JP2002048818A - 垂直型プローブカード - Google Patents

垂直型プローブカード

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JP2002048818A
JP2002048818A JP2000233128A JP2000233128A JP2002048818A JP 2002048818 A JP2002048818 A JP 2002048818A JP 2000233128 A JP2000233128 A JP 2000233128A JP 2000233128 A JP2000233128 A JP 2000233128A JP 2002048818 A JP2002048818 A JP 2002048818A
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JP2000233128A
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Masao Okubo
昌男 大久保
Kazumasa Okubo
和正 大久保
Yoshiaki Tani
嘉明 谷
Junya Tanaka
順也 田中
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 測定不能になったプローブカードが再生で
き、かつ基板の接続部へのはんだ付けが容易である垂直
型プローブカードを提供する。 【解決手段】 ピン10の頭部にピン支持板30の貫通
孔31に係止するフランジ12が形成され、上支持板2
20と下支持板230には、ピン支持板の貫通孔の間隔
と同じ間隔の貫通孔221と223が開設され、上支持
板の貫通孔と下支持板の貫通孔との位置がずれるように
して上支持板と下支持板が支持脚部で支持され、上支持
板と下支持板の貫通孔に貫通されている導線20の後端
の接続部22が基板300の接続部310にはんだ付け
され、導線の先端のピン頭部のフランジに接触する接触
部11は下支持板の貫通孔から突出させ、上支持板と下
支持板に貫通している導線が上支持板の上面222に固
定材240で固定されている垂直型プローブカードであ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、測定対象物である
LSIチップ等の電気的諸特性の測定に用いられる垂直
型プローブカードの技術分野に属するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種の垂直型プローブカード
は、図10に示すように、プローブ100がLSIチッ
プ610に対して垂直に配置されている。このような垂
直型プローブカードは、中間部に湾曲部130が形成さ
れたプローブ100と、このプローブ100の後端であ
る接続部120がはんだ付け等で接続される導電パター
ンが形成された基板300と、前記プローブ100を垂
直に支持する支持部200とで構成されている。
【0003】垂直型プローブカードでは、プローブ10
0の先端である接触部110がLSIチップ610の電
極パッド611に対して垂直方向から接触するので、接
触した後にオーバードライブ(プローブ100の接触部
110が電極パッド611に接触した後もウエハー載置
台700を上昇させること)を加えても接触部110の
位置がずれにくく、プローブ100が確実に電極パッド
611に接触するという利点がある。その結果、接触部
110の摩耗が少なくなり、より長寿命になるという効
果もある。
【0004】前記プローブ100は、プローブ100の
接触部110が電極パッド611に接触してオーバード
ライブを加えられると、湾曲部130が撓むことによっ
て所定の接触圧を確保する。
【0005】前記支持部200は、基板300の裏面3
30から垂下される支持脚部210と、この支持脚部2
10で支持される上支持板220および下支持板230
と、前記上支持板220の上面222にプローブ100
を固定するためのプローブ固定材240とで構成されて
いる。
【0006】上支持板220と下支持板230とには、
プローブ100が貫通する貫通孔221、231がそれ
ぞれ開設されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、プロー
ブカードのプローブ100の接触部110は、測定に際
して、測定対象物であるLSIチップ610の電極パッ
ド611に数千回、数万回と接触することになる。通
常、電極パッド611の表面は銅アルミニウム合金が蒸
着されているため、プローブ100の接触部110が電
極パッド611に接触すると接触部110に蒸着金属が
付着することになる。LSIチップ610は測定時約8
0〜150℃程度の温度に昇温され、測定に約5分程度
