を低減することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は半導体記憶装置に
関し、特に、外部電源電圧を降圧して内部電源電圧を生
成する内部電源降圧回路を内蔵する半導体記憶装置に関
する。より特定的には、この発明は、電源投入時におけ
る内部電源降圧回路の消費電流を低減するための構成に
関する。
【0002】
【従来の技術】半導体記憶装置の記憶容量が大きくなり
また高集積化が進むにつれて、構成要素であるトランジ
スタ素子は微細化される。このような微細化されたトラ
ンジスタ素子の信頼性を保証するためおよび消費電力を
低減するために、動作電源電圧を低くするのが望まし
い。動作電源電圧を低くすることにより、構成要素であ
るMOSトランジスタ(絶縁ゲート型電界効果トランジ
スタ)のゲート絶縁膜の信頼性を保証し、また動作電源
電圧Vの二乗に比例する電力を低減する。
【0003】しかしながら、前世代の半導体記憶装置と
の互換性を維持する必要があるため、たとえばシステム
電源である外部電源電圧を内部で必要とされる電圧レベ
ルまで降圧することが行なわれる。
【0004】図10は、従来の半導体記憶装置の全体の
構成を概略的に示す図である。図10において、半導体
記憶装置1は、外部電源電圧EXTVccを受ける電源
端子1aに結合され、外部電源電圧EXTVccを降圧
して内部電源線2上に内部電源電圧INTVccを生成
する内部降圧回路1bと、この内部電源線2上の内部電
源電圧INTVccを使用して所定の機能を実行する内
部電源使用回路1cと、外部電源端子1aに結合される
外部電源線3上の外部電源電圧EXTVccを使用する
外部電源使用回路1dを含む。この外部電源使用回路1
dは、外部端子1eに結合され、半導体記憶装置1の外
部回路との信号/データの授受を行なう。
【0005】内部電源使用回路1cは、この内部電源線
2上の内部電源電圧INTVccを一方動作電源電圧と
して動作し、所定の処理を行なう。この内部電源使用回
路1cは、インタフェースとしての外部電源使用回路1
dを介して装置外部と信号の授受を行なう。
【0006】図11は、図10に示す内部降圧回路1b
の構成の一例を示す図である。図11において、内部降
圧回路1bは、図示しない基準電圧発生回路からの基準
電圧Vrefと内部電源線2上の内部電源電圧INTV
ccを活性化時比較する比較器10aと、降圧活性化信
号ACTの活性化に応答してこの比較器10aを活性化
する電流源トランジスタ10bと、外部電源端子1aと
内部電源線1の間に接続され、そのゲートに比較器10
aの出力信号を受けるpチャネルMOSトランジスタで
構成されるドライブトランジスタ10cと、降圧活性化
信号ACTの非活性化に応答してこのドライブトランジ
スタ10cのゲート電位を外部電源電圧EXTVccレ
ベルに保持するpチャネルMOSトランジスタで構成さ
れるプリチャージトランジスタ10dを含む。降圧活性
化信号ACTは、その発生態様は、後に説明するが、内
部電源使用回路1cが動作状態とされる活性化期間外部
電源電圧EXTVccレベルの活性状態とされる。次
に、この図11に示す内部降圧回路1bの動作について
簡単に説明する。
【0007】降圧活性化信号ACTが非活性状態のLレ
ベルのとき、電流源トランジスタ10bは非導通状態に
あり、比較器10aは非活性状態にある。一方、プリチ
ャージトランジスタ10dは、この非活性状態の降圧活
性化信号ACTに応答して導通し、ドライブトランジス
タ10cのゲート電位を外部電源電圧EXTVccレベ
ルにプリチャージする。ドライブトランジスタ10c
は、そのゲートおよびソース電位が同じとなり、非導通
状態に保持される。したがって、降圧活性化信号ACT
の非活性状態の間、内部降圧回路が非活性状態にあり、
内部電源電圧INTVccを生成する動作は停止され
る。
【0008】降圧活性化信号ACTが活性状態のHレベ
ルとなると、電流源トランジスタ10bが導通し、比較
器10aに対する電流経路が形成され、比較器10aが
活性化される。比較器10aは、内部電源線2上の内部
電源電圧INTVccと基準電圧Vrefとを差動的に
増幅して出力する差動増幅回路で構成される(この構成
については後に詳細に説明する)。内部電源電圧INT
Vccが基準電圧Vrefよりも高い場合には、この比
較器10aの出力信号はHレベルとなり、ドライブトラ
ンジスタ10cは非導通状態となる。一方、内部電源電
圧INTVccが基準電圧Vrefよりも低い場合に
は、比較器10aの出力信号レベルが低下し、ドライブ
トランジスタ10cのコンダクタンスが大きくなる。ド
ライブトランジスタ10cは、そのコンダクタンスに従
って外部電源端子1aから内部電源線2へ電流を供給
し、内部電源電圧INTVccを上昇させる。
【0009】降圧活性化信号ACTが活性状態となるの
は、この内部電源線2上の内部電源電圧INTVccを
使用する内部電源使用回路1cが動作するときである。
この状態においては、内部電源使用回路1cに大きな動
作電流が流れ、内部電源電圧INTVccが低下する可
能性がある。この内部電源使用回路1cの動作時におけ
る内部電源電圧INTVccの低下を補償するために、
降圧活性化信号ACTに従って内部降圧回路1bを活性
化する。内部電源使用回路1cの非動作時(スタンバイ
状態時)においては内部電源電圧INTVccは使用さ
れず、ごく微小なスタンバイ電流(リーク電流)が生じ
るだけであり、この内部電源電圧INTVccはほぼ一
定の電圧レベルに保持される。
【0010】図12は、図11に示す比較器10aの構
成の一例を示す図である。図12において、比較器10
aは、電源ノード3aに結合され、この電源ノード3a
から電流を供給するカレントミラー回路を構成するpチ
ャネルMOSトランジスタ10aaおよび10abと、
内部電源電圧INTVccおよび基準電圧Vrefを比
較する比較段を構成するnチャネルMOSトランジスタ
10acおよび10dを含む。pチャネルMOSトラン
ジスタ10aaはそのゲートおよびドレインがnチャネ
ルMOSトランジスタ10acのドレインに接続され
る。pチャネルMOSトランジスタ10abは、そのゲ
ートがpチャネルMOSトランジスタ10aaのゲート
に接続されかつそのドレインがnチャネルMOSトラン
ジスタ10adのドレインに接続される。MOSトラン
ジスタ10acおよび10adのソースは共通に電流源
トランジスタ10bのドレインに接続される。内部電源
電圧INTVccがMOSトランジスタ10acのゲー
トへ与えられ、基準電圧VrefがMOSトランジスタ
10adのゲートへ与えられる。MOSトランジスタ1
0abおよび10adの接続ノード(ドレイン)がドラ
イブトランジスタ10cのゲートに接続される。次にこ
の図12に示す比較回路(比較器10aおよび電流源ト
ランジスタ10bを含む)の動作について説明する。
【0011】降圧活性化信号ACTがLレベルのときに
は、電流源トランジスタ10bは非導通状態にある。し
たがって、電源ノード3aから接地ノードへ電流が流れ
