JPH10226936A - フイラメント糸内に太い糸の部分を形成するための方法および装置 - Google Patents

フイラメント糸内に太い糸の部分を形成するための方法および装置

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JPH10226936A
JPH10226936A JP9263478A JP26347897A JPH10226936A JP H10226936 A JPH10226936 A JP H10226936A JP 9263478 A JP9263478 A JP 9263478A JP 26347897 A JP26347897 A JP 26347897A JP H10226936 A JPH10226936 A JP H10226936A
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JP
Japan
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yarn
thick
heat
filament yarn
filament
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JP9263478A
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Guenter Koenig
ギュンター・ケーニツヒ
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Oerlikon Textile GmbH and Co KG
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Zinser Textilmaschinen GmbH
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Publication date
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    • D01NATURAL OR MAN-MADE THREADS OR FIBRES; SPINNING
    • D01DMECHANICAL METHODS OR APPARATUS IN THE MANUFACTURE OF ARTIFICIAL FILAMENTS, THREADS, FIBRES, BRISTLES OR RIBBONS
    • D01D5/00Formation of filaments, threads, or the like
    • D01D5/20Formation of filaments, threads, or the like with varying denier along their length
    • DTEXTILES; PAPER
    • D02YARNS; MECHANICAL FINISHING OF YARNS OR ROPES; WARPING OR BEAMING
    • D02JFINISHING OR DRESSING OF FILAMENTS, YARNS, THREADS, CORDS, ROPES OR THE LIKE
    • D02J1/00Modifying the structure or properties resulting from a particular structure; Modifying, retaining, or restoring the physical form or cross-sectional shape, e.g. by use of dies or squeeze rollers
    • D02J1/22Stretching or tensioning, shrinking or relaxing, e.g. by use of overfeed and underfeed apparatus, or preventing stretch
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10TTECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
    • Y10T428/00Stock material or miscellaneous articles
    • Y10T428/29Coated or structually defined flake, particle, cell, strand, strand portion, rod, filament, macroscopic fiber or mass thereof
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    • Y10T428/2922Nonlinear [e.g., crimped, coiled, etc.]

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 フイラメント糸内に太い糸の部分を形成する
ための方法および装置を提供すること、 【解決手段】 第一の延伸ゾーンIにおいてフイラメン
