JP3099951B2 - 分割型プローブカード - Google Patents

分割型プローブカード

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JP3099951B2 JP10353969A JP35396998A JP3099951B2 JP 3099951 B2 JP3099951 B2 JP 3099951B2 JP 10353969 A JP10353969 A JP 10353969A JP 35396998 A JP35396998 A JP 35396998A JP 3099951 B2 JP3099951 B2 JP 3099951B2
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昌男 大久保
和正 大久保
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、LSIチップ等の
電気的諸特性の測定に用いられる分割型プローブカード
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のプローブカード、図7に示すよう
に、特にプローブ700が測定対象物であるLSIチッ
プ810の電極パッド811に対して垂直に接触する垂
直作動型プローブカードは、配線パターン711が形成
された回路基板710と、この回路基板710に垂直に
取り付けられた複数本のプローブ700と、前記回路基
板710の下面側に取り付けられたプローブ支持部72
0とを有している。
【0003】前記プローブ700は、LSIチップ81
0の電極パッド811に接触する先端の接触部701
と、このプローブ700が前記配線パターン711に接
続するための後端の接続部702と、これらの接触部7
01と接続部702との間に設けられた略横向きU字形
状に湾曲させられた弾性変形部703とを有している。
このプローブ700は、例えばタングステンの細線から
形成されている。なお、図7では、プローブ700と配
線パターン711とは、ボンディングワイヤ740で接
続されているが、プローブ700と配線パターン711
とを直接接続するタイプのものもある。
【0004】一方、前記プローブ支持部720は、板状
の第1の案内部材721と、この第1の案内部材721
と所定の間隔を有して平行に設けられる板状の第2の案
内部材722と、これらの第1の案内部材721及び第
2の案内部材722を回路基板710の下面側に取り付
けるための取付部材723とを有している。
【0005】前記第1の案内部材721及び第2の案内
部材722には、前記LSIチップ810の電極パッド
811に対応した貫通孔721A、722Aが開設され
ている。この貫通孔721A、722Aにプローブ70
0を挿入することにより、プローブ700の位置決めを
行うのである。また、前記プローブ700の略横向きU
字形状の弾性変形部703は、第1の案内部材721と
第2の案内部材722との間に位置するようになってい
る。
【0006】なお、図面中800は、LSIチップ81
0が形成された半導体ウエハ820を吸着保持する吸着
テーブルである。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来のプローブカードには以下のような問題点があ
る。まず、最近のLSIチップの微細化、高集積化、ウ
エハの大型化、テスターの高性能化等から、複数個のL
SIチップの電気的諸特性を同時に測定する並列処理が
行われるようになった。このため、プローブカードもよ
り多くのプローブが取り付けられるようになっている。
【0008】プローブカードに用いられるプローブは、
僅かでも曲がると隣接するプローブに接触したり、接触
部が所定の電極パッドに接触しないようになる。従っ
て、曲がったプローブは交換が必要である。
【0009】しかしながら、1つのプローブカードには
数多くのプローブが取り付けられているため、1本のプ
ローブの交換は非常に手間がかかっていた。また、プロ
ーブには所定の接触圧の確保を目的として略U字形状の
弾性変形部が設けられているため、接続部と配線パター
ンとを接続する半田付けを除去しても簡単には取り除く
ことができない。このため、実際にはプローブのみの交
換は非常に困難な作業であった。
【0010】本発明は上記事情に鑑みて創案されたもの
で、1本のプローブでも容易に交換することができる分
割型プローブカードを提供することを目的としている。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明に係る分割型プロ
ーブカードは、先端の接触部が測定対象物の電極パッド
に接触するプローブと、このプローブの基端の接続部が
接続される配線パターンが形成された回路基板と、この
回路基板に取り付けられ、前記プローブを支持するプロ