る経路は遮断され、この比較回路における電流消費はこ
の電流源トランジスタ10bにおけるたとえば数μA程
度のリーク電流だけである。
【0012】降圧活性化信号ACTがHレベルとなる
と、電流源トランジスタ10bが導通し、電源ノード3
aから接地ノードへ電流が流れる経路が形成される。内
部電源電圧INTVccが基準電圧Vrefよりも高い
場合には、MOSトランジスタ10acのコンダクタン
スがMOSトランジスタ10adのコンダクタンスより
も大きくなり、MOSトランジスタ10acがMOSト
ランジスタ10adよりも多くの電流を流す。このMO
Sトランジスタ10acを流れる電流はMOSトランジ
スタ10aaから供給される。MOSトランジスタ10
aaおよび10abはカレントミラー回路を構成してお
り、MOSトランジスタ10aaおよび10abには同
じ大きさの電流が流れる(MOSトランジスタ10aa
および10abのサイズは同じ)。MOSトランジスタ
10adは、このMOSトランジスタ10abから供給
される電流をすべて放電することができず、ドライブト
ランジスタ10cのゲート電位が上昇する。
【0013】一方、内部電源電圧INTVccが基準電
圧Vrefよりも低い場合には、MOSトランジスタ1
0acのコンダクタンスは、MOSトランジスタ10a
dのコンダクタンスよりも小さくなり、MOSトランジ
スタ10acを流れる電流は、MOSトランジスタ10
adを流れる電流よりも小さくなる。MOSトランジス
タ10abを介して供給される電流がこのMOSトラン
ジスタ10acを介して流れる電流と同じ大きさとな
り、MOSトランジスタ10adはこのMOSトランジ
スタ10abから供給される電流を放電し、このMOS
トランジスタ10adのドレインの電位が低下し、応じ
てドライブトランジスタ10cのコンダクタンスが大き
くなる。
【0014】この比較回路は、内部電源電圧INTVc
cが内部電源使用回路1c(図10参照)により使用さ
れるときに、その電圧レベルの低下を補償するためにド
ライブトランジスタ10cを介して内部電源線2に電流
を供給する。内部電源使用回路1cの動作時には、比較
的大きな動作電流(たとえば数十mA)が流れる。この
大きな消費電流による内部電源電圧INTVccの低下
を確実に補償するために、この比較回路の応答速度は十
分に速くされる。したがって、この電流源トランジスタ
10bには、たとえば数mA程度の電流が流れ、内部電
源電圧INTVccと基準電圧Vrefの差に従ってド
ライブトランジスタ10cのゲート電位を高速で変化さ
せる。
【0015】この比較的大きな電流を使用する比較回路
を含む内部降圧回路を、必要とされるときのみ動作させ
ることにより、消費電流の低減を図る。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】図13は、降圧活性化
信号ACT発生部の構成を概略的に示す図である。図1
3において、降圧活性化信号発生部は、ロウアドレスス
トローブ信号/RASと電源投入検出信号ZPORを受
ける入力バッファ15と、この入力バッファ15の出力
信号に従って降圧活性化信号ACTを発生する降圧活性
化信号発生回路16を含む。入力バッファ15は、ロウ
アドレスストローブ信号/RASがLレベルにありかつ
電源投入検出信号ZPORがHレベルのときにLレベル
の信号を出力するゲート回路15aを含む。降圧活性化
信号発生回路16は、このゲート回路15aの出力信号
を反転するインバータ16bを含む。
【0017】ロウアドレスストローブ信号/RASは、
半導体記憶装置がDRAM(ダイナミック・ランダム・
アクセス・メモリ)であり、このDRAMのメモリサイ
クルを規定する。ロウアドレスストローブ信号/RAS
がLレベルの活性状態となると、このDRAM内部で内
部電源電圧INTVccを使用して、メモリセル選択動
作が開始される。電源投入検出信号ZPORは、外部か
らの電源電圧EXTVccが投入され所定の電圧レベル
に到達するかまたは安定状態になったときにHレベルの
活性状態となる。外部電源電圧EXTVccが不安定な
電圧レベルのときに内部回路が動作するのを禁止するた
めにこの電源投入検出信号ZPORは用いられる。次
に、この図13に示す降圧活性化信号発生部の動作を図
14および図15に示す波形図を参照して説明する。
【0018】まず、図14を参照して、ロウアドレスス
トローブ信号/RASがHレベルに設定された状態で、
外部電源電圧EXTVccが半導体記憶装置へ投入され
た場合の動作について説明する。時刻t1において、電
源が投入され、外部電源電圧EXTVccの電圧レベル
が上昇する。この電源電圧EXTVccの投入に応答し
て、比較回路の内部ノードの充電が行なわれるため、比
較的大きなピーク電流がこの電源投入に従って比較回路
において生じる。図14において、この比較回路を流れ
る電流を符号Icで示す。内部ノードが所定レベルに充
電された後は、構成要素であるMOSトランジスタはそ
れぞれ所定の状態(初期状態)に維持され、外部電源電
圧EXTVccの上昇に従って内部ノードの電位を上昇
させる。この状態においては、比較回路は安定状態であ
り(初期状態)、比較回路の電流Icは小さな値で安定
している(信号ACTはLレベル)。
【0019】時刻t2において、外部電源電圧EXTV
ccが所定の電圧レベルに到達し、内部回路を動作させ
ても誤動作が生じる可能性が少なくなると、電源投入検
出信号ZPORがHレベルに立上がる。電源投入検出信
号ZPORがHレベルに立上がっても、ゲート回路15
aに与えられるロウアドレスストローブ信号/RASは
Hレベルであり、ゲート回路15aの出力信号はHレベ
ルであり、したがってインバータ16bから出力される
降圧活性化信号ACTはLレベルにある。したがって、
内部降圧回路は非活性状態を維持し、その消費電流は増
加しない。
【0020】時刻t3において、後に説明するダミーサ
イクルを行なうために、ロウアドレスストローブ信号/
RASをLレベルに立下げる。このロウアドレスストロ
ーブ信号/RASの立下がりに応答して、ゲート回路1
5aからの出力信号がLレベルに立下がり、応じてイン
バータ16bの出力する降圧活性化信号ACTがHレベ
ルとなる。これに応答して、内部降圧回路が活性化さ
れ、比較回路が比較動作を行なう。この降圧活性化信号
ACTの活性化に従って比較回路の電流源トランジスタ
が導通するため、この比較回路において比較的大きな電
流Icが流れる。
【0021】この図14に示すように、ロウアドレスス
トローブ信号/RASをHレベルに設定した状態で外部
電源電圧EXTVccを投入した場合、降圧活性化信号
ACTは、電源投入時Lレベルに保持されており、電源
投入時の内部降圧回路における消費電流はほぼ無視する
ことのできる程度である(リーク電流レベル)。
【0022】次に、図15を参照して、ロウアドレスス
トローブ信号/RASをLレベルに設定した状態で電源
投入を行なった場合の動作について説明する。ロウアド
レスストローブ信号/RASがLレベルに設定された状
