JPH0967729A - 絣調繊維構造物及びその製造方法 - Google Patents
絣調繊維構造物及びその製造方法Info
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- JPH0967729A JPH0967729A JP14357396A JP14357396A JPH0967729A JP H0967729 A JPH0967729 A JP H0967729A JP 14357396 A JP14357396 A JP 14357396A JP 14357396 A JP14357396 A JP 14357396A JP H0967729 A JPH0967729 A JP H0967729A
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- additional
- fiber structure
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- Preliminary Treatment Of Fibers (AREA)
- Yarns And Mechanical Finishing Of Yarns Or Ropes (AREA)
- Spinning Or Twisting Of Yarns (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】従来にない絣模様を表現し得る絣調繊維構造物
並びにその製造方法の提供を目的とする。 【解決手段】前紡工程のギル装置にスライバを供給する
に際し、少なくとも２本以上の異色の付加スライバを所
定量間欠的にベーススライバに付加し、且つ、各付加ス
ライバにおける付加量を周期的、無作為又は予め決めら
れたプログラム通りに変化させるとともに、ベーススラ
イバに付加スライバを加えた供給スライバの総ゲレンが
略一定となるようにしてギル装置に供給し混繊する。つ
いで、これをダブリング及びドラフトした後、精紡機に
供給して紡出すると、表面の色調が非周期的に変化した
絣調の繊維構造物となる。
並びにその製造方法の提供を目的とする。 【解決手段】前紡工程のギル装置にスライバを供給する
に際し、少なくとも２本以上の異色の付加スライバを所
定量間欠的にベーススライバに付加し、且つ、各付加ス
ライバにおける付加量を周期的、無作為又は予め決めら
れたプログラム通りに変化させるとともに、ベーススラ
イバに付加スライバを加えた供給スライバの総ゲレンが
略一定となるようにしてギル装置に供給し混繊する。つ
いで、これをダブリング及びドラフトした後、精紡機に
供給して紡出すると、表面の色調が非周期的に変化した
絣調の繊維構造物となる。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、色調が不規則（非
周期的）に形成された、絣調繊維構造物及びその製造方
法に関する。
周期的）に形成された、絣調繊維構造物及びその製造方
法に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来より、各種の絣織物が製造されてい
るが、ここに絣とはところどころ防染された糸、または
ところどころ染められた糸によって布地の表面に表され
た柄，模様を意味し、また当該布地を意味する。そし
て、この絣織物に用いられる糸を絣糸というが、一般
に、この絣糸は綛状にした糸を縞状に段染めすることに
より得られる。
るが、ここに絣とはところどころ防染された糸、または
ところどころ染められた糸によって布地の表面に表され
た柄，模様を意味し、また当該布地を意味する。そし
て、この絣織物に用いられる糸を絣糸というが、一般
に、この絣糸は綛状にした糸を縞状に段染めすることに
より得られる。
【０００３】そして、近年では精紡機に掛かる前の、前
紡揚がりの粗糸を縞状に段染めし、これを精紡機に掛か
ることで縞状になった絣糸を製造している。しかして、
この糸を用いた織，編物は霜降り調の織，編物となる。
紡揚がりの粗糸を縞状に段染めし、これを精紡機に掛か
ることで縞状になった絣糸を製造している。しかして、
この糸を用いた織，編物は霜降り調の織，編物となる。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した従
来の絣糸は一定間隔に縞状に段染めされたものであるの
で、この糸を用いた織，編物に表れる絣模様は一定周期
の単調なものとなる。かかる単調な織物では趣味感の多
様化した現在の消費者を到底満足させることはできな
い。
来の絣糸は一定間隔に縞状に段染めされたものであるの
で、この糸を用いた織，編物に表れる絣模様は一定周期
の単調なものとなる。かかる単調な織物では趣味感の多
様化した現在の消費者を到底満足させることはできな
い。
【０００５】本発明は以上の実情に鑑みなされたもので
あって、従来にない絣模様を表現し得る絣調繊維構造物
