JPH08200323A - 金属板の接合用ダボ - Google Patents

金属板の接合用ダボ

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JPH08200323A
JPH08200323A JP1013595A JP1013595A JPH08200323A JP H08200323 A JPH08200323 A JP H08200323A JP 1013595 A JP1013595 A JP 1013595A JP 1013595 A JP1013595 A JP 1013595A JP H08200323 A JPH08200323 A JP H08200323A
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JP
Japan
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dowel
metal plate
metal plates
joined
metal
Prior art date
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Pending
Application number
JP1013595A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshiaki Tsubokura
坪倉由明
Susumu Kamidate
神立進
Tomoaki Yoshida
吉田智明
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Automotive Systems Malaysia Sdn Bhd
Original Assignee
Sanyo Automedia Sdn Bhd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 CDプレーヤなどのディスク再生装置を主と
する各種機器や装置のの構成部品として用いられる金属
板を接合する場合、これを的確に接合できるようにす
る。 【構成】 ディスク再生装置の内部機構を構成する金属
板A,Bであって、一方の金属板Bにはダボ6を突設
し、他方の金属板Aにはダボ穴8を形成する。特に、ダ
ボ6の先端部6aを半球面状とし、そのダボ6とダボ穴
8を円滑に嵌合できるようにしてある。これにより、金
属板A,Bを定位置にて的確に接合することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、主としてCDプレーヤ
の内部機構を構成する金属板を的確に接合できるように
した金属板の接合用ダボに関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、各種の機器や装置に用いられる
金属板を互いに接合する場合、一方の金属板にダボを突
設し、また他方の金属板にはそのダボと嵌合するダボ穴
を形成しておき、双方の金属板を定位置にて接合できる
ようにしている。
【0003】例えば、CDプレーヤなどのディスク再生
装置にあって、コンパクトディスクなどのディスク状記
録媒体をドライブするユニットを組み上げる場合、その
ドライブユニットの部品となる金属板にダボやダボ穴を
形成し、そのダボとダボ穴を利用して金属板を互いに所
定位置にて接合できるようにしている。
【0004】従来、そのダボとして、図6に示すような
形状のものが利用されている。このダボfは、例えばプ
レス機にて金属板Fに押出し加工を施すことにより形成
され、図示するように円柱状を呈している。一方、相手
側の金属板Gには打ち抜き加工などにて図7に示すよう
なダボ穴gが形成され、そして双方の金属板F,Gを接
合するとき、そのダボfとダボ穴gを嵌合することによ
り金属板F,Gを定位置で接合できるようになってい
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のダボによれば、その形態が円柱状であるが故にダボ
穴との嵌合が困難であって、相手側の金属板がダボに乗
り上げた状態のまま取り付けられることがあった。この
ため、後に双方の金属板が離脱してしまったり、所定の
機械的強度が得られないなどの不都合を生ずることがあ
った。
【0006】本発明は上記事情に鑑み、ダボとダボ穴の
嵌合を容易にし、互いの金属板を的確に接合できるよう
にしようとするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を達成
するため、互いに接合される金属板の一方に突設され、
他方の金属板に貫通されたダボ穴と嵌合する金属板の接
合用ダボであって、先端部が略半球面状に形成されてい
ることを特徴とする金属板の接合用ダボを提供するもの
である。
【0008】特に、ディスク状記録媒体をドライブする
ディスク再生装置のドライブユニットを構成する金属板
の一方に突設され、他方の金属板に貫通されたダボ穴と
