JP3518350B2 - ヒートポンプ式暖房装置 - Google Patents

ヒートポンプ式暖房装置

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JP3518350B2
JP3518350B2 JP20451098A JP20451098A JP3518350B2 JP 3518350 B2 JP3518350 B2 JP 3518350B2 JP 20451098 A JP20451098 A JP 20451098A JP 20451098 A JP20451098 A JP 20451098A JP 3518350 B2 JP3518350 B2 JP 3518350B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、冷凍サイクルに
おける冷媒の凝縮熱を利用して床暖房を行うヒートポン
プ式暖房装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】上記のようなヒートポンプ式暖房装置の
一例が特開平4−165251号公報に記載されてお
り、図4にその装置の冷媒回路図を示している。同図に
おいて41は、インバータによる回転数可変型の圧縮機
で、この圧縮機41に、四路切換弁42を介して、室内
ファン43が付設された室内熱交換器44と、膨張弁4
5と、室外ファン46が付設された室外熱交換器47と
が順次接続されて、冷媒循環回路が構成されている。
【0003】さらに、上記室内熱交換器44に並列に床
暖房パネル48が接続され、これら室内熱交換器44お
よび床暖房パネル48の両側に、各々電磁弁49〜52
が介設されている。このような構成の暖房装置におい
て、室内ファン43を作動し、室内熱交換器44を通し
て室内空気を循環させながら、圧縮機41からの吐出冷
媒を室内熱交換器44から室外熱交換器47へと回流さ
せ、冷媒を室内熱交換器44で凝縮させるサイクルで、
このときの凝縮熱で加温された室内空気が室内に吹出さ
れ、室内の温風暖房が行われる。
【0004】一方、圧縮機41からの吐出冷媒を床暖房
パネル48から室外熱交換器47へと回流させ、冷媒を
床暖房パネル48で凝縮させるサイクルで、この床暖房
パネル48が冷媒の凝縮熱で加温され、床暖房が行われ
る。なお、この場合の床暖房パネル48は、これを流通
する冷媒との間で直接熱交換を行う床暖房用熱交換器と
しての機能を有するものとなっている。
【0005】図5には、上記のような温風暖房と床暖房
とを併用して室内暖房が行われるときの温度変化を示し
ている。図のように、温風暖房と床暖房とを併用して運
転が開始された場合、まず、室温が設定室温TSA(例え
ば18〜22℃程度)に先に到達する。その後、設定床
温TSF(例えば28〜30℃程度)に到達するまでは、
温風暖房運転は、室温サーモオン/オフに応じた運転、
すなわち、室温が設定室温TSAより高い室温サーモオフ
時には室内熱交換器44への冷媒の流通を停止し、これ
によって温度低下を生じる室温が設定室温TSAより下が
り、室温サーモオンになると、再度、室内熱交換器44
に冷媒を流通させ温風吹出を行わせて、室温が設定室温
SAでほぼ維持されるように間欠的に行われる(期間
)。その後、床温が設定床温TSFに達すると、床暖房
運転も、床温サーモオン/オフに応じた上記同様の間欠
運転が行われ、これによって、床温も設定床温TSFでほ
ぼ維持される。
【0006】ところで近年は、住宅等の断熱仕様や気密
性が向上し、暖房中の室内から室外への熱リーク量が少
なくなってきている。このため、室温が設定室温TSA
達してしまえば、その後は低熱量で室温を設定室温TSA
に保持することが可能である。そこで、上記公報記載の
装置では、床温が設定床温TSFに達した後(期間)に
は温風暖房運転を停止し、床暖房単独運転に切換えて、
この運転状態で、室温・床温ともに各設定温度TSA・T
SFに保持するような制御が行われている。
【0007】さらに、上記のように床暖房単独運転への
切換後、同図中破線で示すように、床暖房単独運転の継
続に伴って室温が設定室温TSAを超えて上昇してしまう
場合もあり、このような不具合を解消するために、上記
公報記載の装置では、床暖房単独運転への切換時から所
