JP2009275941A - 温水暖房装置の制御方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】温水往き温度をできるだけ低下させて熱ロスを減らすと共に、室温を制御することができるようにした温水暖房装置の制御方法を提供する。
【解決手段】熱源機で加熱した温水を複数の温水暖房端末器へ循環させて建物の暖房を行う温水暖房装置において、以下の式1〜式4によって目標温水往き温度Tosを算出し、(式1)w=QA(Ts−Ta)/N、(式2)=f(w)+Ts、(式3)ΔT=QA(Ts−Ta)/F・k、(式4)Tos=+(ΔT/2)、熱源機から送出する温水往き温度Toがこの目標温水往き温度Tosになるように熱源機の出力を制御すると共に、熱源機に戻ってくる温水戻り温度Tiの安定後に、式5によってQAの値を算出し、(式5)QA=(To−Ti)F・k/(Ts−Ta)、式5で算出されたQAの値を用いて式1〜式4によって目標温水往き温度Tosを再度算出するようにした。
【選択図】図1

Description

本発明は、熱源機で加熱した温水を建物内に配置された複数の温水暖房端末器へ循環させて暖房を行う温水暖房装置の制御方法に関するものである。
従来よりこの種の温水暖房装置おいては、特許文献1に示すように、熱源機で加熱した温水を建物内に配置された複数の床暖房パネルへ並列に循環させて暖房を行う温水暖房装置において、床の温度設定が一番高い暖房系統の温水の戻り温度が設定温度になるように温水往き温度を増減させ、この温水往き温度となるように熱源機の加熱量を制御すると共に、床温設定が一番高い暖房系統以外の暖房系統では、温水戻り温度が設定温度付近の所定範囲に入るように熱動弁を開閉するようにし、温水往き温度をできるだけ低下させて熱ロスを減らすようにしたものがあった。
一方、温水コンベクターや温水ラジエーターを用いた暖房システムにおいては、特許文献2に示すように、温水コンベクターや温水ラジエーターの温度を高めに保持して、各端末の温水出入口に設けたサーモバルブおよびサーモヘッドで雰囲気温度が設定室温を超えると温水の循環量を抑制することによって室温を制御するようにしているものがあった。
特開2008−25945号公報 特開平08−152151号公報
しかし、この特許文献1のものにおいては、床暖房パネルがユーザーにより設定される設定温水戻り温度近傍の温度になるように、温水の戻り温度に基づいて熱源機が制御されるのみであるので、外気温度の変動による暖房負荷の増減については全く考慮されていないため過乗暖房や暖房不足が生じ、室温を制御することができないものであった。
また、特許文献2のものにおいては、サーモバルブおよびサーモヘッドで室温が制御できるものの、温水往き温度あるいは温水戻り温度を高くせざるを得ないため、放熱ロスが多く発生してしまうものであった。
そこで、本発明は、温水往き温度をできるだけ低下させて熱ロスを減らすと共に、室温を制御することができるようにし、温水コンベクターや温水ラジエーターを用いた全館暖房に特に好適な温水暖房装置の制御方法を提供することを目的とする。
本発明は、上記目的を達するため、熱源機で加熱した温水を複数の温水暖房端末器へ循環させて建物の暖房を行う温水暖房装置において、下記の式1から端末1台当たりの平均暖房出力wを算出し、(式1)w=QA(Ts−Ta)/N、(w:端末1台当たりの平均暖房出力、Q:建物の熱損失係数、A:建物の床面積、Ts:設定暖房室温、Ta:外気温度、N:建物に設置された温水暖房端末器の数)、予め記憶されている温水暖房端末器1台当たりの暖房出力と端末内部の平均温度から設定室温を差し引いた値との相関データを用い、下記の式2から端末内部平均温度を導出し、(式2)