JP2010019523A - 暖房用熱源機 - Google Patents

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Satotomo Itano
愉朋 板野
Yoshimiki Kani
佳幹 可児
Shinkei Morita
真啓 森田
Hironori Inami
裕基 井浪
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Hokkaido Gas Co Ltd
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Rinnai Corp
Hokkaido Gas Co Ltd
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Abstract

【課題】暖房機2に設けられた放熱器2aに熱媒体を供給する暖房用熱源機1であって、熱媒体が流れる熱交換器12と、熱交換器12を介して熱媒体を加熱するバーナ11と、熱交換器12で加熱される熱媒体の温度が所定温度となるようにバーナ11の燃焼量を制御するコントローラ17とを備えるものにおいて、暖房機2の熱動弁2bが頻繁に開閉されることを抑制し、熱動弁2bの耐久性が低下することを抑制させる。
【解決手段】外気温を検知する外気温センサ5が設けられ、コントローラ17は、外気温センサ5で検知された外気温が高い場合には前記所定温度を低く設定し、外気温センサ5で検知された外気温が低い場合には前記所定温度を高く設定する。
【選択図】図2

Description

本発明は、暖房機に設けられた放熱器に熱媒体を供給する暖房用熱源機に関する。
従来、熱源機で加熱された温水等の熱媒体を循環回路を介して暖房機の放熱器に供給し暖房を行う暖房システムが知られている(例えば、特許文献1参照)。特許文献1の暖房システムでは、循環回路に熱動弁が介設され、熱動弁の開閉により室温が設定温度となるように温調する。熱源機は、熱媒体が流れる熱交換器と、熱交換器を介して熱媒体を加熱するバーナと、熱交換器で加熱される熱媒体の温度が所定温度となるようにバーナの燃焼量を制御するコントローラとを備える。
尚、特許文献1の暖房システムは、上記暖房機に加えて低温暖房端末たる床暖房パネルを備えている。床暖房パネルの単独運転時には、熱媒体の温度が60℃になるようにバーナの燃焼量を制御するが、上記暖房機の運転時には熱媒体の温度が80℃になるようにバーナの燃焼量を制御する。
特開2004−28456号公報
従来の暖房用熱源機では、外気温に関係なく80℃の熱媒体が暖房用放熱器に送られるため、外気温が高く暖房負荷が小さい場合には、熱動弁が頻繁に開閉され、熱動弁の耐久性が低下する虞がある。
本発明は、以上の点に鑑み、熱動弁が頻繁に開閉されることを抑制し、熱動弁の耐久性が低下することを抑制させることができる暖房用熱源機を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明は、暖房機に設けられた放熱器に熱媒体を供給する暖房用熱源機であって、熱媒体が流れる熱交換器と、熱交換器を介して熱媒体を加熱するバーナと、熱交換器で加熱される熱媒体の温度が所定温度となるようにバーナの燃焼量を制御するコントローラとを備えるものにおいて、外気温を検知する外気温センサが設けられ、コントローラは、外気温センサで検知された外気温が高い場合には前記所定温度を低く設定し、外気温センサで検知された外気温が低い場合には前記所定温度を高く設定することを特徴とする。
本発明によれば、外気温が高い場合には、屋内から屋外への放熱量が少なく暖房負荷が小さいため、コントローラは前記所定温度を低く設定する。これにより、外気温が高く暖房負荷が小さい場合には、比較的低い温度の熱媒体が暖房機の放熱器に供給されることとなり、熱動弁の開閉回数を従来よりも少なくすることができ、熱動弁の耐久性の低下を抑制させることができる。
