JPH11135218A - 電子デバイス検査装置 - Google Patents

電子デバイス検査装置

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JPH11135218A
JPH11135218A JP9315876A JP31587697A JPH11135218A JP H11135218 A JPH11135218 A JP H11135218A JP 9315876 A JP9315876 A JP 9315876A JP 31587697 A JP31587697 A JP 31587697A JP H11135218 A JPH11135218 A JP H11135218A
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JP
Japan
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electronic device
pad
plate member
inspection apparatus
measurement board
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JP9315876A
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Kosho Tsukamoto
晃章 塚本
Minoru Doi
稔 土井
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Hewlett Packard Japan Inc
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NEC Corp
Hewlett Packard Japan Inc
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    • G01R31/00Arrangements for testing electric properties; Arrangements for locating electric faults; Arrangements for electrical testing characterised by what is being tested not provided for elsewhere
    • G01R31/28Testing of electronic circuits, e.g. by signal tracer
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01RMEASURING ELECTRIC VARIABLES; MEASURING MAGNETIC VARIABLES
    • G01R1/00Details of instruments or arrangements of the types included in groups G01R5/00 - G01R13/00 and G01R31/00
    • G01R1/02General constructional details
    • G01R1/04Housings; Supporting members; Arrangements of terminals
    • G01R1/0408Test fixtures or contact fields; Connectors or connecting adaptors; Test clips; Test sockets
    • G01R1/0433Sockets for IC's or transistors
    • G01R1/0483Sockets for un-leaded IC's having matrix type contact fields, e.g. BGA or PGA devices; Sockets for unpackaged, naked chips

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 電子デバイス検査装置において、測定ボード
の消耗をプレート部材により代替させることにより、当
該測定ボード寿命を飛躍的に延ばす。 【解決手段】 検査装置本体1の一部をなし、表面に複
数のパッドを有してなる測定ボード2と、測定ボード2
上に配置され、裏面に前記測定ボードの各パッドに接触
する複数の裏面パッド33を有し、表面に当該各裏面パ
ッドにスルーホールを介して導通する複数の表面パッド
32を有する、交換可能に構成されたプレート部材3
と、表裏面間を貫通して設けられた接続要素(接続片4
5)を有し、当該接続片45の一部が表裏面に突出し、
接続片45の裏面突出部に前記表面パッド32がワイピ
ング接触し、接続片45の表面突出部に被検査電子デバ
イスの端子パッド81がワイピング接触するように構成
されたデバイス装着手段4と、を有することを特徴とす
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、被検査電子デバイ
スを載置し、当該電子デバイスの電気的な検査を行う電
子デバイス検査装置に関し、当該装置の測定ボードの消
耗を他の部材により代替させることにより、測定ボード
