JP4746035B2 - 電気的接続装置 - Google Patents

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Description

本発明は、被検査体としての集積回路とその検査装置の電気回路とを電気的に接続するプローブカードのような電気的接続装置に関する。
この種の電気的接続装置の1つとして、セラミック製のいわゆるプローブ基板と、プローブ基板の一方の面側に配置された樹脂層とを備え、複数の接触子を樹脂層に形成したものがある(特許文献1及び2)。
特開平 6−140484号公報 特開平11−160356号公報
特許文献1に記載された発明においては、樹脂層は、配線や接触子等をホトリソグラフィ技術によりプローブ基板に形成した多層配線層とされており、したがって樹脂層はプローブ基板に接着されている。
特許文献2に記載された発明においては、プローブ基板は多数の配線を有する多層配線基板とされ、樹脂層は、樹脂薄膜と銅薄膜とを積層したフィルムに複数の穴をあけ、それらの穴に電解メッキにより金属材料を埋め込んで接触子とし、銅薄膜の不要な箇所をエッチングで除去することにより製作されている。樹脂層は、異方導電性ゴムシートによりプローブ基板に接着されている。
一方、被検査体としての集積回路は、その電極の、位置、機能、大きさ、配置ピッチ等が集積回路の種類に応じて異なる。
しかし、上記いずれの従来技術も、製造が難しいプローブ基板を集積回路の種類毎に製造し、準備しなければならず、プローブ基板自体が高価である。
本発明の目的は、プローブ基板の標準化を可能にして、廉価なプローブ基板とすることにある。
本発明に係る電気的接続装置は、複数の第1の導電性部を備える第1の面を有する配線基板と、複数の第2の導電性部を備える第2の面を有するプローブ基板であって前記第2の面が前記第1の面と対向されたプローブ基板と、前記配線基板及び前記プローブ基板を着脱可能に結合する複数のねじ部材と、前記第1及び第2の導電性部を電気的に接続する接続器とを含む。
本発明に係る電気的接続装置における前記接続器は、前記第1の導電性部に電気的に接続された複数の第1の配線を一方の面に備える第1のシート状部材であって前記第1の配線が前記配線基板及び前記プローブ基板の間において前記第1及び第2の面に交差する第1の方向へ伸びる状態に配置された第1のシート状部材と、前記第2の導電性部に電気的に接続された複数の第2の配線を一方の面に備える第2のシート状部材であって前記第2の配線が前記第1の配線に対向されかつ前記配線基板及び前記プローブ基板の間において前記第1の方向へ伸びる状態に配置された第2のシート状部材と、前記第1及び第2のシート状部材を前記配線基板及び前記プローブ基板の間において前記第1及び第2の面と平行の面内にあって前記第1の方向と交差する第2の方向に相対的に変位させて前記第1及び第2の配線を相対的に押圧する押圧装置とを含む。
本発明のいずれの実施例においても、前記接続器は、前記第1の面に配置された第1の板状体と、前記第2の面に配置された第2の板状体と、前記第2の方向へ移動可能に前記第1及び第2の板状体の間に配置された板状の可動体と、前記可動体を前記第1及び第2の板状体に対して前記第2の方向に移動させる押圧具とを含み、前記第1の板状体、前記第2の板状体及び前記可動体は、前記第1及び第2の方向と交差する前記第3の方向へ伸びるスロットを共同して形成するスロット部分を有しており、前記第1及び第2の配線は、前記スロット内において、前記第1の方向へ伸びていると共に互いに接触されている。
本発明の第1の実施例において、前記接続器は、さらに、前記第1の面に配置された第1の凸部材であって前記第1の面から前記スロット内に突出すると共に前記第3の方向へ伸びる第1の凸部材と、前記第2の面に配置された第2の凸部材であって前記第2の面から前記スロット内に突出すると共に前記第3の方向へ伸びる第2の凸部材とを含むことができ、前記第1及び第2の凸部材の他方は、前記第1及び第2の凸部材のいずれか一方を受け入れるように前記第3の方向へ伸びる結合溝であって前記第1及び第2の凸部材のいずれか一方に向けられた内面を有する結合溝を含むことができ、前記第1及び第2の配線のいずれか一方は、前記第1及び第2の凸部材のいずれか一方の2つの側面であって前記結合溝の前記内面に向けられた2つの側面の少なくとも一方に沿って伸びていてもよく、前記第1及び第2の配線の他方は、前記結合溝の前記内面に沿って伸びていてもよい。
上記第1の実施例において、前記第1及び第2のシート状部材のいずれか一方は、前記第1及び第2の凸部材のいずれか一方を覆っていてもよく、前記第1及び第2のシート状部材の他方は、さらに、前記第1及び第2の凸部材の他方の側面と、前記結合溝の第1及び第2の凸部材のいずれか一方に向けられた内面とを覆っていてもよい。
上記第1の実施例において、前記第2のシート状部材は、前記結合溝内にあって前記第3の方向に隣り合う配線の間にスリットを有していてもよい。
