JPH10228612A - ヘッドクリーニング装置 - Google Patents

ヘッドクリーニング装置

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JPH10228612A
JPH10228612A JP3163797A JP3163797A JPH10228612A JP H10228612 A JPH10228612 A JP H10228612A JP 3163797 A JP3163797 A JP 3163797A JP 3163797 A JP3163797 A JP 3163797A JP H10228612 A JPH10228612 A JP H10228612A
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JP
Japan
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cleaning
rotary head
head
holder member
cylindrical portion
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Pending
Application number
JP3163797A
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English (en)
Inventor
Hideo Kawamoto
日出雄 川本
Hideaki Kuriyama
秀明 栗山
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 回転ヘッドドラムの周面に対してクリーニン
グ軸が傾斜誤差を有している場合でも、クリーニング部
材を適正に回転ヘッドに接触させて、有効なクリーニン
グを行うことができるヘッドクリーニング装置を提供す
る。 【解決手段】 クリーニング軸200にボールベアリン
グ202を介してホルダ部材204を回転自在に装着
し、このホルダ部材204の円筒部204Aにリング状
のクリーニング部材206を積層構造で装着保持する。
円筒部204Aとクリーニング部材206の挿通孔20
6Aの間に、一定の間隙Gを形成する。クリーニング時
に、クリーニング部材206を回転ヘッドドラムの外周
に押し当てると、各クリーニング部材206が間隙Gに
よって径方向に自在に変位し、回転ヘッド204に適切
に接触でき、有効なクリーニングを行うことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ビデオテープレコ
ーダやデジタルオーディオプレーヤ等のように回転ヘッ
ドドラムを有する装置に設けられ、回転ヘッドをクリー
ニングするヘッドクリーニング装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、例えばビデオテープレコーダ
においては、シャーシ上に設けた回転ヘッドドラムに対
し、所定の傾斜角度をもってビデオテープを巻回した状
態で走行させることにより、回転ヘッドによって斜めに
記録トラックを形成してビデオ信号を記録するようにな
っている。ビデオテープは、ビデオテープレコーダ内に
セットされたカセットから、ローディング機構によって
回転ヘッドドラム側に引き出され、回転ヘッドドラムの
周面の一部に巻回されて走行される。
【0003】回転ヘッドドラムは、上下のドラムの間に
回転ヘッドを設けたものであり、各ドラムの間隙より外
方に磁気ヘッドチップを臨ませて、ビデオテープへの記
録、再生を行うものである。なお、回転ヘッドドラムの
構造としては、例えば上ドラムに回転ヘッドを設けて、
この上ドラムを回転させることにより記録、再生を行う
方式のものや、上下のドラムを固定して、各ドラムの間
に配置した回転ヘッドディスクに回転ヘッドを設け、こ
の回転ヘッドディスクを回転させることにより記録、再
生を行う方式のものなど、各種の方式が提供されてい
る。また、ビデオテープのローディング方式なども、様
々なものが提供されている。
【0004】そして、このようなビデオテープレコーダ
においては、回転ヘッドのクリーニングを行うためのク
リーニング装置が設けられいる。このクリーニング装置
は、一般に、回転ヘッドドラムの近傍に設けたクリーニ
ング部材を間欠的に回転ヘッドドラム側に移動させて、
回転ヘッドに接触させることにより、クリーニングを行
うものである。
【0005】図3は、従来のクリーニング装置の構成例
を示す断面図である。ここでは、上ドラム10の下面に
支持部材12を介して回転ヘッド14が設けられ、上ド
ラム10の回転によって記録、再生を行うビデオテープ
レコーダの例を示しており、図3において下ドラムは省
略している。クリーニング装置は、クリーニング軸20
にボールベアリング22を介して円筒状のホルダ部材2
4を回転自在に装着し、このホルダ部材24の円筒部2
4Aにリング状に形成されたクリーニング部材26を装
着したものである。
【0006】クリーニング部材26は、紙または布より
形成され、多数積層された状態で、中心の挿通孔にホル
ダ部材24の円筒部24Aを嵌め込むようにして装着さ
れ、円筒部24Aの両端に形成されたフランジ部24
B、24Cによって係止され、ホルダ部材24に保持さ
