JPH10221374A - 垂直作動型プローブカード並びにそれに用いるプローブユニット及びプローブユニットの製造方法 - Google Patents

垂直作動型プローブカード並びにそれに用いるプローブユニット及びプローブユニットの製造方法

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JPH10221374A
JPH10221374A JP3565597A JP3565597A JPH10221374A JP H10221374 A JPH10221374 A JP H10221374A JP 3565597 A JP3565597 A JP 3565597A JP 3565597 A JP3565597 A JP 3565597A JP H10221374 A JPH10221374 A JP H10221374A
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Masao Okubo
昌男 大久保
Kazumasa Okubo
和正 大久保
Hiroshi Iwata
浩 岩田
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 複数本のプローブを同時に取り付けることが
できるようにする。 【構成】 多数個の測定対象物であるLSIチップ61
0の電極パッド611に対して垂直に接触させられる複
数本のプローブ100及びプローブ100を後端側にお
いて連結する絶縁性を有する連結部材150を有するプ
ローブユニットPUと、連結部材150が取り付けられ
る取付部である溝部211を有する第1の案内部材21
0と、プローブ100の先端の接触部110が挿入され
る複数個の貫通孔221が開設された第2の案内部材2
20とを備え、プローブ100には、電極パッド611
に対して垂直方向に加圧接触させられた場合に変形する
弾性変形部130が形成されており、弾性変形部130
は所定の間隔を有して対向した第1の案内部材210と
第2の案内部材220との間に位置しており、プローブ
100は第1の案内部材210及び第2の案内部材22
0により垂直に支持されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、LSIチップ等の
電気的諸特性の測定に用いられる垂直作動型プローブカ
ード並びにそれに用いるプローブ及びプローブの製造方
法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の垂直作動型プローブカードは、図
7に示すように、配線パターン310が形成された基板
300と、この基板300に垂直に取り付けられた複数
本のプローブ100と、前記基板300の下面側に取り
付けられたプローブ支持部材200と有している。
【0003】前記プローブ100は、測定対象物である
LSIチップ610の電極パッド611に接触する先端
の接触部110と、このプローブ100が前記配線パタ
ーン310に接続するための後端の接続部120と、こ
れらの接触部110と接続部120との間に設けられた
略U字形状に湾曲させられた弾性変形部130とを有し
ている。このプローブ100は、例えばタングステンの
細線等の先端を尖鋭化するとともに、中腹部が弾性変形
部130となるように略U字形状に湾曲させることで1
本ずつ製造されている。
【0004】一方、前記プローブ支持部材200は、板
状の第1の案内部材210と、この第1の案内部材21
0と所定の間隔を有して平行に設けられる板状の第2の
案内部材220と、これらの第1の案内部材210及び
第2の案内部材220を基板300の下面側に取り付け
るための取付部材230とを有している。第1の案内部
材210及び第2の案内部材220には、前記LSIチ
ップ610の電極パッド611に対応した貫通孔21
1、221が開設されている。この貫通孔211、22
1にプローブ100を挿入することにより、プローブ1
00の位置決めを行うのである。また、前記プローブ1
00の略U字形状の弾性変形部130は、第1の案内部
材210と第2の案内部材220との間に位置するよう
になっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来の垂直作動型プローブカード及びそれに用いるプ
ローブには以下のような問題点がある。まず、最近のL
SIチップの微細化、高集積化、ウエハの大型化、テス
ターの高性能化等から、複数個(現時点では64個)の
LSIチップの電気的諸特性を同時に測定する並列処理
が行われるようになった。このため、プローブカードも
より多くのプローブが取り付けられるようになってい
る。
【0006】並列処理用のプローブカードでは、数多く