定時間t1 毎に室温を設定室温TSAと比較し、この時点
での室温が設定室温TSAを超えていると判別された時
に、設定床温TSFを所定温度ΔTだけ下げる制御が行わ
れている。この結果、床温はΔT低下させた新たな設定
床温に保持されることになり、これに伴って室温も低下
して設定室温TSAに近づくことによって、快適性を維持
するようになっている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記公
報記載の装置においては、室温の上昇が床暖房単独運転
の継続に伴って徐々に生じる場合には有効であるもの
の、例えば室内への直射日光の入射や炊事場からの入熱
などによって、短時間で比較的大きな室温の上昇が生じ
た場合には、時間t1 毎に設定床温TSFをΔTずつ低下
させていく制御が繰返されることになり、したがって、
上記のように室温が設定室温TSAを超えた過温状態の解
消に長時間を要するため、必ずしも充分に満足し得る快
適性が得られないという問題を有している。
【0009】また、上記装置においては、設定床温TSF
の変更が、床暖房単独運転への切換後に時間t1 毎に検
出される室温に基づいて行われることから、例えば室温
を検出する検出センサに直接温風が当たる等の何らかの
原因で瞬間的に検出温度が上がった場合でも、この瞬間
的な検出温度に基づいて床温の低下、ひいては無用な室
温の低下が生じることになり、これによって、かえって
快適性が低下するという問題も有している。
【0010】この発明は上記した問題点に鑑みなされた
ものであって、その目的は、室内の過温状態をより速や
かに解消することができ、また、検出室温の瞬間的な変
化に影響されず、これによって、快適性を維持向上し得
るヒートポンプ式暖房装置を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】そこで請求項1のヒート
ポンプ式暖房装置は、圧縮機で圧縮されたガス冷媒の凝
縮熱を床暖房パネル10に付与するための床暖房用熱交
換器7と、床温を検出する床温検出手段23と、室温を
検出する室温検出手段21とを備え、検出床温が設定床
温で保持されるように冷媒を上記床暖房用熱交換器7に
流通させる床暖房運転を制御するための運転制御手段2
5を設けて成るヒートポンプ式暖房装置であって、検出
室温と設定室温との温度差の大小変化に各々対応させて
設定された設定床温低下幅を記憶する記憶手段29と、
検出室温が設定室温より高い室内過温状態が所定時間継
続した時、検出室温と設定室温との温度差に応じた設定
床温低下幅を上記記憶手段29から読み出して、この設
定床温低下幅をそれまでの設定床温から引いた温度に設
定床温を変更する設定床温変更手段28とを備えている
ことを特徴としている。
【0012】このような構成によれば、検出室温が設定
室温より高い室内過温状態が所定時間継続した時、検出
室温と設定室温との温度差に応じた設定床温低下幅で設
定床温が変更される。すなわち、温度差が小さな室内過
温状態のときには設定床温の低下幅も小さく、また、温
度差が大きな室内過温状態のときには、設定床温の低下
も大きくした制御が行われる。このため、前記のような
直射日光や炊事場の熱などにより室温の上昇幅が比較的
大きなときでも、1度の設定床温の変更で、より速やか
に室温を設定室温に近づけて過温状態を解消させること
ができるので、快適性が向上する。
【0013】しかも、上記のような設定床温の変更は、
室内過温状態が所定時間継続した時に行われ、検出室温
が瞬間的に変化するような場合には設定床温は変更され
ないので、無用な室温低下が生じることもなく、これに
よっても快適性がより向上する。
【0014】請求項2のヒートポンプ式暖房装置は、上
記ガス冷媒の凝縮熱を室内空気に付与するための室内熱
交換器が内装された室内機2を設け、上記室内熱交換器
に、検出室温が設定室温より低い室温サーモオン時に冷
媒を流通させる一方、検出室温が設定室温より高い室温
サーモオフ時に冷媒の流通を停止させる温風暖房運転の
制御を上記運転制御手段25が行うと共に、上記温風暖
房運転と床暖房運転との同時運転中における室温サーモ
オフの継続時間を計測するタイマ27を設け、このタイ
マ27での計測時間が所定時間に達した時に、上記設定
床温変更手段28が設定床温の変更を行うことを特徴と
している。
