JP3134180U - 外気温に対応する温水温度調節装置 - Google Patents

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隆文 鈴木
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Abstract

【課題】外気温に応じて温水温度を制御すると共に、任意の時間帯において任意の温度を設定できるようにする。
【解決手段】外気温測定用の外気センサと、温水温測定用の温水センサとを接続した外気と温水の温度自動制御器と、設定時間帯の温水温を設定し、温度を保持させる設定タイムスイッチとを組み合わせた外気温に対応する温水温度調節装置により、目的を達成した。
【選択図】図1

Description

この考案は、養魚用温水の温度制御又は園芸用温室における温水暖房システムにおけるボイラー温水温設定温度の制御を目的とした外気温に対応する温水温度調節装置に関する。
従来外気温とボイラー温水温度との間に、一定の数式を用いて制御する方式が提案されていた。
また前記制御方式において、前記温度変化を自動的に多段に変更する温水暖房システムの多段変温型制御方法の提案もある。
特公平2−49685 特公平4−46533 特許第3861807
従来外気温と室内温度とに温水温度一定の関係を保つように、自動温度制御したり、温水温度を設定する発明は色々提案され、成果を上げている(特許文献1〜3)。
然し乍ら、温水温度自動設定中の所定時間帯の温度を変化させる必要があった場合には、専ら手動で対応していた。
前記のような手動対応は、当該時間に監理者が監視対応する必要があり、不正確になり易いのみならず、間違え易く、思い違いの為に失敗するおそれもあった。例えば、養魚などにおいて、或一定時間帯の温度を上昇(又は下降)させる必要がある場合がある(例えば養鰻槽)。また例えば夜中の1時〜3時、或いは夜明け時の4時〜6時には、気温が急激に低下するので、予め温水温度を高くしておかないと間に合わないことがある。
そこで夜中の1時〜3時まで、又は4時〜6時までの温度設定するには、現在の装置では、手動調整が必要不可欠という問題点があった。
この考案は、外気温の変化に対応して温水温度を調整することにより、供給温水温度を一定に保つこととし、かつタイムスイッチをセットすることにより一定時間帯に設定温度の温水の供給を確保させることに成功し、前記従来の問題点を解決したのである。
即ちこの考案は、外気と温水の温度自動制御器と、外気温測定用の外気センサと、温水温測定用の温水センサとを組み合わせて、前記温度自動制御器により外気温の変化に対応して温水温を調節したことを特徴とする外気温に対応する温水温度調節装置である。
また他の考案は、外気温測定用の外気センサと、温水温測定用の温水センサとを接続した外気と温水の温度自動制御器と、設定時間帯の温水温を設定し、その温度を保持させるように設定できる設定タイムスイッチとを組み合わせたことを特徴とする外気温に対応する温水温度調節装置である。
前記考案において、温度設定することにより、気温による温水温度の自動調整精度を高め、かつ調整時間を短縮させることができる。
また一定時間一定温度を必要とする場合に、手動切換では、少なくとも当該時間に監理者がその場所にいることが条件になり、苛酷な作業を強いる結果になるおそれがあり、或いは忘れたり、間違えるおそれがある。
例えば養鰻においては、捕獲前の一定時間高温(通常の温度より2〜5度高くする)にすることが好ましいとされているが、このような場合に、この考案の装置によれば、1日24時間の如何なる時間帯でも長短任意時間に一定の温水温度設定し、外気に関係なく、設定温度を保つことができる。
この場合の設定は、手動設定と自動設定との何れも選択することができる。
この考案によれば、設定時の気温を勘案して温度設定(外気温が0℃の場合の温度設定)をすれば、爾後外気温の変化に対応して湯温を自動制御できる。例えば外気温0℃の時の温水温度を設定すれば、外気温20℃の時の温水温度は56℃としてあり、外気温0℃〜20℃の場合の温水の温度を正確に制御することができる効果がある。
またタイムスイッチによれば、1日24時間の時間帯中、任意の時間帯(例えば午前1時〜3時まで)を設定温度の温水温度に保つことができる。
前記設定時間を経過すると同時に、タイムスイッチ設定前の自動温度調整に復帰できる効果がある。