のプローブを高密度に配置する等なったが、このプロー
ブの配置は非常に微細なため自動化が困難であり、熟練
者による手作業に頼っているのが現状である。
【0007】特に、上述したような垂直作動型プローブ
カードでは、弾性変形部を第1の案内部材と第2の案内
部材との間に位置させるとともに、隣接するプローブ同
士が接触しないように略U字形状の弾性変形部の方向を
一定の方向に向けるという非常に細かな作業が要求され
る。
【0008】本発明は上記事情に鑑みて創案されたもの
で、複数本のプローブを同時に取り付けることができる
ようにすることで、製造作業が非常に容易になる垂直作
動型プローブカードと、この垂直作動型プローブカード
に用いられるプローブユニットと、このプローブユニッ
トの製造方法とを提供することを目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明に係る垂直作動型
プローブカードは、測定対象物の電極パッドに対して垂
直に接触させられる複数本のプローブ及びこのプローブ
を後端側において連結する絶縁性を有する連結部材を有
するプローブユニットと、前記連結部材が取り付けられ
る取付部を有する第1の案内部材と、前記プローブの先
端の接触部が挿入される複数個の貫通孔が開設された第
2の案内部材とを備えており、前記プローブには、電極
パッドに対して垂直方向に加圧接触させられた場合に変
形する弾性変形部が形成されており、当該弾性変形部は
所定の間隔を有して対向した第1の案内部材と第2の案
内部材との間に位置しており、前記プローブは第1及び
第2の案内部材により垂直に支持されている。
【0010】また、本発明に係る垂直作動型プローブカ
ードに用いられるプローブユニットは、測定対象物の電
極パッドに対して垂直に接触させられる複数本のプロー
ブを有する垂直作動型プローブカードに用いるプローブ
部材であって、複数本のプローブの後端側を連結する絶
縁性を有する連結部材を備えている。
【0011】さらに、本発明に係るプローブユニットの
製造方法は、導電性を有する金属材料の一部を除去する
ことによって並列した複数本のプローブと、このプロー
ブを相互に連結する連結部とを形成する工程と、前記複
数本のプローブの後端側を絶縁性を有する連結部材で連
結する工程と、前記連結部をプローブから除去して複数
本のプローブを電気的に独立させる工程とを備えてい
る。
【0012】
【発明の実施の形態】図1は本発明の実施の形態に係る
垂直作動型プローブカードの概略的一部断面図、図2は
本発明の実施の形態に係る垂直作動型プローブカードに
用いられるプローブユニットの製造方法を示す概略的平
面図、図3は本発明の実施の形態に係る垂直作動型プロ
ーブカードの製造工程を示す概略的斜視図、図4は本発
明の実施の形態に係る垂直作動型プローブカードのプロ
ーブ支持部材の概略的斜視図、図5は本発明の実施の形
態に係る垂直作動型プローブカードに用いられる他のプ
ローブの概略的正面図、図6は本発明の実施の形態に係
る垂直作動型プローブカードに用いられるプローブユニ
ットの他の製造方法を示す概略的平面図である。
【0013】本発明の実施の形態に係る垂直作動型プロ
ーブカードは、多数個の測定対象物であるLSIチップ
610の電極パッド611に対して垂直に接触させられ
る複数本のプローブ100及びこのプローブ100を後
端側において連結する絶縁性を有する連結部材150を
有するプローブユニットPUと、前記連結部材150が
取り付けられる取付部である溝部211を有する第1の
案内部材210と、前記プローブ100の先端の接触部
110が挿入される複数個の貫通孔221が開設された
第2の案内部材220とを備えており、前記プローブ1
00には、電極パッド611に対して垂直方向に加圧接
触させられた場合に変形する弾性変形部130が形成さ
れており、当該弾性変形部130は所定の間隔を有して
対向した第1の案内部材210と第2の案内部材220
との間に位置しており、前記プローブ100は第1の案
内部材210及び第2の案内部材220により垂直に支
持されている。
【0014】前記プローブ100は、先端が接触部11
0として尖鋭化されており、後端が接続部120となっ
ている。また、接触部110と接続部120との間に
は、横方向に略U字形状に湾曲された弾性変形部130
が形成されている。このプローブ100は、接触部11
0を電極パッド611に垂直に接触させられると、弾性
変形部130が弾性変形することにより、電極パッド6
11に所定の接触圧を加えることができるようになって
いる。
【0015】かかるプローブ100は、以下のようにし
て製造される。まず、導電性を有する金属材料としての
例えば縦10ミリ、横50ミリ、厚さ0.05ミリのタ
ングステン板に複数本のプローブ100の形状に対応す