ト糸1に沿ったその相互の間隔に関して、そしてその長
さに関してランダムに配分された太い糸の部分20を形
成し、その後第二の延伸ゾーンIIにおいて太い糸の部
分20の配分のランダム性を高めるために熱をフイラメ
ント糸に時折作用させることにより、この熱による作用
によりランダムに形成された太い糸の部分20′を少な
くとも部分的に延伸する、太い糸の部分を有するフイラ
メント糸が更に延伸される第二の延伸ゾーンIIが設け
られており、この第二の延伸ゾーンにおいてフイラメン
ト糸に対して第二の熱作用を行うための熱源6が設けら
れている

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、フイラメント糸内
に太い糸の部分を造るための方法および装置に関する。
【0002】
【従来の技術】公知技術として既に、少なくとも一本の
無端の合成した熱可塑性のフイラメント糸から成る糸
に、わざわざランダムに或いは規則的に配分されて太い
糸の部分を形成することが知られている(日本国特開平
6−17337号参照)。この目的のため、この公知の
発明の実施例によれば、フイラメント糸は多数のばねを
介して保持部材に設けられているローラの周囲に巻回さ
れる。フイラメント糸だ巻回されているローラとばねと
の協働作用により、フイラメント糸に一定の間隔で、そ
れぞれ一つの太い糸の部分が弛緩しないようにしっかり
と与えられる。
【0003】更に、公知技術として、化学繊維を熱の作
用の下で行なわれる延伸の際にその長さ部分において加
熱しないようにして、この化学繊維に異なった溶融温度
を有する部分を形成することも知られている(ドイツ連
邦共和国特許第38 41525号公報参照)。この目
的のため、延伸ローラは溝を備えており、この溝の領域
内に存在しているフイラメント糸が加熱されないように
する。異なった溶融温度が目的とするところは、フイラ
メント糸同志を互いに溶融させると言うことである。太
い糸の部分/細い場所の光学的な効果は意図されておら
ず、またこれによっては達することができない。
【0004】上記の公知技術以外に、更に、延伸を異な
った延伸比を有する少なくとも二つの延伸ゾーンにおい
て行い、その際両延伸ゾーンへの全延伸比の割り振りを
短時間に変えることも提案されている(ドイツ連邦共和
国特許第195 29 315.0−26B号参照)。
この方法を実施するための装置は、入口給糸機構と出口
給糸機構によって区画される延伸ゾーンを備えており、
これらの間にこの延伸ゾーンにおいてフイラメント糸に
熱を与える装置が設けられている(ドイツ連邦共和国特
許第196 26 032号公報参照)。この熱を供給
する装置は回転軸を介して駆動される少なくとも一つの
デイスクとして形成されており、このデイスクは回転軸
に対して半径が低減されている少なくとも一つの領域を
備えている。
【0005】上記の方法によって造られた太い糸の部分
は大抵ある程度の規則性、特にフイラメント糸に沿った
その配列に規則性を有している。即ち、その相互の間隔
は等しいか、或いは或る周期をもって繰返されている。
このことは、このようなフイラメント糸から造られる偏
平成形物、例えば織物、編組物或いは編物に不都合な効
果、いわゆるモアレ効果を与える。
【0006】しかしまた太い糸の部分自体の長さも等し
いか、或いは或いは或る周期をもって繰返されて、形成
されている。偏平成形物の一様な外観像を得るために、
この偏平成形物は、太い糸の部分の異なる長さ、特にラ
ンダムに異なる長さが望ましいことがしばしばある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明の根底をなす課
題は、その間隔に関しても、その長さに関しても、ラン
ダムに配分された太い糸の部分をフイラメント糸内に簡
単な方法で形成するか、或いはこれらの太い糸の部分が
既に存在している場合はこれらを高めることである。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の課題は本発明によ
り、第一の延伸ゾーンにおいてフイラメント糸に沿った
その相互の間隔に関して、そしてその長さに関してラン
ダムに配分された太い糸の部分を形成し、その後第二の
延伸ゾーンにおいて太い糸の部分の配分のランダム性(Z
ufaelligkeit) を高めるために熱をフイラメント糸に時
折作用させることにより、この熱による作用によりラン
ダムに形成された太い糸の部分を少なくとも部分的に延
伸することによって解決される。
【0009】選択的に上記の課題は本発明により、フイ
ラメント糸に沿ったその相互の間隔に関して、そしてそ
の長さに関してランダムに配分された太い糸の部分を形
成し、その後第二の延伸ゾーンにおいてこの配分のラン
ダム性を達するために、熱をフイラメント糸に時折作用
させることにより、この熱による作用によりランダムに
形成された太い糸の部分を少なくとも部分的に延伸する
ことによっても解決される。
【0010】供給されるフイラメント糸に沿った太い糸
の部分の間隔の配分と長さの配分、および走行するフイ
ラメント糸に対する熱の作用は、 −規則的に(間隔および長さもしくは時間間隔および持
続時間は常に等しいか、一致しているか、或いは互いに
異なっている)、 −不規則な周期で(交番する間隔および/または交番す