逆に、外気温が低い場合には、屋内から屋外への放熱量が多く暖房負荷が大きいため、コントローラは前記所定温度を高く設定する。これにより、外気温が低く暖房負荷が大きい場合には、比較的高い温度の熱媒体が暖房機の放熱器に供給されることとなり、室内を迅速に暖めることができる。
図1に示すように、本発明の実施形態の暖房用熱源機1は、熱媒体としての温水を加熱し温水循環路を介して、暖房機としてのパネルヒータ2、浴室暖房乾燥機3に供給するものである。暖房用熱源機1、パネルヒータ2、浴室暖房乾燥機3で暖房システムSを構成する。
暖房用熱源機1は、バーナ11の燃焼により温水を加熱する熱交換器12と、熱交換器12から供給される温水の温度を検出する水温センサ13と、温水循環路の温水を循環させる循環ポンプ14と、温水循環路の温水の膨張を吸収する膨張タンク15と、熱交換器12から供給される温水を熱交換器12に戻すバイパス路16と、バーナ11の燃焼を制御するコントローラ17とを備える。
更に、暖房用熱源機1は、バーナ11に燃料ガスを供給するガス供給管18と、ガス供給管18を開閉する元ガス電磁弁18a及びガス電磁弁18bと、バーナ11への燃料ガスの供給量を調節するガス比例弁18cと、バーナ11に燃焼用空気を供給する燃焼ファン19とを備える。
暖房用熱源機1で加熱された温水は、3つのパネルヒータ2の放熱器2aが直列に介設された第1温水循環路21に供給される。又、暖房用熱源機1で加熱された温水は、第1温水循環路21から分岐し、浴室暖房乾燥機3の放熱器3aが介設された第2温水循環路31にも供給される。各温水循環路21,31から戻った温水は熱交換器12で再び加熱されて各温水循環路21,31に供給される。
温水循環路21には、コントローラ17で開閉制御される熱動弁4が介設されている。又、温水循環路31には、浴室暖房乾燥機3のコントローラ(図示省略)で開閉制御される熱動弁3bが介設されている。又、個々のパネルヒータ2にも、パネルヒータ2用のコントローラ(図示省略)で開閉制御される熱動弁2bが設けられている。
熱動弁2b,3b,4は、ワックスエレメント等の熱膨張体(図示省略)の膨張/収縮により開閉する弁体(図示省略)と、熱膨張体を加熱するヒータ(図時省略)とを備える。熱動弁2b,3b,4に通電すると、ヒータにより熱膨張体が加熱されて膨張することにより弁体が開弁し、熱動弁2b,3b,4への通電を遮断すると、ヒータによる熱膨張体の加熱が中止されて熱膨張体が収縮し弁体が閉弁する。
コントローラ17は、パネルヒータ2及び浴室暖房乾燥機3の図示省略したコントローラと通信可能に接続されており、各機器の運転開始時や運転終了時に信号を受信して、各機器の運転状況を把握する。
コントローラ17は、浴室暖房乾燥機3の運転時には、第2温水循環路31に、所定の高温、例えば80℃の温水を供給する。この場合、パネルヒータ2も同時に運転されると、第1温水循環路21に80℃の温水が流れる事となるが、この場合には各パネルヒータ2が熱動弁2bを繰り返し開閉させて単位時間当たりの放熱量が適切となるように調節する。
ところで、上記の如く構成される暖房システムSでは、例えば、パネルヒータ2のみが運転されており、外気温を考慮せずに、パネルヒータ2の温水循環路21に一定温度の温水を供給する場合、外気温が高いと暖房負荷が低いため、供給される温水の温度が高過ぎ、パネルヒータ2の熱動弁2bが頻繁に開閉されて、パネルヒータ2の熱動弁2bの耐久性が低下してしまう。
そこで、実施形態の暖房用熱源機1では、暖房負荷と外気温との間の相関関係に着目し、外気温センサ5を設け、コントローラ17は、パネルヒータ2のみが運転中の場合には、パネルヒータ2の温水循環路21に供給する温水温度を、外気温センサ5で検出される外気温に応じて変化させる処理を行う。この処理を図2を参照して以下に詳説する。