態で、時刻t1において電源が投入され、外部電源電圧
EXTVccの電圧レベルが上昇する。このときも、先
の図14に示す場合と同様、内部降圧回路の内部ノード
を初期状態に設定するために電流Icが瞬間的に増加
し、その後定常状態に復帰する。ロウアドレスストロー
ブ信号/RASがLレベルであっても、電源投入検出信
号ZPORはLレベルであり、ゲート回路15aの出力
信号はHレベルであり、応じて降圧活性化信号ACTは
Lレベルにある。
【0023】時刻t2において、電源電圧EXTVcc
が所定の電圧レベルに到達し、内部回路を誤動作させる
ことなく動作させる電圧レベルに到達したと判定される
と、電源投入検出信号ZPORがHレベルに立上がる。
この電源投入検出信号ZPORがHレベルに立上がる
と、ゲート回路15aの出力信号がLレベルに立下が
り、降圧活性化信号ACTがHレベルの活性状態とな
る。応じて内部降圧回路が活性化され、その比較回路が
比較動作を行なう。これにより比較回路の電流Icが通
常の動作時と同様の大きな値となる。したがって、この
ようなロウアドレスストローブ信号/RASをLレベル
にしてDRAMを活性状態に設定した状態で電源投入を
行なった場合、内部降圧回路が電源投入検出信号ZPO
Rの活性化に従って活性化され、大きな電流を消費し、
電源投入後消費電流が増加するという問題が生じる。
【0024】それゆえ、この発明の目的は、電源投入直
後の半導体記憶装置の内部降圧回路の消費電流を確実に
低減することのできる半導体記憶装置を提供することで
ある。
【0025】この発明の他の目的は、メモリサイクル規
定信号としてのロウアドレスストローブ信号の論理レベ
ルにかかわらず、電源投入直後の内部降圧回路における
消費電流を低減することのできる半導体記憶装置を提供
することである。
【0026】
【課題を解決するための手段】請求項1に係る半導体記
憶装置は、降圧活性化信号の活性化に応答して活性化さ
れ、外部からの電源電圧を降圧して内部電源電圧を生成
する内部降圧回路と、この外部電源電圧の投入に応答し
て活性状態となる電源投入検出信号を発生する電源投入
検出回路と、電源投入検出信号の活性化に応答して降圧
活性化信号を非活性状態に保持する制御手段を備える。
【0027】請求項2に係る半導体記憶装置は、電源投
入検出信号を所定時間遅延して制御手段へ与える遅延手
段をさらに備える。制御手段は、この遅延手段の出力信
号の非活性状態に応答して降圧活性化信号の非活性状態
への保持を停止する手段を含む。
【0028】請求項3に係る半導体記憶装置は、請求項
1または2の制御手段が、動作サイクル指示信号に応答
して、内部回路を初期状態にリセットするダミーサイク
ルが指示されたことを検出するダミーサイクル検出手段
と、このダミーサイクル検出手段からのダミーサイクル
検出指示信号の活性化に応答して、降圧活性化信号を非
活性状態に保持する動作を停止させる手段をさらに備え
る。
【0029】請求項4に係る半導体記憶装置は、請求項
3の装置が、動作サイクル指示信号に従って内部降圧回
路を活性化するための活性制御信号を発生する活性制御
信号発生手段をさらに備える。制御手段に含まれる停止
手段は、このダミーサイクル検出指示信号の活性化に応
答して活性制御信号に従って降圧活性化信号を発生する
ゲート回路を含む。
【0030】請求項5に係る半導体記憶装置は、降圧活
性化信号の活性化に応答して活性化され、外部からの電
源電圧を降圧して内部電源電圧を生成する内部降圧回路
と、外部からの動作サイクル規定信号に応答してこの降
圧活性化信号を活性化するための内部動作活性化信号を
発生するための内部動作活性化信号発生手段と、この外
部電源電圧の投入に応答して活性状態となる電源投入検
出信号を発生する電源投入検出回路と、電源投入検出信
号と動作サイクル規定信号とに応答して、内部回路を初
期状態にリセットするためのダミーサイクルが指示され
たことを検出し、該検出時活性化されるダミーサイクル
検出信号を発生するダミーサイクル検出手段と、このダ
ミーサイクル検出信号が活性化されるまで内部動作活性
化信号に従う降圧活性化信号の発生を停止して、降圧活
性化信号を非活性状態に保持する制御手段を備える。
【0031】請求項6に係る半導体記憶装置は、請求項
5の装置がさらに、電源投入検出信号を所定時間遅延す
る遅延回路をさらに備える。制御手段は、この遅延回路
の出力信号が活性状態にありかつダミーサイクル検出信
号が非活性状態であることとに応答して、内部動作活性
化信号に従う降圧活性化信号の発生停止および降圧活性
化信号の非活性状態での保持動作を行なう手段を含む。
【0032】請求項7に係る半導体記憶装置は、請求項
5の制御手段が、電源投入検出信号の活性状態とダミー
サイクル検出信号の非活性状態とに応答して、この内部
動作活性化信号に従う降圧活性化信号の発生停止および
降圧活性化信号の非活性状態での保持動作を行なう手段
を含む。
【0033】電源投入後、降圧活性化信号を非活性状態
に保持することにより、確実に、内部降圧回路を非活性
状態に保持して、この内部回路での消費電流を抑制する
ことができる。
【0034】
【発明の実施の形態】
[実施の形態1]図1は、この発明の実施の形態1に従
う半導体記憶装置の要部の構成を示す図である。図1に
おいて、内部降圧回路は、降圧活性化信号ACTの活性
化時活性化され、外部電源ノード1aaから内部電源線
2へ電流を供給するアクティブ降圧回路1baと、常時
動作し、外部電源ノード1aaから内部電源線2へ電流
を供給するスタンバイ降圧回路1bbを含む。スタンバ
イ降圧回路1bbの電流駆動力は十分小さくされ、半導
体記憶装置におけるスタンバイ状態時における内部電源
電圧INTVccの電圧レベルを保持する。アクティブ
降圧回路1baは、降圧活性化信号ACTの活性化時活
性化され、大きな電流駆動力を持って動作し、内部電源
使用回路動作時における大きな動作電流による内部電源
電圧INTVccの低下を補償する。アクティブ降圧回
路1baの構成は、図11および図12に示す構成と同
じであり、降圧活性化信号ACTの活性化時活性化さ
れ、基準電圧Vrefと内部電源電圧IntVccとを
比較する比較器と、この比較器の出力信号に従って外部
電源ノード1aaから内部電源線2へ電流を供給する電
流ドライブトランジスタと、降圧活性化信号ACTの非
活性化時導通し、電流ドライブトランジスタのゲートへ
外部電源電圧を伝達して電流ドライブトランジスタを非
導通状態とするトランジスタとを含む。スタンバイ降圧
回路1bbは、常時動作して基準電圧と内部電源電圧と
を比較する比較器と、この比較器の出力信号に従って外
部電源ノード1aaから内部電源線2へ電流を供給する
電流ドライブトランジスタを含む。この構成は、図11
に示す構成において、電流源トランジスタ10bが常時
動作し、またプリチャージトランジスタ10dは設けら
れていない構成と等価である。
【0035】半導体記憶装置は、さらに、外部電源端子
1aに結合され、この半導体記憶装置への電源投入を検
出するための電源投入検出回路20と、この電源投入検