本発明の第2の実施例において、前記接続器は、さらに、前記第1及び第2の面のいずれか一方に配置された凸部材であって前記第1及び第2の面のいずれか一方から前記スロット内に突出すると共に前記第3の方向へ伸びる凸部材を含み、前記第1及び第2の配線のいずれか一方は、前記凸部材の2つの側面であって前記スロットの前記第2の方向に向く内面に向けられた2つの側面の少なくとも一方に沿って伸びており、前記第1及び第2の配線の他方は、前記スロットの2つの内面であって前記凸部材に向けられた2つの内面の少なくとも一方に沿って伸びている。
上記第2の実施例において、前記第1及び第2の配線のいずれか一方は、さらに、前記凸部材の前記2つの側面の他方に沿って伸びていてもよく、前記第1及び第2の配線の他方は、さらに、前記スロットの前記2つの内面の他方に沿って伸びていてもよい。
上記第2の実施例において、前記第1及び第2のシート状部材の他方は、前記2つの内面の一方を覆う部材と、前記2つの内面の他方を覆う部材とを有することができる。
本発明の第3の実施例において、前記接続器は、さらに、前記第1及び第2の面のいずれか一方に配置された凸部材であって前記第1及び第2の面のいずれか一方から前記スロット内に突出すると共に前記第3の方向へ伸びる凸部材を含み、前記可動体、前記第1の板状体及び前記第2の板状体のいずれか1つは、前記スロット内に突出する凸部であって前記第3の方向へ伸びる凸部を備え、前記第1及び第2の配線のいずれか一方は、前記凸部材の2つの側面であって前記凸部に向く2つの側面の少なくとも一方に沿って伸びており、前記第1及び第2のシート状部材の他方は、前記凸部の側面であって前記凸部材に向く側面に沿って伸びている。
上記第3の実施例において、前記可動体は前記第1及び第2の板状体のスロット部分のいずれか一方内に突出する第1の凸部であって前記第3の方向へ伸びる第1の凸部を備えていてもよく、前記第1及び第2の板状体のいずれか一方は、前記第1及び第2の板状体のスロット部分のいずれか一方を経て前記可動体のスロット部分内に突出する第2の凸部であって前記第3の方向へ伸びる第2の凸部を備えていてもよく、前記第1及び第2の配線のいずれか一方は前記凸部材に沿って伸びていてもよく、前記第1及び第2の配線の他方は前記第1及び第2の凸部の側面に沿って伸びていてもよい。
上記第3の実施例において、前記第1及び第2のシート状部材の他方は、前記第1及び第2の凸部の一方を覆う部材と、前記第1及び第2の凸部の他方を覆う部材とを有していてもよい。
上記第3の実施例において、前記可動体は、前記第1及び第2の板状体のスロット部分のいずれか一方内に突出する第1の凸部であって前記第3の方向へ伸びる第1の凸部を備えていてもよく、前記第1及び第2の板状体のいずれか一方は、前記第1及び第2の板状体のスロット部分のいずれか一方を経て前記可動体のスロット部分内に突出する第2の凸部であって前記第3の方向へ伸びる第2の凸部を備えていてもよく、前記第1及び第2の配線のいずれか一方は、前記第1の凸部の側面であって前記第2の凸部に向く側面に沿って伸びていてもよく、前記第1及び第2の配線の他方は、前記第2の凸部の側面であって前記第1の凸部に向く側面に沿って伸びていてもよい。
上記第3の実施例において、前記第1又は第2の凸部はこれの側面に配置された弾性部材を備えていてもよい。
本発明の第4の実施例において、前記可動体、前記第1の板状体及び前記第2の板状体のいずれか1つは、前記第1及び第2の板状体のスロット部分のいずれか一方内に突出する凸部であって前記第3の方向へ伸びる凸部、又は前記第1及び第2の板状体のスロット部分のいずれか一方を経て前記可動体のスロット部分内に突出する凸部であって前記第3の方向へ伸びる凸部を備え、前記第1及び第2の配線のいずれか一方は、前記凸部の側面であって前記第3の方向に向く側面に沿って伸びており、前記第1及び第2の配線の他方は、前記可動体、前記第1の板状体及び前記第2の板状体の残りのいずれか1つのスロット部分の内面であって前記凸部に向く内面に沿って伸びている。
上記第4の実施例において、前記第1及び第2のシート状部材のいずれか一方は、前記凸部の側面であって前記第3の方向に向く側面を覆っていてもよく、また前記第1及び第2のシート状部材の他方は、前記可動体、前記第1の板状体及び前記第2の板状体の残りのいずれか1つのスロットの内面であって前記凸部に向く内面を覆っていてもよい。
上記第4の実施例において、記凸部は、これの側面に配置された弾性部材を備えていてもよい。
本発明の電気的接続装置においては、配線基板及びプローブ基板の相互の結合及びその解除は、複数のねじ部材により行うことができる。また、第1及び第2のシート状部材が押圧装置に押圧されることにより、第1及び第2の配線が電気的に接続され、それにより第1及び第2の導電性部は電気的に接続される。
このため、プローブ基板の第2の導電性部の配列パターン及び接続パターンを共通化しておき、集積回路の種類に応じた樹脂基板を製作することにより、プローブ基板を標準化することができる。そのようにしても、第1及び第2の導電性部は電気的に接続される。
