JPH10220783A - 温水床暖房システムの制御装置 - Google Patents

温水床暖房システムの制御装置

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JPH10220783A
JPH10220783A JP2563497A JP2563497A JPH10220783A JP H10220783 A JPH10220783 A JP H10220783A JP 2563497 A JP2563497 A JP 2563497A JP 2563497 A JP2563497 A JP 2563497A JP H10220783 A JPH10220783 A JP H10220783A
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heating
floor heating
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hot
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 暖房負荷の影響を受けにくく、快適な立ち上
がりをする。 【解決手段】 床暖房の運転開始初期に通常運転時より
高温の温水を供給する床暖房ホットダッシュ動作におい
て加熱用熱交換器12で加熱される温水の目標湯温を、
リモコン4で設定された床暖房レベル(床加熱能力)と
外気温サーミスタ404で検知される外気温度とに基づ
いて、床暖房レベルが大きいほど高く且つ外気温度が低
いほど高く設定するとともに、その継続時間を床暖房レ
ベルが大きいほど長くなるように設定する。使用者の暖
房要求が大きく、外気温度が低い場合には、高温の温水
が長い時間室内機2へ供給され、床暖房要求が小さく外
気温度が低くない場合には、高すぎない湯温の温水が短
い時間だけ供給される。暖房負荷の大きい場合に、供給
熱量が不足したり、暖房簿上負荷が小さい場合に、過剰
な熱量が供給されることがなく、快適な立ち上がりをす
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、加熱源によって加
熱された温水を室内の床面に設置された床暖房パネル等
に循環させる室内の床暖房運転の開始初期に、床暖房パ
ネル等へ供給する温水の温度を通常運転時の温水温度よ
り高くするホットダッシュ動作を行う温水床暖房システ
ムの制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】温水を床暖房パネル等へ供給して暖房を
行う温水床暖房システムでは、リモコン等の床暖房運転
スイッチ等により運転開始を指示すると、床暖房パネル
が設けられた温水回路に温水を循環させる循環ポンプを
駆動し、リモコン等の能力設定器で設定された暖房レベ
ルに応じて、床暖房パネルへ供給される温水温度を決定
し、バーナ等の加熱手段の加熱量を決定された暖房レベ
ルに応じて調節して、安定した暖房能力で運転してい
る。
【0003】また、特に、運転開始初期には,通常の運
転時より高温の温水を循環させることによって、運転開
始初期の暖房能力を向上させるように、ホットダッシュ
動作を行うようにしたものもある。こうしたホットダッ
シュ動作では、床暖房パネル等へ供給される温水の温度
は、従来は、例えば、運転開始から40分間は80℃、
その後、運転開始から60分までの間は65℃、さらに
運転開始から60分を経過した以降は47℃というよう
に、あらかじめ決められた時間中には、あらかじめ決め
られた固定の温度に調節されていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述のとおり、ホット
ダッシュ動作を有する温水床暖房システムにおいては、
暖房が開始される場合には、いつでも決まった温度と時
間のホットダッシュ動作によって室内が暖房される。こ
のために、暖房負荷が小さい場合には、ホットダッシュ
