JP3819746B2 - ターンテーブル装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、光ディスク装置に組み込まれるターンテーブル装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
光学式ピックアップを用いてディスクに記録されている信号の読取り動作を行うように構成された光ディスク再生装置が普及されている。斯かる光ディスク再生装置は、ディスクが載置されると共にディスクを回転させるターンテーブルを備えている。
【0003】
光ディスク再生装置の代表的なものとしては、CDプレーヤが一般に良く知られている。最近では、コンピュータと組み合わせて使用されるCD−ROMプレーヤと呼ばれる光ディスク再生装置が普及されている。
【0004】
また、ディスクに記録されている信号の再生動作だけでなく、ディスクに信号を記録することができる光ディスク記録装置が普及されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
CD−ROMプレーヤは、音声信号を再生するCDプレーヤと異なり、信号の高速読出しが要求されるため、最近では、規定の線速度に対して、4倍、8倍および12倍等の高
速の線速度にてディスクを回転させて信号の読出し動作を行うように構成されている。また、ディスクに信号を記録することができる光ディスク記録再生装置においても、同様に高速記録動作を行うことが要求されるため、ディスクの回転速度を規定の線速度より高速にさせた状態にて記録動作を行うことができるように構成されている。
【0006】
ディスクを高速にて回転駆動させる場合、ディスクの偏重心や反り等に起因して面振れが発生し、ディスクに記録されている信号の読出し動作およびディスクへの信号の記録動作を正確に行うことができないという問題がある。
【0007】
本発明は、斯かる問題を解決したターンテーブル装置を提供しようとするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明の請求項1に係るターンテーブル装置は、ディスクが載置される載置部が形成されたターンテーブルを備え、該載置部のディスク載置面に硬質シートを接着固定させると共にその内周側の下方に軟質シートを接着固定させたことを特徴とする。上記構成により、ディスクの回転特性が向上する。
【0009】
【発明の実施の形態】
図1は、本発明に係るターンテーブル装置の一実施の形態を示す断面図、図2は、ターンテーブル装置を示す平面図である。
【0010】
図1において、1は、ディスクDを回転駆動させる電動機の回転軸、2は、回転軸1と共に回転され回転軸1に圧入固定されるターンテーブルであり、ディスクDが載置される載置部3が形成されていると共に回転軸1が圧入される圧入部4が形成されている。
【0011】
5は、ターンテーブル2に形成されている圧入部4に圧入されることによってターンテーブル3と一体的に回転されるために取り付けられると共に、ディスクDに形成されている中心孔D1と嵌合されディスクDの位置決めをするセンタリング部材である。
【0012】
6は、ターンテーブル2の載置部3のディスク載置面3Aに両面テープ等によって接着固定されている硬質シートであり、図2に示すようにディスク載置面3Aのほぼ全面にリング状に設けられている。7は、硬質シート6の内周側の下方に設けられているリング状の取付溝3B内に両面テープ等によって接着固定されている軟質シートであり、図2に示すようにリング状に設けられている。
【0013】
斯かる構成において、軟質シート7の材質および厚さ等はディスクDの振動周波数に合わせて選定かつ設定される。また、ディスクDがターンテーブル2の載置部3に載置された状態にあるときに、ディスクDが水平になるように硬質シート6および軟質シート7の厚さが設定される。前述したように本発明に係るターンテーブル装置は構成されているが、ディスクDをターンテーブル3の載置部3上に保持するクランプ機構としては、例えばボールチャッキングと呼ばれる周知のクランプ機構を使用すれば良いので、その説明は省略する。
【0014】
以上に説明したように本発明は構成されており、電動機への通電動作が行われると、その回転軸1が所望の回転速度にて回転駆動される。回転軸1が回転すると、回転軸1に圧入固定されているターンテーブル2が回転駆動されるので、ターンテーブル2の載置部3に載置されているディスクDは、所望の回転速度にて回転駆動されることになる。斯かる回転駆動状態にあるときに、ディスクDに偏重心や反りがあると、ディスクDは、硬質シート6と接触する部分を支点として振動しようとするが、このとき硬質シート6の内周側の下方に設けられている軟質シート7がディスクDの振動を抑えるように作用する。従っ
て、ディスクDを高速回転させてもディスクDが振動することを防止することができるので、ディスクDに面振れが発生することはない。
【0015】
尚、本実施例では、硬質シート6および軟質シート7をターンテーブル2のディスク載置面3A上にリング状に配置させたが、所定の角度になるように複数箇所に配置するようにすることもできる。また、各シートの材質や厚さ等は、ディスクDの振動周波数を考慮して設定されることになる。
【0016】
【発明の効果】
以上の如く、請求項1記載の発明によれば、ターンテーブルに設けられている載置部のディスク載置面に硬質シートを接着固定させると共にその内周側の下方に軟質シートを接着固定させたので、ディスクを高速回転させた場合に発生するディスクの振動を抑えることができる。それ故、本発明のターンテーブル装置を使用すれば、ディスクからの信号の読出し動作およびディスクへの信号の記録動作を高速回転状態においても正確に行うことができる。
【0017】
また、請求項2記載の発明によれば、載置部に、軟質シートが挿入される取付溝を形成させたので、軟質シートの固定動作を正確に行うことができる。
【0018】
また、請求項3記載の発明によれば、軟質シートの材質は、ディスクの振動周波数に合わせて設定されたので、振動抑制効果を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係るターンテーブル装置の一実施の形態を示す断面図である。
【図2】 ターンテーブル装置を示す平面図である。
【符号の説明】
1 回転軸
2 ターンテーブル
3 載置部
3A ディスク載置面
3B 取付溝
4 圧入部
5 センタリング部材
6 硬質シート
7 軟質シート
D ディスク
D1 中心孔
Claims (3)
- ディスクが載置される載置部が形成されたターンテーブルを備え、該載置部のディスク載置面に硬質シートを接着固定させると共にその内周側の下方に軟質シートを接着固定させたことを特徴とするターンテーブル装置。
- 前記載置部に、前記軟質シートが挿入される取付溝を形成させたことを特徴とする請求項1記載のターンテーブル装置。
- 前記軟質シートの材質は、前記ディスクの振動周波数に合わせて設定されたことを特徴とする請求項1記載のターンテーブル装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001242028A JP3819746B2 (ja) | 2001-08-09 | 2001-08-09 | ターンテーブル装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001242028A JP3819746B2 (ja) | 2001-08-09 | 2001-08-09 | ターンテーブル装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003059146A JP2003059146A (ja) | 2003-02-28 |
JP3819746B2 true JP3819746B2 (ja) | 2006-09-13 |
Family
ID=19072372
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001242028A Expired - Lifetime JP3819746B2 (ja) | 2001-08-09 | 2001-08-09 | ターンテーブル装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP3819746B2 (ja) |
-
2001
- 2001-08-09 JP JP2001242028A patent/JP3819746B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2003059146A (ja) | 2003-02-28 |
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