る長さもしくは時間間隔および/または持続時間は一致
しているか、或いは互いに異なっている。しかし相互に
繰返される)、 −全く規則的に、行なわれる。
【0011】上記の三つの可能性はすべて組合すことが
可能であり、ある時間にわたって変更可能である。太い
糸の部分の規則的な配分は、例えば太い糸の部分を熱源
の使用の下に形成し、この場合加熱部材のフイラメント
糸に作用する加熱面が、回転軸を介して駆動される少な
くとも一つのデイスクの周面として形成され、このデイ
スクは回転軸に対して半径が低減されている少なくとも
一つの領域を備えていることによって達せられる。その
際、太い糸の部分は常にフイラメント糸に沿って等しい
相互間隔と等しい長さを有している。
【0012】太い糸の部分を延伸するための、熱の走行
するフイラメント糸への規則的な作用もまた、このよう
なデイスクを使用して達することが可能である。しか
し、太い糸の部分の形成および少なくとも部分的な延伸
をこのようなデイスクによって行う場合、この太い糸の
部分の長さおよびこの太い糸の部分への熱作用の持続時
間とが常に重なならないように配慮しなければならない
ばかりでなく、時間的にかつフイラメント糸に沿って互
いにずらして行うなはなければならない。換言すれば、
意図している効果を達するために、第二の延伸ゾーン内
で太い糸の部分が熱作用が行なわれている位置の傍らを
通過する順序が、この位置においてフイラメント糸への
熱の作用の順序と異ならなければならない。
【0013】上記のデイスクの代わりに、フイラメント
糸への熱の作用を熱放射線の照射の交番する遮蔽によっ
て開始および遮断することが可能である。上記の意図し
た効果は、特に熱の作用を不規則に周期的に或いは全く
不規則に行った場合達せられる。太い糸の部分もしくは
熱の作用の不規則な、しかし周期的な配分は、例えば上
記の、熱源として働くデイスクが周面に異なる間隔およ
び/または異なる長さの半径が低減されてい多数の領域
を備えている際に達せられる。太い糸の部分もしくは熱
の作用の配分は、回転毎に繰返されるレピートとなる。
【0014】この場合も、太い糸の部分と熱の作用の通
過の順序は、レピートの意匠が一致している際、互いに
違わなければならない。意匠が互いに異なっている場
合、どの場合にもランダム性が達せられる。更に、上記
のデイスクの回転数を変えることによりランダム性を更
に増大させることが可能である。全くランダムに配分さ
れた太い糸の部分は、例えば完全に配向されていない中
間フイラメント糸を不完全に延伸することにより達せら
れる。熱の全くランダムな作用は、例えばランダム・チ
ェック・ジエネレータ(Zufallsgenerator)により達せら
れる。このランダム・チェック・ジエネレータは熱作用
を、例えば熱源を制御して遮断することにより開始或い
は停止を行う。
【0015】切欠きを備えた熱源として形成されている
デイスクを使用する代わりに、太い糸の部分の形成或い
は熱の作用は、他の方法で、例えばドラフトを中断する
か、或いは熱風を吹付けることによっても可能である。
本発明による方法により、一般に太い糸の部分の数とそ
の長さが低減が行なわれる。このことと関連して太い糸
の部分の数と長さが或る下限を超過しないようにする場
合、その元来の数と長さは相応して高い値に選択しなけ
ればならない。
【0016】以下に添付とた図面に図示した発明の実施
の形態につき本発明を詳細に説明する。
【0017】
【発明の実施の形態】図1により、フイラメント糸1内
に太い糸の部分20を形成するための装置はローラ対2
を有しており、このローラ対は下流側にゴデットローラ
3を備えている。ローラ対2とゴデットローラ3の間に
は第一の延伸ゾーンIが存在している。この延伸ゾーン
I内において、図2に示したように、供給される完全に
配向されていないフイラメント糸の不完全な延伸により
間隔に関してかつ長さに関してランダムに配分された太
い糸の部分20がフイラメント糸1内に形成される。
【0018】第一の延伸ゾーンIの下流側には第二の延
伸ゾーンIIが存在しており、この第二の延伸ゾーンは
ゴデットローラ3とこのゴデットローラ下流側に設けら
れているゴデットローラ4間に形成されている。この第
二の延伸ゾーンII内には、例えば回転軸を介して駆動
されるデイスクの様式の熱源6が存在している。このデ
イスクは回転軸に対して半径が低減されている(図5と
図6を参照)、フイラメント糸に作用する加熱面はこの
デイスクの周面である。
【0019】図1による装置は、第一の延伸ゾーンIに
おいてローラ対2とゴデットローラ3の間でフイラメン
ト糸1に沿って配分された太い糸の部分20が形成され
るように構成されている。更に、太い糸の部分20が形
成されたフイラメント糸1を更に延伸する第二の延伸ゾ
ーンIIが設けられており、この第二の延伸ゾーンII
内にはフイラメント糸1に熱を時折作用させるための熱
源6が設けられている。
【0020】図3から、フイラメント糸の完全に延伸さ
れていない部分、即ち太い糸の部分が、この部分が熱源
6と接触した際延伸される。図4に示すように、フイラ
メント糸1の延伸された部分が熱源6と接触した際、こ
こでは何等変化が生じない。これに対して図5に示すよ
うに、フイラメント糸の太い糸の部分がデイスクとして
形成されている熱源6の半径が低減されている領域6.