以下の説明においては、各基板の厚さ方向を上下方向又はZ方向といい、各基板に対する接触子の針先の側(半導体ウエーハの側)を下方といい、各基板に平行な水平の直角座標における2つの方向をX方向及びY方向という。しかし、電気的接続装置の実際の使用に際しては、各基板の厚さ方向を斜め又は横の方向として使用してもよいし、上下方向を逆にして使用してもよい。
[第1の実施例]
図1〜図11を参照するに、電気的接続装置10は、半導体ウエーハに形成された未切断の集積回路又はチップ状に切断された集積回路のように、電源用、アース用及び信号用等の複数の電極を備えた集積回路を被検査体としている。
図1から図5に示すように、電気的接続装置10は、検査装置に取り付けられる配線基板12と、配線基板12に下側に配置されかつ後に説明する複数の接触子32を備えるプローブ基板14と、配線基板12とプローブ基板14との間にあって後に説明する配線基板12及びプローブ基板14の導電性部22及び36を電気的に接続する接続器16と、配線基板12の上側に配置された補強部材18と、接続器16を間にして配線基板12及びプローブ基板14を補強板18に結合する複数のねじ部材20とを含む。
配線基板12は、複数の導電性部22(図8及び11参照)を下面に有すると共に、それら導電性部22に電気的に接続された複数の配線(図示せず)を多層に有する円形の多層配線基板とされている。
導電性部22は、それぞれが水平のX方向に間隔をおいた複数の導電性部22を含む複数のメイングループに分けられている。それらメイングループは、X方向と交差する水平のY方向に間隔をおいている。
図示の例では、各メイングループの導電性部22は、Y方向に間隔をおいた2つのサブグループにさらに分けられており、またサブグループ毎にX方向に間隔をおいている。しかし、各メイングループの導電性部22をそのようなサブグループに分けなくてもよい。
集積回路の電極及び導電性部22は、1対1の形に対応されている。そのような配線基板12は、ガラス入りエポキシ樹脂を用いて製作することができる。
配線基板12の上面の中央には、リレーや抵抗器のような複数の電子部品24(図1参照)が平面から見てほぼ矩形の領域に配置されている。各電子部品24は、電源用又は信号用の電極に対応されており、半田のような導電性接着材により接続用ランド(図示せず)に接着されて、配線基板12に形成された前記配線に電気的に接続されている。
配線基板12の上面には、また、検査装置の電気回路に接続される複数のコネクタ26(図1参照)が配置されている。各コネクタ26は、それぞれが配線基板12の前記配線及び電子部品24を介して導電性部22に電気的に接続されている。
プローブ基板14は、ほぼ矩形のセラミック基板28の下面に矩形の樹脂基板30を形成し、集積回路の電極に個々に対応された複数の接触子32を樹脂基板30の下面に取り付けている。
セラミック基板28は、図8及び11に示すように、これの上下両面に複数の導電性部36及び38を備えており、導電性部36及び38を導電性の筒状部材40により1対1の形に電気的に接続している。導電性部3833は、筒状部材40の下端とされている。導電性部36は、筒状部材40の上端であってもよい。
筒状部材40は、セラミック基板28を厚さ方向に貫通している。セラミック基板28に補強材を設けてもよい。
上記の代わりに、筒状部材40を上下2つの部材に分けて、ある筒状部材の上部材と他の筒状部材40の下部材とを図示しない配線により電気的に接続してもよい。この場合、それらの配線は補強材としても作用する。
導電性部36は、導電性部22に対応されている。このため、導電性部36は、導電性部22と同様に、それぞれがX方向に間隔をおいた複数の導電性部36を含む複数のメイングループに分けられていると共に、メイングループ毎に複数のサブグループに分けられている。各サブグループの導電性部36は、サブメイングループの導電性部22に個々に対応されている。
導電性部38は、導電性部36と同様にグループに分けてもよいし、分けなくてもよい。したがって、導電性部38は、適宜な配列パターンすなわち配置パターンとすることができる。
樹脂基板30は、ポリイミドのような電気絶縁性樹脂を用いてセラミック基板28の下面に直接形成されている。樹脂基板30は、これの上下両面に接続用パッドとして作用する複数の導電性部(図示せず)を備えており、それら上下の導電性部を配線42(図8参照)により1対1の形に電気的に接続している。
樹脂基板30の上面に設けられた導電性部は、導電性部22、36及び38に対応されている。しかし、樹脂基板30の下面に設けられた導電性部は、集積回路の電極の配置パターンに対応して配置されている。
各接触子32は、樹脂基板30の下面の導電性部に取り付けられた取付部と、取付部からY方向へ伸びるアーム部と、アーム部の先端側から取付部と反対側の方向(下方)へ伸びる針先部とを含む板状の接触子(プローブ)とされている。