の時間がかかるため、接触部110に付着した蒸着金属
のうちのアルミニウムが酸化されて酸化アルミニウムと
なり、この酸化アルミニウムが接触抵抗を大きくして測
定不能にするという問題がある。
【0008】上記のように、測定不能になったプローブ
カードのプローブ100は、図10に示すように、中間
部に湾曲部130が形成され、上支持板220の上面2
22にプローブ固定材240で固定され、更に、プロー
ブ100の後端である接続部120が基板300に形成
された導電パターンの接続部310にはんだ付け等で接
続されていることから、簡単にプローブ100のみを新
しいプローブ100に取り換えることはできない。従っ
て、測定不能になったプローブカードは廃却されること
になる。
【0009】また、プローブカードの各プローブ100
間の距離は約70〜150μm程度であり、図10に示
すように、接触部110の間隔のままプローブ100を
垂直に延長してプローブ100の後端である接続部12
0を基板300に形成された導電パターンの接続部31
0にはんだ付け等で接続することは、各プローブ100
間の間隔が70〜150μm程度であることから、基板
300上の接続部310の間隔も狭くなり、はんだ付け
等の接続が困難であるという問題がある。
【0010】本発明は、上記の問題点を解決するために
なされたもので、プローブ100を接続部120側と接
触部110側とに二分割し、接触部側のプローブを取り
換え可能なピンにすることによって、測定不能になった
プローブカードが再生でき、かつプローブ100の中間
部に形成している湾曲部130に替えて、プローブ10
0の中間部を曲げ加工してプローブ間隔を広げ、その分
基板300上の接続部310の間隔を広げることによっ
て、はんだ付け等の接続が容易にできる垂直型プローブ
カードを提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】その要旨は、LSIチッ
プの電気的諸特性を測定するためのプローブカードであ
って、前記プローブカードはLSIチップの電極パッド
に対して垂直方向から接触するピンと、基板と、前記ピ
ンと前記基板とを連絡する導線と、前記基板から垂下さ
れている支持脚部と、前記支持脚部によって支持されて
いる上支持板および下支持板と、前記ピンを挿入して係
止するための貫通孔が開設されているピン支持板と、前
記ピン支持板を前記支持脚部の下端に螺着するねじとか
ら構成され、前記ピンの頭部には前記ピン支持板の貫通
孔に係止するフランジが形成され、前記上支持板および
下支持板には、前記ピン支持板の貫通孔の間隔と同じ間
隔の貫通孔が開設され、前記上支持板の貫通孔と下支持
板の貫通孔との位置がずれるようにして上支持板および
下支持板が前記支持脚部で支持され、前記上支持板およ
び下支持板の貫通孔に貫通されている前記導線の後端の
接続部が基板の接続部にはんだ付けされ、前記導線の先
端の前記ピン頭部のフランジに接触する接触部は前記下
支持板の貫通孔から突出させ、前記上支持板および下支
持板に貫通している導線が上支持板の上面に固定材で固
定されていることを特徴とする垂直型プローブカード。
【0012】請求項1に記載の垂直型プローブカードに
おいて、前記導線の先端の前記ピン頭部のフランジの上
面に接触する接触部と前記ピン頭部のフランジの上面と
をはんだ付けしたことを特徴とする垂直型プローブカー
ドである。
【0013】
【発明の実施の形態】図1は本発明の請求項1に記載の
垂直型プローブカードの実施の形態を説明する概略的断
面図である。なお、従来のものとほぼ同一の部品には同
一の番号を付して説明する。
【0014】図1に示すように、第1の実施の形態の垂
直型プローブカードは、測定対象物であるLSIチップ
610の電気的諸特性を測定するためのプローブカード
であって、LSIチップ610を載置したウエハー載置
台700の上昇によってピン10の接触部11がLSI
チップ610の電極パッド611に接触し、次いでピン
10の頭部に形成されたフランジ12の上面13が、導
線20の後端の接触部21と接触する。そしてオーバー
ドライブを加えることで電極パッド611に所定の接触
圧を与えることができ、この状態でLSIチップ610
の電気的諸特性を測定する。
【0015】ピン10は、図3に示すように、ピン支持
板30に開設された貫通孔31に上方から挿入され、ピ
ン10の頭部に貫通孔の径より大きく形成されたフラン
ジ12によって貫通孔31に係止される。また、フラン
ジ12は導線20の先端の接触部21との接触を確実な
ものとする。貫通孔31は測定するLSIチップ610
の電極パッド611の間隔に一致させ、ピン支持板30
の面に対して垂直に開設する。また、図1に示すよう
に、ピン支持板30の上面35には、ピン10のフラン