出回路20からの電源投入検出信号ZPORの活性化に
応答してリセットされかつ外部から与えられるロウアド
レスストローブ信号/RASに従ってダミーサイクルが
指定されたことを検出するダミーサイクル検出回路22
と、外部からのロウアドレスストローブ信号/RASに
従ってアクティブ降圧回路1baを活性化するための活
性制御信号VDACTを出力する活性制御信号発生回路
24と、ダミーサイクル検出信号ZPOR8と活性制御
信号VDACTとを受け、降圧活性化信号ACTを出力
する制御回路26を含む。
【0036】電源投入検出回路20は、この電源端子1
aに与えられる外部電源電圧EXTVccが一定の電圧
レベルまたは安定状態となると電源投入検出信号ZPO
Rを活性状態のHレベルとする。
【0037】ダミーサイクル検出回路22は、この電源
投入検出回路20からの電源投入検出信号ZPORの活
性化に応答して活性化されて(初期化されて)、ロウア
ドレスストローブ信号/RASの活性化に従ってダミー
サイクルが指定されたことを検出し、このダミーサイク
ル指定検出時ダミーサイクル検出信号ZPOR8をHレ
ベルの活性状態へ駆動する。
【0038】活性制御信号発生回路24は、ロウアドレ
スストローブ信号/RASに同期して活性制御信号VD
ACTを活性状態へ駆動する。制御回路26は、このダ
ミーサイクル検出信号ZPOR8と活性制御信号VDA
CTを受けるAND回路26aを含む。したがって、ア
クティブ降圧回路1baへ与えられる降圧活性化信号A
CTは、電源投入後、ダミーサイクル検出信号ZPOR
8が活性状態とされるまで、この活性制御信号VDAC
Tの状態にかかわらず、非活性状態に保持される。次
に、この図1に示す回路の動作を、図2および図3に示
す波形図を参照して説明する。
【0039】まず、図2を参照して、ロウアドレススト
ローブ信号/RASをHレベルに設定した状態で電源投
入が行なわれるときの動作について説明する。
【0040】時刻t1において、電源が投入され、外部
電源電圧EXTVccの電圧レベルが上昇する。この外
部電源電圧EXTVccの電圧レベルが所定電圧レベル
に到達するかまたは安定状態に到達すると、時刻t2に
おいて、電源投入検出回路20からの電源投入検出信号
ZPORがHレベルの活性状態となる。ロウアドレスス
トローブ信号/RASはHレベルに保持されているた
め、ダミーサイクル検出回路22からのダミーサイクル
検出信号ZPOR8および活性制御信号発生回路24か
らの活性制御信号VDACTはともにLレベルにある。
したがって、制御回路26からの降圧活性化信号ACT
はLレベルにあり、アクティブ降圧回路1baは非活性
状態を維持する。スタンバイ降圧回路1bbは、その電
源投入に応答して動作し、内部電源線2に電流を供給
し、内部電源電圧INTVccを所定の電圧レベルにま
で上昇させる。内部回路(内部電源使用回路および外部
電源使用回路両者)は、ロウアドレスストローブ信号/
RASがHレベルにあるため、スタンバイ状態からこの
内部電源電圧および外部電源電圧の上昇に従って内部ノ
ードを初期状態に駆動する。このときの消費電流は、ス
タンバイ降圧回路1bbによりすべて供給される。
【0041】内部回路を確実に初期状態のスタンバイ状
態に設定するために、ダミーサイクルが実行される。こ
のダミーサイクルにおいては、ロウアドレスストローブ
信号/RASがたとえば8回トグルされ、内部でこのロ
ウアドレスストローブ信号/RASに関連する回路を動
作させる。DRAMにおいては、このロウアドレススト
ローブ信号/RASの活性/非活性に従って行選択およ
び内部信号線のプリチャージが行なわれる。したがって
このダミーサイクルを行なうことにより、内部回路の各
信号線および内部ノードを確実にスタンバイ状態時の電
圧レベルにプリチャージすることができる。
【0042】この図2において、時刻t3においてロウ
アドレスストローブ信号/RASがHレベルからLレベ
ルに立下げられ、ダミーサイクルが始まる。このダミー
サイクルの開始に従って、ダミーサイクル検出回路22
からのダミーサイクル検出信号ZPOR8がHレベルの
活性状態となり、制御回路26は活性制御信号発生回路
24からの活性制御信号VDACTに従って降圧活性化
信号ACTを変化させる。この活性制御信号VDACT
はロウアドレスストローブ信号/RASに同期する信号
である。したがってこのダミーサイクルにおいて、ロウ
アドレスストローブ信号/RASの活性/非活性に従っ
て活性制御信号VDACTが活性/非活性状態となり、
応じて降圧活性化信号ACTが活性/非活性状態とな
る。これにより、アクティブ降圧回路1baがこの降圧
活性化信号ACTに従って活性/非活性化され、ダミー
サイクルにおける内部回路動作時における大きな動作電
流による内部電源電圧INTVccの電圧レベルの低下
を補償する。これにより、ダミーサイクル時における内
部電源電圧INTVccの低下による内部回路の誤動作
による内部信号線および内部ノードの誤った電位レベル
へのプリチャージを防止する。
【0043】ダミーサイクルが指定される時刻t3ま
で、降圧活性化信号ACTは確実に非活性状態に保持さ
れる。したがって、この間アクティブ降圧回路1baを
非活性状態とすることができ、電源投入時においてアク
ティブ降圧回路1baにおける消費電流は低減すること
ができる。
【0044】次に、図3を参照して、ロウアドレススト
ローブ信号/RASがLレベルに設定された状態で電源
投入が行なわれた場合の動作について説明する。
【0045】ロウアドレスストローブ信号/RASをL
レベルに設定した状態で、時刻t1において電源が投入
される。この電源投入に従って外部電源電圧EXTVc
cの電圧レベルが上昇すると、活性制御信号発生回路2
4からの活性制御信号VDACTの電圧レベルも上昇す
る。時刻t2において、外部電源電圧EXTVccが所
定電圧レベルに到達するかまたは安定状態になると、電
源投入検出信号ZPORがHレベルとなる。活性制御信
号VDACTもHレベルに保持される。ダミーサイクル
検出信号ZPOR8がLレベルの非活性状態にあるた
め、制御回路26からの降圧活性化信号ACTはLレベ
ルの非活性状態を維持し、応じてアクティブ降圧回路1
baも非活性状態を維持する。スタンバイ降圧回路1b
bが、この外部電源ノード1aaから内部電源線2へ電
流を供給して、内部電源電圧INTVccを所定電圧レ
ベルにまで上昇させる。
【0046】ダミーサイクルを行なうために、一旦ロウ
アドレスストローブ信号/RASがHレベルに設定され
ると、応じて活性制御信号VDACTがLレベルに低下
する。時刻t3におい、ダミーサイクルが始まり、ロウ
アドレスストローブ信号/RASが複数回(8回)Hレ
ベルとLレベルの間でトグルされる。この時刻t3にお
けるロウアドレスストローブ信号/RASの立下がりに
応答して、ダミーサイクル検出信号ZPOR8がHレベ
ルの活性状態となり、制御回路26は、活性制御信号V
DACTに従って降圧活性化信号ACTを変化させる。
このように、ダミーサイクルにおいて内部回路動作時