並びにその製造方法の提供を目的とする。
あって、従来にない絣模様を表現し得る絣調繊維構造物
並びにその製造方法の提供を目的とする。
【０００６】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
本発明の請求項１に係る発明は、複数色の繊維よりなる
繊維構造物であって、該繊維構造物表面の色調を非周期
的に変化させてなる絣調繊維構造物である。ここで繊維
構造物とは、糸，織物，編物等を云う。また、複数色の
繊維よりなる繊維構造物とは、単色の単繊維を複数色分
用いた繊維構造物の他、複数色に色分けした単繊維を用
いた繊維構造物の双方を含む。また、色調とは、繊維構
造物を構成する個々の単繊維の色を意味するものではな
く、人間が色合いを識別し得る適当な範囲内において、
その範囲内における構成繊維が表現し、人間に視覚され
る、色柄，色模様等を含む色合いの調子を意味する。
本発明の請求項１に係る発明は、複数色の繊維よりなる
繊維構造物であって、該繊維構造物表面の色調を非周期
的に変化させてなる絣調繊維構造物である。ここで繊維
構造物とは、糸，織物，編物等を云う。また、複数色の
繊維よりなる繊維構造物とは、単色の単繊維を複数色分
用いた繊維構造物の他、複数色に色分けした単繊維を用
いた繊維構造物の双方を含む。また、色調とは、繊維構
造物を構成する個々の単繊維の色を意味するものではな
く、人間が色合いを識別し得る適当な範囲内において、
その範囲内における構成繊維が表現し、人間に視覚され
る、色柄，色模様等を含む色合いの調子を意味する。
【０００７】また、請求項２に係る発明は、絣調繊維構
造物の製造方法であって、前紡工程のギル装置にスライ
バを供給するに際し、１本の異色の付加スライバを所定
量間欠的にベーススライバに付加し、且つ、付加スライ
バにおける付加量を周期的、無作為又は予め決められた
プログラム通りに変化させるようにしてギル装置に供給
し混繊して得たスライバ複数本を無作為に合条した後、
ダブリング及びドラフトし、ついで精紡機に供給して紡
出するというものである。
造物の製造方法であって、前紡工程のギル装置にスライ
バを供給するに際し、１本の異色の付加スライバを所定
量間欠的にベーススライバに付加し、且つ、付加スライ
バにおける付加量を周期的、無作為又は予め決められた
プログラム通りに変化させるようにしてギル装置に供給
し混繊して得たスライバ複数本を無作為に合条した後、
ダブリング及びドラフトし、ついで精紡機に供給して紡
出するというものである。
【０００８】また、請求項３に係る発明は、絣調繊維構
造物の製造方法であって、前紡工程のギル装置にスライ
バを供給するに際し、少なくとも２本以上の異色の付加
スライバを所定量間欠的にベーススライバに付加し、且
つ、各付加スライバにおける付加量を周期的、無作為又
は予め決められたプログラム通りに変化させるととも
に、ベーススライバに付加スライバを加えた供給スライ
バの総ゲレンが略一定となるようにしてギル装置に供給
し混繊して得たスライバ複数本を無作為に合条した後、
ダブリング及びドラフトし、ついで精紡機に供給して紡
出するというものである。
造物の製造方法であって、前紡工程のギル装置にスライ
バを供給するに際し、少なくとも２本以上の異色の付加
スライバを所定量間欠的にベーススライバに付加し、且
つ、各付加スライバにおける付加量を周期的、無作為又
は予め決められたプログラム通りに変化させるととも
に、ベーススライバに付加スライバを加えた供給スライ
バの総ゲレンが略一定となるようにしてギル装置に供給
し混繊して得たスライバ複数本を無作為に合条した後、
ダブリング及びドラフトし、ついで精紡機に供給して紡
出するというものである。
【０００９】また、請求項４に係る発明は、絣調繊維構
造の製造方法であって、前紡工程のギル装置にスライバ
を供給するに際し、１本の異素材の付加スライバを所定
量間欠的にベーススライバに付加し、且つ、付加スライ
バにおける付加量を周期的、無作為又は予め決められた
プログラム通りに変化させるようにしてギル装置に供給
し混繊した後、ダブリング及びドラフトし、ついで精紡
機に供給して紡出するというものである。
造の製造方法であって、前紡工程のギル装置にスライバ
を供給するに際し、１本の異素材の付加スライバを所定
量間欠的にベーススライバに付加し、且つ、付加スライ
バにおける付加量を周期的、無作為又は予め決められた
プログラム通りに変化させるようにしてギル装置に供給
し混繊した後、ダブリング及びドラフトし、ついで精紡
機に供給して紡出するというものである。
【００１０】また、請求項５に係る発明は、絣調繊維構
造の製造方法であって、前紡工程のギル装置にスライバ
を供給するに際し、少なくとも２本以上の異素材の付加
スライバを所定量間欠的にベーススライバに付加し、且
つ、各付加スライバにおける付加量を周期的、無作為又
は予め決められたプログラム通りに変化させるととも
に、ベーススライバに付加スライバを加えた供給スライ