1に当面した際、この太い糸の部分は延伸されず、その
ままである。これに対して図6に示すように、フイラメ
ント糸1の延伸されている部分が熱源6として働くデイ
スクの上記の領域6.1に当面した際も、なんの反応も
生じない。
【0021】図7は本発明の他の発明の実施の形態を示
している。この発明の実施の形態にあっては、ローラ対
2.1とゴデットローラ3.1の間に、ほんの僅かなド
ラフトが行なわれる任意の入口延伸ゾーンI.1が設け
られている。第一の延伸ゾーンIはこのゴデットローラ
3.1とこの下流側に設けられているゴデットローラ
4.1の間に定まり、この延伸ゾーンにおいて図2によ
る太い糸の部分20が形成される。これは、給糸され
る、完全に配向されていないフイラメント糸が回転する
加熱されるデイスクとして形成されている熱源6′に接
触し、その際完全に延伸されことによって行なわれる。
しかもデイスクは、図5と図6に図示して説明したよう
に、フイラメント糸が接触しない直径が低減されている
領域6.1を有している。このような領域内において加
熱されないフイラメント糸は延伸されないままとどま
り、太い糸の部分が形成される。
【0022】デイスク状の熱源6′が回転しているの
で、形成される太い糸の部分は常に等しい相互間隔と等
しい長さを有している。デイスクが異なる長さと場合に
よっては異なる相互間隔を有している、直径が低減され
ている領域6.1を備えた多数の領域を有している場
合、デイスクが回転する度に太い糸の部分の配設と長さ
が繰返される。
【0023】図1と関連して図示しかつ上に説明したよ
うに、下流側の延伸ゾーンにおいて、上記の規則的な配
分が行なわれる。図7による発明の実施の形態にあって
は、ゴデットローラ4.1とその下流側に設けられてい
るゴデットローラ7との間に、第二の延伸ゾーンIIが
存在しており、この第二の延伸ゾーンには第二の熱源
6″が設けられている。
【0024】図8は本発明の他の発明の実施の形態を示
している。この発明の実施の形態にあっては、第一の延
伸ゾーンIと第二の延伸ゾーンIIとの間に中間延伸ゾ
ーンZが設けられており、この中間延伸ゾーンに弱いド
ラフト力が存在している。この中間延伸ゾーンZは平坦
に加工されたローラ30.1を備えたローラ対30とゴ
デットローラ3.1間に形成されている。ローラ30.
1の平坦部がニップル線内に存在している場合、延伸ゾ
ーンIとこの中間延伸ゾーン間の分断状態は解消され、
共通の延伸比を有するただ一つの延伸ゾーンが存在する
と言う効果が得られる。これに相応して、ローラ対30
の平坦に加工されたローラ30.1により、ニップル線
が平坦になることから、延伸ゾーンIと中間延伸ゾーン
Zとによって形成されかつ太い糸の部分が形成される大
きな幅面を備えた一様な延伸ゾーンが生じる。第二の延
伸ゾーンII内のこの太い糸の部分の後延伸はここでは
触れない。 図9には、フイラメント糸の太い糸の部分
に対する熱の作用がどのような効果を有しているかの例
を簡単な概略図で示した。図9aによる、規則的に配分
されかつ相互間隔iを有する長さ1の太い糸の部分を備
えたフイラメント糸を出発点としている。
【0025】このフイラメント糸上に、図9bに示した
ように、熱源が時間間隔Iでそれぞれ持続時間Lで作用
する。この処理により図9cに示したようなフイラメン
ト糸が形成される。太い糸の部分が熱源の作用領域内に
存在している場合、このフイラメント糸は延伸される。
【0026】このことは、例えば参照符号20で示し
た、最も下方の太い糸の部分に関しており、この太い糸
の部分は参照符号Wで示した熱源の作用領域内に存在し
ている。熱源の作用領域外に存在している太い糸の部分
は、例えば参照符号20で示した太い糸の部分の下方か
ら二番目のように影響をこおむらない。
【0027】その長さの一部分のみが熱源の作用領域内
に存在している太い糸の部分は、この部分領域内でのみ
延伸される。これには図面の中央の幾分下方に存在して
いる太い糸の部分がそうである。総じて、両要素(太い
/細い糸、熱作用)の要素(太い糸の部分、加熱)の配
分(長さ、持続時間(Zeitdauer) 、時間間隔(Zeitinter
vall) および間隔)は、その都度の使用目的と意図して