寿命を、低いコストで延長させることができる前記電子
デバイス検査装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、たとえばICデバイス等の電子デ
バイスの検査に際し、図7に示すような電子デバイス検
査装置が使用されている。図7において、電子デバイス
検査装置9は本体部91と、その上面に設けた測定ボー
ド92と、さらにその上に設けたデバイス装着手段93
とを有して構成されている。図7において、測定ボード
92にはピン用穴981および複数のビス用穴982が
形成され、デバイス装着手段93にはピン用穴991お
よびビス用穴992が形成されている。デバイス装着手
段93は、ピン用穴981,991に挿通する位置合わ
せ用のピン96により位置合わせされ、ビス用穴98
2,992に挿通するビス97により測定ボード92に
位置決め固定される(図7ではビス97に螺合するナッ
トの図示は省略してある)。
【0003】デバイス装着手段93の接触機構は、たと
えば図8にも拡大して示すように、平行に配置された2
本のゴム条931,932を、S字形の薄板状の接続片
94の凹部に挿通して構成される。接続片94の上部が
ICデバイス8の端子パッド81に接触し、接続片94
の下部が測定ボード92のパッド95に接触する。
【0004】図8に一例として示したように、接続片9
4は、ICデバイス8の端子パッド81により押接され
ると回動し、当該接続片94の上部とICデバイス8の
端子パッド81とがワイピングやスクラッチを伴って接
触し(本発明では、このような接触を「ワイピング接
触」と称する)し、また当該接続片94の下部と測定ボ
ード92のパッド95とがワイピング接触する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、図7の検査
装置では、測定ボード92のパッド95は、ICデバイ
スの着脱(装着)のつど、前述したようにデバイス装着
手段93の接続片94によりワイピングされる。このた
め、上記パッド95が、上記着脱のつど次第に削り取ら
れる。このため、たとえば、測定ボード92は、ICデ
バイスの着脱回数が20万回程度となると、パッド95
に穴が空くため交換を余儀無くされる。測定ボード92
は一般に高価であり、結果として1つのICデバイスあ
たりの検査コストがアップするという問題があり、また
その交換作業に手間がかかるという問題もある。
【0006】本発明は、上記のような問題を解決するた
めに提案されたものであって、測定ボードの消耗を他の
部材により代替させることにより、当該測定ボードの寿
命を飛躍的に延ばすことができる電子デバイス検査装置
を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段および実施の形態】本発明
は、被検査電子デバイスが載置され、当該電子デバイス
の電気的な検査を行う電子デバイス検査装置に適用され
るもので、測定ボードと、プレート部材と、デバイス装
着手段とを含んで構成される。
【0008】測定ボードは、検査装置本体の一部をなす
もので、表面に複数のパッドを有して構成される。この
パッドの層構成は、一般的に周知のプリント回路に用い
られるパッドと同様とすることができる。
【0009】プレート部材は、測定ボード上に配置さ
れ、裏面に測定ボードの各パッドに接触する複数の裏面
パッドを有し、表面にスルーホールを介して前記各裏面
パッドに導通する複数の表面パッドを有する。このプレ
ート部材は、交換可能に(すなわち、前記測定ボードお
よびデバイス装着手段から分離できるように)構成され
る。なお、表面パッドと裏面パッドとを導通させるスル
ーホールの個数は、1組の表面パッド,裏面パッドあた
り1つでもよいし、2つ以上であってもよい。プレート
部材の板状部は、ポリイミド等の種々の合成樹脂フィル
ムから構成することができるが、素手での取り扱いが容
易であること、高温試験(たとえば85℃程度での試
験)に対応すべくガラス転移温度が高い(たとえば18
0℃以上)こと、比誘電率が低い(たとえば3.8以
下)こと、熱時弾性係数が大きいこと、Cu箔等とのボ
ンダビリティが良好であること、加工が容易なこと等を
考慮すると、ガラスエポキシ系樹脂により構成すること
が好ましい。また、前記プレート部材の表面パッドおよ
び裏面パッドは、Cu/Ni/Pa、Cu/Ni/Au
/Rhの積層構造とすることもできるが、価格、仕上が
り安定性、メッキ厚のコントローラビリティ等の観点か
ら、Cu/Ni/Auの積層構造とすることが好まし
い。なお、上記Auには、Coを含有(たとえば0.2
%程度)させることで、硬度を高めることができる。
【0010】プレート部材の裏面パッドと表面パッドの
サイズは、同一であってもよいし、異なっていてもよ
い。表面パッドや裏面パッドの硬度は、一般に用いられ
るパッド(たとえば、測定ボードの表面に形成されたパ
ッド)と同様に設定することもできるし、低く設定する
こともできる。上記裏面パッドは、測定ボードに形成さ
れたパッドと圧接されることにより、潰れて広がる場合
がある。このような場合には、裏面パッドの幅を測定ボ
ードに形成されたパッドの幅よりも狭くし、表面パッド
の幅は測定ボードに形成されたパッドの幅と等しくする
ようにできる。なお、言うまでもないが、表面パッドの
幅を裏面パッドと同様、測定ボードに形成されたパッド
の幅よりも小さくすることもできる。
【0011】前記プレート部材の裏面パッドの表面に