=f(w)+Ts、(:端末内部平均温度、f(w):相関データのwでの値)、下記の式3から端末出入口温度差ΔTを算出し、(式3)ΔT=QA(Ts−Ta)/F・k、(ΔT:端末出入口温度差、F:温水循環流量、k:係数)、下記の式4から目標温水往き温度Tosを算出し、(式4)Tos=+(ΔT/2)、(Tos:目標温水往き温度)、熱源機から送出する温水往き温度Toがこの目標温水往き温度Tosになるように熱源機の出力を制御すると共に、熱源機に戻ってくる温水戻り温度Tiの安定後に、下記の式5によってQAの値を算出し、(式5)QA=(To−Ti)F・k/(Ts−Ta)、(To:温水往き温度、Ti:温水戻り温度)、前記式5で算出されたQAの値を用いて前記式1〜式4によって目標温水往き温度Tosを再度算出するようにした。
さらに、下記の式6から目標温水戻り温度Tisを算出し、(式6)Tis=T−(ΔT/2)、(Tis:目標温水戻り温度)熱源機に戻ってくる温水の実際の温水戻り温度Tiが前記目標温水戻り温度Tisから一定値以上離れて安定した後に、前記式5によってQAの値を算出するようにした。
前記熱源機として、圧縮機と冷媒−水熱交換器と減圧手段と空気熱交換器を有したヒートポンプ式加熱手段を用いるようにした。
以上の制御方法とすることで、温水往き温度をできるだけ低下させて熱ロスを減らすと共に、室温を制御することができるようになった。
次に、本発明の第1の実施形態であるヒートポンプ式の貯湯式給湯暖房装置について、図面に基づいて説明する。
1は湯水を貯湯する貯湯タンク、2は貯湯タンク1底部に接続された給水管、3は貯湯タンク1上部に接続された給湯管、4は貯湯タンク1内の湯水を循環加熱するヒートポンプ式加熱手段、5は貯湯タンク1底部とヒートポンプ式加熱手段4の入水側を接続するHP往き管6とヒートポンプ式加熱手段4の出湯側と貯湯タンク1上部とを接続するHP戻り管7から構成されるヒーポン循環回路である。
8は温水コンベクターや温水ラジエーター等の温水を循環させて暖房を行うための温水暖房端末器、9は貯湯タンク1内の湯またはヒートポンプ式加熱手段4で加熱した湯を循環させて温水暖房端末器8を循環する二次側暖房循環水を加熱するための暖房用熱交換器、10は温水暖房端末器8と暖房用熱交換器9とを暖房循環水を循環させる二次側循環回路、11は二次側循環回路10に設けられた二次側循環ポンプである。
ここで、前記複数の温水暖房端末器8は温水往きヘッダー12と温水戻りヘッダー13によって二次側循環回路10に並列に接続されて建物内の必要な箇所に配置されていると共に、各温水暖房端末器8の温水出入口には、雰囲気温度に応じて温水暖房端末器8内部へ流通する温水流量を調整するためのサーモバルブ14およびサーモヘッド15が設けられ、温水暖房端末器8の設置されている雰囲気温度がサーモヘッド15で設定された温度になるようにサーモバルブ14の開度が調整される。
16は暖房用熱交換器9に湯を供給するための熱交往き管17と暖房用熱交換器9を流出した湯を貯湯タンク1の下部へ戻すための熱交戻り管18を備えた一次側循環回路、19は一次側循環回路に設けられた一次側循環ポンプ、20はHP戻り管7と熱交往き管11と接続した位置に設けられた分配弁で、ヒートポンプ式加熱手段4で加熱した湯を暖房用熱交換器9と貯湯タンク1とに任意の割合で分流するものである。
21は暖房用熱交換器9の一次側の入口側に設けられれ一次側入口温度T1iを検出する一次側入口温度センサ、22は一次側の出口側に設けられ一次側出口温度T1oを検出する一次側出口温度センサ、23は二次側の入口側に設けられて温水暖房端末器9からの戻り温度である二次側入口温度Tiを検出する二次側入口温度センサ、24は二次側の出口側に設けられて温水暖房端末器9への往き温度である二次側出口温度Toを検出する二次側出口温度センサ、25は二次側全体の温水循環流量を検出する流量センサである。