いる結果である外観像(例えば糸或いは偏平成形物、例
えば織物/編組物/編み物)に適合される。こうして、
例えばノップ状の肉厚部或いはこわい或いは軟らかなキ
ャンバス地の特性の或いはワイルドシルク地の特性を備
えた織物が本発明による方法および装置により得られ
る。個々の要素のパラメータはその目的に相応して帰ら
れなければならない。
【0028】
【発明の効果】本発明による方法および装置により、そ
の間隔に関しても、長さに関しても、ランダムに配分さ
れた太い糸の部分をフイラメント糸内に簡単な方法で形
成され、これらの太い糸の部分が既に存在している場合
はこれらを高めることである。
【図面の簡単な説明】
【図1】第一の発明の実施の形態の概略図である。
【図2】太い糸の部分を備えている或いは備えていない
フイラメント糸の拡大図である。
【図3】太い糸の部分を備えている或いは備えていない
フイラメント糸の拡大図である。
【図4】太い糸の部分を備えている或いは備えていない
フイラメント糸の拡大図である。
【図5】太い糸の部分を備えている或いは備えていない
フイラメント糸の拡大図である。
【図6】太い糸の部分を備えている或いは備えていない
フイラメント糸の拡大図である。
【図7】本発明の他の発明の実施の形態の概略側面図で
ある。
【図8】本発明の他の発明の実施の形態の概略側面図で
ある。
【図9】フイラメント糸におけるランダムに配分された
太い糸の部分の図である。
【符号の説明】
1 フイラメント糸 2 ローラ対 2.1 ローラ対 3 ゴデットローラ 4 ゴデットローラ 6 熱源 6 ″ 第二の熱源 6.1 直径が低減された領域 7 ゴデットローラ3 20 太い糸の部分 30 ローラ 30.1 ローラ対

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項01】 フイラメント糸内に太い糸の部分を形
    成するための方法において、第一の延伸ゾーン(I)に
    おいてフイラメント糸(1)に沿ったその相互の間隔に
    関して、そしてその長さに関してランダムに配分された
    太い糸の部分(20)を形成し、その後第二の延伸ゾー
    ン(II)において太い糸の部分(20)の配分のラン
    ダム性を高めるために熱をフイラメント糸(1)に時折
    作用させることにより、この熱による作用によりランダ
    ムに形成された太い糸の部分(20′)を少なくとも部
    分的に延伸することを特徴とする方法。
  2. 【請求項02】 フイラメント糸内に太い糸の部分を形
    成するための方法において、フイラメント糸(1)に沿
    ったその相互の間隔に関して、そしてその長さに関して
    ランダムに配分された太い糸の部分(20)を形成し、
    その後第二の延伸ゾーン(II)においてこの配分のラ
    ンダム性を達するために、熱をフイラメント糸(1)に
    時折作用させることにより、この熱による作用によりラ
    ンダムに形成された太い糸の部分(20′)を少なくと
    も部分的に延伸することを特徴とする方法。
  3. 【請求項03】 フイラメント糸(1)に対する熱の一
    時的な作用を、等しい時間間隔で或いは異なる時間間隔
    で、かつ等しい持続時間で或いは異なる持続時間で行う
    ことを特徴とする請求項1或いは2に記載の方法。
  4. 【請求項04】 フイラメント糸(1)に対する熱の一
    時的な作用を、等しい時間間隔で行い、この時間間隔の
    周期を熱が作用する場所を太い糸の部分(20)が通過
    する周期と異なるようにすることを特徴とする請求項3
    に記載の方法。
  5. 【請求項05】 フイラメント糸(1)に対する熱の一
    時的な作用を、等し持続時間或いは異なる持続時間で行
    うことを特徴とする請求項1から3までのいずれか一つ
    に記載の方法。
  6. 【請求項06】 第一の延伸ゾーン(I)内でフイラメ
    ント糸(1)に沿って太い糸の部分(20)を形成する
    様式の、フイラメント糸(1)内に太い糸の部分(2
    0)を形成するための装置において、太い糸の部分(2
    0)を有するフイラメント糸(1)が更に延伸される第
