JP5152211B2 - 給湯装置 - Google Patents
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Description
図1に示すように、給湯装置1は、カランAとシャワーBと風呂C(以下、カランAとシャワーBと風呂Cとを総称して適宜「給湯端末」とする)に温水を供給する装置であって、ヒートポンプユニット(加熱手段)2と、貯湯タンク20を有する貯湯ユニット3と、リモコン(設定手段)5(図2参照)と、制御部4とを備えている。
ヒートポンプユニット2は、貯湯タンク20内の温水を加熱するためのものである。ヒートポンプユニット2は、冷媒回路10を有しており、この冷媒回路10は、圧縮機11と、水熱交換器12と、電動膨張弁13と、空気熱交換器14と、これらを環状に接続する冷媒配管15とを備えている。また、冷媒回路10は、水熱交換器12から出る高温高圧の冷媒と、空気熱交換器14から出る冷温低圧の冷媒との間で熱交換を行うためのガス熱交換器17を備えている。
貯湯ユニット3は、貯湯タンク20と、沸上循環回路30と、給湯・追焚回路40とを備えている。
貯湯タンク20の上部には、上部流入部20a、上部流出部20b、20Cが設けられており、貯湯タンク20の中間部には、中間流出部20dが設けられており、貯湯タンク20の下部には、下部流出部20e、下部流入部20f、20g、20hが設けられている。
沸上循環回路30は、貯湯タンク20内の下部の温水を取り出して、ヒートポンプユニット2の水熱交換器12において加熱してから、貯湯タンク20内の上部に戻すための回路である。沸上循環回路30は、配管31〜35と、沸上三方弁36と、排水用三方弁38とを備えている。
給湯・追焚回路40は、貯湯タンク20内の温水と給水源Sから供給された水とを混合して給湯端末(カランA、シャワーB、風呂C)に供給すると共に、貯湯タンク20内の温水を熱源として風呂Cの追い焚きを行うための回路である。また、給湯・追焚回路40は、貯湯タンク20内の温水を給湯端末に供給する際、同時に、貯湯タンク20内への給水を行うように構成されている。
リモコン5には、操作部(図示省略)と表示部(図示省略)とが設けられている。リモコン5の操作部は、カランA及びシャワーBにおける給湯温度をユーザーが設定するための給湯温度設定ボタンと、風呂Cの湯はりと追い焚きの温度を設定するための風呂温度設定ボタンと、風呂Cの湯はりを開始するための湯はりボタンと、風呂Cの水の追い焚きを開始するための追焚ボタンと、各種設定変更を行うためのメニューボタン等を有している。リモコン5の表示部には、給湯設定温度や、風呂設定温度や、貯湯タンク20の残湯量などが表示される。
制御部4は、マイコンやメモリ等で構成されている。図2に示すように、制御部4は、リモコン5、サーミスタ18、19、21a〜21f、63、71、75、97、95、流量センサ74、93、水位センサ98、ポンプ37、82、96、沸上三方弁36、混合弁51〜53、湯はり電磁弁91、圧縮機11等に有線又は無線により通信可能に接続されている。なお、図2では、制御部4に接続される上記構成部品の一部を省略して表示している。制御部4は、リモコン5やサーミスタや流量センサ等から送られる信号に基づいて、ポンプや混合弁等を制御する。制御部4は、給湯判断部100と、第1混合弁51を制御する第1混合弁制御部101と、第2混合弁52を制御する第2混合弁制御部102とを有している。なお、第1混合弁制御部101及び第2混合弁制御部102が、本発明の制御手段に相当する。
給湯判断部100は、給湯流量センサ74により検知された流量に基づいて、カランA及びシャワーBの両方又は一方に温水供給が行われているか否かを判断する。
第2混弁弁制御部102は、カランA又はシャワーBへの給湯時に、第2混合弁52により混合された温水の温度が給湯設定温度となるように第2混合弁52の開度を制御する。具体的には、中間混合サーミスタ71により検知された温度T3とタンクサーミスタ21aにより検知された温度T4とに基づくフィードフォワード制御と、給湯サーミスタ75により検知された温度T5に基づくフィードバック制御とによって、第2混合弁52により混合された温水の温度が給湯設定温度となるように、第2混合弁52の開度を制御する。
第1混合弁制御部101は、カランA又はシャワーBへの給湯時に、第1混合弁51により混合された温水の温度が目標温度となるように第1混合弁51の開度を制御する。具体的には、水温サーミスタ63により検知された温度T1とタンクサーミスタ21dにより検知された温度T2とに基づくフィードフォワード制御と、中間混合サーミスタ71により検知された温度T3に基づくフィードバック制御とによって、第1混合弁51により混合された温水の温度が目標温度となるように、第1混合弁51の開度を制御する。
次に、給湯装置1の動作について説明する。
給湯装置1の動作としては、貯湯タンク20に貯湯される温水を加熱する沸上運転と、カランA又はシャワーBへの給湯を行う給湯運転と、風呂Cへの給湯(湯はり)を行う湯はり運転と、風呂Cの追い焚きを行う追焚運転とがある。これらは同時に行うことも可能である。