れている。また、ボールベアリング22は、クリーニン
グ軸20の先端側から挿着され、クリーニング軸20の
先端部に挿着固定されるブッシュ28により、クリーニ
ング軸20に固着されている。このような構成で保持さ
れたクリーニング部材26は、上下のドラムの周面を軸
方向を跨ぐような状態で配置されている。そして、図示
しない駆動機構によって、クリーニング軸20が回転ヘ
ッドドラムと接離する方向に移動制御され、間欠的にク
リーニング部材26がドラムの周面に突き当てられ、回
転ヘッド14のクリーニングを行うようになっている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のクリーニング装置においては、クリーニング部材2
6がホルダ部材24の円筒部24Aに強固に固定されて
いるため、図4に示すように、装置の組み付け誤差によ
って、クリーニング軸20の角度が回転ヘッドドラムの
回転軸に対して傾斜を有している場合、クリーニング部
材26が回転ヘッド14に適正に接触しなくなり、有効
なクリーニングが行えないという欠点がある。特に、こ
の種の装置において、回転ヘッドドラムが、上述のよう
に磁気テープを巻回するための傾斜を有して設けられて
いるので、この回転軸に対してクリーニング軸20を高
精度に芯出しすることが困難であり、また、反復動作に
よって経時的にクリーニング軸20の位置が変形してし
まう場合があるため、このような軸芯の傾きによって有
効なクリーニングが行えなくなる場合が多くなる。
【0008】そこで本発明の目的は、回転ヘッドドラム
の周面に対してクリーニング軸が傾斜誤差を有している
場合でも、クリーニング部材を適正に回転ヘッドに接触
させて、有効なクリーニングを行うことができるヘッド
クリーニング装置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は前記目的を達成
するため、回転ヘッドドラムの回転ヘッドをクリーニン
グするヘッドクリーニング装置において、中心に挿通孔
を有する円盤状に形成された複数のクリーニング部材
と、前記各クリーニング部材の挿通孔に円筒部を通し、
この円筒部の両端で前記クリーニング部材を係止するこ
とにより、前記各クリーニング部材を積層構造で保持す
るホルダ部材と、前記ホルダ部材を回転自在に支持する
支持機構とを有し、前記クリーニング部材の挿通孔と前
記ホルダ部材の円筒部との間に一定の間隙を設けたこと
を特徴とする。
【0010】以上のようなヘッドクリーニング装置で
は、回転ヘッドドラムの周面に対して支持機構が傾斜誤
差を有している場合でも、クリーニング部材がホルダ部
材に対し、挿通孔と円筒部との間の間隙によって径方向
に変位可能であるため、クリーニング部材が回転ヘッド
ドラムの周面に倣って自在に変位でき、回転ヘッドに適
切に接触できる。したがって、支持機構の組み付け誤差
や経時的変形に関わらず、クリーニング部材による回転
ヘッドの有効なクリーニングを行うことが可能である。
【0011】
【発明の実施の形態】次に、本発明におけるヘッドクリ
ーニング装置の実施の形態例について説明する。図1
は、本発明によるヘッドクリーニング装置の一例を示す
断面図である。ここでは、上ドラム100の下面に支持
部材102を介して回転ヘッド104が設けられ、上ド
ラム100の回転によって記録、再生を行うビデオテー
プレコーダの例を示しており、図1において下ドラムは
省略している。クリーニング装置は、クリーニング軸2
00にボールベアリング202を介して円筒状のホルダ
部材204を回転自在に装着し、このホルダ部材204
の円筒部204Aにリング状に形成された多数のクリー
ニング部材206を装着したものである。
【0012】クリーニング部材206は、紙または布よ
り形成され、半径方向に移動可能な状態で多数積層さ
れ、中心の挿通孔206Aにホルダ部材204の円筒部
204Aを挿通するようにして装着され、円筒部204
Aの両端に形成されたフランジ部204B、204Cに
よって係止され、ホルダ部材204に保持されている。
そして、クリーニング部材206の挿通孔206Aと円
筒部204Aの外周面との間には、半径方向に一定の間
隙Gが形成され、この間隙Gの範囲で、クリーニング部
材206は一枚毎に径方向に変位できるようになってい
る。また、ボールベアリング202は、クリーニング軸
200の先端側から挿着され、クリーニング軸200の
先端部に挿着固定されるブッシュ208により、クリー
ニング軸200に固着されている。
【0013】このような構成で保持されたクリーニング
部材206は、上下のドラムの周面を軸方向を跨ぐよう
な状態で配置されている。そして、図示しない駆動機構
によって、クリーニング軸200が回転ヘッドドラムと
接離する方向に移動制御され、間欠的にクリーニング部
材206がドラムの周面に突き当てられ、回転ヘッド1
04のクリーニングを行うようになっている。
【0014】以上のような構成において、回転ヘッドド
ラムの周面に対してクリーニング軸200が傾斜誤差を
有している場合でも、クリーニング部材206がホルダ
部材204に対し、挿通孔206Aと円筒部204Aと
の間の間隙Gによって径方向に変位可能であるため、図
2に示すように、クリーニング部材206が回転ヘッド
ドラムの周面に倣って自在に変位でき、回転ヘッドに適