【0015】このように、床暖房運転と共に、室温サー
モのオン/オフに応じて運転状態を切換え温風暖房運転
を行う構成においては、この温風暖房運転を制御するた
めの室温サーモオン/オフ信号を発する制御構成を流用
し、これに、室温サーモオフの継続時間を計測するタイ
マを設けることで、室内過温状態が所定時間継続したこ
との判別を行うようにすることができるので、全体の制
御構成をより簡素なものとすることができる。
【0016】請求項3のヒートポンプ式暖房装置は、上
記設定床温変更手段28による設定床温の変更時に、上
記室内機2の運転表示ランプを消灯させてこの室内機2
を停止状態とする制御を上記運転制御手段25が行うこ
とを特徴としている。
【0017】すなわち、設定床温の変更が行われる室温
サーモオフ時には、室内熱交換器への冷媒の流通を停止
させて、室内機2は実質的に停止状態になっているが、
このとき、さらに運転表示ランプをも消灯させた停止状
態とすることで、不要な電力消費が極力抑えられ、ま
た、室内機2が運転停止状態になったことが居住者に認
識されて省エネ感を喚起することができる。
【0018】請求項4のヒートポンプ式暖房装置は、上
記設定床温変更手段28による設定床温の変更が行われ
た後に検出室温が設定室温より低くなった時、上記設定
床温変更手段28が設定床温を変更前の設定床温に戻す
制御を行うと共に運転制御手段25が温風暖房運転を再
開させる制御を行うことを特徴としている。
【0019】このように、検出室温が設定室温より低く
なった時に設定床温を変更前の設定床温に戻し、しかも
温風暖房運転を再開することで、前記した直射日光や炊
事場からの熱などの比較的大きな入熱量がなくなったと
きでも、この入熱量の変化に速やかに対応させて室温を
設定室温に近づけ保持することができ、室温低下を極力
抑えることができるので、これによっても快適性が維持
される。
【0020】
【発明の実施の形態】次に、この発明の一実施形態につ
いて図面を参照しつつ詳細に説明する。
【0021】図2は、この発明の一実施形態に係るヒー
トポンプ式暖房装置の構成を示す模式図である。同図に
おいて1は室外機であって、この室外機1には、図示し
てはいないが、前記したような圧縮機や室外熱交換器、
室外ファン、膨張弁等が内装され、この室外機1に、前
記同様に室内熱交換器と室内ファンとが内装された室内
機2と、後述する床暖房キット3とがそれぞれ冷媒配管
4・5によって接続されている。なお、室内機2として
空調室の天井に設置される天井埋込み形のものを図示し
ているが、これは、壁掛け形の室内機であっても良い。
【0022】上記室内機2内の室内熱交換器が冷媒配管
4によって室外機に接続されて、冷媒循環回路が形成さ
れており、圧縮機で圧縮されたガス冷媒を室内熱交換器
から室外熱交換器へと回流させ、室内熱交換器を凝縮
器、室外熱交換器を蒸発器として機能させる冷凍サイク
ルによって、室内の温風暖房運転が行われる。すなわ
ち、室内ファンの作動により室内熱交換器を通して循環
する室内空気に、室内熱交換器でのガス冷媒の凝縮熱が
付与され、これによって加温された空気が室内機から吹
き出されて室温が上昇する。
【0023】前記床暖房キット3は空調室周辺に設置さ
れ、一端側に前記冷媒配管5が接続されると共に、他端
側に温水配管6が接続されている。そして、この床暖房
キット3内には、上記圧縮機で圧縮されたガス冷媒の凝
縮熱を水に付与してこの水を加温するための温水熱交換
器(床暖房用熱交換器)7が設けられている。この温水
熱交換器7における冷媒流路が、前記室内熱交換器に並
列に冷媒配管5を介して室外機1に接続され、また、こ
の温水熱交換器7における水流路が、ポンプ8を介して
上記温水配管6に接続されている。
【0024】一方、空調室の床面には、蛇行形状の温水
流路9が形成された床暖房パネル10が敷設されてい
る。この床暖房パネル10の温水流路9に上記温水配管
6が接続されている。したがって、ポンプ8を作動して
温水熱交換器7から床暖房パネル10の温水流路9に水
を循環させながら、前記圧縮機で圧縮されたガス冷媒を
温水熱交換器7から室外熱交換器へと回流させ、温水熱
交換器7を凝縮器、室外熱交換器を蒸発器として機能さ
せる冷凍サイクルによって、床暖房運転が行われる。す
なわち、温水熱交換器7での冷媒の凝縮熱が付与されて