(ロウアドレスストローブ信号/RASの活性状態)
に、アクティブ降圧回路1baが活性化され、この内部
回路動作時における動作電流による内部電源電圧INT
Vccの低下を抑制する。
【0047】この図3に示すように、たとえばシステム
電源立上げ時等において、メモリコントローラが誤って
初期設定され、ロウアドレスストローブ信号/RASが
Lレベルに設定された状態で、この半導体記憶装置への
電源投入が行なわれても、電源投入直後は、確実に降圧
活性化信号ACTは非活性状態に保持され、電源投入直
後のアクティブ降圧回路1baにおける消費電流を低減
することができる。
【0048】すなわち、この発明の実施の形態1に従え
ば、電源投入直後からダミーサイクルが行なわれるまで
の期間、ロウアドレスストローブ信号/RASの論理レ
ベルにかかわらず、確実にアクティブ降圧回路1baの
動作を停止させ、その消費電流を低減することができ
る。
【0049】図4(A)は、図1に示す電源投入検出回
路20の構成の一例を示す図である。図4(A)におい
て、電源投入検出回路20は、電源ノード1aとノード
20bの間に接続される抵抗素子20aと、ノード20
bと接地ノードの間に接続される容量素子20cと、ノ
ード20b上の電位を受けるインバータ20dと、イン
バータ20dの出力信号を受けて、電源投入検出信号Z
PORを出力するインバータ20eを含む。これらのイ
ンバータ20dおよび20eは、外部電源電圧EXTV
ccを一方動作電源電圧として動作する。次に、この図
4(A)に示す電源投入検出回路20の動作を、その動
作波形図である図4(B)を参照して説明する。
【0050】時刻t0において電源が投入され、電源ノ
ード1aの外部電源電圧EXTVccの電圧レベルが上
昇する。この外部電源電圧EXTVccの電圧上昇に従
って、容量素子20cが抵抗素子20aを介して充電さ
れ、ノード20bの電位レベルが緩やかに上昇する。こ
のノード20bの電位上昇速度は、抵抗素子20aの抵
抗値および容量素子20cの容量値により決定される。
このノード20bの電位レベルがLレベルの間、インバ
ータ20dの出力信号は外部電源電圧の上昇に従ってH
レベルとなり、応じて電源投入検出信号ZPORはLレ
ベルを維持する。
【0051】時刻t1において、ノード20bの電位レ
ベルがインバータ20dの入力論理しきい値よりも高く
なると、インバータ20dの出力信号がLレベルとな
り、応じてインバータ20eからの電源投入検出信号Z
PORがHレベルに立上がる。これにより、外部電源電
圧EXTVccが所定の電圧レベルに到達すると、電源
投入検出信号ZPORがHレベルの活性状態とされる。
【0052】なお、図4(B)において一点鎖線で示す
ように、抵抗素子20aの抵抗値および容量素子20c
の容量値が大きく、ノード20bの電位上昇速度が緩や
かな場合には、外部電源電圧EXTVccが所定の電圧
レベル以上となりかつその電圧レベルで安定状態となる
時刻t2において電源投入検出信号ZPORがHレベル
の活性状態となる。この電源投入検出信号ZPORが活
性状態とされるタイミングは時刻t1およびt2いずれ
であってもよい。
【0053】図5は、図1に示すダミーサイクル検出回
路22の構成の一例を示す図である。図5において、ダ
ミーサイクル検出回路22は、電源投入検出信号ZPO
Rの立上がりに応答して所定の時間幅を有するワンショ
ットのパルス信号を出力するワンショットパルス発生回
路22aと、ダミーサイクル検出信号ZPOR8の非活
性化時活性化され、ロウアドレスストローブ信号/RA
Sの立下がりに応答してワンショットのパルス信号を発
生するワンショットパルス発生回路22bと、電源投入
検出信号ZPORとワンショットパルス発生回路22b
の出力信号とを受けるAND回路22cと、AND回路
22cの出力信号の立上がりに応答してセットされかつ
ワンショットパルス発生回路22aの出力信号の立上が
りに応答してリセットされるセット/リセットフリップ
フロップ22dと、このセット/リセットフリップフロ
ップ22dから出力されるダミーサイクル検出信号ZP
OR8を反転してワンショットパルス発生回路22bへ
与えるインバータ22eを含む。
【0054】ワンショットパルス発生回路22aは、電
源投入検出信号ZPORを受ける3段の縦続接続される
インバータ22aa,22abおよび22acと、電源
投入検出信号ZPORとインバータ22acの出力信号
とを受けるAND回路22adを含む。このAND回路
22adの出力信号がセット/リセットフリップフロッ
プ22dのリセット入力Rへ与えられる。
【0055】ワンショットパルス発生回路22bは、ロ
ウアドレスストローブ信号/RASとインバータ22e
の出力信号とを受けるNAND回路22baと、NAN
D回路22baの出力信号を受けるインバータ22bb
と、インバータ22bbの出力信号を受けるインバータ
22bcと、ロウアドレスストローブ信号/RASとイ
ンバータ22bcの出力信号とを受けるNOR回路22
bdを含む。このNOR回路22bdの出力信号がAN
D回路22cの一方入力へ与えられる。次に動作につい
て簡単に説明する。
【0056】ワンショットパルス発生回路22aにおい
ては、電源投入検出信号ZPORがHレベルに立上がっ
たとき、インバータ22acの出力信号はまだHレベル
にあり、したがってAND回路22adの出力信号がH
レベルとなる。インバータ22aa〜22acが有する
遅延時間が経過すると、インバータ22acの出力信号
がLレベルとなり、AND回路22adの出力信号がL
レベルとなる。セット/リセットフリップフロップ22
dはリセットされ、ダミーサイクル検出信号ZPOR8
を確実にLレベルの非活性状態に初期設定する。この電
源投入検出信号ZPORがHレベルに立上がると、AN
D回路22cがイネーブルされ、ワンショットパルス発
生回路22bの出力信号を通過させる。ロウアドレスス
トローブ信号/RASがHレベルのときには、NOR回
路22bdの出力信号はLレベルである。また、ロウア
ドレスストローブ信号/RASがLレベルのときには、
NAND回路22baの出力信号はHレベルであり、応
じてNOR回路22bdの出力信号はLレベルとなる。
したがって、電源投入時、ロウアドレスストローブ信号
/RASがHレベルおよびLレベルいずれに設定されて
いても、AND回路22cの出力信号はLレベルであ
り、セット/リセットフリップフロップ22dはリセッ
ト状態を維持する。ロウアドレスストローブ信号/RA
SがHレベルからLレベルに立下がると、インバータ2
2bcの出力信号はその時Lレベルにあるため、NOR
回路22bdの出力信号がHレベルとなり、AND回路
22cの出力信号が応じてHレベルとなり、セット/リ
セットフリップフロップ22dがセットされ、ダミーサ
イクル検出信号ZPOR8がHレベルの活性状態とな
る。NAND回路22ba、インバータ22bbおよび
インバータ22bcの有する遅延時間が経過すると、イ
ンバータ22bcの出力信号がHレベルとなり、NOR
回路22bdの出力信号がLレベルとなる。一方、この