は、接触を良くするため、突起を形成することもできる
し、または前記裏面パッドにたとえば梨地等の微小凹凸
を形成することもできる。上記の突起は、周知のフォト
エッチング技術を用いて形成することが容易であるし、
また上記の微小凹凸は周知の電解メッキ技術を用いて
(たとえば、電流の導通期間を調整することにより)形
成することが容易である。上記表面パッドや裏面パッド
は、デバイス装着手段に設けられる後述する接続要素と
の導通や測定ボードに形成されたパッドとの導通を得る
ために設けられるが、上記表面パッドや裏面パッドと同
様の層構造体を、プレート部材の適宜の個所(たとえ
ば、測定ボードとプレート部材とデバイス装着手段とを
位置決め固定するためのビスおよび/またはピンを挿通
するための穴の少なくとも周囲)に、高さ合わせの目的
で形成することもできる。
【0012】また、デバイス装着手段は、表裏面間を貫
通して設けられた接続要素を有し、この接続要素の一部
が、表裏面に突出するように設けられ、前記接続要素の
裏面突出部に前記プレート部材の表面パッドがワイピン
グ接触し、前記接続要素の表面突出部に、被検査電子デ
バイスの端子パッドがワイピング接触するように構成す
ることができる。前記接続要素は、金属の接続片から構
成することができる。この場合、金属片をS字側面形状
をなす微小平板から構成し、デバイス装着手段の上下2
段に設けた2本のゴム条を前記S字の両凹部に挿通する
ことにより、当該微小平板を相互に平行に立設するよう
にできる。上記金属片は、上記プレート部材の表面パッ
ドよりも高硬度の材料(たとえばBe−Cu(ベリリウ
ム銅)等)を使用することができる。また、前記接続要
素の別の例では、当該接続要素を、押圧されることによ
り押圧部分のみが上下方向に導通する異方性導電シート
(たとえば面に垂直な方向または斜め方向に導電繊維を
包含する絶縁性の合成樹脂弾性シート)から構成するこ
とができる。
【0013】被検査電子デバイスは、典型的には高周波
IC(たとえばGHzオーダ以上の周波数で動作するI
C)等の半導体集積回路がパッケージに封入されたIC
デバイスである。ICデバイスは、SIP(Singl
e Inline Package)、DIP(Dou
ble Inline Package)、QFP(Q
uad Flat Package)、BGA(Bal
l Grid Array Package)、PGA
(Pin Grid Array Package)で
あってもよい。ICデバイスのタイプに応じて、デバイ
ス装着手段の構成、プレート部材の構成(表面パッド,
裏面パッドのサイズ、ピッチ等)、測定ボードの構成
(表面に形成されるパッドのサイズ、ピッチ等)が異な
ることは言うまでもない。通常、ICデバイスがSI
P、DIP、QFPである場合には、前記接続要素とし
て、微小平板からなる接続片を使用することができ、I
CデバイスがBGA、PGAの場合には、前記接続要素
として、異方性導電シートを使用することができる。
【0014】デバイス装着手段に設けられる接続要素
を、上記微小平板からなる接続片から構成した場合、通
常は、この接続片のピッチ(ICデバイス等の被検査電
子デバイスと同一ピッチ)は、プレート部材の表面パッ
ドのピッチと同一である。また、プレート部材の表面パ
ッドと裏面パッドとのピッチを異ならせる(たとえば、
表面パッドより裏面パッドが大きな相互間隔を有する)
ように構成することもできるが、プレート部材の表面パ
ッドと裏面パッドとを同一ピッチとすることが、製造技
術上便宜であろう。なお、プレート部材の表面パッドと
裏面パッドとは、整列して対応するように配置すること
が好ましい。なお、従来、絶縁材に多数の導電線材を巻
き付けた接触ピンも知られている(たとえば、特開平5
−134565号公報参照)。この種の接触ピンを本発
明のデバイス装着手段の接続要素として使用することも
できる。
【0015】
【実施例】図1はSIPのIC用の検査装置を示す分解
説明図である。図1において、検査装置10の本体1の
上面には、測定ボード2が取り付けられ、この測定ボー
ド2の上部には、プレート部材3を介して、デバイス装
着部47を有するデバイス装着手段4が載設されてい
る。プレート部材3とデバイス装着手段4とは平面視輪
郭が略同一となるように形成されている。
【0016】プレート部材3とデバイス装着手段4と
は、位置合わせ用のピン21および取り付け用のビス2
2を用いて、測定ボード2の所定位置に位置合わせされ
て固定される(図1では、ビス22に螺合するナットの
図示は省略してある)。なお、測定ボード2にはピン2
1およびビス22が挿通されるピン用穴23およびビス
用穴24が形成され、またプレート部材3には同じくピ
ン用穴35およびビス用穴36が形成され、さらにデバ
イス装着手段4には同じくピン用穴48およびビス用穴
49が形成されている。
【0017】図2は測定ボード2上に形成したパッド2
5およびビス用穴24の近傍を示す断面説明図である。
ここでは、ビス用穴24にビス22が挿通され、ビス2
2の先端には、ナット27が取り付けられた状態も示さ
れている。図2において、パッド25は、Cu箔201
上にNi層202とAu層203とが積層されることに
より形成されている。パッド25の概略寸法は、厚さ約
80μm、幅約0.5mm、長さ約2mmである。本実
施例では、パッド25は、デバイス装着手段4に設けら
れた後述する接続片45と同一ピッチ(ここでは、0.