ジ12が上下方向に移動できる貫通孔36が開設された
ピンガイド板34が設けてある。このことによって、ピ
ン10はLSIチップ610の電極パッド611に対し
て垂直方向から接触し、かつピンガイド板34によって
ピン10の位置を安定させ、ピン10のフランジ12と
導線20の先端の接触部21との接触を確実なものとす
ることができる。そしてピン10が挿入されたピン支持
板30はねじ32をねじ孔33に通して基板300から
垂下された支持脚部210の下端に螺着される。なお、
図3にはピンガイド板34は図示されていない。ピン1
0の形状は、図4に示すように、頭部に円盤状のフラン
ジ12が形成され、先端には尖らしてある接触部11が
形成され、寸法はフランジ径が約80μm、ピン径が約
40〜50μm、長さが約1000〜2000μmであ
る。
【0016】ピン10の材質は、パラジウム合金、ベリ
リウム銅合金、イリジウム合金、ロジウム合金等で、2
00℃以下で酸化しにくい金属で電気抵抗が比較的低い
ものがよい。また、ピン支持板30およびピンガイド板
34の材質はセラミックスである。なお、ねじ32の材
質はステンレス鋼で、支持脚部210の材質はステンレ
ス鋼あるいはセラミックスである。
【0017】このように、本発明に係わる垂直型プロー
ブカードは、ピン10を挿入、係止したピン支持板30
をねじ32で支持脚部210の下端に着脱可能に螺着す
る機構であるため、ピン10の損傷によって測定不能に
なった場合でも、ねじ32を弛めてピン支持板30を支
持脚部210の下端から外すことによって、損傷したピ
ン10のみ、あるいはピン10の全てを取り換えて再生
することができるため、プローブカードを廃却すること
はない。
【0018】基板300は、所定の導電パターンが形成
されるとともに、この導電パターンと接続される導線2
0との間で特性インピーダンス整合が施されている。
【0019】測定時、ピン10のフランジ12の上面1
3に先端の接触部21が接触する導線20は、上支持板
220および下支持板230に開設されている貫通孔2
21、223に貫通されている。貫通孔221、223
に貫通されている導線20は上支持板220の上面22
2に固定材240で固定されている。固定材240には
エポキシ樹脂を使用する。上支持板220に固定されて
いる導線20の後端の接続部22が基板300の接続部
310にはんだ付け23されている。そして導線20の
先端の接触部21は下支持板230の貫通孔223から
突出させている。
【0020】上記のように、導線20を上支持板220
の上面222に固定材240で固定することによって、
オーバードライブが加えられたとき、導線20に作用す
る上向きの力で接続部310のはんだ付け23が剥がれ
るのを防止することができる。また、導線20の接触部
21の下支持板230の貫通孔223からの突出量は、
測定時、接触部21がピン10のフランジ12の上面1
3に接触し、かつオーバードライブが加えられたとき、
その効果がピン10の接触部11とLSIチップ610
の電極パッド611に作用するのに必要な量である。す
なわちオーバードライブを加えたときに、導線20の接
触部21が下支持板230の貫通孔223から突出して
いることが必要である。従って、下支持板230とピン
支持板30との間隔は、オーバードライブが加えられた
ときでも、導線20の接触部21が下支持板230とピ
ン支持板30との間にあることを考慮して決める。
【0021】図5に示すように、導線20が貫通する下
支持板230の貫通孔223と上支持板220の貫通孔
221の間隔Aとa、Bとbは同じで、ピン支持板30
の貫通孔31の間隔に一致させてあるが、上支持板22
0の貫通孔221と下支持板230の貫通孔223との
位置がずれるようにして上支持板220と下支持板23
0が支持脚部210に支持されている。なお、図5には
上支持板220の上面222の固定材240は図示して
いない。このため、図1、図5に示すように、導線20
は下支持板230と上支持板220との間で二箇所の屈
折点が存在している。この二箇所の屈折点24、25は
貫通孔223、221に貫通させる前に加工されたもの
で、この二箇所の屈折点24、25はばねの作用をし、
オーバードライブが加えられたとき、図6に示すよう
に、屈折点24、25は更に屈折して、導線20に加わ
る上向きの力を逃がし、LSIチップ610の電極パッ
ド611に所定の接触圧を与えることができる。なお、
上支持板220と下支持板230の材質はセラミックス
である。
【0022】電極パッド611の間隔が狭いLSIチッ
プ610の測定を行なうためのプローブカードでは導線
20の間隔が狭くなるため、オーバードライブが加えら
れると、図6の点線で示すように、屈折が大きくなリ隣
接した導線同士が接触する場合がある。このため、図7