バの総ゲレンが略一定となるようにしてギル装置に供給
し混繊した後、ダブリング及びドラフトし、ついで精紡
機に供給して紡出するというものである。
造の製造方法であって、前紡工程のギル装置にスライバ
を供給するに際し、少なくとも２本以上の異素材の付加
スライバを所定量間欠的にベーススライバに付加し、且
つ、各付加スライバにおける付加量を周期的、無作為又
は予め決められたプログラム通りに変化させるととも
に、ベーススライバに付加スライバを加えた供給スライ
バの総ゲレンが略一定となるようにしてギル装置に供給
し混繊した後、ダブリング及びドラフトし、ついで精紡
機に供給して紡出するというものである。
【００１１】また、請求項６に係る発明は、絣調繊維構
造の製造方法であって、前紡工程のギル装置にスライバ
を供給するに際し、１本の異素材の付加スライバを所定
量間欠的にベーススライバに付加し、且つ、付加スライ
バにおける付加量を周期的、無作為又は予め決められた
プログラム通りに変化させるようにしてギル装置に供給
し混繊した後、ダブリング及びドラフトし、ついで精紡
機に供給して紡出し、しかる後染色するというものであ
る。
造の製造方法であって、前紡工程のギル装置にスライバ
を供給するに際し、１本の異素材の付加スライバを所定
量間欠的にベーススライバに付加し、且つ、付加スライ
バにおける付加量を周期的、無作為又は予め決められた
プログラム通りに変化させるようにしてギル装置に供給
し混繊した後、ダブリング及びドラフトし、ついで精紡
機に供給して紡出し、しかる後染色するというものであ
る。
【００１２】また、請求項７に係る発明は、絣調繊維構
造の製造方法であって、前紡工程のギル装置にスライバ
を供給するに際し、少なくとも２本以上の異素材の付加
スライバを所定量間欠的にベーススライバに付加し、且
つ、各付加スライバにおける付加量を周期的、無作為又
は予め決められたプログラム通りに変化させるととも
に、ベーススライバに付加スライバを加えた供給スライ
バの総ゲレンが略一定となるようにしてギル装置に供給
し混繊した後、ダブリング及びドラフトし、ついで精紡
機に供給して紡出し、しかる後染色するというものであ
る。
造の製造方法であって、前紡工程のギル装置にスライバ
を供給するに際し、少なくとも２本以上の異素材の付加
スライバを所定量間欠的にベーススライバに付加し、且
つ、各付加スライバにおける付加量を周期的、無作為又
は予め決められたプログラム通りに変化させるととも
に、ベーススライバに付加スライバを加えた供給スライ
バの総ゲレンが略一定となるようにしてギル装置に供給
し混繊した後、ダブリング及びドラフトし、ついで精紡
機に供給して紡出し、しかる後染色するというものであ
る。
【００１３】本発明の請求項１に係る発明は、表面の色
調を非周期的に変化させた繊維構造物であるので、その
表面に表現される色模様は従来にない絣模様となる。
調を非周期的に変化させた繊維構造物であるので、その
表面に表現される色模様は従来にない絣模様となる。
【００１４】また、請求項２，３に係る発明によれば、
異色の付加スライバの付加量を周期的、無作為、又は予
め決められたプログラム通りに変化させながら当該付加
スライバをベーススライバに付加するので、ギル装置上
がりのスライバはその表面の色調が周期的、無作為又は
予め決められたプログラム通りに変化するものとなる。
そして、このギル装置上がりのスライバ複数本を無作為
に合条する。これにより、合条後のスライバの表面に表
現される色調は、ギル装置上がりの各スライバの色を組
み合わせたものとなり、当該色調は無作為且つ非周期的
に変化したものとなる。而して、このスライバから得ら
れた繊維構造物もまたその表面に表現された色調が無作
為且つ非周期的なものとなる。
異色の付加スライバの付加量を周期的、無作為、又は予
め決められたプログラム通りに変化させながら当該付加
スライバをベーススライバに付加するので、ギル装置上
がりのスライバはその表面の色調が周期的、無作為又は
予め決められたプログラム通りに変化するものとなる。
そして、このギル装置上がりのスライバ複数本を無作為
に合条する。これにより、合条後のスライバの表面に表
現される色調は、ギル装置上がりの各スライバの色を組
み合わせたものとなり、当該色調は無作為且つ非周期的
に変化したものとなる。而して、このスライバから得ら
れた繊維構造物もまたその表面に表現された色調が無作
為且つ非周期的なものとなる。
【００１５】また、請求項４，５に係る発明によれば、
異素材の付加スライバの付加量を周期的、無作為、又は
予め決められたプログラム通りに変化させながら当該付
加スライバをベーススライバに付加するので、ギル装置
上がりのスライバのその表面にある異素材は周期的、無
作為又は予め決められたプログラム通りに変化するもの
となる。そして、このギル装置上がりのスライバ複数本
を無作為に合条する。これにより、合条後のスライバの
表面にある異素材は、ギル装置上がりの各スライバ素材
を組み合わせたものとなり、当該異素材の分布は無作為