動作の時間が長すぎるなどして過剰な暖房となったり、
暖房負荷が大きい場合には、供給される温水の温度が低
いなどの理由で立ち上がりが悪いといった具合に、それ
ぞれの暖房負荷に対処できない。従って、必ずしも快適
な状態で床暖房を開始させることができなかったという
問題がある。
【0005】本発明は、温水床暖房システムにおいて、
暖房負荷の影響を受けにくく、快適な立ち上がりをする
ことを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、請求項1で
は、加熱手段の加熱により内部を通過する水を加熱する
加熱用熱交換器と、室内の床面に配置され内部を通過す
る温水を熱源として室内を暖房する床暖房手段とを接続
して温水回路を形成し、ポンプを作動させて前記加熱用
熱交換器で加熱された温水を前記温水回路に循環させる
温水床暖房システムであって、床暖房運転の開始初期に
は、前記加熱手段により加熱される温水の目標温度を通
常運転時の温水の温度より高温にするホットダッシュ動
作を行う制御手段を有する温水床暖房システムの制御装
置において、前記制御手段は、前記床暖房手段の床加熱
能力を設定するための能力設定手段と、前記床暖房手段
が配置された前記室内の外部の外気温度を検知する外気
温センサとを備え、前記ホットダッシュ動作を継続する
ホットダッシュ時間及び前記ホットダッシュ動作におい
て前記加熱手段により加熱される温水のホットダッシュ
目標温度を、前記能力設定手段により設定された床暖房
能力と前記外気温センサにより検知された外気温度とに
基づいて決定することを技術的手段とする。
【0007】請求項2では、請求項1において、前記制
御手段は、前記能力設定手段により設定された床暖房能
力と、前記外気温センサにより検知された外気温度とに
対応した前記ホットダッシュ目標温度のマトリックスパ
ターンを有することを技術的手段とする。請求項3は、
請求項1、2において、前記制御手段は、前記ホットダ
ッシュ時間を、前記能力設定手段により設定された前記
床加熱能力のみに基づいて決定することを技術的手段と
する。
【0008】以上の構成により、本発明では、床暖房が
開始されると、能力設定手段によって設定された床暖房
能力と外気温センサによって検知された外気温度とに基
づいて、ホットダッシュ時間および加熱手段により加熱
されるホットダッシュ目標温度が決定される。ここで
は、例えば、加熱される温水のホットダッシュ目標温度
は、外気温度が低いほど高く且つ設定された床暖房能力
が大きいほど高くなるように、決定するとよい。
【0009】また、決定されるホットダッシュ時間とし
ては、決定されるホットダッシュ目標温度が高いほど長
く、低いほど短くなるようにしたり、使用者の暖房の要
求の程度に応じて、設定された床暖房能力が大きいほど
長くするようにすればよい。これにより、床暖房運転が
開始されると、床暖房運転初期には、設定された床暖房
能力が大きいほど、また外気温度が低いほど、高い温度
の温水が長い時間継続して、床暖房手段に供給されるこ
とになる。
【0010】この結果、暖房負荷が小さい場合には、温
度が高すぎる温水が長く供給されすぎることがなく、ま
た、暖房負荷が大きい場合には、供給される温水の温度
が低すぎるために、暖房のために必要な熱量が確保でき
なかったり、高温の温水が供給される時間が短すぎるな
どの不具合が生じることがなくなり、運転開始初期に使
用者が必要とする熱量がまとまって供給されることにな
る。従って、外気温度の違いなどに応じたしかも使用者
の要求に応じた最適な暖房能力で、床暖房運転を立ち上
がらせることができる。
【0011】
【発明の実施の形態】次に本発明を、以下に示す実施例
に基づいて説明する。図1は、本発明の温水床暖房シス
テムに係わる温水暖房式エアコンシステムの実施例を示
す。図1において、1は加熱源及び冷却源を有し屋外に
設置される室外機、2は室内上方の壁部に配置される室
内機であり、3は放熱用温水配管を有し室内の床面に配
置される床暖房パネルであり、室内機2は温水配管及び