嵌合する金属板の接合用ダボであって、先端部が略半球
面状に形成されていることを特徴とする金属板の接合用
ダボである。
【0009】
【作用】本発明によれば、一方の金属板に突設したダボ
と他方の金属板に形成されたダボ穴を嵌合すると、双方
の金属板が定位置にて接合される。このとき、ダボの先
端部とダボ穴の周縁部がすべり接触し、双方が円滑に嵌
合されるようになる。
【0010】従って、双方の金属板は定位置にて的確に
接合され、所定の機械的強度がでて離脱する危険性もな
くなる。
【0011】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳細
に説明する。図1はディスク再生装置としてのCDプレ
ーヤの内部機構の一例を示す。図中1はシャーシ、2は
ディスク収納部、3はドライブユニットである。
【0012】シャーシ1は金属製の枠組であって、その
中にはディスク収納部2とドライブユニット3が設けら
れている。
【0013】ディスク収納部2は、板金21にて形成さ
れた矩形領域であって、ここに一点鎖線で示すマガジン
Mを装填口23から図の矢印方向に向けて装填可能とな
っている。なお、そのマガジンMにはディスク状記録媒
体として複数のコンパクトディスクが収納されるように
なっている。
【0014】一方、ドライブユニット3は、ディスク収
納部2に隣接して昇降自在に設けられており、概してシ
ャーシ1に対して昇降自在に設けられる昇降台4と、こ
の昇降台4に揺動自在に設けられる再生部5とにより構
成されている。
【0015】特に、昇降台4は一対の送りローラ42,
43やクランプアーム44aを含むクランプ盤44など
を具備し、また再生部5は図2に示すようにターンテー
ブル52や光ピックアップ54などを備えている。
【0016】なお、図2において、M1〜M3はモータ
であり、このうちモータM1はターンテーブル52の駆
動用であり、またモータM2は図示しないウォームを正
逆に回転させてガイド軸55にて支持されている光ピッ
クアップ54を進退動させ、モータM3は回転軸56を
介してカム車57を正逆に回転させ後端(図の下側)を
昇降台4に枢着した再生部5を揺動させる。
【0017】そして、このCDプレーヤによれば、一対
の送りローラ42,43でディスク状記録媒体を挟み込
んでロードあるいはアンロードし、ロードしたディスク
状記録媒体が所定位置に到達すると再生部5とクランプ
アーム44aが揺動し、最終的にディスク状記録媒体の
中心部がクランプ盤44とターンテーブル52とで保持
され、これと同時に送りローラ42,43が開放するよ
うになっている。そして、その状態でターンテーブル5
2がディスク状記録媒体を回転し、その信号面に沿って
移動する光ピックアップ54が回転中のディスクから記
録情報を読み取るようになっている。
【0018】ところで、このように構成されたCDプレ
ーヤにあって、図2に示すようにドライブユニット3を
構成する部品として、例えば再生部5のベースとなる金
属板Aと、光ピックアップ54を進退動させるモータM
2を固定するための金属板Bは、後述するダボとダボ穴
との嵌合によって定位置で接合され、その状態でネジな
どにて強固に結合されている。
【0019】このうち、一方の金属板Bを図3に示す。
この金属板BはL字形を呈するアングルプレートであ
り、この片面に上述のダボ6が2つ突設され、またその
近傍には2つの貫通孔7が穿ってある。特に、ダボ6は
プレス機などによる押出し加工にて形成され、また貫通
孔7は打ち抜き加工にて形成される。そして、ダボ6は
後述するダボ穴との嵌合により金属板Bを他方の金属板
Aと接合する際の位置決めとして用いられ、また貫通孔
7は位置決めされた金属板Bを金属板Aに固定するため
のネジを通すのに用いられる。
【0020】次に、図4は図3におけるX−X線断面を
示す。この図で明らかなように、ダボ6は金属板Bの外
側に向けて突設されており、特にその先端部6aは円形
状の断面をもつ半球面状とされている。
【0021】一方、他方の金属板Aには、図5に示すよ
うにダボ穴8が貫通されている。このダボ穴8はプレス
機などによる打ち抜き加工により形成され、ここに図示
する如くダボ6が嵌合されることにより、双方の金属板
A,Bが定位置にて接合されるようになる。特に、定位
置にて接合された金属板A,Bは前述の如くネジにて固
定されるため、ダボ6とダボ穴8が離脱することはな
く、嵌合されたダボ6とダボ穴8はネジ止めされた金属
板A,Bの位置ずれを防止するようになる。なお、図5
において、9はモータM2の駆動軸を通すための孔であ
る。
【0022】以上、本発明の実施例を説明したが、ダボ
6とダボ穴8にて接合される部品は金属板A,Bに制限
されるものでなく、例えば本発明は図2における金属板
Aと、この金属板Aを含む再生部全体を揺動させるため
のモータM3を固定する金属板Cとの接合に実施するこ
ともできる。
【0023】また、図1におけるシャーシ1の部品のう
ち、所定箇所の金属板の接合用として実施することがで
き、あるいはCDプレーヤ以外の各種機器や装置の構成