暖められた温水が床暖房パネル10を循環し、これによ
って、床の温度が上昇する。
【0025】なお、床暖房パネル10上にはフローリン
グ11がさらに敷設されている。一方、温風暖房運転の
開始や停止等の操作を行うためにワイヤレスリモコン1
2が、また、床暖房運転に対して同様の操作を行うため
にワイヤードリモコン13がそれぞれ設けられている。
これら各リモコン12・13で、それぞれ、居住者が希
望する室温・床温の設定が行われる。また、温風暖房運
転と床暖房運転とを連動させる設定が居住者によって行
われていると、例えばワイヤレスリモコン12における
運転開始操作で、温風暖房運転と床暖房運転とが同時に
開始されて、室温を設定室温に、床温を設定床温にそれ
ぞれ保持するような制御が行われるようになっている。
【0026】このような同時運転モードでの制御につい
て次に説明する。なお以下では、上記したように室温の
設定が行われるワイヤレスリモコン12を室温設定部、
床温の設定が行われるワイヤードリモコン13を床温設
定部とも称して説明する。
【0027】図3には、上記ヒートポンプ式暖房装置に
おける運転制御装置の制御ブロック図を示している。同
図に示すように、この運転制御装置には、前記室温設定
部12で設定された設定室温TSAを、室温検知部(室温
検出手段)21で検出される室温TA と比較する室温比
較部22と、前記床温設定部13で設定された設定床温
SFを、床温検知部(床温検出手段)23で検出される
床温TF と比較する床温比較部24とが設けられてい
る。
【0028】室温検知部21は、前記室内機2における
室内空気の吸込口に設けられたサーミスタ等から成る温
度センサにより構成されており、この室温検知部21に
よって室内の空気温度が室温TA として検出される。ま
た、床温検知部23は、前記床暖房パネル10に取付け
られたサーミスタ等から成る温度センサにより構成され
ており、この床温検知部23によって床の温度TF が検
出される。なお、この床温検知部23は、前記床暖房キ
ット3に接続された温水配管6に取付けた温度センサで
構成することも可能であり、この温水配管6における戻
り配管中を流れる温水の温度を、床温TF として検出す
る構成としても良い。
【0029】前記室温比較部22では、検出される室温
A が設定室温TSAより低いときに室温サーモオン信号
を発生し、この信号と、設定室温TSAから室温TA を引
いた温度差とを後述する論理回路部(運転制御手段)2
5に入力する。一方、室温TA が設定室温TSA以上のと
きには室温サーモオフ信号を発生して論理回路部25に
入力する。
【0030】床温比較部24でも、上記とほぼ同様に、
検出される床温TF が設定床温TSFより低いときには床
温サーモオン信号を発生し、この信号と、設定床温TSF
から床温TF を引いた温度差とを論理回路部25に入力
する。また、床温TF が設定床温TSF以上のときには床
温サーモオフ信号を発生して論理回路部25に入力す
る。
【0031】論理回路部25は、上記各比較部22・2
4からの入力信号に基づいて運転条件を設定するもの
で、各比較部22・24の両者からサーモオン信号が入
力されているときには、前記した温風暖房運転と床暖房
運転との指令信号を出力制御部26に出力し、また、圧
縮機に対し、各比較部22・24からの温度差信号の合
計値、すなわち合計負荷に対応した運転周波数を決定し
て出力制御部26に出力する。これによって、出力制御
部26により、圧縮機が上記運転周波数で駆動されて、
温風暖房運転と床暖房運転との両者が同時に行われる。
【0032】一方、例えば室温TA が設定室温TSAを超
え、室温比較部22から室温サーモオフ信号が論理回路
部25に入力されるようになると、この論理回路部25
から温風暖房運転の停止指令信号が出力制御部26に出
力され、これによって、運転モードは床暖房単独運転に
切換えられる。また、その後に室温TA が設定室温TSA
より低くなると、論理回路部25からの指令信号が変更
され、温風暖房運転が再開される。床暖房運転について
も、床温比較部24から論理回路部25に入力される床
温サーモオン/オフ信号に基づいて、上記同様の運転の
切換えが行われる。
【0033】このように、室温サーモオン/オフ信号、
また、床温サーモオン/オフ信号に基づいて温風暖房運