65mm)で形成されている。また、測定ボード2のビ
ス用穴24の近傍には、上記パッド25と同一構成の金
属層26が形成されている。なお、図示はしていない
が、測定ボード2のピン用穴23が形成された部分には
上記と同様の金属層26が形成されている。図1にこの
金属層26を図示してあるので参照されたい。
【0018】図3(A)はプレート部材3を表面(デバ
イス装着手段4側の面)側から見た図である。ここで
は、プレート部材3の板状部31の表裏面に、前述した
パッド25と同一ピッチ(0.65mm)で、表面パッ
ド32と裏面パッド33とが形成されている(図3
(A)では裏面は表示されないため、裏面パッド33は
図示されていない)。
【0019】図3(B)はプレート部材3の側面図、図
3(C)は表面パッド32および裏面パッド33の、図
3(A)のα−α′線に沿った断面を示す部分拡大図で
ある。図3(C)に示すように、表面パッド32および
裏面パッド33は、後述するスルーホール34を介して
電気的に導通している。なお、本実施例では、板状部3
1は、厚さ0.3mmのガラスエポキシ系樹脂シートか
ら構成してある。
【0020】表面パッド32および裏面パッド33は、
それぞれ板状部31の表裏面に形成した各Cu箔層30
1,302を、それぞれCu層303で電解メッキによ
り積層した後、スルーホール34を形成し、さらにNi
層304とCoを0.2%含むAu層305とを電解メ
ッキにより積層して構成されている。ここでは、Cu箔
層301,302を35μm、Cu層303を35μ
m、Ni層304を7μm、Au層305を0.7μm
に形成してある。また、表面パッド32の幅は、測定ボ
ード2上に形成したパッド25の幅と同じ0.5mmに
形成してあり、裏面パッド33の幅は、上記表面側のC
u箔層301の幅よりも、両側に10μmずつ狭い0.
48mmに形成してある。
【0021】なお、本実施例では、測定ボード2と、デ
バイス装着手段4との高さ合わせのために、図3(C)
に示すように、ピン用穴35の表裏面側の周囲に、表面
パッド32や裏面パッド33と同一構成の表面金属層3
7および裏面金属層38が形成されている。なお、図示
はしないが、前述したピン用穴36の周囲にも上記と同
様の金属層が形成されている。図1に表面金属層37を
図示してあるので参照されたい。
【0022】図4はデバイス装着手段4の接触機構を示
す部分断面図である。図4に示すように、デバイス装着
部47の底部41には、厚さ5.59mmのスリット4
2が形成されて、このスリット内には、上下2段にゴム
条43,44が取り付けられている。このゴム条43,
44は、S字側面形状をなす接続片45のS字の両凹部
に挿通されている。ここで、接続片45は、厚さ約30
0μm、長さ約4mmの微小平板(プレート部材3の表
面パッド32よりも高硬度のBe−Cuからなる)によ
り形成されている。接続片45は、相互に平行に同一ピ
ッチ(ここでは、0.65mm)で立設されており、上
下端がデバイス装着部47の底部41の上下面に突出で
きる。なお、デバイス装着手段4は、従来周知であり、
たとえば、JOHNSTECH INTERNATIO
NAL社から、「Johnstech Short C
ontactTM」として市販されている。
【0023】図5は、測定ボード2に、プレート部材3
を介してデバイス装着手段4が取り付けられた状態を示
す図であり、各ビス用穴24,36,49の近傍、パッ
ド25,32,33の近傍を拡大して示している。な
お、図5においては、デバイス装着部47に装着された
ICデバイス8も図示されている。ここでは、ICデバ
イス8の端子バッド81が接続片45に押接された様子
が示されている。
【0024】本実施例では、プレート部材3以外は、従
来の検査装置を流用することができる。この場合、ビス
22には、ナット27の取り付け余裕があるので、プレ
ート部材3の最大厚みを吸収することができる。したが
って、本実施例では、検査装置本体1、測定ボード2お
よびデバイス装着手段4として、従来用いられているも
のを使用することができる。
【0025】図5からも明らかなように、プレート部材
3裏面のビス22の近傍(および図示はしていないピン
用穴35の近傍)には、前述したように裏面金属層38
が形成されている。また、測定ボード2のビス用穴24
(および図示はしていないピン用穴23の近傍)には、
金属層26が形成されている。したがって、プレート部
材3が凸状に歪むことはない。また、本実施例では、プ
レート部材3の裏面パッド33は、その厚みが通常のプ
リント基板に用いるパッドよりも厚くなるように設定し