に示すように、屈折点24と25の間をプレス加工して
導線20の断面を扁平にすることによって、オーバード
ライブが加えられたとき、導線20を屈折点24と25
の間で湾曲に撓ませることができ、これによって屈折を
小さく抑えて隣接する導線同士の接触を防止することが
できる。なお、図7の(a)は正面図で、(b)は側面
図である。
【0023】導線20は、図1に示すように、上支持板
220の貫通孔221を貫通した後、自由撓みの状態で
基板300の貫通孔320を貫通させ接続部310には
んだ付け23される。このように、導線20の間隔は、
上下支持板230、220の貫通孔223、221を貫
通することによって広げられ、更に基板300の間隔の
広い貫通孔320に貫通させることで、導線20ははん
だ付け可能な間隔まで広げられる。基板300の貫通孔
320の間隔は上支持板230の貫通孔221の間隔に
影響されることはない。なお、導線20の材質はタング
ステンで、線径は約50〜100μmが好ましい。
【0024】図2は本発明の請求項2に記載の垂直型プ
ローブカードの実施の形態を説明する概略的断面図あ
る。請求項2に記載の垂直型プローブカードは、図1に
示す第1の実施の形態の垂直型プローブカードにおい
て、導線20の先端の接触部21とピン頭部のフランジ
12の上面13とをはんだ付け14して、ピン10と導
線20とを接続した垂直型プローブカードである。
【0025】図2に示すように、第2の実施の形態の垂
直型プローブカードは、ピン10のフランジ12の上面
13と導線20の先端の接触部21とをはんだ付け14
したものである。はんだ付けの手順は、予めフランジ1
2の上面13にはんだを溶着したピン10を、図3に示
すように、ピン支持板30に開設した貫通孔31にピン
10を上方から挿入し係止した後、ねじ32をねじ孔3
3に通して、基板300から垂下されている支持脚部2
10の下端にピン支持板30を螺着する。その後、ピン
10の接触部11から上向きの力を加え、はんだが溶着
しているフランジ12の上面13と導線20の接触部2
1を接蝕させた後、ピン10を下方から加熱してはんだ
を溶かすことで、フランジ12の上面13と導線20の
接触部21とをはんだ付け14する。
【0026】損傷して測定不能になったピン10を取り
換える場合は、ピン10を下方から加熱してはんだを溶
かし、ねじ32を弛めピン支持板30を支持脚部210
の下端から外すことのよって、ピン10と導線20を分
離することができる。その後、測定不能になったピン1
0を新しいピン10に取り換える。従って、第2の実施
の形態の垂直型プローブカードにおいても、損傷したピ
ン10のみ、あるいはピン10の全てを取り換えて再生
することができるため、プローブカードを廃却すること
はない。
【0027】更に、ピン10と導線20とをはんだ付け
14して接続することによって、測定時のフランジ12
の上面13と導線20の接触部21との接触が確実なも
のとなり、測定の安定性を確保することができる。従っ
て、この場合はピンガイド板34は必ずしも必要ではな
い。
【0028】図8はプローブカード40の一断面を例示
した図で、この例ではピン10が横方向に8本配列され
ている。実際のプローブカードでは、この配列を図面の
奥行き方向あるいは手前方向に複数列配列したものとな
る。図9はプローブカード40の一例とテスターヘッド
50とを示す図で、プローブカード40の下方から見た
斜視図である。図9に示すように、ピン支持板30には
測定対象物であるLSIチップの電極パッドの間隔に合
わせて、ピン10が直線状に、そして同時に複数個のL
SIチップの測定が可能なように配列されている。ピン
支持板30はセラミック支持板41を介して基板300
にねじ42で固定されている。このようなプローブカー
ドでは一度に32個、64個、81個といった多数のL
SIチップの測定をすることができる。なお、テスター
ヘッド50の下面の接触ポゴピン51は、基板300の
接触部310に接触するように配列されている。
【0029】
【発明の効果】以上述べたところから明らかなように、
本発明の請求項1に係わる垂直型プローブカードは、L
SIチップの電極パッドに接触する接触部を含めてピン
状に形成し、このピンをピン支持板とともにプローブカ
ードから着脱可能な構成にしているため、損傷したピン
の取り換えが可能で、プローブカードを再生して使用す
ることができる。
【0030】また、基板の接続部に接続する導線の中間
部を曲げ加工して、導線間隔を広げているため、導線を
基板の接続部に接続するはんだ付け等の接続が容易とな
る。また、導線の中間部をプレス加工して断面を扁平に
しているため、オーバードライブが加えられたとき、隣
接する導線同士が接触することはない。
【0031】また、本発明の請求項2に係わる垂直型プ