そのような接触子32は、マイクロカンチレバータイプの接触子(プローブ)として公知である。しかし、接触子32は、そのようなマイクロカンチレバータイプの接触子の代わりに、金属細線から製作されたニードルタイプの接触子のよな他のタイプのプローブであってもよい。
各接触子32は、これが樹脂基板30から下方に伸びる状態に、取付部において半田のような導電性接着材により樹脂基板30の下面に設けられた導電性部に接着されて、片持ち梁状に支持されている。
接続器16は、配線基板12の下面に配線基板の下側に配置された第1の板状体44と、第1の板状体44から下方に間隔をおいた状態にセラミック基板28の上面に配置された第2の板状体46と、少なくともY方向に移動可能に第1及び第2の板状体44及び46の間に配置された板状の可動体48と、第1及び第2の板状体44及び46を移動不能に囲む矩形のフレーム50と、可動体48を板状体44及び46に対しY方向へ押圧する一対の押圧具51とを含む(図7参照)。
第1及び第2の板状体の44及び46は、図6に示すように、可動体48を両者で移動可能に挟んだ状態に、フレーム50に配置されている。接続器16は、セラミック基板28を下方から貫通してフレーム50に螺合された複数のねじ部材53によりプローブ基板14に結合されている。
各押圧具51は、可動体48を第1及び第2の板状体44及び46に対しY方向へ押圧する押圧ねじ52と、可動体48を押圧ねじ52による押圧方向と逆の方向に付勢する押圧ピン54と、押圧ピン54を付勢する圧縮コイルバネ56と、圧縮コイルバネ56を受ける止めねじ58とを含む(図7参照)。
押圧ねじ52は、フレーム50のY方向における一方側の部材に形成されたねじ穴60にフレーム50の外側から螺合されてフレーム50の内側に貫通している。
押圧ピン54、圧縮コイルバネ56及び止めねじ58は、フレーム50のY方向における他方側の部材に形成された穴62にその順に配置されている。穴62のY方向における一端部は、押圧ピン54の一部が貫通する細い穴とされている。穴62のY方向における他端部は、止めねじ58が螺合されたねじ穴とされている。
接続器16は、また、Y方向に間隔をおいてX方向へ伸びる状態に配線基板12の下面に配置された複数の第1の凸部材64と、Y方向に間隔をおいてX方向へ伸びる状態にセラミック基板28の上面に配置された複数の第2の凸部材66と、第1の凸部材64及び導電性部22を覆うように第1の凸部材64毎に配線基板12に配置された複数の第1のシート状部材68と、第2の凸部材66の露出面及び導電性部36を覆うように第2の凸部材66毎にセラミック基板28に配置された複数の第2のシート状部材70とを含む(図7から11参照)。
図示の例では、第1及び第2の板状体44及び46、可動体48、フレーム50、押圧具51並びに第1及び第2の凸部材64及び66は押圧装置の一部として作用する。
各第1の凸部材64は、配線基板12の下面から突出してX方向へ伸びる凸の形状を有する。各第1の凸部材64は、弾性変形可能の硬質ゴム材から製作されており、またX方向と直角の縦断面において弧状の頂面(下面)とされている。
各第1の凸部材64は、導電性部22のY方向に隣り合うグループの間をX方向へ伸びる状態に、配線基板12に接着やビス等により配線基板12の下面に取り付けられている。
各第1のシート状部材68は、Y方向へ伸びる複数の配線72をセラミック基板28の側の面に有するFPCとされており、また配線基板12及び第1の凸部材64に接着されている。
各第1のシート状部材68の配線72は、導電性部22と同様に、Y方向に間隔をおいたメイングループに分けられていると共に、メイングループ毎に複数のサブグループに分けられている。配線72は、またサブグループ毎にX方向に間隔をおいている。
各配線72は、図9に示すように、導電性部22に接触された電極72aを一端部に有しており、また対応する導電性部22から第1の凸部材64の頂部付近まで伸びている。
各第2の凸部材66は、第1の凸部材64を受け入れるように上方に開放すると共にX方向へ伸びる逆U字状の結合溝74を有しており、また結合溝74が導電性部36の隣り合うグループの間をX方向へ伸びる状態に、セラミック基板28の上面に接着やビス等により取り付けられている。各第2の凸部材66は、弾性変形可能の硬質ゴム材から製作されている。
各第2のシート状部材70は、Y方向へ伸びる複数の配線76を配線基板12の側に有するFPCとされており、またセラミック基板28の上面、第2の凸部材66及び結合溝74の内面を含む範囲にわたって覆うようセラミック基板28及び第2の凸部材66に接着されている。各配線76は、対応する導電性部36に電気的に接続されている。
各第2のシート状部材70の配線76は、導電性部22と同様に、Y方向に間隔をおいたメイングループに分けられていると共に、メイングループ毎に複数のサブグループに分けられている。配線72は、またサブグループ毎にX方向に間隔をおいている。
各配線76は、図10に示すように、導電性部36に接触された電極76aを一端部に有しており、また対応する導電性部36から結合溝74の底付近まで伸びている。