てある。このため、裏面パッド33が押圧力により潰れ
る場合もあり得る。しかし、図3(C)や図5にも示し
たように、当該裏面パッド33は測定ボード2のパッド
25よりも幅を狭く設定してあるので、仮に上記潰れが
生じたとしても、当該裏面パッドが、隣接する他の裏面
パッド33あるいは当該他の裏面パッドに押接されてい
る測定ボード2のパッド25と接触等することはない。
【0026】通常、デバイス装着手段4は、その下部に
位置するパッドとの距離を考慮して設計されている。こ
のため、デバイス装着手段4と、プレート部材3の表面
パッド32との距離が近くなると、接続片とその下部に
位置するパッドとの押圧力が高くなり過ぎ、当該パッド
が接続片45により削り取られる度合いが大きくなるこ
とが考えられる。本実施例では、プレート部材3の表面
のピン用穴35やビス用穴36の近傍には、既に図5に
おいて説明したように表面金属層37が形成されている
ので、従来の検出装置で用いられているデバイス装着手
段4をそのまま用いても、上記のような不都合は生じな
い。本実施例では、ICデバイス8の着脱回数が所定の
回数(たとえば、数十万回)に達すると、それまで使用
していたプレート部材3は廃棄され、新しいものと交換
される。プレート部材3の製造コストは、測定ボード2
の製造コストに比べて格段に低い(たとえば、1/30
程度)ので、1つの電子デバイスについての検査コスト
が大幅に低減される。また、プレート部材3の交換は、
測定ボード2表面のクリーニング(金属粉等の除去作
業)に併せて行うことができる。
【0027】図6は、デバイス装着手段として異方性導
電シートを用いた、本発明の電子デバイス検査装置の他
の実施例を示す図である。図6において、電子デバイス
検査装置は、測定ボード5、プレート部材6および電子
デバイス装着手段7を含んで構成されている。測定ボー
ド5の構成は図2で説明した測定ボード2と概ね同様で
あり、同図では表面にパッド53が形成された様子が示
されている。またプレート部材6の構成は図3で説明し
たプレート部材3と概ね同様であり、同図では板状部6
1の表裏面にスルーホール64を介して表面パッド62
および裏面パッド63が形成された様子が示されてい
る。図6では、デバイス装着手段7は、異方性導電シー
ト70を下部に有している。この異方性導電シート70
は、弾性合成樹脂材72からなり、その内部に多数のA
u糸71が面方向に対してやや傾斜するように設けられ
ている。
【0028】図6の実施例では、被検査電子デバイス
(ICデバイス8)がデバイス装着手段にセットされる
と、異方性導電シート70が圧縮され、Au糸71の上
端はICデバイス8の端子パッド81とワイピング接触
し、Au糸71の下端はプレート部材6の表面パッド6
2とワイピング接触する。このワイピング接触により、
当該プレート部材6の表面パッド62は徐々に削り取ら
れる。この場合に、ICデバイス8の着脱回数が所定の
回数(たとえば、数十万回)に達すると、、それまで使
用していたプレート部材6は廃棄され、新しいものと交
換される。
【0029】
【発明の効果】本発明は上記のように構成したので、測
定ボードの消耗をプレート部材により代替させることが
でき、この結果当該測定ボードの寿命を飛躍的に延ばす
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の電子デバイス検査装置の一実施例を示
す分解説明図である。
【図2】図1の実施例における測定ボードを示す図であ
る。
【図3】図1の実施例における測定ボードを示す図であ
り、(A)はプレート部材を表面側から見た図、(B)
はプレート部材3の側面図、(C)は表面パッドおよび
裏面パッドの断面を示す部分拡大図である。
【図4】図1の実施例におけるデバイス装着手段の部分
断面図である。
【図5】図1の実施例における測定ボードに、プレート
部材を介してデバイス装着手段が取り付けられた状態を
示す図である。
【図6】本発明の電子デバイス検査装置の他の実施例の
説明図である。
【図7】従来の電子デバイス検査装置を示す図である。
【図8】図7の電子デバイス検査装置におけるデバイス
装着手段を示す説明図である。
【符号の説明】
1 検査装置本体 2,5 測定ボード 21 ピン 22 ビス 23,35,48 ピン用穴 24,36,49 ビス用穴 25 パッド 26 金属層 201 Cu箔 202 Ni層 203 Au層 3,6 プレート部材 31,61 板状部 32,62 表面パッド 33,63 裏面パッド 34,64 スルーホール 301,302 Cu箔層 303 Cu層 304 Ni層 37 表面金属層 38 裏面金属層 4,7 デバイス装着手段 41 基材 42 スリット 43,44 ゴム条 45 接続片 47 デバイス装着部 70 異方性導電シート 71 Au糸 72 弾性合成樹脂材 81 端子パッド 8 ICデバイス