沸上運転は、電気料金の安価な深夜時間帯に自動的に開始される。また、昼間時間帯であっても、貯湯タンク20内の残湯量が所定値未満となった場合には、沸上運転が開始される。時刻又は残湯量による沸上運転開始条件が成立すると、制御部4は、圧縮機11と沸上ポンプ37とを駆動させる。すると、貯湯タンク20内の温水が、下部流出部20eから配管31内に流出して、排水用三方弁38を通って配管32内に流れ込む。この温水は、水熱交換器12において冷媒と熱交換されて加熱される。水熱交換器12により加熱された温水の温度が十分に高温の場合(入水サーミスタ18により検知された温度が所定温度以上の場合)には、制御部4により沸上三方弁36の出口側が配管33に切り換えられて、この温水は上部流入部20aから貯湯タンク20内に流入する。この動作を継続して行うことにより、貯湯タンク20内に高温の温水が貯湯される。一方、圧縮機11の駆動を開始した直後など、水熱交換器12により熱交換された温水の温度が十分に高温でない場合(入水サーミスタ18により検知された温度が所定温度未満の場合)には、沸上三方弁36の出口側が配管34に切り換えられて、この温水は下部流入部20fから貯湯タンク20内に流入する。
給湯運転は、カランA及びシャワーBのレバー等を操作することによって開始又は終了する。以下、給湯運転時の水の流れについて説明する。
湯はり運転は、リモコン5の湯はりボタンが押下されることにより開始される。リモコン5からの湯はり開始信号を受けた制御部4は、湯はり電磁弁91を開弁状態に切り換える。すると、給水源Sの給水圧力により貯湯タンク20の下部に水が流入すると同時に、貯湯タンク20の上部から熱交循環配管46及び接続配管47に高温の温水が流出する。この温水は、湯はり混合弁53において、給水源Sから供給された水と混合された後、湯はり配管48及び風呂循環配管49を経由して、風呂Cに供給される。このとき、湯はり混合弁53により混合された温水が、リモコン5により設定された風呂設定温度となるように、湯はり混合弁53の開度は、制御部4によって制御される。その後、湯はり流量センサ93の検知結果を基にして算出される風呂Cに供給された全水量が所定値に達したときに、湯はり運転は終了する。
追焚運転は、リモコン5の追焚ボタンが押下されることにより開始される。リモコン5からの追焚開始信号を受信した制御部4は、熱交循環ポンプ82と風呂循環ポンプ83とを駆動する。すると、風呂Cから風呂循環配管49に流出した温水と、貯湯タンク20の上部から熱交循環配管46に流出した高温の温水とが、追焚熱交換器81で熱交換される。風呂循環配管49を流れる温水は、熱交換により加熱されて風呂Cに流入する。熱交循環配管46を流れる温水は、熱交換により温度が低下した後、貯湯タンク20の下部に流入する。その後、風呂サーミスタ84で検知される温度が、リモコン5で設定された風呂設定温度となったときに、追焚運転は終了する。
本実施形態の給湯装置1には、以下のような特徴がある。
2 ヒートポンプユニット(加熱手段)
3 貯湯ユニット
4 制御部
5 リモコン(設定手段)
10 冷媒回路
20 貯湯タンク
20b 上部流出部
20d 中間流出部
51 第1混合弁
52 第2混合弁
53 湯はり混合弁
63 水温サーミスタ
100 給湯判断部
101 第1混合弁制御部(制御手段)
102 第2混合弁制御部(制御手段)
A カラン(給湯端末)
B シャワー(給湯端末)
C 風呂
Claims (9)
- 温水を加熱する加熱手段と、
前記加熱手段で加熱された温水を貯留する貯湯タンクと、
前記貯湯タンクの上部から温水を流出する上部流出部と、
前記貯湯タンクの中間部から温水を流出する中間流出部と、
前記中間流出部から流出した温水と給水源から給水される水とを混合する第1混合弁と、
前記第1混合弁で混合された温水と前記上部流出部から流出された温水とを混合する第2混合弁と、
前記第2混合弁で混合された温水が供給される給湯端末と、
前記第1混合弁及び前記第2混合弁を制御する制御手段と、
前記第2混合弁から前記給湯端末における給湯設定温度を設定する設定手段とを備え、
前記制御手段は、前記第1混合弁で混合された温水の温度が複数の前記給湯設定温度に対して同一の目標温度になるように前記第1混合弁を制御すると共に、前記第2混合弁で混合された温水の温度が前記給湯設定温度になるように前記第2混合弁を制御することを特徴とする給湯装置。 - 前記目標温度は、前記給湯設定温度に関わらず一定であることを特徴とする請求項1に記載の給湯装置。
- 前記目標温度は、前記設定手段で設定可能な給湯設定温度の最低温度より低い温度であることを特徴とする請求項1又は2に記載の給湯装置。
- 前記制御手段は、前記給湯端末への温水供給が開始される場合には、前記第2混合弁の制御を開始した後で前記第1混合弁の制御を開始することを特徴とする請求項1〜3の何れかに記載の給湯装置。
- 前記制御手段は、前記第2混合弁で混合された温水の温度が前記給湯設定温度になった後で、前記第1混合弁の制御を開始することを特徴とする請求項4に記載の給湯装置。
- 前記制御手段は、
前記第1混合弁で混合された温水の温度が前記目標温度近くの目標温度範囲内の温度になったときに前記目標温度になったものとみなすと共に、
前記第2混合弁で混合された温水の温度が前記給湯設定温度近くの給湯設定温度範囲内の温度になったときに前記給湯設定温度になったものとみなすことを特徴とする請求項1〜5の何れかに記載の給湯装置。 - 前記目標温度範囲は、前記給湯設定温度範囲より広い温度範囲であることを特徴とする請求項6に記載の給湯装置。
- 前記制御手段は、前記第2混合弁の開度を変化させる速度より遅い速度で前記第1混合弁の開度を変化させることを特徴とする請求項1〜7の何れかに記載の給湯装置。
- 前記制御手段は、前記給湯端末への温水供給が終了された場合に、前記第1混合弁の開度を温水供給終了時の開度に維持することを特徴とする請求項1〜8の何れかに記載の給湯装置。
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