切に接触できる。したがって、支持機構の組み付け誤差
や経時的変形に関わらず、クリーニング部材による回転
ヘッド104の有効なクリーニングを行うことが可能で
ある。
【0015】なお、以上の例では、クリーニング部材2
06をボールベアリング202によって自由回転する構
造で支持し、上ドラム100の回転する周面に接してク
リーニング部材206が回転変位する構造であったが、
例えば特開平6−36242号公報に開示されるよう
に、ホルダ部材204を強制的に回転変位させて、回転
ヘッド104への接触部が確実に変化するような機構を
設けてもよい。特に上下ドラムを固定した方式の装置に
有効である。また、実開平2−76311号公報に開示
されるように、ホルダ部材204を軸方向に変位させる
機構を設け、回転ヘッド104への接触部が徐々に変化
するような機構を設け、クリーニング部材206を全体
的に用いてクリーニングを行えるようにしてもよい。
【0016】すなわち、本発明のクリーニング装置は、
ホルダ部材204の円筒部204Aとクリーニング部材
206の挿通孔206Aとの間に間隙Gを設け、クリー
ニング部材206が適宜変位できる構成を有する点が特
徴であり、このような構成を支持する機構としては、上
述の例を始めとして、各種の構成を広く適用することが
可能であり、特に限定されるものではない。また、上記
の例では、本発明のクリーニング装置をビデオテープレ
コーダの回転ヘッドドラム用に設けたが、本発明はこれ
に限らず、他のデジタルオーディオプレーヤ等に広く適
用することが可能である。
【0017】
【発明の効果】以上説明したように、本発明では、クリ
ーニング部材の中心に形成した挿通孔とこれを保持する
ホルダ部材の円筒部との間に一定の間隙を設け、クリー
ニング部材がホルダ部材に対して一定の自由度で変位で
きるように保持されるようにした。このため、回転ヘッ
ドドラムの周面に対してヘッドクリーニング装置の支持
機構が傾斜誤差を有している場合でも、クリーニング部
材がホルダ部材に対して変位可能であるため、クリーニ
ング時に、クリーニング部材が回転ヘッドドラムの周面
に倣って自在に変位でき、回転ヘッドに適切に接触でき
る。したがって、支持機構の組み付け誤差や経時的変形
に関わらず、クリーニング部材による回転ヘッドの有効
なクリーニングを行うことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるヘッドクリーニング装置の一例を
示す断面図である。
【図2】図1に示すヘッドクリーニング装置のクリーニ
ング時の状態を示す断面図である。
【図3】従来のヘッドクリーニング装置の一例を示す断
面図である。
【図4】図3に示すヘッドクリーニング装置のクリーニ
ング時の状態を示す断面図である。
【符号の説明】
100……上ドラム、102……支持部材、104……
回転ヘッド、200……クリーニング軸、202……ボ
ールベアリング、204……ホルダ部材、204A……
円筒部、204B、204C……フランジ部、206…
クリーニング部材、206A……挿通孔、208……ブ
ッシュ。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回転ヘッドドラムの回転ヘッドをクリー
    ニングするヘッドクリーニング装置において、 中心に挿通孔を有する円盤状に形成された複数のクリー
    ニング部材と、 前記各クリーニング部材の挿通孔に円筒部を通し、この
    円筒部の両端で前記クリーニング部材を係止することに
    より、前記各クリーニング部材を積層構造で保持するホ
    ルダ部材と、 前記ホルダ部材を回転自在に支持する支持機構とを有
    し、 前記クリーニング部材の挿通孔と前記ホルダ部材の円筒
    部との間に一定の間隙を設けた、 ことを特徴とするヘッドクリーニング装置。
  2. 【請求項2】 前記ホルダ部材の円筒部に保持された各
    クリーニング部材は、前記挿通孔と円筒部との間の間隙
    によって、それぞれ個別に径方向に変位可能である請求
    項1記載のヘッドクリーニング装置。
  3. 【請求項3】 前記支持機構は、ホルダ部材を間欠的に
    回転ヘッドドラム側に移動させて、前記クリーニング部
    材を回転ヘッドに接触させる請求項1または2記載のヘ
    ッドクリーニング装置。
  4. 【請求項4】 前記支持機構は、前記ホルダ部材の円筒
    部に挿通されるクリーニング軸を有し、円筒部とクリー
    ニング軸との間にボールベアリングを介在させてホルダ
    部材を回転自在に支持したものである請求項3記載のヘ
    ッドクリーニング装置。
  5. 【請求項5】 前記支持機構は、前記ホルダ部材の円筒
    部に連結されたクリーニング軸を、強制的に回転変位さ
    せる機構を有している請求項3記載のヘッドクリーニン
    グ装置。
  6. 【請求項6】 前記支持機構は、前記ホルダ部材を軸方
    向に変位させる変位機構を有している請求項3記載のヘ
    ッドクリーニング装置。
JP3163797A 1997-02-17 1997-02-17 ヘッドクリーニング装置 Pending JPH10228612A (ja)

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