且つ非周期的に変化したものとなる。而して、このスラ
イバから得られた繊維構造物もまたその表面に表現され
た表面変化が無作為且つ非周期的なものとなる。
異素材の付加スライバの付加量を周期的、無作為、又は
予め決められたプログラム通りに変化させながら当該付
加スライバをベーススライバに付加するので、ギル装置
上がりのスライバのその表面にある異素材は周期的、無
作為又は予め決められたプログラム通りに変化するもの
となる。そして、このギル装置上がりのスライバ複数本
を無作為に合条する。これにより、合条後のスライバの
表面にある異素材は、ギル装置上がりの各スライバ素材
を組み合わせたものとなり、当該異素材の分布は無作為
且つ非周期的に変化したものとなる。而して、このスラ
イバから得られた繊維構造物もまたその表面に表現され
た表面変化が無作為且つ非周期的なものとなる。
【００１６】また、請求項６，７に係る発明によれば、
異素材の付加スライバの付加量を周期的、無作為、又は
予め決められたプログラム通りに変化させながら当該付
加スライバをベーススライバに付加するので、ギル装置
上がりのスライバのその表面にある異素材は周期的、無
作為又は予め決められたプログラム通りに変化するもの
となる。そして、このギル装置上がりのスライバ複数本
を無作為に合条する。これにより、合条後のスライバの
表面にある異素材は、ギル装置上がりの各スライバ素材
を組み合わせたものとなり、当該異素材の分布は無作為
且つ非周期的に変化したものとなる。而して、このスラ
イバから得られた紡績糸を染色又は織物，編物等となし
てから染色することにより表面に表現された色調が無作
為且つ非周期的なものとなる。
異素材の付加スライバの付加量を周期的、無作為、又は
予め決められたプログラム通りに変化させながら当該付
加スライバをベーススライバに付加するので、ギル装置
上がりのスライバのその表面にある異素材は周期的、無
作為又は予め決められたプログラム通りに変化するもの
となる。そして、このギル装置上がりのスライバ複数本
を無作為に合条する。これにより、合条後のスライバの
表面にある異素材は、ギル装置上がりの各スライバ素材
を組み合わせたものとなり、当該異素材の分布は無作為
且つ非周期的に変化したものとなる。而して、このスラ
イバから得られた紡績糸を染色又は織物，編物等となし
てから染色することにより表面に表現された色調が無作
為且つ非周期的なものとなる。
【００１７】
（実施例１）以下、本発明の実施例について添付図面に
基づいて説明する。図１は本発明に用いて好適なギル装
置の概略構成を示す説明図である。同図に示すように、
このギル装置は前後に配設したドラフトローラ対（１）
及び第１のフィードローラ対（２）と、このドラフトロ
ーラ対（１），第１のフィードローラ対（２）間に設け
たギルヘッド（３）及びエプロン（４）と、このエプロ
ン（４）の上方に設けた複数の付加スライバ供給手段
（５）と、装置各部の作動を制御する制御装置（図示せ
ず）とからなり、前記付加スライバ供給手段（５）は押
さえローラ（６），第２のフィードローラ対（７）及び
スライバガイド（８）とを備えてなる。
基づいて説明する。図１は本発明に用いて好適なギル装
置の概略構成を示す説明図である。同図に示すように、
このギル装置は前後に配設したドラフトローラ対（１）
及び第１のフィードローラ対（２）と、このドラフトロ
ーラ対（１），第１のフィードローラ対（２）間に設け
たギルヘッド（３）及びエプロン（４）と、このエプロ
ン（４）の上方に設けた複数の付加スライバ供給手段
（５）と、装置各部の作動を制御する制御装置（図示せ
ず）とからなり、前記付加スライバ供給手段（５）は押
さえローラ（６），第２のフィードローラ対（７）及び
スライバガイド（８）とを備えてなる。
【００１８】まず、ベーススライバ（９）を第１のフィ
ードローラ対（２），エプロン（４），ギルヘッド
（３），ドラフトローラ対（１）に順次経由せしめる。
前記ドラフトローラ対（１）の回転速度は第１のフィー
ドローラ対（２）の回転速度よりも所定量だけ早くなっ
ており、ベーススライバ（９）はドラフトローラ対
（１），第１のフィードローラ対（２）の間でドラフト
される。
ードローラ対（２），エプロン（４），ギルヘッド
（３），ドラフトローラ対（１）に順次経由せしめる。
前記ドラフトローラ対（１）の回転速度は第１のフィー
ドローラ対（２）の回転速度よりも所定量だけ早くなっ
ており、ベーススライバ（９）はドラフトローラ対
（１），第１のフィードローラ対（２）の間でドラフト
される。
【００１９】前記付加スライバ供給手段（５）は、これ
を前記ベーススライバ（９）の幅方向に沿って複数設け
たものであり、この付加スライバ供給手段（５）を構成
する前記スライバガイド（８），第２のフィードローラ
対（７），押さえローラ（６）を順次経由して付加スラ
イバ（１０）がエプロン（４）上のベーススライバ
（９）に供給される。尚、前記第２のフィードローラ対