転と床暖房運転との各運転状態がそれぞれ切換えられる
ことで、通常は、検出される室温TA と床温TF とがほ
ぼ各設定温度TSA・TSFでそれぞれ保持されることにな
る。
【0034】ところで、断熱性が良好な住宅や、春先や
晩秋の中間期の昼間など、室内から室外への熱リーク量
が少ない場合には、前述したように、室温TA と床温T
F とがそれぞれ設定室温TSA・設定床温TSFで概略保持
されている安定時に室温TAが次第に上昇したり、さら
には、例えば直射日光や炊事場の熱等の外乱で室温TA
の上昇が生じる場合がある。このようなときには、温風
暖房運転が室温サーモオフに応じた停止状態であって
も、室温TA が設定室温TSAに向かって低下せずに、設
定室温TSAを超えた室温過温状態が長く継続してしま
い、これによって、居住者の快適性を損なう結果とな
る。
【0035】そこで、このような不具合を解消するた
め、上記運転制御装置には、さらに、タイマから成る時
間カウント部27と、設定床温変更部(設定床温変更手
段)28および記憶部(記憶手段)29とが設けられて
いる。以下、これら各部27〜29に基づく制御内容に
ついて、図1を参照して説明する。
【0036】同図(a)には、温風暖房運転と床暖房運
転とを同時に開始した後の室温TAと床温TF との変化
を示している。運転開始後、温風暖房・床暖房の併用運
転で、室温TA と床温TF とがともに上昇していき、こ
の過程で、室温TA が、例えば18〜22℃程度に設定
される設定室温TSAに先に到達し(の時点)、この時
点で室温サーモオフになって、温風暖房運転が停止され
る。この停止中に室温TA はややオーバーシュートを生
じた後に低下し、そして、設定室温TSAよりも低くなっ
た時に再び室温サーモオンになって温風暖房運転が再開
されて、室温TA が上昇する。このような室温サーモオ
ン/オフの繰返しに応じて温風暖房運転が間欠的に行わ
れることで、前記したように、室温TA がほぼ設定室温
SAで保持される。
【0037】一方、床温TF は、上記のように室温TA
が設定室温TSAに到達した後に、例えば28〜30℃程
度に設定される設定床温TSFに到達する(の時点)。
そして以降は、上記同様に、設定床温TSFと床温TF
の比較結果に基づく床温サーモオン/オフ信号に応じて
床暖房運転が間欠的に繰返され、床温TF も略設定床温
SFで保持される運転が継続される。
【0038】このような運転の継続中、前記論理回路部
25では、室温比較部22から入力される室温サーモオ
ン信号がサーモオフ信号に切換わる毎に、前記時間カウ
ント部27に計時指令を出力し、これによって、この時
間カウント部27で、各室温サーモオフの継続時間が計
測される。そして、例えば図中の時点で新たに計時が
開始された室温サーモオフの継続時間が、それまでの各
室温サーモオフの継続時間に比べて充分に長くなるよう
な状態変化が生じ、これによって、このときの計時値が
設定時間t1 (例えば10分)に達すると、時間カウン
ト部27からタイムアップ信号が論理回路部25に入力
される。この時、この論理回路部25では、前記室温比
較部22から、室温TA と設定室温TSAとの温度差ΔT
A を読み込んで、これを、設定床温変更指令と共に設定
床温変更部28に出力する。
【0039】設定床温変更部28では、上記温度差ΔT
A に応じた値ΔTF (以下、設定床温低下幅という)を
後述する記憶部29から読み出し、読み出した設定床温
低下幅TF をそれまでの設定温度TSFから引いた温度を
算出して、これを新たな設定床温TCF(以下、変更設定
床温という)として床温比較部24に出力する。この結
果、以降の床暖房運転で、床温TF は先の設定床温TSF
から変更設定床温TCFへと降温され、この変更設定床温
CFで保持される。
【0040】上記の設定床温低下幅ΔTF は、前記した
時間カウント部27でのタイムアップ信号発生時におけ
る室温TA と設定室温TSAとの温度差ΔTA を解消し得
るような値、例えば温度差ΔTA =1℃のときには設定
床温低下幅ΔTF =1℃、ΔTA =2℃のときにはΔT
F =2℃、……のように、各温度差ΔTA 毎に予め求め
て記憶部29に記憶されている。したがって、上記のよ
うに床温TF を低下させることにより、それまで設定室
温TSAを超えていた室温TA は、ほぼ設定室温TSA近く