ダミーサイクル検出信号ZPOR8がHレベルに立上が
ると、インバータ22eの出力信号がLレベルとなり、
ワンショットパルス発生回路22bのNAND回路22
baの出力信号はHレベルに固定される。これにより、
ダミーサイクル検出信号ZPOR8が活性状態とされた
後は、このワンショットパルス発生回路22bは非活性
状態とされる。以後のダミーサイクルおよび通常動作サ
イクル時においてロウアドレスストローブ信号/RAS
がHレベルからLレベルへ変化しても、このワンショッ
トパルス発生回路22bの出力信号はLレベルを維持す
る。これにより、ダミーサイクルが行なわれた後、この
ワンショットパルス発生回路22bのパルス発生動作を
停止させて、その消費電流を低減する。
【0057】図6は、図1に示す活性制御信号発生回路
24の構成の一例を示す図である。図6において、活性
制御信号発生回路24は、外部からのロウアドレススト
ローブ信号/RASを受けるインバータ24aと、この
インバータ24aの出力信号を受けて活性制御信号VD
ACTを出力するインバータ24bを含む。この図6に
示す活性制御信号発生回路24は、実質的に、外部から
与えられるロウアドレスストローブ信号/RASをバッ
ファ処理して内部ロウアドレスストローブ信号を生成す
るRASバッファである。したがって、この降圧活性化
信号VDACTを、内部ロウアドレスストローブ信号と
して用いて、他のRAS系回路、すなわちロウアドレス
ストローブ信号/RASに従って動作する回路へ与えれ
ば、これらのRAS系回路を確実に電源投入時スタンバ
イ状態に設定することができ、電源投入直後これらのR
AS系回路が活性状態となって大きな動作電流が流れる
のを防止することができる。これらのRAS系回路とし
ては、外部からのロウアドレス信号を取込み内部ロウア
ドレス信号を生成するロウアドレスバッファ、ワード線
を選択状態へ駆動するデコーダ/ワードドライバ、およ
び選択メモリセルのデータの検知および増幅を行なうセ
ンスアンプ回路、および各ビット線対を所定電位にプリ
チャージするビット線プリチャージ回路などがある。
【0058】以上のように、この発明の実施の形態1に
従えば、電源投入直後、ダミーサイクルが行なわれるま
で、降圧活性化信号を非活性状態に保持するように構成
しているため、電源投入直後における内部降圧回路の消
費電流を確実に抑制することができる。
【0059】[実施の形態2]図7は、この発明の実施
の形態2に従う半導体記憶装置の要部の構成を示す図で
ある。図7においては、アクティブ降圧回路を活性/非
活性化するための降圧活性化信号ACTを発生する部分
の構成のみを示す。図7において、降圧活性化信号発生
部は、外部電源ノード(端子)1a上の外部電源電圧E
XTVccの投入に従って、電源投入検出信号ZPOR
を出力する電源投入検出回路20と、この電源投入検出
信号ZPORに従ってリセットされかつ活性化され、か
つ外部からのロウアドレスストローブ信号/RASに従
ってダミーサイクルが指定されたことを検出するダミー
サイクル検出回路22と、外部からのロウアドレススト
ローブ信号/RASに従ってアクティブ降圧回路を活性
化するための活性制御信号VDACTを出力する活性制
御信号発生回路24を含む。これらの電源投入検出回路
20、ダミーサイクル検出回路22、および活性制御信
号発生回路24の構成は、実施の形態1に示すものと同
じである。
【0060】降圧活性化信号発生部は、さらに、電源投
入検出信号ZPORを所定時間遅延する遅延回路30
と、遅延回路30の出力する遅延電源投入検出信号ZP
ORDとダミーサイクル検出回路22からのダミーサイ
クル検出信号ZPOR8を受けるゲート回路32と、ゲ
ート回路32の出力する降圧動作停止指示信号STVD
Cと活性制御信号発生回路24からの活性制御信号VD
ACTを受けるAND回路34を含む。AND回路34
から、アクティブ降圧回路(図1参照)を活性化するた
めの降圧活性化信号ACTが出力される。
【0061】ゲート回路32は、遅延回路30の出力す
る遅延電源投入検出信号ZPORDがHレベルであり、
かつダミーサイクル検出回路22からのダミーサイクル
検出信号ZPOR8がLレベルのときにのみ降圧動作停
止指示信号STVDCをLレベルに設定する。次に、こ
の図7に示す降圧活性化信号発生部の動作を図8および
図9に示す波形図を参照して説明する。
【0062】まず、図8を参照して、ロウアドレススト
ローブ信号/RASをHレベルに設定して電源投入を行
なうときの動作について説明する。
【0063】時刻t0において、ロウアドレスストロー
ブ信号/RASをHレベルに設定した状態で、電源投入
が行なわれ、外部電源電圧EXTVccの電圧レベルが
上昇する。この外部電源電圧EXTVccの電源投入に
従って内部ノードの電位が上昇するが、電源投入検出回
路20の出力信号ZPORDおよびダミーサイクル検出
回路22の出力するダミーサイクル検出信号ZPOR8
はLレベルであり、ゲート回路32の出力する信号ST
VDCは内部電源電圧または外部電源電圧の電圧上昇に
従ってその電圧レベルが上昇する。
【0064】時刻t1において、外部電源電圧EXTV
ccが所定の電圧レベルに到達するかまたは安定状態と
なると、電源投入検出回路20からの電源投入検出信号
ZPORがHレベルに立上がる。このときまだ、遅延回
路30の出力する遅延電源投入検出信号ZPORDはL
レベルであり、信号STVDCはHレベルにある。活性
制御信号発生回路24は、ロウアドレスストローブ信号
/RASがHレベルであるため、Lレベルの活性制御信
号VDACTを出力する。したがってまだ、降圧活性化
信号ACTはLレベルにある。
【0065】遅延回路30が有する遅延時間が経過する
と、この遅延電源投入検出信号ZPORDがHレベルに
立上がる。このとき、ダミーサイクルはまだ行なわれて
いない場合には、ダミーサイクル検出回路22からのダ
ミーサイクル検出信号ZPOR8はLレベルにある。し
たがって、時刻t2において、遅延電源投入検出信号Z
PORDがHレベルに立上がると、ゲート回路32から
の降圧動作停止指示信号STVDCはLレベルに立下が
り、AND回路34はディスエーブルされ、降圧活性化
信号ACTを非活性状態に保持する。
【0066】ロウアドレスストローブ信号/RASがL
レベルに立下がり、ダミーサイクルが行なわれると、ダ
ミーサイクル検出信号ZPOR8がHレベルに立上が
り、降圧動作停止指示信号STVDCが応じてHレベル
に立上がり、降圧活性化信号ACTがこの活性制御信号
発生回路24からの活性制御信号VDACTに従って変
化する。ダミーサイクル実行時において、内部回路が動
作したとき、アクティブ降圧回路が活性化され、大きな
動作電流による内部電源電圧の低下を補償し、確実に内
部信号線および内部ノードを所定電位レベルに設定する
ことができる。
【0067】次に、図9を参照して、ロウアドレススト
ローブ信号/RASをLレベルに設定した状態で電源投
入を行なったときの動作について説明する。
【0068】時刻t0において、ロウアドレスストロー