結合溝74の幅寸法は、図示の例では、第1の凸部材64の厚さ寸法とほぼ同じであるか、やや大きいが、第1の凸部材64の着脱を容易にしてもよい。各第2のシート状部材70は、結合溝74内にあってX方向に隣り合う配線76の間にスリット75を形成している。
第1及び第2の板状体44及び46並びに可動体48は、Y方向に間隔をおいてX方向へ伸びる複数のスロット78を共同して形成している。各スロット78は、第2の凸部材66を受け入れることができる大きさを有している。
第1及び第2の凸部材64及び66は、第1及び第2のシート状部材68及び70により覆われた状態で、スロット78に差し込まれている。
第1の凸部材64は、スロット78内において、結合溝74に嵌合されている。このため、配線72及び76は、スロット78内において、対向した状態で上下方向に伸びて、互いに接触されて電気的に接続されている。
図8及び11に示すように、各第2の凸部材66には、複数の位置決め部材80がX方向に間隔をおいて移動不能に取り付けられている。
図8及び図10に示すように、各第1の凸部材64には、複数の凹所82が位置決め部材80を受け入れるようにX方向に間隔をおいて形成されている。
第1及び第2のシート状部材68及び70、第1及び第2の板状体44及び46並びに可動体48は、それぞれ、位置決め部材80を受け入れることができるように、凹所82に対応する箇所を除去されている。
図1に示すように、補強部材18は、電子部品24の周りに位置するほぼ矩形の枠部84と、枠部84から仮想的な円の半径方向へ伸びる複数のアーム部86とを備える。これにより、配線基板12の上側の領域を有効に利用することができる。
配線基板12及びフレーム50のそれぞれは、均一な厚さ寸法を有している。フレーム50の上下両面は研磨されて同じ高さレベルの面とされている。補強板18の下面及びセラミック基板28の上面も、同様に研磨されて同じ高さレベルの面とされている。
導電性部22及び36の下面及び上面、並びに電極72a、76aも、同様に研磨されて同じ高さレベルの面とされている。接触子32の下端も、同様に研磨されて同じ高さレベルの面に位置されている。
図1、5及び6に示すように、配線基板12と補強板18とは、補強板18を貫通して配線基板12に螺合された複数のねじ88により結合されている。これにより、配線基板12は補強される。
各ねじ部材20は、プローブ基板14、接続器16及び配線基板12を貫通して補強板18に螺合されている。
プローブ基板14と補強板18との間隔は、各ねじ部材20の周りにあって接続器16及び配線基板12を貫通する筒状のスペーサ90により一定に維持されている。このため、各スペーサ90の上端及び下端がそれぞれ補強板18の下面及びセラミック基板28の上面に当接するように、全てのねじ部材20を補強板18にねじ込むことにより、プローブ基板14、配線基板12、接続器16及び補強板18が堅固に結合されると共に、接触子32の下端の高さ位置が同じに維持される。
上記のように組み立てられる際、第1の凸部材64は、第1のシート状部材68により覆われた状態で、第2のシート状部材70により覆われた第2の凸部材66の結合溝74に挿入される。第1及び第2の配線72及び76は、スロット74内で対向される。
上記のように組み立てられた状態において、可動板48は、押圧ねじ52をフレーム50にねじ込むことにより、図7において左方へ移動される。これにより、図11に示すように、第1及び第2の凸部材64及び66が弾性変形されて、第1及び第2の配線72及び76が確実に接触する。
プローブ基板14を交換するとき、先ず可動板48が押圧具51により図7において右方に移動された状態で、ねじ部材20が取り外される。これにより、プローブ基板14と接続器16とが、配線基板12及び補強板18から取り外される。
次いで、ねじ部材53が接続器16から外される。これにより、プローブ基板14が第2の凸部材66及び第2のシート状部材70と共に、接続器16から取り外される。
次いで、新たな第2の凸部材66及び第2のシート状部材70を備えた新たなプローブ基板14が接続器16に取り付けられ、それらプローブ基板14及び接続器16がねじ部材20により前記のように配線基板12及び補強板18に取り付けられる。
配線基板12、プローブ基板14及び接続器16の相対的な位置決めは、配線基板12からフレーム50を貫通して伸びてセラミック基板28に差し込まれた複数の位置決めピン(図示せず)により、行うことができる。
検査時、電気的接続装置10は、接触子32の下端(針先)を集積回路の電極に押圧される。このとき、接触子32の下端の高さレベルが同じであるから、全ての接触子32が集積回路の電極に確実に接触される。
電気的接続装置10によれば、配線基板12及びプローブ基板14の相互の結合及びその解除は、複数のねじ部材20により行うことができる。また、シート状部材68及び70が押圧具51により押圧されることにより、配線72及び76が電気的に接続され、その結果導電性部22及び36は電気的に接続される。