ーブ支持部とを備えており、前記プローブは、先端が前
記接触部となり、他端が接触側接点部となった接触側プ
ローブと、この接触側プローブとは別体であり、基端が
前記接続部となり、他端が接続側接点部となった接続側
プローブとからなり、前記接触側プローブと接続側プロ
ーブとは、回路基板とプローブ支持部との間に設けられ
た絶縁性を有する板状のガイド部材に貫通された貫通孔
の内部において接触し、前記接触側接点部と接続側接点
部との直径をAとし、前記貫通孔の直径をBとした場合
に、A≦B<2Aの関係がある。
【0012】
【0013】
【発明の実施の形態】図1は本発明の実施の形態に係る
分割型プローブカードの組立前の概略的断面図、図2は
本発明の実施の形態に係る分割型プローブカードの概略
的断面図、図3は本発明の実施の形態に係る分割型プロ
ーブカードに用いられるプローブの概略的正面図、図4
は本発明の実施の形態に係る分割型プローブカードに用
いられるプローブとガイド部材の貫通孔との関係を示す
概略的断面図、図5は本発明の他の実施の形態に係る分
割型プローブカードの概略的断面図、図6は本発明のそ
の他の実施の形態に係る分割型プローブカードに用いら
れるプローブの概略的正面図である。
【0014】本発明の実施の形態に係る分割型プローブ
カードは、先端の接触部111が測定対象物であるLS
Iチップ810の電極パッド811に接触するプローブ
100と、このプローブ100の基端の接続部121が
接続される配線パターン230が形成された回路基板2
00と、この回路基板200に取り付けられ、前記プロ
ーブ100を支持するプローブ支持部300とを備えて
おり、前記プローブ100は、先端が前記接触部111
となり、他端が接触側接点部112となった接触側プロ
ーブ110と、この接触側プローブ110とは別体であ
り、基端が前記接続部121となり、他端が接続側接点
部122となった接続側プローブ120とからなり、前
記接触側プローブ110と接続側プローブ120とは、
両接点部112、122で接触し、両接点部112、1
22は、回路基板200とプローブ支持部300との間
に設けられたガイド部材330に貫通された貫通孔33
1の内部において接触するように構成されている。
【0015】まず、前記プローブ100は、従来のもの
とは違って1本ではなく、接触側プローブ110と接続
側プローブ120との2つに分割されている。そして、
この接触側プローブ110と接続側プローブ120と
は、タングステン、タングステン合金、イリジウム、パ
ラジウム、ベリリウムカッパー等の導電性と弾性とを有
する金属から構成されている。
【0016】前記接触側プローブ110は、先端が略半
球状に形成された接触部111となっており、他端すな
わち後端が接触側接点部112となっている。この接触
側プローブ110は、略横向きU字形状に形成された弾
性変形部113を中心として、先端側に接触部111
が、後端側に接触側接点部112がそれぞれ形成されて
いる。接触部111は、弾性変形部113の下端から垂
直に垂下されている。また、接触側接点部112は、弾
性変形部113の上端から垂直に垂上されている。な
お、接触部111と接触側接点部112とは、同一直線
上には位置しないようになっている。なお、前記弾性変
形部113は、分割型プローブカードを使用する際に、
プローブ100の接触部111が電極パッド811に接
触してからさらに、分割型プローブカードと電極パッド
811との間の間隙を狭めて(オーバードライブと称す
る)、プローブ100と電極パッド811との間の接触
圧を一定にするために変形する部分である。
【0017】一方、前記接続側プローブ120は、略ク
ランク状に形成されており、基端すなわち上端が接続部
121となり、他端すなわち下端が接続側接点部122
となっている。この接続側プローブ120は、クランク
状に折曲形成されることで屈曲部123の部分が変形部
となるのである。
【0018】前記接触側プローブ110と接続側プロー
ブ120とは、図3に示すように、まず1本のプローブ
100として構成され、その後に、図3における一点鎖
線Aからレーザ光等の適宜な手段によって切断されるこ
とでそれぞれに分割されるのである。
【0019】また、前記回路基板200には、積層プリ
ント基板が用いられる。かかる回路基板200には、貫
通孔210が開設されており、この貫通孔210に前記
接続側プローブ120の接続部121が挿入され、この
接続部121が回路基板200に形成された配線パター
ン230に半田付けで接続されるようになっている。
【0020】また、この回路基板200に形成された配
線パターン230の終端部は、図外のテスターにこの分
割型プローブカードを電気的に接続するためのランド2
50に接続されている。なお、このランド250には、
接続子260が接続されている。
【0021】さらに、この回路基板200には、後述す
るプローブ支持部300を取り付けるための皿ネジ35