    二の延伸ゾーン(II)が設けられていること、および
    この第二の延伸ゾーン(II)においてフイラメント糸
    (1)に対して第二の熱作用を行うための熱源(6)が
    設けられていることを特徴とする装置。
  7. 【請求項07】 熱源(6)が第二の延伸ゾーン(I
    I)内に、ランダムな時間間隔での不規則な配分および
    /またはランダムな持続時間でフイラメント糸(1)に
    対して熱の付与が行われように設けられていることを特
    徴とする、太い糸の部分(20)を第一の延伸ゾーン
    (I)内で等しい相互間隔の規則的な配分でかつ等しい
    長さで形成する請求項6に記載の装置。
  8. 【請求項08】 熱源(6)が第二の延伸ゾーン(I
    I)内に、等しい時間間隔での規則的な配分と、その順
    序がフイラメント(1)に熱の作用が行われる場所を太
    い糸の部分(20)が通過する順序と異なる順序の等し
    い時間持続でフイラメント糸(1)に対して熱の付与が
    行われように設けられていることを特徴とする、太い糸
    の部分(20)が第一の延伸ゾーン(I)内で等しい相
    互間隔での規則的な配分と等しい長さで形成される請求
    項6に記載の装置。
  9. 【請求項09】 第二の延伸ゾーン(II)が第一の延
    伸ゾーン(I)の直ぐ下流側に設けられており、第一の
    延伸ゾーンの出口給糸機構(3,4.1)が同時に第二
    の延伸ゾーンの入口給糸機構を形成していることを特徴
    とする請求項6から8までのいずれか一つに記載の装
    置。
  10. 【請求項10】 第一の延伸ゾーン(I)が太い糸の部
    分(20)を形成するための熱源(6′)を備えている
    ことを特徴とする請求項9に記載の装置。
  11. 【請求項11】 第一の延伸ゾーン(I)の下流側に糸
    走入ゾーン(I.1)が設けられていることを特徴とす
    る請求項10に記載の装置。
  12. 【請求項12】 フイラメント糸(1)に作用しかつ熱
    を供給する装置(6、6′,6″)が、回転軸を介して
    駆動されかつその周面にフイラメント糸が接触する少な
    くとも一つのデイスクとして形成されていること、およ
    び熱の供給を中断するための手段がデイスクの周面に沿
    って半径が低減されている領域を備えていることを特徴
    とする請求項6から11までのいずれか一つに記載の装
    置。
  13. 【請求項13】 第二の延伸ゾーン(II)内で太い糸
    の部分を弛緩するデイスクが、第一の延伸ゾーン内で太
    い糸の部分を形成するデイスクよりも大きな切欠きを有
    していることを特徴とする、第一の延伸ゾーン内に設け
    られていてかつ熱を供給するための装置が回転軸を介し
    て駆動されかつその周面にフイラメント糸が接触する少
    なくとも一つのデイスクとして形成されている請求項1
    0或いは12に記載の装置。
JP9263478A 1996-09-30 1997-09-29 フイラメント糸内に太い糸の部分を形成するための方法および装置 Withdrawn JPH10226936A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
DE19640405A DE19640405C2 (de) 1996-09-30 1996-09-30 Verfahren und Vorrichtung zum Herstellen von Dickstellen in einem Filamentgarn
DE19640405:3 1996-09-30

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH10226936A true JPH10226936A (ja) 1998-08-25

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ID=7807513

Family Applications (1)

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