このため、プローブ基板14の導電性部36の配列パターン及び接続パターンを共通化しておき、集積回路の種類に応じた樹脂基板を製作することにより、プローブ基板14を標準化することができる。そのようにしても、導電性部22及び36は電気的に接続される。
標準化されたセラミック基板28は、これを大量に生産することにより、廉価にすることができるし、集積回路の種類に応じた樹脂基板30を在庫のセラミック基板28に形成することにより、電気的接続装置10の生産期間を短縮することができる。
プローブ基板14としてセラミック基板28と樹脂基板30とを用いると、セラミック基板28に形成する配線数を少なくすることができるし、極端な場合配線をセラミック基板28に形成しなくてもよいから、セラミック基板28の製造が容易になるし、セラミック基板28が廉価になる。
上記第1の実施例において、第1及び第2のシート状部材68及び70を、それぞれ、配線72及び76の2つのメイングループの境界近傍(第1の凸部材64の下端及び上端近傍)において2つの部材に分割してもよい。この場合、一方のメイングループの配線72及び76を有する部材を省略してもよい。
[第2の実施例]
図12を参照するに、接続器16は、第2の凸部材66を省略している。凸部材64は、配線基板12の下面からスロット78内に突出すると共にX方向へ伸びている。
第2のシート状部材70は、図12に示す第2の実施例では、配線76の2つのメイングループの境界近傍(第1の凸部材64の上端近傍)において2つの部材に分割されている。
配線72は、凸部材64の側面であってスロット78のY方向に向く内面に向けられた側面に伸びている。配線76は、スロット78の2つの内面であって凸部材64に向けられた内面に伸びている。
スロット78の幅寸法は、凸部材64の両側面及びスロット78の両内面を、それぞれ、第1及び第2のシート状部材68及び70で覆った状態で、凸部材64を受け入れることができる大きさであればよい。
第2の実施例においては、可動体48が第1及び第2の板状体44及び46に対し図12において左方へ移動されることにより、凸部材64が弾性変形されて、配線76が配線72に押圧される。
上記第2の実施例において、上記とは逆に、第1の凸部材64をセラミック基板28の上面に配置し、スロット78の前記内面を第1のシート状部材68で覆い、第1の凸部材64を第2のシート状部材70で覆ってもよい。
また、上記第2の実施例において、第1のシート状部材68を配線72の2つのメイングループの境界近傍(第1の凸部材64の下端近傍)において2つの部材に分割してもよい。
いずれの場合も、第2の実施例においては、一方のメイングループの配線72及び76を有する部材を省略してもよい。
[第3の実施例]
図13を参照するに、接続器16は、第2の凸部材66の代わりに、スロット78内に突出すると共にX方向へ伸びる凸部92及び94を、それぞれ、可動体48及び第1の板状体44に設けている。
第2のシート状部材70は、図13に示す第3の実施例では、配線76の2つのメイングループの境界近傍(第1の凸部材64の端近傍)において2つの部材に分割されている。
凸部92及び94の内向きの面は、第2のシート状部材70の上記分割された部材により覆われている。
一方のサブグループの各配線76は、凸部92のY方向に向く側面に伸びており、他方のサブグループの各配線76は、凸部94のY方向に向く側面に伸びている。
第3の実施例においても、可動体48が第1及び第2の板状体44及び46に対し図13において左方へ移動されることにより、凸部材64が弾性変形されて、配線76が配線72に押圧される。
上記第3の実施例において、上記とは逆に、凸部94を第2の板状体46に配置してもよいし、また凸部材64をセラミック基板28の上面に配置してもよい。
また、上記第3の実施例においても、第1のシート状部材68を配線72の2つのメイングループの境界近傍(第1の凸部材64の下端近傍)において2つの部材に分割してもよい。
いずれの場合も、第3の実施例においては、一方のメイングループの配線72及び76を有する部材を省略してもよい。
[第4の実施例]
図14を参照するに、第4の実施例は、図13に示す第3の実施例における凸部材64を省略している。このため、第1及び第2のシート状部材68及び70は、それぞれ、一方のサブグループの配線72及び76を有する領域を備えるが、他方のサブグループの配線72及び76を有する領域を省略している。
第1及び第2のシート状部材68及び70は、凸部94及び92の対向する面を覆っており、また配線72及び76は、それぞれ、凸部94及び92の対向する面まで伸びている。
一方のサブグループの各配線72は凸部94のY方向に向く側面に伸びており、他方のサブグループの各配線76は凸部92のY方向に向く側面に伸びている。
凸部92の上記側面には、ゴムのような板状の弾性部材98が配置されており、シート状部材70は弾性部材98の面を覆っている。そのような弾性部材98を、図12におけるスロット78のY方向に向く一対の内面の少なくとも一方に設けてもよいし、図13における凸部92又は94に設けてもよい。