パネルヒータ2のみの運転が開始されると、コントローラ17は、STEP1で、外気温センサ5から外気温Tを受信する。そして、STEP2に進み、外気温Tが予め設定された温度である第1閾値P(例えば−4℃)未満であるか否かをチェックする。外気温Tが第1閾値P未満である場合には、STEP3に進み、コントローラ17はパネルヒータ2に比較的高温(例えば、70℃)である第1所定温度の温水が供給されるようにバーナ11の燃焼等を制御する。これにより、外気温が低く暖房負荷が大きい場合には、比較的高い温度の温水がパネルヒータ2の放熱器2aに供給されることとなり、室内等を迅速に暖めることができる。
そして、STEP4に進み、パネルヒータ2の運転終了操作が行われたか否かをチェックする。パネルヒータ2の運転終了操作が行われていない場合には、STEP1に戻り、外気温センサ5から再び外気温Tを受信して外気温Tを更新する。STEP4でパネルヒータ2の運転終了操作が行われている場合には、今回の処理を終了させる。
STEP2で、外気温Tが第1閾値P未満でない場合には、STEP5に分岐し、外気温Tが第1閾値Pよりも高く設定された温度である第2閾値Q(例えば11℃)以上であるか否かをチェックする。
外気温Tが第2閾値Q以上である場合には、STEP6に進み、コントローラ17はパネルヒータ2に比較的低温(例えば、40℃)である第2所定温度の温水が供給されるようにバーナ11の燃焼等を制御する。これにより、外気温が高く暖房負荷が小さい場合には、比較的低い温度の温水がパネルヒータ2の放熱器2aに供給されることとなり、熱動弁2bの開閉回数を従来よりも少なくすることができ、熱動弁2bの耐久性の低下を抑制させることができる。そして、STEP4に進み、パネルヒータ2の運転終了操作が行われているか否かをチェックする。
STEP5で、外気温Tが第2閾値Q以上でない場合には、STEP7に分岐し、コントローラ17はパネルヒータ2に第1所定温度よりも低く第2所定温度よりも高い第3所定温度(例えば、60℃)の温水が供給されるようにバーナ11の燃焼等を制御する。そして、STEP4に進み、パネルヒータ2の運転終了操作が行われているか否かをチェックする。
尚、実施形態においては、閾値を2つ設けて所定温度を3つに切換えるようにしているが、閾値は1つでも3つ以上でもよい。この場合、所定温度は2つ又は4つ以上に切換えられる。所定温度を多く切換えられるようにすると、より適切な温度の温水を提供することができ、より熱動弁2bの開閉回数を減少させることができる。
又、閾値は、予め複数用意しておき設置する家屋等の断熱性能等に合わせて適切な閾値を選択できるようにしてもよい。
又、実施形態においては、暖房機としてパネルヒータ2を用いているが、本発明の暖房用熱源機は、他の暖房機の熱源機として用いても同様の効果を得ることができる。
本発明の暖房用熱源機の実施形態を示す説明図。 実施形態の暖房用熱源機のコントローラの作動を示すフローチャート。
符号の説明
1…暖房用熱源機、 11…バーナ、 12…熱交換器、 17…コントローラ、 2…パネルヒータ(暖房機)、 2a…放熱器、 2b…熱動弁、 5…外気温センサ。

Claims (1)

  1. 暖房機に設けられた放熱器に熱媒体を供給する暖房用熱源機であって、熱媒体が流れる熱交換器と、熱交換器を介して熱媒体を加熱するバーナと、熱交換器で加熱される熱媒体の温度が所定温度となるようにバーナの燃焼量を制御するコントローラとを備えるものにおいて、
    外気温を検知する外気温センサが設けられ、
    コントローラは、外気温センサで検知された外気温が高い場合には前記所定温度を低く設定し、外気温センサで検知された外気温が低い場合には前記所定温度を高く設定することを特徴とする暖房用熱源機。
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