るとともに、プローブ100の後端側においてこのプロ
ーブを相互に連結する連結部140の形状に対応したレ
ジスト層を形成する。この状態でエッチングを行い、複
数本のプローブ100と、このプローブ100を相互に
接続する連結部140とのみを残して他の部分を除去す
る。これにより、図2(A)に示すように、複数本のプ
ローブ100が連結部140によって相互に連設された
ものが得られる。
【0016】このままでは各プローブ100は、連結部
140によって電気的に接続された状態にあるので、連
結部140をプローブ100から切断する必要がなる。
しかし、単にプローブ100から連結部140を切断す
ると、各プローブ100はばらばらになる。かかる事態
を避けるために、プローブ100の後端側、すなわち弾
性変形部130より後端側において、各プローブ100
を絶縁性を有する連結部材150で連結してから、プロ
ーブ100から連結部140を切断する。これにより、
連結部140をプローブ100から切断した後も各プロ
ーブ100はばらばらにならない。これにより、プロー
ブユニットPUが完成した。そして、プローブ100の
接続部120での電気的抵抗が増大しないように、接続
部120を砥石等で研磨する。なお、プローブ100の
接続部120は、図2(B)に示すように、連結部材1
50から突出しているものとする。
【0017】すなわち、プローブユニットPUは、複数
本のプローブ100と、このプローブ100の後端側を
連結する連結部材150とから構成されているのであ
る。このプローブユニットPUは、上面から見ると連結
部材150によってすべてのプローブ100が見えない
ようになっている。すなわち、プローブ100の弾性変
形部130の方向は、連結部材150の長手方向に沿っ
た方向になっているのである。
【0018】ここで、各プローブ100を連結する連結
部材150としては、絶縁性を有する合成樹脂を略帯状
に固めることによりプローブ100を連結するものや、
ガラス基材エポキシプリプレグテープをプローブ100
の後端側に当ててから加熱硬化させることによりプロー
ブ100を連結するもの等の多くのバリエーションがあ
る。
【0019】その後、プローブ100と連結部140と
の間(図2(B)では一点鎖線bで示している部分)を
適宜な切断手段で切断するこにより、前記連結部140
をプローブ100から除去して複数本のプローブ100
を電気的に独立させる。なお、この連結部140の切断
は、連結部材150が形成された直後でもよいし、連結
部材150を後述する第1の案内部材210の取付部で
ある溝部211に嵌め込んだ後でもよい。
【0020】なお、プローブ100はこのようにして製
造されるため、横方向の略U字形状の弾性変形部130
はすべて同一平面内に含まれるようにすることができ
る。
【0021】一方、前記第1の案内部材210と第2の
案内部材220とは、これらの案内部材210、220
を基板300の下面側に取り付けるための取付部材23
0とからプローブ支持部材200を構成する。
【0022】第1の案内部材210は、絶縁性を有する
板材であり、取付部としての溝部211が形成されてい
る。この溝部211の各部の寸法は、前記連結部材15
0が嵌まり込むことができるように設定されており、連
結部材150を嵌め込むことによって、第1の案内部材
210に複数本のプローブ100を同時に取り付けるこ
とができるようになっている。
【0023】また、第2の案内部材220も同様に絶縁
性を有する板材であり、プローブ100のピッチに対応
した複数個の貫通孔221が開設されている。この貫通
孔221は、プローブ100の接触部110が、例えば
0.5ミリほど突出するように挿入される部分である。
従って、プローブ100の接触部110が互いに独立し
た貫通孔221に挿入されているので、プローブ100
の接触部110同士が接触するおそれが激減する。
【0024】また、前記基板300は多層基板であっ
て、各層に配線パターン310が形成されている。しか
も、配線パターン310は最下層、すなわち基板300
の下面に露出しており、この部分で前記プローブ100
と電気的に接続されることになる。この配線パターン3
10とプローブ100とを電気的に接続するものは、例
えば異方性導電シート400と称されるものが使用され
る。この異方性導電シート400は弾性を有する素材の
中に一定方向を向いた微細な導電性繊維等を含ませたも
のであり、一定方向にのみ電気を伝えるようになってい
る。この垂直作動型プローブカードの場合には、上下方
向にのみ電気を伝えるようになったものを使用する。す
なわち、第1の案内部材210と基板300との間に異
方性導電シート400を挟み込むことで、プローブ10
0の接続部120が異方性導電シート400に接触し、
この異方性導電シート400が基板300の最下層に露