0が挿入されるネジ用開口220が開設されている。こ
のネジ用開口220は、回路基板200の表面を平坦に
しておくため、図1及び図2に示すように、皿ネジ35
0の頭部に対応している。
【0022】一方、前記プローブ支持部300は、板状
の第1の案内部材310と、この第1の案内部材310
の上側に所定の間隔を有して平行に設けられる板状の第
2の案内部材320と、この第2の案内部材320の上
側に所定の間隔を有して平行に設けられる板状のガイド
部材330とを有している。
【0023】なお、このプローブ支持部300を構成す
る2枚の案内部材310、320と1枚のガイド部材3
30とは、絶縁性及び耐熱性を有する素材から構成され
ている。絶縁性はプローブ100同士の短絡を防止する
ためであり、耐熱性は加熱した状態でのLSIチップ8
10の電気的諸特性の測定であるバーンインテストの際
に回路基板200まで加熱されないようにするためであ
る。
【0024】第1の案内部材310と第2の案内部材3
20とには、LSIチップ810の電極パッド811の
配置に対応した複数個の貫通孔311、321が開設さ
れている。また、第1の案内部材310と第2の案内部
材320との隅部には、上向きの中空ボス部312、3
22が突設されている。従って、第1の案内部材310
と第2の案内部材320を積み重ねると、両中空ボス部
312、322が積み重なり、両案内部材310、32
0の間に第1の案内部材310の中空ボス部312の高
さ分だけの間隔が確保される。なお、この両中空ボス部
312、322の内面には、前記皿ネジ350に対応し
た雌ネジが形成されている。
【0025】また、前記第2の案内部材320の上面、
しかも貫通孔321の近傍には、前記弾性変形部113
の高さ寸法に対応したプローブ固定部323が突設され
ている。このプローブ固定部323は、プローブ100
のうち、接触側プローブ110を固定する部分であっ
て、図1及び図2に示すように、接触側プローブ110
の弾性変形部113の上端を接着剤360で固定するこ
とで、第2の案内部材320に接触側プローブ110を
取り付けるのである。
【0026】なお、第2の案内部材320の中空ボス部
322の高さ寸法は、後述するガイド部材330を第2
の案内部材320に取り付けた場合、プローブ固定部3
23を利用して第2の案内部材320に取り付けられた
接触側プローブ110の接触側接点部112が、ガイド
部材330の貫通孔331の内部に位置するように設定
される。
【0027】なお、図4に示すように、接触側接点部1
12と接続側接点部122との直径をAとした場合、前
記貫通孔331の直径Bとの間にA≦B<2Aの関係が
あるようにしておく。かかる関係を持たせておくことに
より、貫通孔331に接触側接点部112と接続側接点
部122とが挿入された場合、両接点部112、122
の確実な接触を確保することができるためである。
【0028】さらに、前記ガイド部材330は、第2の
案内部材320に取り付けられた接触側プローブ110
の接触側接点部112に対応する位置に貫通孔331が
開設されている。また、このガイド部材330の隅部に
は、前記両中空ボス部312、322に対応した取付用
貫通孔332が開設されている。
【0029】このガイド部材330と回路基板200と
の間には、スリーブ340が介在される。すなわち、こ
のスリーブ340は、ガイド基板330と回路基板20
0との間に所定の間隔をもたらすものであり、その高さ
寸法は、前記接続側プローブ120の回路基板200の
裏面側への突出両より若干小さく設定されている。
【0030】次に、このように構成された各部品からな
る分割型プローブカードの組立手順等について説明す
る。
【0031】まず、接続側プローブ120を回路基板2
00に取り付ける。すなわち、接続側プローブ120の
接続部121を回路基板200の貫通孔210に挿入
し、接続部121を回路基板200の配線パターン23
0に半田付けで接続する。この時、接続側プローブ12
0の接続側接点部122は、ガイド部材330の貫通孔
331の位置に対応させておくことが必要である。
【0032】一方、接触側プローブ110を第2の案内
部材320に取り付ける。すなわち、接触側プローブ1
10の接触部111を貫通孔321に挿入し、弾性変形
部113の上端を接着剤360で固定するのである。
【0033】さらに、第1の案内部材310を第2の案
内部材320に重ねて、接触側プローブ110の接触部
111を貫通孔311に挿入する。
【0034】次に、ガイド部材330を第2の案内部材
320の上に積み重ねて、接触側プローブ110の接触
側接点部112をガイド部材330の貫通孔331に挿
入する。この状態で、前記接触側接点部112は、貫通
孔331を貫通することなく中央付近に位置するように
なる。
【0035】ここで、スリーブ340を回路基板200
のネジ用開口220の裏面側に配置するとともに、ガイ