次に、前記ヒートポンプ式加熱手段4について詳細に説明すると、26は冷媒を圧縮して高圧にする圧縮機、27は冷媒と水との間で熱交換させる冷媒−水熱交換器、28は開度調整可能な電子膨張弁よりなる温度低下した冷媒を減圧する減圧手段、29は低温低圧の冷媒と空気とを熱交換させて蒸発させる空気熱交換器、30は空気熱交換器29に空気を強制的に送る送風機であり、これらによってヒートポンプサイクル31を構成している。
32はヒーポン循環回路5の途中に設けられたヒーポン循環ポンプ、33は外気温度Taを検出する外気温度センサ、34は冷媒−水熱交換器27の水入口側に設けられ入水温度Thpiを検出するヒーポン入水温度センサ、35は冷媒−水熱交換器27の水出口側に設けら出湯温度Thpoを検出するヒーポン出湯温度センサである。
そして、36は貯湯タンク1の側面上下に複数設けられ貯湯タンク1内の貯湯温度を検出する貯湯温度センサ、37は暖房運転の指示を行う運転スイッチ38と全館の設定温度を設定する温度設定スイッチ39と温度表示器40を備えると共に、装置全体の初期設定値の入力を行うことが可能な暖房リモコン、41は各センサの検出値が入力されて演算を行い各アクチュエータの作動を制御する制御装置で、試験等によって決められた各種のデータが設定記憶されているものである。
次に、本発明のヒートポンプ式の貯湯式給湯暖房装置の作動について説明する。
まず、深夜時間帯になると、制御装置41は、ヒートポンプ式加熱手段4とヒーポン循環ポンプ32を作動し、貯湯タンク1下部から取り出した水を加熱して貯湯タンク1上部へ戻すようにして貯湯運転を行う。このとき、分配弁20は貯湯タンク1側を全開として沸き上げた温水が全て貯湯タンク1の上部から戻るようにしている。
そして、蛇口(図示せず)が開かれると、給水管2から市水が貯湯タンク1底部に流入し、貯湯タンク1上部から湯が給湯管3を介して蛇口から給湯され給湯運転が行われるものである。
次に、暖房運転を行う際の作動について説明する。暖房運転の要求があると、制御装置41は、ヒートポンプ式加熱手段4とヒーポン循環ポンプ32と一次側循環ポンプ19を作動させると共に、二次側循環ポンプ11を一定の能力で作動させる。このとき、分配弁20は暖房用熱交換器9側を全開とする。これにより、一次側では貯湯タンク1の底部からの低温水がヒートポンプ式加熱手段4で加熱され、加熱された高温水が暖房用熱交換器9へ流通し、温度低下した温水が貯湯タンク1の下部へ戻されると共に、二次側では暖房用熱交換器9で熱交換して加熱された暖房循環水が温水暖房端末器8へ循環して暖房を行い、温度低下した暖房循環水が再度暖房用熱交換器9へ循環する。
このとき、二次側出口温度センサ24が検出する温水往き温度Toが後述する二次側の目標温水往き温度Tosとなるように一次側の加熱能力が制御される。本実施形態の場合は、ヒートポンプ式加熱手段4の加熱能力を増減することで温水往き温度Toを制御しているものである。
ここで、前記制御手段41は前記目標温水往き温度Tosを決定する方法のプログラムが記憶されており、これを図2に示すフローチャートに基づいて説明する。
先ずは、ステップ1(以下、S1と略す)で、暖房リモコン37を用いて定数の初期設定を行う。建物の熱損失係数Q(W/mK)と建物の暖房面積A(m)と温水暖房端末器8の設置台数N(台)を入力設定する。なお、このS1のステップはこの温水暖房装置の設置時の設定および試運転時に行われるものである。
S2では、暖房リモコン37でユーザーが設定した全館の設定暖房室温Ts(℃)と、外気温度センサ33で検出した外気温度Ta(℃)と、S1で設定されたQAの値およびNの値から以下の式1で温水暖房端末器8の1台当たりの平均暖房出力w(W)を算出する。
