JPH01196763A - 情報記録媒体の面振れ防止装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本発明は、情報記録媒体を用い、光の照射又は反射光、
透過光により情報の記録・再生・消去を行う光学式情報
記録装置における情報記録媒体の面振れ防止装置に関す
るものである。

［従来の技術］ 従来のこの種の面振れ防止装置においては、特開昭６１
−２３９４５７号公報に記載されているように、ターン
テーブル上にａ　ｆ！Ｉした媒体をクランプする手段と
して芯決め部に媒体の中心孔を挿入し、更に上方から芯
決め部に係合させながら媒体面の中心近傍の円周のみを
押圧してクランプしているものが知られている。

しかしながら、このような構成ではターンテーブルとク
ランパの抑圧接触面積が小さく、しかも中心近傍の円周
のみでクランプしているため１例えばレーザーディスク
等のような外径の大きな媒体をクランプする場合におい
ては、ディスクの反り等の影響による記録・再生領域の
面振れ、或いは外部振動に対する影響を押さえることが
できず、記録・再生エラーが多く出る欠点がある。更に
、上述の構成では記録媒体面の回転中に発生した塵埃等
が記録媒体面に付着しても、それを排除する手段を備え
ていないため、塵埃等の影響で記録・再生エラーが発生
する確率が高くなる欠点がある。

また、他の従来例として実開昭６０−１８３９５４号公
報に記載されているように、記録媒体面を少なくとも一
対のローラによりサンドイッチ状に挟持するようにして
面振れを防止する構成も知られている。しかし、実際に
は一対の対向するローラを支持するとき、スピンドルモ
ータに連結されているターンテーブルの水平回転方向に
一致させるように、一対のローラの一方を確実に撓みな
く支持し、更に記録媒体面を押圧するために他方のロー
ラに圧力を加えなければならず、この状態を維持させな
ければ記録書再生はできないことになり、ローラ軸の撓
み等により精度の高い記録会再生は困難である。

またこの場合に、回転する記録媒体面を円柱ローラ等に
より上下方向から押圧しているため、スピンドルモータ
からの一定各速度に対し、幅を有する円柱ローラ面がス
リップ効果を生じ１回転むらを生じさせる。従って、記
録会再生時においてピント形状がむらになり、この原因
からも精度の高い記録・ｉｒｆ生が困難になる。更に、
円柱ローラとして一般的にゴム材が多く用いられ、その
ため記録部へ回転中にゴムかす或いは粉Ｊ”′１等が付
着してしまうことが多く、結果的にはこの粉塵等による
影響によって、記録・再生エラーが発生してしまう欠点
がある。また、円柱ローラ等による面振れ防止機構では
、情報記録媒体の脱着時に複雑な離脱機構を構成しなけ
ればならず、コスト高となる欠点がある。

［発明の目的］ 本発明の目的は、−Ｌ述の欠点を解消し、情報記録媒体
の面振れを防止し得る情報記Ｑ媒体の面振れ防［Ｌ装置
を提供することにある。

［発明の概要］ 」二連の目的を達成するための本発明の要旨は、芯決め
部を有し情報記録媒体を載置する回転体と、該回転体り
に載置した前記情報記録媒体をクランプする手段と、該
クランプ手段は前記情報記録媒体の表面に接するローラ
を有する面振れ防止手段を備えたことを特徴とする情報
記録媒体の面振れ防ｌ二装置である。

［発明の実施例］ 本発明を図示の実施例に基づいて詳細に説明する。

第１図は側面図、第２図は平面図、第３図は面振れ防止
ローラと粉塵除去手段の側面図である。

情報記録再生装置の本体基板に支持されたスピンドルモ
ータ１の上方には、モータｌの回転軸２と一体に回転す
るターンテーブル３が設けてあり、このターンテーブル
３の中心に回転軸２が上方に突出され、更にこの回転軸
２にばね４によって上下方向にのみ移動可能なテーパ形
状をした芯決め部材５が連結されている。なお、ターン
テーブル３は記録媒体りの最外周、又は記録・再生範囲
まで保持できる大きさになっている。

情報記録再生装置の基板に面振れ防止機構が搭載されて
おり、基板に固定されたクランプ支持部６に設けた枢軸
７により支持されたクランプアーム８は、クランプ支持
部６とクランプアーム８の間に設けられたコイルばね９
によって常に枢軸７を支点として情報記録媒体りの表面
を押さえ付けるように付勢されている。また枢＋ｌ＋７
の一方端には、記録媒体りの着脱時にクランプアーム８
が回動するためのギア１０が取り付けられており、この
ギア１０を任意の位置まで回転させるための矢印方向に
動くラック１１が機械的手段或いは図示しないソレノイ
ド等の電気的手段に連結されている。また、クランプア
ーム８の先端部のリング状プレート１２には、芯決め部
材５に係合する孔を有するマグネットクランパ１３が固
定されている。このマグネットクランパ１３を保持して
いるリング状プレート１２は回転自在であり、芯決め部
材５に対し半径方向においてクリアランスを持ってクラ
ンプアーム８に支持され、芯決め部材５によりマグネッ
トクランパ１３が誘導され、記録媒体りをクランプする
ようになっている。