冷却用配管によって、床暖房パネル3は温水配管によっ
て室外機1とそれぞれ接続されている。この室外機1、
室内機2、床暖房パネル3及びこれらを接続する温水配
管、冷却配管により温水回路10および冷凍サイクル2
0がそれぞれ形成されている。
【0012】室外機1には、温水回路10の構成とし
て、一定回転で駆動される循環ポンプ11、加熱用熱交
換器12、プレッシャータンク13が設けられ、加熱用
熱交換器12には加熱源としてのガスバーナ100が備
えられている。また、床暖房パネル3へ向かう温水配管
には、床暖熱動弁14が設けられている。ここで、床暖
熱動弁14は、電気ヒータ等の熱により開閉制御するも
のであり、開閉に時間が掛かるが、温水の循環を停止さ
せる際、大きな作動力により確実に温水循環回路を閉鎖
することができる。床暖熱動弁14の代わりに、電磁弁
またはモータ弁であってもよい。
【0013】他方、冷凍サイクル20の構成としては、
インバータ制御されるモータにより駆動されて冷媒であ
る冷媒ガスを圧縮する圧縮機21、凝縮器22、ストレ
ーナ23、キャピラリチューブ24が設けられ、凝縮器
22には放熱ファン25が備えられている。
【0014】室内機2には、温水回路10の構成として
暖房用熱交換器15が設けられ、冷凍サイクル20の蒸
発器としての冷房用熱交換器26が設けられ、各熱交換
器15、26に対して、室内空気を循環させる対流ファ
ン200が備えられていて、室内空気を冷房用熱交換器
26→暖房用熱交換器15の順で通過させて、再び室内
へ送り出す。
【0015】室外機1、室内機2及び床暖房パネル3に
おいて、温水回路10は、循環ポンプ11の吐出側に加
熱用熱交換器12の流入側が接続され、加熱用熱交換器
12の流出側で温水配管が2つに分岐し、一方には室内
機2の暖房用熱交換器15の流入側が接続されている。
分岐した他方の温水配管には、床暖熱動弁14を介して
床暖房パネル3の流入側と接続されている。暖房用熱交
換器15の流出側の温水配管と床暖房パネル3の流出側
の温水配管は合流し、プレッシャータンク13を介して
循環ポンプ11の吸引側に接続されている。
【0016】以上の構成を有する温水回路10では、循
環ポンプ11の作動によって、循環ポンプ11→加熱用
熱交換器12→暖房用熱交換器15→プレッシャータン
ク13→循環ポンプ11の循環回路で、または循環ポン
プ11→加熱用熱交換器12→床暖熱動弁14→床暖房
パネル3→プレッシャータンク13→循環ポンプ11の
循環回路で、ガスバーナ100によって加熱された温水
が循環する。
【0017】他方、冷凍サイクル20では、冷媒は、冷
媒圧縮機21→凝縮器22→ストレーナ23→キャピラ
リチューブ24→冷房用熱交換器26→冷媒圧縮機21
を循環し、循環中に、冷媒は凝縮器22で気相→液相の
状態変化をして熱の放出を行い、冷房用熱交換器26で
液相(霧状)→気相の状態変化をして熱の吸収を行って
室内空気を冷却する。
【0018】室外機1の加熱源であるガスバーナ100
は、燃焼用空気を燃焼ファン101によって供給するも
ので、ガスバーナ100へ燃料ガスを供給する燃料供給
路102には、2つのガス電磁弁103、104とガス
比例弁105が設けられており、また、ガスバーナ10
0の炎口の近傍には、点火電極106とフレームロッド
107とが設けられている。
【0019】制御装置400は、使用者によって操作さ
れるリモコン4に応じて各種の運転をマイコンによって
制御するもので、室外機1と室内機2とに別れて設けら
れていて、相互に各種の信号を伝送する。
【0020】制御装置400は、各種の制御を行うため
に、室外機1の加熱用熱交換器12の温水の流出側で温
水温度を検知する高温水サーミスタ401、室内機2の
暖房用熱交換器15の温水の流出側で温水温度を検知す
る室内温水サーミスタ402、室内機2内で室内温度を
検知する室温サーミスタ403、室外機1が設置される
屋外の外気温度を検知する外気温度サーミスタ404を
備えている。
【0021】以上の構成からなる温水暖房式エアコンシ