ブ信号/RASをLレベルに設定した状態で電源投入が
行なわれ、外部電源電圧EXTVccの電圧レベルが上
昇する。この状態において、遅延回路30の出力する信
号ZPORDはLレベルであるため、ゲート回路32か
らの信号STVDCの電圧レベルがこの外部電源電圧E
XTVccの電圧レベルの上昇に応じて上昇する。ま
た、ロウアドレスストローブ信号/RASもLレベルに
設定されているため、活性制御信号発生回路24からの
活性制御信号VDACTもその電圧レベルが外部電源電
圧に応じて上昇する。
【0069】時刻t1において、外部電源電圧EXTV
ccが所定の電圧レベルに到達するかまたは安定状態に
達すると、電源投入検出回路20からの電源投入検出信
号ZPORがHレベルに立上がり、ダミーサイクル検出
回路22がリセットされかつ活性化される。信号STV
DCおよびVDACTがともに所定電位以上のHレベル
となると、AND回路34からの降圧活性化信号ACT
がHレベルとなる。図9において、この電源投入検出信
号ZPORの活性化に従って降圧活性化信号ACTがH
レベルに立上がるように示される。この電源投入検出信
号ZPORの立上がりに応答して、降圧活性化信号AC
Tを活性状態とするためには、単にAND回路34に対
し、電源投入検出信号ZPORを追加的に与えればよ
い。これにより、外部電源電圧EXTVccの安定化時
に、確実にアクティブ降圧回路を活性状態とすることが
できる。一点鎖線で示すように時刻t0の電源投入直後
から活性制御信号ACTの電圧レベルが上昇してもよ
い。
【0070】時刻t1における降圧活性化信号ACTの
活性化に従って、アクティブ降圧回路(図1参照)が活
性化され、内部電源線に電流を供給し、内部電源電圧を
確実に安定状態へ駆動するかまたは高速で内部電源電圧
を所定電圧レベルに設定する。
【0071】遅延回路30が有する遅延時間が経過する
と、遅延電源投入検出信号ZPORDがHレベルに立上
がり、ゲート回路32からの降圧動作停止指示信号ST
VDCがLレベルとなり、応じて降圧活性化信号ACT
もLレベルに駆動される。これにより、アクティブ降圧
回路が非活性状態となり、電流消費が停止される。
【0072】ダミーサイクルを行なう前に、ロウアドレ
スストローブ信号/RASがHレベルに駆動され、応じ
て活性制御信号VDACTがLレベルになる。
【0073】時刻t3において、ロウアドレスストロー
ブ信号/RASがHレベルからLレベルへ降下し、ダミ
ーサイクルが始まると、ダミーサイクル検出回路22か
らのダミーサイクル検出信号ZPOR8がHレベルに立
上がり、応じて降圧動作停止指示信号STVDCがHレ
ベルとなり、AND回路34をイネーブルする。これに
よりダミーサイクル期間、ロウアドレスストローブ信号
/RASに従って活性制御信号VDACT発生され、こ
の活性制御信号VDACTに同期して、降圧活性化信号
ACTが活性/非活性化される。
【0074】図9に見られるように、ロウアドレススト
ローブ信号/RASをLレベルに設定して電源投入を行
なった場合、時刻t1からt2の間、降圧活性化信号A
CTが活性化され、アクティブ降圧回路が動作して電流
を消費する。しかしながら、遅延回路からの遅延電源投
入検出信号ZPORDがHレベルとなると、ダミーサイ
クルが行なわれるまで、降圧活性化信号ACTは非活性
状態にあり、アクティブ降圧回路は非活性状態にある。
したがって、時刻t2から時刻t3までの間、アクティ
ブ降圧回路における消費電流は生じず、従来に比べて、
消費電流を低減することができる。また遅延回路による
遅延電源投入検出信号により、アクティブ降圧回路を電
源投入直後活性化することにより、内部電源電圧を確実
に安定状態へ駆動することができる。
【0075】なお、アクティブ降圧回路を制御するため
の降圧活性化信号ACTのHレベルは外部電源電圧EX
TVccレベルである。これを実現するために、先の実
施の形態1および2において、電源投入検出回路20、
ダミーサイクル検出回路22および活性制御信号発生回
路24などの各部は、すべて外部電源電圧EXTVcc
を一方動作電源電圧として動作するように構成されても
よい。また、これに代えて、降圧活性化信号ACTを出
力するAND回路26aおよび34において、レベル変
換機能が設けられ、内部電源電圧レベルの信号が外部電
源電圧レベルの信号に変換されるように構成されてもよ
い。
【0076】なお、図7に示す構成において、遅延回路
30の有する遅延時間が経過する前に、ダミーサイクル
が行なわれた場合、ゲート回路32の出力する降圧動作
停止指示信号STVDCは、ダミーサイクル検出信号Z
POR8の活性化に従ってHレベルとなる。したがっ
て、この場合においては、ダミーサイクル時において、
アクティブ降圧回路を動作させることができる。
【0077】以上のように、この発明の実施の形態2に
従えば、電源投入後、遅延回路を用いて、ダミーサイク
ルが行なわれなければ、この遅延時間の間、降圧回路を
動作可能としている。したがって、ロウアドレスストロ
ーブ信号がLレベルの状態で電源投入が行なわれた場
合、アクティブ降圧回路をこの間動作させて、内部電源
電圧を安定化させることができる。また、電源投入時、
ロウアドレスストローブ信号/RASがHレベルおよび
Lレベルいずれの状態に設定されていても、ダミーサイ
クルが行なわれる前の期間、降圧活性化信号は非活性状
態とされるため、アクティブ降圧回路における消費電流
を低減することができる。
【0078】なお、上述の説明においては、ロウアドレ
スストローブ信号/RASに従って、アクティブ降圧回
路を駆動する活性制御信号VDACTを出力している。
しかしながら、メモリサイクルを規定する信号(スタン
バイサイクルとアクティブサイクルを規定する信号)で
あれば、このロウアドレスストローブ信号/RASに代
えて用いることができる。
【0079】
【発明の効果】以上のように、この発明に従えば、電源
投入後ダミーサイクルが行なわれるまで、内部降圧回路
の活性/非活性を制御する降圧活性化信号を非活性状態
に保持しているため、内部降圧回路の消費電流を低減す
ることができる。
【0080】すなわち、請求項1に係る発明に従えば、
外部電源電圧の投入に応答して活性化される電源投入検
出信号の活性化に従って内部降圧回路を活性化するため
の降圧活性化信号を非活性状態に保持しているため、電
源投入直後内部降圧回路の動作を停止させることがで
き、消費電流を低減することができる。
【0081】請求項2に係る発明に従えば、電源投入検
出信号を所定時間遅延しており、この遅延信号の非活性
状態のときには、降圧活性化信号の非活性状態への保持
動作を停止しているため、この期間、降圧活性化信号を
活性化することができ、内部電源電圧の安定化を図るこ
とができる。また、この遅延時間経過後は、降圧活性化
信号を非活性状態に保持しており、消費電流の発生は抑
制される。
【0082】請求項3に係る発明に従えば、ダミーサイ
クルが検出されると、降圧活性化信号を非活性状態に保
持する動作を停止させているため、このダミーサイクル