出された配線パターン310に接触することで、プロー
ブ100と基板300の配線パターン310との電気的
接続が完了するのである。
【0025】このように構成された第1の案内部材21
0と第2の案内部材220とは、取付部材230によっ
て基板300に取り付けられる。この取付部材230
は、第1の案内部材210と第2の案内部材220との
間に介在され、両案内部材210、220の間の間隔を
保持する複数本のパイプ231と、このパイプ231を
貫通して両案内部材210、220を基板300に固定
するボルト・ナットからなる締結手段232とを有して
いる。
【0026】第1の案内部材210と第2の案内部材2
20との隅部には、前記パイプ231が貫通しないよう
なサイズの開口212、222が開設されている。この
ため、第1の案内部材210と第2の案内部材220と
の間隔は、パイプ231によって保持されることにな
る。
【0027】また、前記基板300の隅部にも、締結手
段232を構成するボルトが貫通する開口320が開設
されている。プローブ支持部材200は、第2の案内部
材220の開口222、パイプ231、第1の案内部材
210の開口212及び基板300の開口320を貫通
したボルトにナットを締結することによって、基板30
0に取り付けられている。
【0028】なお、上述の説明においては、プローブユ
ニットPUはエッチングを利用して製造されるとした
が、本発明はこれに限定されるものではない。プローブ
ユニットPUは、導電性を有する金属材料の一部を除去
することによって並列した複数本のプローブ100と、
このプローブ100を相互に連結する連結部140とを
形成する工程と、前記複数本のプローブ100の後端側
を絶縁性を有する連結部材150で連結する工程と、前
記連結部140をプローブ100から除去して複数本の
プローブ100を電気的に独立させる工程とを有する製
造方法によって製造されるものであるから、前記金属材
料の一部を除去する手段として、打ち抜きプレスを採用
してもよい。また、レーザ等を用いて作ることもでき
る。
【0029】また、プローブユニットPUを構成するプ
ローブ100は、図5に示すようなものであってもよ
い。このプローブ100は、弾性変形部130が横方向
に略U字形状に湾曲されたものではなく、他の部分より
細く形成されることによって弾性変形部の一種としての
座屈部160として構成されている。この座屈部160
は、プローブ100が電極パッド611に垂直方向に加
圧接触させられると、図5(B)に示すように座屈す
る。この座屈部160の座屈によって所定の接触圧を確
保するのである。
【0030】また、この垂直作動型プローブカードに用
いるプローブユニットPUとして、図6に示すように、
従来のように1本ずつ製造されたプローブ100を並べ
て連結部材150としてのエポキシプリプレグシート等
で連結したものも考えられる。この場合には、所定間隔
で平行な溝が形成されたテフロン樹脂等からなる載置台
の溝に平行に配置し、第1の案内部材210に相当する
部分に幅1ミリ程度のエポキシプリプレグシートを張り
つけ、150℃の加熱炉にて1時間程度加熱してエポキ
シプリプレグシートを硬化させて、連結部材150とす
るである。
【0031】また、基板300は下面に配線パターン3
10が露出しているとしたが、基板300の上面に配線
パターンを形成するとともに、基板300に貫通孔を開
設し、この貫通孔にプローブ100の接続部120を挿
入して配線パターンと電気的に接続するようにしてもよ
い。この場合には、図6に示すように、プローブ100
は上述したものよりも接続部120の長さ、すなわち連
結部材150より上側の部分の長さ(図6に示すx)を
長くし、少なくとも基板300の貫通孔から突出する程
度の長さにする必要がある。
【0032】上述した説明では、各プローブ100と基
板300の配線パターン310とは異方性導電シート4
00を利用して電気的に接続したが、従来のようにプロ
ーブ100の後端の接続部120を配線パターン310
に直接半田付けしてもよい。ただし、異方性導電シート
400を用いた方が、プローブ100の1本ずつの半田
付けの作業が不要になるので、作業効率の観点からは遙
かに優れている。
【0033】
【発明の効果】本発明に係る垂直作動型プローブカード
は、測定対象物の電極パッドに対して垂直に接触させら
れる複数本のプローブ及びこのプローブを後端側におい
て連結する絶縁性を有する連結部材を有するプローブユ
ニットと、前記連結部材が取り付けられる取付部を有す
る第1の案内部材と、前記プローブの先端の接触部が挿
入される複数個の貫通孔が開設された第2の案内部材と
を備えており、前記プローブには、電極パッドに対して
垂直方向に加圧接触させられた場合に変形する弾性変形