ステムは、制御装置400によって、暖房運転として
は、床暖房パネル3のみによる床単独運転、床暖房パネ
ル3と室内機2によるデュエット暖房運転を、また、冷
凍サイクル20の作動を伴うものでは、室内機2のみに
よるドライ運転、床暖房パネル3と室内機2によるデュ
エットドライ運転、室内機2による冷房運転がそれぞれ
制御される。なお、冷房運転および各ドライ運転におい
ては、圧縮機21を駆動するインバータ制御として、圧
縮機21の回転数が制御される。以下では、暖房運転と
しての床単独運転とデュエット暖房運転について説明す
る。
【0022】〔床単独運転〕床単独運転は、循環ポンプ
11を一定回転で駆動し、ガスバーナ100を燃焼させ
て、床暖房パネル3のみによって床暖房運転を行うもの
である。なお、床単独運転の間にも、加熱用熱交換器1
2で加熱された温水が室内機2の暖房用熱交換器15に
も循環するが、床単独運転では、対流ファン200の作
動は停止されていて、暖房用熱交換器15の内部を通過
する温水の熱が室内へ放出されにくくなっているため、
暖房用熱交換器15による暖房効果はほとんど得られな
い。
【0023】床単独運転では、床暖房の立ち上がりを向
上させるために、リモコン4の床暖房運転のオン操作に
応じて、運転開始初期には、床暖房通常運転時より高温
の温水を床暖房パネル3へ供給する床暖房ホットダッシ
ュ動作を行い、この床暖房ホットダッシュ動作の後は、
床暖房通常運転を行う。
【0024】床暖房通常運転では、リモコン4により7
段階に設定される床暖房レベルHnと外気温度サーミス
タ404の検知する外気温度Taとに応じて、加熱用熱
交換器12で加熱される温水の通常目標湯温TOを決定
し、決定された通常目標湯温TOになるように、燃焼フ
ァン101およびガス比例弁105をそれぞれ制御し
て、ガスバーナ100の燃焼量を調節する。
【0025】リモコン4によって設定される各床暖房レ
ベルは、床暖房通常運転において、例えば、暖房能力が
最低の1速では、床面温度が26℃になるように、中間
の4速では、床面温度が31℃になるように、最高の7
速では、床面温度が36℃になるようにするものであ
り、通常目標湯温TOは、それぞれの床暖房レベルHn
において、外気温度Taが低いほど高く、高いほど低く
目標湯温TOを外気温度Taに応じて決定されるもので
ある。
【0026】本実施例においては、各通常目標湯温TO
は、リモコン4により設定された床暖房レベルHnと外
気温度サーミスタ404の検知する外気温度Taとに対
応してあらかじめ設定された通常目標湯温TOのデータ
がマイコンのメモリに記憶されており、床暖房レベルH
nと外気温度Taが与えられると、それらに対応した通
常目標湯温TOが決定される。本実施例における床暖房
レベルHnと外気温度Taとにより決定される通常目標
湯温TOとの関係の一例を表1に示す。
【0027】
【表1】
【0028】このように、外気温度Taに基づいて床暖
房レベルHnに対応した温水の通常目標湯温TOを設定
するため、快適な暖房を行うことができる。
【0029】上記のとおり通常目標湯温TOが決定され
る床暖房通常運転に対して、床暖房ホットダッシュ動作
では、暖房負荷や使用者の暖房要求の程度に応じて、適
切な床暖房ホットダッシュ動作が行われるようにするた
めに、加熱用熱交換器12で加熱される温水のホットダ
ッシュ目標湯温Tdを、上記表1に示した各通常目標湯
温TOより、更に高い湯温になるように、リモコン4で
設定される床暖房レベルHnと外気温サーミスタ404
で検知される外気温度Taに基づいて、床暖房レベルH
nが大きいほど高く、且つ、外気温度Taが低いほど高
く決定する。
【0030】各ホットダッシュ目標湯温Tdは、通常目
標湯温TOと同様に、リモコン4により設定された床暖
房レベルHnと外気温度サーミスタ404の検知する外
気温度Taとに対応してあらかじめ設定されたホットダ
ッシュ目標湯温Tdのデータがマイコンのメモリに記憶
されており、床暖房レベルHnと外気温度Taが与えら