この考案は外気温測定用の外気センサと、温水温度測定用の温水センサとを接続した外気と温水の温度自動制御器と、設定時間帯の温水温度を設定し、温度を保持させる設定タイムスイッチとを組み合わせて、この考案の外気温に対応する温水温度調節装置を構成した。
前記において、温度自動制御器により所定の温度を設定すれば、爾後は、外気温に対応して、温水温度を自動的に制御することができる。
この考案の実施例を図1、2、3について説明すると、電源スイッチ1を入れると共に制御スイッチ2を自動に切り替えた後に、外気補償部3の温度設定ボタン4a、4bを押して温度を95℃に設定する。前記95℃は、基準設定外気温は0℃となっている(図1)。
そこで外気温が10℃ならば、温水温度は自動的に75℃となる(図1)。即ち図1中最高温度設定の補償曲線5が成立するようにしてある。そこで、気温が20℃になったならば、20℃の垂直線と、前記補償曲線5との交点の温度56℃が温水温度となる。外気温は外気センサ8(例えば、サーミスタを用いる)で測定される。
前記温水温度は、温水センサ6で測定され、温水温が56℃未満の際は、ボイラーのバーナーを燃焼させて(図示してない)加温し、56℃に達したならば、前記ボイラーのバーナーの燃焼を中止する。即ちバーナーの燃焼のON、OFF(制御盤)によって、温水温度を制御する。この状態は自動制御により進行する。図中9は設定温度表示窓、10は制御盤、11は接続端子、12は共通線、13はノーマルオープン、14はノーマルクロス、CSはタイムスイッチ(7)、15は切換スイッチ、16は切替盤である。
前記切替盤16は、タイムスイッチ7による切替時間の開始と終了を設定することができる。前記タイムスイッチ7の摘みにより、時間設定する。前記外気補償部は、温度設定と、外気センサからの入力に基づいて、温水温度制御を制御盤10に指示し、温水温度を図1の関係を保つように自動制御する。
前記外気温と、温水温度との関係グラフ(図1)はボイラーの特性に対応するので、各ボイラー毎に作成し、外気補償部に記憶させる。
次に、一定の時間帯、例えば午前1時〜3時の温水温度を60℃にしたい場合には、タイムスイッチ7に時間を設定し、外気補償部の温度設定ボタンで温度を設定する。
この場合に、午前1時までは、前記したように、温水温度は、外気温の変化につれて変化している(例えば外気温20℃のとき温水温度は56℃に調温される)。そこで午前1時になると、タイムスイッチの働きによって回路が切り替わり、前記設定温度(例えば60℃)に調温され、そのまま午前3時まで継続する。そこで午前3時になると、タイムスイッチの設定が解除されるので、温水温度は自動制御の温水温度に調節され、外気温に対応して調温される。
この考案の外気温と温水温の関係を示すグラフ。 同じく制御装置の制御器と回路の結線図。 同じく一部を省略した回路図。
符号の説明
1 電源スイッチ
2 制御スイッチ
3 外気補償部
4a、4b 温度設定ボタン
5 補償曲線
6 温水センサ
7 タイムスイッチ
8 外気センサ
10 制御盤

Claims (2)

  1. 外気と温水の温度自動制御器と、外気温測定用の外気センサと、温水温測定用の温水センサとを組み合わせて、前記温度自動制御器により外気温の変化に対応して温水温を調節したことを特徴とする外気温に対応する温水温度調節装置。
  2. 外気温測定用の外気センサと、温水温測定用の温水センサとを接続した外気と温水の温度自動制御器と、設定時間帯の温水温を設定し、その温度を保持させるように設定できる設定タイムスイッチとを組み合わせたことを特徴とする外気温に対応する温水温度調節装置。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009052812A (ja) * 2007-08-28 2009-03-12 Corona Corp 温水暖房装置の制御方法
JP2009275941A (ja) * 2008-05-13 2009-11-26 Corona Corp 温水暖房装置の制御方法
JP2010019523A (ja) * 2008-07-14 2010-01-28 Hokkaido Gas Co Ltd 暖房用熱源機
JP2019027638A (ja) * 2017-07-27 2019-02-21 株式会社ノーリツ 暖房用熱源装置およびその制御方法

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