部が形成されており、当該弾性変形部は所定の間隔を有
して対向した第1の案内部材と第2の案内部材との間に
位置しており、前記プローブは第1及び第2の案内部材
により垂直に支持されている。
【0034】このため、プローブは少なくとも後端側の
連結部材によって連結されたプローブカードユニットと
して、第1の案内部材に組み込まれて組み立てられるた
め、従来のように、プローブを1本ずつ基板等に取り付
ける必要がない。このため、製造効率が大幅に向上す
る。特に、多数本のプローブを必要とする高密度化、微
細化された現代のLSIチップ等の電気的諸特性を測定
する垂直作動型プローブカードに最適である。
【0035】また、本発明に係るプローブ部材は、測定
対象物の電極パッドに対して垂直に接触させられる複数
本のプローブを有する垂直作動型プローブカードに用い
るプローブ部材であって、複数本のプローブの後端側を
連結する絶縁性を有する連結部材を有している。このた
め、このプローブ部材を用いると、複数本のプローブを
同時に基板等に取り付けることができるので、垂直作動
型プローブカードの製造効率が大幅に向上する。
【0036】さらに、本発明に係るプローブの製造方法
は、導電性を有する金属材料の一部を除去することによ
って並列した複数本のプローブと、このプローブを相互
に連結する連結部とを形成する工程と、前記複数本のプ
ローブの後端側を絶縁性を有する連結部材で連結する工
程と、前記連結部をプローブから除去して複数本のプロ
ーブを電気的に独立させる工程とを有している。
【0037】このため、各プローブの電気的独立性を保
ちながら、複数本のプローブを同時に製造でき、しかも
各プローブがばらばらにならず、垂直作動型プローブカ
ードの組立作業の効率の向上に資するプローブユニット
を製造することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る垂直作動型プローブ
カードの概略的一部断面図である。
【図2】本発明の実施の形態に係る垂直作動型プローブ
カードに用いられるプローブユニットの製造方法を示す
概略的平面図である。
【図3】本発明の実施の形態に係る垂直作動型プローブ
カードの製造工程を示す概略的斜視図である。
【図4】本発明の実施の形態に係る垂直作動型プローブ
カードのプローブ支持部材の概略的斜視図である。
【図5】本発明の実施の形態に係る垂直作動型プローブ
カードに用いられる他のプローブの概略的正面図であ
る。
【図6】本発明の実施の形態に係る垂直作動型プローブ
カードに用いられるプローブユニットの他の製造方法を
示す概略的平面図である。
【図7】従来の垂直作動型プローブカードの概略的一部
断面図である。
【符号の説明】
100 プローブ 110 接触部 120 接続部 130 弾性変形部 160 座屈部 210 第1の案内部材 220 第2の案内部材 610 LSIチップ(測定対象物) 611 電極パッド PU プローブユニット

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 測定対象物の電極パッドに対して垂直に
    接触させられる複数本のプローブ及びこのプローブを後
    端側において連結する絶縁性を有する連結部材を有する
    プローブユニットと、前記連結部材が取り付けられる取
    付部を有する第1の案内部材と、前記プローブの先端の
    接触部が挿入される複数個の貫通孔が開設された第2の
    案内部材とを具備しており、前記プローブには、電極パ
    ッドに対して垂直方向に加圧接触させられた場合に変形
    する弾性変形部が形成されており、当該弾性変形部は所
    定の間隔を有して対向した第1の案内部材と第2の案内
    部材との間に位置しており、前記プローブは第1及び第
    2の案内部材により垂直に支持されていることを特徴と
    する垂直作動型プローブカード。
  2. 【請求項2】 測定対象物の電極パッドに対して垂直に
    接触させられる複数本のプローブを有する垂直作動型プ
    ローブカードに用いるプローブ部材であって、複数本の
    プローブの後端側を連結する絶縁性を有する連結部材を
    具備したことを特徴とするプローブ部材。
  3. 【請求項3】 導電性を有する金属材料の一部を除去す
    ることによって並列した複数本のプローブと、このプロ
    ーブを相互に連結する連結部とを形成する工程と、前記
    複数本のプローブの後端側を絶縁性を有する連結部材で
    連結する工程と、前記連結部をプローブから除去して複
    数本のプローブを電気的に独立させる工程とを具備した
    ことを特徴とするプローブの製造方法。
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