(式1)w=QA(Ts−Ta)/N
次に、S3では、予め制御装置41に記憶されている温水暖房端末器8の1台当たりの平均暖房出力に対する温水暖房端末器8の端末内部平均温度(℃)と設定暖房室温Tsの差の相関データf(w)から平均暖房出力wに対する−Tsの値を導出し、以下の式2で現在必要な温水暖房端末器8の端末内部平均温度を算出する。
(式2)=f(w)+Ts
S4では、前記QAの値と、設定暖房室温Tsと、外気温度Taと、流量センサ25で検出する二次側の温水循環流量F(L/min)とから以下の式3で暖房用熱交換器9の二次側温水の端末出入口温度差ΔTを算出する。ここで、kは係数である。
(式3)ΔT=QA(Ts−Ta)/F・k
次に、S5では、前記S3およびS4で算出した端末内部平均温度と端末出入口温度差ΔTから以下の式4で目標温水往き温度Tos(℃)を算出する。
(式4)Tos=+(ΔT/2)
そして、制御装置41は、前記二次側出口温度センサ24で検出する温水往き温度Toが前記目標温水往き温度Tosになるように暖房用熱交換器9の一次側の加熱能力を制御すると共に、前記二次側入口温度センサ23が検出する温水戻り温度Tiが安定するかを監視する(S6)。
ここで、実際の温水戻り温度Tiが安定したと判断されると(S6でYes)、実際の温水往き温度To、実際の温水戻り温度Ti、温水循環流量F、設定暖房室温Ts、外気温度Taから以下の式5でQAの値を算出する。
(式5)QA=(To−Ti)F・k/(Ts−Ta)
そして、算出したQAの値を用いて再度S2〜S5の計算を行い、その時点で最適な目標温水往き温度Tosを算出することができ、温水往き温度Toをできるだけ低下させて熱ロスを減らすと共に、室温を設定暖房温度Ts付近に制御することができる。
さらに、実際の温水戻り温度Tiが安定した際に再度QAの値を再計算するので、例えば、サーモヘッド15の設定温度が低く設定されることが多い玄関やホールに設けられている温水暖房端末器8のサーモバルブ14およびサーモヘッド15の閉止動作あるいは開動作によって暖房する住宅面積が急変するような状況の変化があっても、QAの値を再計算することで、その時点の状況に最適な目標温水往き温度Tosを算出することができ、温水往き温度Toをできるだけ低下させて熱ロスを減らすと共に、室温を設定暖房室温Ts付近に制御することができる。
なお、前記S3およびS4で算出した端末内部平均温度と端末出入口温度差ΔTから以下の式6で目標温水戻り温度Tis(℃)を算出するようにしてもよい。
(式6)Tis=−(ΔT/2)
この式6で求めた目標温水戻り温度Tisから実際の温水戻り温度Tiが一定値以上離れて安定した時点でQAの値を計算するようにすれば、状況が大きく変化した時を明確に認識させることができ、再計算の頻度を減らすことができる。
また、温水戻り温度Tiが目標温水戻り温度Tis付近に安定していても、外気温度Taが一定以上変化した場合、あるいは設定暖房室温Tsが変更された場合には、即時目標温水往き温度Tosを再度算出するようにして、再計算の頻度を減らしつつも、暖房負荷の変動に即時対応することができる。
このように、温水往き温度Toをできるだけ低下させられるので、ヒートポンプ式加熱手段4で温水を加熱する際のCOP(加熱効率)を向上させることができる。
以上のように、本発明によれば、温水往き温度をできるだけ低下させて熱ロスを減らすと共に、室温を制御することができるようにし、温水コンベクターや温水ラジエーターを用いた全館暖房に特に好適な温水暖房装置の制御方法を提供することできたものである。