（７）と前記第１のフィードローラ対（２）とはその回
転速度が略同じであり、付加スライバ（１０）はドラフ
トローラ対（１）と第２のフィードローラ対（７）との
間でドラフトされる。
を前記ベーススライバ（９）の幅方向に沿って複数設け
たものであり、この付加スライバ供給手段（５）を構成
する前記スライバガイド（８），第２のフィードローラ
対（７），押さえローラ（６）を順次経由して付加スラ
イバ（１０）がエプロン（４）上のベーススライバ
（９）に供給される。尚、前記第２のフィードローラ対
（７）と前記第１のフィードローラ対（２）とはその回
転速度が略同じであり、付加スライバ（１０）はドラフ
トローラ対（１）と第２のフィードローラ対（７）との
間でドラフトされる。
【００２０】そして、ベーススライバ（９）と付加スラ
イバ（１０）はギルヘッド（３）により繊維の平行度が
揃えられるとともに、相互に混繊される。
イバ（１０）はギルヘッド（３）により繊維の平行度が
揃えられるとともに、相互に混繊される。
【００２１】前記制御装置（図示せず）はギル装置の各
部の作動を制御するとともに、特に、前記第２のフィー
ドローラ（７）を以下のように制御する。尚、この例で
は付加スライバ供給手段（５）を２組設け、ベーススラ
イバ（９）を白色の羊毛繊維とし、２本の付加スライバ
（１０）のうち一方を赤色の羊毛繊維、他方を青色の羊
毛繊維とした。
部の作動を制御するとともに、特に、前記第２のフィー
ドローラ（７）を以下のように制御する。尚、この例で
は付加スライバ供給手段（５）を２組設け、ベーススラ
イバ（９）を白色の羊毛繊維とし、２本の付加スライバ
（１０）のうち一方を赤色の羊毛繊維、他方を青色の羊
毛繊維とした。
【００２２】制御装置（図示せず）は、図１に示す一方
の第２のフィードローラ（７）を駆動している間は他方
の第２のフィードローラ（７）の駆動を停止し、前記ギ
ルヘッド（３）に供給されるベーススライバ（９）と付
加スライバ（１０）との総ゲレンが略一定となるように
する。そして、制御装置（図示せず）はタイマ等を備え
た適宜回路を有し、前記各第２のフィードローラ（７）
の駆動を切換える。本例では図２に示すように、切換え
時間の異なる３つのパターン（Ａパターン，Ｂパター
ン，Ｃパターン）で切換えるようにし、これら３つのパ
ターンを周期的に繰り返すようにした。
の第２のフィードローラ（７）を駆動している間は他方
の第２のフィードローラ（７）の駆動を停止し、前記ギ
ルヘッド（３）に供給されるベーススライバ（９）と付
加スライバ（１０）との総ゲレンが略一定となるように
する。そして、制御装置（図示せず）はタイマ等を備え
た適宜回路を有し、前記各第２のフィードローラ（７）
の駆動を切換える。本例では図２に示すように、切換え
時間の異なる３つのパターン（Ａパターン，Ｂパター
ン，Ｃパターン）で切換えるようにし、これら３つのパ
ターンを周期的に繰り返すようにした。
【００２３】而して、ベーススライバ（９）に付加スラ
イバ（１０）を加えた供給スライバ（１１）は前記ギル
ヘッド（３）に経由し、当該ギルヘッド（３）において
混繊された後、ドラフトローラ（１）より排出される。
このように、ギルヘッド（３）においてしっかりと混繊
するので、後に精紡機で紡出した糸は斑の少ないものと
なる。
イバ（１０）を加えた供給スライバ（１１）は前記ギル
ヘッド（３）に経由し、当該ギルヘッド（３）において
混繊された後、ドラフトローラ（１）より排出される。
このように、ギルヘッド（３）においてしっかりと混繊
するので、後に精紡機で紡出した糸は斑の少ないものと
なる。
【００２４】ついで、このギル装置より排出されたスラ
イバを無作為に複数本合条し、ダブリング，ドラフトし
て粗糸となし、精紡機により紡出する。尚、図３に、３
本のスライバを合条した例を示している。同図において
（ａ），（ｂ），（ｃ）は合条する３本の各スライバに
おける付加スライバ（１０）の状態を示し、（ｄ）は３
本のスライバを合条した後の付加スライバ（１０）の状
態を示す。（ｄ）に示すように、合条後のスライバにお
ける付加スライバ（１０）の状態は、前記繰り返しパタ
ーンの１周期内において不規則な変化を示す。ギル装置
による加工以後、スライバは通常４００倍程度ドラフト
されて精紡糸となる。而して、ギル装置上がりのスライ
バの前記繰り返しパターンの１周期の長さを１５ｍとす
ると、この長さから６０００ｍの精紡糸を得ることがで
き、この６０００ｍの糸は不規則な色模様の変化を有す
る（同一の色模様変化の無い）糸となる。
イバを無作為に複数本合条し、ダブリング，ドラフトし
て粗糸となし、精紡機により紡出する。尚、図３に、３
本のスライバを合条した例を示している。同図において
（ａ），（ｂ），（ｃ）は合条する３本の各スライバに
おける付加スライバ（１０）の状態を示し、（ｄ）は３
本のスライバを合条した後の付加スライバ（１０）の状
態を示す。（ｄ）に示すように、合条後のスライバにお
ける付加スライバ（１０）の状態は、前記繰り返しパタ