第4の実施例においても、可動体48が第1及び第2の板状体44及び46に対し図14において左方へ移動されることにより、弾性部材98が弾性変形されて、配線76が配線72に押圧される。
上記第4の実施例において、上記とは逆に、凸部94を第2の板状体46に配置してもよい。
本発明は、上記実施例に限定されず、その趣旨を逸脱しない限り、種々変更することができる。
本発明に係る電気的接続装置の一実施例を示す平面図である。 図1に示す電気的接続装置の底面図である。 図1に示す電気的接続装置の正面図である。 図1に示す電気的接続装置の一部を分解してを下方から見た斜視図である。 図1に示す電気的接続装置の一部を分解して上方から見た斜視図である。 図1における6−6線に沿って得た断面図であって一部を省略して示す断面図である。 図1に示す電気的接続装置で用いる押圧具を説明するための縦断面図である。 接続器を説明するための拡大断面図である。 第1の凸部材及び第1のシート状部材の一実施例の一部を示す斜視図である。 第2の凸部材及び第2のシート状部材の一実施例の一部を示す斜視図である。 可動体を第1及び第2の板状体に対し変位させた状態を示す縦断面図である。 本発明に係る電気的接続装置の第2の実施例を示す、図11と同様の断面図である。 本発明に係る電気的接続装置の第3の実施例を示す、図11と同様の断面図である。 本発明に係る電気的接続装置の第4の実施例を示す、図11と同様の断面図である。
符号の説明
10 電気的接続装置
12 配線基板
14 プローブ基板
16 接続器
18 補強部材
20 ねじ部材
22、36、38 導電性部
24 電子部品
26 コネクタ
28 セラミック基板
30 樹脂基板
32 接触子
40 筒状部材
44、46 板状体
48 可動体
50 フレーム
51 押圧具
52 押圧ねじ
53、88 ねじ部材
54 押圧ピン
56 圧縮コイルバネ
58 止めねじ
60 ねじ穴
62 穴
64、66 凸部材
68、70 シート状部材
72、76 配線
74 結合溝
78 スロット
80 位置決め部材
82 凹所
84 枠部
86 アーム部
90 スペーサ
92、94 凸部

Claims (15)

  1. 複数の第1の導電性部を備える第1の面を有する配線基板と、複数の第2の導電性部を備える第2の面を有するプローブ基板であって前記第2の面が前記第1の面と対向されたプローブ基板と、前記配線基板及び前記プローブ基板を着脱可能に結合する複数のねじ部材と、前記第1及び第2の導電性部を電気的に接続する接続器とを含み、
    前記接続器は、前記第1の導電性部に電気的に接続された複数の第1の配線を一方の面に備える第1のシート状部材であって前記第1の配線が前記配線基板及び前記プローブ基板の間において前記第1及び第2の面に交差する第1の方向へ伸びる状態に配置された第1のシート状部材と、前記第2の導電性部に電気的に接続された複数の第2の配線を一方の面に備える第2のシート状部材であって前記第2の配線が前記第1の配線に対向されかつ前記配線基板及び前記プローブ基板の間において前記第1の方向へ伸びる状態に配置された第2のシート状部材と、前記第1及び第2のシート状部材を前記配線基板及び前記プローブ基板の間において前記第1及び第2の面と平行の面内にあって前記第1の方向と交差する第2の方向に相対的に変位させて前記第1及び第2の配線を相対的に押圧する押圧装置とを含む、電気的接続装置。
  2. 前記接続器は、前記第1の面に配置された第1の板状体と、前記第2の面に配置された第2の板状体と、前記第2の方向へ移動可能に前記第1及び第2の板状体の間に配置された板状の可動体と、前記可動体を前記第1及び第2の板状体に対して前記第2の方向に移動させる押圧具とを含み、
    前記第1の板状体、前記第2の板状体及び前記可動体は、前記第1及び第2の面の間を前記第2の方向と交差する前記第3の方向へ伸びるスロットを共同して形成するスロット部分を有しており、
    前記第1及び第2の配線は、前記スロット内において、前記第1の方向へ伸びていると共に互いに接触されている、請求項1に記載の電気的接続装置。
  3. 前記接続器は、さらに、前記第1の面に配置された第1の凸部材であって前記第1の面から前記スロット内に突出すると共に前記第3の方向へ伸びる第1の凸部材と、前記第2の面に配置された第2の凸部材であって前記第2の面から前記スロット内に突出すると共に前記第3の方向へ伸びる第2の凸部材とを含み、
    前記第1及び第2の凸部材の他方は、前記第1及び第2の凸部材のいずれか一方を受け入れるように前記第3の方向へ伸びる結合溝であって前記第1及び第2の凸部材のいずれか一方に向けられた内面を有する結合溝を含み、
    前記第1及び第2の配線のいずれか一方は、前記第1及び第2の凸部材のいずれか一方の2つの側面であって前記結合溝の前記内面に向けられた2つの側面の少なくとも一方に沿って伸びており、
    前記第1及び第2の配線の他方は、前記結合溝の前記内面に沿って伸びている、請求項2に記載の電気的接続装置。