ド部材330と第2の案内部材320と第1のガイド部
材330とを積み重ねたものを回路基板200の裏面側
に配置する。そして、回路基板200のネジ用開口22
0から皿ネジ350を挿入し、ガイド部材330等から
なるプローブ支持部300を回路基板200に取り付け
る。
【0036】すると、接続側プローブ120の接続側接
点部122は、ガイド部材330の貫通孔331に挿入
され、すでにガイド部材330の貫通孔331に挿入さ
れていた接触側プローブ110の接触側接点部112と
接触する。
【0037】ここで、前記スリーブ340は高さ寸法
が、前記接続側プローブ120の回路基板200の裏面
側への突出両より若干小さく設定されているため、接続
側プローブ120は変形部である屈曲部123の部分か
ら弾性変形して、接触側プローブ110と接続側プロー
ブ120との接続をより確実なものとする。
【0038】なお、接触側プローブ110の接触側接点
部112と接続側プローブ120の接続側接点部122
とを半田付けすることで、両者の接続がより確実にな
る。この場合には、両接点部112に溶融した半田を塗
布しておく。
【0039】このように構成された分割型プローブカー
ドを構成する1本のプローブ100の交換作業は次のよ
うにして行う。まず、皿ネジ350を外して、回路基板
200と、ガイド部材330と、第1の案内部材310
と、第2の案内部材320とに分解する。
【0040】このようにして交換が必要なプローブ10
0を交換するが、接触側プローブ110を交換する場合
には、接触側プローブ110をプローブ固定部323に
固定している接着剤360の除去と、新たな接触側プロ
ーブ110のプローブ固定部323への接着剤360に
よる固定とを行う。また、接続側プローブ120を交換
する場合には、接続側プローブ120を回路基板200
に固定している半田の除去と、新たな接続側プローブ1
20の半田による回路基板200への取り付けとを行
う。
【0041】そして、上述した組立作業と同様の作業を
へて分割型プローブカードを再度組み立てる。
【0042】なお、上述した実施の形態では、プローブ
100を構成する接触側プローブ110を略横向きU字
形状の弾性変形部113を有するものとして説明した
が、図5に示すように、接続側プローブ120と同様な
略クランク状の接触側プローブ110Aであってもよ
い。この場合には、接触側プローブ110Aの屈曲部1
14Aがオーバードライブ時に変形する弾性変形部とな
る。
【0043】また、前記プローブ100では、接触側プ
ローブ110と接続側プローブ120とが接触した際に
変形する変形部は、接続側プローブ120の屈曲部12
3のみであったが、図6に示すようにしてもよい。
【0044】図6(A)に示すプローブ100Cのよう
に、接触側プローブ110C及び接続側プローブ120
Cに変形部を設けてもよい。このプローブ100Cで
は、接続側プローブ120Cは、上述したプローブ10
0の接続側プローブ120と同様に略クランク状に形成
されており、屈曲部123Cが変形部となっている。ま
た、接触側プローブ110Cには、オーバードライブ時
に変形する略横向きU字形状の弾性変形部113Cと、
接続側プローブ120Cと接続された際に変形する変形
部となる略横向きU字形状の変形部115Cとを有して
いる。なお、この接触側プローブ110Cの第2の案内
部材320のプローブ固定部323への取り付けは、変
形部115Cにおいて行う。
【0045】一方、図6(B)に示すプローブ100B
は、接続側プローブ120Bにのみ変形部115Bを設
けたものである。すなわち、接続側プローブ120Bは
単なる直線状に形成されており、接触側プローブ110
Bにはオーバードライブ時に変形する略横向きU字形状
の弾性変形部113Bと、接続側プローブ120Bと接
続された際に変形する変形部となる略横向きU字形状の
変形部115Bとを有している。なお、この接触側プロ
ーブ110Bの第2の案内部材320のプローブ固定部
323への取り付けは、変形部115Bにおいて行う。
【0046】
【0047】
【発明の効果】請求項1に係る分割型プローブカード
は、先端の接触部が測定対象物の電極パッドに接触する
プローブと、このプローブの基端の接続部が接続される
配線パターンが形成された回路基板と、この回路基板に
取り付けられ、前記プローブを支持するプローブ支持部
とを備えており、前記プローブは、先端が前記接触部と
なり、他端が接触側接点部となった接触側プローブと、
この接触側プローブとは別体であり、基端が前記接続部
となり、他端が接続側接点部となった接続側プローブと
からなり、前記接触側プローブと接続側プローブとは、
回路基板とプローブ支持部との間に設けられた絶縁性を
有する板状のガイド部材に貫通された貫通孔の内部にお
いて接触し、前記接触側接点部と接続側接点部との直径
をAとし、前記貫通孔の直径をBとした場合に、A≦B