ローブカードは、導線の接触部とピンのフランジの上面
とをはんだ付けしているため、ピンと導線の接触が確実
なものとなり測定の安定性を確保することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の請求項1に記載の垂直型プローブカー
ドの実施の形態を説明する概略的断面図である。
【図2】本発明の請求項2に記載の垂直型プローブカー
ドの実施の形態を説明する概略的断面図である。
【図3】ピンのピン支持板への挿入方法およびピン支持
板の支持脚部への螺着方法を説明する斜視図である。
【図4】本発明に係わるピンを説明する図である。
【図5】上支持板と下支持板の貫通孔の位置関係を説明
する斜視図である。
【図6】オーバードライブを加えたときのピンと導線と
の位置関係を示すプローブカードの部分断面図である。
【図7】二箇所の屈折点の間をプレス加工して断面を扁
平にした導線の説明図で、(a)は正面図で、(b)は
側面図である。
【図8】本発明に係わるプローブカードをの説明する概
略的断面図である。
【図9】プローブカードの一例とテスターヘッドとの関
係を示す図で、下方から見た斜視図である。
【図10】従来技術の垂直型プローブカードを説明する
概略的断面図である。
【符号の説明】
10…ピン、11…接触部、12…フランジ、13…上
面、14…はんだ付け、20…導線、21…接触部、2
2…接続部、23…はんだ付け、24…屈折点、25…
屈折点、30…ピン支持板、31…貫通孔、32…ね
じ、33…ねじ孔、34…ピンガイド板、35…上面、
36…貫通孔、40…プローブカード、41…セラミッ
クス支持板、42…ねじ、43…ねじ、50…テスター
ヘッド、51…接触ポゴピン、100…プローブ、11
0…接触部、120…接続部、130…湾曲部、200
…支持部、210…支持脚部、220…上支持板、22
1…貫通孔、222…上面、223…貫通孔、230…
下支持板、240…固定材、300…基板、310…接
続部、320…貫通孔、330…裏面、610…LSI
チップ、611…電極パッド、700…ウエハー載置
台、A…間隔、a…間隔、B…間隔、b…間隔。
フロントページの続き (72)発明者 谷 嘉明 兵庫県尼崎市西長洲町2丁目5番13号 日 本電子材料株式会社内 (72)発明者 田中 順也 兵庫県尼崎市西長洲町2丁目5番13号 日 本電子材料株式会社内 Fターム(参考) 2G011 AA15 AB06 AB08 AC21 AD01 AE02 AE03 AF07 2G032 AA00 AF01 AL03 4M106 AA01 BA01 CA01 DD06 DD10 DD13 DJ05

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 LSIチップの電気的諸特性を測定する
    ためのプローブカードであって、前記プローブカードは
    LSIチップの電極パッドに対して垂直方向から接触す
    るピンと、基板と、前記ピンと前記基板とを連絡する導
    線と、前記基板から垂下されている支持脚部と、前記支
    持脚部によって支持されている上支持板および下支持板
    と、前記ピンを挿入して係止するための貫通孔が開設さ
    れているピン支持板と、前記ピン支持板を前記支持脚部
    の下端に螺着するねじとから構成され、前記ピンの頭部
    には前記ピン支持板の貫通孔に係止するフランジが形成
    され、前記上支持板および下支持板には、前記ピン支持
    板の貫通孔の間隔と同じ間隔の貫通孔が開設され、前記
    上支持板の貫通孔と下支持板の貫通孔との位置がずれる
    ようにして上支持板および下支持板が前記支持脚部で支
    持され、前記上支持板および下支持板の貫通孔に貫通さ
    れている前記導線の後端の接続部が基板の接続部にはん
    だ付けされ、前記導線の先端の前記ピン頭部のフランジ
    に接触する接触部は前記下支持板の貫通孔から突出さ
    せ、前記上支持板および下支持板に貫通している導線が
    上支持板の上面に固定材で固定されていることを特徴と
    する垂直型プローブカード。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の垂直型プローブカード
    において、前記導線の先端の前記ピン頭部のフランジの
    上面に接触する接触部と前記ピン頭部のフランジの上面
    とをはんだ付けしたことを特徴とする請求項1に記載の
    垂直型プローブカード。
JP2000233128A 2000-08-01 2000-08-01 垂直型プローブカード Pending JP2002048818A (ja)

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