ーンの１周期内において不規則な変化を示す。ギル装置
による加工以後、スライバは通常４００倍程度ドラフト
されて精紡糸となる。而して、ギル装置上がりのスライ
バの前記繰り返しパターンの１周期の長さを１５ｍとす
ると、この長さから６０００ｍの精紡糸を得ることがで
き、この６０００ｍの糸は不規則な色模様の変化を有す
る（同一の色模様変化の無い）糸となる。
【００２５】そして、このようにして製造した糸及びこ
れらの糸を用いて製織，製編した織，編物等は不規則な
色調変化を示す絣調の繊維構造物となる。
れらの糸を用いて製織，製編した織，編物等は不規則な
色調変化を示す絣調の繊維構造物となる。
【００２６】以上本発明の実施例１について説明した
が、本発明の具体的態様がこれに限られるものでないこ
とは言うまでもない。特に付言するならば、この例では
付加スライバ（１０）の付加量を３つパターンに分けた
が、これ以上のパターンによるものでもこれ以下のパタ
ーンによるものでも良い。
が、本発明の具体的態様がこれに限られるものでないこ
とは言うまでもない。特に付言するならば、この例では
付加スライバ（１０）の付加量を３つパターンに分けた
が、これ以上のパターンによるものでもこれ以下のパタ
ーンによるものでも良い。
【００２７】更には、前記制御装置（図示せず）に乱数
発生装置を設け、前記第２のフィードローラ（７）の駆
動切換え時間を前記乱数発生装置より得られた値の時間
とするように構成し、当該駆動切換え時間を無作為に変
化させて付加スライバ（１０）の付加量を無作為に変化
させるようにしても良い。
発生装置を設け、前記第２のフィードローラ（７）の駆
動切換え時間を前記乱数発生装置より得られた値の時間
とするように構成し、当該駆動切換え時間を無作為に変
化させて付加スライバ（１０）の付加量を無作為に変化
させるようにしても良い。
【００２８】更には、前記制御装置（図示せず）にプロ
グラムコントローラーを設け、前記第２のフィードロー
ラ（１）の駆動切換え時間を予め決められたプログラム
より得られた値の時間とするように構成し、当該駆動切
換え時間を予め決められたプログラム通りに変化させて
付加スライバ（１０）の付加量を予め決められたプログ
ラム通りに変化させるようにしても良い。
グラムコントローラーを設け、前記第２のフィードロー
ラ（１）の駆動切換え時間を予め決められたプログラム
より得られた値の時間とするように構成し、当該駆動切
換え時間を予め決められたプログラム通りに変化させて
付加スライバ（１０）の付加量を予め決められたプログ
ラム通りに変化させるようにしても良い。
【００２９】また、付加スライバ（１０）の本数は３本
以上であっても良く、その色彩は単色であっても、複数
の色が混ざり合ったものでも、縞状に段染めされたもの
（単色の段染め，複色の段染めの双方を含む）でも良
い。
以上であっても良く、その色彩は単色であっても、複数
の色が混ざり合ったものでも、縞状に段染めされたもの
（単色の段染め，複色の段染めの双方を含む）でも良
い。
【００３０】また、付加スライバ（１０）の本数は１本
であっても良く、その色彩は単色であっても、複数の色
が混ざり合ったものでも、縞状に段染めされたもの（単
色の段染め，複色の段染めの双方を含む）でも良い。そ
の場合は、ベーススライバ（９）と付加スライバ（１
０）との総ゲレンを略一定とすることができないため、
糸とした場合には、一本の糸の中に番手が異なる部分が
存在するようになる。
であっても良く、その色彩は単色であっても、複数の色
が混ざり合ったものでも、縞状に段染めされたもの（単
色の段染め，複色の段染めの双方を含む）でも良い。そ
の場合は、ベーススライバ（９）と付加スライバ（１
０）との総ゲレンを略一定とすることができないため、
糸とした場合には、一本の糸の中に番手が異なる部分が
存在するようになる。
【００３１】（実施例２）実施例１においてベーススラ
イバ（９）を白色の羊毛繊維とし、２本の付加スライバ
（１０）をポリエステル短繊維とした他は、実施例１と
同様の方法で糸を製造した。このようにして製造した糸
及びこれらの糸を用いて製織，製編した織，編物等は不
規則な表面変化を示す絣調の繊維構造物となる。
イバ（９）を白色の羊毛繊維とし、２本の付加スライバ
（１０）をポリエステル短繊維とした他は、実施例１と
同様の方法で糸を製造した。このようにして製造した糸
及びこれらの糸を用いて製織，製編した織，編物等は不
規則な表面変化を示す絣調の繊維構造物となる。
【００３２】以上、本発明の実施例２について説明した
が、本発明の具体的態様がこれらに限られるものでない
ことは言うまでもない。即ち、実施例１と同様に付加ス
ライバにおける付加量を無作為に変化させても良いし、
予め決められたプログラム通りに変化させても良い。更
には、付加スライバ（１０）の本数は３本以上であって
も良く、１本でも良い。
が、本発明の具体的態様がこれらに限られるものでない
ことは言うまでもない。即ち、実施例１と同様に付加ス
ライバにおける付加量を無作為に変化させても良いし、