まで低下してこの温度で保持される。
【0041】なお、時間カウント部27でタイムアップ
信号が発生され、設定床温TSFの変更が行われる時点
で、前記した室内機2に対し、これを運転停止状態とす
る制御も、前記論理回路部25によって併せて行われ
る。すなわち、この時点では室温サーモオフの状態であ
ることから、室内熱交換器への冷媒の流通は停止され、
また、室内ファンの作動も停止されて実質的に運転停止
状態となっているが、さらに吹出口のフラップを閉じ、
また、運転表示ランプも消灯させるような制御を行う。
これによって、不要な電力消費が極力抑えられ、また、
室内機2が運転停止状態になったことが居住者に認識さ
れて省エネ感を喚起することができる。
【0042】図1(b)には、設定床温TSFを変更設定
床温TCFに変更後、この温度で床温TF を保持する床暖
房単独運転時に、室温TA が設定室温TSAを下回ったこ
とが検出された時(時点)の制御例を示している。こ
の時、前記のように停止させた室内機2に対し、運転表
示ランプを点灯させ、また、吹出口のフラップを開い
て、前記した室温サーモオン/オフ信号に応じた温風暖
房運転を再開させる制御が前記論理回路部25によって
行われる。同時に、論理回路部25から設定床温変更部
28に設定床温復帰指令が出力され、これによって、設
定床温をこのときの変更設定床温TCFから元の設定床温
SFに戻す制御が行われる。
【0043】この結果、以降は床温TF が設定床温TSF
まで上昇してこの温度で保持され、また、温風暖房運転
の再開により、設定室温TSAからの室温TA の落ち込み
が極力抑えられて設定室温TSAで概略保持される運転が
継続される。なお、このときには、前記時間カウント部
27によって各室温サーモオフの継続時間を監視する制
御も再開されることになる。
【0044】以上の説明のように、本実施形態において
は、室温TA が設定室温TSAより高くなると設定床温T
SFを低下させて室内過温状態を解消する制御が行われる
ので、室内が暑くなり過ぎることがなく、快適性が維持
される。特に、設定床温TSFの低下幅については、室温
A と設定室温TSAとの温度差の大小変化に各々対応さ
せて予め求めた値を記憶部29に記憶させており、これ
から、実際に検出される温度差ΔTA に応じた設定床温
低下幅ΔTF が選定されるので、直射日光や炊事場の熱
などにより室温の上昇幅が比較的大きなときでも、1度
の設定床温の変更で、より速やかに室温を設定室温に近
づけて過温状態を解消することができるしたがって、こ
れによってもさらに快適性を向上し得るものとなってい
る。
【0045】また上記形態においては、室温TA が設定
室温TSAを超えた状態が所定時間t1 継続したことが判
別された時点で設定床温TSFを下げる制御が行われるの
で、室温の検出センサに直接温風が当たる等の原因で瞬
間的に検出室温が上がった場合には上記の制御が行われ
ることはなく、したがって、無用な設定床温TSFの低下
が誤動作によって開始されるおそれもない。
【0046】また上記形態においては、温風暖房運転を
制御するための室温サーモオン/オフ信号を発する制御
構成に、室温サーモオフの継続時間を計測するタイマ2
7を設けるだけで、室内過温状態が所定時間継続したこ
との判別を行い得るようになっているので、全体の制御
構成もより簡素なものとなっている。
【0047】また、上記のように床温を下げる制御を行
うことで省エネを図ることができ、さらに、前記のよう
に、設定床温の変更を行う時点で室内機2の運転表示ラ
ンプを消灯させた停止状態とするので、これによっても
不要な電力消費が極力抑えられ、また、室内機2が運転
停止状態になったことが居住者に認識されて省エネ感を
喚起することができる。
【0048】また上記形態においては、検出室温が設定
室温より低くなった時に設定床温を変更前の設定床温に
戻し、同時に温風暖房運転を再開する制御が行われるの
で、前記した直射日光や炊事場からの熱などの比較的大
きな入熱量がなくなったときでも、この入熱量の変化に
速やかに対応させて室温を設定室温に近づけ保持するこ
とができ、室温低下を極力抑えることができるので、こ
れによっても快適性が向上する。
【0049】以上にこの発明の具体的な実施形態につい
て説明したが、この発明は上記形態に限定されるもので