れると、それらに対応したホットダッシュ目標湯温Td
が決定される。本実施例における床暖房レベルHnと外
気温度Taとにより決定されるホットダッシュ目標湯温
Tdとの関係の一例を表2に示す。
【0031】
【表2】
【0032】また、床暖房ホットダッシュ動作において
は、床暖房ホットダッシュ動作を継続する床暖房ホット
ダッシュ時間tを、床暖房ホットダッシュ動作が開始さ
れる前に決定する。本実施例では、リモコン4によって
設定される床暖房レベルHnに応じて、設定された床暖
房レベルHnが大きいほど長く、小さくなるにつれて短
く設定する。本実施例において決定される床暖房ホット
ダッシュ時間tの一例を表3に示す。
【0033】
【表3】
【0034】以上のとおり制御される床単独運転の作動
を、図2に基づいて以下に説明する。リモコン4により
床単独運転の運転開始の指示があると(ステップ100
においてYES)、始めに床暖房ホットダッシュ動作を
行う。床暖房ホットダッシュ動作としては、始めにホッ
トダッシュ目標湯温Tdを、リモコン4により設定され
た床暖房レベルHnと外気温サーミスタ404に検知さ
れた外気温度Taとに基づいて、上記表2に示したとお
り決定する(ステップ110)。続けて、床暖房ホット
ダッシュ時間tを、リモコン4により設定された床暖房
レベルHnに基づいて、上記表3に示したとおり決定す
る(ステップ120)。以上、ホットダッシュ目標湯温
Tdと床暖房ホットダッシュ時間tとが決定されると、
床暖房ホットダッシュ動作を開始する(ステップ13
0)。
【0035】床暖房ホットダッシュ動作では、床暖熱動
弁14を開き、循環ポンプ11の駆動を開始するととも
にガスバーナ100の燃焼を開始する。床暖房ホットダ
ッシュ時間tの間は、高温水サーミスタ401によって
検知される温度が上記のとおり決定されたホットダッシ
ュ目標湯温Tdになるように燃焼ファン101及びガス
比例弁105を制御する。これにより、ガスバーナ10
0によって、通常運転時に決められる通常目標湯温TO
より高く、且つ、使用者の要求や暖房負荷に応じた、最
適な湯温に加熱された温水が、運転開始直後から床暖房
ホットダッシュ時間tの間連続して床暖熱動弁14を通
過して床暖房パネル3で放熱するため、暖房開始初期に
十分な床暖房能力が確保でき、室内温度の立ち上がりが
向上する。
【0036】決定された床暖房ホットダッシュ時間tが
経過するまでは(ステップ140においてNO)床暖房
ホットダッシュ動作を継続し、床暖房ホットダッシュ時
間tが経過すると(ステップ140においてYES)、
床暖房ホットダッシュ動作を終了し、床暖房通常運転へ
移行する(ステップ150)。
【0037】床暖房通常運転では、リモコン4により設
定された床暖房レベルHnと外気温サーミスタ404に
検知された外気温度Taとに基づいて上記表1に示した
とおり決定し、決定された通常目標湯温TOに応じて、
ガスバーナ100の燃焼量を制御して、暖房能力の制御
として温水温度を調節する。
【0038】以後、リモコン4により床暖房運転の停止
が指示されるまで(ステップ160においてNO)、床
暖房通常運転を行い、床暖房運転の停止が指示されると
(ステップ160においてYES)、ガスバーナ100
の燃焼を停止した2分後に、循環ポンプ11の作動も停
止して床暖房運転を停止する(ステップ170)。
【0039】以上のとおり、床単独運転では、リモコン
4の指示により床暖房運転が開始された運転開始初期の
床暖房ホットダッシュ動作において加熱される温水のホ
ットダッシュ目標湯温Tdと床暖房ホットダッシュ時間
tとを、リモコン4により設定された床暖房レベルHn
と外気温サーミスタ404によって検知される外気温度
Taとに基づいて、通常目標湯温TOより高く決定する
ため、暖房負荷が小さい場合に、温度が高すぎる温水が
長い時間供給されすぎることがなく、また、暖房負荷が
大きい場合に、供給される温水の温度が低すぎるため
に、床暖房のための必要な熱量が確保できなかったり、