部品として用いられる金属板の接合にも実施可能であ
る。
【0024】
【発明の効果】本発明によれば、ダボとダボ穴とを嵌合
することにより、金属板を互いに定位置にて接合するこ
とができ、特にダボの先端部が略半球面状とされている
ことにより、そのダボとダボ穴の嵌合を円滑に行うこと
ができる。
【0025】このため、金属板は不安定な状態で取り付
けられることはなく、定位置にて的確に接合されるよう
になり、接合後に離脱してしまったり、所定の機械強度
が得られなくなるなどの不都合が解消されるという効果
を得る。
【0026】特に、請求項2の発明によれば、金属板の
接合が不確実であることによって、ディスク再生装置が
使用中に破損したり、誤動作する危険性がなくなるとい
う効果を得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】CDプレーヤの内部機構の一例を示す斜視図
【図2】このCDプレーヤの内部機構を構成するドライ
ブユニットの底面概略図
【図3】そのドライブユニットの構成部品である金属板
を示す平面図
【図4】図3におけるX−X線断面図
【図5】金属板が接合された状態を示す要部断面図
【図6】従来におけるダボが設けられた金属板の断面図
【図7】従来のダボとダボ穴によって金属板が接合され
る状態を示す断面図
【符号の説明】
A,B 金属板 1 シャーシ 2 ディスク収納部 3 ドライブユニット 4 昇降台 5 再生部 6 ダボ 6a 先端部 7 貫通孔 8 ダボ穴
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 神立進 群馬県邑楽郡大泉町坂田一丁目1番1号 エフ・エム・エス・オーディオ・センディ リアン・バハド内 (72)発明者 吉田智明 群馬県邑楽郡大泉町坂田一丁目1番1号 エフ・エム・エス・オーディオ・センディ リアン・バハド内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 互いに接合される金属板の一方に突設さ
    れ、他方の金属板に貫通されたダボ穴と嵌合する金属板
    の接合用ダボであって、先端部が略半球面状に形成され
    ていることを特徴とする金属板の接合用ダボ。
  2. 【請求項2】 金属板は、ディスク状記録媒体をドライ
    ブするディスク再生装置のドライブユニットを構成する
    部品である請求項1記載の金属板の接合用ダボ。
JP1013595A 1995-01-25 1995-01-25 金属板の接合用ダボ Pending JPH08200323A (ja)

Priority Applications (1)

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JP1013595A JPH08200323A (ja) 1995-01-25 1995-01-25 金属板の接合用ダボ

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JP1013595A JPH08200323A (ja) 1995-01-25 1995-01-25 金属板の接合用ダボ

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JPH08200323A true JPH08200323A (ja) 1996-08-06

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JP1013595A Pending JPH08200323A (ja) 1995-01-25 1995-01-25 金属板の接合用ダボ

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JP (1) JPH08200323A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012013272A (ja) * 2010-06-30 2012-01-19 Fujitsu General Ltd 空気調和機の冷媒分岐ユニット
JP2017020313A (ja) * 2015-07-15 2017-01-26 Jfe建材株式会社 防護柵用横部材取付金具

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012013272A (ja) * 2010-06-30 2012-01-19 Fujitsu General Ltd 空気調和機の冷媒分岐ユニット
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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Effective date: 20040316

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02