  4. 前記第2のシート状部材は、前記結合溝内にあって前記第3の方向に隣り合う配線の間にスリットを有している、請求項2に記載の電気的接続装置。
  5. 前記第1及び第2のシート状部材のいずれか一方は、前記第1及び第2の凸部材のいずれか一方を覆っており、
    前記第1及び第2のシート状部材の他方は、さらに、前記第1及び第2の凸部材の他方の側面と、前記結合溝の第1及び第2の凸部材のいずれか一方に向けられた内面とを覆っている、請求項3に記載の電気的接続装置。
  6. 前記接続器は、さらに、記第1及び第2の面のいずれか一方に配置された凸部材であって前記第1及び第2の面のいずれか一方から前記スロット内に突出すると共に前記第3の方向へ伸びる凸部材を含み、
    前記第1及び第2の配線のいずれか一方は、前記凸部材の2つの側面であって前記スロットの前記第2の方向に向く内面に向けられた2つの側面の少なくとも一方に沿って伸びており、
    前記第1及び第2の配線の他方は、前記スロットの2つの内面であって前記凸部材に向けられた2つの内面の少なくとも一方に沿って伸びている、請求項2に記載の電気的接続装置。
  7. 前記第1及び第2の配線のいずれか一方は、さらに、前記凸部材の前記2つの側面の他方に沿って伸びており、
    前記第1及び第2の配線の他方は、さらに、前記スロットの前記2つの内面の他方に沿って伸びている、請求項6に記載の電気的接続装置。
  8. 前記第1及び第2のシート状部材の他方は、前記2つの内面の一方を覆う部材と、前記2つの内面の他方を覆う部材とを有する、請求項7に記載の電気的接続装置。
  9. 前記接続器は、さらに、前記第1及び第2の面のいずれか一方に配置された凸部材であって前記第1及び第2の面のいずれか一方から前記スロット内に突出すると共に前記第3の方向へ伸びる凸部材を含み、
    前記可動体、前記第1の板状体及び前記第2の板状体のいずれか1つは、前記スロット内に突出する凸部であって前記第3の方向へ伸びる凸部を備え、
    前記第1及び第2の配線のいずれか一方は、前記凸部材の2つの側面であって前記凸部に向く2つの側面の少なくとも一方に沿って伸びており、
    前記第1及び第2のシート状部材の他方は、前記凸部の側面であって前記凸部材に向く側面に沿って伸びている、請求項2に記載の電気的接続装置。
  10. 前記可動体は前記第1及び第2の板状体のスロット部分のいずれか一方内に突出する第1の凸部であって前記第3の方向へ伸びる第1の凸部を備え、
    前記第1及び第2の板状体のいずれか一方は、前記第1及び第2の板状体のスロット部分のいずれか一方を経て前記可動体のスロット部分内に突出する第2の凸部であって前記第3の方向へ伸びる第2の凸部を備え、
    前記第1及び第2の配線のいずれか一方は前記凸部材に沿って伸びており、
    前記第1及び第2の配線の他方は前記第1及び第2の凸部の側面に沿って伸びている、請求項2に記載の電気的接続装置。
  11. 前記第1及び第2のシート状部材の他方は、前記第1及び第2の凸部の一方を覆う部材と、前記第1及び第2の凸部の他方を覆う部材とを有する、請求項10に記載の電気的接続装置。
  12. 前記可動体は、前記第1及び第2の板状体のスロット部分のいずれか一方内に突出する第1の凸部であって前記第3の方向へ伸びる第1の凸部を備え、
    前記第1及び第2の板状体のいずれか一方は、前記第1及び第2の板状体のスロット部分のいずれか一方を経て前記可動体のスロット部分内に突出する第2の凸部であって前記第3の方向へ伸びる第2の凸部を備え、
    前記第1及び第2の配線のいずれか一方は、前記第1の凸部の側面であって前記第2の凸部に向く側面に沿って伸びており、
    前記第1及び第2の配線の他方は、前記第2の凸部の側面であって前記第1の凸部に向く側面に沿って伸びている、請求項11に記載の電気的接続装置。
  13. 前記第1又は第2の凸部は、これの側面に配置された弾性部材を備える、請求項10に記載の電気的接続装置。
  14. 前記可動体、前記第1の板状体及び前記第2の板状体のいずれか1つは、前記第1及び第2の板状体のスロット部分のいずれか一方内に突出する凸部であって前記第3の方向へ伸びる凸部、又は前記第1及び第2の板状体のスロット部分のいずれか一方を経て前記可動体のスロット部分内に突出する凸部であって前記第3の方向へ伸びる凸部を備え、
    前記第1及び第2の配線のいずれか一方は、前記凸部の側面であって前記第3の方向に向く側面に沿って伸びており、
    前記第1及び第2の配線の他方は、前記可動体、前記第1の板状体及び前記第2の板状体の残りのいずれか1つのスロット部分の内面であって前記凸部に向く内面に沿って伸びている、請求項2に記載の電気的接続装置。
  15. 前記凸部は、これの側面に配置された弾性部材を備える、請求項14に記載の電気的接続装置。
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