高温の温水が供給される時間が短すぎるなどの不具合が
生じることがなくなり、運転開始初期に使用者が必要と
する熱量がまとまって供給されることになる。従って、
外気温度の違いなどに応じたしかも使用者の要求に応じ
た最適な暖房能力で、床暖房運転を立ち上がらせること
ができる。
【0040】〔デュエット暖房運転(複合暖房運転)〕
デュエット暖房運転は、室内機2と床暖房パネル3とに
より室内の暖房を行うものであるが、主に室内機2によ
って室内の温度を上昇させるもので、床暖房パネル3
は、室内機2の補助として作用することになる。従っ
て、上記の床単独運転において、制御に用いられたリモ
コン4により設定される床暖房レベルHnは、デュエッ
ト暖房運転では、用いられず暖房能力の制御には無関係
となる。
【0041】デュエット暖房運転では、床暖房パネル3
について、上記の床単独運転の場合の床暖房ホットダッ
シュ動作を行うと、室内温度を上昇させるのに有効な暖
房用熱交換器15へ供給される温水の流量が減少し、室
温の立ち上がりが遅くなるため、運転開始から所定時間
(例えば20〜30分間)が経過するまでは、床暖熱動
弁14を閉じることによって、床暖房パネル3への温水
流量を制限する。その後は、リモコン4の設定室温Tse
t と室温サーミスタ403に検知される検知室温Trと
により温調運転を行う。
【0042】温調運転では、室温サーミスタ403によ
り検知される検知室温Trがリモコン4による目標室温
Tset より低い間には、室内機2および床暖房パネル3
による暖房運転を行い、室内温度Trと設定温度Tset
との温度差に応じて加熱用熱交換器12で加熱される温
水の目標湯温TOが決定され、決定された目標湯温TO
に応じて、ガスバーナ100の燃焼量を制御して、暖房
能力の制御として温水温度の調節を行い、この間、対流
ファン200を駆動して、室内空気を循環させる。
【0043】一方、検知室温Trが目標室温Tset より
高くなると、ホットキープ動作を行う。ホットキープ動
作としては、循環ポンプ11の駆動とガスバーナ100
の燃焼を継続させたままで対流ファン200の作動のみ
を停止させて、床暖房パネル3による暖房のみを継続さ
せる。このとき、室内機2の暖房用熱交換器15にも温
水が循環するが、暖房用熱交換器15は対流ファン20
0の作動によって内部を通過する温水の熱が室内へ放出
される構造であるため、暖房用熱交換器15による暖房
効果はほとんど得られない。
【0044】このホットキープ動作は、室内機2による
暖房運転を休止させて床暖房パネル3のみによって暖房
を行うものであり、暖房能力が小さくなるため、室内機
2の休止中には、室内温度が低下する。本実施例では、
検知室温Trが目標室温Tset に対して、どの程度高い
かに応じてホットキープ動作時間tsを決定し、暖房負
荷が大きく室内機2の休止中に室内温度が低下しやすい
場合には、ホットキープ動作時間tsを短く、逆に暖房
負荷が小さく室内機2の休止中に室内温度が低下しにく
い場合ほど、ホットキープ動作時間tsを長く決定す
る。
【0045】本実施例における検知室温Trと目標室温
Tset との温度差と決定されるホットキープ動作時間t
sとの関係としては、例えば、検知室温Trが目標室温
Tset に対して0.5℃〜1.0℃の範囲であればホッ
トキープ動作時間tsを1分に、1.5℃〜2.0℃の
範囲であれば5分、3.5℃以上の場合では20分とい
うように、温度差に対応するホットキープ動作時間ts
をあらかじめ設定しており、これらの各ホットキープ動
作時間tsは、算出された検知室温Trと目標室温Tse
t との温度差に対応してあらかじめ設定されたホットキ
ープ動作時間tsのデータがマイコンのメモリに記憶さ
れており、温度差が与えられると、その温度差に対応し
たホットキープ動作時間tsが決定される。
【0046】ホットキープ動作の間は、検知室温Trが
目標室温Tset に対して十分に上昇している状態であ
り、室内に対する大きな加熱量が不要な状態である。従
って、この対流ファン200の作動が停止するホットキ