<2Aの関係がある。
【0048】この分割型プローブカードによると、プロ
ーブが接触側プローブと接続側プローブとに分割されて
いるので、プローブの交換の際に、接触側プローブと接
続側プローブとに分けることにより、容易にプローブの
交換を行うことができる。また、接触側プローブと接続
側プローブとの直径Aと、ガイド部材の貫通孔の直径B
との間にA≦B<2Aの関係があるため、両プローブの
接点部の確実な接触を確保することができる。
【0049】
【0050】
【0051】また、請求項2に係る分割型プローブカー
ドでは、前記接触側プローブ又は/及び接続側プローブ
は、接触側プローブと接続側プローブとが接触した際に
変形する変形部を有している。
【0052】従って、接触側プローブと接続側プローブ
とを接触させる場合に、両者を圧接させることができる
ので、両者の接続をより確実に行うことができる。
【0053】さらに、請求項3に係る分割型プローブカ
ードでは、前記接触側プローブはプローブ支持部に、接
続側プローブは回路基板にそれぞれ取り付けられてい
る。 従って、プローブの交換時にプローブ支持部を回路
基板から取り外すと、接触側プローブと接続側プローブ
とは分離されるので、交換作業がより容易になる。
【0054】一方、請求項5に係るプローブは、先端が
測定対象物の電極パッドに接触する接触部となり、他端
が接触側接点部となった接触側プローブと、この接触側
プローブとは別体であり、基端がプローブカードを構成
する回路基板に形成された接続パターンに接続される接
続部となり、他端が接続側接点部となった接続側プロー
ブとからなり、前記接触側プローブと接続側プローブと
は、両接点部で接触するようになっている。
【0055】
【0056】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る分割型プローブカー
ドの組立前の概略的断面図である。
【図2】本発明の実施の形態に係る分割型プローブカー
ドの概略的断面図である。
【図3】本発明の実施の形態に係る分割型プローブカー
ドに用いられるプローブの概略的正面図である。
【図4】本発明の実施の形態に係る分割型プローブカー
ドに用いられるプローブとガイド部材の貫通孔との関係
を示す概略的断面図である。
【図5】本発明の他の実施の形態に係る分割型プローブ
カードの概略的断面図である。
【図6】本発明のその他の実施の形態に係る分割型プロ
ーブカードに用いられるプローブの概略的正面図であ
る。
【図7】従来のプローブカードの概略的断面図である。
【符号の説明】
100 プローブ 110 接触側プローブ 111 接触部 112 接触側接点部 120 接続側プローブ 121 接続部 122 接続側接点部 200 回路基板 210 配線パターン 300 プローブ支持部 810 LSIチップ(測定対象物) 811 電極パッド
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平10−185954(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G01R 1/073 G01R 31/28 H01L 21/66

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 先端の接触部が測定対象物の電極パッド
    に接触するプローブと、このプローブの基端の接続部が
    接続される配線パターンが形成された回路基板と、この
    回路基板に取り付けられ、前記プローブを支持するプロ
    ーブ支持部とを具備しており、前記プローブは、先端が
    前記接触部となり、他端が接触側接点部となった接触側
    プローブと、この接触側プローブとは別体であり、基端
    が前記接続部となり、他端が接続側接点部となった接続
    側プローブとからなり、前記接触側プローブと接続側プ
    ローブとは、回路基板とプローブ支持部との間に設けら
    れた絶縁性を有する板状のガイド部材に貫通された貫通
    孔の内部において接触し、前記接触側接点部と接続側接
    点部との直径をAとし、前記貫通孔の直径をBとした場
    合に、A≦B<2Aの関係があることを特徴とする分割
    型プローブカード。
  2. 【請求項2】 前記接触側プローブ又は/及び接続側プ
    ローブは、接触側プローブと接続側プローブとが接触し
    た際に変形する変形部を有していることを特徴とする請
    求項1記載の分割型プローブカード。
  3. 【請求項3】 前記接触側プローブはプローブ支持部
    に、接続側プローブは回路基板にそれぞれ取り付けられ
    ていることを特徴とする請求項1又は2記載の分割型プ
    ローブカード。
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