はなく、この発明の範囲内で種々変更することができ
る。例えば上記形態では、温水熱交換器7を床暖房用熱
交換器として内装する床暖房キット3を設け、温水を介
してガス冷媒の凝縮熱を床暖房パネル10に付与する構
成を例に挙げたが、図4を参照して説明した従来例のよ
うに、圧縮機からのガス冷媒を直接流通させるように構
成された床暖房パネルを設け、したがって、この床暖房
パネルに床暖房用熱交換器としての機能を兼用させた構
成の装置にも、本発明を適用することが可能である。
【0050】また上記では、温風暖房運転と床暖房とを
併用して運転を開始した後、室温TA が設定室温TSA
達し、さらに床温TF が設定床温TSFに達した後も、温
風暖房運転を室温サーモオン/オフ信号に応じて行う例
を挙げたが、請求項1の範囲においては、例えば前記従
来例同様に、床温TF が設定床温TSFに達した時点で、
室内機2での運転表示ランプを消灯させてこの室内機2
を停止状態とすることも可能である。この場合も、室内
機2における室温検知部21での検出室温はこれを監視
しながら、この検出室温が設定室温TSAを超えた過温状
態が設定時間t 1 に達した時に、設定床温TSFを変更す
る構成とすることができる。
【0051】さらに請求項1の範囲においては、例えば
床暖房のみを行うヒートポンプ式暖房装置への適用も可
能である。例えば、室温の上昇についてはヒートポンプ
式以外の他の形式の暖房装置で行う構成においても、室
温が所定の設定温度まで上昇した後に床暖房単独運転に
切換え、その後、室温が設定室温よりも上昇した過温状
態が所定時間継続した時に設定床温の変更を前記同様に
行うことで、快適性が向上する。
【0052】また、例えば高気密住宅等においては、室
温上昇のための暖房装置を格別設けずとも、床暖房単独
運転のみで床温の上昇に伴って室温も上昇し、そして、
床温を設定床温で保持することで、室温も快適温度範囲
で維持されるような安定状態を得ることが可能である。
このような場合に、例えば室温の上限許容温度を設定室
温とし、この設定室温を超える過温状態が所定時間継続
した時に、設定床温の変更を前記同様に行うような構成
とすることが可能である。このような構成により、外部
からの入熱で室温の上昇が生じても、室温が設定室温へ
と低下するので、室内が暑くなり過ぎることがなく、快
適性を維持することができる。
【0053】
【発明の効果】以上のように、この発明の請求項1のヒ
ートポンプ式暖房装置においては、室内過温状態が所定
時間継続した時、この時の温度差に応じた設定床温低下
幅を選択して設定床温が変更される。したがって、例え
ば直射日光や炊事場からの入熱等によって室温の上昇幅
が比較的大きなときでも、1度の設定床温の変更で、よ
り速やかに室温度を設定室温に近づけて過温状態を解消
させることができるので、快適性が向上する。また、上
記のような設定床温の変更は、室内過温状態が所定時間
継続した時に行われ、検出室温が瞬間的に変化するよう
な場合には設定床温の変更は行われないので、無用な室
温低下が生じず、これによっても快適性が向上する。
【0054】請求項2のヒートポンプ式暖房装置におい
ては、温風暖房運転を制御するための室温サーモオン/
オフ信号を発する制御構成を流用し、これに、室温サー
モオフの継続時間を計測するタイマを設けて、室内過温
状態が所定時間継続したことの判別を行うようになって
いるので、全体の制御構成をより簡素なものとすること
ができる。
【0055】請求項3のヒートポンプ式暖房装置におい
ては、設定床温の変更が行われる室温サーモオフ時に、
室内機の運転表示ランプをも消灯させた停止状態とする
ことで、不要な電力消費が極力抑えられ、また、室内機
が運転停止状態になったことが居住者に認識されて省エ
ネ感を喚起することができる。
【0056】請求項4のヒートポンプ式暖房装置におい
ては、検出室温が設定室温より低くなった時に設定床温
を変更前の設定床温に戻し、また温風暖房運転を再開す
るので、前記した直射日光や炊事場からの熱などの比較
的大きな入熱量がなくなったときでも、この入熱量の変
化に速やかに対応させて室温を設定室温に近づけ保持す
ることが可能であり、これによっても快適性が向上す
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施形態におけるヒートポンプ式