ープ動作の間には、加熱用熱交換器12で加熱される温
水の目標湯温TOを、リモコン4の設定温度Tset およ
び室温サーミスタ403の室内温度Trに関係なく、外
気温度サーミスタ404によって検知される外気温度T
aに基づいて決定する。本実施例では、上記の床単独運
転における表1の床暖房レベルHnの4速に相当する外
気温度Taに対応した目標湯温TOが決定される。
【0047】なお、ホットキープ動作においては、対流
ファン200の作動が停止するため、室内空気の循環が
停止して室内機2内の暖房用熱交換器15に循環する温
水の熱により、室内機2内に設けられた室温サーミスタ
403による室内温度の正しい検知ができなくなるが、
ホットキープ動作が終了した後には、一定時間(例えば
3分間だけ強制的に対流ファン200を作動させて、室
内機2内の放熱を図り、正しい室内温度の検知を行うよ
うにしている。このため、ホットキープ動作が終了して
も、一定時間(3分間)が経過するまでは、室内温度の
検知を行わず、新たなホットキープ動作時間tsの決定
は、一定時間(3分間)の終了時に行われ、このとき、
検知室温Trが目標室温Tset よりまだ高い場合には、
一定時間(3分間)の対流ファン200の作動の後に、
再び、外気温度Taに応じて決まる新たなホットキープ
動作時間tsだけ、対流ファン200の作動を停止す
る。
【0048】なお、デュエット暖房運転では、ガスバー
ナ100の所定の点火制御をし、循環ポンプ11の駆動
を開始した後でも、室内温水サーミスタ402の検知温
度が十分に高くなるまでは(例えば30℃)、冷風の吹
き出しを防止するために、対流ファン200の駆動を開
始せず、十分温度が上昇した後に、対流ファン200に
よる送風を開始する。また、運転開始後、所定時間が経
過するまでに、検知室温Trが目標室温Tset より高く
なった場合にも、ホットキープ動作が行われる。
【0049】なお、ガスバーナ100の燃焼量は、高温
水サーミスタ401の検知温度に基づいて、それぞれの
目標湯温TOが得られるように、燃焼ファン101およ
びガス比例弁105の制御により調節される。また、運
転終了後には、ガスバーナ100の燃焼停止後、2分を
経過してから循環ポンプ11の作動を停止することによ
り、余熱を利用して滑らかに暖房運転を停止させること
ができる。
【0050】以上のとおり、本発明では、床単独運転に
おいて、運転開始初期の床暖房ホットダッシュ動作にお
いては、通常目標湯温TOより高く決定される温水のホ
ットダッシュ目標湯温Tdを、リモコン4により設定さ
れた床暖房レベルHnと外気温サーミスタ404によっ
て検知される外気温度Taとに基づいて、外気温度Ta
が低いほど高く且つ設定された床暖房レベルHnが大き
いほど高くなるように決定するため、暖房負荷が小さい
場合に温度が高すぎる温水が供給されたり、逆に、暖房
負荷が大きい場合に供給される温水の温度が低すぎるた
めに、床暖房のための必要な熱量が確保できなかったり
することがない。また、床暖房ホットダッシュ時間t
が、床暖房レベルHnに基づいて、使用者の要求に応じ
て決定されるため、使用者の暖房の要求が大きい場合に
高温の温水が供給される時間が短すぎるなどの不具合が
生じることがなくなり、運転開始初期に使用者が必要と
する熱量がまとまって供給されることになる。従って、
外気温度の違いなどに応じたしかも最適な暖房能力で、
床暖房運転を立ち上がらせることができ、床暖房の快適
性を向上させることができる。
【0051】上記実施例では、床暖房ホットダッシュ時
間tを床暖房レベルHnのみによって決定するようにし
たが、ホットダッシュ目標湯温Tdと同様に、床暖房レ
ベルHnと外気温度Taとの両方にに基づいて決定する
ようにしてもよい。その場合の具体的な例としては、上
記表2に示した、ホットダッシュ目標湯温Tdに応じ
て、例えば、80℃以上の場合には60分、70℃〜8
0℃の場合には55分など、表2で決定されるホットダ
ッシュ目標湯温Tdを数段階の範囲に分割し、各範囲に