また、クランプアーム８の上方に光学式記録再生へラド
１４が配置され、クランプアーム８の窓を介して記録・
再生が行われるようになっている。この記録再生へラド
１４は移動可能に構成され、本体ノＳ板から支持された
案内手段によって記録媒体りに対し平行に移動し、記録
媒体りに対しオートトラック、オートフォーカス、シー
ク駆動ができるようになっている。

更に、クランプアーム８の両側の記録媒体りの中心から
の２方向に、放射状に配置された円錐形状をした面振れ
防止ローラ１５ａ、１５ｂが、ローラ支持体１６ａ、１
６ｂによりクランプアーム８に回転自在に支持されてい
る。更に、面振れ防ｔＬローラ１５ａ、１５ｂの外側に
粉塵除去ブラシＬ７ａ、１７ｂが同様にローラ支持体１
６ａ。

１６ｂにより支持されている。なお、この粉塵除去ブラ
シ１７ａ、１７ｂは回転むらを生じない程度の押圧力で
接触する柔らかな布状のものでも支障はない。ローラ支
持体１６ａ、１６ｂには第３図に示すように、Ｕ字状の
切込みから成るローラ・或置部１８が形成され、板ばね
１９によりピン２０を介して面振れ防止ローラＬ５ａ、
１５ｂの軸２１を押圧している。従って、このばね１９
の強さを変更又は調整して圧力を設定すれば、任・ビの
押圧力で記録媒体りを押さえることができる。

従って、記録媒体りを本体装置内の図示しない搬送手段
によりターンテーブル３の搭載位置へ搬送する途中で、
機械的或いは電気的手段によりラック１１を動作させ、
ギア１０を回転すると、枢軸７を介してばね９を押し上
げ、クランプアーム８が記録媒体りの着脱可能の位置ま
で回動する。更に、記録媒体りがターンテーブル３の芯
決め中心位置に至ると、記録媒体りをターンテーブル３
上に搭・成し、芯決め部材５が記録媒体りの中心孔の縁
部に押し当たり芯決めがなされる。その後に、ラック１
１の噛み合いが無くなりギア１０は支持を失い、ばね９
の弾性力によりクランプアーム８に固設されたマグネッ
トクランパ１３が、芯決め部材５に係合されクランプす
ることにより、面振れ防止ローラ１５ａ、１５ｂが記録
媒体りに押圧する。

次に、スピンドルモータｌにより記録媒体りの回転が開
始されると、ターンテーブル３の保持面に対し記録媒体
りを押圧するように、ばね１９に押された面振れ防止ロ
ーラ１５ａ、１５ｂが回転し、ターンテーブル３上に記
録媒体りを押さえ込み、記録媒体りの面振れを防止する
。更に、ローラ支持体１６ａ、１６ｂに支持されている
粉塵除去ブラシ１７ａ、１７ｂにより記録媒体りの粉塵
を除去する。このため、記録・再生時における範囲は常
に清浄な状７ムに保持されており、その記録・再生を行
うためのクランプアーム８の窓を介して、光学式記録再
生へラド１４によって記録・再生が行われる。

このように本発明の一実施例によりその作用を説明した
が１本実施例の構成に限定されることはなく、記録媒体
りの回転駆動部を直線移動させ、光学式記録再生ヘッド
を固定する場合においても同様に適用できる。なお１面
振り防止ローラ１５ａ、１５ｂをクリーニング材料によ
り形成すれば、記録媒体りの粉塵等が除去され、更に面
振れ効果を発揮した状態で光学式記録再生ヘッドが情報
処理することができ、精度の高い記録・再生を（１？る
ことがＩＩ−ｒ能になる。

［発明の効果］ 以に説明したように本発明に係る情報記録媒体の面振れ
防１Ｆ装置は、ターンテーブルに搭載された情報記録媒
体の内周から外周までをクランプアームでチャフキング
すると同時に、ローラにより確実にしかも均一に押圧す
ることができることになり、簡単な構造で面振れ防ＩＦ
が行える。

【図面の簡単な説明】

図面は本発明に係る情報記録媒体の面振れ防１ヒ装置の
一実施例を示し、第１図は側面図、第２図はモ面図、第
３図は面振れローラと粉塵除去手段の側面図である。 符号１はスピンドルモータ、３はターンテーブル、５は
芯決め部材、７は枢軸、８はクランプアーム、９はコイ
ルばね、１０はギア、１１はラック、１３はマグネット
クランパ、１４は光学式記録再生ヘッド、１５は面振れ
防止ローラ、１６はクランプアーム支持体、１７は粉塵
除去ブラシ、１９は板ばね、２０はビン、Ｄは情報記録
媒体である。 特許出願人　　　キャノン株式会社 第１図

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、芯決め部を有し情報記録媒体を載置する回転体と、
   該回転体上に載置した前記情報記録媒体をクランプする
   手段と、該クランプ手段は前記情報記録媒体の表面に接
   するローラを有する面振れ防止手段を備えたことを特徴
   とする情報記録媒体の面振れ防止装置。 ２、前記面振れ防止手段は放射状に配置した複数個のロ
   ーラにより前記情報記録媒体を押圧するようにした特許
   請求の範囲第１項に記載の情報記録媒体の面振れ防止装
   置。