予め決められたプログラム通りに変化させても良い。更
には、付加スライバ（１０）の本数は３本以上であって
も良く、１本でも良い。
【００３３】（実施例３）実施例１においてベーススラ
イバ（９）を白色の羊毛繊維とし、２本の付加スライバ
（１０）をポリエステル短繊維とした他は、実施例１と
同様の方法で糸を製造した。そして、このようにして製
造した糸のポリエステル繊維のみを染色した。このよう
にして製造した糸及びこれらの糸を用いて製織，製編し
た織，編物等は不規則な色調変化を示す絣調の繊維構造
物となる。
イバ（９）を白色の羊毛繊維とし、２本の付加スライバ
（１０）をポリエステル短繊維とした他は、実施例１と
同様の方法で糸を製造した。そして、このようにして製
造した糸のポリエステル繊維のみを染色した。このよう
にして製造した糸及びこれらの糸を用いて製織，製編し
た織，編物等は不規則な色調変化を示す絣調の繊維構造
物となる。
【００３４】以上、本発明の実施例３について説明した
が、本発明の具体的態様がこれらに限られるものでない
ことは言うまでもない。即ち、実施例１と同様に付加ス
ライバにおける付加量を無作為に変化させても良いし、
予め決められたプログラム通りに変化させても良い。更
には、付加スライバ（１０）の本数は３本以上であって
も良く、１本でも良い。また、ポリエステルサイドのみ
を染色する工程は製織，製編した織，編物等の段階で行
っても良い。また、羊毛サイドを染色するようにしても
良いし、ポリエステルサイドと羊毛繊維が異色になるよ
うに染色するようにしても良い。
が、本発明の具体的態様がこれらに限られるものでない
ことは言うまでもない。即ち、実施例１と同様に付加ス
ライバにおける付加量を無作為に変化させても良いし、
予め決められたプログラム通りに変化させても良い。更
には、付加スライバ（１０）の本数は３本以上であって
も良く、１本でも良い。また、ポリエステルサイドのみ
を染色する工程は製織，製編した織，編物等の段階で行
っても良い。また、羊毛サイドを染色するようにしても
良いし、ポリエステルサイドと羊毛繊維が異色になるよ
うに染色するようにしても良い。
【００３５】
【発明の効果】以上詳述した様に、本発明で得られた絣
調繊維構造物は今までにない単調でない絣模様を表現す
るものであり、カジュアル用途，ユニホーム用途等とし
て頗る有用である。
調繊維構造物は今までにない単調でない絣模様を表現す
るものであり、カジュアル用途，ユニホーム用途等とし
て頗る有用である。
【図１】本発明の実施に用いて好適なギル装置の概略構
成を示す説明図である。
成を示す説明図である。
【図２】第２のフィードローラの駆動状態を示すタイム
チャートである。
チャートである。
【図３】付加スライバの付加状態を示す説明図である。
１ ドラフトローラ ２ 第１のフィードローラ ３ ギルヘッド ４ エプロン ５ 付加スライバ供給手段 ６ 押さえローラ ７ 第２のフィードローラ ８ スライバガイド ９ ベーススライバ １０ 付加スライバ １１ 供給スライバ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 田辺 猛 三重県鈴鹿市庄野羽山４丁目１番１号 カ ネボウウール株式会社鈴鹿工場内
Claims (7)
- 【請求項１】 複数色の繊維よりなる繊維構造物であっ
て、該繊維構造物表面の色調を非周期的に変化させてな
る絣調繊維構造物。 - 【請求項２】 前紡工程のギル装置にスライバを供給す
るに際し、１本の異色の付加スライバを所定量間欠的に
ベーススライバに付加し、且つ、付加スライバにおける
付加量を周期的、無作為又は予め決められたプログラム
通りに変化させるようにしてギル装置に供給し混繊して
得たスライバ複数本を無作為に合条した後、ダブリング
及びドラフトし、ついで精紡機に供給して紡出すること
を特徴とする絣調繊維構造物の製造方法。 - 【請求項３】 前紡工程のギル装置にスライバを供給す
るに際し、少なくとも２本以上の異色の付加スライバを
所定量間欠的にベーススライバに付加し、且つ、各付加
スライバにおける付加量を周期的、無作為又は予め決め
られたプログラム通りに変化させるとともに、ベースス
ライバに付加スライバを加えた供給スライバの総ゲレン
が略一定となるようにしてギル装置に供給し混繊して得
たスライバ複数本を無作為に合条した後、ダブリング及
びドラフトし、ついで精紡機に供給して紡出することを
特徴とする絣調繊維構造物の製造方法。 - 【請求項４】 前紡工程のギル装置にスライバを供給す
るに際し、１本の異素材の付加スライバを所定量間欠的
にベーススライバに付加し、且つ、付加スライバにおけ
る付加量を周期的、無作為又は予め決められたプログラ
ム通りに変化させるようにしてギル装置に供給し混繊し
た後、ダブリング及びドラフトし、ついで精紡機に供給
して紡出することを特徴とする絣調繊維構造物の製造方
法。 - 【請求項５】 前紡工程のギル装置にスライバを供給す
るに際し、少なくとも２本以上の異素材の付加スライバ