暖房装置での制御例を示すもので、同図(a)は温風暖
房と床暖房との同時運転時における設定床温の変更制御
が行われるときの室温と床温との変化を示すグラフ、同
図(b)は設定床温を元の温度に戻す制御が行われると
きの室温と床温との変化を示すグラフである。
【図2】上記ヒートポンプ式暖房装置の構成を示す模式
図である。
【図3】上記ヒートポンプ式暖房装置における制御ブロ
ック図である。
【図4】従来のヒートポンプ式暖房装置の構成を示す冷
媒回路図である。
【図5】図4の装置における設定床温の変更制御が行わ
れるときの室温と床温との変化を示すグラフである。
【符号の説明】
1 室外機 2 室内機 3 床暖房キット 7 温水熱交換器(床暖房用熱交換器) 10 床暖房パネル 21 室温検知部(室温検出手段) 23 床温検知部(床温検出手段) 25 論理回路部(運転制御手段) 27 時間カウント部(タイマ) 28 設定床温変更部(設定床温変更手段) 29 記憶部(記憶手段)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平4−165251(JP,A) 特開 平8−278051(JP,A) 特開 昭55−72746(JP,A) 特開 平8−159539(JP,A) 特開 平10−19282(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F24F 11/02

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 圧縮機で圧縮されたガス冷媒の凝縮熱を
    床暖房パネル(10)に付与するための床暖房用熱交換
    器(7)と、床温を検出する床温検出手段(23)と、
    室温を検出する室温検出手段(21)とを備え、検出床
    温が設定床温で保持されるように冷媒を上記床暖房用熱
    交換器(7)に流通させる床暖房運転を制御するための
    運転制御手段(25)を設けて成るヒートポンプ式暖房
    装置であって、検出室温と設定室温との温度差の大小変
    化に各々対応させて設定された設定床温低下幅を記憶す
    る記憶手段(29)と、検出室温が設定室温より高い室
    内過温状態が所定時間継続した時、検出室温と設定室温
    との温度差に応じた設定床温低下幅を上記記憶手段(2
    9)から読み出して、この設定床温低下幅をそれまでの
    設定床温から引いた温度に設定床温を変更する設定床温
    変更手段(28)とを備えていることを特徴とするヒー
    トポンプ式暖房装置。
  2. 【請求項2】 上記ガス冷媒の凝縮熱を室内空気に付与
    するための室内熱交換器が内装された室内機(2)を設
    け、上記室内熱交換器に、検出室温が設定室温より低い
    室温サーモオン時に冷媒を流通させる一方、検出室温が
    設定室温より高い室温サーモオフ時に冷媒の流通を停止
    させる温風暖房運転の制御を上記運転制御手段(25)
    が行うと共に、上記温風暖房運転と床暖房運転との同時
    運転中における室温サーモオフの継続時間を計測するタ
    イマ(27)を設け、このタイマ(27)での計測時間
    が所定時間に達した時に、上記設定床温変更手段(2
    8)が設定床温の変更を行うことを特徴とする請求項1
    のヒートポンプ式暖房装置。
  3. 【請求項3】 上記設定床温変更手段(28)による設
    定床温の変更時に、上記室内機(2)の運転表示ランプ
    を消灯させてこの室内機(2)を停止状態とする制御を
    上記運転制御手段(25)が行うことを特徴とする請求
    項2のヒートポンプ式暖房装置。
  4. 【請求項4】 上記設定床温変更手段(28)による設
    定床温の変更が行われた後に検出室温が設定室温より低
    くなった時、上記設定床温変更手段(28)が設定床温
    を変更前の設定床温に戻す制御を行うと共に運転制御手
    段(25)が温風暖房運転を再開させる制御を行うこと
    を特徴とする請求項2又は3のヒートポンプ式暖房装
    置。
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