なお、本実施形態においては、流量センサ25にて実際の温水循環流量Fを検出するようにしたが、流量センサ25を用いずに、S1のステップにて設計流量を入力設定し、設計流量を温水循環流量Fとして用いるようにしてもよい。
また、各温水暖房端末器8の全てにサーモバルブ14およびサーモヘッド15を設けているが、玄関やホール等の暖房要求温度の低い一部を除いて、設定暖房温度Tsに保持しようとする部屋等の温水暖房端末器8からサーモバルブ14およびサーモヘッド15を設けないようにすることもできる。
また、二次側の温水を加熱する構成をヒートポンプ式加熱手段4による間接加熱としたが、貯湯タンク1の貯湯温水による間接加熱や、ヒートポンプ式加熱手段4による直接加熱や、ガス燃料あるいは石油燃料の燃焼による直接加熱としてもよいもので、温水暖房端末器8へ循環させる温水の温水往き温度Tiが目標温水往き温度Tosになるように制御できる加熱手段であればよいものである。
また、本発明は、前記式2〜式4を1つの式としてまとめて以下の式7を用いて計算するようにしてもよいものである。
(式7)Tos=f(w)+Ts+QA(Ts−Ta)/F・k・2
本発明の一実施形態のシステム図。 同一実施形態の制御方法を説明するフローチャート。
符号の説明
4 ヒートポンプ式加熱手段(熱源機)
8 温水暖房端末器

Claims (3)

  1. 熱源機で加熱した温水を複数の温水暖房端末器へ循環させて建物の暖房を行う温水暖房装置において、
    下記の式1から端末1台当たりの平均暖房出力wを算出し、
    (式1)w=QA(Ts−Ta)/N
    w:端末1台当たりの平均暖房出力
    Q:建物の熱損失係数
    A:建物の床面積
    Ts:設定暖房室温
    Ta:外気温度
    N:建物に設置された温水暖房端末器の数
    予め記憶されている温水暖房端末器1台当たりの暖房出力と端末内部の平均温度から設定室温を差し引いた値との相関データを用い、下記の式2から端末内部平均温度を導出し、
    (式2)=f(w)+Ts
    :端末内部平均温度
    f(w):相関データのwでの値
    下記の式3から端末出入口温度差ΔTを算出し、
    (式3)ΔT=QA(Ts−Ta)/F・k
    ΔT:端末出入口温度差
    F:温水循環流量
    k:係数
    下記の式4から目標温水往き温度Tosを算出し、
    (式4)Tos=+(ΔT/2)
    Tos:目標温水往き温度
    熱源機から送出する温水往き温度Toがこの目標温水往き温度Tosになるように熱源機の出力を制御すると共に、
    熱源機に戻ってくる温水戻り温度Tiの安定後に、下記の式5によってQAの値を算出し、
    (式5)QA=(To−Ti)F・k/(Ts−Ta)
    To:温水往き温度
    Ti:温水戻り温度
    前記式5で算出されたQAの値を用いて前記式1〜式4によって目標温水往き温度Tosを再度算出するようにしたことを特徴とする温水暖房装置の制御方法。
  2. 下記の式6から目標温水戻り温度Tisを算出し、
    (式6)Tis=T−(ΔT/2)
    Tis:目標温水戻り温度
    熱源機に戻ってくる温水の実際の温水戻り温度Tiが前記目標温水戻り温度Tisから一定値以上離れて安定した後に、前記式5によってQAの値を算出するようにしたことを特徴とする請求項1記載の温水暖房装置の制御方法。
  3. 前記熱源機として、圧縮機と冷媒−水熱交換器と減圧手段と空気熱交換器を有したヒートポンプ式加熱手段を用いていることを特徴とする請求項1または2記載の温水暖房装置の制御方法。
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