それぞれ異なる床暖房ホットダッシュ時間tを割り当て
て設定するなどがある。その場合のホットダッシュ目標
湯温Tdの範囲の分割の仕方は、この例に限られるもの
でなく、5℃〜15℃の任意の範囲を設定して分割する
ことができる。
【0052】上記実施例では、ホットキープ動作とし
て、対流ファンを停止するものを示したが、室内機2へ
の温水回路10に遮断弁を設けて、温水の供給を停止す
るようにしてもよい。この場合には、対流ファンの作動
を低回転数で継続させてもよい。上記実施例では、ガス
バーナを加熱源としたものを示したが、石油バーナや電
気加熱など、他の加熱源による温水暖房システムでもよ
い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示す温水エアコンシステムの
概略構成図である。
【図2】本発明の実施例における床単独運転の制御動作
を説明するための流れ図である。
【符号の説明】
3 床暖房パネル(床暖房手段) 4 リモコン(能力設定手段) 10 温水回路 11 循環ポンプ 12 加熱用熱交換器 100 ガスバーナ(加熱手段) 400 制御装置(制御手段、 404 外気温度サーミスタ(外気温センサ)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 加熱手段の加熱により内部を通過する水
    を加熱する加熱用熱交換器と、室内の床面に配置され内
    部を通過する温水を熱源として室内を暖房する床暖房手
    段とを接続して温水回路を形成し、ポンプを作動させて
    前記加熱用熱交換器で加熱された温水を前記温水回路に
    循環させる温水床暖房システムであって、床暖房運転の
    開始初期には、前記加熱手段により加熱される温水の目
    標温度を通常運転時の温水の温度より高温にするホット
    ダッシュ動作を行う制御手段を有する温水床暖房システ
    ムの制御装置において、 前記制御手段は、 前記床暖房手段の床加熱能力を設定するための能力設定
    手段と、 前記床暖房手段が配置された前記室内の外部の外気温度
    を検知する外気温センサとを備え、 前記ホットダッシュ動作を継続するホットダッシュ時間
    及び前記ホットダッシュ動作において前記加熱手段によ
    り加熱される温水のホットダッシュ目標温度を、前記能
    力設定手段により設定された床暖房能力と前記外気温セ
    ンサにより検知された外気温度とに基づいて決定するこ
    とを特徴とする温水床暖房システムの制御装置。
  2. 【請求項2】 前記制御手段は、 前記能力設定手段により設定された床暖房能力と、 前記外気温センサにより検知された外気温度とに対応し
    た前記ホットダッシュ目標温度のマトリックスパターン
    を有することを特徴とする請求項1記載の温水床暖房シ
    ステムの制御装置。
  3. 【請求項3】 前記制御手段は、 前記ホットダッシュ時間を、前記能力設定手段により設
    定された前記床加熱能力のみに基づいて決定することを
    特徴とする請求項1または2に記載の温水床暖房システ
    ムの制御装置。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010019523A (ja) * 2008-07-14 2010-01-28 Hokkaido Gas Co Ltd 暖房用熱源機
JP2014066497A (ja) * 2012-09-27 2014-04-17 Noritz Corp 温水循環式暖房装置
CN114383231A (zh) * 2021-12-20 2022-04-22 青岛海尔空调器有限总公司 睡眠空调的控制方法、控制系统、电子设备和储存介质
JP7094429B1 (ja) * 2021-10-06 2022-07-01 東京瓦斯株式会社 床暖房装置

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