実行前までの間、確実に降圧活性化信号を非活性状態に
保持して、内部降圧回路の動作を停止させることがで
き、消費電流を低減することができる。また、ダミーサ
イクル実行時、大きな動作電流を、内部降圧回路を活性
化させることにより安全に供給することができ、安定に
ダミーサイクルを行なうことができる。
【0083】請求項4に係る発明に従えば、ダミーサイ
クル検出時外部からの動作サイクル指示信号に従って活
性/非活性される活性制御信号に基づいて、降圧活性化
信号発生をしており、ダミーサイクル実行以後、外部か
らの信号に従って、内部動作状況に合わせて、内部降圧
回路の活性/非活性化を確実に行なうことができる。
【0084】請求項5に係る発明に従えば、電源投入後
ダミーサイクルが行なわれるまでの間、降圧活性化信号
を非活性状態に保持しており、内部降圧回路における消
費電流を低減することができる。
【0085】請求項6に係る発明に従えば、電源投入検
出信号の遅延信号に従って、この降圧活性化信号の非活
性状態保持動作を遅らせており、遅延時間の間、内部降
圧回路を活性化することができ、内部降圧回路動作時に
おいては、内部電源電圧の安定化を図ることができる。
またダミーサイクル実行前においては、確実に消費電流
を低減することができ、また内部電源投入後、選択的に
内部降圧回路をダミーサイクル実行前に活性化すること
ができ、内部電源電圧を安定化することができる。
【0086】請求項7に係る発明に従えば、電源投入検
出信号の活性状態とダミーサイクル検出信号の非活性状
態の時に、降圧活性化信号を非活性状態に保持してお
り、電源投入後確実にダミーサイクルが行なわれるま
で、内部降圧回路の動作を停止させることができ、消費
電流を低減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1に従う半導体記憶装
置の要部の構成を概略的に示すブロック図である。
【図2】 図1に示す回路の動作を示す信号波形図であ
る。
【図3】 図1に示す回路の動作を示す信号波形図であ
る。
【図4】 (A)は、図1に示す電源投入検出回路の構
成の一例を示し、(B)はその動作波形を示す図であ
る。
【図5】 図1に示すダミーサイクル検出回路の構成の
一例を示す図である。
【図6】 図1に示す活性制御信号発生回路の構成の一
例を示す図である。
【図7】 この発明の実施の形態2に従う半導体記憶装
置の要部の構成を概略的に示す図である。
【図8】 図7に示す回路の動作を示す信号波形図であ
る。
【図9】 図7に示す回路の動作を示す信号波形図であ
る。
【図10】 従来の半導体記憶装置の全体の構成を概略
的に示す図である。
【図11】 図10に示す内部降圧回路の構成を概略的
に示す図である。
【図12】 図11に示す比較回路の構成の一例を示す
図である。
【図13】 図11および図12に示す降圧活性化信号
発生部の構成の一例を示す図である。
【図14】 図13に示す回路の動作波形図である。
【図15】 図13に示す回路の動作を示す信号波形図
である。
【符号の説明】 1a 外部電源ノード、20 電源投入検出回路、22
ダミーサイクル検出回路、24 活性制御信号発生回
路、26 制御回路、1a 内部降圧回路、1b アク
ティブ降圧回路、32 ゲート回路、34 AND回
路。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 降圧活性化信号の活性化に応答して活性
    化され、外部からの電源電圧を降圧して内部電源電圧を
    生成する内部降圧回路、 前記外部電源電圧の投入に応答して活性状態となる電源
    投入検出信号を発生する電源投入検出回路、および前記
    電源投入検出信号の活性化に応答して前記降圧活性化信
    号を非活性状態に保持する制御手段を備える、半導体記
    憶装置。
  2. 【請求項2】 前記電源投入検出信号を所定時間遅延し
    て前記制御手段へ与える遅延手段をさらに備え、 前記制御手段は、前記遅延手段の出力信号の非活性状態
    に応答して前記降圧活性化信号の非活性状態への保持を
    停止する手段を含む、請求項1記載の半導体記憶装置。
  3. 【請求項3】 前記制御手段は、 動作サイクル指示信号に応答して内部回路を初期状態に
    リセットするダミーサイクルが指示されたことを検出す
    るダミーサイクル検出手段と、 前記ダミーサイクル検出手段からのダミーサイクル検出
    指示信号の活性化に応答して、前記降圧活性化信号を非
    活性状態に保持する動作を停止させる手段をさらに備え
    る、請求項1または2記載の半導体記憶装置。
  4. 【請求項4】 前記動作サイクル指示信号に従って前記
    内部降圧回路を活性化するための活性制御信号を発生す
    る活性制御信号発生手段をさらに備え、 前記制御手段に含まれる停止手段は、前記ダミーサイク
    ル検出指示信号の活性化に応答して前記活性制御信号に
    従って前記降圧活性化信号を発生するゲート回路を含
    む、請求項3記載の半導体記憶装置。
  5. 【請求項5】 降圧活性化信号の活性化に応答して活性
    化され、外部からの電源電圧を降圧して内部電源電圧を
    生成する内部降圧回路、 外部からの動作サイクル規定信号に応答して前記降圧活
    性化信号を活性化するための内部動作活性化信号を発生
    するための内部動作活性化信号発生手段、 前記外部電源電圧の投入に応答して活性状態となる電源
    投入検出信号を発生する電源投入検出回路、 前記電源投入検出信号と前記動作サイクル規定信号とに
    応答して、内部回路を初期状態にリセットするためのダ
    ミーサイクルが指示されたことを検出し、該検出時活性
    化されるダミーサイクル検出信号を発生するダミーサイ
    クル検出手段、および前記ダミーサイクル検出信号を受
    け、前記ダミーサイクル検出信号が活性化されるまで前
    記内部動作活性化信号に従う前記降圧活性化信号の発生
    を停止して前記降圧活性化信号を非活性状態に保持する
    制御手段を備える、半導体記憶装置。
  6. 【請求項6】 前記電源投入検出信号を所定時間遅延す
    る遅延回路をさらに備え、 前記制御手段は、前記遅延回路の出力信号の活性状態と
    前記ダミーサイクル検出信号の非活性状態とに応答し
    て、前記内部動作活性化信号に従う降圧活性化信号の発
    生の停止および前記降圧活性化信号の非活性状態での保
    持動作を行なう手段を含む、請求項5記載の半導体記憶
    装置。
  7. 【請求項7】 前記制御手段は、前記電源投入検出信号
    の活性状態と前記ダミーサイクル検出信号の非活性状態
    とに応答して、前記内部動作活性化信号に従う降圧活性
    化信号の発生停止および前記降圧活性化信号の非活性状
    態での保持動作を行なう手段を含む、請求項5記載の半
    導体記憶装置。
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