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被検査電子デバイスが載置され、当該電
    子デバイスの電気的な検査を行う電子デバイス検査装置
    において、 検査装置本体の一部をなし、表面に複数のパッドを有し
    てなる測定ボードと、 前記測定ボード上に配置され、裏面に前記測定ボードの
    各パッドに接触する複数の裏面パッドを有し、表面に当
    該各裏面パッドにスルーホールを介して導通する複数の
    表面パッドを有する、交換可能に構成されたプレート部
    材と、 表裏面間を貫通して設けられた接続要素を有し、当該接
    続要素の一部が、表裏面に突出するように設けられ、前
    記接続要素の裏面突出部に前記プレート部材の表面パッ
    ドがワイピング接触し、前記接続要素の表面突出部に被
    検査電子デバイスの端子パッドがワイピング接触するよ
    うに構成されたデバイス装着手段と、を有することを特
    徴とする電子デバイス検査装置。
  2. 【請求項2】 前記接続要素が、複数の接続片からなる
    ことを特徴とする請求項1に記載の電子デバイス検査装
    置。
  3. 【請求項3】 前記各接続片が、S字側面形状をなす微
    小平板からなり、当該微小平板は、デバイス装着手段の
    上下2段に設けた2本のゴム条に前記S字の両凹部が挿
    通されて相互に平行に立設されてなることを特徴とする
    請求項2に記載の電子デバイス検査装置。
  4. 【請求項4】 前記接続要素が、異方性導電シートから
    なることを特徴とする請求項1に記載の電子デバイス検
    査装置。
  5. 【請求項5】 前記プレート部材の表面パッドおよび裏
    面パッドとが、同一ピッチであることを特徴とする請求
    項1〜4の何れかに記載の電子デバイス検査装置。
  6. 【請求項6】 前記プレート部材の裏面パッドの幅が、
    前記測定ボードのパッドの幅よりも狭いことを特徴とす
    る請求項1〜5の何れかに記載の電子デバイス検査装
    置。
  7. 【請求項7】 前記プレート部材の裏面パッドの硬度
    が、前記測定ボードのパッドの硬度よりも低いことを特
    徴とする請求項1〜6の何れかに記載の電子デバイス検
    査装置。
  8. 【請求項8】 前記プレート部材の裏面パッドの表面に
    突起が形成され、または前記裏面パッドに微小凹凸が形
    成されてなることを特徴とする請求項1〜7の何れかに
    記載の電子デバイス検査装置。
  9. 【請求項9】 前記被検査電子デバイスが半導体メモリ
    であり、前記デバイス装着手段の接続片と、前記測定ボ
    ードのパッドとが、前記半導体メモリの端子パッドと同
    一ピッチで形成されたことを特徴とする請求項1〜3お
    よび請求項5〜8の何れかに記載の電子デバイス検査装
    置。
  10. 【請求項10】 前記プレート部材の板状部は、ガラス
    転移温度が180℃以上、比誘電率が3.8以下のガラ
    スエポキシ系樹脂からなり、前記プレート部材の表面パ
    ッドおよび裏面パッドは、銅箔に銅とニッケルと金との
    メッキが施された積層構造からなることを特徴する請求
    項1〜9の何れかに記載の電子デバイス検査装置。
  11. 【請求項11】 デバイス装着手段と前記プレート部材
    とが一体状態で、前記測定ボードに取り付けられてなる
    ことを特徴とする請求項1〜10の何れかに記載の電子
    デバイス検査装置。
  12. 【請求項12】 前記測定ボードと、前記プレート部材
    と、前記デバイス装着手段とが、ビスおよび/またはピ
    ンにより位置決めされて一体化される電子デバイス検査
    装置において、 前記プレート部材のビスおよび/またはピン挿着穴の少
    なくとも周囲に、裏面パッドおよび表面パッドと同一厚
    かつ同一構造の金属層が形成されてなることを特徴とす
    る請求項1〜11の何れかに記載の電子デバイス検査装
    置。
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