を所定量間欠的にベーススライバに付加し、且つ、各付
加スライバにおける付加量を周期的、無作為又は予め決
められたプログラム通りに変化させるとともに、ベース
スライバに付加スライバを加えた供給スライバの総ゲレ
ンが略一定となるようにしてギル装置に供給し混繊した
後、ダブリング及びドラフトし、ついで精紡機に供給し
て紡出することを特徴とする絣調繊維構造物の製造方
法。 - 【請求項６】 前紡工程のギル装置にスライバを供給す
るに際し、１本の異素材の付加スライバを所定量間欠的
にベーススライバに付加し、且つ、付加スライバにおけ
る付加量を周期的、無作為又は予め決められたプログラ
ム通りに変化させるようにしてギル装置に供給し混繊し
た後、ダブリング及びドラフトし、ついで精紡機に供給
して紡出し、しかる後染色することを特徴とする絣調繊
維構造物の製造方法。 - 【請求項７】 前紡工程のギル装置にスライバを供給す
るに際し、少なくとも２本以上の異素材の付加スライバ
を所定量間欠的にベーススライバに付加し、且つ、各付
加スライバにおける付加量を周期的、無作為又は予め決
められたプログラム通りに変化させるとともに、ベース
スライバに付加スライバを加えた供給スライバの総ゲレ
ンが略一定となるようにしてギル装置に供給し混繊した
後、ダブリング及びドラフトし、ついで精紡機に供給し
て紡出し、しかる後染色することを特徴とする絣調繊維
構造物の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14357396A JPH0967729A (ja) | 1995-06-23 | 1996-05-13 | 絣調繊維構造物及びその製造方法 |
Applications Claiming Priority (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7-180992 | 1995-06-23 | ||
| JP18099295 | 1995-06-23 | ||
| JP14357396A JPH0967729A (ja) | 1995-06-23 | 1996-05-13 | 絣調繊維構造物及びその製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0967729A true JPH0967729A (ja) | 1997-03-11 |
Family
ID=26475268
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP14357396A Pending JPH0967729A (ja) | 1995-06-23 | 1996-05-13 | 絣調繊維構造物及びその製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0967729A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2003305706A (ja) * | 2002-04-18 | 2003-10-28 | Araco Corp | 木目調ボードおよびその製造方法、ボード成形品およびその製造方法 |
| CN102453985A (zh) * | 2010-10-29 | 2012-05-16 | 浙江华孚色纺有限公司 | 一种生产段彩棉条的高架式并条装置及生产段彩棉条的方法 |
| CN103866441A (zh) * | 2014-02-26 | 2014-06-18 | 浙江华孚色纺有限公司 | 一种生产多色段彩纱的方法及并条机装置 |
| CN105821547A (zh) * | 2016-04-25 | 2016-08-03 | 上海申安纺织有限公司 | 一种棉涤赛络纺ab纱的纺纱工艺 |
-
1996
- 1996-05-13 JP JP14357396A patent/JPH0967729A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2003305706A (ja) * | 2002-04-18 | 2003-10-28 | Araco Corp | 木目調ボードおよびその製造方法、ボード成形品およびその製造方法 |
| CN102453985A (zh) * | 2010-10-29 | 2012-05-16 | 浙江华孚色纺有限公司 | 一种生产段彩棉条的高架式并条装置及生产段彩棉条的方法 |
| CN103866441A (zh) * | 2014-02-26 | 2014-06-18 | 浙江华孚色纺有限公司 | 一种生产多色段彩纱的方法及并条机装置 |
| CN105821547A (zh) * | 2016-04-25 | 2016-08-03 | 上海申安纺织有限公司 | 一种棉涤赛络纺ab纱的纺纱工艺 |
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